JPH0328462Y2 - - Google Patents

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JPH0328462Y2
JPH0328462Y2 JP15535182U JP15535182U JPH0328462Y2 JP H0328462 Y2 JPH0328462 Y2 JP H0328462Y2 JP 15535182 U JP15535182 U JP 15535182U JP 15535182 U JP15535182 U JP 15535182U JP H0328462 Y2 JPH0328462 Y2 JP H0328462Y2
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JP15535182U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、表示装置に係り、たとえば、ステレ
オオーデイオ機器におけるエコー(残響)調整量
などを直感的に認識できるように表示するものに
関する。
〔考案の技術的背景〕
たとえば、エコー(残響)装置を備えたオーデ
イオ機器においては、エコーのかかり具合(残響
時間)を量的に表示するため、何らかの表示手段
が設けられている。
この表示手段として、最も簡単なものは、エコ
ーの調整つまみに指標または指針などを設け、こ
の指標などでパネルに表わした数字、記号または
目盛などを指し示すようにしたものであるが、こ
の方法では、エコー調整量を直感的に認識するこ
とができないので、最近では、エコーの調整量
を、調整量に応じて変化する光学的表示で表わす
ようにしたものが主流となつてきた。
このような光学的な表示装置としては、たとえ
ば実公昭49−28881号公報に示されたものが代表
的で、この従来の装置では、プリズム板と光源の
間に透光性の模様を表わしたパターンを移動自在
に設け、このパターンをエコーの調整量に応じて
移動することにより、プリズム板に表わされる模
様を変化させるようにしている。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら、上述した従来の表示装置の場
合、調整つまみの操作に連動してパターンを移動
させるために、調整つまみとパターンとの間を、
多数のプーリを介して掛け回された牽引条で連結
しているので、部品点数が多く、組立作業性も悪
く、表示装置としてユニツト化することが困難
で、さらに、パターンが全体的に移動するので、
表わされる模様も全体的に均一に変化することに
なり、切めて見る場合等には、模様変化の基準を
認識できないため、調整量をただちに知ることが
できなかつた。
〔考案の目的〕
本考案は、上述したような点に鑑みなされたも
ので、エコーなどの調整量に応じて光学的な表示
を変化させる表示装置において、牽引条及びこれ
に代わる伝動ギア機構等を用いずに、簡易な構造
で光学的な表示を変化させて、部品点数を少なく
するとともに組立作業性を向上させ、さらに、初
めて見る場合にも調整量をただちに直感的に認識
できるようにすることを目的とするものである。
〔考案の概要〕
本考案の表示装置は、本体枠の前面開口部に設
けられた透光板と、この透光板の後面側に位置し
てそれぞれ上記本体枠にその中央端前側部を中心
にその外側端部が前後方向揺動自在に設けられか
つそれぞれの前面に透光性パターン部を形成した
両側1対の可動枠と、この各可動枠の内部に設け
られた光源と、上記本体枠の上側部または下側部
に両側方向移動自在に設けられ本体枠の前面に突
出した操作部を有するとともにその移動方向に対
して前後方向に傾斜した両側1対の摺動溝を上記
各可動枠に対して設けた駆動体と、上記両側1対
の可動枠から上記駆動体の各摺動溝に対して突設
された両側1対の摺動突部と、上記本体枠の後部
に設けられ上記駆動体の移動によつて操作される
スライドボリユームなどの信号調整素子とを具備
したことを特徴とするもので、操作部を介して駆
動体を移動することにより、信号調整素子を操作
するとともに、各摺動溝と各摺動突部の係合で両
側1対の可動枠の外側端部を前後方向に移動して
透光板との間隙を変化させるものである。
〔考案の実施例〕
次に、本考案の表示装置を、図面に示す実施例
に基づいて具体的に説明する。
第1図ないし第3図において、1は前後を開口
した本体枠で、この本体枠1の前面開口部にはそ
