JPH03279710A - ガス遮断装置の遠隔制御装置 - Google Patents

ガス遮断装置の遠隔制御装置

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JPH03279710A
JPH03279710A JP7772690A JP7772690A JPH03279710A JP H03279710 A JPH03279710 A JP H03279710A JP 7772690 A JP7772690 A JP 7772690A JP 7772690 A JP7772690 A JP 7772690A JP H03279710 A JPH03279710 A JP H03279710A
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隆 中山
Nobuo Negoro
根来 信男
Tatsuya Kawauchi
川内 辰也
Kaoru Maeda
薫 前田
Kenji Ishikura
石倉 賢二
Tokuyuki Fukuda
福田 徳幸
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Takenaka Seisakusho Co Ltd
Tokyo Gas Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガスメータに付属し、ガスの長時間異常流通、
3!4剰流量、外部閉塞信号などにより閉塞動作をする
ガス遮断装置の遠隔制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のガス遮断装置の一例を第10図、第11図および
第12図に示す。ガス遮断装置はガス遮断部1と表示部
2に大別され、ガス遮断部1は第10図に示すようにガ
ス管3の中をP、矢印方向に流れるガスのガス通路4に
設けられた弁座5に弁体6が当接し、ガス通路4を閉塞
するようにされている。
この弁体6にはプランジャ7が取付けられ、このプラン
ジャ7の先端は永久磁石8に吸着されるようにされてい
る。9はプランジャ7の周囲に巻かれた電磁コイルであ
り、10は弁体6を弁座5に当接させる閉塞ばねである
。この弁体6に相対してガス管3を貫通する復帰ボタン
11が設けられている。12は復帰ボタンの周囲に巻か
れた復帰ボタン11の復帰ばねである。
第10図はガス遮断部1の閉塞状態を示し、弁体6は弁
座5に当接している。復帰ボタン11をP2矢印方向に
押圧すると復帰ボタン11はばね10に抗して弁体6を
押圧し、この弁体6を破線で示すように弁座5から引離
してガスをP、矢印方向に流す。
弁体6が破線で示すように移動するとプランジャ7の先
端が永久磁石8に吸着される。復帰ボタン11の押圧を
解くと復帰ボタン11は復帰ばね12の弾力で元の状態
に戻るが、弁体6はプランジャ7が永久磁石8に吸着さ
れているからガス通路を開いた状態に維持される。ガス
の異常状態などから発生する遮断信号または人力による
遮断信号により電磁コイル9に通電されるとこの電磁コ
イル9の磁束により永久磁石8の磁束が打消されるから
プランジャ7は永久磁石8から解放され、弁体6はばね
10の弾力で弁座5に当接し、ガス通路4を閉塞する。
ガス遮断部はガス通路を開く場合、復帰ハンドルを回動
することにより弁体を移動させるものもあるが上側のよ
うに復帰ボタンを押圧するものが一般的である。
表示部2は第12図に示すようにプリント配線基板13
に搭載された電気回路と発光ダイオード群14により、
ガス流量センサ、感震センサ、ガス遮断部の状態を検知
するセンサの出力状態や外部からの信号1例えばガス漏
れ警報器からの信号状態をそれぞれ表示するように構成
されている。15はガスメータ16の前面に磁石を接近
させることにより閉成するリードスイッチであり、この
リードスイッチ15が閉成するとガス遮断部1の電磁コ
イル9に通電され、ガス遮断部1を閉塞するとともに発
