JPH03279929A - レンズ鏡筒 - Google Patents

レンズ鏡筒

Info

Publication number
JPH03279929A
JPH03279929A JP7969090A JP7969090A JPH03279929A JP H03279929 A JPH03279929 A JP H03279929A JP 7969090 A JP7969090 A JP 7969090A JP 7969090 A JP7969090 A JP 7969090A JP H03279929 A JPH03279929 A JP H03279929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens barrel
motor
rear lens
end plate
electric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7969090A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Chiaki
達生 千明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7969090A priority Critical patent/JPH03279929A/ja
Publication of JPH03279929A publication Critical patent/JPH03279929A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Diaphragms For Cameras (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電動絞り装置を内蔵したレンズ鏡筒に関するも
のである。
[従来の技術] ステイルカメラやビデオカメラ等の光学機器に搭載する
露光量調節装置として、該装置と一体化されたステッピ
ングモータにより該装置の遮光羽根を駆動する電動式絞
り装置が知られており、この電動式絞り装置はステイル
カメラやビデオカメラのレンズ鏡筒部に内蔵されている
この電動式絞り装置には種々の構造のものがあり、該装
置について従来から種々の提案がなされてきた。
本出願人はこの電動式絞り装置として、円弧形に構成さ
れた小型で高トルクのステッピングモータを有する電動
絞り装置を数年前に開発し、該装置を内蔵するステイル
カメラやビデオカメラを製造しており、また、該電動絞
り装置に関する工業所有権を有している。
[発明が解決しようとする課題] 本出願人が製造している公知の電動式絞り装置は円弧形
に構成されたステッピングモータを有しており、従って
モータ部分の体積が小さく、カメラ等の小型化に有利で
あるが、該装置は環状円盤形の絞りユニットの後方から
円弧形のステッピングモータが突出した形状であるため
、該装置の後方に配置される後方レンズ鏡筒の構造を光
軸に関して非対称にすることが必要となり、そのため、
該装置を含むレンズ鏡筒全体の設計には次のような問題
を解決することが必要であった。
第6図(a)は該電動式絞り装置を有するレンズ鏡筒の
設計例を示したものである。同図において、208は該
電動絞り装置20の環状円盤形の絞りユニット(絞り羽
根を省略して描かれている) 、20bは該ユニット2
0aの後部端面から光軸方向に突出して設けられた円弧
形のステッピングモータ部、30はレンズ30aを保持
するとともに該電動絞り装置20の前方に配置された前
方レンズ鏡筒、40は該電動絞り装置20の後方に配置
された後方レンズ鏡筒、である。
後方レンズ鏡筒40は、該鏡筒40の前方部分を構成す
る大径の前方円筒部40aと、該鏡筒40の後方部分を
構成するとともにレンズ40bを保持した小径のレンズ
保持部40cと、から構成されている。前方円筒部40
aの一部はレンズ保持部40cの外側を囲むように後方
へ向って突出しており、その突出部分の内側には、電動
絞り装置20のステッピングモータ部20bを収容する
ための円弧形の深い凹部4Qdが形成されている。また
、前方円筒部40aの内側の浅い凹部40eには電動絞
り装置20の絞りユニット20aが嵌装されるとともに
前方レンズ鏡筒30が嵌入固定されるようになっている