の両側1対の突縁2間に位置して透光板としての
連続プリスム板3が配設され、さらに、この連続
プリズム板3の前面に位置して透光性を有する保
護カバー4が、その複数の係止爪5と本体枠1の
係止爪6などとの係合により取外し可能に取付け
られている。
なお、上記連続プリズム板3は、その一方の面
たとえば後面に、第1図に示すように、上下方向
を向いた多数のプリズム状の突条7が形成されて
いる。
また、11は両側1対の可動枠で、この可動枠
11は、第4図にも示すように、その前面が可撓
性を有するフイルム12に固着されて一体化され
ているとともに、このフイルム12には1対の可
動枠11間に位置して支持棒13がその両側を上
下に突出した状態で接着されている。
そして、上記フイルム12には印刷等により異
なる色彩に着色された複数の透光性パターン部1
4a,14b,14c,14dが両側1対の可動
枠11に対応して左右対称に形成されているとと
もに、これらの透光性パターン部14a,14
b,14c,14dに対応して同形状ないしやや
大きい形状の透孔15が、第2図に示すように、
各可動枠11の前面に形成されており、フイルム
12の各透光性パターン部14a,14b,14
c,14dと1対の可動枠11の各透孔15が密
着状態で一致している。
なお、上記フイルム12の透光性パターン部1
4a,14b,14c,14d以外の部分は非透
光部としてたとえば黒色に着色されており、ま
た、このフイルム12は可撓性を有するので、1
対の可動枠11に対するヒンジとしての機能を有
し、その支持棒13部分すなわち各可動枠11の
中央端前側部を中心にその外側端部が前後方向に
摺動自在となつている。
そうして、上記フイルム12によつて一体化さ
れた1対の可動枠11は、上記連続プリズム板3
及び保護カバー4の取付けに先立つて、上記本体
枠1の内部に前方から挿入されて、その支持棒1
3の両端が本体枠1の上面及び下面の前端中央部
に取外し可能に嵌合され、連続プリズム板3及び
保護カバー4の取付け後には、1対の可動枠11
は、フイルム12を介して、連続プリズム板3の
後面に密着した状態となる。
したがつて、本体枠1の前面開口部には、前側
から、透光性を有する保護カバー4、多数の突条
7を形成した連続プリズム板3、複数の透光性パ
ターン部14a,14b,14c,14dを形成
したフイルム12、このフイルム12の透光性パ
ターン部14a,14b,14c,14dに対応
した透孔15を形成した両側1対の可動枠11の
前面部が順番に配置されている。
また、上記各可動枠11の後面開口部にはそれ
ぞれその複数の係止爪16によつてランプ基板1
7が取外し可能に取付けられ、この各ランプ基板
17に配線された光源としての複数のランプ18
a,18b,18cが各可動枠11の内部におい
て、可動枠11の各透孔15を介して上記フイル
ム12の各透光性パターン部14a,14b,1
4c,14dに対向している。
また、21は駆動体で、この駆動体21は、操
作部としてのノブ22と駆動部23とを一体に設
けたもので、その駆動部23に滑りやすい素材か
ら成る摺動ガイド24が、第4図にも示すよう
に、側方から嵌合され、この状態で、上記本体枠
1の1対の可動枠11の下部に後方からそのノブ
22を先端にして挿入されて、上記摺動ガイド2
4の両端部が本体枠1の図示しない係止爪に取外
し可能に係合され、これによつて、そのノブ22
が本体枠1の前面下部の長孔25から前方に突出
され、このノブ22を操作することにより両側方
向に移動するようになつている。
そして、上記駆動体21の駆動部23の上面に
は駆動体21の移動方向に対して前後方向に傾斜
した両側1対の摺動溝26が平行状に設けられて
いるとともに、上記1対の可動枠11にはそれぞ
れ摺動ピン27が上方から貫挿され、この各摺動
ピン27の下端部27aが各可動枠11の下方に
突出されて摺動突部として上記摺動溝26に嵌合
されている。
また、上記摺動体21の後方に位置して、上記
本体枠1の後部には、第2図に示すように、その
複数の係止爪28を介してボリユーム基板29が
取外し可能に取付けられ、このボリユーム基板2
9に配線された信号調整素子としてのスライドボ
リユーム30が上記駆動体21の後部に対向さ
れ、このスライドボリユーム30のスライドシヤ
フト30aが駆動体21後部の係合部21aに係
合されている。
なお、この表示装置は、図示しないオーデイオ
