JPH03281716A - 炉内のスラグレベル計測装置 - Google Patents

炉内のスラグレベル計測装置

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JPH03281716A
JPH03281716A JP2081313A JP8131390A JPH03281716A JP H03281716 A JPH03281716 A JP H03281716A JP 2081313 A JP2081313 A JP 2081313A JP 8131390 A JP8131390 A JP 8131390A JP H03281716 A JPH03281716 A JP H03281716A
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章生 長棟
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浩一 手塚
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小峯 勇
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 FM業、1の利用分野〕 本発明は、転炉、溶融還元炉等における炉内スラグレベ
ルのむ測を行うための、マイクロ波レーダ装置を用いた
炉内のスラグレベル計測装置に関するものである。
[従来の技術] 例えば転炉の精錬中(:、スラグの組成及び粘性、なら
びにスラグ中の酸素量等の諸条件により、転炉内の溶鋼
表面に浮いているスラグがフォーミングする。このよう
なスラグの)4−ミンクが過度に進行すると、いわゆる
スロッピングが発生し、溶鋼成分、全出鋼歩留まり等に
悪影響を与える。
さらに、スロッピングが発生ずると作業効率の低下、排
ガスのカロリーの低下、赤煙発生等の作業環境の悪化及
び、装置の損傷等の問題が生じる。
一方、スラグのスロッピング防止の観点からは、スラグ
フォーミング抑制剤の投入、あるいは排ガス発生量低減
策とj7てのランス送酸量の絞り込みが考えられる。ス
ラグフォーミング剤の過剰な投入はコストの」1昇およ
び炉内温度の低下による熱効率の悪化をもたらし、一方
送酸量の低減は反応効率の低下による操業時間の長期化
すなわち生産性の悪化が問題となる。
したがって、スロッピングの発生を防止するためには、
単なるスロッピング予知ではなく転炉内のスラグのレベ
ルを定量的に的確に把握し、適正な転炉操業を行なう必
要がある。
このため、転炉内のスラグレベルを定量的に計測する技
術が考えられており、その従来技術と1〜では、粉塵、
火炎の存在する転炉内の計測環境条件下でも直進して伝
播するマイクロ波を利用17たレーダ方式のレベル計が
主に試みられている。
従来の、マイクロ波レーダ方式によるスラグのレベル計
の−PJろして特開昭63−21584号公報に開示さ
れた発明がある。この発明は、搬送周波数10GIIz
程度のマイクロ波F M CW (Frequency
Modulation Contlnuous Wav
e)方式の17−ダのアンテナを転炉炉体の上方に固定
l2、スラグの表面に向けてマイクロ波を送信し、この
信号がスラグの表面で反射して再びアンテナで受信され
るまでの往復の伝播時間における周波数偏差を計測し、
これを距離に換算してスラグレベルを測定するようにし
たものである。
しかしながら、炉内は狭い空間でランスや炉口等の電波
反射物が存在するため、炉内にマイクロ並を送信すると
マルチパス反射波を含む不要な反射波が発生するので、
この不要反射信号を除去してスラグの表面からの反射信
号のみを正確に計測することは困難である。
そこで、この発明の発明者らは、上記の問題を解決すべ
く研究の結果、さきに特願昭61−250784号とし
て距離測定方法及びその装置なる発明を完成し、特許出
願した。
この発明の実施例においては、擬似ランダム信号の一種
であるM系列信号を利用したマイクロ波M系列レーダ方
式の距離測定方法及びその装置に関する技術を開示して
あり、パターンは同一で周波数のわずかに異なる2つの
M系列信号を使用し、数十G11zのマイクロ波信号あ
るいはミリ波信号を搬送波とし、搬送波を第1のM系列
信号で位相変調した信号を送信信号とl〜で炉内に設置
されたアンテナから炉内スラグ面に対して送信し、受信
アンテナにより受信したスラグ面からの反射信号に対し
て、変調に使用1−たM系列信号と周波数がわずかに異
なる第2のM系列信号の乗算と、搬送波のコヒーレント
