JPH0328346Y2 - - Google Patents

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JPH0328346Y2
JPH0328346Y2 JP14043386U JP14043386U JPH0328346Y2 JP H0328346 Y2 JPH0328346 Y2 JP H0328346Y2 JP 14043386 U JP14043386 U JP 14043386U JP 14043386 U JP14043386 U JP 14043386U JP H0328346 Y2 JPH0328346 Y2 JP H0328346Y2
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displacer
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liquid
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tank
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Description

【考案の詳細な説明】 [従来の技術] タンク内に貯溜された液体の液位をデイスプレ
ーサを用いて測定する液面測定装置は、第6図に
示すように液面計27から垂れ下げる測長ワイヤ
28にてデイスプレーサ21が吊り下げられてい
る。
この液面測定装置では、タンク26内の液体2
5の液位が変化すると、このデイスプレーサ21
の浮力が変化し、測長ワイヤ28の張力が変化す
るので、液面計27内の測長ワイヤ巻取りドラム
用のモータを正転または逆転させて測長ワイヤ2
8に一定張力が働くようにすることで、液面25
aの高さ(液位)を測定することができる。
ところで、上記液面計27に用いられているデ
イスプレーサ21は、全体がたとえばステンレス
からなる中空構造に構成されている。
[考案が解決しようとする問題点] 従来のデイスプレーサ21は単にたとえばステ
ンレス製の中空体からなつているため、測長ワイ
ヤ28が切れたばあい、タンク26の底板26a
に落下したデイスプレーサ21がタンクの下側部
に設けた流出・流入口である液受払い口29に流
れ込み、重大な事故を招くことがある。特に小型
のデイスプレーサ21ではこの事故が起こりやす
い。
このような事故を防止できる機構としては、第
7図に示すように、液面25aの波打ちによるデ
イスプレーサ21の揺動を防止する防波管30の
下端部に基準プレート31を設けたものや、第8
図に示すようにデイスプレーサ21の揺動を防止
するガイドワイヤ32を液面計27の底部と底板
26a間に張つたものが知られている。
しかし第7図、第8図に示す機構では設備のコ
ストアツプを招くという問題がある。
そこで本考案は、このような従来の問題点を解
決するために提案されたものであり、測長ワイヤ
が切れても事故を防げるとともに、コスト低減を
図れる液面計用デイスプレーサを提供することを
目的とする。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するために本考案の液面計用デ
イスプレーサは、液体が貯溜される内底が磁性体
製のタンクの頂蓋に配設した液面計から垂れ下が
る測長ワイヤの下端に掛止されて、液体の液面を
感得する液面計用デイスプレーサにおいて、デイ
スプレーサ本体の底にマグネツトを取り付けたこ
とを特徴とする。
[作用] したがつて本考案では、測長ワイヤが切れてタ
ンク底板にデイスプレーサが落下しても、デイス
プレーサ内のマグネツトの作用により、デイスプ
レーサが鉄製のタンク底板に吸い付くため、タン
クの液受払い口にデイスプレーサが流入する事故
が防止される。
[実施例] つぎに、本発明の実施例を図面に示す一具体例
に基づき詳細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す液面計用デ
イスプレーサの外観斜視図であり、第2図はその
断面図である。
上記デイスプレーサは、第1図に示されるよう
に外観形状がたとえば略円錐体形状となつてお
り、頂部には、液面計から垂らされる測長ワイヤ
が引つ掛けられるフツク2が取り付けられてい
る。また中空構造のデイスプレーサ本体1内に
は、底板上にたとえばリング状のマグネツト3が
取り付けられている。
上記デイスプレーサには、このようにマグネツ
ト3が取り付けられているため、測長ワイヤが切
れてデイスプレーサが、磁性体からなるタンクの
底板に落下しても、底板に吸い付くことから、タ
ンクの液受払い口にデイスプレーサが流入するよ
うな事故が防止される。
つぎに上記マグネツト3の取付方を第2図に基
いて説明すると、断面コ字状で円形の底板4の中
央には、円柱状のポスト5が溶接により固定さ
れ、このポスト5下端の周囲には底板4上にリン
グ状の厚めの座6がポスト5に溶接されることに
より取り付けられている。この座6はマグネツト
3よりやや高さが低くなつている。また座6の周
囲には底板4上にリング状の上記マグネツト3が
設けられており、このマグネツト3は、上方から
押え付ける押え板7により、座6に締め付けられ
るビス8を用いて固定されている。
また上下に開口の形成された略円錐体状の上カ
バー9が、底板4との当接部において底板4に溶
接され、この上カバー9の上部は、上記ポスト5
