JPH0327501A - 有機正特性サーミスタシート体および有機正特性サーミスタ集合体 - Google Patents

有機正特性サーミスタシート体および有機正特性サーミスタ集合体

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JPH0327501A
JPH0327501A JP16178589A JP16178589A JPH0327501A JP H0327501 A JPH0327501 A JP H0327501A JP 16178589 A JP16178589 A JP 16178589A JP 16178589 A JP16178589 A JP 16178589A JP H0327501 A JPH0327501 A JP H0327501A
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JP
Japan
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temperature coefficient
positive temperature
organic positive
sheet body
coefficient thermistor
Prior art date
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JP16178589A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Uchida
勝之 内田
Haruo Takahata
高畑 晴雄
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自己温度制御性のある面状発熱体と−1− して使用されている有機正特性サーミスタに開するもの
である。
←従来技術) 有機正特性サーミスタは、その利点であるフレキシブル
性を生かして、自己温度制御性のある面状発熱体として
従来より使用されている。この種の有機正特性サーミス
タには、第10図および第11図に示すようなものがあ
る。
第10図に示した有機正特性サーミスタ1では、ポリオ
レフィン系樹脂のような有機高分子材料に導電性粒子を
分散させたシート2の上面に、金属箔あるいは導電ペー
ストからなる一対の櫛歯状電極3,4が形或されている
。各櫛歯状電極8,4は、シート2の側端縁に沿うよう
に延びる給電部3a,4aと、この給電部3a,4aか
ら他方の給電部4a,3a側に延びる複数本の導電部3
b,4bとからなり、給電部3a,4aと導電部3b,
4bとが一休に形或されている。複数本の導電部3b,
4bは互いに間挿しあうように配置されている。
ー2 第11図に示した有機正特性サーミスタ5は、第1図に
示した有機正特性サーミスタ1と同様に、シート2と、
一対の櫛歯状電極3,4とからなるが、一対の櫛歯状電
極8,4の給電部3a,4aと導電部3b,4bとは別
体となっている。この有機正特性サーミスタ5では、給
電部3 a + 4 aが金属箔により、導電部3b,
4bが導電ペーストにより構威され、導電的に接続され
ている。
ところで、上述の有機正特性サーミスタ1およぴ5は、
次のような工程により製造される。まず、有機正特性サ
ーミスタ1は、有機高分子材料中に導電性粒子を分散さ
せた単体のシート2を形或、硬化する。しかる後、シー
ト2の上面に櫛歯状電極8,4を形或する。この櫛歯状
電極の形成工程は、櫛歯状電極3,4を金属箔で形成す
る場合には、熱圧着、あるいは接着剤などを用いて貼り
付けが行なわれ、導電ペーストで形或する場合には、例
えばAgペーストを塗布,印刷した後、乾燥させること
によって形或する。
また、有機正特性サーミスタ5は、まず、有機高分子材
料中に導電性粒子を分散させた単体のシート2を形成、
硬化す゛る。しかる後、シート2の上面に、給電部3a
,4aとなる金属箔を熱圧着、あるいは接着剤などを用
いて貼り付ける。しかる後、給電部3a,4aが或形さ
れたシート2の上面に、例えば、Agペーストのような
導電性ペーストを塗布,印刷した後、乾燥させることに
より導電部3b,4bを形成する。
(発明が解決しようとする技術的課題)第10図に示し
た有機正特性サーミスタ1では、必要なサイズごとに、
単体のシート,櫛歯状電極を形或するために、あらかじ
め導電ペーストを印刷するためのパターンあるいは金属
箔を適切な大きさにしておかなければならず、サイズ,
発熱量が異なる有機正特性サーミスタを製造する場合に
は、製造に大変手間がかかりコストアップの原因にもな
っていた。
また、第11図に示した有機正特性サーミスタ5の製造