光ダイオード群14の1個を点灯させる。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述した従来のガス遮断装置において、−旦遮断した弁
体を復帰させるためにはガスメータに接近して復帰ボタ
ンを押圧して、またガスメータに接近しなければ表示部
を目視しなければ異常状態を監視することができず、前
記ガスメータのほとんどが屋外に設置され、しかも誤操
作を防止するために隣接する家の間の狭い場所に設置さ
れることから弁体の復帰操作や表示部の監視が非常に面
倒であり、夜間などは危険をともなうという欠点があっ
た。
本発明の目的は、昼夜を問わず安全で簡単にガス遮断部
を操作できかつ表示部を監視でき、また異常状態を音響
警報することが可能で、さらにガスの異常状態を電気信
号として外部に出力できるガス遮断装置の遠隔制御装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前述の目的を達成するために本発明の第1形態によれば
、ガス通路を遮断する弁体とこの弁体を復帰させる復帰
ボタンと前記弁体を復帰位置で保持する永久磁石と通電
により前記永久磁石の磁束を打ち消す励磁コイルとを有
するガス遮断部、ガス流量等の状態を表示する複数の表
示灯を有する表示部を備えたガス遮断装置において、前
記ガス遮断部に対向して配置され前記復帰ボタンを操作
する機構部と、このa構部と接続され機構部を遠隔制御
して作動させる制御部と、前記表示部の表示灯に対向配
置された光−電気変換部と、この光電気変換部に接続さ
れ前記制御部の近傍において表示灯の状態を表示する遠
隔表示部とを設けたことを特徴とする。
また本発明の第2形態によれば、前述した第1形態の制
御部に外部遮断信号を入力することによりガス遮断部の
励磁コイルを励磁する遮断信号回路を設けたことを特徴
とする。
更に本発明の第3形態によれば、前述した第1形態の遠
隔表示部の出力に基づいて異常の種類に応じた異なる電
圧値の電圧信号を出力する出力回路を設けたことを特徴
とする。
〔作用〕
制御部を屋内の操作監視し易い場所に設け、この制御部
で機構部を遠隔制御してガス遮断部の復帰ボタンを押圧
して復帰させるとともに表示灯の光表示を光−電気変換
部で電気信号に変換し、この電気信号を制御部で受信し
、遠隔表示部で光表示させる。さらに遠隔表示部の表示
灯の点灯に基づいて音響警報部のブザーなどが鳴動し音
響により注意を促す。
また、制御部から外部遮断信号を入力し、機構部に設け
た操作コイルによりリードスイッチを閉じてガス遮断部
を遮断させる。さらに遠隔表示部の出力に基づいて異常
の種類に応じた異なる電圧値の電圧信号を出力すること
により、集中監視が可能となる。
〔実施例〕
第1図ないし第9図は本発明によるガス遮断装置の遠隔
制御装置の実施例を示し、第10図ないし第12図と同
一のものには第10図ないし第12図と同一の符号を付
している。第1図は本発明の概要を示すブロック図で、
ガス遮断部1はガスメータ16の上部に取付けられてい
る。このガス遮断部1と表示部2でガス遮断装置が形成
されている。このガス遮断部1によりガス通路が遮断さ
れているとき第2図に示す復帰ボタン11を押圧して閉
塞した弁体を復帰させる機構部17がガス遮断部1に対
向して配置され、機構部17にはケーブルを介して遠隔
地に設置された制御部18が接続されている。また表示
部2に対向して光−電気変換部19が設けられ、この光
−電気変換部19はケーブルで遠隔地に設置された制御
部18と一体にされた遠隔表示部20に接続されている
。また遠隔表示部20には異常時に音響警報を発する音
響警報部21が内蔵されている。また制御部18にはガ
ス遮断部1を遮断する遮断信号回路22が内蔵されてい
る。さらに遠隔表示部20には表示部20の動作状態を
更に他の遠隔地に送信する出力回路23が設けられてい
る。
第2図ないし第4図は本発明による機構部17と制御部
18の一実施例を示し、第2図はガス遮断部1と遠隔制
御装置の構造図であり、ガス遮断部1は従来のものと同
様にガス管3に弁座5.弁体6゜プランジャ7、永久磁