第6図(a)の設計例では後方レンズ鏡筒40の中に電
動絞り装置20のステッピングモータ部20bを収容す
るための深い凹部40dを形成しなければならないので
、後方レンズ鏡筒40の直径をかなり大きくする必要が
あるため大型化するとともに成形加工が難かしくなると
いう欠点があった。
それ故、後方レンズ鏡筒の大形化を避けるために、第6
図(b)の如き設計案も考えられている。
第6図(b)において、30はレンズ30aを保持した
前方レンズ鏡筒、50は絞りユニット50a(絞り羽根
の図示を省略しである)とステッピングモータ部50b
とを有する電動絞り装置、60は後方レンズ鏡筒、であ
る。この設計例の後方レンズ鏡筒60は、絞りユニット
50a及び前方レンズ鏡筒30を嵌装させるための浅い
凹部6odを有した前方部60aと、レンズ60cを保
持した小径の後方部60bと、を有しており、該前方部
60a及び後方部60bは絞りユニット50aとステッ
ピングモータ部50bとを嵌合させるように円筒体を大
きく切欠いた形状となっている。
第6図(b)の設計案では、ステッピングモータ部50
bの外径が後方レンズ鏡筒60の外径と同じであるため
、第6図(a)の設計案よりも後方レンズ鏡筒60の外
径を小さくすることができるため、小型化することがで
き、また、後方レンズ鏡筒60に深い凹部がないので成
形加工が容易である。しかしながら後方レンズ鏡筒60
の形状が軸対称にはならないので後方レンズ鏡筒の成形
加工時や周囲温度の変化した時などに変形が生じやすく
、従って、前方レンズ鏡筒30の軸心と後方レンズ鏡筒
60の軸心とか一致しなくなることが起りやすいという
欠点があった。その上、絞りユニット50aの形状も後
方レンズ&を筒60の切欠き部60eに合わせるように
段付き形状にしなければならないので電動絞り装置50
の形状の対称性も悪化するという問題も生じてくる。
また、第6図(a)及び第6図(b)の設計例では、電
動絞り装置の絞りユニットやステッピングモータ部は前
後の鏡筒とは別体に構成されるとともにそれぞれの専用
の地板やカバー等を有し、絞りユニットの構成部品やス
テッピングモータの構成部品はそれぞれの地板に取付け
られるようになっているため、部品点数が多く、従って
、重量も重くなるという別の欠点があった。
本発明の目的は、第6図に示したレンズ鏡筒のそれぞれ
の欠点(すなわち、レンズ鏡筒の外径が電動絞り装置の
外径よりも大きくなってしまうこと、後方レンズ鏡筒の
変形により前方レンズ鏡筒の軸心と後方レンズ鏡筒の軸
心とが−致しなくなること、全体の重量が重くなること
、等の欠点)を有しない、改良されたレンズ鏡筒を提供
することである。
[課題を解決するための手段] 本発明のレンズ鏡筒では、後方レンズ鏡筒の前端部に円
板状に該鏡筒の外側へ張り出す大径部を設け、該大径部
の前後の端面に電動絞り装置の絞り機構の構成部品とス
テッピングモータの構成部品とを直接に取付け、該大径
部の前面側に前方レンズ鏡筒を取付けるようにした。す
なわち、該大径部が絞り機構及びステッピングモータの
地板を構成するとともに前方レンズ鏡筒の取付部を兼ね
ている構造となっている。
[作   用] 電動絞り装置のモータと絞り機構とが後方レンズ鏡筒の
前後端面に装着され、後方レンズ鏡筒には前方レンズ鏡
筒を取付けるための取付構造も設けられているので、(
a)電動絞り装置の外側を包囲する筒状部を後方レンズ
鏡筒に設ける必要がない、(b)後方レンズ鏡筒の一部
が電動絞り装置の地板を兼ねているので従来のレンズ鏡
筒よりも部品点数も少くなり、従って、軽量且つ小型に
することができる、(C)後方レンズ鏡筒に大きな切欠
きを形成する必要がないので後方レンズ鏡筒に変形を生
ずる恐れがなく、従って、前方レンズ鏡筒の軸心と後方
レンズ鏡筒の軸心とが不一致になる恐れがない、等の効
果がある。
[実 施 例] 以下に、第1図乃至第5図を参照して本発明によるレン
ズ鏡筒の実施例について説明する。
第1図は、電動絞り装置の後方に配置される後方レンズ
鏡筒1の後方側の構造と該電動絞り装置の円弧形モータ
の分解斜視図であり、第2図は該電動絞り装置の絞り機
構と該後方レンズ鏡筒1の前方側の構造と前方レンズ鏡
筒2とを示した分解斜視図である。
第1図及び第2図に示すように、後方レンズ鏡筒1は、
レンズ1−1を保持した小径のレンズ保持部1−2と、
電動絞り装置及び前方レンズ鏡筒の支持部材となる大径
