JPH03285093A - 電解アノード残基の洗浄装置 - Google Patents

電解アノード残基の洗浄装置

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JPH03285093A
JPH03285093A JP2083734A JP8373490A JPH03285093A JP H03285093 A JPH03285093 A JP H03285093A JP 2083734 A JP2083734 A JP 2083734A JP 8373490 A JP8373490 A JP 8373490A JP H03285093 A JPH03285093 A JP H03285093A
Authority
JP
Japan
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belt
residue
slime
anode
cleaning
Prior art date
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Pending
Application number
JP2083734A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuto Tamura
田村 康人
Masatoshi Nozaki
野嵜 正敏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH03285093A publication Critical patent/JPH03285093A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • Y02W30/54

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  • Electrolytic Production Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、鉛製錬の電解工程において発生したアノード
残基に付着するスライムを回収するための電解アノード
残基の洗浄装置に関する。
[従来の技術] 一般に、銀の製錬において電解工程を行うには、電解槽
内の電解液中に電極として複数のカソードとアノードと
を等間隔交互に配設し、これらカソードおよびアノード
に外部電源を接続して導通することにより、アノードか
ら電解液中に銀を溶解させ一カソードの表面に針状結晶
として順次析出させている。
上記アノードは製錬した粗銀のインゴットであり、電解
製錬が進むにつれて細くなって所定の大きさ以下となっ
たアノード(アノード残基)は、銀電解効率が低下する
ので、転炉等に送られて溶解され、その後鋳造して再利
用されるようになっている。
ところで、アノード残基の表面には、電解中に発生した
金及びプラチナ等を含んだスライムが多量に付着してい
る。そこで、アノード残基に洗浄水を噴射してスライム
を除去し、これから金、プラチナ等を得るようにしてい
る。このアノード残基からスライムを除去する作業は、
全て人手により低圧の洗浄水をアノード残基に噴射する
ことにより行なわれている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような作業は、人的コストが高く、
しかも非能率的である。
さらには、低圧の洗浄水をアノード残基に噴射して作業
が行なわれているので、効率良くスライムを回収するこ
とができないという課題があった。
本発明は、上記事情に鑑みて提案されたもので、装置構
造が簡単で、かつアノード残基に付着しているスライム
を効率良く回収することができる電解アノード残基の洗
浄装置を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明の電解アノード残基の洗浄装置は、非鉄金員製錬
の電解工程において発生したアノード残基に付着したス
ライムを回収するための電解アノード残基の洗浄装置で
あって、多数の透孔が形成された無端状のベルトにより
アノード残基を移動するベルトコンベアと、ベルトの上
方および下方から高圧で洗浄液を噴射する噴射ノズルと
、ベルトの下部に設けられて洗浄液を回収する樋部とを
備えたことを特徴とするものである。
C作用] 本発明の電解アノード残基の洗浄装置によれば、アノー
ド残基を多数の透孔が形成されたベルトに載せて移動さ
せ、ベルトの上方および下方に設けられた噴射ノズルか
