JPH03276479A - テープリール - Google Patents

テープリール

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Publication number
JPH03276479A
JPH03276479A JP2075638A JP7563890A JPH03276479A JP H03276479 A JPH03276479 A JP H03276479A JP 2075638 A JP2075638 A JP 2075638A JP 7563890 A JP7563890 A JP 7563890A JP H03276479 A JPH03276479 A JP H03276479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hub
gate
reel
pivot
tape
Prior art date
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Pending
Application number
JP2075638A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Okamura
岡村 昌寿
Hiroshi Kaneda
金田 博志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
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Publication of JPH03276479A publication Critical patent/JPH03276479A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はテープリール、特にビデオカセットにおけるテ
ープリールとその製造方法に関する。
(従来技術) ビデオテープレコーダの機構部品に対す名高精度化及び
生産性の向上の要求はますます厳しくなっている。テー
プリールの精度は記録再生の精度に直接影響するかられ
ずかな製造誤差も回避しなけれ−ばならないし、反面短
時間に大量の生産が必要である。
代表的なビデオテープカセットは、第1図に分解して示
したように上ケース1aと下ケース1bとからなるケー
スの内部にテープを巻回した一対のテープリール2.2
を収容し、各種ガイド及びガイドローラを設け、テープ
を一方のリールからケース前面を経て他方のリールへと
巻き取るようにしたものである。
一般にビデオテープ用のテープリールは特開昭60−2
50923号公報に記載されているように、下側フラン
ジとテープ巻きハブを一体成形してなるリールハブ、及
び前記ハブの上部に取り付けられた上側フランジよりな
る。リールハブの上面にはカセットケース内面に取り付
けられた押えスプリングで押えられる中心ピボット(突
起)と、その周辺に等間隔に設けた複数のビンないしボ
スが設けられている。ボスは上側フランジの孔に嵌合さ
れた後に超音波融着等によりリールハブと上側フランジ
の一体的な結合を行なう。
一般にこのようなテープリールの製造は樹脂を射出成形
により行なう。射出成形の精度を向上するには、成形に
用いられる金型自体の精度が良好でなければならないこ
とはもち論であるが、樹脂を注入するためのゲート位置
の選定も極めて重要である。なぜなら、成形時の樹脂流
れのパターンが均一でなければ場所によって精度が異な
ることになり、成形歪が生じフランジの振れ、反りなど
が生じ、又ハブの真円度不良、偏心などの精度低下が発
生するからであり、更に、成形時に必然的に形成される
ゲート痕が精度や外観に影響するからである。
従来の射出成形法に使用され又は提案されたゲートの方
式には第3図に示したように大別して3種類ある。同図
(a)に示したスピアゲート方式では、ゲート3の内部
にヒータ5を内蔵し、ノズル先端のチップ4をオーブン
ゲートとし、ヒータ電力の調整により樹脂を溶融又は固
化してゲートを開閉させ、樹脂6を射出させる。このと
き樹脂にはヒータに添って流動層ができ、ゲート壁面に
添って固化層が出来る。このゲート方式の良さはゲート
が細長いので、第3図に示した様にスピアゲート4をド
ラム状ハブ7の内孔に挿入してハブの上端内面の中心に
位置付けることが出来ることである。これにより樹脂流
れが均一になると同時に突出ゲート痕が他の部分に干渉
することがなく、そのため寸法精度が良(なることであ
る。しかしながら、スピアゲート方式は射出成形の度に
ゲート先端に樹脂が垂れて固化するため、成形初めに樹
脂固化部を除去しなけらばならない面倒があり、成形の
能率の低下を招いた。又品種切替えの際に固化樹脂の処
理のため時間がかかった。
同図(b)に示した電磁誘導方式のゲートでは常時通電
の電磁誘導による外部加熱が使用され、樹脂9は不使用
時でも常時半溶融している。
ゲートの先端のチップlOはオーブンゲートであり、成
形時に電磁誘導電力を増大してゲートを開放する。この
方式ではエネルギー効率が良く(スピアゲートの約3分
の1)、固化樹脂の除去の必要がなく、固化樹脂がない
ので色替えが迅速に行なえる。しかしこのゲート方式で
は成形品にゲートの入れ子線が生じて仕上りが悪くなる
欠点がある。
同図(C)に示したバルブゲート方式は常時外部加熱さ
れるゲート11の内部にバルブ14を挿入し、これを上
下動させてゲートのチップ12の先端を開閉する。この
方式ではチップ12の通路を充分に大きくa来るので射
出圧力を低下小米、射出作業の能率化を図ることが出来
るだけでな(、射出終了時のゲートの樹脂切れがよく、
残圧抜きの時間が不要になるなど他の方式にない優れた
特徴を有するが、バルブを収容するスペースが大きいた
めに利用方法及び用途が限られており、従来テープカセ
ット又はその部品の製造にはほとんど使用されていない
(発明の目的) 本発明の目的はバルブゲート方式を使用した射出成形に
よる寸法精度の良いテープリール及びその能率の良い製
造方法を提供することにある。
(発明の概要) 本発明は、下側フランジ及びこれと一体成形したテープ
を巻付けるためのハブからなるリールハブの改良に関し
、リールハブを一体成形するためのキャビティーの前記
ハブ上面中心に対応する位置に、バルブゲートを位置付
け、溶融樹脂を射出することにより、前記ハブ上面中心
にゲート部を形成したことを特徴とする。これにより均