検波を行ないスラグ面からの微弱な反射信号を高感度に
検出し、この信号をローパスフィルタにより積分するこ
とにより検知信号としてパルス信号を得る。さらに、第
1及び第2のM系列信号を乗算【7、ローパスフィルタ
によす積分することにより時間基準としてパルス信号を
得て、この時間基準信号と検知13号のパルス間の時間
間隔からアンテナとスラグ面との間の信号伝搬にかかる
送受信間の信号の時間遅れを計−PJ L 、アンテナ
からスラグ面までの距離を算出し、炉内のスラグ面の位
置を計測するようにしたものである。
なお、この発明はM系列信号のみに限定されるものでは
なく、その他の擬似ランダム信号を用いても全く同一の
動作を行うことができる。
[発明が解決しようとする課題] 上記の擬似ランダム信号処理を利用したマイクロ波レー
ダ方式の炉内スラグレベル計においては、検知信号と時
間基準信号のパルスのピーク間の時間間隔からアンテナ
と炉内スラグレベル面との距離を求めており、好結果を
得ているが、以下のような問題がある。
即ち、溶融還元炉等においては炉内のスラグの変動が激
しいため、アンテナとスラグ面との距離の変化、スラグ
面の形状の変化、スラグの飛散等により、スラグ面から
反射され受信されるマイクロ波信号の信号強度が大きく
変化する。このため、反射信号強度が増加した場合には
レーダ装置内の増幅器において信号の飽和を生じ、信号
処理の結果書られる検知信号波形に歪を生じて正確に検
知(5号パルスのピークを検出できなくなり、計測誤差
を生じる。他方、反射信号強度が減少した場合には検知
信号出力も減少し、S/N比が悪化してノイズの影響に
より誤った信号ピークを計測する場合があり、=1測誤
差を生じる。
本発明は、」1記の課題を解決し、炉内スラグレベルの
変動が激しい場合にも、正常に炉内レベル位置の計測が
可能な擬似ランダム信号処理を利用したマイクロ波レー
ダ方式の炉内のスラグレベル計測装置を得ることを目的
とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る炉内のスラグレベル計測装置は、(1)第
〕の擬似ランダム信号発生手段と、該第1の擬似ランダ
ム信号発生手段の出力信号と同一パターンで周波数のわ
ずかに異なる第2の擬似ランダム信号発生手段と、前記
第1の擬似ランダム信号発生手段の出力と前記第2の擬
似ランダム信号発生手段の出力との乗算を行なう第1の
乗算器と、搬送波発生手段と、前記第1の擬似ランダム
信号発生手段の出力により前記搬送波発生手段の出力信
号を変調した信号を送信信号とし炉内に挿入された送信
アンテナからスラグ面に送信する送信手段と、前記スラ
グ面からの反射信号を炉内に挿入された受信アンテナに
より受信して受信信号を得る受信手段と、該受信手段の
出力と前記第2の擬似ランダム信号発生手段の出力との
乗算を行なう第2の乗算器と、該第2の乗算器より出力
される搬送波を検波して受信強度信号を出力する検波手
段と、該検波手段より出力される被検波信号の時系列パ
ターンと前記第1の乗算器より出力される乗算値の時系
列パターンとの時間差を測定してレベル:l−1111
値を出力する手段とからなるマイクロ波レーダ装置を有
し、前記送信手段と送信アンテナどの間又は前記受信ア
ンテナと受信手段との間に挿入され、前記検波手段より
出力される受信強度信号にしたがって入力されるマイク
ロ波強度信号を変化させて出力する信号強度可変器を設
けたものである。
(2)また、前記(1)の発明において、前記信号強度
可変器に代えて、前記レベル計測値の平均演算を行なう
平均演算器を設けたものである。
(3)さらに、前記(1)の発明において、前記レベル
計測値の平均演算を行なう平均演算器を設けたものであ
る。
(4)さらにまた、前記(2)又は(3)の発明におけ
る平均演算器は、前記受信強度信号の値が設定値より低
い場合は、そのときのレベル計測値を無視して平均演算
処理を行なう機能を備えたものである。
[作用] 本発明における炉内のスラグレベル計測装置においては
、次の如く作用する。第1の擬似ランダム信号及び該第
1の擬似ランダム信号と同・−パターンで周波数のわず
かに異なる第2の擬似ランダム信号とを、それぞれ第1
の擬似ランダム信号発生手段及び第2の擬似ランダム信
号発生手段により発生し、前記第1の擬似ランダム信号
により搬送波を位相変調したスペクトル拡散信号をスラ
グ面に向けて送信手段により送信し、前記スラグ面より
の反射波を受信手段により受信して得られる受信信号と
、前記第2の擬似ランダム信号との乗算を第2の乗算器
により行なう。この第2の乗算器の出力として得られる
