JPH0328165Y2 - - Google Patents

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JPH0328165Y2
JPH0328165Y2 JP4509685U JP4509685U JPH0328165Y2 JP H0328165 Y2 JPH0328165 Y2 JP H0328165Y2 JP 4509685 U JP4509685 U JP 4509685U JP 4509685 U JP4509685 U JP 4509685U JP H0328165 Y2 JPH0328165 Y2 JP H0328165Y2
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JP
Japan
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switch
cylinder tube
position detection
mounting bracket
piston
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案はシリンダチユーブ内を摺動するピスト
ンの位置を、シリンダチユーブの外周に取り付け
た位置検出スイツチによつて検知するピストン位
置検知装置に関する。
〔背景技術〕
たとえば、空気圧シリンダでは、シリンダチユ
ーブ内に供給された空気圧に応動して変位するピ
ストンの位置を、シリンダチユーブの外周に取り
付けた位置検出スイツチによつて検出し、この検
出結果に基づいて上記シリンダチユーブ内への空
気圧の供給を制御したり、あるいは他の制御機器
の作動を制御することが行われているが、その位
置検出用スイツチの作動点を任意に選定し、さら
にその選定した位置にこのスイツチを保持するの
に第3図に示すピストン位置検知装置が提供され
ている。これはシリンダチユーブ1の外周に、一
対の係止溝2,2を長手方向に形成し、この係止
溝2,2間のシリンダチユーブ1上にピストン位
置検出用スイツチ4を載置し、このスイツチ4を
被うコ字状弾性板5の両端5a,5bで、上記溝
2,2の壁面を弾性的に保持させるような構造と
なつている。つまり、コ字状弾性板5の弾発力に
よる保持力により、上記スイツチ4をシリンダチ
ユーブ1上に移動可能に保持している。
しかしながら、かかるピストン位置検知装置で
は、コ字状弾性板5による弾発力によつてスイツ
チ4を保持するとともに、この弾発力に抗してコ
字状弾性板5およびスイツチ4を変位させること
によつて、そのスイツチ4の動作点を決めるよう
にしていたため、上記弾発力の劣化により摺動を
受けてスイツチ4位置が次第にずれてしまい、上
記動作点が狂つてしまうという問題があつた。ま
た、コ字状弾性板5の各先端は係止溝2壁に弾性
的に接触しているだけであるので、上記ずれが一
層発生し易いという問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、締付ねじを緩めることによつ
て、ピストン位置検出用スイツチのシリンダチユ
ーブ上における位置を任意に選択できるととも
に、選択後は締付ねじの締め付けによつて、その
選択位置におけるピストン位置検出用スイツチの
保持を確実ならしめることにある。
〔考案の概要〕
この考案はシリンダチユーブの外周に、ピスト
ン摺動方向に延びる一対の係止溝を設けるととも
に、このシリンダチユーブの外周にピストン位置
検出用スイツチを設置し、このスイツチの両側を
保持する取付金具の一対の先端を、上記各係止溝
に嵌合させるとともに、上記一対の先端を各係止
溝に対し圧着付勢したり、この圧着付勢を解除し
たりする締付ねじを上記取付金具に取り付けた構
成としたものであり、この締付ねじの圧着付勢解
除によつて上記スイツチのシリンダチユーブ上の
位置の選択を可能にし、圧着付勢によつてその選
択した位置の安定保持を可能ならしめるようにし
たのである。
〔実施例 1〕 第1図はこの考案のピストン位置検知装置の側
面図であり、1は第3図に示したものと同様のシ
リンダチユーブ、4は同じくピストン位置検出用
スイツチである。また、11,12は取付金具で
あり、上部はスイツチ4の側面を保持する適当な
形状に曲げられ、下部は一旦外側へ突出するよう
に屈曲し、再び内側に傾斜して延びるように形成
され、その先端(下端)部13,14の内側に突
起15,16が設けられている。また、取付金具
11の上部にねじ孔17が設けられ、取付金具1
2の上部には透孔18が設けられ、さらにこれら
のねじ孔17、透孔18に対応する部位において
スイツチ4に取付孔19が設けられ、これらの透
孔18、取付孔19に締付ねじ20が挿通され、
さらにこの締付ねじ20がねじ孔17にねじ込ま
れている。一方、シリンダチユーブ1の1つまた
は2つ以上の側面には、第3図に示したものと略
同一の係止溝21,22が設けられ、これらが上
記取付金具11,12下部の形状に対応する傾き
および形状を有する。
なお、図示しないがシリンダチユーブ1内には
ピストンが摺動自在に設けられ、このピストンに
マグネツトが装着されて、このピストンの移動に
よつてそのマグネツトが上記スイツチ4に近接ま
たは離反した際、このスイツチ4がオンまたはオ
フ制御される。このスイツチ4として、たとえば
リードスイツチが用いられる。
かかる構成になるピストン位置検知装置では、
締付ねじ20を緩めると、突起15,16の係止
溝21,22に対する接触抵抗が小さくなる。こ
のため、この係止溝21,22壁に突起15,1
6を滑らせるように、スイツチ4とともに取付金
具11,12をシリンダチユーブ1上で移動でき
る。こうしてスイツチ4が目的位置に移動させた
後、こんどは締付ねじ20をねじ孔17にねじ込
んで、取付金具11,12をスイツチ4に一体固
定させる。このとき、取付金具11,12は互い
に接近する方向の力を受け、突起15,16も同
方向に係止溝21,22の壁に喰い込むように作
用する。このため、この突起15,16はその先
端が上記係止溝21,22の壁に食い込むことに
より、その接触抵抗が十分大きくなる。この結
果、たとえば10Kgを超えるピストン摺動方向の力
がスイツチ4に作用しても、このスイツチ4を固
定位置に安定して保持することができる。つま
り、シリンダチユーブが振動を受けた程度では、