部1−3と、を有したほぼ段付き円筒形の形状を有して
おり、該両部はたとえばポリカーボネート等の高硬度樹
脂で一体成形されている。
大径部1−3の外周面には3個の突部1−4及び1−5
並びに1−6が設けられており、この3個の突部1−4
乃至16の外周面には不図示の回転筒の内周面のネジに
螺合するオスヘリコイド1−7〜1−9が形成されてい
る。また、大径部1−3の外周面には軸線と平行な一条
のキイ溝1−10が形成されており、該キイ溝1−10
には不図示の固定筒の内周面に突設された軸方向のキイ
が相対摺動可能に嵌合するようになっている。
後方レンズ鏡WJlの大径部1−3の後方側端面1−1
1には電動絞り装置の駆動源であるステッピングモータ
Mが取付けられるようになっている。
該モータMは大径部1−3の周縁に沿って形成された円
弧形モータであり、モータMは、第1図及び第4図に示
すように、ロータ5を挟んで相対向して配置されるコ宇
形の2個のステータ3及び4、ステータ3及び4の一対
の平行辺部3−1及び3−2と4−1及び4−2のうち
の一方の平行辺部3−1及び4−1に嵌装されたコイル
ボビン6及び8、コイルボビン6に巻かれたコイル巻線
7、コイルボビン8に巻かれたコイル巻線9、ロータ5
の一方の軸を軸支するとともに後述のステータ支持ビン
等を介して後方レンズ鏡筒1の大径部に固定されるモー
タ端板1o、等の諸部品によって構成されている。
ステータ3及び4はコ字形の硅素鋼板を積層して構成さ
れており、ステータ3及び4の一方の平行辺部3−1及
び4−1の基端部には孔3−3及び孔4−3が貫設され
、この孔3−3及び4−3には後に説明するように、後
方レンズ鏡筒1の大径部1−3に突設された一対のステ
ータ及びモータ端板取付棒が挿入されるようになってい
る。
ステータ3及び4の平行辺部3−2及び4−2に嵌装さ
れたコイルボビン6及び8には、コイル巻線7の両端に
接続する端子6−1及び6−2と、コイル巻線9の両端
に接続した端子8−1及び8−2と、が突出している。
端子6−1及び6−2はモータ端板10に貫設された孔
10−1及び10−2にそれぞれ挿入されるようになっ
ており、また、端子8−1及び8−2はモータ端板10
に貫設された孔10−3及び10−4にそれぞれ挿入さ
れるようになっている。
ステータ3の一対の平行辺部3−1及び3−2の先端は
それぞれ電気角で90°と一90°の位置となるように
励磁されるとともに互いに電気角で180°の位相差を
もつように励磁される。
同じく、ステータ4の一対の平行辺部4−1及び4−2
の先端はそれぞれ電気角で90°と一90°の位置とな
るように励磁されるとともに互いに電気角で180°の
位相差をもつように励磁される。
ロータ5はプラスチックマグネット製であり、ロータ5
の外周面には軸線方向に延在するN極及びS極が周方向
に沿って交互に合計8極形成されている。ロータ5の一
方の端面(第1図では上面)にはモータ端板10の軸受
孔10−5に挿入されるべき軸5−1が突設され、ロー
タ5の他方の端面にはビニオン5−2と一体成形された
軸5−3が突設されており、とニオン5−2には後方レ
ンズ鏡筒1の軸受部に支持されるべき軸5−4が突設さ
れている。
モータ端板10には後方レンズ鏡筒1の大径部1−3に
該端板を取付けるための複数本の脚10−10〜10−
14が該端板の長平方向に沿って設けられており、また
、前述したように、ロータ5の軸5−1が挿入されるべ
き軸受孔10−5やコイル端子挿入孔10−1〜1o−
4のほか、後述する4個の孔10−6〜10−9が貫設
されている。
脚10−10〜10−14は横方向からの外力に対して
強いバネ性を有しており、また、各脚10−10〜10
−14の先端には鉤爪形突起が形成されている。
なお、モータ端板10の脚10−10 P−10−14
と孔10−6〜10−9については、以下に説明する後
方レンスlj筒1のモータ取付構造部分とともに説明を
行う。
後方レンズ鏡筒1の大径部1−3の後方側端面1−11
上ニは、電動絞り装置用ステッピングモータMを取付け
るための以下の如き取付構造部が形成されている。すな
わち、′j81図に示されるように、該端面1−11上
には大径部!−3の周縁部に沿って3個の台座1−12
〜1−14が突設されており、台座1−12の面1−1
2a上には該モータMのステータ3の後方部分が着座さ