乗算結果は、前記第1の擬似ランダム信号で位相変調さ
れた受信信号の被変調位相と、第2の擬似ランダム信号
の位相が一致している場合には位相の揃った搬送波とな
り、後段のコヒーレント検波手段により同期検波される
。この被検波出力はさらに一対のローパスフィルタ及び
2乗器並びに加算器より構成される検出信号発生手段を
介して、パルス状のスラグレベル検出信号として出力さ
れる。
しかし、第1及び第2の擬似ランダム信号は、同一パタ
ーンの符号であるが信号発生手段の周波数がわずかに異
っているため、両信号の位相が一致している(即ち両信
号の相関出力が最大となる)ときから、時間が経過する
につれて位相がずれ、1符号以上ずれると2つの擬似ラ
ンダム信号の相関がなくなる。この状態においては前記
受信信号と第2の擬似ランダム信号との乗算の結果得ら
れる搬送波の位相はランダムとなるため、後段のコヒー
レント検波手段による同期検波後通過するローパスフィ
ルタで周波数帯域が制限され、スラグレベル検出信号は
得られない。
さらに時間が経過して、第1及び第2の擬似ランダム信
号間の位相が、丁度一方の擬似ランダム信号の1周期分
だけずれると再び位相が一致する状態となり、両信号の
相関出力が最大となるため、再びコヒーレント検波手段
及び前記検出信号発生手段を介してパルス状のスラグレ
ベル検出信号が得られる。従ってこの現象が一定期間毎
に繰り返され、スラグレベル検出信号としては周期的な
パルス状信号が得られる。
一方、受信信号からスラグ面検出信号を得た時刻を計測
するため基準時刻を設定する必要かあり、この時刻基準
信号を次のようにして発生させる。
時刻基準信号は第1の擬似ランダム信号と第2の擬似ラ
ンダム信号を第1の乗算器により直接乗算し、その乗算
結果である時系列パターンをローパスフィルタを介して
とり出すことにより、前記スラグレベル検出信号と同一
周期のパルス状信号が得られる。
従って、この時刻基準信号の発生時刻から受信信号から
得られたスラグレベル検出信号の発生時刻までの時間が
、送受信アンテナとスラグ面との間を電磁波が往復する
伝播時間に比例するから、この2つの信号間の時間から
送受信アンテナとスラグ面間の距離が換算される。
本発明の作用は次の様に定式化される。
第1の擬似ランダム信号の繰り返し周波数をfl、第2
の擬似ランダム信号の繰り返し周波数をf2とし、各々
の擬似ランダム信号のパターンは同一とする。ここでt
  >f2とする。
送信される第1の擬似ランダム信号と、第2の擬似・ラ
ンダム信号との相関をとって得られる基準信号が最大値
となる周期をT8とすると、このTo間に含まれる第1
の擬似ランダム信号と第2の擬似ランダム信号の波数の
差がちょうど1周期の波数Nになる。
即ち T  −f  −T  奉f  +NIB2 上式を整理するとTBは次の[11式で与えられる。
T  −N/(f、−f2)      ・・・[1]
即ち、2つのクロック周波数の差が小さいほど、基準信
号が最大値となる周期TBは大きくなる。
次に、第1の擬似ランダム信号で位相変調された搬送波
が送信され、スラグレベルで反射し、再び受信されるま
での伝播時間をτとし、この受信信号を第2の擬似ラン
ダム信号で復調し、コヒーレント検波して得られるスラ
グレベル検出信号のパルス状信号が発生する時刻を、基
準信号のパルス状1.カ号発生時刻から計APJ した
時間差をTDとすると、TD間に発生する第2の擬似ラ
ンダム信号の波数は、19間に発生する第1の擬似ラン
ダム信号の波数より、1時間に発生する第1の擬似ラン
ダム信号の波数たけ少ないので、次式が成立する。
TD ′f ″Tf  −τ’ f1 DI 上式を整理するとT、は次の[2]式で与えられる。
T −τ・f  /(f  −f  )    ・・・
[2]D      1.    1   2即ち、伝
播時間τは、f  /(f  −f2)倍1 だけ時間的に拡大され、あるいは低速化されたT、とし
て計測される。この計7111時間の拡大されることに
より、本発明は短距M 811定に適したスラグレベル
計+11装置であるといえる。
ここで伝播時間τは、伝播速度をv1スラグ面までの距
離をXとすると τ−2x/v であるから、[2]式により次の[3]式を得る。
[3]式により時間差TDを計測することにより、距M
Xを計測することができる。
本発明における搬送波のコヒーレント検波手段は、送信
用搬送波発生手段の出力の一部を第1の分配器により取
り出し、これをハイブリット結合器により同相成分(i
n−phase component)  Iと直角成
分(quadrature component) Q