石8.電磁コイル9などが設けられている。遠隔制御装
置は機構部17と制御部18に分割され、機構部17は
ガス遮断部1の前面に取付けられ、復帰ボタン11に当
接するカム25がモータ26により回転して復帰ボタン
11を押圧するように構成されている。またカム25の
復帰ボタン11が当接する側と反対側にはマイクロスイ
ンチ28の接触子27が当接している。29は機構部1
7と制御部18との間を結ぶケーブルであり、30は弁
操作スイッチである。
制御部18は第3図に示すように電源回路31.操作パ
ルス発生回路32.カム位置判定回路33およびモータ
回路34からなり、モータ回路34のモータ26とカム
位置判定回路33のマイクロスインチ28が機構部17
に配設されている。電源回路31は商用交流電源を整流
した直流電源35をコンデンサ36で平滑化し制御部1
8とその外の回路に給電する。
操作パルス発生回路32は弁操作スイッチ30.トラン
ジスタ37.コンパレータ38を主要素とし、トランジ
スタ37のベースに弁操作スイッチ30.2つの抵抗3
9.40およびダイオード41が接続され、弁操作スイ
ッチ30を閉じるとトランジスタ37にベース電流が流
れるようにされている。トランジスタ37のコレクタに
は抵抗42を介して電源35の子端が接続され、エミッ
タは電源35の一端に接続されている。またトランジス
タ37のコレクタ・エミッタと並列に抵抗43とコンデ
ンサ44の直列回路が接続され、抵抗43とコンデンサ
44の接続点がコンパレータ38の+入力端に接続され
ている。コンパレータ38の一入力端には電源35の電
圧を2つの抵抗45゜46で分圧して印加するように接
続されている。ダイオード47と抵抗48の直列回路は
抵抗43と並列に接続されている。コンパレータ38の
出力端は抵抗49とダイオード50の接続点に接続され
、ダイオード50のアノードはモータ回路34のトラン
ジスタ51のベースに接続されている。
カム位置判定回路33は常閉接点のマイクロスイッチ2
8.コンパレータ52を主要素とし、マイクロスイッチ
28と2つの抵抗53.54の直列回路が電源35に接
続され、両抵抗53.54の接続点がコンパレータ52
の+入力端とコンデンサ55に接続されている。コンパ
レータ52の一入力端には電源35の電圧を2つの抵抗
56.57で分圧した電圧を印加するように接続されて
いる。コンパレータ52の出力端は抵抗58を介して電
源35の子端と、ダイオード59を介してトランジスタ
51のベースにそれぞれ接続されている。
モータ回路34はモータ26とトランジスタ51が直列
に接続されて電源35に接続され、トランジスタ51の
ベースにダイオード60が接続されている。
この制御部18の動作を第4図に示すタイムチャートを
参照しながら説明する。第4図において、K、は弁操作
スイッチ30の開閉状態を示し、弁操作スイッチ30が
押圧されて閉じると、トランジスタ37がまずオフして
コンデンサ44が充電される。このコンデンサ44の充
電電圧がコンパレータ38の+入力端に口、として印加
され、破線で示すコンパレータ38の一入力端のレベル
を超えるとコンパレータ38はパルス口2を出力する。
この出力口2によりトランジスタ51がオンし、モータ
26が起動する。モータ26が回転するとカム25が第
2図破線で示すように回転し、カム25に当接する接触
子27が破線で示すようにカム25に追随するからマイ
クロスインチ28の接点が開く。マイクロスインチ28
の接点が開くとコンデンサ55が充電されコンパレータ
52の+入力端には破線で示す一入力端のレベルを超え
るハイレベル(以下このハイレベルを単にHと略称する
)の入力03が印加されるからコンパレータ52の出力
口、はHになる。口、がHになるとたとえ出力Q 2が
ローレベル(以下単にLと略称する)になってもトラン
ジスタ51は04によりオン状態に保たれるのでモータ
26が回転を続行する。モータ26の回転によりカム2
5が1806回転すると復帰ボタン11が押込まれガス
遮断部1の弁体を開く。こののちカム25が1回転する
