JPH03276038A - 最高温度計 - Google Patents

最高温度計

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JPH03276038A
JPH03276038A JP7838190A JP7838190A JPH03276038A JP H03276038 A JPH03276038 A JP H03276038A JP 7838190 A JP7838190 A JP 7838190A JP 7838190 A JP7838190 A JP 7838190A JP H03276038 A JPH03276038 A JP H03276038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container body
plug
fluid
end plug
thermally expandable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7838190A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiichi Komada
駒田 紀一
Kunihiko Kimura
邦彦 木村
Isao Kanetani
金谷 功
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
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Publication of JPH03276038A publication Critical patent/JPH03276038A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、外部からケーブルを介して測定信号を得た
り、あるいは観察窓を通して観測するような方法により
温度を計測することが困難であるような箇所の最高温度
を測定するために使用される最高温度計に関するもので
ある。
[従来の技術] 上記のような目的に使用されるものとしては、ある定め
られた温度で変色や溶融なとの物理的変化を起こす物質
を設置する方法がある。
また、非可逆熱変形性を有する材質からなる筒状の容器
本体中に熱膨張性流体を封入し、容器本体の変形量によ
り到達した温度を測定する方法がある。この場合、容器
本体の口部に栓を溶接して固定することにより流体を封
入するようにしている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記のような従来の技術においては、第
1の物理的変化による方法では、その温度以上であるか
以下であるかの判断しか行えず、異なる材質の複数の物
質を設置しても、それらの物理的変化温度の間の温度範
囲でしか知ることができない。
また、第2の方法においては、溶接により封入している
ので、溶接の際の加熱による温度上昇に伴う容器本体や
端栓の膨張や収縮のため、事前に変形が起きること、及
び溶接時に空気が巻き込まれて封入されてしまうことな
どのために正確な膨張量の割り出しが困難で、特に測定
温度が溶接温度より下である場合には非常に不正確な値
しか得られなかった。さらに、溶接による固定では作業
に熟練を要するとともに手間がかかり、作業コストが高
い上、小さい寸法のものや短尺のものは製造が困難であ
るから、これを設置するべき測定箇所の寸法や形状が限
定されるという不具合もあった。
[課題を解決するための手段] 上記の上うな、課題を解決するために、この発明は、可
塑性を有する素材からなる容器本体と、この容器本体に
該容器本体の口部を囲繞する筒状の栓固定具と、この栓
固定具に螺合されて容器本体内を密封する端栓と、上記
容器本体に封入された熱膨張性流体とを設け、上記端栓
の内端側外面及び上記栓固定具の内端側内面にそれぞれ
内端側に向かうに従い縮径するテーパ部を形成し、上記
栓固定具の上記テーパ部より外端側に抜気孔を形成した
ものである。
[作用] このような最高温度計においては、容器本体の口部近傍
を熱膨張性流体で満たし、端栓を栓固定具に挿入して蝶
合させると、端栓の先端が口部近傍の流体や空気を排除
しつつテーパ部どうしが突き当たるまで下降する。排除
された空気及び流体は抜気孔より外部に流出するので過
度に圧縮されることがなく、容器本体の内部には気体が
残らない。加熱しないので容器本体や端栓が膨張や収縮
することなく、塑性変形が残ったり弾性変形に伴う歪み
が残ることがない。
[実施例] 以下、図面を参照してこの発明の詳細な説明する。
第1図ないし第3図は、この発明の第1の実施例を示す
もので、lは弾性変形域が小さくかつ塑性変形量が大き
いような金属素材を筒状に成形してなる容器本体、2は
容器本体の両端に固定して取り付けられた栓固定具、3
は容器本体の両端を封止する端栓であり、容器本体内部
には熱膨張性の流体4が封入されている。
容器本体lの素材としては、鉄、アルミニウム、ニッケ
ル、銅などをベースとした合金、例えば、インコネル、
5OS304などが用いられ、素材の変形強度、測定す
べき温度範囲を考慮して肉厚が設定されている。
栓固定具2は、金属から筒状に形成され、内端側は内径
が容器本体lの外径とほぼ等しい小径部5に、外端側は
内径がそれより所定の値だけ大きい大径部6になってお
り、大径部6の内側には雌ねじ7が形成されている。小
径部5と大径部6の中間の部分は円錐面状のテーパ部8
となっており、このテーパ部8と大径部6の境界には周
溝9が形成されており、この周溝9には外面に開口する
抜気孔lO力で形成されている。栓固定具2は、容器゛
本体lの口部1aを小径部5側から所定の距離挿入し、
接着剤等で仮止めした後、大径部6側から先端にテーパ
部を有する所、定の治具(図示時、後述する端栓でも良
い。)を挿入して容器本体lの端部を拡径することによ
り取り付けられている。
端栓3は、栓固定具2に螺合される栓本体11と、治具
に把持されて回転されるように断面多角形にされた頭部
12と、その間の首部13とからなり、栓本体1−1の
先端は栓固定具2のテーパ部8と同じ傾斜角度を持つテ
ーパ部14になっている。
内部に封入される流体4は、熱膨張係数が大きくかつ非
圧縮性であることが望ましく、例えば、水銀、ナトリウ
ム、カリウム、ルビジウム、セシウム、ガリウム、硫黄
などから測定温度に応じて適宜選択される。
第4図ないし第6図は、この発明の第2の実施例を示す
もので、容器本体15が筒状ではなくほぼ球状であり、
口部15aが1つだけ形成されている。栓固定具2は、
その小径部5aの開口端が容器本体15の形状に沿って
球面状に拡径して形成されている。その他の構成は第1
実施例と同様である。
上記のような構成の最高温度計を製造する際の、容器本
体l、15に熱膨張性流体を封入する方法の一例につい
て、第7図及び第8図を参照して述べる。
まず、流体封入装置21について説明する。この装置は
