JPH03275525A - ガラス切断用刃物 - Google Patents
ガラス切断用刃物Info
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- JPH03275525A JPH03275525A JP7433790A JP7433790A JPH03275525A JP H03275525 A JPH03275525 A JP H03275525A JP 7433790 A JP7433790 A JP 7433790A JP 7433790 A JP7433790 A JP 7433790A JP H03275525 A JPH03275525 A JP H03275525A
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- glass
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- cutting
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- cutting glass
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Links
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B7/00—Distributors for the molten glass; Means for taking-off charges of molten glass; Producing the gob, e.g. controlling the gob shape, weight or delivery tact
- C03B7/10—Cutting-off or severing the glass flow with the aid of knives or scissors or non-contacting cutting means, e.g. a gas jet; Construction of the blades used
- C03B7/11—Construction of the blades
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ガラス製品の製造において、溶融ガラスまた
は半溶融状態のガラスの切断に用いるガラス切断用刃物
に関する。
は半溶融状態のガラスの切断に用いるガラス切断用刃物
に関する。
従来、ガラス切断用刃物は、鋳鉄製または高速度工具鋼
製のものが主流であり、溶融ガラスの焼付きを防止する
ために、潤滑効果としてグラファイト粉と樹脂バインダ
とを混合したものを塗布し、乾燥焼付きを行っている。
製のものが主流であり、溶融ガラスの焼付きを防止する
ために、潤滑効果としてグラファイト粉と樹脂バインダ
とを混合したものを塗布し、乾燥焼付きを行っている。
そして、使用時には、さらにガラス切断用刃物の上に油
を噴霧して使用している。また、セラミツクス型のガラ
ス切断用刃物も知られており、特開平１−１４８７１９
号公報には、Ｔｉ化合物を含有する導電性サイアロンセ
ラミックスを材料としたものが開示されている。
を噴霧して使用している。また、セラミツクス型のガラ
ス切断用刃物も知られており、特開平１−１４８７１９
号公報には、Ｔｉ化合物を含有する導電性サイアロンセ
ラミックスを材料としたものが開示されている。
（発明が解決しようとする課題）
しかし、上記従来の鋳鉄製または高速度工具鋼製のガラ
ス切断用刃物は、表面塗布処理法のために、高温での耐
酸化性、耐摩耗性および耐熱衝撃性が低く、刃先の形状
が変化したり、酸化により粗度が太き（なって刃先のサ
イズが変化したりして、刃先のシャープ性を維持できな
かった。また、ヒートシタツクにより、変形を生じたり
、表面にマイクロクラックを発生する場合もあった。
ス切断用刃物は、表面塗布処理法のために、高温での耐
酸化性、耐摩耗性および耐熱衝撃性が低く、刃先の形状
が変化したり、酸化により粗度が太き（なって刃先のサ
イズが変化したりして、刃先のシャープ性を維持できな
かった。また、ヒートシタツクにより、変形を生じたり
、表面にマイクロクラックを発生する場合もあった。
これに対し、セラミックス製のガラス切断用刃物は、上
記のような問題はなく、特に導電製サイアロンセラミッ
クス製のものは、通常のサイアロン製のものに比べて製
造コストが低く、しかも耐熱性、耐摩耗性および耐チン
ピング性に優れている、しかし、導電製サイアロンセラ
ミックス製のものであっても、刃先に丸味のない刃物は
早期にチッピングを発生してしまい、また刃先の丸味が
大きすぎる刃物は早期に切れ味が悪くなってしまい、切
断可能回数が少なくなってしまうという問題があった。
記のような問題はなく、特に導電製サイアロンセラミッ
クス製のものは、通常のサイアロン製のものに比べて製
造コストが低く、しかも耐熱性、耐摩耗性および耐チン
ピング性に優れている、しかし、導電製サイアロンセラ
ミックス製のものであっても、刃先に丸味のない刃物は
早期にチッピングを発生してしまい、また刃先の丸味が
大きすぎる刃物は早期に切れ味が悪くなってしまい、切
断可能回数が少なくなってしまうという問題があった。
すなわち、刃先の丸味を適正値に管理しないと、高速度