とマイクロスイッチ28の接点が閉じる。マイクロスイ
ンチ28の接点が閉じるとコンデンサ55が放電するの
で、コンパレータ52の出力0.が再びLとなりトラン
ジスタ51がオフしてモータ26が停止する。このよう
にして遠隔地での弁操作スイッチ30の操作によりガス
遮断部1の弁体を開くことができる。
第5図、第6図は光−電気変換部19、遠隔表示部20
および音響警報部21の実施例を示す。第5図において
、機構部17は既に述べたようにガス遮断部1の前面に
カム25で復帰ボタン11を押圧するように取付けられ
ているが、この機構部17にはさらにプリント配線基板
13に搭載された表示部2のそれぞれの発光ダイオード
14の光を受光し、電気信号に変えるそれぞれのホトト
ランジスタ61a〜61cが収納され、その出力端子が
ケーブル29により制御部18に接続されている。制御
部18内には既に述べた第3図に示す電源回路31.操
作パルス発生回路32.カム位置判定回路33.モータ
回路34を有するがここでは省略している。この制御部
18に付加してホトトランジスタ61a〜61cで変換
した電気信号を再び発光ダイオード62a〜62cで表
示する表示部20と、この遠隔表示部20の出力に基づ
いて警報を発する音響警報部21(第6図参照)が設け
られ、この音響警報部21の音響を停止する音響停止ス
イッチ73が設けられている。
第6図は遠隔表示部20と音響警報部との結線図であり
、遠隔表示部20は複数のホトトランジスタ61a〜6
1c、複数のコンパレータ65a〜65cおよび複数の
発光ダイオード62a〜62cを主要素とし、ホトトラ
ンジスタ61aが抵抗64と直列に接続され、ホトトラ
ンジスタ61aと抵抗64の接続点がコンパレータ65
aの手入力端に接続されている。このコンパレータ65
aの一入力端には電源電圧を2つの分圧抵抗66.67
で分圧した電圧が印加されている。
コンパレータ65aの出力端は発光ダイオード62aと
抵抗68の直列回路とAND回路70の入力端との間に
接続されている。その外のホトトランジスタ61b、6
2c、コンパレータ65b、 65c、発光ダイオード
62b、 62cは、ホトトランジスタ61a+コンパ
レータ65a9発光ダイオード62aと同様に接続され
ているからこの説明は省略する。
表示部2の発光ダイオード14の何れか1個が発光する
とこれに対向する例えばホトトランジスタ61aがこれ
を受けてオンし、コンパレータ65aの手入力端の電圧
が低下するからコンパレータ65aの出力がLに低下し
、発光ダイオード62aが発光する。その外のホトトラ
ンジスタ65b、 65cと発光ダイオード62b、 
62cとの関係も全く同様であり、表示部2の出力は制
御部18の遠隔表示部20に伝送表示される。なお発光
ダイオード62a〜62cを透明文字板の裏側に配置し
て照明することにより種々のガス情報を文字で表示する
こともできる。
音響警報部21は3人力AND回路70,2人力NAN
D回路71.RSフリップフロップ72.音響停止スイ
ッチ73,2つの反転回路?4,75.出力トランジス
タ76.ブザー77などを主要素とし、遠隔表示部20
の各コンパレータ65a〜65cの出力端がAND回路
70の入力端に接続され、AND回路70の出力端は2
つに分割されて反転回路74と抵抗78に接続され、反
転回路74の出力と抵抗78とコンデンサ79との接続
点がNAND回路71の入力端にそれぞれ接続されてい
る。そしてNAND回路71の出力端がRSフリップフ
ロップ72のリセット端子に接続されている。RSフリ
ップフロップ72のセット端子には電源に接続された抵
抗80と音響停止スイッチ73の直列回路の接続点が接
続されている。
RSフリップフロップ72のQ出力端は反転回路75を
介して出力トランジスタ76のベースに接続され、この
出力トランジスタ76のコレクタ・エミッタとブザー7
7の直列回路が電源に接続されている。
遠隔表示部20の各発光ダイオード62a〜62cのう
ち何れか1つの発光ダイオード、例えば発光ダイオード
