JPH03279782A - 炉 - Google Patents

Info

Publication number
JPH03279782A
JPH03279782A JP7108890A JP7108890A JPH03279782A JP H03279782 A JPH03279782 A JP H03279782A JP 7108890 A JP7108890 A JP 7108890A JP 7108890 A JP7108890 A JP 7108890A JP H03279782 A JPH03279782 A JP H03279782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
heated
temperature region
set time
temperature range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7108890A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Watanabe
渡辺 幹男
Mitsuo Yoshihara
吉原 充雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP7108890A priority Critical patent/JPH03279782A/ja
Publication of JPH03279782A publication Critical patent/JPH03279782A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tunnel Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、被加熱物の異なる温度で段階的に加熱あるい
は冷却する炉に関する。
本発明は、特にプリント配線板のリフローソルタリング
処理を行うエアリフロー炉に利用するに適する。
〔概要〕
本発明は、予備加熱温度域と本加熱温度域とにそれぞれ
所定の設定時間ずつ被加熱物を滞留させるように搬送す
る搬送手段を備えた炉において、各温度域を形成する一
つの系に複数の搬送手段が設けられ、各搬送手段をそれ
ぞれ個別に搬送制御することにより、 それぞれ熱容量が異なる被加熱物を並行して処理するこ
とができ、処理条件の設定値の変更がすばやくできるよ
うにするものである。
〔従来の技術〕
被加熱物の加熱処理を行う炉の加熱温度が、被加熱物を
構成する素材やその部品などの耐熱温度の限度に近く設
定される場合は、その被加熱物を一旦予備加熱しておき
、その後に本加熱の温度にすることにより、被加熱物の
ストレスを減少する必要がある。
例えば、プリント配線板の表面実装の半田接続をリフロ
ーで行うエアリフロー炉では、多数のセンサとこのセン
サの出力により搬送手段であるコンベアの速度を制御し
て予備加熱を行う第一の温度域と、本加熱を行う第二の
温度域とをそれぞれ新設の時分で通過するようにトンネ
ル形式の構造のものが用いられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来の炉は、原則として一品種の被加熱物と多量に
連続して処理する構造になっているので、多品種の被加
熱物の処理には適さない。すなわち、被加熱物の品種が
異なるとそれぞれ熱容量が違うから、その都度、滞留時
間あるいは設定温度を変更して使用することになるが、
炉自体は大きい熱容量があり、パラメータを変更した場
合には、数十分間はど炉内の状態が安定するまで待たな
ければならない。
例えば、一つの品種について連続処理を行っている間に
、別の少量の品種を一時的に処理することが必要な場合
などがしばしば発生し、工程を大きく遅延させることに
なる。
本発明は、これを解決するもので、被加熱物の一つの品
種については連続的に加熱処理が可能であるとともに、
異なる品種についても並行的に加熱処理を行うことがで
きる炉を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、予備加熱温度に適する第一の温度域と、本加
熱に適する第二の温度域とが設けられ、被加熱物を第一
の温度域に搬入して第一の設定時間滞留させ、次いでそ
の被加熱物を第二の温度域に移行して第二の設定時間滞
留させる搬送手段を備えた炉において、 二つの温度域を形成する一つの系に共通に搬送手段が複
数設けられ、この複数の搬送手段の各々について、第一
の設定時間および第二の設定時間を個別に設定可能な切
換手段および個別の起動手段を備えたことを特徴とする
前記−つの系内で、第一の温度域およびまたは第二の温
度域は、各温度域内で必ずしも温度が均一でないように
設定されることができる。
被加熱物の送入口および取出口が装置の同一側面に設け
られ、搬送手段は、この送入口からこの取出口まで連続
であることができる。
前記第二の温度域の後方に被加熱物が通過し冷却される
第三の温度域を設けることができる。
〔作用〕
本発明の装置で、並列的に複数の熱処理を同時に実行で
きる。
並列的に行う処理工程の各々について、予備加熱の時間
、および本加熱の時間を各搬送手段毎に個別に設定でき
るから、装置の動作を停止させることなく、複数の異な
る品種の被加熱物について熱処理を効率的に行うことが
できる。
被加熱物の品種が一つであって多量に処理する場合にも
、本発明の装置は各搬送手段毎のパラメータを同一に設
定することにより対応できる。
つの品種から別の品種に変更する場合には、前の品種の
熱処理が完了することを待たずに、その搬送手段が空き
になった搬送手段から順次パラメータを変更してゆくこ
とにより、炉のムダな空間がなくなる。
本発明の炉では、ひとつの温度域の体積が大きくなるの
で、これを均一の温度に必ずしも制御できない。しかし
、各搬送手段毎に滞留時間を異なる値に設定できるから
、温度の低い部分では長く滞留させるなどの措置をとっ
て、熱処理の結果が均一になるように制御できる。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明一実施例の破断外観を示す構成図であ
り、第2図は主要部品を主体とした動作説明図である。
図において、−点鎖線で示す予備加熱温度に適する第一
の温度域■と、本加熱に適する第二の温度域■とが設け
られている。破線で示す被加熱物1を前記第一の温度域
Iに搬入して第一の設定時間1.だけ滞留させ、次いで
この被加熱物1を第二の温度域Hに移行させて第二の設
定時間t2滞留させる搬送手段(2Δ〜2E)がある。
搬送手段は第2図に示すように被加熱物1を載置するコ
ンベア2A、モータ2B、変換器2C1駆動軸2Dおよ
び自由軸2Eを含む。
ここに本発明の特徴とするところは、温度域1および■
は炉体3の中に隔壁4および5によって一つの系に形成
されており、この一つの系に共通に前記搬送手段(2A
