JPH03284583A - 糸条の巻取機における糸掛け方法および装置 - Google Patents

糸条の巻取機における糸掛け方法および装置

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JPH03284583A
JPH03284583A JP8237390A JP8237390A JPH03284583A JP H03284583 A JPH03284583 A JP H03284583A JP 8237390 A JP8237390 A JP 8237390A JP 8237390 A JP8237390 A JP 8237390A JP H03284583 A JPH03284583 A JP H03284583A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は糸条の巻取機の糸掛は方法および装置に関し、
より詳しくは、スパンデックスのような弾性糸条を巻取
る巻取機において糸掛は性の良好な糸掛は方法および装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来、糸条の糸掛は装置として特公昭593382号公
報、特開昭60−67366号公報に記載された装置が
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
これら従来の装置において糸条を糸掛けする場合に、ボ
ビンに形成した糸把持溝に糸条が把持されるときにボビ
ン外周面の移動方向と糸条の進行方向とが逆であるため
、糸条がボビン周面において弛み易く、特に弾性糸条に
おいては糸掛は性が悪いという問題があった。
このような問題を防止するために、ボビン外周面の進行
方向と同方向に糸条を進行させつつ接触させるようにす
るとともに、ボビン表面の摩擦抵抗を高くしたり、ボビ
ンに糸把持溝を形成したりしていたが、この場合には、
糸条が把持され難いという問題があった。
特に、デニールの大きい糸条にあっては、たとえ把持さ
れたとしても、糸掛けしたボビンから溝巻パッケージに
渡る渡り糸が切断できず、従って、糸掛けが失敗し、極
めて糸掛は性の悪いものであった。
〔発明の目的〕
そこで本発明は、弾性糸条の糸掛は時の糸条の弛みを防
止し、且つ糸掛は性を向上させることを目的としている
〔課題を解決するための手段〕
本発明の方法においては、ボビンホルダに装着したボビ
ンに糸条を巻上げる巻取機において弾性糸条を糸掛けす
るに際し、該ボビンホルダの側方を通過させた弾性糸条
を引取りつつ、該ボビンホルダに装着したボビンに対応
して該ボビンホルダの下流に配設した糸ガイドに該弾性
糸条を係合させ、次いで該弾性糸条のボビン巻付き角度
が所定角度になるまで前記糸ガイドを移動させた後に、
該弾性糸条を前記ボビンより引取り側の位置で弛め、次
いで、ボビンより引取り側の位置で弾性糸条を切断して
弾性糸条をボビンに掛けるようにしたことを特徴とする
糸条の巻取機における糸掛は方法により上記目的を達成
する。
また、本発明の装置として、ボビンホルダに装着したボ
ビンに糸条を巻上げる巻取機において、糸掛は時に前記
糸条を引取る引取手段と、ボビンホルダに装着したボビ
ンに対応して該ボビンホルダの下流に配設され該糸条を
前記ボビンと前記引取手段との間で規制するガイド手段
と、前記糸条を前記ボビンに巻掛けるよう該ガイド手段
を移動させる移動手段と、引取手段に引取られる糸条を
ボビンと該引取手段の間で弛める弛緩手段と、該糸条を
引取手段とボビンの間で切断する切断手段を有すること
を特徴とする糸条の巻取機における糸掛は装置が提供さ
れる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を示す添付図面に従って説明する
第1図は本発明の一実施例を採用した自動切替巻取機の
正面図、第2図および第3図は切替えの状況を時紅列的
に示した正面図、第4図は第2図のA矢視断面図、第5
図は第4図のB矢視平面図、第6図は第3図の状態に作
動した状態における第4図の0部を示す断面図である。
第1図〜第3図において、機枠1にはターレットテーブ
ル2がベアリング(図示せず)を介して回動自在に組込
まれ、ターレットテーブル2には2本のボビンホルダ6
.7が回転自在に突設されている。
ボビンホルダ6.7には、それぞれ複数のボビン8.9
が装着されている。
ターレットテーブル2の側方位置に、スライドブロック
3が水平方向に移動可能に設けられている。スライドブ
ロック3からボビンホルダ6.7に実質的に平行してフ
レーム12が突設されている。フレーム12には、モー
タ(図示せず)によす回転されるコンタクトローラ4が
支承され、更にコンタクトローラ4の上方にはトラバー
ス装置5が配設されている。トラバース装置5のガイド
5aは公知の方法によってボビンホルダ6.7に沿って
左右に往復運動をする。
トラバース装置5の上方には、糸外しガイド14が支点
14bを中心に揺動可能に配設され、糸外しガイド14
は流体圧シリンダ(図示せず)等により、糸条Yをトラ
バースガイド5aがら離脱する方向に揺動される。
フレーム12の先端にはアーム1oが支点1゜aのまわ
りに揺動可能に配設され、アーム10は後端に連結され
た流体圧シリンダ13により回動される。
アーム10の先端には、ボビンホルダ6.7の軸に平行
し、且つ、ボビンホルダ6.7の先端側から根元側に向
って伸びるバー15が支承されている。バー15には複
数本の糸ガイド11がそれぞれボビン8.9の位置に対
応して配設されている。
バー15には、更に板状のガイド16が止着され、ガイ
ド16には、第5図に示すように、複数個の7字型溝1
6aが複数本の糸ガイド11に対応して形成されており
、糸掛は時に、糸条Yが7字型溝16aに係合する。
ガイド16には、更に、複数個の7字型溝168の各々
