JPH03273998A - 船舶推進機 - Google Patents

船舶推進機

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JPH03273998A
JPH03273998A JP2072135A JP7213590A JPH03273998A JP H03273998 A JPH03273998 A JP H03273998A JP 2072135 A JP2072135 A JP 2072135A JP 7213590 A JP7213590 A JP 7213590A JP H03273998 A JPH03273998 A JP H03273998A
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JP
Japan
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resonance
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rotating speed
area
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Kazumasa Ito
和正 伊藤
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Yamaha Marine Co Ltd
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Sanshin Kogyo KK
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、水噴射推進船、船外機等の船舶推進機に関す
る。
[従来の技術] 水噴射推進船等の船舶推進機にあっては、エンジン振動
か艇体に伝わり、乗船フィーリングを損なうのを回避す
るため、エンジンをマウントゴムを介する状態て艇体に
支持している。
この時、エンジンには、該マウントゴムのばね定数とエ
ンジンの重量によって定まる共振点か存在する。このた
め、通常の船舶推進機にあっては、このエンジンの共振
点を実用回転域の外(低回転域)に設定し、共振による
乗船者の不快を避けることとしている。
尚、エンジンの共振点を上述の如く実用回転域の外(低
回転域)に設定するためには、ばね定数の低い、柔らか
いマウントゴムを用いることが必要となる。
[発明か解決しようとする課題] ところで、水噴射推進船における如く運動性の激しい船
舶推進機にあっては、例えば艇体のジャンプ着水時等に
あってもエンジンか艇体と干渉しないように確実に支持
すべく、エンジンを硬いマウントゴムにて支持すること
となる。
然しなから、硬いマウントゴムを用いる場合には、該エ
ンジンの共振点か実用回転域内に入ってしまい、共振点
て生ずる大きな振動か乗船者に不快を与えるという不都
合かある。
本発明は、硬いマウントゴムにてエンジンを常に確実に
艇体に支持するに際し、エンジンを共振域外の回転数で
用いることとして艇体振動による不快域での運転を防止
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、実用回転数域内にエンジン振動の共振域を有
する船舶推進機において、エンジンの回転数をエンジン
の共振域外に自動調整するエンジン回転制御手段を備え
るようにしたものである。
[作用] 本発明によれば、エンジンを艇体に支持するマウントゴ
ムとしてばね定数の高い、硬いものを用いることにより
、例えば艇体のジャンプ着水時等にあってもエンジンが
艇体と干渉しないように該エンジンを常に確実に艇体に
支持できる。
この際、上述のエンジンの共振点が該ゴムの硬さゆえに
実用回転域に入ってきたとしても、本発明にあっては、
エンジンの回転数が例えば共振域(共振点を含む前後の
特定領域)を飛び越えて推移する如くに、共振域外に自
動調整せしめられる。これにより、エンジンを共振域外
の回転数で用いることを確実にし、艇体振動による不快
域ての運転を防止てきる。
[実施例] 第1図は本発明か適用された水噴射推進船を一部破断し
て示す側面図、第2図はエンジンのマウント状態を示す
正面図、第3図はエンジン回転数とエンジン振動との関
係を示す線図、第4図は従来のエンジン回転数に対する
自動進角カーブを示す線図、第5図は第1実施例におけ
るエンジン回転数に対する自動進角カーブを示す線図、
第6図は第2実施例の制御系統図、第7図は第2実施例
の流れ図である。
(第1実施例) 水噴射推進船10は、第1図、第2図に示す如く、艇体
11にマウントゴム12を介して2サイクルエンジン1
3を支持している。
水噴射推進船10は、艇体11の後部に水噴射ダクト1
4を配設している。水噴射ダクト14は水吸込口15と
水流出口16を有し、その中間部に固定翼17を固定的
に備えるとともに、インペラ18を回転自在に支持して
いる。インペラ18は、エンジン13の回転力をカップ
リング19を介して出力軸20に伝えられて回転し、水
噴射ダクト14の内部に噴流を形成する。
水噴射タクト14の水流出口16まわりには操向ノズル
21か略水平方向に回動可能に枢着されている。操向ノ
ズル21は、ハンドル装!22の転舵操作力をケーブル
23により伝えられて回動し、水噴射ダクト14から流
出してくる噴流の流出方向な略水平方向にて変更し、結
果として艇体11を左右の方向に旋回可能とする。
又、操向ノズル21の両側中間部には前後進切換用バケ
ット24が上下方向に回動可能に枢着されている。パケ
ット24は、前後進切換レバー25の切換操作力をケー
ブル26により伝えられて回動し、操向ノズル21の出
口部を開閉して上記噴流の流出方向を前後方向にて切換
える。即ち、バケット24は操向ノズル21の出口部を
開く前進位置にて前進用噴流を形成し、操向ノズル21
の出口部を閉じる後進位置にて後進用噴流な形成する。
然るに、水噴射推進船10は、エンジン回転制御手段と
して以下の如くの自動進角装置を備えている。
即ち、従来一般の自動進角装置による進角カーブは、第
4図に示す如く、低速域ては回転安定化のために遅角し
、高速域ては出力確保のために進角し、中間域ではなだ