れ、台座1−13の面1−13a上にはステータ3及び
ステータ4のそれぞれの先端部が着座され、台座1−1
4の面1−14a上にはステータ4の後方部分が着座さ
れるようになっている。台座1−12〜1−14の各面
1−12a〜1−14aは鏡筒1の大径部1−3の端面
1−11と平行(すなわち、レンズ光軸に対して直交す
る面)であり、且つ、各面1−12a〜1−14aはす
べて同じ高さである。
台座1−12にはステータ3に貫設された孔3−3とモ
ータ端板10の孔1O−6とに挿入するためのステータ
及びモータ端板取付棒1−15が突設されている。また
、台座1−12の外周面と大径部1−3の外周面にはレ
ンズ光軸に平行な溝1−16が形成されており、該溝に
はモータ端板1oの脚10−10がはまり込むようにな
っている。また、溝1−16内にはモータ端板の脚10
−10の先端の鉤爪形突起に係合する抜は止め突起1−
17が形成されている。
方、台座1−14にもステータ4に貫設された孔4−3
 とモータ端板1oの孔1o−7とに挿入するためのス
テータ及びモータ端板取付棒1−18が突設されている
。また、台座1−14の外周面と大径部1−3の外周面
には第2図にも示されているようにレンズ光軸と平行な
溝1−19が形成されており、溝1−19内にはモータ
端板10の脚(第1図には図示されていない)がはまり
込むようになっている。溝1−19内には該脚の先端に
形成された鉤爪形突起に係合する抜は止め突起1−20
が形成されている。
台座1−12に隣接する位置と台座1−14に隣接する
位置とにおいて鏡筒1の大径部1−3の端面1−11に
は穴1−21及び穴1−22が穿設されており、穴1−
21にはモータ端板10の脚10−11が挿入され、穴
1−22にはモータ端板10の脚10−14が挿入され
るようになっている。穴1−21及び及穴1−22に脚
10−11及び10−14がそれぞれ挿入された状態で
は、脚10−11及び脚10−14のそれぞれの先端の
鉤爪形突起が穴1−21及び穴1−22の穴縁に係合し
、これにより、該穴から該脚が脱出しないように係止さ
れる。
台座1−13は台座1−12と台座1−14との中間位
置に設けられたL字形台座であり、その水平部分(すな
わち、後方レンズitM1の端面1−11に平行な部分
)の上面1−13aはステータ3及び4の先端部分を支
持する面となっている。面1−13a上にはステータ3
の二つの平行辺部3−1及び3−2の先端部の間でボビ
ン6の先端面に当接されるステータ先端部位置決め突起
1−23が突設されるとともに、ステータ4の二つの平
行辺部4−1及び4−2の先端部の間でボビン8の先端
に当接するステータ先端部位置決め突起1−24が突設
されている。
また、台座1−13の水平部分の中央にはロータ5の直
径よりも大きい直径の円形凹部1−25 (第5図を参
照)が形成されている。該凹部1−25の底面の中心に
は、第5図に示されるように、ロータ5と一体の軸部5
−3及びビニオン5−2とを挿通させる孔1−26が貫
設され、孔1−26の下方に鏡筒1の端面1−11と平
行に突出した軸受板1−27にはロータ5の軸5−4を
回転可能に支持する軸受孔1−28が貫設されている。
ロータ5か台座1−13上に組みつけされる時には、第
5図に示されるようにロータ5の一部が該凹部1−25
内に収容され、ロータ5の軸5−4は軸受孔1−28に
おいて回転可能に支持される。
台座1−13の鉛直部、すなわち鏡筒1の端面1−11
に対し鉛直に(レンズ光軸と平行に)なっている部分、
の先端にはモータ端板10の孔10−8及び10−9に
挿入されるピン1−29及び1−30が突設されており
、モータ端板10をレンズ鏡筒1に取付ける時には該ビ
ン1−29及び1−30がモータ端板10の孔10−8
及び10−9にそれぞれ挿入される。
台座1−13より内側位置において鏡筒1の端面1−1
1には穴1−31及び1−32が貫設されている。
モータ端板10をレンズ鏡筒1に取付ける時にはモータ
端板10の脚10−12及び10−13が穴1−31及
び1−32に挿入され、脚10−12及び10−13の
先端の鉤爪形突起が該穴の口縁に係合する。
上記の如き構造において、モータMを後方レンズ鏡筒1
に取付ける時には、まず、ロータ5を台座1−13の円
形凹部1−25内に入れる。次に、ステータ3の先端を
台座1−13の面1−13a上に乗せるとともにコイル
