JPS6130703B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6130703B2 JPS6130703B2 JP15715878A JP15715878A JPS6130703B2 JP S6130703 B2 JPS6130703 B2 JP S6130703B2 JP 15715878 A JP15715878 A JP 15715878A JP 15715878 A JP15715878 A JP 15715878A JP S6130703 B2 JPS6130703 B2 JP S6130703B2
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- JP
- Japan
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- tube
- hollow body
- double
- airtightness
- pressure
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- Expired
Links
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Landscapes
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は二重管の気密性検査方法に関する。
従来、二重管は、その二重管を構成している内
部管は流体を流通させる目的から、また外部管は
断熱、耐衝撃性、あるいは雨水侵入防止等の目的
から設けられたものであり、内部管と外部管との
間の気密性に関してはあまり重視されていなかつ
た。
部管は流体を流通させる目的から、また外部管は
断熱、耐衝撃性、あるいは雨水侵入防止等の目的
から設けられたものであり、内部管と外部管との
間の気密性に関してはあまり重視されていなかつ
た。
ところが、フレキシブルチユーブのように、内
部管を極薄肉管とし、外部管をブロー成形等によ
る薄肉樹脂管で構成し、管の可撓性を保持するよ
うにした二重管の場合、その内部管は外力による
穴あきや亀裂等が発生したり、内部管を流通する
流体による腐食等により穴あきが発生する可能性
が考えられるため、外部管にも気密性を保持させ
る必要が生じてきた。
部管を極薄肉管とし、外部管をブロー成形等によ
る薄肉樹脂管で構成し、管の可撓性を保持するよ
うにした二重管の場合、その内部管は外力による
穴あきや亀裂等が発生したり、内部管を流通する
流体による腐食等により穴あきが発生する可能性
が考えられるため、外部管にも気密性を保持させ
る必要が生じてきた。
したがつて製品として出荷する前に外部管の気
密性についても検査する必要がある。
密性についても検査する必要がある。
ところが、この外部管の気密性を検査する方法
として、例えば、内部管に孔をあけておき、内部
管内に加圧流体を封入して外部管の気密性を検査
したり、また温水に浸潰して内部管と外部管との
空間部の熱膨張を利用して外部管の気密性を検査
したりする方法が考えられる。
として、例えば、内部管に孔をあけておき、内部
管内に加圧流体を封入して外部管の気密性を検査
したり、また温水に浸潰して内部管と外部管との
空間部の熱膨張を利用して外部管の気密性を検査
したりする方法が考えられる。
しかしながら前者は内部管に孔をあける破壊検
査であり、また後者の場合は外部管の材質あるい
は外部管の封着手段により、つまり外部管を接着
材等で気密に封着している場合にはその接着材の
温度特性等により検査ができないといつた不具合
があつた。
査であり、また後者の場合は外部管の材質あるい
は外部管の封着手段により、つまり外部管を接着
材等で気密に封着している場合にはその接着材の
温度特性等により検査ができないといつた不具合
があつた。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、被検
二重管を圧力流体を封入する弾性材製の中空体で
包囲し、この中空体に一定圧力の圧力流体を封入
して上記二重管の外部管を圧迫し、所定時間経過
後の上記中空体内の圧力変化を測定して検査する
ものであつて、内部管に傷をつけることなく、ま
た外部管の材質あるいは封着手段にこだわること
なく外部管の気密性を検査することができる二重
管の気密性検査方法を提供することを目的とする
ものである。
二重管を圧力流体を封入する弾性材製の中空体で
包囲し、この中空体に一定圧力の圧力流体を封入
して上記二重管の外部管を圧迫し、所定時間経過
後の上記中空体内の圧力変化を測定して検査する
ものであつて、内部管に傷をつけることなく、ま
た外部管の材質あるいは封着手段にこだわること
なく外部管の気密性を検査することができる二重
管の気密性検査方法を提供することを目的とする
ものである。
以下本発明の実施例を図面を参照し具体的に説
明する。
明する。
この実施例方法では、被検査二重管を検査する
にあつて、第１図に示すような装置を使用してい
る。まず、この装置から説明すると、図中１は被
検査二重管２を挿入する筒状の中空体である。こ
の中空体１は両端部を開口する外筒３内にゴム等
の弾性材製の内筒４を挿入し、その内筒４の両開
口端を、上記外筒３の開口端部において該外筒３