の上端部に溶接されている。
また上記ポスト5の頂部には上記フツク2が溶
接により取り付けられている。
ここで、フツク2、底板4、ポスト5、上カバ
ー9はたとえばステンレスにより形成されてい
る。
このような上記デイスプレーサは密閉構造とな
つており、タンク内の液体中に吊るしても内部に
液体が侵入することはない。
つぎに第3図により上記マグネツト3の他の取
付方の例を説明する。この例では、リング状の押
え板10の周縁底部に切欠き部11が形成され、
この切欠き部11にリング状のマグネツト3の内
周側上部が当てがわれる。そして、上記押え板1
0の内周部をポスト5に溶接することにより、マ
グネツト3が本体1の底板4上に取り付けられ
る。
また第4図に示す上記マグネツト3の取付方の
他の例では、マグネツト3よりも高さがやや低
く、マグネツト3の内径よりもやや小さな外径の
リング状の座12が、ポスト5に溶接されてい
る。そして、座12の周囲に配置されるリング状
のマグネツト3は、座12の上部やマグネツト3
と座12間に接着剤13が流し込まれることによ
り、本体1の底板4上に取り付けられる。
つぎに上述したデイスプレーサの使用例を第5
図に基づき説明する。この第5図で、石油等の液
体15が貯溜される鉄製のタンク16の頂蓋上に
は、液面計17が配設されており、この液面計1
7からは測長ワイヤ18が垂らされている。そし
て上述のデイスプレーサのフツク2にはこの測長
ワイヤ18の下端が引つ掛けられ、液体15の液
面15aの高さが測定される。
ここで、測長ワイヤ18が切れた場合、タンク
16の底板16aに落下したデイスプレーサは、
上記マグネツト3の作用により、鉄製の底板16
aに吸引されるようになる。
したがつて、デイスプレーサがタンク16の液
受払い口19に流入するような事故が防止され
る。
[考案の効果] 以上説明したように本考案では、デイスプレー
サ内にマグネツトを設けたので、液面計の測長ワ
イヤが切れてデイスプレーサが磁性体のタンク底
板に落下しても、底板にデイスプレーサが吸引す
るため、タンクの受払い口にデイスプレーサが流
入することがなく、重大な事故の発生を防ぐこと
ができる。
本考案によれば、下端部に基準プレートを有す
る前述の防波管や前述のガイドワイヤを設ける必
要がなく、設備費のコストダウンを図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す液面計用デイ
スプレーサの外観斜視図、第2図は上記デイスプ
レーサの断面図、第3図は他の実施例のデイスプ
レーサの断面図、第4図はさらに他の実施例のデ
イスプレーサの断面図、第5図は本考案に係るデ
イスプレーサの使用例を説明するための図、第6
図乃至第8図は従来の問題点を説明するための図
である。 図中1……デイスプレーサ本体、2……フツ
ク、3……マグネツト、4……底板、5……ポス
ト、6,12……座、7,10……押え板、8…
…ビス、9……上カバー、11……切欠き部、1
3……接着剤、15……液体、15a……液面、
16……タンク、16a……底板、17……液面
計、18……測長ワイヤ、19……液受払い口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内底が磁性体材料からなる貯液タンクの頂蓋上
    の液面計から垂れ下がる測長ワイヤの下端に掛止
    されて、前記貯液タンク内の液体の液面を感得す
    る液面計用デイスプレーサにおいて、デイスプレ
    ーサ本体の底にマグネツトを取り付けてなる液面
    計用デイスプレーサ。
JP14043386U 1986-09-11 1986-09-11 Expired JPH0328346Y2 (ja)

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JP14043386U JPH0328346Y2 (ja) 1986-09-11 1986-09-11

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JP14043386U JPH0328346Y2 (ja) 1986-09-11 1986-09-11

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Publication Number Publication Date
JPS6347234U JPS6347234U (ja) 1988-03-30
JPH0328346Y2 true JPH0328346Y2 (ja) 1991-06-18

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JP14043386U Expired JPH0328346Y2 (ja) 1986-09-11 1986-09-11

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02213543A (ja) * 1989-02-14 1990-08-24 Natl House Ind Co Ltd 家屋の床構造

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JPS6347234U (ja) 1988-03-30

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