ボビン6の先端に突起1−23を突き当てるようにステ
ータ3を位置決めする方、ステータ3の孔3−3にステ
ータ及びモータ端板取付棒1−15を挿入させることに
よってステータ3を台座1−12の面1−12aと台座
1−13の面1−13aとに支持させる。
更に、ステータ4の孔4−3にステータ及びモータ端板
取付棒1−18を挿入させるとともにステータ4の先端
を台座1−13の面1−13a上に支持させつつ、コイ
ルボビン8の先端に突起1−24を突き当ててステータ
4の先端の位置決めを行い、ステータ4を台座1−14
の面1−14aと台座1−13の面1−13a上に支持
させる。最後に、モータ端板10の孔10−5にロータ
5の軸5−1を、孔10−6にステータ及びモータ端板
取付棒1−15を、孔10−7にステータ支持ビン1−
18を、孔10−8にピン1−29を、孔10−9にビ
ン1−30を、孔10−1にコイル端子6−1を、孔1
O−2にコイル端子6−2を、孔1O−3にコイル端子
8−1を、孔10−4にコイル端子8−2を、それぞれ
挿入するとともに、モータ端板10の脚10−10を後
方レンズ鏡筒1の溝1−16に、脚10−11を穴1−
21に、脚10−12を穴1−31に、脚10−13を
穴1−32に、脚10−16を穴1−22に、不図示の
脚(脚10−16の対向位置にある脚)を溝1−19に
、それぞれ挿入することによってモータ端板10を後方
レンズ鏡筒1に装着する。脚10−10と脚10−11
との間隔(装着前の)は溝1−16の溝底と穴1−21
の外周側の口縁との間隔より少し小さいので、モータ端
板10が後方レンズ鏡筒1に取付けられた状態では脚1
0−10及び10−11が互いに離れる方向の外力を受
けるため、それぞれの脚の弾性によりモータ端板10を
いわゆるスナップ結合で後方レンズ鏡筒1に迅速に取付
けすることができる。また、モータ端板取付けの際には
、前記取付棒1−15及び1−18とビン1−29及び
1−30とによりモータ端板10の位置決めを容易且つ
正確に行うことができる。
なお、図示されていないが、該モータの制御回路をプリ
ントしたプリント回路基板がモータ端板10の上に取付
けされ、このプリント回路基板のスルーホールにコイル
端子6−1 、6−2.8−1 。
8−2が挿入されるとともに半田付けされて該回路基板
上の制御回路が各コイル巻線に接続されるようになって
いる。
次に第2図及び第3図を参照して電動絞り装置の絞り機
構部の構造と、該絞り機構部及び前方レンズ鏡筒2を担
持する後方レンズ鏡筒の構造とについて説明する。
後方レンズ鏡筒1の大径部1−3の前方側には該大径部
の周壁部1−3aと端板部1−3bとで囲まれた浅い空
間が形成され、この浅い空間の中に絞り機構と円板形の
前方レンズ鏡筒2とが収容されるようになっている。
該絞り機構は、5枚の絞り羽根11〜15と、絞り羽根
11〜15を担持するとともに後方レンズ鏡筒1の大径
部1−3内の前記空間内において回転可能に支持される
回転リング16と、絞り羽根11〜15の運動を制御す
るためのカム板を構成するとともに回転リング16の支
持手段を具備している後方レンズ鏡筒1の大径部1−3
と、によって構成されている。
後方レンズ鏡筒1の前記端板部1−3bには各絞り羽根
11〜15の配置位置に対応して5個のカム溝1−33
.1−34.1−35.・・・(第2図では3個のみが
示されている)が穿設されており、各カム溝には絞り羽
根の一方の面に突設されたビン11−1.12−1.1
3−1.14−1.15−1.の一つが相対摺動可能に
挿入される。
絞り羽根の他方の面に突設されたビン11−2゜12−
2.13−2.14−2.15−2はそれぞれの絞り羽
根の回動中心となるビンであり、該ビン11−2〜15
−2は回転リング16に所定間隔で貫設されている5個
の孔に6−1〜16−5に回転可能に挿入されており、
これにより、絞り羽根11〜15はそれぞのビン11−
2〜15−2を中心として回動しうるように回転リング
16に担持されている。
回転リング16にはロータ5のピニオン5−2と噛み合
う歯16−6が外周縁の一部に形成されており、また、
該リング16の外周縁には孔16−2〜16−5の各々
の近くに切欠き16−7.16−8゜16−9.16−
10が形成されている。回転リング16の中心に設けら
れた孔1B−11は絞り羽根11〜15によって開閉さ