の外周方向に折返し、該外筒３の開口端部に冠着
され、前記内筒４の折返し部を挾装する金属製の
封止キヤツプ５，５で気密に封止している。
にあつて、第１図に示すような装置を使用してい
る。まず、この装置から説明すると、図中１は被
検査二重管２を挿入する筒状の中空体である。こ
の中空体１は両端部を開口する外筒３内にゴム等
の弾性材製の内筒４を挿入し、その内筒４の両開
口端を、上記外筒３の開口端部において該外筒３
の外周方向に折返し、該外筒３の開口端部に冠着
され、前記内筒４の折返し部を挾装する金属製の
封止キヤツプ５，５で気密に封止している。
なお上記封止キヤツプ５，５の中央部には前記
二重管２の外径よりわずかに径大な二重管２の保
持孔６，６が穿設されており、上記二重管２を上
記中空体１内に挿入した際に、この保持孔６，６
によつて上記二重管２を保持するようになつてい
る。
二重管２の外径よりわずかに径大な二重管２の保
持孔６，６が穿設されており、上記二重管２を上
記中空体１内に挿入した際に、この保持孔６，６
によつて上記二重管２を保持するようになつてい
る。
なお、外筒３の中央部には流体注入口７が突設
されている。前記中空体１の流体注入口７には管
７ａを接続しており、この管７ａには分岐管８を
接続している。そして分岐管８の一方の開口を弁
９を介して圧力流体源、例えばエアーコンプレツ
サ１０に接続するとともに分岐管８の他方の開口
を圧力計１１に接続している。
されている。前記中空体１の流体注入口７には管
７ａを接続しており、この管７ａには分岐管８を
接続している。そして分岐管８の一方の開口を弁
９を介して圧力流体源、例えばエアーコンプレツ
サ１０に接続するとともに分岐管８の他方の開口
を圧力計１１に接続している。
尚、一方の封止キヤツプ５の外周に前記中空体
１に挿入する二重管２の一端に当接し、その位置
決めを行なう位置決め用金具１２を取付けてい
る。この位置決め用金具１２は長方形状の金属板
１３と、同じく長方形状の金属板を断面Ｌ字形に
起立させたＬ金具１４をボルト１５とナツト１６
によつて伸縮可能に連着したものである。
１に挿入する二重管２の一端に当接し、その位置
決めを行なう位置決め用金具１２を取付けてい
る。この位置決め用金具１２は長方形状の金属板
１３と、同じく長方形状の金属板を断面Ｌ字形に
起立させたＬ金具１４をボルト１５とナツト１６
によつて伸縮可能に連着したものである。
一方前記二重管２はフレキシブルな金属製内部
管２ａにフレキシブルな弾性材製の外部管２ｂを
被嵌し、その外部管２ｂの両端部を内部管２ａに
接着材２ｃを介し気密に封着したものである。
管２ａにフレキシブルな弾性材製の外部管２ｂを
被嵌し、その外部管２ｂの両端部を内部管２ａに
接着材２ｃを介し気密に封着したものである。
次に、以上のような装置を使用して二重管の気
密性を検査する方法について説明すると、まず、
二重管２を中空体１内に保持孔６，６を介して挿
入し、二重管２の一端を位置決め用金具１２のＬ
金具１４に当接させて配設する。
密性を検査する方法について説明すると、まず、
二重管２を中空体１内に保持孔６，６を介して挿
入し、二重管２の一端を位置決め用金具１２のＬ
金具１４に当接させて配設する。
次にエアーコンプレツサ１０を運転し、弁９を
開弁する。すると、エアーコンプレツサ１０から
圧送された圧力空気は流体注入口７を介して中空
体１内に封入され、第２図に示すように内筒４が
膨張し、二重管２の外部管２ｂを圧迫する。
開弁する。すると、エアーコンプレツサ１０から
圧送された圧力空気は流体注入口７を介して中空
体１内に封入され、第２図に示すように内筒４が
膨張し、二重管２の外部管２ｂを圧迫する。
そこで、圧力計１１を観察し、中空体１内に封
入された圧力空気の圧力が所定圧力に達したら弁
９を開弁する。そして一定時間経過後再び圧力計
１１を観察し、中空体１内の圧縮空気の圧力変化
を測定する。
入された圧力空気の圧力が所定圧力に達したら弁
９を開弁する。そして一定時間経過後再び圧力計
１１を観察し、中空体１内の圧縮空気の圧力変化
を測定する。
ここで、二重管２の内部管２ａと外部管２ｂと
の間に形成される中空部２ｄの気密が充分に保持
されておれば上記中空部２ｄの容積は変化せず、
したがつて中空体１内の圧力空気の圧力は変化せ
ず圧力計１１の指針は、ほぼ一定である。
の間に形成される中空部２ｄの気密が充分に保持
されておれば上記中空部２ｄの容積は変化せず、
したがつて中空体１内の圧力空気の圧力は変化せ
ず圧力計１１の指針は、ほぼ一定である。
ところが上記中空部２ｄの気密が不完全であれ
ば、上記中空部２ｄの容積は中空体１の内筒４に
圧迫されて減少し、中空体１は膨張するため、中
空体１内の圧力空気の圧力が減少し、圧力計１１
の指針は下降する。
ば、上記中空部２ｄの容積は中空体１の内筒４に
圧迫されて減少し、中空体１は膨張するため、中
空体１内の圧力空気の圧力が減少し、圧力計１１
の指針は下降する。
したがつて、二重管２の中空部２ｄの気密性を
所定時間内の圧力計１１の指針の変化によつて検
査できるものである。
所定時間内の圧力計１１の指針の変化によつて検
査できるものである。
以上のように、本発明に係る二重管の気密性検
査方法によれば、被検査二重管を非破壊で検査で
きるものであり、また二重管の外部管の材質や、
外部管の封着手段にこだわることなく検査できる
ものである。