機器に組込まれるもので、その取付けは本体枠1
の両側部に設けられた複数の係止爪31によつて
行なうことができ、また、電気的な接続は、図示
しないが、各基板17,29から導出されたコー
ドの先端に設けられたプラグによつてオーデイオ
機器の内部回路とワンタツチで接続できる。そし
て、この表示装置は、オーデイオ機器のエコー装
置の一部を成すものであり、そのスライドボリユ
ーム30のスライドシヤフト30aを左側に移動
するとエコー量が「零」となり、右側に移動する
とエコー量がしだいに増加して「最大」となる。
次に、この表示装置の作用を、オーデイオ機器
に組込んだ状態として説明する。
オーデイオ機器のエコー装置が作動されると、
各可動枠11のランプ18a,18b,18cが
点灯されるとともに、エコー量の調整が可能とな
る。
この状態で、ノブ22が左側に位置するときに
は、スライドボリユーム30のスライドシヤフト
30aも駆動体21の係合部21aとの係合によ
り左側に位置し、エコー量が「零」となつてい
る。
このとき、1対の可動枠11は、ピン27の下
端部27aが駆動体21の各摺動溝26の右端部
と係合して前方に位置した状態となつているの
で、その両外側端部が支持棒13部分を中心に前
方に移動した状態となつて、フイルム12が直線
状となり、フイルム12が全面的に連続プリズム
板3に密着した状態となる。したがつて、ランプ
18a,18b,18cから各透孔15を介して
フイルム12の各パターン部14a,14b,1
4c,14dに投光された光によつて生ずる各パ
ータン部14a,14b,14c,14dの映像
は、すべて明確にその輪郭がはつきりした状態で
表われ、これによつて、エコー量が「零」すなわ
ちエコーが全くかけられていないことを直感的に
認識できる。
また、この状態から、ノブ22を右方に移動す
ると、スライドシヤフト30aも右方に移動し、
エコー量がしだいに増加する。
このとき、1対の可動枠11は、ピン27の下
端部27aが各摺動溝26の右端部から左方に相
対的に移動して、しだいに後方に移動されるの
で、その両外側端部が支持棒13部分を中心に後
方に移動し、フイルム12がへ字状になり、フイ
ルム12の両外側部が連続プリズム板3からしだ
いに離れてゆく。したがつて、各パターン部14
a,14b,14c,14dの映像は、その中央
のパターン部14aの映像が明確であるのに対
し、外側に向かうにしたがつてしだいにその映像
が拡がりをもつて大きく見えるとともに、連続プ
リズム板3の作用により幾重にも重なつて表わ
れ、これによつて、エコー量が増加していること
を直感的に認識することができ、しかも、この場
合、中央のパターン部14aの映像がほとんど変
化しないので、中央パターン部14aの映像と両
外側のパターン部14dの映像との対比によつ
て、切めて見る場合にもエコー量が直感的に認識
できる。
そして、この実施例では、フイルム12の各パ
ターン部14a,14b,14c,14dに投光
される光は、各パターン部14a,14b,14
c,14dに対応した各透孔15を通過するの
で、隣接した各パターン部14a,14b,14
c,14dの映像が干渉して映像が不鮮明になる
ことがない。
また、この実施例では、各部品の結合がすべて
嵌合等によつて行なわれているので組立が容易
で、しかも、スライドボリユーム30も含めてユ
ニツト化したので、オーデイオ機器に対する取付
けも、極めて容易にでき、電気的な接続もプリン
ト基板17,29を用いたので極めて容易にでき
る。
また、この実施例では、エコー量の表示を行な
つたが、これに限らず、ステレオオーデイオ機器
における立体度を表示するものに用いることがで
き、さらに、左右にそれぞれ複数のランプ18
a,18b,18cを有しているので、オーデイ
オ機器に対する左右の入力信号の強度変化あるい
はオーデイオ機器から出力信号の強度変化を表示
することもできる。
なお、パターン部の形状・大きさ等は図示のも
のに限らず適当に設定することができ、色彩も任
意に選択することができ、様々な組合わせが考え
られる。
そして、この実施例では、駆動体21を、可動
枠11の下部に配置して可動枠11を及びスライ
ドボリユーム30を作動するようにしたが、可動
枠11の上部に配置することもできる。
また、透光板としての連続プリズム板3の突条
は上下方向に限らず、透光性パターン部にあわせ