一な樹脂流れによる高品質のリールハブが確保出来、バ
ルブゲート方式による高能率生産が達成できる。
そして、このようなゲート位置を有するリールハブを上
側フランジ及びピボットと組合せる。すなわちハブの上
面にはゲート痕を覆い隠すピボットを設け、その上端の
ピボット用突起を上側フランジの中心孔から突出させる
本発明によると、ピボットを使用するためり一ルハブの
ゲート痕はピボットにより完全に隠されるから他の精度
に影響することがな(、量産性と精度を兼ね備えた優れ
たテープリールが構成出来る。
(発明の詳細な説明) バルブゲートは直径が大きいから、第3図に示したスピ
アゲートのようにドラム状ハブ7の内孔に挿入すること
は出来ない。したがって外側の適正箇所にゲートを位置
付けなければならない。
ゲートの位置にはいろいろな場所が考えられるが、本発
明によるとハブの中心軸線上のピボットに対応する位置
が樹脂流れを均一化するので最適であることが分かった
しかしながらこの位置はピボット形成位置に相当するか
ら従来の様にピボットをこの位置に形成したのでは精度
が悪く使い物にならない。そこで本発明では精度の良い
ピボットを別体として構成する。
第4図は本発明による射出成形法とゲート位置を示す。
第5〜7図は本発明によるテープリールの実施例を示す
。本発明のテープリールは下側フランジ21及びこれと
一体成形されたドラム状のハブ22からなるリールハブ
20を有する。ハブの内部は第5〜6図に示す様に下方
に開いた中空である。又ハブ22の周部には凹所が形成
され、そこにテープクランプ23が嵌合されてハブ22
の一部を構成している。前記ハブ22の上面は上側フラ
ンジ26を取り付けるためにやや凹入した中央部分とそ
の周囲の隆起した環状部分を有する。又この上面には上
側フランジ26が取り付けられる。この取付には先に引
用した公報に記載のようにハブ22の上面に複数のボス
を設けこれを上側フランジに設けた穴に嵌合して熱融着
しても良いし、接着等の他の方法で固着しても良い。上
側フランジ26の下面中心部はやや下方に突出し前記ハ
ブ22の凹入部分にはまることができる。
又上側ハブ26には中心孔27が形成され、そこにピボ
ットを受け入れる様になっている。ピボット25は上側
フランジの孔27の径よりも大きい基部28と孔27に
嵌合する直径を有する小径部29とその上面に形成され
た突起30(ケース側のスプリングに接触する部分)と
からなる。基部28の下面はゲート痕24を受け入れる
凹所(第5図)を有する。
次に第4図を参照して本発明のリールハブ20の成形に
ついて説明する。ここでは第2図(C)で説明したバル
ブゲート方式が使用される。バルブゲート11は図示し
ないヒータにより常時加熱されており、内部の樹脂9を
常時流動状態に保っている。ゲート内部にはバルブ14
が挿入されており、これを上下動してゲートのチップ1
2の先端を開閉する。チップ12の先端は本発明に従っ
てキャビティーのハブ22上面の中心に相当する位置に
配置される。このようにして成形されたリールハブ20
はハブ上面の中心位置にゲート痕を有する。
こうして得られたリールハブ20の上にピボット25を
載せる。このときピボットは凹所を有するためにゲート
痕に干渉しないでハブ22の高精度の面に支持される。
次に上側フランジ26を組み込むとテープリールは完成
する。
(作用効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によるとバルブ
ゲートによるリールハブの成形が可能になり、別体のピ
ボットを使用したためにゲート痕が表面側にあるにも拘
らず精度良くテープリールを組み立てることが可能とな
った。この構造を採用したためバルブゲートの使用が可
能となり生産性及び品質の向上が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される磁気テープカセットの概略
を示す分解斜視図、第2図は従来の射出成形技術に使用
されている三種のゲート方式を示す断面図、第3図はス
ピアゲート方式によるり−ルハブの成形方法を示す断面
図、第4図は本発明のバルブゲート方式によるリールハ
ブの射出成形法を示す断面図、第5図は本発明のテープ
リールの断面図、第6図は同分解断面図、及び第7図は
本発明のテープリールを示す分解斜視図である。 第1囚 第7図 第3図 21下1則7ラシレ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)下側フランジとテープ巻きハブを一体成形してなる
    リールハブ、前記ハブの上端面に取り付けられた上側フ
    ランジ、及び前記ハブの中心に固定され且つ前記上側フ
    ランジを貫通して露出するピボット部材よりなるテープ
    リールであって、前記ハブの前記ピボットを支持する部
    分にゲート部が設けられているテープリール。 2)ピボットはゲート痕を受け入れる凹所を有する前記
    第1項記載のテープリール。 3)前記第1項記載のリールフランジを成形するための
    方法において、前記下側フランジ及びハブを一体成形す
    るためのキャビティーの前記ハブ上面中心に対応する位
    置に、バルブゲートを位置付け、溶融樹脂を射出するこ
    とを特徴とする、テープリールにおける下側フランジ及
    びテープ巻きハブを一体成形する方法。
JP2075638A 1990-03-27 1990-03-27 テープリール Pending JPH03276479A (ja)

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JP2075638A JPH03276479A (ja) 1990-03-27 1990-03-27 テープリール

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6227770U (ja) * 1985-08-05 1987-02-19
JPH02125775U (ja) * 1989-03-20 1990-10-17

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6227770U (ja) * 1985-08-05 1987-02-19
JPH02125775U (ja) * 1989-03-20 1990-10-17

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