工具鋼製のもののような低い形状精度では、歩留りが悪
（、使用できなかった。
工具鋼製のもののような低い形状精度では、歩留りが悪
（、使用できなかった。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので
、低い形状精度であっても早期にチッピングの発生がな
（、良好な切断可能回数が多く、低コストで加工できる
ガラス切断用刃物を提供することを目的とする。
、低い形状精度であっても早期にチッピングの発生がな
（、良好な切断可能回数が多く、低コストで加工できる
ガラス切断用刃物を提供することを目的とする。
（！１題を解決するための手段）
上記目的を達成するために、本発明は、Ｎｉを８０〜９
０重量％、Ａｌを１０〜１５重量％およびＨｆを５重量
％未満含有したＮｉ−Ａｌ系金属間化合物中に、Ａｌ酸
化物およびＨｆ酸化物を分散混合してガラス切断用刃物
を構成した。
０重量％、Ａｌを１０〜１５重量％およびＨｆを５重量
％未満含有したＮｉ−Ａｌ系金属間化合物中に、Ａｌ酸
化物およびＨｆ酸化物を分散混合してガラス切断用刃物
を構成した。
（作用〕
上記構成のガラス切断用刃物においては、表層での緻密
性、硬度１強度、加工性が良好であり、特に耐酸化性は
非常に優れており、ガラスとの焼付きが抑制される。ま
た、Ｎｉ−／ｉＮ金属間化合物中に、Ａｆｆｉ酸化物お
よびＨ【酸化物を分散混合させることにより、酸化進行
を抑制する働きが生し、結晶成長を抑え、表層の粗度拡
大を防止することができる。さらに、高温時の機械的強
度低下を抑える効果にもなっており、変形しにくく、面
積度を保持することが可能である。また、ＮｉＡＰ系金
属間化合物のため、導電性があり、複雑かつ鋭利形状の
放電加工が可能である。
性、硬度１強度、加工性が良好であり、特に耐酸化性は
非常に優れており、ガラスとの焼付きが抑制される。ま
た、Ｎｉ−／ｉＮ金属間化合物中に、Ａｆｆｉ酸化物お
よびＨ【酸化物を分散混合させることにより、酸化進行
を抑制する働きが生し、結晶成長を抑え、表層の粗度拡
大を防止することができる。さらに、高温時の機械的強
度低下を抑える効果にもなっており、変形しにくく、面
積度を保持することが可能である。また、ＮｉＡＰ系金
属間化合物のため、導電性があり、複雑かつ鋭利形状の
放電加工が可能である。
すなわち、Ａｌ酸化物およびＨｆ酸化物が分散混合され
ているため、Ａｌ酸化物は不動態作用として働く、つま
り、ガラスのもつ酸素と共有し合わないバリアー効果と
して作用し、常に酸化安定した酸化物によりガラスとの
焼付きを防止できる。
ているため、Ａｌ酸化物は不動態作用として働く、つま
り、ガラスのもつ酸素と共有し合わないバリアー効果と
して作用し、常に酸化安定した酸化物によりガラスとの
焼付きを防止できる。
また、Ｈｆ酸化物は、熱導電性が低いため、蓄熱効果と
して働き、溶融または半熔融状態のガラスと接触した時
の急冷作用を抑える働きがある。
して働き、溶融または半熔融状態のガラスと接触した時
の急冷作用を抑える働きがある。
従って、急冷収縮により発生するしわ（ヒケ）。
カンの発生を防止することができる。
（第１実施例）
第１図は、本実施例のガラス切断用刃物の構造を示すも
ので、ガラス切断用刃物ｌは、Ｎｉを８５重量％、Ａ７
！を１２重量％およびＨｆを３重量％含有したＮｉ−Ａ
ｌ！系金属間化合物により形成されている。また、Ｎｉ
−Ａｊ！系金属間化合物中には、Ａｊ！酸化物およびＨ
ｆ酸化物が分散混合されている。
ので、ガラス切断用刃物ｌは、Ｎｉを８５重量％、Ａ７
！を１２重量％およびＨｆを３重量％含有したＮｉ−Ａ
ｌ！系金属間化合物により形成されている。また、Ｎｉ
−Ａｊ！系金属間化合物中には、Ａｊ！酸化物およびＨ
ｆ酸化物が分散混合されている。
第２図は、本実施例のガラス切断用刃物ｌの形状を示す
もので、第１図に示す構造の板状のＮｉ−Ａｌ系金属間
化合物をワイヤー放電加工して製造した。第２図におい
て、２は取付穴を示し、刃先３は第３図にＡ部の拡大断
面図を示すように、ダイヤモンド砥石を用いて研削加工
を行って、丸味加工なしの形状とした。
もので、第１図に示す構造の板状のＮｉ−Ａｌ系金属間
化合物をワイヤー放電加工して製造した。第２図におい
て、２は取付穴を示し、刃先３は第３図にＡ部の拡大断
面図を示すように、ダイヤモンド砥石を用いて研削加工
を行って、丸味加工なしの形状とした。
本実施例のガラス切断用刃物ｌを用いて、１４００℃以
上に加熱した５ＫＩＯのガラスを連続切断する切断試験
を行った。その結果を次表に示す。
上に加熱した５ＫＩＯのガラスを連続切断する切断試験
を行った。その結果を次表に示す。
なお、比較のため、本実施例のガラス切断用刃物ｌと同
様の形状とした導電製サイアロン類のもの（従来例１）
、高速度工具鋼製のもの（従来例２）および通常のサイ
アロン類のもの（従来例３）についても上記と同様の試
験を行い、その結果を同表中に併記した。
様の形状とした導電製サイアロン類のもの（従来例１）
、高速度工具鋼製のもの（従来例２）および通常のサイ
アロン類のもの（従来例３）についても上記と同様の試
験を行い、その結果を同表中に併記した。
（以下余白）
上記表に示すように、本実施例のガラス切断用刃物ｌは
、チッピングが発生せず、ガラス切断面のしわ（ヒケ）
や傷の発生もなく、切断数は７５万回を達成することが
できた。これに対し、従来例１および３では、刃先に丸
