JPH03281902A - ラジアル型セラミックローター - Google Patents

ラジアル型セラミックローター

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JPH03281902A
JPH03281902A JP22530590A JP22530590A JPH03281902A JP H03281902 A JPH03281902 A JP H03281902A JP 22530590 A JP22530590 A JP 22530590A JP 22530590 A JP22530590 A JP 22530590A JP H03281902 A JPH03281902 A JP H03281902A
Authority
JP
Japan
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close contact
shaft portion
molding
shaft
wing
Prior art date
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Pending
Application number
JP22530590A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumori Hayakawa
一精 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
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Publication of JPH03281902A publication Critical patent/JPH03281902A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は軸部において接合一体化したラジアル型セラミ
ックローターに関するものである。
窒化珪素、炭化珪素、サイアロンなどのシリコンセラミ
ックスは、耐熱性および耐熱衝撃性に優れているためガ
スタービンあるいは内燃機関等のエンジン部品等の構造
材料として注目されている。
しかしながら、エンジン部品は一般に複雑な形状をして
いるため、−回の成形で複雑な形状の成形体を得ること
は極めて困難であり、又部品の各部において要求される
強度が異なる等のため、実際には製品を構成する部品を
いくつかに分割してそれぞれを要求強度に適合する材料
を用いて成形した後、接合して1つの部品に成形する方
法が行われている。たとえば特公昭53−38722号
公報に記載されるように軸流型タービンローターにおい
ては翼部を反応焼結窒化珪素で作製し、それをホットプ
レス型内に入れ、ロータ一部をホットプレスで作製する
ことにより、ロータ一部と翼部とを接合一体化したロー
ターが知られている。また特開昭57−88201号公
報に記載されているようにローター翼部内に截頭円錐状
の嵌合孔を設け、その嵌合孔中にローター軸部を嵌合し
て接合したローターも知られている。しかしながら、前
者のホットプレスにより結合したローターは高価であり
量産性に乏しく、又後者の翼部内において嵌合したロー
ターは嵌合する部位がローター回転時に高応力下になり
、又嵌合された軸部先端に空隙ができ易い等のため、ロ
ーターの強度が低下し易い等の欠点があった。
本発明のラジアル型セラミックローターは従来のこのよ
うな欠点および問題点を解決するためになされたもので
、少くとも軸部の一部と一体的に成形したセラミック製
の翼部と、これとは別体に成形したセラミック製の軸部
とからなるセラミックローターであって、前記翼部背面
から翼部最大径の少なくとも3/10以上離れた軸部側
でセラミックペーストを介し、前記翼部と前記軸部とを
突き合わせ、全端面において焼成のみで接合一体止した
ものであることを特徴とするラジアル型セラミックロー
ターである。
すなわち、本発明のセラミックローターは予め別体に成
形した翼部側成形体と軸部成形体とを回転時に比較的応
力の小さい軸部において接合一体止し、さらに、画成形
体を密接した後静水加圧を加えて焼成するため、緻密で
極めて高強度のラジアル型セラミックローターが得られ
るのである。
本発明の更に詳しい構成を述べれば、アルミナ、ジルコ
ニア等の酸化物あるいは窒化珪素、炭化珪素、サイアロ
ンあるいはその組合せあるいは焼成することによりこれ
らを生成する物質に、好ましくは窒化珪素又はサイアロ
ンの場合はY、03゜A、1203 、Mg0z ・A
lzo* 、MgO,SrO。
CeO□のうち少なくとも何れか1種又は1種以上の焼
結助剤を添加し、炭化珪素の場合はB、C。
AINのうち少なくとも何れか1種又は1種以上の焼結
助剤をそれぞれ添加し、十分混合した後、樹脂、ワック
ス等の可塑剤を加えて混練し、射出成形し、原料を調製
する。そして、この射出成形原料を用いて所定形状の、
少なくとも軸部の一部が翼部と一体的な翼部側成形体を
射出成形により成形する。
一方、これとは別体に細部成形体を、射出成形用原料を
用いて、射出成形により作製するか又は可塑剤を含まな
い成形用原料を用いてスリップキャスト法、押出し法、
金型ブレス決算セラミックスの成形に一般に用いられる
成形法により成形する。この場合、翼部側成形体と軸部
成形体とは、必ずしも同じ材料である必要はないが、同
じ材料である方が熱膨張差が小さいため好ましい。この
ことを第1図に示す本発明の一具体例について説明すれ
ば、翼部側成形体1は、翼部2および翼部2と一体成形
された軸部の一部3とから成り、軸部成形体4と密接箇
所5において密接される。
この密接箇所5の密接面は平滑にした後、翼部側成形体
1と軸部成形体4とを軸部において接合面にガラス等溶
融セラミックの接合剤を介在させて密接するかあるいは
最も好ましくは翼部側成形体又は軸部成形体のいずれか
と同材料のスラリー又はペースト状の接合剤を介在させ
て密接する。
そして接合すべき翼部側、軸部側端部の全端面同士を密
接させる必要がある。
なお、密接する面は曲面、平面又はその組合せのいずれ
でもよいが、平面であるのが好ましい。
また密接は、通常、生成形体相互の間で行うのがよいが
、少なくとも一方が仮焼体であってもよく焼成体を用い
て行ってもよい。接合層の厚みは焼成後200μ以下と
なるように塗布させるのが好ましい。