れる透光孔であり、前方レンズ鏡筒2のレンズ2−1及
び後方レンズ鏡筒1のレンズ1−1と整列している。
回転リング16を回転可能に支持するとともに前方レン
ズ鏡筒2の支持片を兼ねた凸形の4個のブロック1−3
6.1−37.1−38.・・・(第2図では3個のみ
が図示されている)が後方レンズ鏡筒1の周壁部1−3
aに沿って該端板部1−3bに突設されている。これら
のブロック1−36.1−37゜1−38.・・・は、
後方レンズ鏡筒1を前方側から見た場合、凸形形状を成
しており、各ブロックの周方向中央部には半径方向内側
へオーバーハング状に突出した突片1−38a、1−3
7a、l−38aが形成されている。突片1−36a、
1−37a、1−38aは各支持片の前端側(第2図で
は上面側)において突出しているので各突片1−36a
、1−37a、l−38aと端板部1−3bとの間には
第2図でもわかるように、ある厚さ(もしくは軸方向長
さ)の空隙が形成されており、この空隙に絞り羽根11
〜15と回転リング16とが収容されるようになってい
る。該空隙に絞り羽根と回転リング16とが収容された
状態では各ブロック1−36.1−37.1−38の各
々の内周面は回転リング16の外周面に接触し、回転リ
ング16はブロック1−38.1−371−38.・・
・の内周面によって回転可能に支持される。すなわち、
ブロック1−36〜1−38の内周面の直径は回転リン
グ16の外径とほぼ同じである。また、突片1−36a
、1−37a、1−38aの下面(すなわち後方側の面
)が回転リング16の前方側端面に摺接し、回転リング
16の軸線方向の動きを阻止する。
突片1−36a、l−37a、1−38a −の周方向
の巾Wは第3図に示されるように回転リング16の切欠
き16−7.16−8.16−9.16−10の周方向
のWlよりもわずかに小さく、また、突片1−3Ba、
 1−Ha。
1−38aの半径方向長さは回転リング16の切欠き1
6−7〜16−10の半径方向深さdよりも小さい。
従って、回転リング16を後方レンズ鏡筒1の大径部1
−3内に組込む時には、切欠き16−7〜16−9を突
片1−36a 〜1−38aの位置に合わせるように回
転リング16を位置決めしてから該リング16を軸線方
向後方へ(端板部1−3bに向って)動かすと突片1−
36a〜1−38aが切欠き16−7〜16−9を通過
するので回転リング16は突片1−36a、1−37a
、1−38aの下側に入る。そして、その状態で回転リ
ング16を少し回動してやれば、各切欠きと突片1−3
6a、1−37a、1−38aの位置が一致しなくなり
、その結果、回転リング16が後方レンズ鏡筒1の大径
部1〜3内に装着される。すなわち、後方レンズ鏡筒1
に回転リング16が突片1−36a 〜1−38aと切
欠き16−7〜16−10とにより形成されるパイヨネ
ット結合によって取付けられるようになっている。
後方レンズ鏡筒1の大径部1−3の周壁部1−3aには
先端部が該周壁部から内側へ向って張り出した可動爪部
材1−39.1−40.1−41.1−42.1−43
が前記ブロック1−36.1−37.1−38・・・と
重ならぬ位置において該周壁部と一体に形成されている
。これらの可動爪部材1−39〜1−43の根幹部は該
周壁部と一体に形成され、該周壁部に貫設された一対の
軸線方向スリットによフて該周壁部の他の部分から分路
されており、従フて、この可動爪部材1−39〜1−4
3は周壁部1−38に対して半径方向に弾性的に動くこ
とができる。可動爪部材1−39〜1−43の先端は該
周壁部の半径方向内側へ内って傾斜した傾斜面となって
おり、従って、前方レンズ鏡筒2を後方レンズ鏡筒1の
大径部1−3内に押込む時には可動爪部材1−39〜1
−43の先端部が外側へたわんで前方レンズ鏡筒2を大
径部13内へ侵入させ、前方レンズ鏡筒2が大径部1−
3内に侵入した後には可動爪部材1−39〜1−43が
それ自身の弾性復元力で元の位置に戻り、前方レンズ鏡
筒2が大径部1−3内から脱出することを防止する。
可動爪部材1−39〜1−43の先端部の下面と前記ブ
ロック1−36〜1−38の上面との間に形成される空
隙の厚さは前方レンズ鏡筒2の軸方向厚さとほぼ同じ寸
法に設計されており、従って、前方レンズ鏡筒2が前述
のように後方レンズ鏡筒1の大径部1−3内に押込まれ
ると前方レンズ鏡筒2は前記ブロック1−36〜1−3