62aが発光すると、この発光ダイオード62aが接続
されたコンパレータ65aの出力がLに低下し、このと
きAND回路70の出力もLに転する。するとコンデン
サ79の作用によりNAND回路21からLレベルのワ
ンショットパルスが出力されてRSフリップフロップを
リセットし、これにより反転回路75を介して出力トラ
ンジスタ76がオンしてブザー77が鳴動する。ここで
音響停止スイッチ73を閉じればRSフリップフロップ
72がセントされ、反転回路75を介して出力トランジ
スタ76がオフするからブザー77の鳴動は停止する。
第6図では各コンパレータ65a〜65cの出力端が全
てAND回路70の入力端に接続されているが、これは
流量異常やガス漏れ警報器の動作による遮断などのよう
に危険を伴う異常状態を音響警報するようにし、危険を
伴うことのない表示については音響警報しないようにさ
れる。
第7図、第8図は遮断信号回路22と出力回路23の実
施例を示す。第7図において、ガス遮断部1に設けられ
ている機構部17.ホトトランジスタ55aなどの光−
電気変換部19と、制御部18に内蔵されている遠隔表
示部20.音響警報部(図示せず)は上述のものと同様
であるが、この実施例では制御部18に遮断信号回路2
2(第8図にて詳述する)が内蔵され、この回路に設け
られた遮断スイッチ81を閉じることにより、機構部1
7に設けられた操作コイル82に通電してリードスイッ
チ15を閉じ、電磁コイル9に通電してガス遮断部1を
閉塞するようにされている。また遠隔表示部20の各コ
ンパレータ65a〜65cの出力を更に他の遠隔地に導
く出力回路23が設けられている。なお、出力回路23
は制御部内に設けられるのであるが、理解し易くするた
めに図では外部に描いている。
第8図は遮断信号回路22と遠隔表示部20に接続され
た出力回路23の結線図である。第8図において、遮断
信号回路22は抵抗83と遮断スイッチ81の直列回路
および操作コイル82とトランジスタ84のコレクタ・
エミッタとの直列回路がそれぞれ電源に接続され、抵抗
83と遮断スイッチ81の接続点が反転回路85と抵抗
86を介してAND回路87の2つの入力端にそれぞれ
接続され、AND回路87の出力端がトランジスタ84
のベースに接続されている。
88は抵抗86とAND回路87の入力端との接続点に
接続されたコンデンサである。
遮断スイッチ81を閉じるとコンデンサ88の作用にヨ
リ−A N D回路87がHのワンショットパルスを出
力する。この出力を受けてトランジスタ84がオンする
ので、操作コイル82にパルス電流が通電される。これ
により第7図に示したリードスイッチ15がオンするか
ら電磁コイル9に通電されガス遮断部1が遮断される。
次に出力回路23は第8図において遠隔表示部20の各
コンパレータ65a〜65cの出力端がそれぞれダイオ
ード89aと抵抗90aとの直列回路、ダイオード89
bと抵抗90bとの直列回路およびダイオード89cと
抵抗90cの直列回路を介して各NPN形トランジスタ
91a〜91cのベースに接続され、この各ベースはま
たそれぞれ抵抗92a〜92cを介して十電源に接続さ
れている。また各トランジスタ91a〜91cのエミッ
タは十電源に接続され、各コレクタはそれぞれ抵抗93
a〜93cを介して各トランジスタ94a〜94cのベ
ースに接続されている。
この各トランジスタ94a〜94cの各ベース・エミッ
タ間はそれぞれダイオード95a〜95cにより接続さ
れている。また十電源にはトランジスタ96のコレクタ
・エミッタとダイオード97の直列回路が接続され、こ
のダイオード97のカソードが出力端子98aに接続さ
れている。トランジスタ96のベースと出力端子98b
との間には4個のツェナダイオード99.99c〜99
aの直列回路が接続されている。
そしてツェナダイオード99aとトランジスタ94bの
コレクタ・エミッタ、ツェナダイオード99bとトラン
ジスタ94bのコレクタ・エミッタおよびツェナダイオ
ード99cとトランジスタ94bのコレクタ・エミッタ
が何れも並列に接続されている。100はトランジスタ