味がないのでチッピングが発生し、ガラス切断面に傷が
発生してしまった。′また、従来例２のものでは、摩耗
が早かった。
、チッピングが発生せず、ガラス切断面のしわ（ヒケ）
や傷の発生もなく、切断数は７５万回を達成することが
できた。これに対し、従来例１および３では、刃先に丸
味がないのでチッピングが発生し、ガラス切断面に傷が
発生してしまった。′また、従来例２のものでは、摩耗
が早かった。
（第２実施例）
第１実施例と同様の構造からなり、第２図に示す形状の
ガラス切断用刃物１の刃先３を第３図にＡ部の拡大断面
図を示すように、ダイヤモンド砥石を用いて研削加工を
行って、丸味加工なしの形状とした。
ガラス切断用刃物１の刃先３を第３図にＡ部の拡大断面
図を示すように、ダイヤモンド砥石を用いて研削加工を
行って、丸味加工なしの形状とした。
本実施例のガラス切断用刃物１についても、１３００℃
に加熱したＬａＫ５のガラスに対して第１実施例と同様
の切断試験を行い、その結果を上記表中に示した０本実
施例では、第１実施例のものに比べて切断数が７０万回
とほぼ近く、チッピングやガラス切断面のしわ（ヒケ）
、傷がなく、良好であり、従来例１〜３と比較して優れ
ている。
に加熱したＬａＫ５のガラスに対して第１実施例と同様
の切断試験を行い、その結果を上記表中に示した０本実
施例では、第１実施例のものに比べて切断数が７０万回
とほぼ近く、チッピングやガラス切断面のしわ（ヒケ）
、傷がなく、良好であり、従来例１〜３と比較して優れ
ている。
なお、Ｎｉ−ＡＮ系金属間化合物の組成は、上記実施例
に限定されるものではなく、Ｎｉが８０〜９０重量％、
Ａ１が１０〜１５重量％およびＨｆが５重量％未満の範
囲であればよい。
に限定されるものではなく、Ｎｉが８０〜９０重量％、
Ａ１が１０〜１５重量％およびＨｆが５重量％未満の範
囲であればよい。
以上のように、本発明のガラス切断用刃物によれば、特
に耐酸化性および耐熱衝撃性に優れ、低い形状加工精度
でも耐チッピング性を向上でき、ガラス切断面のしわ（
ヒケ）や傷の発生を防止でき、歩留りの向上が図れると
ともに、寿命を長くすることができ、しかも低コストで
ある。
に耐酸化性および耐熱衝撃性に優れ、低い形状加工精度
でも耐チッピング性を向上でき、ガラス切断面のしわ（
ヒケ）や傷の発生を防止でき、歩留りの向上が図れると
ともに、寿命を長くすることができ、しかも低コストで
ある。
第１図は本発明に係るガラス切断用刃物の第１実施例の
構造を示す縦断面図、第２図はその形状を示す正面図、
第３図は本発明の第１および第２実施例の刃先断面を示
すＡ部拡大断面図である。 ｌ・・・ガラス切断用刃物 ３・・・刃先
構造を示す縦断面図、第２図はその形状を示す正面図、
第３図は本発明の第１および第２実施例の刃先断面を示
すＡ部拡大断面図である。 ｌ・・・ガラス切断用刃物 ３・・・刃先
Claims (1)
- （１）Ｎｉを８０〜９０重量％、Ａｌを１０〜１５重量
％およびＨｆを５重量％未満含有したＮｉ−Ａｌ系金属
間化合物中に、Ａｌ酸化物およびＨｆ酸化物を分散混合
したことを特徴とするガラス切断用刃物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7433790A JPH03275525A (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | ガラス切断用刃物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7433790A JPH03275525A (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | ガラス切断用刃物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03275525A true JPH03275525A (ja) | 1991-12-06 |
Family
ID=13544207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7433790A Pending JPH03275525A (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | ガラス切断用刃物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03275525A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5983675A (en) * | 1992-02-12 | 1999-11-16 | Metallamics | Method of preparing intermetallic alloys |
-
1990
- 1990-03-23 JP JP7433790A patent/JPH03275525A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5983675A (en) * | 1992-02-12 | 1999-11-16 | Metallamics | Method of preparing intermetallic alloys |
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