JPH03273560A - 両面磁気記録再生装置 - Google Patents

両面磁気記録再生装置

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Publication number
JPH03273560A
JPH03273560A JP9639690A JP9639690A JPH03273560A JP H03273560 A JPH03273560 A JP H03273560A JP 9639690 A JP9639690 A JP 9639690A JP 9639690 A JP9639690 A JP 9639690A JP H03273560 A JPH03273560 A JP H03273560A
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic disk
magnetic
magnetic head
head
recording
Prior art date
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Pending
Application number
JP9639690A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Takatori
徹也 高取
Hitoshi Saito
均 斉藤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/571,342 priority patent/US5153793A/en
Publication of JPH03273560A publication Critical patent/JPH03273560A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、磁気ディスクの両面を利用して磁気記録再生
を行い得る両面磁気記録再生装置に関する。
〈従来の技術〉 v!1気ディスクの両面を利用して磁気記録再生を行う
両面磁気記録再生装置には、従来、例えば第25図に示
すようなものがあり、特開昭63−18573号公報等
において詳しく報告されている。
即ち、スピンドルモータ11の取付部12にはセンタへ
ブ13を介して磁気ディスク14が装着されている。こ
の磁気ディスク14を挾んで該磁気ディスク14の両側
には、2つの磁気ヘッド部材15,16が略対向し且つ
磁気ディスク14の各記録面17,18の夫夫に対して
進退自在に設けられている。
磁気ヘッド部材15,16の夫々は、互いに他方の磁気
ヘッド部材15,16に対してaixディスク14を付
勢する規整部材19と、夫々の記録面17.18に摺接
する磁気ヘッド20とを備えたものである。そしてこれ
ら磁気ヘッド部材15.16を互いに磁気ディスク14
の半径方向にずらして配することにより、夫々の磁気ヘ
ッド20が、磁気ヘッド部材15,16の規整部材19
の間に位置すると共に、磁気ディスク14の半径方向に
ずれた状態で磁気ディスク14を挾み込んでいる。
また第26図に磁気ヘッド20の拡大斜視図を示したよ
うに、該磁気ヘッド20はヘッド台板21の先端部にヘ
ッド本体22を設けたものであり、該ヘッド本体22の
先端部には磁気ディスク14の記録面17.18に摺接
し得るギャップ部23が形成されている。
従って、第25図に示したような状態で磁気ディスク1
4を回転させれば、磁気ヘッド部材15.16の夫々の
規整部材19が、互いに対向する磁気ヘッド20に対し
て磁気ディスク14の夫々の記録面17,18を付勢摺
接させることになり、これによって良好なヘッドタッチ
の実現を企図していた。
〈発明が解決しようとする課題〉 第25図に示したような従来の両面磁気記録再生装置に
おいては、2つある磁気ヘッド20の夫々に対向して設
けられる規整部材19の位置を、夫々の磁気ヘッド20
に対して別別に極めて正確ζこ調整しなければならず、
その作業が煩雑で且つ困難であるという課題があった。
また、このような例においては、磁気ヘッド部材15.
16の夫々の規整部材19が、磁気ディスク14の画記
録面17.18に摺接付勢することになるので、該磁気
ディスク14の回転に対するIl[WA抵抗力或いはヘ
ッド本体22に対する付勢力が大きなものとなる。
このため、磁気ディスク14の円滑な回転が困難となる
ばかりか、磁気ディスク14の記録面17.18やヘッ
ド本体22を傷つけ且つ摩耗させ易いという問題があっ
た。
さらには、第25図中の磁気ヘッド部材部分の拡大図を
第27図に示したように、夫々の磁気ヘッド部材15.