方法では、櫛歯状電極3,4を構或する給電部3a,4
aと導電部8b,4bとを別休にして構威したがために
、全体の製造工程が繁雑になるとともに、前者と同様に
必要なサイズごとに製造しなければならず、製造に大変
手間がかかった。
よって、本発明の目的は、サイズ,発熱量が異なる有機
正特性サーミスタな容易に供給することができる有機正
特性サーミスタシート体および有機正特性サーミスタ集
合体を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の有機正特性サーミスタシート体は、有機高分子
材料に導電性粒子を分散させた正の抵抗温度特性を示す
材料からなる長尺状シート体と、前記長尺状シート体の
一方の主表面上に形或された少なくとも一対の櫛歯状電
極とからなることを特徴とする。
また、円筒形の巻芯と、この巻芯の各端面にそれぞれ形
威され、かつ巻芯の径よりも大きな寸法の巻枠とからな
るリールに、上記の有機正特性サーミスタシート体が巻
回されたことを特徴とする。
(作用) =5 本発明は、正の抵抗温度特性を示す長尺状シート体の一
方の主表面上に、少なくとも一対の櫛歯状電極を設けた
ものなので、所望サイズ,発熱量に合わせて任意の大き
さに切断できるようになる。
(実施例) 以下に、本発明の実施例について図面を用いて詳細に説
明する。
まず、第1図は、本発明の有機正特性サーミスタ集合体
を示す外観斜視図である。
この有機正特性サーミスタ集合体は、リール12とこの
リール12に巻回された有機正特性サーミスタシート休
21とからなる。
リール12は、第2図に示すように、各端面にそれぞれ
開口が形或された円筒上の巻芯18と、この巻芯13の
径よりも大きな寸法で、中心部に巻芯18の各端面の開
口と同径の貫通孔が形或された巻枠14,15と、この
巻枠14,15を巻枠18の端面に固定するために、巻
芯13の開口および巻枠14,15の貫通孔に嵌入され
るキャップ16.17とからなる。なお、リール12の
形−6− 状は上述したものに限るものではなく、巻芯の各端面に
巻枠が貼付されたものなどを用いてもよい。
次に、有機正特性サーミスタシート休21を第3図およ
び第4図を用いて説明する。
22は、正の抵抗温度係数を示す材料からなる長尺状シ
ート体である。この長尺状シート休22は、ポリエチレ
ン等のポリオレフィン系樹脂のような有機高分子材料中
に、カーボンブラック,グラファイトのような導電性粒
子が均一に分散された有機正特性サーミスタ材料を、溶
融押出し或形し、硬化させることによって得られたもの
である。
23.24は、一対の櫛歯状電極であり、長尺状シート
休22の一方の主表面上の両長辺に沿うように形或され
た給電部23a,24aと、一端がこの給電部23a,
24aに導電的に接続されるとともに、他端が他方の給
電部24a,23a側に向かって延び、かつ互いに間挿
しあうように配置された導電部28b,24bとからな
る。櫛歯状電極23.24の給電部23a.24aには
、熱圧着によって圧着、形成された金属箔や溶射によっ
て形或された溶射金属などが用いられる。櫛歯状電極2
3.24の給電部28b,24bには、Agペーストの
ような導電ペーストを塗布し、硬化させることによって
形威されたものが用いられる。25は、長尺状シート体
22の一方の主表面上に取り付けられた絶縁フィルムで
ある。この絶縁フィルム25は、発熱に開与する導電部
23b,24bを外部環境から保護するためのものであ
るとともに、給電部23a,24aを露出することによ
って端子の取り付けを容易にすることができるものであ
る。
このような有機正特性サーミスタシート休21は、切断
することによって、第11図に示すような有機正特性サ
ーミスタ5を得ることができるものである。したがって
、切断位置をかえることによって所望のサイズ,発熱量
に合わせた有機正特性サーミスタを容易に得ることがで
きる。
また、有機正特性サーミスタはフレキシブル性に優れて
いることから、有機正特性サーミスタシート体をリール
に巻回して、有機正特性サーミスタ集合体として需要者
に供給することができる。
上述した有機正特性サーミスタシート体の切断工程を機
械によって行なわせるために、第5図に示すように、櫛
歯状電極23.24の給電部23a,24aに切断位置
を検出するための検出孔26,27を形戊してもよい。
この検出孔26,27を自動移送用の送り孔として使用
することもできる。なお、切断位置を検出するための検
出孔26,27を示したが、この他に有機正特性サーミ
スタシート体の長辺に沿って切欠き部を形威したり、上
記の検出孔のかわりに黒休塗料などで目印をつけたりし
てもよい。
上述した有機正特性サーミスタシート休21は、長尺状