とに変換し、前記第2の乗算器から出力される搬送波を
第2の分配器により信号R及びR2に分配し、前記信■ 号■と信号R1とを第3の乗算器により乗算した乗p値
1−Rと、前記信号Qと信号R2とを第4の乗算器に乗
算した乗算値Q−R2とをそれぞれ被検波信号として得
るようにしたものである。
また、本発明における前記第1の乗算器の乗算値の時系
列パターンと、前記被検波信号の時系列パターンの時間
差測定手段は、前記第1の乗算器ノ出力を第1のローパ
スフィルタにより帯域制限して得られるパルス状基準信
号の最大値発生時刻と、前記第3及び第4の乗算器の乗
算値1 ” Rを及びQ ” R2を第2及び第3のロ
ーパスフィルタにより、それぞれ帯域制限して得られる
信号を第1及び第2の2乗器によりそれぞれ2乗演算し
、この演算結果の2乗値の和を加算器により求めること
により得られたパルス状検出信号の最大値発生時刻との
間の時間を時間計測器により測定するものである。
さらに信号強度す変器は、炉内のスラグ面からの反射信
号が大きくなった場合には、マイクロ波データ装置内部
において信号の飽和が生じないように送信信号又は受信
信号を減衰させ、反射信号強度が小さくなった場合には
送イ5信号又は受信信号を増幅し、マイクロ波レーダ装
置内部での信号レベルが常に一定となるように信号強度
を調整する。
また、平均演算器は、マイクロ波レーダ装置からレベル
計測値と受信強度信号を入力し、任意の時間内に得られ
たレベル計測値の平均演算を行う。
この平均演算においては、受信強度信号の値が設定値よ
り小さい場合にはそのときのレベル計測値を無視して平
均演算を行い、炉内のスラグレベルの平均位置を求めて
表示する。
[実施例] 第1図は本発明を実施した転炉の模式図、第2図は本発
明の要部をなすマイクロ波レーダ装置の一実施例のブロ
ック図、第3図は第2図の動作を説明するための波形図
、第4図は7ビツトのM系列信号発生器の構成図で、(
45)は7段構成のシフトレジスタ、(46)は排他的
論理和回路である。
第1図において、(1)は溶融還元炉、(2)は溶鋼、
(3)はスラグ、(4)はフード、(5)はランスであ
る。CG)はマイクロ波レーダ装置を主要部とする計i
ll装置で、導波管を介して送信アンテナ(7)と受信
アンテナ(8)に接続されており、両アンテナ(7) 
、 (8)はフード(4)に設けた穴を通して炉内に挿
入され、炉内のスラグ(3)のレベルを計測する。
次に、第2図により第3図及び第4図を参照して本発明
の詳細な説明する。第2図において、(10)は計−1
装置(6)の主要部を構成するマイクロ波レーダ装置で
あり、これは前述の特願昭63250784号の発明と
基本的に同じものである。
マイクロ波レーダ装置(10)において、擬似ランダム
信号発生器(18)、(19)は例えばM系列信号発生
器が使用できる。第4図は7ビツトのM系列信号発生器
の構成を示しており、例えばECL (エミッタ・カッ
プル・ロジック)素子による7段構成のシフトレジスタ
と、排他的論理和回路(4B)により構成される。M系
列信号は符号の“1” (正電圧の+Eが対応する)と
“0” (負電圧の−Eが対応する)の組み合せによる
周期性循環信号であり、本実施例の7ビツトの場合、2
7−1−127個(127チツプともいう)の信号を発
生ずると1周期が完了し、この周期を繰り返した循環信
号を発生する。擬似ランダム信号発生器(18)、(1
9)は同一回路で構成されるため、両者の出力信号は全
く同一パターンの信号となる。ただし、供給されるクロ
ック周波数がわずかに異なるためその1周期もわずかに
異っている。また擬似ランダム信号としてはM系列信号
以外にも、ゴールド系列信号、JPL系列信号を使用す
ることができる。
クロック発生器(1B)、(17)は共に水晶発振子を
内蔵し、十分周波数の安定したクロック信号を発生する
が、その発生周波数がわずかに異っている。
本実施例ではクロック発生器(16)の発生周波数f1
は100.004MIIz、クロック発生器(17)の
発生周波数f2は99.996MHzとし、その周波数
差はflf 2−8 kllzとしている。
クロック発生器(1B)及び(17)からそれぞれ出力
されるクロック信号f 及びf2は、それぞれ擬似ラン
ダム信号発生器(18)及び(19)に供給される。
擬似ランダム信号発生器(18)及び(19)は、駆動
用クロツタ信号の周波数差によりそれぞれの1周期かわ
すかに異なるが同一パターンのM系列信号M 及びM2
を出力する。いま2つのM系列信号M 及びM2の周期
を求めると、 ■ Mlの周期−127X l/100.004Ml1z!