以■のような処理を施した後、密接状態の成形体を弾性
膜で覆って、静水加圧を加える。静水加圧の大きさは、
静水加圧後、成形体又は仮焼体が0.5〜5%の線収縮
をおこす程度の圧力すなわち、通常は500〜5000
 kg/cm2程度の圧力で静水加圧をする。そして静
水加圧した成形体を各成形体あるいは接合剤に最適な焼
成温度および雰囲気で焼成して画成形体を動部において
接合一体止する。
なお、翼部側成形体と軸部成形体との接合する部位は、
第1図および第3図に示すように、翼部背面1aから翼
部最大径の少なくとも3/10以上離れた位置の範囲に
あることが必要である。これは3/10よりも小さい位
置であると接合する部位が本体に近づき過ぎ高応力領域
となるため、接合面より破壊がおき易くなるためである
。また本発明のより好ましい接合範囲としては翼部背面
から翼部最大径の3/10〜10/10がよい。これは
10/10よりも大きい位置であると軸部の一部を有す
る翼部成形体を射出成形する場合、軸部末端まで均一に
成形材料が流れず密度の不均一あるいは気孔が生じやす
くなり、接合に適する良好な成形体ができないためであ
り、さらにはコンプレッサー翼をとりつける領域となっ
て細部が細くなり接合力が低下するためである。
次に本発明の効果を実施例により説明する。
平均粒径0.5μのS iz N a粉末77部、焼結
助剤としてSrO2部、Mg04部、Ce Oz 2部
、パラフィンワックス15部から成る射出成形用原料を
調製した。そしてこの調製原料を用い第3図に示すよう
に翼部背面から25 mmの長さの軸部分を有し、翼部
の最大径が50II11のラジアル型セラミックロータ
ーの翼部側成形体を射出成形により成形した。
これとは別にパラフィンワックスを含まない上記と同様
の原料を用いて、外径が10 am 、長さ50 ms
+の円柱の軸部成形体を金型ブレスにより成形した。
次いで翼部側成形体を550℃迄ゆっくりと加熱してパ
ラフィンワックスを除去した後、翼部側成形体と軸部成
形体とを1100°Cで30分加熱して仮焼を行った。
そして翼部側成形体と、軸部成形体の接合面を旋盤によ
り平滑にしたのち、画成形体の密接面に上記と同じ5i
sNa、SrO,MgO。
Ce0zの組成比の粉末にメチルセルロース3%、水分
80%を添加して成形体と同一組成から成るスリップを
焼成後100 μの厚さとなるように塗布した後圧接し
、乾燥後全体を1500 kg 7cm”の圧力で静水
加圧を行い画成形体を固着した。次いで、固着した成形
体を1700°C11時間窒素中で焼成して軸部におい
て完全に接合一体止した本発明によるラジアル型セラミ
ックローターを得た。
次に接合法の比較のため、翼部の最大直径および軸部の
長さが同じで接合する部位が軸部ではなく、第2図に示
すように翼部6内の嵌合孔7中に軸部8を嵌合する従来
のラジアル型セラミックローターを同様な方法で作製し
た。そして得られた両セラミックローターの強度を比較
するため同一条件下で回転試験を行った。その結果、第
3図に示すように翼部最大直径(D)と翼部背面からの
軸部長さ(L)との比L/Dが少なくとも3/10以上
のセラミックローターは150000 RP Mでも破
壊しなかったのに対し、比較例のセラミックローターは
80000 RP Mでバラバラに破壊した。
以上述べたように本発明のラジアル型セラミックロータ
ーは、少なくとも軸部の一部を翼部と一体的に成形した
翼部側成形体と、これとは別体に成形した軸部成形体と
を前記翼部背面から翼部最大径の少なくとも3/10以
上離れた軸部側で、セラミックペーストを介し前記翼部
と前記軸部の端面を平滑にし突き合わせて密接し、静水
加圧を行った後、焼成のみで画成形体を接合一体止して
得られるため、接合面が高応力下に存在せず、しかも接
合部が緻密で完全一体止しているため、極めて高強度な
セラミックローターが得られるのでターボチャージャー
ローター、ガスタービンローター、その他のローターに
利用でき、産業上極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のセラミックローターを具体的に説明す
る説明図、 第2図は従来のラジアル型セラミックローターを説明す
る説明図、 第3図は本発明の他の実施例で翼部最大直径(D)と翼
部背面からの軸部長さ(L)との比L/Dを示す図であ
る。 1・・・翼部側成形体 2.6・・・翼部 3・・・軸部の一部 4・・・軸部成形体 5・・・密着箇所 7・・・嵌合孔 8・・・軸部 第3図 In

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少くとも軸部の一部と一体的に成形したセラミック
    製の翼部と、これとは別体に成形したセラミック製の軸
    部とからなるセラミックローターであって、前記翼部背
    面から翼部最大径の少なくとも3/10以上離れた軸部
    側でセラミックペーストを介し、前記翼部と前記軸部と
    を突き合わせ、全端面において焼成のみで接合一体化し
    たものであることを特徴とするラジアル型セラミックロ
    ーター。 2、接合の部位が翼部背面から翼部最大径の3/10〜
    10/10の距離にある特許請求の範囲第1項記載のラ
    ジアル型セラミックローター。
JP22530590A 1990-08-29 1990-08-29 ラジアル型セラミックローター Pending JPH03281902A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011173137A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Kyocera Corp 溶湯金属攪拌用回転体およびこれを備えた溶湯金属の脱ガス処理装置
CN104308356A (zh) * 2014-09-17 2015-01-28 中国北方发动机研究所(天津) 一种球面摩擦焊接连接结构与连接方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5788201A (en) * 1980-11-20 1982-06-02 Ngk Insulators Ltd Ceramic rotor and manufacture thereof

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