に対応して突起16bが設けられ、該突起16bの7字
型溝16a側の表面には弾性体22が取着されている。
また、ガイド16の表面にスライダ17が摺動可能に重
ねられており、ガイド16に取着されたピン19がスラ
イダ17に形成された長穴17aに嵌合している。スラ
イダ17の端部(第4図、第5図では左端部)に流体圧
シリンダ18のロッド18aが連結され、スライダ17
は流体圧シリンダ18によってガイド16に沿ってX方
向に移動可能となっている。
該スライダ17には、前述した弾性体22と対向する位
置にコの字状断面形状をしたホルダ23が止着されてい
る。ホルダ23の片面に糸条の走行方向とほぼ直交して
糸条切断刃20(第4図)が形成され、スライダ17が
X方向に移動したときに、切断刃20が弾性体22と係
合して糸条を切断するように構成されている。
ホルダ23には弾性体21が挿着され、弾性体21の先
端21aは切断刃20の刃先より若干長くされており(
弾性体22に近付いており)、スライダ17がX方向へ
移動して切断刃20が弾性体22と係合する前に、弾性
体21.22で糸条を把持するように構成されている。
本実施例では、部材21.22を弾性体で構成したが、
金属、樹脂等であってもよい。
以下、第1図から第3図に従って、本発明による糸条を
掛けする手順を説明する。
第1図において、糸外しガイド14が支点14bのまわ
りに時計方向に回動してトラバースガイド5aから糸条
Yを離脱させており、糸条Yはコンタクトローラ4とボ
ビン9の間を抜けて糸ガイド11に掛けられ、次いで糸
条Yは、例えば公知のサクションガン形式の吸引装置2
4により吸引されている。
この状態で、糸掛は指令が発せられると、アーム10が
シリンダ13によりR方向へ揺動されて第2図の状態に
なる。
第2・図において、糸条Yは、ボビン9の周面に円周角
で約120°の角度に亘り巻掛けられ、糸ガイド1]、
ガイド16を経て吸引装置24に吸引されている。この
ときに、糸条Yはガイド16の7字型溝16aと係合し
ている。
次に第3図において、第4図および第5図に示した流体
圧シリンダ18を作動して、スライダ17をX方向に移
動させると、糸条Yが弾性体22と弾性体21によって
把持され(第6図)、これによりボビン9の周面からガ
イド16の間の糸条Yが弛んで、糸条のボビン9の表面
への巻付き角が増加する。流体圧シリンダ18がスライ
ダ17をX方向に更に移動させることにより、弾性体2
2が撓み弾性体22と切断刃20が接触して糸条Yが切
断され、糸条Yがボビン9の表面に巻き付く。次いで、
アーム10が元の位置へ復帰する。
次いで、糸外しガイド14がB方向へ戻り、糸条Yが従
来公知の方法によりトラバースガイド5aに把持されて
綾振られ、ボビン9上にパッケージ(図示せず)が形成
される。ボビン9上に巻上げられるパッケージが所定量
に達すると、ターレットテーブル2を第3図において時
計方向に回転させて、公知の切替方法によりボビン8に
糸条を切替える。
本実施例では、ガイド11をバー15に止着したが、ガ
イド11を例えば実公平1−36840号公報記載の構
造として糸掛は時に、ガイド11を手前に移動して糸条
を掛け、次いで元位置に復帰するようにしてもよい。
本実施例では、糸条を弛める手段、切断する手段をバー
15に組込んだが、引取装置に弛める手段、切断する手
段を設けてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、糸掛は時に、糸条の進行方向とボビン
外周の進行方向とを同方向として、ボビンに糸条を所定
角度巻付けた後、糸条を弛緩して切断するため、低張力
巻取り、太デニールの弾性糸の糸掛けにおいて高い成功
率を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を採用した自動切替巻取機の
正面図、第2図および第3図は切替えの状況を時経列的
に示した正面図、第4図は第2図のA矢視断面図、第5
図は第4図のB矢視平面図、第6図は第3図の状態に作
動した状態における第4図の0部を示す断面図である。 1・・・機枠、 2・・・ターレットテーブル、 3・・・スライドブロック、 4・・・コンタクトローラ、 6.7・・・ボビンホルダ、 10・・・アーム、 15・・・バー 20・・・カッタ、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ボビンホルダに装着したボビンに糸条を巻上げる巻
    取機において弾性糸条を糸掛けするに際し、該ボビンホ
    ルダの側方を通過させた弾性糸条を引取りつつ、該ボビ
    ンホルダに装着したボビンに対応して該ボビンホルダの
    下流に配設した糸ガイドに該弾性糸条を係合させ、次い
    で該弾性糸条のボビン巻付き角度が所定角度になるまで
    前記糸ガイドを移動させた後に、該弾性糸条を前記ボビ
    ンより引取り側の位置で弛め、次いで、ボビンより引取
    り側の位置で弾性糸条を切断して弾性糸条をボビンに掛
    けるようにしたことを特徴とする糸条の巻取機における
    糸掛け方法。 2、ボビンホルダに装着したボビンに糸条を巻上げる巻
    取機において、糸掛け時に前記糸条を引取る引取手段と
    、ボビンホルダに装着したボビンに対応して該ボビンホ
    ルダの下流に配設され該糸条を前記ボビンと前記引取手
    段との間で規制するガイド手段と、前記糸条を前記ボビ
    ンに巻掛けるよう該ガイド手段を移動させる移動手段と
    、引取手段に引取られる糸条をボビンと該引取手段の間
    で弛める弛緩手段と、該糸条を引取手段とボビンの間で
    切断する切断手段を有することを特徴とする糸条の巻取
    機における糸掛け装置。
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