; 12B9.9492nsM2の周期= 127 X
 l/99.996M1lz ’= 1270.050
8nsとなる。即ち2つのM系列信号M 及びM2は約
1270ns (10=秒)の周期を有すが、両者の周
期には約0.lnsの時間差がある。それ故この2つの
M系列信号M1及びM2を循環して発生させ、ある時刻
t で2つのM系列信号のパターンが一致したとすると
、1周期の時間経過毎に0.lnsのずれが両信号間に
生じ、100周期後には1Onsのずれが両信号間に生
ずる。ここでM系列信号は1周期1270nsに127
個の信号を発生するので、1信号の発生時間は1Ons
である。従って2つのM系列信号M 及びM2間に10
nsのずれが生ずるということは、M系列信号が1個分
ずれたことに相当する。
擬似ランダム信号発生器(18)の出力M1は乗算器(
20)及び(13)に、また擬似ランダム信号発生器(
19)の出力M2は乗算器(20)及び(23)にそれ
ぞれ供給される。
搬送波発生器(11)は例えば周波数約100Gllz
のマイクロ波を発振し、その出力信号は分配器(12)
により分配され、乗算器(13)及びハイブリッド結合
器(15)に供給される。乗算器(13)は例えばダブ
ルバランスドミクサにより構成され、分配器(I2)よ
り入力される周波数約10GIIzの搬送波と擬似ラン
ダム信号発生器(18)より入力されるM系列信号M1
との乗算を行ない、搬送波を位相変調したスペクトル拡
散信号を出力し、送信器(I4)へ供給する。送信器(
14)は人力されたスペクトル拡散信号を電力増幅し、
送信アンテナ(5)を介して電磁波に変換し、炉(1)
内に向1ノで放射する。ここで周波数10GHzの電磁
波の空中での波長は3clI+であり、炉(1)内の粉
塵や煙の粒子に比べて十分長いので、粉塵等の影響を受
けにくい。
また送信アンテナ(7)及び受信アンテナ(8)は例え
ばホー=ンアンテナを用い、指向性を鋭く絞ることによ
りスラグ面以外からの反射電力を可及的に小さくしてい
る。なお、アンテナゲインはいずれも約20dB程度で
ある。送信アンテナ(7)から炉(1)内に向けて放射
された電磁波はスラグの表面で反44され、受信アンテ
ナ(8)を介して電気信号に疫換されて受信器(22)
へ入力される。受信器(22)へ入力信号が供給される
タイミングは、当然送信アンテナ(7)から電磁波が放
射されたタイミングから、電磁波が炉(1)内のスラグ
面までの距離を往復し、受信アンテナ(8)に到達する
までの電磁波の伝播時間だけ遅延している。受信器(2
2)は入力信号を増幅して乗算器(23)へ供給する。
−万乗算器(20)に擬似ランダム信号発生器(18)
及び(19)からそれぞれ入力されたM系列信号Mt及
びM2は乗算され、その乗算値の時系列信号はローパス
フィルタ(21)へO(給される。第3図の(ア)はこ
のローパスフィルタ(21)への入力信号、即ち乗算器
(20)の乗算値である時系列信号を示した波形であり
、乗算器(20)へ入力される2つの擬似ランダム信号
の位相が一致している場合は+Eの出力電圧が継続する
が、両信号の位相が一致しでいない場合は十Eと□−H
の出力電圧がランダムに発生ずる。
ローパスフィルタ(21)、(27)、(2g)は周波
数の帯域制限を行なうことにより一種の積分機能を有し
、両信号の相関演算値の積分信号として両信号の位相が
一致している場合には、第3図の(イ)に示されるよう
なパルス状信号を出力する。また両信号の位相が不一致
の場合には出力は零となる。従ってローパスフィルタ(
21)の出力には周期的にパルス状信号が発生する。こ
のパルス状信号は時刻の基準信号と1.て時間測定器(
32)へ供給される。
この基準信号の周期TBは、本実施例の場合は、擬似ラ
ンダム信号を7ビツトのM系列信号M1及びM とした
ので、1周期の波数Nは27−1−127であり、f 
 −100,004MHz%f 2−99.996Mt
lzであるので、T o −15−875履sとなる。
この基準信号とその周期Toは第3図の(1)に示され
る。
また、乗算器(23)へは受信器(22)からの受信信
号と、擬似ランダム信号発生器(19)からのM系列信
号M2が入力され、両信号の乗算が行なわれる。
この乗算器(23)の乗算結果は、第1のM系列信号M
1により送信用搬送波が位相変調される受信信号の被変
調位相と、第2のM系列信号M2の位相が一致している
場合は位相の揃った搬送波信号とし出力され、受信信号
の被変調位相とM系列信号M2の位相が異なるときには
、位相のランダムな搬送波と(7て出力され、分配器(
24)へ供給される。
分配器(24)は入力信号を2つに分配し、その分配出
力R及びR2をそれぞれ乗算器(25)及び(26)へ