96のベース・コレクタ間に接続された抵抗であり、1
01は両出力端子98a、98b間に接続されたバリス
タである。
遠隔表示部20の例えば発光ダイオード68aが発光し
たとき、コンパレータ65の出力はしてあるからトラン
ジスタ91aはオンし、トランジスタ94aもオンする
。これによりツェナダイオード99aが短絡される。発
光ダイオード68b 、 68cが動作した場合には前
述と同様な動作によりツェナダイオード99b、99c
が短絡される。このように各トランジスタ94a〜94
cのうちの何れか1個以上がオンすると、これと並列に
接続されたツェナダイオード99a〜99cのうちの何
れか1個以上が短絡され、これにより全ツェナダイオー
ド99.99c〜99a間の電圧■2が変化し、出力電
圧Vは例えは第9図に示すように変化する。第9図は各
ツェナダイオード99.99a〜99cのツェナ電圧を
順次2V、2V。
4V、8Vとし、C1は発光ダイオード98aの点滅、
C8は発光ダイオード68bの点滅、C8は発光ダイオ
ード68cの点滅としたタイムチャートの例であり、こ
のようにすると常時ガスの状態が安定している時刻t0
には出力電圧Vは16Vであり、各発光ダイオード68
a〜68cが図のようにオン・オフする (点滅する)
ことにより出力電圧Vは2V宛の階段状に変化する。ま
た時刻t1に全発光ダイオード68a〜68cが消灯す
ると出力電圧Vは再び16Vに戻る。さらに時刻t、に
電源線路の断線や停電があると出力電圧■はOに低下し
、電源の回復により、出力電圧Vは再び回復する。すな
わち、電源線路の断線や停電および異常状態の種類を電
圧信号により出力することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、まずガス遮断部の弁体を操作する機構
部とこの機構部を制御する遠隔地に設置した制御部とを
設けてガス遮断部によりガス通路を遮断したとき、遠隔
地に設けた制御部により機構部を操作してガス遮断部を
復帰させるようにしたことにより、ガス遮断装置が人の
出入りし難い場所に設置されていても屋内などから昼夜
を問わず誰にでも簡単に復帰させることができるという
効果がある。また、前記機構部にガス遮断装置の表示部
に対向して光−電気変換部を設けるとともにその出力を
前記表示する遠隔表示部を前記制御部内に設けたことに
より、屋内などからガスの状態を常に監視することがで
きる。さらに制御部内に音響警報部を設けたことにより
、異常状態を音響を発して注意を促すことができるとい
う効果がある。
次に本発明の第2形態によれば、前記制御部に遮断信号
回路を設け、制御部から外部遮断信号を出力してガス遮
断部を遮断するようにしたことにより、非常の際は勿論
、長時間ガスを使用しない場合やガス遮断部の動作確認
を遠隔地より行うことができる。
また本発明の第3形態によれば、遠隔表示部の各種異常
表示に基づき電圧値の異なる電圧信号として出力する出
力回路を設けたことにより、集合住宅やマンションなど
の一括集中監視をする場合に都合よい。なお本発明によ
る遠隔制御装置は既存のガス遮断装置に取付けることが
できるので、現在取付けられているガス遮断装置を交換
することなく遠隔制御することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図は本発明によるガス遮断装置の遠隔
制御装置の実施例を示し、第1図は全構成を示す概略ブ
ロック図、第2図はガス遮断部。 機構部および制御部の構成図、第3図は制御部の結線図
、第4図は制御部の動作を示すタイムチャート、第5図
は表示部1機構部、制御部および遠隔表示部の構成図、
第6図は遠隔表示部および音響警報部の結線図、第7図
は機構部、制御部、遠隔表示部および出力回路の構成図
、第8図は遠隔表示部、遮断信号回路および出力回路の
結線図、第9図は遠隔表示部と出力回路の動作関係を示
すタイムチャート、第10図ないし第12図は従来のガ
ス遮断装置を示し、第10図はガス遮断部の縦断面図、
第11図はガス遮断部と表示部の正面図、第12図はガ