〜2E)が水平面に対し2列、上下に対して4組、合計
8組のものが設けられ、この8組の各コンベア2Aを各
被加熱物1の条件(被加熱物1がプリント配線板である
場合は、その素材の耐熱度や熱容量など)に対応して、
前記設定時間t1およびt2をそれぞれ個別に5段階設
定できる切換スイッチ6とこの切換スイッチ6で設定さ
れた条件でモータ2Bを運転するための起動スイッチ7
とが各搬送手段毎に設けられたことにある。
さらに第一の温度域■と第二の温度域■とのそれぞれの
温度は、炉体3に設けられた温度調整器8A、8Bによ
り、熱風発生機9A、9Bを制御することにより個別に
設定させる。
コンベア2Aの進行方向の逆転は前記切換スイッチ6の
設定条件に従うモータ2Bの逆転によって行われる。ま
た第一の温度域■と炉体3の開口3Aとの間には第三の
温度域■が設けられ、この第三の温度域■には加熱処理
された高温の被加熱物1を人が手で触れる程度の温度に
まで冷却する送風機10が設けられている。
第2図において、熱風発生機9A、9Bは第1図で示す
側壁ダク)4A、5Aとを介して矢印のように熱風を吹
き上げ天井部より第一および第二の温度域1.IIに送
り込む。コンベア2Aはチェノまたはネット状の空隙部
分が多いものを用い、熱風の下降速度を比較的大きくし
、最上位のコンベアと最下位のコンベアとにおける被加
熱物1の加熱温度の均等化をはかっている。第2図にお
いて符号11は制御部であり、符号12A、12Bはそ
れぞれインタフェースである。被加熱物1がプリント配
線板である場合には、第1図に示す隔壁4.5のコンベ
ア2Aの通過部分の開口面積を小さくすることができる
ので、温度域Iと■との間の温度勾配の騒乱は小さい。
第3図は、本実施例の制御回路のブロック構成図である
。本図では、説明を簡単にするため制御部11、温度調
整器8A、8Bおよび熱風発生機9A、9Bを除くもの
は、それぞれ8組のうちの1組のみを示す。またインタ
フェースは省略している。
第3図を参照して本実施例の動作を説明する。
第一および第二の温度域■、■の設定温度を温度調整器
8A、8Bによりそれぞれ指示する。制御部11はこの
指示値をそれぞれの比較回路C1、C2を介して熱風発
生機9A、9Bを起動し、第1図に示す側壁ダク)4A
、5Δを介してそれぞれ温度域■、Hに熱風を送る。そ
れぞれが指示された設定温度になると、温度センサTS
、、TS2はこれを検出して比較回路C1、C2により
、この温度に保持される。
一方各コンベアに被加熱物を載置する際に、作業者は切
換スイッチ6の2個の切換レバーのうち符号6Aを第一
の温度域Iにおける第一の設定時間t1 に相当する位
置にセットし、符号6Bを第二の温度域Hにおける第二
の設定時間t2にセットする。本実施例ではそれぞれ5
通りの設定時間が選択されるようにクィマTR−1ない
しTR−10を備えている。このセット操作後、被加熱
物をコンベア上に載置して、起動スインチアを押下す0 ると、コンベアは起動し、被加熱物は温度域■を介して
温度域1に移行し、設定時間t1の間静止したのち、温
度域■に移行して、設定時間t2の間静止する。この第
二の設定時間t2経過後、コンベアは変換器により逆行
し、第一の温度域Iは静止せずに通過し、第三の温度域
■に至る。ここで制御部11は設定温度T”+ 、S2
および設定時間tl 、t2を参照して、その時点にお
ける被加熱物のおよその温度を計算して、その被加熱物
を人が触れても支障のない温度になるまで送風機10を
駆動して冷風を送り冷却する。このとき被加熱物の加熱
温度が高くまた熱容量が大きい場合には、コンベアはこ
の温度域■内で一旦静止して、十分に冷風を浴びさせる
ようにする。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、被加熱物の一つ
の品種について連続的に加熱処理が可能であるとともに
異なる品種についても並行的に加熱処理を行うことがで
きる。本発明により被加熱物の加熱処理の全体に要する
時間が短縮される。
■ ■ 炉に休止時間がないので炉の実質利用効率が向上する。
ひいては製品の製作時間が短縮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明一実施例の破断外観を示す構成図。 第2図は、同実施例の主要部品を主体とした動作説明図
。 第3図は、同実施例の制御回路のプロ・ンク構成図。 1・・・被加熱物、2A〜2E・・・搬送手段であって
それぞれは以下に示す。2A・・コンベア、2B・・・
モータ、2G・・・変換器、2D・・・駆動軸、2E・
・・自由軸、3・・・炉体、3A・・・開口、4.5・
・・隔壁、4A、5A・・・側壁ダクト、6・・・切換
スイッチ、6A、6B・・・切換レバー、7・・・起動
スイッチ、8A18B・・・温度調整器、9A、9B・
・・熱風発生機、10・送風機、11・・・制御部、1
2A、12B・・・インタフェース、■、■、■・・・
それぞれ第一、第二、第三の温度域、BLR,・・・送
風機リレー、C1、C2・・・比較回路、MR’t・・
・モーフリレー、TR−1〜TR■ 一10・・・タイマ、 TS。 S2 ・・・温度センサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、予備加熱温度に適する第一の温度域と、本加熱に適
    する第二の温度域とが設けられ、被加熱物を前記第一の
    温度域に搬入して第一の設定時間滞留させ、次いでその
    被加熱物を前記第二の温度域に移行して第二の設定時間
    滞留させる搬送手段を備えた炉において、 前記二つの温度域を形成する一つの系に共通に前記搬送
    手段が複数設けられ、 この複数の搬送手段の各々について、前記第一の設定時
    間および前記第二の設定時間を個別に設定可能な切換手
    段および個別の起動手段を備えたことを特徴とする炉。 2、前記一つの系内で、第一の温度域およびまたは第二
    の温度域は、各温度域内で必ずしも温度が均一でない請
    求項1記載の炉。 3、被加熱物の送入口および取出口が装置の同一側面に
    設けられ、 前記搬送手段は、この送入口からこの取出口まで連続で
    ある 請求項1記載の炉。 4、前記第二の温度域の後方に被加熱物が通過し冷却さ
    れる第三の温度域を設けた請求項1記載の炉。
JP7108890A 1990-03-20 1990-03-20 Pending JPH03279782A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7108890A JPH03279782A (ja) 1990-03-20 1990-03-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7108890A JPH03279782A (ja) 1990-03-20 1990-03-20