供給する。分配器(12)より送信用搬送波の一部が供
給されたハイブリッド結合器(15)は、入力信号に対
して同相成分の(位相0度の)信号Iと、直角成分の(
位相90度の)信号Qとを出力し、それぞれ乗算器(2
5)及び(26)へ供給する。乗算器(25)はハイブ
リッド結合器(15)より入力する信号I (即ち搬送
波発振器(11)の出力と同相の信号)と、分配器(2
4)より入力する前記信号R1との乗算を行ない、同様
に乗算器(26)は入力する信号Q(即ち搬送波発振器
(11)の出力と90度位相の異なる信号)と前記信号
R2との乗算を行ない、それぞれ受信信号中の位相O皮
酸分(1−R1)と位相90度成分(Q−R2)とを抽
出し、被検波信号として出力する。この被検波信号とし
ての信号1−RとQ−R2はそれぞれローパスフィルタ
(27)及び(28)へ供給される。
ローパスフィルタ(27)及び(2B)は周波数の帯域
制限を行なうことにより積分機能を有し、2信号の相関
演p値の積分を行なう。即ち乗算器(23)の出力より
分配器(24)を介して乗算器(25)に入力する前記
信号R1と、ハイブリッド結合器(15)より乗算器(
25)に入力する前記信号lの位相が一致したとき、同
様に乗算器(26)に入力する前記信号R2と信号Qの
位相が一致したとき、乗算器(25)及び(26)の出
力信号はそれぞれ一定極性のパルス信号(電圧十Eのパ
ルス信号)となり、この信号を積分したローパスフィル
タ(27)及び(28)の出力には大きな正電圧が得ら
れる。また前記信号R2と信号■の位相の不一致のとき
、及び前記信号R1と信号Qの位相の不一致のとき、乗
算器(25)及び(26)の出力信号は、それぞれラン
ダムに変化する正負両極性のパルス信号(即ち電圧十E
と−Eのパルス信号)となり、この信号を積分したロー
パスフィルタ(27)及び(28)の出力は零となる。
ローパスフィルタ(27)及び(28)により上記の如
く積分処理された位相0度成分と、位相90度成分の信
号はそれぞれ2乗器(29)及び(30)に供給される
。2乗器(29)及び(30)はそれぞれ入力信号の振
+1+を2乗演算し、その演算結果の出力信号を加算器
(31)に供給する。加算器(31)は両人力信号を加
算して第3図の(つ)に示すようなパルス状検出力信号
を出力し、時間if!II定器(32)に供給する。
いまこの検出信号の最大値発生時刻をt、とする。この
ように受信信号とM系列信号M2との相関処理により得
られた信号から送信用搬送波の位相O皮酸分と位相90
度成分をそれぞれ検波し、この被検波信号をそれぞれ積
分処理後2乗演算し、この一対の2乗値の和としてスラ
グレベル検出信号を得る方式は構成が多少複雑であるが
、高感度のスラグレベル検出信号を得ることができる。
またM系列信号のような擬似ランダム信号の相関出力を
得るようにしているので雑音の影響を低減し信号を強調
するため、信号対雑音比(S/N)の高い計測システム
を実現することができる。勿論搬送波の検波方式として
は、クリスタルを用いた検波方式があり、感度は低下す
るが、構成が単純化されるので、仕様及びコストにより
この方式を採用することもできる。
時間測定器(32)はローパスフィルタ(21)から入
力される基準信号の最大値の発生時刻t と、加算器(
31)から入力される検出信号の最大値の発生時刻t 
との間の時間T、を測定する。このため時間測定器(3
2)は2つの入力信号の最大値発生時刻を検出する機能
を有する。例えば、入力電圧値をクロック信号により逐
次サンプルホールドして、現在のクロック信号によるサ
ンプル値と、クロック信号の1つ前のサンプル値とを電
圧比度器により逐次比較して、入力信号の時間に対する
増加状態から減少状態に反転する時刻を検出することに
より、入力信号の最大値発生時刻を検出することができ
る。前記時間TDは第3図(1)に示される基準信号の
最大値発生時刻t と、(つ)に示される検出信号の最
大値発生時刻t、との間の時間として示される。
(35)は信号強度可変器で、本実施例ではマイクロ波
レーダ装置(lO)の受信端と炉内に挿入される受信ア
ンテナ(8)との間に設けているが、マイクロ波レーダ
装置(10)の送信端と送信アンテナ(7)との間に設
けてもよい。(42)はマイクロ波レーダ装置(lO)
の出力側に設けた平均演算器、(43)はCRTによる
表示部である。
第5図に信号強度可変器(35)の一実施例を示す。
マイクロ波レーダ装置(lO)から入力された受信強度
信号のピーク値から制御信号を求め、可変減衰器(41
)へ入力するものである。可変減衰器(41)は入力さ
れる制御信号の信号強度に比例して信号の減衰を行うも