査方法によれば、被検査二重管を非破壊で検査で
きるものであり、また二重管の外部管の材質や、
外部管の封着手段にこだわることなく検査できる
ものである。
また外部管をゴム等による弾性材製の内筒によ
つて外部管の全周に亘つて均一に押圧するように
しているため、外部管が薄肉樹脂製でかつ蛇腹様
の形態のものであつても損傷することなく検査で
きるものである。
つて外部管の全周に亘つて均一に押圧するように
しているため、外部管が薄肉樹脂製でかつ蛇腹様
の形態のものであつても損傷することなく検査で
きるものである。
なお、前記実施例ではエアーコンプレツサを使
用して中空体に圧力空気を封入しているが、他の
流体、例えば圧力水を封入してもよい。また圧力
流体源としてはエアーコンプレツサ等に限らず圧
力ガスボンベ等を使用してもよい。
用して中空体に圧力空気を封入しているが、他の
流体、例えば圧力水を封入してもよい。また圧力
流体源としてはエアーコンプレツサ等に限らず圧
力ガスボンベ等を使用してもよい。
第１図は本発明の実施例を示す概略図、第２図
は同実施例の中空体に圧力流体を封入した状態を
示す説明図である。 １……中空体、２……二重管、２ａ……内部
管、２ｂ……外部管、２ｄ……中空部、３……外
筒、４……内筒、７……流体注入口、９……弁、
１０……圧力流体源、１１……圧力計。
は同実施例の中空体に圧力流体を封入した状態を
示す説明図である。 １……中空体、２……二重管、２ａ……内部
管、２ｂ……外部管、２ｄ……中空部、３……外
筒、４……内筒、７……流体注入口、９……弁、
１０……圧力流体源、１１……圧力計。
Claims (1)
- １ 金属製内部管に弾性材製外部管を被嵌させ、
上記外部管の両端部を上記内部管に気密に封着し
た二重管を、圧力流体を封入する弾性材製の中空
体で包囲し、この中空体に一定圧力の圧力流体を
封入して膨張させ、前記二重管の外部管を圧迫
し、所定時間経過後の前記中空体内の圧力流体の
圧力変化を測定して前記二重管の内部管と外部管
との間に形成される中空部の気密性を検査するよ
うにしたことを特徴とする二重管の気密性検査方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15715878A JPS5582937A (en) | 1978-12-18 | 1978-12-18 | Airtightness inspecting method of double pipe and its device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15715878A JPS5582937A (en) | 1978-12-18 | 1978-12-18 | Airtightness inspecting method of double pipe and its device |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1952585A Division JPS60185131A (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 | 二重管の気密性検査装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5582937A JPS5582937A (en) | 1980-06-23 |
| JPS6130703B2 true JPS6130703B2 (ja) | 1986-07-15 |
Family
ID=15643443
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15715878A Granted JPS5582937A (en) | 1978-12-18 | 1978-12-18 | Airtightness inspecting method of double pipe and its device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5582937A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5985929U (ja) * | 1982-12-02 | 1984-06-11 | 株式会社小松製作所 | エア回路のエア洩れ検出装置 |
| CN103499423A (zh) * | 2013-09-02 | 2014-01-08 | 天津二十冶建设有限公司 | 一种焦炉阀门、旋塞快速打压的装置 |
| CN104236807B (zh) * | 2014-10-04 | 2016-08-24 | 高满珍 | 用于液压制动软管测试的工作器 |
| CN104236822B (zh) * | 2014-10-04 | 2016-08-24 | 高满珍 | 液压制动软管的测压器 |
-
1978
- 1978-12-18 JP JP15715878A patent/JPS5582937A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5582937A (en) | 1980-06-23 |
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