ス遮断部と表示部の側面図である。 1:ガス遮断部、2:表示部、3:ガス管、6:弁体、
11:復帰ボタン、14.62a〜62c:発光ダイオ
ード、17:機構部、18:制御部、19:光電気変換
部、20:遠隔表示部、21:音響警報部、22:閉塞
信号回路、22:出力回路。 i 型 や 々「

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガス通路を遮断する弁体とこの弁体を復帰させる
    復帰ボタンと前記弁体を復帰位置で保持する永久磁石と
    通電により前記永久磁石の磁束を打ち消す励磁コイルと
    を有するガス遮断部、少なくともガス流量の状態を表示
    する表示灯を有する表示部を備えたガス遮断装置におい
    て、前記ガス遮断部に対向して配置され前記復帰ボタン
    を操作する機構部と、この機構部と接続され機構部を遠
    隔制御して作動させる制御部と、前記表示部の表示灯に
    対向配置された光−電気変換部と、この光−電気変換部
    に接続され前記制御部の近傍において表示灯の状態を表
    示する遠隔表示部とを設けたことを特徴とするガス遮断
    装置の遠隔制御装置。
  2. (2)ガス通路を遮断する弁体とこの弁体を復帰させる
    復帰ボタンと前記弁体を復帰位置で保持する永久磁石と
    通電により前記永久磁石の磁束を打ち消す励磁コイルと
    を有するガス遮断部、少なくともガス流量の状態を表示
    する表示灯を有する表示部を備えたガス遮断装置におい
    て、前記ガス遮断部に対向して配置され前記復帰ボタン
    を操作する機構部と、この機構部と接続され機構部を遠
    隔制御して作動させる制御部と、前記表示部の表示灯に
    対向配置された光−電気変換部と、この光−電気変換部
    に接続され前記制御部の近傍において表示灯の状態を表
    示する遠隔表示部とを備え、前記制御部に外部遮断信号
    を入力することによりガス遮断部の励磁コイルを励磁す
    る遮断信号回路を設けたことを特徴とするガス遮断装置
    の遠隔制御装置。
  3. (3)ガス通路を遮断する弁体とこの弁体を復帰させる
    復帰ボタンと前記弁体を復帰位置で保持する永久磁石と
    通電により前記永久磁石の磁束を打ち消す励磁コイルと
    を有するガス遮断部、少なくともガス流量の状態を表示
    する表示灯を有する表示部を備えたガス遮断装置におい
    て、前記ガス遮断部に対向して配置され前記復帰ボタン
    を操作する機構部と、この機構部と接続され機構部を遠
    隔制御して作動させる制御部と、前記表示部の表示灯に
    対向配置された光−電気変換部と、この光−電気変換部
    に接続され前記制御部の近傍において表示灯の状態を表
    示する遠隔表示部とを備え、前記遠隔表示部の出力に基
    づいて異常の種類に応じた異なる電圧値の電圧信号を出
    力する出力回路を設けたことを特徴とするガス遮断装置
    の遠隔制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0658536A (ja) * 1992-08-04 1994-03-01 Yazaki Corp マイコンガスメータ
BE1013369A3 (fr) * 2000-04-04 2001-12-04 Amatucci Aldo Securites anti-explosions de gaz.
JP2014025650A (ja) * 2012-07-27 2014-02-06 Noritz Corp 加熱調理器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03181710A (ja) * 1989-12-11 1991-08-07 Yazaki Corp ガス警報遮断システム

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