ので、制御信号の入力がない場合には信号をそのまま通
過させる。
本実施例の信号強度可変器(35)においては、マイク
ロ波レーダ装置(lO)の加算器(31)からの受信強
度信号を不感帯回路(36)に入力し、入力された信号
が一定のレベルに達しなければ制御信号を出力せず、可
変減衰器(41)における信号の減衰を行わない。不感
帯回路(36)の制限値以上の信号が入力された場合、
この信号は増幅器(37)で増幅された後ピークホール
ド回Ha(38)に入力される。そしてこのピークホー
ルド回路(38)は入力されるパルス信号の周期と同程
度の時定数を持ち、入力パルスのピーク値を保持、出力
する。この保持された信号に増幅器(39)で増幅及び
オフセットを加えること・により可変減衰器(41)に
対する制御信号を得、可変減衰器(4I)における減衰
量を決定する。
実際にこの信号強度可変器(35)により信号の制御を
行った様子を第6図に示す。
第6図(a)は信号強度可変器(35)の動作を示し、
入力される受信強度信号に対する制御信号の出力の変化
、すなわち可変減衰器(41)の減衰量の変化を示して
いる。制御信号は受信強度信号が不感帯回路(36)に
より定まる制限値以上となった場合には、受信強度信号
に比例した信号となる。本実施例ではこの制限値を0.
7 Vとしており、受信強度信号の最大値が0.7 V
以上となった場合に制御信号の出力を行っている。
第6図(b)は計HPI装置(6)全体の信号レベルの
様子を示す線図で、受信アンテナ(8)で受信される反
射信号強度と受信強度信号の関係を示しており、反射信
号強度が小さい領域では受信強度信号の値も小さく、信
号強度可変器(35)による信号減衰は行なわれないの
で、反射信号強度と受信強度信号は比例しているが、反
射信号強度が増大するに伴い、信号強度可変器(35)
での信号の減衰が行われ、反射信号強度が数十dB変化
した場合でも、受信強度信号の変化を小さく抑えること
が可能となった。
平均演算器(42)における平均演算処理の流れを第7
図に示す。平均演算器(42)はマイクロ波レーダ装置
(lO)の距離積算器(33)からレベル計測値を、ま
た加算器(31)から受信強度信号を入力し、受信強度
信号のピーク値が任意の設定値より大きい場合には、入
力されたレベル計測値をレベル値の和sumに加算し、
受信強度信号が設定値より小さい場合には、入力された
レベル計測値の加算を行わない。次に加算を行った期間
の時間が設定値に達した場合には、レベル計測値を加算
した回数でレベル値の和SU■を除算し、平均のスラグ
レベルgを求め、レベル値の和sumをゼロとして次の
平均値演算の準備を行い、処理の最初に戻って次の信号
入力を行う。加算期間の時間が設定値に達1−でいない
場合には、直接次の信号入力へ戻る。
なお、本実施例においては、これらの平均演算処理はパ
ーソナルコンピュータを使って行ない、平均のスラグレ
ベルの演算結果を、表示部(43)(CRT)に出力し
た。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、第1の擬似ランダム信号
により位相変調された搬送波をスラグ面に向けて送信し
、スラグ面から反射して得られた受信信号と第2の擬似
ランダム信号を乗算して得られた搬送波を検波して得ら
れた被検波信号の時系列パターンと、第1及び第2の擬
似ランダム信号を直接乗算して得られた乗算値の時系列
パターンとの時間差を測定したスラグ面との距離を測定
するようにしたので、次の効果が得られる。
(1)非接触針fl?1であるため、アンテナ等のセン
サ部分の耐久性が確保でき、装置の取付けも容易で保守
も簡単となる。
(2)連続測定であるため、応答性が速い計測が可能と
なる。
(3)従来高速信号を使用した計測が、本発明により比
較的簡単な構成の回路により低速信号へ変換されるため
、安価で小型の装置が実現できる。
また、調整も容品となる。
(4)スラグ面から反射され受信後相関処理の施された
搬送波を検波し検出信号を得る手段として、相関処理後
の搬送波から送信用搬送波との同相成分と直角成分を取
り出し、それぞれローパスフィルタを介して2乗演算後
加算して検出信号を得るので、きわめて高感度でスラグ
レベルを検出できる効果がある。
(5)第1の擬似ランダム信号によって位相変調された
搬送波を送信し、スラグ面から反射された受信信号は、
第1の擬似ランダム信号と同一パターンで周波数の近接
した第2の擬似ランダム信号により相関処理した搬送波
を得る方法により、スラグ面からの検出信号と基準信号
との間の計測時間を時間軸上できわめて大きく拡大した
(本実施例では12,500倍にも拡大した)ので、ス
