JPH03281147A - 複合旋盤の主軸のフライス送り駆動方法 - Google Patents

複合旋盤の主軸のフライス送り駆動方法

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JPH03281147A
JPH03281147A JP8211890A JP8211890A JPH03281147A JP H03281147 A JPH03281147 A JP H03281147A JP 8211890 A JP8211890 A JP 8211890A JP 8211890 A JP8211890 A JP 8211890A JP H03281147 A JPH03281147 A JP H03281147A
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JP
Japan
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feed drive
motor
drive motor
main spindle
main shaft
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Application number
JP8211890A
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English (en)
Inventor
Kosaku Suzuki
鈴木 孝作
Naoki Okuno
直起 奥野
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NAKAMURATOME SEIMITSU KOGYO KK
Nakamura Tome Precision Industry Co Ltd
Original Assignee
NAKAMURATOME SEIMITSU KOGYO KK
Nakamura Tome Precision Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、主軸の回転角を正確に制御しながら割出加
工やコンク−リングのフライス加工を行う際の主軸の駆
動方法に関するもので、特に旋削用のモータとは別に主
軸を低速回転させる送り駆動用のモータを設け、該割出
し送り駆動用のモータで主軸の割出し位置決め及び切削
送りを行う構造の旋盤における主軸の送り駆動方法に関
するものである。
(従来の技術) 旋盤における割出加工は、主軸を一定の角度位置に固定
し、回転工具でワークを切削する加工である。また、コ
ンタ−リングのフライス加工は、主軸の回転角を正確に
制御しながら主軸を低速で回転させつつ、回転工具を用
いてカム曲線のような複雑な曲面を切削する加工である
。このような割出加工やコンタ−リン゛グのフライス加
工を可能とした旋盤は、主軸を高速で回転させる旋削駆
動手段と主軸の角度を正確に制御しながら低速で回転さ
せる送り駆動手段とが必要である。旋削駆動と送り駆動
とを大型の1個のサーボモータを用いて行う装置も実用
化されているが、このような構造は、保持トルクが大き
くかつ分解能が非常に高いサーボモータ及びモータ制御
装置を必要とするので、装置が非常に高価になる。その
ため一般的には、旋削用モータと送り駆動用のモータと
を別々に設け、送り駆動用モータの回転を減速して主軸
に伝え、旋削用モータで主軸を高速回転させるときには
、主軸と送り駆動用モータを主軸から切り離す構造が採
用される。
第3図はこのような旋盤における主軸の駆動機構を示し
たもので、旋削用モータ5はベルト伝導装置6を介して
主軸2を駆動しており、割出し送り駆動用モータ9はウ
オーム歯車11及びシフト歯車15を介して主軸2を駆
動している。シフト歯車15は、その軸14に軸方向に
移動可能に設けられており、油圧シリンダ17でシフト
ガイド16を移動させることにより、シフト歯車15を
軸14上で移動させてシフト歯車15と主軸2に固定し
た従動歯車8との噛み合い及び離脱を行わせている。旋
削加工を行うときには、シフト歯車15を図の想像線の
位置にシフトさせて従動歯車8との噛み合いを解き、主
軸2を旋削用モータ5で高速回転させる。一方割出加工
やコンタ−リングのフライス加工の場合には、シフト歯
車15と従動歯車8とを噛み合わせ、割出し送り駆動用
モータ9により主軸2を回転させる。割出し送り駆動用
モータ9は、サーボモータで、NC装置22からの角度
指令に従って主軸2の角度を正確に制御しながら主軸2
を回転させる。
割出し送り駆動用モータ9で主軸2を回転させるときに
は、ウオーム歯車11及びシフト歯車15のバックラッ
シュ及び駆動系の微少な変形が主軸2の角度誤差となっ
て表れてくる。特にシフト歯車15と従動歯車8との噛
み合い部分には、両者を係脱させるための遊隙が不可避
であり、この遊隙が主軸2の位置決め精度を大きく低下
させる。
そこでこの誤差の発生を避けるために、主軸2に固定し
たブレーキディスク7をブレーキパッド18で挟持して
主軸2にある程度の大きさの回転負荷を与えてウオーム
歯車11やシフト歯車15の噛み合い部分に与圧が与え