8と可動爪部材1−39〜1−43の先端部とによって
挟圧把持される。すなわち、本実施例のレンズ鏡筒では
前方レンズ鏡筒2が後方レンズ鏡筒1の大径部1−3内
にスナップ式固定方法により取付けられるようになって
いる。なお、前方レンズ鏡筒2の外径は後方レンズ!を
筒1の大径部1−3内径にほぼ等しい寸法に設計されて
おり、また、回転リング16の外径は前記ブロック1−
36〜13−8の内周面における直径(突片1−36a
〜1−38aのそれぞれの根元部における円の直径)に
ほぼ等しい寸法に設計されている。
本実施例のレンズ鏡筒においては、前方レンズ鏡筒を後
方レンズ鏡筒1に取付ける固定方法としてスナップ式固
定方法が採用されているが、この固定方法以外の固定方
法、たとえば、ネジ留め、圧入、接着などの固定方法を
採用してもよいことは当然である。
[発明の効果コ 以上に説明したように、本発明のレンズ鏡筒は電動絞り
装置のモータの構成部品と絞り機構部の、構成部品とが
後方レンズ鏡筒の前端に設けられる大径部の前後の端面
に直接に取付けられるようになっており、また、前方レ
ンズ鏡筒が該大径部に取付けられるようになっている。
従って、前述した第一の設計例の第一のレンズ鏡筒にお
ける欠点であった(i)後方レンズ鏡筒が大型になる、
という問題が解決され、また、前述した第二の設計例に
おける欠点であった(ii)後方レンズ鏡筒が変形しや
すい形状になる、という問題が解決される。更に、本発
明のレンズ鏡筒では電動絞り装置のモータ及び絞り機構
がそれぞれ専用の地板を有しておらず、後方レンズ鏡筒
の一部が電動絞り装置の地板を兼ねているので前述の設
計例のレンズ鏡筒にくらべて構成部品数が少く、小型且
つ軽量なレンズ鏡筒を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のレンズ鏡筒の構成要素である後方レン
ズ鏡筒の後方側部分と電動絞り装置用モータとを示した
分解斜視図、第2図は該後方レンズ鏡筒の前方側部分と
電動絞り装置の絞り機構とを示した分解斜視図、第3図
は該絞り機構の構成要素である回転リングと、該後方レ
ンズ鏡筒の一部分との関係を示した拡大平面図、第4図
は該電動絞り装置のモータの面概略図、第5図は該後方
レンズ鏡筒と該モータのロータと該前方レンズ鏡筒との
相対的位置関係を説明するための断面図、第6図(a)
及び第6図(b)は電動絞り装置を有するレンズ鏡筒の
設計例を示した図、である。 1・・・後方レンズ鏡筒 1−1・・・レンズ1−2・
・・レンズ保持部 1−3・・・大径部1−7及び1−
8・・・オスへりコイド1−12〜1−14・・・台座 1−33〜1−35・・・カム溝 1−36〜1−38
・・・ブロック1−39〜1−43・・・可動爪部材 2・・・前方レンズ鏡筒 3及び4・・・ステータ 5・・・ロータ5−2・・・
ピニオン 6及び8・・・コイルボビン 7及び9・・・コイル  10・・・モータ端板M・・
・電動絞り装置用ステッピングモータ11〜15・・・
絞り羽根 16・・・回転リング 化4名 第 図 第 3 図 第 図 第 図 第 6 o1 bl

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電動絞り装置の前方に第1のレンズ鏡筒が配置され
    、該電動絞り装置の後方に第2のレンズ鏡筒が配置され
    ている電動絞り装置内蔵型のレンズ鏡筒において、 該電動絞り装置のモータ及び絞り機構を取付けるための
    電動絞り装置取付け構造と、該第1のレンズ鏡筒を該第
    2のレンズ鏡筒に取付けるための取付構造と、が該第2
    のレンズ鏡筒の端面部に設けられていることを特徴とす
    るレンズ鏡筒。
JP7969090A 1990-03-28 1990-03-28 レンズ鏡筒 Pending JPH03279929A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7969090A JPH03279929A (ja) 1990-03-28 1990-03-28 レンズ鏡筒

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7969090A JPH03279929A (ja) 1990-03-28 1990-03-28 レンズ鏡筒