内部に流体4を加圧した状態で収容する流体室22を備
えたシリンダ状の容器とされ、流体室22の両端はそれ
ぞれ開口しており、一端側には栓固定具2を挿入すべき
把持口23が形成され、他端側にはドライバ24のロッ
ド25を挿通すべき貫通孔26が形成され、それぞれソ
ールリング27.28が配されている。
封入装置21の把持口23の外側には、ストッパ29が
ねじにより進退自在に設けられており、このストッパ2
9の先端が栓固定具2の内端に当接して栓固定具2の逃
げを防止するようにしている。
流体室22には流体供給路30が開口しており、この流
体供給路30は流体4を加圧して送る供給装置(コンプ
レッサ)に連絡されている。
上記ドライバ24は、ロッド25の先端に、端栓3の頭
部12を把持する凹所31が形成された把持部32が設
けられており、ロッド25が貫通孔26により挿通支持
されて流体室22の長手方向に移動自在に、かつロッド
25の軸回りに回転自在に設置されている。ロッド25
の外端には、これを回転させるためのハンドル(図示路
)が設けられている。
上記の封入装置により熱膨張性流体4を容器本体1.1
5に封入するには、流体4を流体室22より排除してお
き、ドライバ24の把持部32に端栓3の頭部12を嵌
入させて取り付け、−旦ドライバ24を後退させておく
。この時、容器本体lは流体室22の下になるように配
置する。次に、ストッパ29を後退させた状態て把持口
23より栓固定具2を挿入し、ストッパ29を前進させ
ておく。そして、流体供給路30より熱膨張性流体4を
供給すると、流体4は流体室22から栓固定具2の中央
の空間を通って容器本体1.15に流入し、気泡は抜気
孔IOや栓固定具2の中央の空間から上部に逃げる。
その状態でトライバ24を前進させ、端栓3が栓固定具
2に当接したところでハンドルを回動させて端栓3を螺
合させる。
流体封入装置21より組み立てられた最高温度計を取り
外した後、周溝9に残留している流体は抜気孔10より
流出し、除去される。
以上のように、この流体封入装置21を使用すれば、高
圧で流体4を供給しなから端栓3を螺合させるので、容
器本体1115の内部に気泡が残ることがなく、手間を
かけずに封入作業が行える。
しかし、このような装置を用いずに、流体4を容器本体
1.15に充分満たした後、口部1 a、 i5aを上
方に向けて端栓3を螺合させれば、端栓3の先端の進入
に伴い流体4が排除されて抜気孔lOより流出し、テー
パ部8,14どうしが当接することにより流体4が密封
される。
上記実施例においては、予め栓固定具2のテーパ部8に
おいて容器本体1.15を構成する管の口部1a、15
aが拡管されて固定されており、その拡管部に端栓3の
テーパ部14が直接密着するので、漏れを生ずる可能性
のある継ぎ口部かなく、密封機能が高いとともに、容器
本体1.15と栓固定具2を機械的に固定する強度か高
いという利点を有する。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明によれば、端栓を栓固定
具に螺合させることにより、比較的簡単な方法でかつ加
熱することなく、容器本体に気泡を残さずに熱膨張性流
体を封入することができるから、製造に熟練を要するこ
となく、製造コストか安いとともに、測定温度範囲が限
定されることなく、測定精度の高い最高温度計を提供す
ることができる。また、小形化も容易であるから測定箇
所のスペース等の条件に左右されないなどの侵犯た効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例の外観図、第2図はその
断面図、第3図はその側面図、第4図は第2実施例の外
観図、第5図はその断面図、第6図はその側面図、 第7図は流体封入装置の正面断 面図、 第8図は側面図である。 1.1 5・・・・・・容器本体、 l a、 1 5a・・・・・・口部、 3・・・・・・端栓、 4・・・・・・熱膨張性流体、 6.14・・・・・・テーパ部、 0・・・・・・抜気孔、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 可塑性を有する素材からなる容器本体と、この容器本体
    の口部を囲繞して設けられた筒状の栓固定具と、この栓
    固定具に螺合されて容器本体内を密封する端栓と、上記
    容器本体に封入された熱膨張性流体とを備え、上記端栓
    の内端側外面及び上記栓固定具の内端側内面にはそれぞ
    れ内端側に向かうに従い縮径するテーパ部が形成され、
    上記栓固定具の上記テーパ部より外端側には抜気孔が形
    成されていることを特徴とする最高温度計。
JP7838190A 1990-03-27 1990-03-27 最高温度計 Pending JPH03276038A (ja)

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JP7838190A JPH03276038A (ja) 1990-03-27 1990-03-27 最高温度計

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JP7838190A JPH03276038A (ja) 1990-03-27 1990-03-27 最高温度計

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JPH03276038A true JPH03276038A (ja) 1991-12-06

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JP7838190A Pending JPH03276038A (ja) 1990-03-27 1990-03-27 最高温度計

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017140148A1 (zh) * 2016-02-15 2017-08-24 深圳大学 基于外置液囊和光谱谷点的超高分辨率温度传感器
WO2017140145A1 (zh) * 2016-02-15 2017-08-24 深圳大学 基于内置液囊和固定波长的高分辨温度传感器
WO2017140147A1 (zh) * 2016-02-15 2017-08-24 深圳大学 基于外置液囊和固定波长的超高分辨温度传感器

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WO2017140148A1 (zh) * 2016-02-15 2017-08-24 深圳大学 基于外置液囊和光谱谷点的超高分辨率温度传感器
WO2017140145A1 (zh) * 2016-02-15 2017-08-24 深圳大学 基于内置液囊和固定波长的高分辨温度传感器
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