JPH03281022A - 形鋼リムの成形法 - Google Patents

形鋼リムの成形法

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JPH03281022A
JPH03281022A JP7875590A JP7875590A JPH03281022A JP H03281022 A JPH03281022 A JP H03281022A JP 7875590 A JP7875590 A JP 7875590A JP 7875590 A JP7875590 A JP 7875590A JP H03281022 A JPH03281022 A JP H03281022A
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Morikazu Kitou
木藤 守計
Kishiro Abe
喜四郎 阿部
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Topy Industries Ltd
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Topy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、異形形鋼材から自動車用ホイール(車輪)の
リムを成形する方法に関する。
[従来の技術] ホイールは、環状のリムと、その内周に嵌入されるほぼ
円盤状のディスクとの溶接接合から作られる。このうち
リムは、通常の乗用車のホイールに対しては平板の丸め
、溶接、成形加工で作られるが、バスやトラック等大型
車両のホイールに対しては、素材に異形断面形鋼が用い
られ、形鋼の丸め、溶接、成形加工で作られる。
第3図は、従来の形鋼リムの成形工程を示している。第
3図において、(イ)は形鋼索材を示し、(ロ)は巻き
工程、(ハ)は丸められた素材端部の突き合せ溶接工程
を示している。(ハ)の工程を終えて環状とされたリム
素材は、(ニ)の荒縮め工程でシュリンカにより径方向
に(したがって周方向にも)縮められ、(ホ)の伸し■
稈でエキスパンダで径方向(したがって周方向にも)伸
ばされ、(へ)の仕上縮め工程で縮められ、所定のリム
形状に成形される。第4図は第3図の(ハ)の状態での
環状リム素材の断面を示しており、第5図は第3図の(
へ)の状態を終えた最終品段階のリム形状を示している
。したがって、第3図の(ニ)、(ホ)、(へ)の工程
中に、環状リム素材の一部分は断面の中立軸に対して伸
ばされ、別の部分は断面の中立軸に対して縮められるこ
とになる。
環状リム素材の伸し、縮め工程で用いられるエキスパン
ダ、シュリンカの成形型は、周方向に分割された分υ1
駒から成っている。第6図、第7図はエキスパンダを示
しており、分割駒2によってリム素材4が成形される状
体を示している。すなわち、]ツタ6が下降して周方向
に分割されたスライドジョー8が拡げられ、分割駒2が
拡げられて、リム素材4が径方向、周方向に伸ばされる
状態を示している。
[発明が解決しようとする課題1 異形形鋼を丸める場合、その材料特性上、現行の技術レ
ベルでは中立軸(第4図のA−A線)に忠実に巻かざる
を冑ず、結果として、第4図の成形前形状に示すように
、フランジ(4a)側径D[1は伸し、ガター(4b)
側径DGIは縮め加工が必要な寸法となってしまう。そ
して、このような伸し、縮め加工は1工程ではできない
ので、第3図の(ニ)、(ホ)、(へ)の工程のように
多段の成形加工が必要となり、工程増を招いている。
その上、フランジ部4aは10%程度の伸し率となるた
め、現行割駒による成形法では、最終の駒離れ間隔Aが
第7図に示すこと<1=20trm以上にもなる。その
ため、分割駒間に位置するワーク部分eは凹状を呈し、
ワーク全体として花形となってしまう。この花形は車両
走行中の微少縦振動を生じる原因となる。
また、荒縮め、仕上縮め工程でのシュリンカの金型も周
方向に分割方式で、非常(複雑かつ大規模な構造となっ
ている。さらに精度確認の困難な内容であることから、
結果として、ワークの仕上り状態で、真円度不良が1.
5〜1.2mgにもなり、要求値が0.5mと厳しい場
合には、仕上の切削加工が必要になってしまう。また、
平行度不良(−端の円中心と他端の円中心とのずれ)も
1.0mにもなり、要求値が0.3mと厳しい場合には
、仕上の切削加工が必要になってしまう。
本発明は、工程短縮、花形解消、成形精度向上がはかれ
る形鋼リムの成形法を提供することを目的と16゜ [課題を解決するための手段1 上記目的は本発明によれば、次の形鋼リムの成形法によ
って達成される。すなわち、 異形形鋼材を丸め端部を突合せ溶接して断面異形の環状
リム素材となし、 前記環状リム素材を互いに同芯で軸方向に相対移動可能
な上リングと下リングとの間に設首して両リングを相対
的に接近させることにより、前記環状リム素材の一部分
の径方向卸しと他部分の径方向縮めを同一のストローク
で行なわせしめる、ことを特徴とする形鋼リムの成形法
1作  用] 本発明方法では、形鋼を丸めたものから作製された環状
リム素材は、リング状金型(上リング、下リング)を利
用して成形される。上リング、下リングには、環状リム
素材の一部分を伸ばしたり、他の部分を縮めたりするテ
ーバが形成されていて、1回の接近ストロークで、環状
リム素材の伸し、縮め成形を行なうことができるように
なっている。
かくして、従来、別々に行っていた伸し、縮め工程が、
単一の工程とされ、工程減がはかられる。
また、分割駒を用いないでリングによる成形であるから
、ワークに花形が生じない。
さらに、上リングと下リングとを同芯にセットすること
により、真円度と軸方向平行度の精度が高くされる。
[実施例] 以下k、本発明方法を、第1図、第2図を参照して説明
する。
本発明において、異形形鋼材を丸め端部を突合せ溶接し
て断面異形の環状リム素材とするところ迄は、従来の第
3図の(イ)、(ロ)、(ハ)で説明した工程と同じで
ある。続いて、本発明では、この環状リム素材が第1図
