JPH03282073A - ポンプ用軸封装置 - Google Patents

ポンプ用軸封装置

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Publication number
JPH03282073A
JPH03282073A JP2078841A JP7884190A JPH03282073A JP H03282073 A JPH03282073 A JP H03282073A JP 2078841 A JP2078841 A JP 2078841A JP 7884190 A JP7884190 A JP 7884190A JP H03282073 A JPH03282073 A JP H03282073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
water
shaft
pump shaft
casing
Prior art date
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Pending
Application number
JP2078841A
Other languages
English (en)
Inventor
Takenori Ishiyama
石山 武則
Kazuyuki Kobashi
一之 小橋
Hiroshi Miyano
宮野 廣
Sunao Narabayashi
直 奈良林
Tetsuzo Yamamoto
哲三 山本
Nobuhiko Tanaka
信彦 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2078841A priority Critical patent/JPH03282073A/ja
Publication of JPH03282073A publication Critical patent/JPH03282073A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Sealing Of Bearings (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Mechanical Sealing (AREA)
  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はたとえば軽水型原子炉の一次冷却水を効率良く
循環させる原子炉再循環ポンプのポンプ軸の熱応力を緩
和させるためのポンプ用軸封装置に関する。
(従来の技術) たとえば軽水型原子炉に使用されている原子炉再循環ポ
ンプは高温高圧の純水を取り扱う大容量ポンプで、所要
流量と水頭に加え、配置上の要求から単段の竪形うず巻
きポンプとなっている。
以下、第7図を参照しながら従来のポンプ用軸封装置を
組込んだ原子炉再循環ポンプについて説明する。
第7図中、符号1は上部ケーシングを示しており、この
上部ケーシング1内にはポンプ軸2を軸封するシール室
3が設けられている。このシール室3内にはポンプ軸2
の側面を包囲してメカニカルシール4が設けられている
。シール室3の上部には軸封水注入管5が設けられてお
り、シール室3の外周囲には熱交換器6が配設されてい
る。ポンプ軸2の上端はたわみ継手7を介してモータ軸
8に接続されている。ポンプ軸2の下方側面には環状溝
が多数軸方向に積層するように構成したラビリンス部9
が形成されており、その下方には羽根車10が取着され
ている。羽根車lOはポンプ室を構成する下部ケーシン
グ11内に配置されている。
下部ケーシング11は上部ケーシング1の下端部に接続
されたベース12にボルト13で締め付けられて接続さ
れている。ベース12と下部ケーシング11との間には
ケーシングカバー14が介在されている。
ケーシングカバー14の下端面には水中軸受15が取着
されており、水中軸受15は羽根車10の軸部を軸支す
る。下部ケーシング11には原子炉−次冷却水つまりポ
ンプ水(熱水)を流入する吸込口16と、この吸込口1
6から羽根車10で吸込まれた一次冷却水を吐出する吐
出口17が下方に形成されている。
また、ポンプ軸2には前記ラビリンス部9の上方に位置
して循環羽根18が取着されており、この循環羽根18
でシール室3内の軸封水を循環させる。
図中19は上部ケーシング1のフランジである。
このように、従来のポンプ軸2の周囲はメカニカルシー
ル4と、ケーシングカバー14の内面に囲まれてポンプ
の役割をしてポンプ水を吸込み、吐出する羽根車10と
、この羽根車10を回転するポンプ軸2に取着された羽
根車10の軸部を軸支する水中軸受15と、この水中軸
受15を取着し上部ケーシング1と下部ケーシング11
とを区画するケーシングカバー14とからなっている。