らアノード残基に向けて高圧の洗浄液が噴射される。こ
れにより、アノード残基にアノード残基に付着している
金及びプラチナを含むスライムは効率良くかつ確実に除
去されるとともに、この除去されたスライムは洗浄水と
ともにベルトの下方に流れ落ちて樋部に回収される。
[実施桝] 本発明の電解アノード残基の洗浄装置の実施例について
、第1図及び第2図を参照して説明する。
本装置は、無端状のベルト1によりアノード残基2を移
動するベルトコンベア3と、ベルトlの上方および下方
から高圧で洗浄液を噴射する複数の上部噴射ノズル(噴
射ノズル)4及び下部噴射ノズル(噴射ノズル)5と、
ヘルドlの下部に設けられて前記洗浄液を回収する樋部
6とから概略構成されている。
図中符号7は架台であり、この架台7は、複数の枠部材
7aを直方体形状に組み込み、その側面に側板8を取り
付けて形成したものである。この架台7上部には、長手
方向に延びるベルトコンベア3が取り付けられている。
このベルトコンベア3に使用されるベルトlは、架台7
の幅方向に所定の隙間(透孔用1をあけて複数の帯板1
0aを並へ、それら複数の帯板10aの両端部を連結し
て無端状に形成したものである。
このベルト1は、架台7の長手方向の両側部に設けられ
た歯車12.13及び14.15と、プーリ12a、1
3aとに掛は渡されて支持されている。
また、架台7の一端側の枠部材7aには、駆動装置16
とこの駆動装置16に回転自在に支持された歯車”17
が取り付けられており、この駆動装置16の歯車17と
、架台7の一端側の歯車14とが駆動用ベルト18で連
結され、駆動装置16の駆動により、歯車14.17が
回転して、ベルトlか矢印へ方向に移動するようになっ
ている。それにより、第2図におけるベルト1の左側が
、アノード残基搬入口19とされている。
また、ベルトlの上方1bおよび下方1cには、高圧の
洗浄液が噴射する複数の上部噴射ノズル4と下部噴射ノ
ズル5が配設されている。すなわち、ベル)lの側部1
aに沿って2本の供給配管2021か配設され、一方の
供給配管20は、ベルトIの上下方向に分岐したのち、
ベルトの長手方向および幅方向に延びて分岐し、それに
より複数の分岐配管20a、20bか配設されている。
そして、ベルトlの下方1cに延びた分岐配管20aに
はベルト1に向って複数の下部噴射ノズル5が上向きに
取り付けられ、ヘルドIの上方1bに延びた分岐配管2
0bには、ベルト1に向って下部噴射ノズル5と対向す
る位置に複数の上部噴射ノズル4が下向きに取り付けら
れている。また、他方の供給配管21は、ベルトの上下
方向に分岐して、ベルトの幅方向の一端まで分岐配管2
1a、21bが互いに対向しながら延びて設けられてい
る。そして、ベルトの下方に延びた分岐配管21aには
ベルトに向って複数の下部噴射ノズル5が上向きに取り
付けられ、ベルトの上方の分岐配管21bにはベルトに
向って下部噴射ノズル5と対向する位置に複数の上部噴
射ノズル4が下向きに取り付けられている。
さらに、架台7の上部には、上部噴射ノズル4を覆って
長手方向に延びるカバー22が取り付けられている。こ
のカバー22の側面22aにはカバー22の内部をのぞ
く窓23が形成されているとともに、その上面22aに
は円形に開口されて笥状のダクト24が取り付けられて
いる。
一方、ベルト1の下方には、樋部6が設けられている。
この樋部6は、平板25をベルト1のアノード残基搬入
口!9側から長手方向の他端側に向かうに従いベルトl
から離間するように傾斜させて架台7の側板8に取り付
けたものであり、他端側6bには、洗浄水を一時的に溜
める滞留部25aが形成されている。そして、滞留部2
5aを臨むように側板8には排水口26が形成されてい
る。
また、ベルトlと樋部6との間には、ふるい27が設け
られている。このふるい27は、ベルトlの帯板10a
の隙間11幅より小さな複数の穴が穿孔された板状部材
であり、アノード残基2から分離した小片等が回収され
るようになっている。
上記構成からなる洗浄装置を使用して、アノード残基2
の洗浄を行うには、先ず、駆動装置16を駆動させてベ
ルトlを矢印へ方向に移動させるとともに、上部噴射ノ
ズル4および下部噴射ノズル5から洗浄水を噴射させて
ベルトlの上下方向から高圧で洗浄液を噴射させる。次
に、ベルトlのアノード残基搬入口19からアノード残
基2を順次ベルトlに載置していく。これにより、ベル
トl上のアノード残基2は、カバ−22内部に移動して
いき、上部噴射ノズル4と下部噴射ノズル5とが対向す
る位置まで移動すると、アノード残基2の表面に洗浄水