16のヘッド本体22は、磁気ディスク14の半径方向
にずれた状態で且つ互いに対向する方向に突出して磁気
ディスク14に摺接している。このため、夫夫のヘッド
本体22は、これらヘッド本体22に形成されたギャッ
プ部23の一端部のみを、夫々の記録面17.18に接
触させた状態となり、従ってこれらギャップ部23の接
触不良に起因する記録再生不良が生U/易いという問題
があった。
く課題を解決するための手段〉 第1番目の本発明による両面磁気記録再生装置は、磁気
ディスクに対向して設けられた負圧発生型の安定板と、
該安定板に設けられ且つ前記磁気ディスクの一方の記録
面に摺接し得る第1の磁気ヘッドと、前記磁気ディスク
を挾んで前記安定板に対向して進退自在に設けられ且つ
前記磁気ディスクの他方の記録面に摺接し得る第2の磁
気ヘッドとを備えた両面磁気記録再生装置において、前
記安定板は、該安定板の前記磁気ディスクとの対向面に
前記第1の磁気ヘッドを取り囲んで設けられた凹部と、
前記安定板の前記磁気ディスク回転方向上流側及び下流
側の夫々の端部に前記磁気ディスクと対向して形成され
且つ前記磁気ディスク回転方向下流側へゆくほど前記磁
気ディスクの自由回転位置より遠ざかるよう傾斜する傾
斜面とを備えたことを特徴とするものである。
第2番目の本発明による両面磁気記録再生装置は、磁気
ディスクの一方の記録面にギャップ部を摺接させ得る第
1の磁気ヘッドと、該第1の磁気ヘッド側に設けられ前
記磁気ディスクの回転に伴い該磁気ディスクとの間に負
圧を発生させて前記第1の磁気ヘッドの前記ギャップ部
に前記磁気ディスクを吸引摺接させる安定板と、前記磁
気ディスクの他方の記録面にギャップ部を摺接させ得る
と共に前記第1の磁気ヘッドを中心として前記磁気ディ
スクの内周側または外周側に位置する第2の磁気ヘッド
とを備えた両面磁気記録再生装置であって、前記第2の
磁気ヘッドが前記内周側に位置する場合には該第2の磁
気ヘッド及び前記第1の磁気ヘッドの夫々の基端部が夫
々前記内周側及び外周側へと傾いて配され、また前記第
2の磁気ヘッドが前記外周側に位置する場合には該第2
の磁気ヘッド及び前記第1の磁気ヘッドの夫々の基端部
が夫々前記外周側及び前記内周側へと傾いて配されるこ
とを特徴とするものである。
第3番目の本発明による両面磁気記録再生装置は、磁気
ディスクの一方の記録面にギャップ部を摺接させ得る第
1の磁気ヘッドと、該第1の磁気ヘッド側に設けられ前
記磁気ディスクの回転に伴い該磁気ディスクとの間に負
圧を発生させて前記第1の磁気ヘッドの前記ギャップ部
に前記磁気ディスクを吸引摺接させる安定板と、前記磁
気ディスクの他方の記録面にギャップ部を摺接させ得る
と共に前記第1の磁気ヘッドを中心として前記磁気ディ
スクの内周側または外周側に位置する第2の磁気ヘッド
とを備えた両面磁気記録再生装置であって、前記第2の
磁気ヘッドが前記内周側に位置する場合には前記安定板
の前記磁気ディスクとの対向面において前記磁気ディス
フの外周側部分の方が内周側部分より前記磁気ディスク
の自由回転位置に対しより離れて形成され、また前記第
2の磁気ヘッドが前記外周側に位置する場合には前記安
定板の前記磁気ディスクとの対向面において前記磁気デ
ィスクの外局側部分の方が内#g側部分より前記磁気デ
ィスクの自由回転位置に対しより近接して形成されてい
ることを特徴とする。
第4番目の本発明による両面磁気記録再生装置は、磁気
ディスクを挾んで配設され且つ夫々の先端部を前記磁気
ディスク両面の夫々の記録面に摺接させ得る上下一対の
磁気ヘッドを有し、これら両磁気ヘッドのうちのいずれ
か一方の磁気ヘッドを弾性的に支持する支持手段を設け
たことを特徴とする。
く作   用〉 磁気ディスクの高速回転に伴い、安定板の傾斜面及び凹
部の夫々と磁気ディスクとの間に負圧が発生して、前記
磁気ディスクが安定板へと引き寄せられると共に、安定
板に設けられた第1の磁気ヘッドに磁気ディスクが摺接
し、磁気ディスクの一方の記録面の記録再生が行われる
。また同時に、既述した如く安定板により安定的に位置
決めされた磁気ディスクの他方の記録面に、第2の磁気
ヘッドが近接し摺接することにより該他方の記録面に係
る記録再生が行われる。
この際、第2の磁気ヘッドが第1の磁気ヘッドの内周側
に位置する場合には該第2の磁気ヘッド及び第1の磁気
ヘッドの夫々の基端部が夫々第1の磁気ヘッドの内周側
及び外周側へと傾いて配され、また第2の磁気ヘッドが
第1の磁気ヘッドの外周側に位置する場合には該第2の
磁気ヘッド及び第1の磁気ヘッドの夫々の基端部が夫々
第1の磁気ヘッドの外周側及び内周側へと傾いて配され