られるようにして、歯車のバックラッシュ及び歯面の変
形による主軸2の角度誤差の発生を防止するようにして
いる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の構造では次のような場合に問題が
生じる。第1は、コンタ−リングのフライス加工におい
て、主軸2を停止させた状態での加工から主軸2を送り
ながらの加工に移行するとき、ブレーキパッド18の静
摩擦係数と動摩擦係数の差により、この移行動作が円滑
に行われ難いということである。第2は、コンタ−リン
グのフライス加工時の工具の送り方向の変化によって切
削負荷が変化したとき、この変化を打ち消すようにブレ
ーキ力を増減してやることが望ましいけれども、油圧に
よるブレーキ力の制御では、そのような繊細な制御はほ
とんど不可能であるということである。
この発明は、以上の問題を解決することを課題としてな
されたもので、送り駆動用モータ9による主軸2の駆動
時に送り駆動用モータ9と主軸2との間に介在している
減速装置11や係脱装置15のバンクラッシュや駆動系
の変形に起因する主軸2の角度誤゛差や振動の発生を押
え、より正確で滑らかな加工が実現できる主軸の駆動方
法を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) この発明は、主軸2に常時連結されている旋削用モータ
5と、係脱装置15及び減速装置11を介して主軸2に
連結される割出し送り駆動用モータ9を有する旋盤の主
軸駆動装置において、割出し送り駆動用モータ9のサー
ボ制御によって主軸2の角度を制御するときに旋削用モ
ータ5に駆動電流を与えて、旋削用モータ5で主軸2を
制動し、この制動力に抗して割出し送り駆動用モータ9
が主軸2を回転駆動するようにしたものである。
(作用) 上記構成によれば、割出し送り駆動用モータ9によって
駆動されているときの主軸2は、送り駆動用モータ9と
主軸5との間に介装された減速歯車11やシフ1へ歯車
15のバックラッシュ、を解消し、負荷トルクによる部
材の変形を一定に保つように旋削用モータ5によって能
動的に付勢される。
そして駆動電流を与えることによって生ずる旋削用モー
タ5の付勢力は、コンタ−リング加工のような低速回転
域では減速装置11の負荷が主軸2の回転停止に関係な
く一定に維持され、しかも旋削用モータ5に与える電流
値を制御することによって主軸2に与える制動力を速い
応答速度で制御することができるので、コンタ−リング
のフライス加工で工具の送り方向の変化等によって切削
送り負荷が変化したときには、割出し送り駆動用モータ
9の駆動電流を検出してこれを一定に保つように旋削用
モータ5に与える電流をコントロールすることにより、
割出し送り駆動用モータ9に作用する負荷を一定に維持
するように制御することも可能となる。このような制御
によって割出し送り駆動用モータ9の負荷が一定になる
ようにコントロールしてやれば、減速装置11や係脱装
置15が常に一定の値で打圧された状態で駆動力を伝達
するので、高い精度で主軸2の位置決めを行うことがで
きると共に、切削負荷の変動によりびびり振動が発生す
るのも防止できる。
(実施例) 第1図および第2図は、この発明の一実施例を示した図
で、第1図はブロック図、第2図は制御ルーチンを示す
フローチャートである。第1図において、1は主軸台、
2は主軸台1に軸支された主軸、3は主軸2に固定され
たチャック、4はチャック3の開閉シリンダ、5は旋削
用モータ、6は旋削用モータ5と主軸2とを連結してい
るベルト伝導装置、7は主軸2に固定されたブレーキデ
ィスク、8はブレーキディスクに隣接して主軸2に固定
された従動歯車、9は割出し送り駆動用のサーボモータ
、10は割出し送り駆動用モータ9の回転子軸に直結さ
れたエンコーダ、11は割出し送り駆動用モータ9の回
転子軸にカップリング12を介して連結されたウオーム
歯車、13はウオーム歯車11と噛合するウオームホイ
ール、14はウオームホイール13の軸、15は軸14
に軸方向に摺動自在かつ相対回転不能に装着されたシフ
ト歯車、16はシフト歯車15を移動させるシフトガイ
ド、17はシフトガイド16駆動用の油圧シリンダ、1
8はブレーキディスク7に臨んでいるブレーキバンド、
19はブレーキバッド保持枠、20はブレーキパッド1
8を駆動するブレーキシリンダである。これらのものの
構造は、第3図に示した従来装置のものと変わらない。
割出し送り駆動用モータ9は、サーボドライバ21を介
してNC装置22で制御でされている。
エンコーダ10から出力される速度信号は、サーボドラ
イバ21に、位置信号はNC装置22にそれぞれフィー
ドバンク信号として与えられる。また割出し送り駆動用
モータ9の駆動電流の値は、負荷信号としてNC装置2
2に与えられている。
旋削用モータ5は、モータ制御部23を介してNC装置
22から与えられる駆動指令によって駆動され、旋削用
モータ5に与えられる駆動電流の値がフィードバンク信
号としてモータ制御部23に与えられている。
この発明では、以上のように構成された装置において、
シフト歯車15を従動歯車8に噛合させて割出し送り駆
動用モータ9で主軸2を回転させるときに、同時に旋削
用モーフ5に駆動指令を与え、旋削用モータ5の起動ト