らかに変化し、結果として全回転域で運転可能としてい
る。
これに対し、水噴射推進船10において実際に使用され
る回転域はその運動性の故に極低速域と高速域が殆どで
ある。このため、水噴射推進船10の自動進角装置によ
る進角カーブは、第5図に示す如く、低速域(A)ては
第4図と同様に回転安定化のために遅角し、高速域(]
で6第4図と同様に出力確保のために進角するものの、
中間域(B)では急激に立上げて急変せしめた。
これにより、水噴射推進船10にあっては、エンジン回
転数が、低速域(A)と高速域(C)との間で移行する
時、中間域(B)では点火時期か安定困難であるがため
に定まらず、第5図の低速側回転数N1又は高速側回転
数N2にて安定化する。即ち、エンジン回転数は、低速
側回転数N1と高速側回転数N2との間を飛び越える如
くに変化する。
従って、水噴射推進船10の自動進角装置は、前述のエ
ンジン13の共振点NO(第3図参照)がこの両回転数
Ni N2の間に位置するように上述の進角カーブを設
定するものとし、結果としてエンジン13の回転数を共
振域外に自動調整するようにしたものである。
尚、第3図において、NOは共振点、Na〜Ncは実用
回転域、N d −N eは艇体振動不快域(共振域)
であり、N d−N eはN1〜N2の範囲内に含まれ
る。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例によれば、エンジン13を艇体11に支持す
るマウントゴム12としてばね定数の高い、硬いものを
用いることにより、例えば艇体11のジャンプ着水時等
にあってもエンジン13か艇体11と干渉しないように
該エンジン13を常に確実に艇体11に支持できる。
この際、上述のエンジン13の共振点か該ゴムの硬さゆ
えに実用回転域に入ってきたとしても、上記実施例にあ
っては、エンジン13の回転数が共振域を飛び越えて推
移し、共振域外に自動調整せしめられる。これにより、
エンジン13を共振域外の回転数で用いることを確実に
し、艇体振動による不快域ての運転を防止できる。
(第2実施例〉 この第2実施例は、第1実施例の水噴射推進船10にお
いて、第6図に示す如く、エンジン13の気化器27に
設けられるスロットル弁28のスロットル弁軸29を開
閉動てきるサーボモータ30を備え、かつこのサーボモ
ータ30をマイクロコンピュータからなる制御装置31
により制御するようにしたものである。即ち、サーボモ
ータ30と制御装置31によりエンジン回転制御手段を
構成したものであり、第7図に示す如く、制御装置31
はエンジン回転数検出器32の検出信号を得て該回転数
がエンジン13の共振域内に入っているか否かを常時監
視し、該エンジン回転数が該共振域内に入った時、或い
は入ろうとする時、サーボモータ30を制御することに
よりスロットル弁28の開度を制御し、ひいてはエンジ
ン回転数を共振域外に自動調整するようにしたものであ
る。
尚、本発明の実施において、エンジン回転制御手段は、
燃料噴射エンジンで燃料噴射量を調整することによりエ
ンジン回転数を調整する等、エンジン回転数の調整方式
は多様である。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、硬いマウントゴムにてエ
ンジンを常に確実に艇体に支持するに際し、エンジンを
共振域外の回転数で用いることとして艇体振動による不
快域での運転を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された水噴射推進船を一部破断し
て示す側面図、第2図はエンジンのマウント状態を示す
正面図、第3図はエンジン回転数とエンジン振動との関
係を示す線図、第4図は従来のエンジン回転数に対する
自動進角カーブを示す線図、第5図は第1実施例におけ
るエンジン回転数に対する自動進角カーブを示す線図、
第6図は第2実施例の制御系統図、第7図は第2実施例
の流れ図である。 10・・・水噴射推進船、 11・・・艇体、 12・・・マウントゴム、 13・・・2サイクルエンジン、 29・・・スロットル弁軸、 30・・・サーボモータ、 31・・・制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)実用回転数域内にエンジン振動の共振域を有する
    船舶推進機において、エンジンの回転数をエンジンの共
    振域外に自動調整するエンジン回転制御手段を備えたこ
    とを特徴とする船舶推進機。
JP2072135A 1990-03-23 1990-03-23 船舶推進機 Expired - Fee Related JP2976342B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013088643A1 (ja) * 2011-12-16 2013-06-20 川崎重工業株式会社 ねじり振動応力低減制御装置、これを備えた船舶、及びねじり振動応力低減方法
JP2015034519A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 マツダ株式会社 車両用エンジンの制御装置

Cited By (3)

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WO2013088643A1 (ja) * 2011-12-16 2013-06-20 川崎重工業株式会社 ねじり振動応力低減制御装置、これを備えた船舶、及びねじり振動応力低減方法
CN103917764A (zh) * 2011-12-16 2014-07-09 川崎重工业株式会社 扭转振动应力降低控制装置、具备该装置的船舶、及扭转振动应力降低方法
JP2015034519A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 マツダ株式会社 車両用エンジンの制御装置

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JP2976342B2 (ja) 1999-11-10

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