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03279929A true JPH03279929A (ja) 1991-12-11

Family

ID=13697200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7969090A Pending JPH03279929A (ja) 1990-03-28 1990-03-28 レンズ鏡筒

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03279929A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6272344B1 (en) 1998-06-09 2001-08-07 Nec Corporation Position registration method for mobile communications system
JP2007298729A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Nidec Copal Corp カメラ用絞り装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6272344B1 (en) 1998-06-09 2001-08-07 Nec Corporation Position registration method for mobile communications system
JP2007298729A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Nidec Copal Corp カメラ用絞り装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0482997B1 (en) Lens barrel having reference shafts for movably supporting lenses
US7064912B2 (en) Lens driving apparatus, thin camera, and a cellular phone having a thin camera
US7396169B2 (en) Light quantity adjusting device and photographing device having the same
US7146097B2 (en) Focusing device
KR100820269B1 (ko) 구동장치
US20080225415A1 (en) Actuated stepper lens camera module
KR20030027845A (ko) 모터 및 광량조절장치
US6139202A (en) Aperture/shutter system with a motor component
US4598989A (en) Camera
JPH0894905A (ja) レンズ鏡筒
US6017156A (en) Aperture/shutter system and a stepper motor for use therein
GB2272532A (en) Electromagnetic shutter apparatus
JPH03279929A (ja) レンズ鏡筒
KR0141894B1 (ko) 스테핑 모터
JP2006047356A (ja) レンズ駆動装置
US6017155A (en) Imaging apparatus with a motor component
JP2005249812A (ja) シャッターアイリス
US7116902B2 (en) Lens driving mechanism and electronic device
JPH0626067Y2 (ja) モ−タのステ−タ支持構造
JP2003090948A (ja) 光学機器
JPH07225334A (ja) レンズ鏡胴
JPS6326812Y2 (ja)
JP2921671B2 (ja) 回転駆動機構における小型モータ装置
JP4810014B2 (ja) 像振れ補正装置およびそれを備えた光学機器
JPH0723030Y2 (ja) モータ