シート体の一方の主表面上に一対の櫛歯状電極23.2
4を形成したものを示したが、これに限るものではなく
、より多くの櫛歯状電極を同様に形或してもよい。たと
えば、第6図に示すような有機正特性サーミスタシート
休31では、長尺状シート休82の一方の主表面上に長
手方向に延びる3本の給電部3 3 a, 3 4 a
, 3 5 aが形9ー 成され、これら給電部33a,34a,35aから、そ
れぞれが対向する給電部側に向かって延びるように導電
部33b,34b,34c,35bが形或されたもので
ある。
また、第7図に示すような有機正特性サーミスタスシー
ト休41は、長尺状シート休42の一方の主表面上に、
その幅方向に向かって延び、しかも長さ方向に並列する
ように給電部43a,44a,45aが形成され、これ
ら給電部43a,44at 45aから、それぞれが対
向する給電部側に向かって延びるように導電部43b,
44b,44C,45bが形或されたものである。
さらに、第8図に示すような有機正特性サーミスタシー
ト休51は、長尺状シート休52の一方の主表面上に、
その幅方向に向かって延び、しかも長さ方向に並列する
ように補助給電部53,54,55が形或され、この補
助給電部53,54.55から、それぞれが対向する補
助給電部側に向かって延びる給電部56a,57a,5
8a,59a,60a,61aが形成され、これら給電
部1 0一 56a,57a,58a,59a,60a,61aから
、それぞれが対向する給電部側に向かって延びるように
導電部56b,57b,57c,58b,59b,60
b.60c.81bが形威されたものである。
上述した有機正特性サーミスタシート体は、櫛歯状電極
がいずれも給電部と導電部が別体からなるが、これら両
者の接続部分の信頼性を上げるために、構造を第9図(
a)〜(c)に拡大して示すように、導電部70bの給
電部70aこの接続部70cをより広い面積としてもよ
い。
また、上述した有機正特性サーミスタシート体の櫛歯状
電極は、給電部と導電部が別体であるものに限るもので
はなく、金属箔、導電ペースト等からなる給電部と導電
部が一体化されたものを用いてもよい。
(発明の効果) 以上、説明したように、本発明は長尺状シート体の一方
の主表面上に少なくとも一対の櫛歯状電極が形成された
有機正特性サーミスタシート体を、切断することによっ
て有機正特性サーミスタを得るものなので、切断位置を
かえることによって所望サイズ,発熱量に合わせた有機
正特性サーミスタを容易に得ることができる。
また、本発明のような構造であれば、製造を連続的に行
なえ、製造工程を簡素化できる。
さらに、有機正特性サーミスタはフレキシブル性に優れ
ていることから、有機正特性サーミスタシート体をリー
ルに巻回して、有機正特性サーミスタ集合体として需要
者に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の有機正特性サーミスタ集合体を示す外
観斜視図、第2図は本発明の有機正特性サーミスタを巻
回するためのリールを示す側断面図、第8図ないし第5
図は本発明の有機正特性サーミスタシート体を示す平面
図、第6図ないし第8図は本発明の有機正特性サーミス
タート休の別の実施例を示す平面図、第9図(a)〜(
c)はそれぞれ給電部と導電部この接続部分を拡大して
示す部分切欠き平面図、第10図および第11図は従来
の有機正特性サーミスタを示す平面図である。 11・・・有機正特性サーミスタ集合体、12・・・リ
ール、 21・・・有機正特性サーミスタシート休、23,24
・・・櫛歯状電極、 23a,24a・・・給電部、 23b.24b・・・導電部、 25・・・絶縁フィルム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有機高分子材料に導電性粒子を分散させた正の抵
    抗温度特性を示す材料からなる長尺状シート体と、 前記長尺状シート体の一方の主表面上に形成された少な
    くとも一対の櫛歯状電極と、 からなることを特徴とする有機正特性サーミスタシート
    体。
  2. (2)円筒形の巻芯と、この巻芯の各端面にそれぞれ固
    定され、かつ巻芯の径よりも大きな寸法の巻枠とからな
    るリールに、請求項(1)に記載の有機正特性サーミス
    タシート体が巻回されたことを特徴とする有機正特性サ
    ーミスタ集合体。
JP16178589A 1989-06-23 1989-06-23 有機正特性サーミスタシート体および有機正特性サーミスタ集合体 Pending JPH0327501A (ja)

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