また、メカニカルシール4を内蔵しているシール室3内
の軸封水っまり冷水部分と、羽根車10および水中軸受
などを内蔵してポンプ水が充満しているポンプ室内の熱
水部分はポンプ軸2に取着された循環羽根18およびラ
ビリンス部9で区分されている。熱交換器6は軸封水が
注入を停止した場合に備えてメカニカルシール4の昇温
破損を防止するための軸封水を冷却するためのものであ
る。軸封水はメカニカルシール4にポンプ水が流れ込ま
ないようにシールするためのものである。
(発明が解決しようとする課題) 第7図に示した従来の原子炉再循環ポンプ用軸封装置に
おけるポンプ軸2に形成したラビリンス部9とケーシン
グカバー14の内面との間には円筒状の狭い流路を形成
している。たとえば沸騰水型原子炉の場合、原子炉再循
環水つまりポンプ水の温度はかなり高温度の熱水であり
、シール室3内は軸封水が循環する冷水であるため、シ
ール室3とポンプ室内との間にはかなり大きな温度差が
ある。シール室3内の温度を低温状態に保ち、かつメカ
ニカルシール4内にポンプ水が流入しないようにするた
め低温の軸封水(パージ水とも云う)を外部から軸封水
流人管5を通して注入している。
しかしながら、このようなポンプ用軸封装置では下部の
ポンプ室内が熱水、上部のシール室3内が冷水で大きな
温度差、つまり大きな密度差が生じる。したがって、密
度差に伴なう重力によって上記冷水と熱水との冷・熱界
面は不安定となり、密度の小さいポンプ水(熱水)が下
部ケーシング11内のポンプ室からラビリンス部9へ上
昇し、上部のシール室3から注入しいる軸封水(冷水)
がラビリンス部9を下降する。このため、冷・熱界面は
波立ち、ポンプ軸2およびケーシングカバー14のラビ
リンス部の温度はこの熱水と冷水の温度差を最大振幅と
する大きな温度変動を生じてポンプ軸2に熱応力が発生
し、熱疲労を引き起す課題がある。
また、軸封水の流量が変化すると冷・熱界面は上下(軸
方向)にも移動する。このため、冷・熱境界部であるラ
ビリンス部9のポンプ軸2およびケーシングカバー14
の金属部分に大きな熱応力が発生し易くなる。熱応力が
多数回、長年にわたり繰り返されると、ラビリンス部9
に熱疲労による亀裂を生じる可能性がある。
したがって、軸封水の流量およびポンプの回転数が多少
変化しても大きな温度変動を生じないポンプ軸の軸封装
置が要望される。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、冷
・熱境界部の温度変動を緩和して熱疲労を防止し、構造
強度上の信頼性を大幅に向上させることができるポンプ
用軸封装置を提供することにある。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 本発明は上部ケーシング内に配設されたポンプ軸と、こ
のポンプ軸を軸封するシール室内に設けられたメカニカ
ルシールと、前記シール室内に軸封水を循環する循環機
構と、前記上部ケーシングの下端に連接する下部ケーシ
ングとを区分するラビリンス部と、前記上部ケーシング
と下部ケーシングとの間に設けられたケーシングカバー
と、前記下部ケーシング内の前記ポンプ軸に取着された
羽根車とを有するポンプ用軸封装置において、前記ラビ
リンス部の下流側に位置する前記ポンプ軸に前記軸封水
と下部ケーシング内のポンプ水を強制的に混合するため
の混合機構を設けてなることを特徴とする。
(作 用) 軸封水(冷水)とポンプ水(熱水)の温度境界がラビリ
ンス部の下部周辺に形成され、温度変動が生じる起因に
なっている。これに対して、ポンプ軸に取着した混合羽
根の回転によって前記温度境界をかき乱し、温度差を小
さくする。この攪拌作用によって、ラビリンス部に発生
する熱応力は緩和され、熱疲労の発生を防止する。
(実施例) 第1図および第2図を参照しながら本発明に係るポンプ
用軸封装置の第1の実施例を説明する。
第1図において、上部ケーシング1内にはポンプ軸2を
軸封する軸封カバーで形成されたシール室3が設けられ
ている。このシール室3内にはポンプ軸2の側面を包囲
してメカニカルシール4が設けられている。シール室3
の上部には軸封水管5が設けられており、シール室3の
外周囲には熱交換器6が配設されている。ポンプ軸2の
上端はたわみ継手7を介してモータ軸8に接続されてい
る。上部ケーシング1の下端には下部ケーシング11が
連接され、これらを区分する部位に位置したポンプ軸2
の側面にはラビリンス部9が形成されており、さらにポ
ンプ軸2の下部には羽根車10が取着されている。羽根
車10は下部ケーシング11内に配置されており、下部
ケーシング!1は上部ケーシング1の下端部に接続され
たベース!2にボルト13で締め付けられて接続されて
いる。ベース12と下部ケーシング11との間にはケー
シングカバー14が介在されている。ケーシングカバー
14の下端面には水中軸受15が取着されており、この