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03279782A true JPH03279782A (ja) 1991-12-10

Family

ID=13450428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7108890A Pending JPH03279782A (ja) 1990-03-20 1990-03-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03279782A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008062296A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Kanto Yakin Kogyo Co Ltd ろう接炉

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008062296A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Kanto Yakin Kogyo Co Ltd ろう接炉

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5573174A (en) Automatic reflow soldering system
US8501110B2 (en) Sterilizing tunnel for pharmaceutical containers
EP1704040B1 (en) Thermally conditioning device for plastic items
JP4445634B2 (ja) プレス成型方法及び装置
JPH03279782A (ja)
CN106311775A (zh) 一种适用于辊盘式冷床的独立分区控制方法
JP2519013B2 (ja) リフロ―半田付装置
JP2018085485A (ja) リフローはんだ付け装置、及びリフロー処理方法
US20040265409A1 (en) Closed loop oven control system and method
CN108106419A (zh) 制品热处理工艺
US4851022A (en) Method and oven for ceramising glass plates
US5876198A (en) Sequential step belt furnace with individual concentric heating elements
JPS63169478A (ja) 高速焼成方法及びそれに用いられる窯
JP2608203B2 (ja) 誘導加熱装置
JP2954607B2 (ja) インライン式真空熱処理炉
JP7525948B1 (ja) 高温炉
JPH11251046A (ja) 半溶融成形用ビレットの加熱方法および装置
JPH0471746A (ja) 鍛造素材の加熱処理方法
JP7162996B1 (ja) 熱処理設備
JPH01246000A (ja) 真空プレス装置及び制御方法
JP2001207253A (ja) 連続ガス浸炭炉およびその浸炭炉で用いられる連続ガス浸炭方法
JPS6217480Y2 (ja)
JPH072268B2 (ja) リフロー炉
JPH0130729B2 (ja)
CN110883159A (zh) 热成形的前置处理系统及方法