スイツチ4は何ら位置ずれする心配はない。ま
た、同様に上記接触抵抗および係止溝21,22
と取付金具11,12の先端部の突起15,16
との食い込み嵌合構造によつて、抜け方向の力に
も十分に対抗できるものになる。
なお、上記突起15,16の先端を鋭利な爪状
となすことにより、上記ずれをより確実に防止で
きる。
〔実施例 2〕 第2図は本考案の他の実施例を示すものであ
り、これが第1図に示すものと異なるところは、
取付金具31がスイツチ4を被う断面コ字状をな
し、この取付金具31の上部片32にねじ棒33
を突設し、この取付金具31を被う断面コ字状の
ガイド34に穿設された透孔35に、ねじ棒33
を挿通するとともに、このねじ棒33に対し、ガ
イド34を取付金具31側に押圧するナツト35
をねじ込んだ構造としたことにある。なお、取付
金具31の先端部は外側に向かつて緩やかに突出
する山状部36,37となつており、この山状部
36,37の上部の傾斜面に、ガイド34の下端
縁34aが接触し、この山状部36,37を互い
に対向する方向に挟圧している。38,39は山
状部36,37の先端部内側に突設した突起であ
る。
かかる構成になるピストン位置検知装置では、
ナツト35を緩めることにより、上記端縁34a
による山状部36,37の挟圧力が解除される。
このため、山状部36,37は互いに離れる方向
に変位し、突起38,39の係止溝21,22壁
に対する圧接が解除され、上記同様にスイツチ4
の位置調整が可能になる。一方、ナツト35を締
め付けた場合には、ガイド34の下端縁34aが
取付金具31の山状部36,37に沿つて下降
し、これらを互いに接近させる方向に付勢する。
このため、突起38,39が係止溝21,22壁
に圧接され、この取付金具31を介してスイツチ
4がシリンダチユーブ1上に固く保持されること
になる。このように締付ねじとしてのナツトのね
じ込み操作によつて、スイツチ4のシリンダチユ
ーブ1上の位置の選定およびその選定した位置で
の固定保持を確実ならしめうる。
なお、上記スイツチ4は上記取付構造によつ
て、シリンダチユーブの他の1つまたは複数の外
側面に取り付けることも可能である。また、上記
取付金具11,12,31はこれ自体弾性を有す
る金属材料で形成される。
〔効果〕 本考案によれば、ピストン位置検出用スイツチ
の少なくとも両側面を被う取付金具の各一端を、
シリンダチユーブ外周に設けた一対の係止溝のそ
れぞれに嵌合させて、上記スイツチをシリンダチ
ユーブ外周に保持させるとともに、上記取付金具
に締付ねじを取り付け、この締付ねじの締め付け
操作によつて、上記保持をより確実に行えるよう
な構成としたことによつて、シリンダチユーブが
振動したり、取付金具に外力が作用したりして
も、シリンダチユーブ上の上記スイツチがずれる
のを確実に防止できる。また、締付ねじを緩める
ことによつて、スイツチ位置の変更調整はこれま
でよりもさらに軽快に実施できる。さらに、上記
係止溝に嵌合される取付金具の先端に突起や爪を
突設することにより、上記ずれをより確実に防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のピストン位置検知装置の一実
施例を示す側面図、第2図は本考案の他の実施例
を示す側面図、第3図は従来例を示す側面図であ
る。 1……シリンダチユーブ、4……ピストン位置
検出用スイツチ、11,12……取付金具、1
3,14……先端、15,16……突起、20…
…締付ねじ、21,22……係止溝、31……取
付金具、35……締付ねじ、38,39……突
起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ピストン摺動方向の外周に一対の係止溝を設
    けたシリンダチユーブと、このシリンダチユー
    ブの外周に設置されたピストン位置検出用スイ
    ツチと、このピストン位置検出用スイツチの両
    側を保持するとともに、一対の先端が上記各係
    止溝に嵌合される取付金具と、この取付金具の
    上記各先端を上記各係止溝壁に圧着させるよう
    に上記取付金具に取り付けられた締付ねじとを
    備えたことを特徴とするピストン位置検知装
    置。 (2) 取付金具の各先端には、係止溝壁に喰い込む
    突起または爪を設けたことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のピストン位置検
    知装置。
JP4509685U 1985-03-29 1985-03-29 Expired JPH0328165Y2 (ja)

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JP4509685U JPH0328165Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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JP4509685U JPH0328165Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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JPS61161402U JPS61161402U (ja) 1986-10-06
JPH0328165Y2 true JPH0328165Y2 (ja) 1991-06-18

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JP4509685U Expired JPH0328165Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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JP2009030674A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Smc Corp 位置検出センサの取付機構
JP4582486B2 (ja) * 2007-11-09 2010-11-17 Smc株式会社 流体圧機器におけるスイッチ取付機構

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