が高圧で当たり、それにより、アノード残基2の表面に
付着したスライムは略完全に除去され、洗浄水とともに
ベルトIの下方に流れ落ちる。そして、樋部6に落下し
たスライムを含んだ洗浄水は、樋部6の他端側6bへ流
れて滞留部25に溜まった後、排水口26に連結した図
示しない回収層に順次回収される。
以上、述べたことから容易に理解できるように、本実施
例の電解アノード残基の洗浄装置によれば、多数の隙間
11が設けられたベルトlにアノード残基2を載せて移
動させ、ベルトlの上方および下方から複数の上部噴射
ノズル4と下部噴射ノズル5とにより高圧で洗浄液を噴
射することにより1、アノード残基2の表面に付着する
スライムは略完全に除去され、このスライムは洗浄水と
ともにベルトlの下部の樋部6に回収されるので、スラ
イムを効率良く回収することかできる。
また、上部噴射ノズル4と下部噴射ノズル5を覆ってカ
バー22が設けられているので、噴射する洗浄水は装置
の周囲に飛散しない構造となっている。
さらに、ベルトlと樋部6との間には、ふるい27が設
けられているので、洗浄水とともに落ちたアノード残基
2から分離した小片等はふるい27て回収され、それに
より樋部6には、スライムを含む洗浄水以外のものが流
れ込まない構造となっている。
なお、本実施例にあっては、ベルトl上のアノード残基
2の上方および下方から噴射ノズル4゜5により高圧の
洗浄水を噴射しているが、アノード残基2の側方に向け
て高圧の洗浄水を噴射すると、さらに効率良くアノード
残基2からスライムを回収することができる。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明の電解アノード残基の洗浄
装置によれば、アノード残基を多数の透孔が形成された
ベルトに載せて移動させ、ベルトの上方および下方に設
けられた噴射ノズルからアノード残基に向けて高圧の洗
浄液が噴射され、それによりアノード残基に付着してい
る金及びプラチナを含むスライムは確実に除去されると
ともに、この除去されたスライムは洗浄水とともにベル
トの下方に流れて樋部に回収されるため、アノード残基
の洗浄作業の大幅な省力化とスライム回収の効率化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の電解アノード残基の洗浄装
置の実施例を示すもので、第1図は本装置の平面図、第
2図は一部断面正面図である。 l・・・・・ベルト、 2・・・・・アノード残基、  3・・・・・ベルトコ
ンベア、4・・・・・上部噴射ノズル(噴射ノズル)、
5・・・・・下部噴射ノズル(噴射ノズル)、6・・・
・・撮部、 7・・・・・架台、      10a・・・・・帯板
、11・・・・・隙間−(透孔)、  22・・・・・
カバー25・・・・・滞留部、 27・・・・・ふるい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 非鉄金属製錬の電解工程において発生したアノード残基
    に付着したスライムを回収するための電解アノード残基
    の洗浄装置であって、 多数の透孔が形成された無端状のベルトによりアノード
    残基を移動するベルトコンベアと、前記ベルトの上方お
    よび下方から高圧で洗浄液を噴射する噴射ノズルと、 前記ベルトの下部に設けられて前記洗浄液を回収する樋
    部とを備えたことを特徴とする電解アノード残基の洗浄
    装置。
JP2083734A 1990-03-30 1990-03-30 電解アノード残基の洗浄装置 Pending JPH03285093A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100560811B1 (ko) * 2001-12-05 2006-03-14 주식회사 포스코 아노드 표면의 이물질 제거장치
CN102560563A (zh) * 2012-03-06 2012-07-11 重庆科技学院 一种阳极板残极泥洗刷机
CN103614746A (zh) * 2013-12-04 2014-03-05 烟台鑫海矿山机械有限公司 一种高温高压电解槽
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CN115259486A (zh) * 2022-06-30 2022-11-01 南通理工学院 一种电解法处理船舶污水的系统

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