水中軸受15で羽根車10の軸部を軸支する。下部ケー
シング11には原子炉−次冷却水つまりポンプ水(熱水
)を流入する吸込口16と、この吸込口16から羽根車
10で吸込まれた一次冷却水を吐出する吐出口17が形
成されている。また、ポンプ軸2には循環羽根18が取
着されており、この循環羽根18でシール室3の軸封水
を循環させる。なお、図中符号19は上部ケーシング1
のフランジである。
ポンプ軸2にはラビリンス部9の下方に位置して軸封水
とポンプ水との混合機構としての混合羽根20が取着さ
れている。すなわち、第2図(a)に部分的に拡大して
示したようにケーシングカバー14の内面に形成された
ラビリンス部9に対向してポンプ軸2にもラビリンス部
9が形成されている。このラビリンス部9の下流側に位
置してポンプ軸2に混合羽根20が取着されている。
この混合羽根20の回転によって軸封水(冷水)21と
下部ケーシング11内からのポンプ水(熱水)22とが
攪拌されて第2図(b)に示したような温度境界がかき
乱され、ラビリンス部9における温度差を小さくするこ
とができる。
なお、第2図(b)は第2図(a)に対応した軸方向の
温度分布を示している。この実施例によレバラビリンス
N9での温度変動を緩和させることができる。
第3図から第6図は上記混合機構の他の例を示したもの
である。
すなわち、第3図の例はポンプ軸2に縦長の溝23を複
数条設けて、第2図に示した混合羽根2oと同様の効果
をもたせたものである。
第4図の例は第2図に示した混合羽根2(lと同様の形
状であるがラビリンス部9の下部まで伸ばした長尺羽根
24をポンプ軸2に取着して軸封水とポンプ水との混合
領域をより大きくして混合領域の拡大をはかったことに
ある。
第5図の例は第2図における混合羽根を軸方向に分割し
た短尺羽根25をポンプ軸2に取着するとともに方向の
異なった羽根26を取着して、軸封水とポンプ水との攪
拌効果の増大をはかったことにある。
第6図の例はポンプ軸2に方向の異なる羽根27を交互
に取着して攪拌効果をはかったことにある。
上述した第3図から第6図までの例においても第1の実
施例と同様の作用効果を奏することは云うまでもないこ
とである。
[発明の効果] 本発明によればポンプ軸の軸封部位における軸封水(冷
水)とポンプ水(熱水)との混合部の温度変動を緩和す
ることができ、もって構造強度上の信頼性が向上し、安
全性向上に寄与することが大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るポンプ用軸封装置を組込んだ原子
炉再循環ポンプを示す縦断面図、第2図(a)は本発明
に係るポンプ用軸封装置の第1の実施例の要部を示す側
面図、第2図(b)は第2図(a)におけるポンプ軸と
温度との関係を示す特性図、第3図から第6図までは第
2図(a)におけるポンプ軸に取着した混合羽根の他の
例をそれぞれ示す側面図、第7図は従来のポンプ用軸封
装置を組込んだ原子炉再循環ポンプを示す縦断面図であ
る。 ■・・・上部ケーシング 2・・・ポンプ軸 3・・・シール室 4・・・メカニカルシール 5・・・軸封水注入管 6・・・熱交換器 7・・・たわみ継手 8・・・モータ軸 9・・・ラビリンス部 0・・・羽根車 1・・・下部ケーシング 2・・・ベース 3・・・ボルト 4・・・ケーシングカバー 5・・・水中軸受 6・・・吸込口 ア・・・吐出口 訃・・循環羽根 9・・・上部フランジ 20・・・混合羽根 21・・・軸封水 22・・・ポンプ水 23・・・縦長の溝 24・・・長尺羽根 25・・・短尺羽根 26・27・・・方向の異なる羽根 (8733)代理人 弁理士 猪 股 祥 晃(ほか 
1名) 第 3 回 第 国 箒 肥 芽 乙 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上部ケーシング内に配設されたポンプ軸と、このポンプ
    軸を軸封するシール室内に設けられたメカニカルシール
    と、前記シール室内に軸封水を循環する循環機構と、前
    記上部ケーシングの下端に連接する下部ケーシング内と
    を区分するラビリンス部と、前記上部ケーシングと下部
    ケーシングとの間に設けられたケーシングカバーと、前
    記下部ケーシング内の前記ポンプ軸に取着された羽根車
    とを有するポンプ用軸封装置において、前記ラビリンス
    部の下流側に位置する前記ポンプ軸に前記軸封水と下部
    ケーシング内のポンプ水を強制的に混合するための混合
    機構を設けてなることを特徴とするポンプ用軸封装置。
JP2078841A 1990-03-29 1990-03-29 ポンプ用軸封装置 Pending JPH03282073A (ja)

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