、第2図に示すよう(成形されていく。
第1図、第2図において、10はプレスの上ラム、12
は下ラムを示している。上ラム10には、上型としての
上リング14が取付けられ、下ラム12には下型として
の下リング16が取付けられている。上りング14と下
リング16とは、センタガイド18.20により、互い
に同芯とされている。下センタガイド20はロッド22
を介して上方にばね付勢されている。
上リング14と下リング16とは、互いに相対移動可能
であり、たとえば上ラム10が下降されると、上リング
14は下リング16に接近する方向にストロークする。
上リング14と下リング16の何れか一方、たとえば上
リング14には、上リング14の下リング16への接近
時に、断面異形の環状リム素材4のビード部すを拡げる
テーバ部aが形成されており、他方のリング、たとえば
下リング16には、環状リム素材4(以下、単にワーク
ともいう)のガタ一部Cを縮めるテーバ部dが形成され
ている。ワーク伸しおよび縮めを行うテーバ部aとdの
角度αとβは、軸方向加圧力によるワーク4の座部を防
止する上から決められるもので、約25°とされている
上リング14、下リング16から成る金型とワーク4の
喰いつきを防止するために、上リング14、下リング1
6から成る金型とワーク4間の適当部位に隙間e、f、
gが設けられる。この隙間e、f、Qによって、径方向
についてはガターとフランジ先端部を除いて、ワーク4
は、その外周面および内周面の両方で同時に、上リング
14、下リング16から成る金型に接触することがない
ようにされている。すなわち、ワーク4が金型に接触す
るのは、ガターとフランジ先端部を除いては、ワークの
内、外周面の何れか一面か、あるいは両面とも接触しな
いかの何れかとされている。
さらに、下リング16のテーバdの下側最終部に凸起り
が設けられており、ワーク4が軸方向下方に動きながら
しごかれるようになっている。
第1図、第2図の装置を用いて、異形断面を有する環状
リム素材4は次のように成形される。ブなわら、リムの
ガタ一部側を下側にしリムのフランジ部側を上にして、
リム素材4を下リング16上にセットする。このときリ
ム素材4の下端は下リング16のテーバdと接している
。次に上ラム10を下降させて上リング14を下降させ
、上リング14の先端部テーバaをワーク4の7ランジ
に続くビードシー1〜部すに挿入加圧し、テーバa t
”ビードシート部すを半径方向外方に押し拡げる。
それと同時に、上リング14はワーク4を下方に押し、
下リング16がそのテーバ部dでワーク4のガタ一部C
を半径方向内方に縮める。これによって、ワーク4の、
ビードシート部b1フランジ部の伸ばしと、ガタ一部C
の縮めとか、同時に行われる。上リング14がざらにワ
ーク4を下方に押して、ワーク4のビードシート部b、
フランジ部が半径方向にざらに拡がると、上リング4の
段部がワーク4のフランジ部内周側に入って、第2図の
状態になり最終形状に成形される。
次に上リング14が下リング16から上方に離されて、
ワーク4が金型からとり出されるが、隙間C1f、gの
存在によってワーク4の金型への喰いつきが防止される
ので、ワーク4を容易に金型から取外Uる。
なお、成形において、上リング14と下リング16とは
センタガイド18.20によって同芯を保持されている
ので、フランジ部の円の中心とガタ一部の円の中心とは
ずれず、ワーク4の平行度は高精度に出される。
[発明の効果] 本発明によれば、次の効果が得られる。
イ、 フランジ部の伸しとガタ一部の縮めとか同じスト
ロークで、すなわち1■程で行われるから、■程が短縮
され、コスト低減がはかられる。従来はエキスパンダに
よる伸しとシコリン力による縮めは別工程、別装置とな
っていた。
口、 上リング、下リングからなる金型での成形のため
、花形が解消される。従来は分割駒による成形のため、
割型間に花形が出る。花形解消により、車両振動がなく
なり、ホイールの外観もよくなる。
ハ、 上リング、下リングの使用(より、センタガイド
の使用によって容易に金型間同芯性が出せ、真円度、平
行度が向上される。たとえば真円度は従来の分割駒成形
で1.2 amであったものが、本発明ではo、!li
s以下に低減され、平行度は従来の1゜omであったも
のが本発明ぐは0.3a以下に低減された。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施するに用いる金型4具協した
リム成形装置の断面図、 第2図は第1図の装置の部分断面図、 第3図は異形断面の形鋼リムの従来成形法をdす工程を
示す概略図(第3図のうち(イ)、([(ハ)の工程は
本発明にも適用され得る)、第4図は異形断面を有する
環状リム素材の成形前の断面図、 第5図は第4図の環状リム素材の成形後の断面図、 第6図は従来の分割駒を具備したリム成形装めの断面図
、 第7図は分割駒間のワーク花形を示す複数の分割駒のア
ッセンブリの部分平面図、 である。 4・・・・・・環状リム素材(ワーク)14・・・・・
・上リング 16・・・・・・下リング 18・・・・・・センタガイド a、d・・・・・・テーバ b・・・・・・ビードシート C・・・・・・ガタ一部 e、f、g・・・・・・隙間 h・・・・・・凸起

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、異形形鋼材を丸め端部を突合せ溶接して断面異形の
    環状リム素材となし、 前記環状リム素材を互いに同芯で軸方向に相対移動可能
    な上リングと下リングとの間に設置して両リングを相対
    的に接近させることにより、前記環状リム素材の一部分
    の径方向伸しと他部分の径方向縮めを同一のストローク
    で行なわせしめる、ことを特徴とする形鋼リムの成形法
JP7875590A 1990-03-29 1990-03-29 形鋼リムの成形法 Expired - Fee Related JP2792999B2 (ja)

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