て自由に設定することができる。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案によれば、操作部を介
して駆動体を移動することにより、信号調整素子
を操作するとともに、各摺動溝と各摺動突部の係
合で両側1対の可動枠を前後方向に移動し、これ
によつて透光性パターン部と透光板との間隔を変
化させることができるので、従来の牽引条と複数
のプーリあるいはこれらに代る伝動ギア機構など
の複雑な機構を用いる必要がなく、簡易な構造で
光学的な表示を信号調整素子に連動して変化させ
ることができ、従来のものと比較して、部品点数
を少なくできるとともに、組立作業性を向上して
安価な製品を提供することができ、しかも、1対
の可動枠は、その中央端前側部を中心に、その外
側端部が前後方向に移動するので、透光板に表わ
れるパターン部の映像は、中央部の映像がほとん
ど変化せずに両外側部の映像が大きく変化するの
で、両者の対比により、初めて見る場合にも、エ
コー等の調整量をただちに直感的に認識すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の表示装置の一実施例を示し、第1
図はその分解斜視図、第2図はその側面視縦断面
図、第3図はその一部を切り欠いた平面図、第4
図はその内部機構の分解斜視図である。 1…本体枠、3…透光板としての連続プリズム
板、11…可動枠、14a,14b,14c,1
4d…透光性パターン部、18a,18b,18
c…光源としてのランプ、21…駆動体、22…
操作部としてのノブ、26…摺動溝、27a…摺
動突部としての摺動ピン27の下端部、30…信
号調整素子としてのスライドボリユーム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体枠の前面開口部に設けられた透光板と、こ
    の透光板の後面側に位置してそれぞれ上記本体枠
    にその中央端前側部を中心にその外側端部が前後
    方向揺動自在に設けられかつそれぞれその前面に
    透光性パターン部を形成した両側1対の可動枠
    と、 この各可動枠の内部に設けられた光源と、 上記本体枠の上側部または下側部に両側方向移
    動自在に設けられ本体枠の前面に突出した操作部
    を有するとともにその移動方向に対して前後方向
    に傾斜した両側1対の摺動溝を上記各可動枠に対
    して設けた駆動体と、 上記両側1対の可動枠から上記駆動体の各摺動
    溝に対して突設された両側1対の摺動突部と、 上記本体枠の後部に設けられ上記駆動体の移動
    によつて操作される信号調整素子とを具備したこ
    とを特徴とする表示装置。
JP15535182U 1982-10-14 1982-10-14 表示装置 Granted JPS5960697U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15535182U JPS5960697U (ja) 1982-10-14 1982-10-14 表示装置

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JP15535182U JPS5960697U (ja) 1982-10-14 1982-10-14 表示装置

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Publication Number Publication Date
JPS5960697U JPS5960697U (ja) 1984-04-20
JPH0328462Y2 true JPH0328462Y2 (ja) 1991-06-19

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ID=30343134

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JP15535182U Granted JPS5960697U (ja) 1982-10-14 1982-10-14 表示装置

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JPS5960697U (ja) 1984-04-20

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