ルクを割出し送り駆動用モータ9の駆動力に抵抗するブ
レーキ力として利用するのである。
次に第2図にもとづいて旋削用モーフ5の制御手順を説
明する。以下の説明及び第2図において、C軸結合とは
、割出し送り駆動用モータ9が主軸2に実質的に結合さ
れている状態、即ち、シフト歯車15と従動歯車8とが
噛合しており、かつNC装置22から割出し送り駆動用
モータ9に位置保持指令または回転指令が与えられてい
る状態をいうものとする。第2図に示す制御ルーチンは
、所定のタイミングでC軸結合状態を調べる。C軸結合
中でなく、C軸結合指令もC軸離脱指令も出ていなけれ
ば、このルーチンは何もしない。C軸結合指令が発せら
れたときには、分岐ステップ32で分岐してC軸結合の
完了を待ち、C軸結合が完了したときに旋削用モータ5
に駆動指令を与え、主軸2に負荷トルクを与える。この
負荷トルクによってウオーム歯車11やシフト歯車15
の噛み合いバンクラッシュが除去され、割出し送り駆動
0 用モータ9から旋削用モータ5に至る回転伝達系にイニ
シャル負荷が与えられ、このイニシャル負荷によってこ
の回転伝達系に高い剛性が付与される。
C軸が結合されると、第2図に示す制御ルーチンは分岐
ステップ31で分岐し、割出し送り駆動用モータ9の負
荷が設定された値よりも大きいか小さいかを調べる。負
荷信号の値が設定値をオーバーしている場合には、旋削
用モータ5の出力トルクを減少させる方向に、また負荷
信号の値が設定値より低ければ、旋削用モータ5の出力
トルクを増加させる方向にモータ制御部23に与える駆
動指令を増減させる。もし負荷信号が高くも低くもなけ
れば、旋削用モータ5の出力トルクをそのままの状態に
維持する。この制御により、割出し送り駆動用モータ9
の回転停止及び回転速度に係わりなく、またワークの切
削負荷の大小を補償するように旋削用モータ5の出力ト
ルクが変化して、割出し送り駆動用モータ9の負荷が常
に一定となる。従って割出し送り駆動用モータ9から主
軸2に至る回転伝達系に情、常に一定の負荷トルクが作
用することとなり、この伝達系に高い剛性が付与されて
割出し送り駆動用モータ9の回転角が正確に主軸2に伝
達される。
NC装置22からC軸離脱指令が発せられると、第2図
に示すルーチンは、ステップ33で分岐し、旋削用モー
タ5の駆動指令を解除する。これによって割出し送り駆
動用モータ9から旋削用モータ5に至る回転伝達系に与
えられていたイニシャル負荷は解除され、シフト歯車1
5と従動歯車8の歯面に作用する押圧力が解除されるか
ら、シフト歯車15の離脱動作を円滑に行うことができ
る。
なお第1図の装置には、第3図に示した装置と同様にブ
レーキディスク7とブレーキパッド18とが設けられて
いる。割出し送り駆動用モータ9と旋削用モータ5の出
力トルクが充分に大きければ、このようなブレーキ装置
を設ける必要はない。
しかし主軸2を一定の位置で固定してワークを加工する
場合に、このようなブレーキ装置を設けておけば、より
強い力で主軸2を固定しておくことが可能になり、割出
加工時により大きな切削負荷に耐えることができるよう
になる。
(発明の効果) 以上説明したこの発明の方法によれば、減速装置と係脱
装置を介して主軸にワーク送り駆動を与え、または主軸
を割り出す構造の旋盤において、送り駆動時および割出
位置決め時の上記係脱装置および減速装置に内在するバ
ンクラッシュ等のガタや部材の変形による送り誤差や位
置決め誤差を可及的に減少させることができ、主軸の高
い精度での位置決めが可能になるとともに、コンタ−リ
ングのフライス加工時における加工精度を太き(向上さ
せることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明の一実施例を示す図で、第
1図は主軸の駆動系を示すブロック図、第2図は制御ル
ーチンを示すフローチャートである。第3図は従来の主
軸駆動系の一例を示すブロック図である。 図中、 3 2;主軸 6:ベルト伝導装置 9:割出し送り駆動用モータ 13:ウオームホイール 17:油圧シリンダ 5:旋削用モータ 8:従動歯車 11:ウオーム歯車 15:シフト歯車

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 主軸(2)に常時連結されている旋削用モータ(5)と
    係脱装置(15)及び減速装置(11)を介して主軸(
    2)に連結される割出し送り駆動用モータ(9)を備え
    た旋盤の主軸のフライス切削送り駆動方法において、割
    出し送り駆動用モータ(9)のサーボ制御によって主軸
    (2)を駆動するときに旋削用モータ(5)に駆動電流
    を与えて旋削用モータ(5)で主軸(2)を制動し、こ
    の制動力に抗して割出し送り駆動用モータ(9)で主軸
    (2)を回転駆動することを特徴とする、複合旋盤の主
    軸のフライス送り駆動方法。
JP8211890A 1990-03-29 1990-03-29 複合旋盤の主軸のフライス送り駆動方法 Pending JPH03281147A (ja)

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