ラグ面の距離を短距離から精度良く計l−1できるのみ
ならず、スラグ面からの所望反射信号と対象範囲外から
の不要反射信号は、検出信号の発生時間軸上で明確に区
別し分離することができる。従って炉内のスラグレベル
を計測する場合に、炉内のような狭い空間で不要な反射
波の発生しやすい計δp+環境においても、不要反射波
を除去し安定したスラグレベルの計測ができる。
(6)また、炉内のスラグ面の変動等に伴ないスラグ面
におけるマイクロ波反射信号の強度変化を生じた場合で
も、受信器による信号強度の調整により検知信号強度の
変動を抑え、信号の飽和や信号レベルの減少に伴う誤差
の発生を抑え、炉内のスラグレベル位置の測定をより正
確に行なうことかできる。
(7)急激なスラグレベルの変動により一時的に信号レ
ベルが減少した場合でも、S/N比の悪い測定値を無視
して測定値の平均処理を行うことにより、炉内のスラグ
レベル位置の正確なal定が可能になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の模式図、第2図は本発明実施例
のブロック図、第3図は第2図の動作を説明するための
波形図、第4図は7ビツトのM系列信号発生器の構成図
、第5図は信号強度可変器の実施例を示すブロック図、
第6図はその動作を示す線図、第7図は平均演算器の信
号処理の流れを示すフローチャートである。 (1)・・・溶融還元炉、(2)・・・溶鋼、(3)・
・・スラグ、(5)・・ランス、(6)・・・計)PJ
装置、(7)・・・送信アンテナ、(8)・・・受信ア
ンテナ、(10)・・・マイクロ波レーダ装置、(11
)・・・搬送波発振器、(12)、(24)・・・分配
器、(13) 、 (20) 、 (23) 、 (2
5) 、 (2B)・・・乗算器、(14)・・・送信
器、(15)・・・ハイブリット結合器、(1G)、(
17)・・・クロック信号発生器、(18)、(19)
・・・擬似ランダム信号発生器、(21) 、 (27
) 、 (28)・・・ローパスフィルタ、(22)・
・・受信器、(29) 、 (30)・・・二乗器1、
(31)・・・加算器、(32)・・・時間測定器、(
33)・・・距離換W器、(35)・・・信号強度可変
器、(42)・・・平均演算器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の擬似ランダム信号発生手段と、該第1の擬
    似ランダム信号発生手段の出力信号と同一パターンで周
    波数のわずかに異なる第2の擬似ランダム信号発生手段
    と、前記第1の擬似ランダム信号発生手段の出力と前記
    第2の擬似ランダム信号発生手段の出力との乗算を行な
    う第1の乗算器と、搬送波発生手段と、前記第1の擬似
    ランダム信号発生手段の出力により前記搬送波発生手段
    の出力信号を変調した信号を送信信号とし炉内に挿入さ
    れた送信アンテナからスラグ面に送信する送信手段と、
    前記スラグ面からの反射信号を炉内に挿入された受信ア
    ンテナにより受信して受信信号を得る受信手段と、該受
    信手段の出力と前記第2の擬似ランダム信号発生手段の
    出力との乗算を行なう第2の乗算器と、該第2の乗算器
    より出力される搬送波を検波して受信強度信号を出力す
    る検波手段と、該検波手段より出力される被検波信号の
    時系列パターンと前記第1の乗算器より出力される乗算
    値の時系列パターンとの時間差を測定してレベル計測値
    を出力する手段とからなるマイクロ波レーダ装置を有し
    、前記送信手段と送信アンテナとの間又は前記受信アン
    テナと受信手段との間に挿入され、前記検波手段より出
    力される受信強度信号にしたがって入力されるマイクロ
    波強度信号を変化させて出力する信号強度可変器を設け
    たことを特徴とする炉内のスラグレベル計測装置。
  2. (2)前記信号強度可変器に代えて、前記レベル計測値
    の平均演算を行なう平均演算器を設けたことを特徴とす
    る請求項(1)記載の炉内のスラグレベル計測装置。
  3. (3)前記レベル計測値の平均演算を行なう平均演算器
    を設けたことを特徴とする請求項(1)記載の炉内のス
    ラグレベル計測装置。
  4. (4)前記平均演算器は、前記受信強度信号の値が設定
    値より低い場合は、そのときのレベル計測値を無視して
    平均演算処理を行なう機能を備えたことを特徴とする請
    求項(2)又は(3)記載の炉内のスラグレベル計測装
    置。
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