るので、第1及び第2の磁気ヘッドのギャップ部の全て
の部分が磁気ディスクの夫々の記録面に摺接して、良好
なヘッドタッチが得られる。
或いはこの際、第2の磁気ヘッドが第1の磁気ヘッドの
内周側または外周側に位置する夫々の場合に応じ、安定
板の磁気ディスクとの対向面において磁気ディスクの外
周側部分の方が内周側部分より磁気ディスクの自由回転
位置に対して離れてまたは近接して形成されているので
、変形した磁気ディスクの夫々の記録面に対し、第1及
び第2の磁気ヘッドのギャップ部の全部分が摺接して、
良好なヘッドタッチが得られる。
また上下一対の磁気ヘッドのうちのいずれか一方を弾性
的に支持したことにより、組付時における位置調整の粗
さが吸収されて磁気ヘッドが磁気ディスクにならう形で
ヘッドタッチがとれるとともに、磁気ディスクに対する
摩擦抵抗力も軽減される。
く実 施 例〉 以下、本発明による両面磁気記録再生装置の一実施例を
図面を参照して詳細に説明する。
なお、従来の技術と同一の部材には同一の符号を付して
表すこととし、重複する説明は省略する。
この一実施例に係る概略平面図を第1図に表したように
、スピンドルモータ11により高速回転する磁気ディス
ク14の一方の記録面に対向して、負圧発生型の安定板
32が配されている。安定板32には、磁気ディスク1
4の回転に伴い該安定板32により発生する負圧によっ
て前記一方の記録面に摺接し得る磁気ヘッド33が設け
られている。また磁気ディスク14を挾んで安定板32
と対向し、且つ前記磁気ヘッド33の磁気ディスク半径
方向(図中矢印C方向)外周側の位置には、磁気ディス
ク14の他方の記録面に摺接し得るいま一つの磁気ヘッ
ド34が、前記記録面に対して進退自在に設けられてい
る。
このような磁気ヘッド33及び安定板32といま一つの
磁気ヘッド34とは、夫々図示されない移動装置によっ
て支持されており、磁気ディスク14の半径方向(図中
矢印C方向)に沿って移動して、記録再生すべき磁気デ
ィスク14のトラックを変更できるようになっている。
第2図は、前述した安定板32部分を拡大して表した概
略斜視図であり、第3図はその平面図、また第4図は第
3図中のIt/−IV矢視断面図である。これらの図に
示したように、磁気ディスク14の一方の記録面に対向
する安定板32の対向面略中央部には、磁気ディスク1
4の自由回転位置Nと略平行し且つ略近接する平坦面3
5が形成されている。平坦面35には、磁気ディスク1
4の高速回転に伴い負圧を発生させるための凹部36が
形成されている。ところで本明細書中において自由回転
位置Nとは、装置本体の駆動源に装着された磁気ディス
ク14が、回転駆動力以外例の外力も作用しない状態で
定常回転するときの該磁気ディスク14の回転位置のこ
とを意味している。
前述した磁気ヘッド33は、安定板32の底面37より
前記凹部36内へと先端部を突出した状態で押設され、
且つその先端は前記平坦面35より僅か上方に位置して
いる。安定板32の底面37には、磁気ヘッド33を取
り巻いて合成樹脂等の目張り材38が固着され、凹部3
6内に発生した負圧が安定板32と磁気ヘッド33との
隙間より散逸するのを防いでいる。さらに、磁気ディス
ク14を挾んで安定板32の凹部36に対向し、且つ前
記磁気ヘッド33の磁気ディスク半径方向(図中矢印C
方向)外周側の位置には、既述した磁気ヘッド34が磁
気ディスク14の他方の記録面に対して進退自在に設け
られている。
また安定板32の磁気ディスク回転方向(図中矢印R方
向)上流側及び下流側の夫々の端部には、前記磁気ディ
スク14に対向して負圧発生用の傾斜面39.40が形
成されている。これら傾斜面39.40は、夫々前記磁
気ディスク回転方向下流側へゆくほど磁気ディスク14
の自由回転位置Nより遠ざかるように形成されていると
共に、夫々の傾斜面39,40の最上流端は自由回転位
置Nと略近接して位置している。
従って、磁気ディスク14が高速回転するに伴い、磁気
ディスク14と安定板32の傾斜面39,40との間、
さらには磁気ディスク14と安定板32の凹部36との
間に負圧が発生し、その結果、磁気ディスク14は安定
板32側へと引き寄せられ且つ磁気ヘッド33に摺接し
、磁気ディスク14の一方の記録面に係る記録再生が行
われる。
さらに、こうして安定板32により安定的に位置決めさ
れた磁気ディスク14の他方の記録面に、いま1つの磁
気ヘッド34が接近し且つ摺接することにより、該記録
面に係る記録再生が行われ、この結果磁気ディスク14
の同時両面磁気記録が実現する。
また第5図には、他の一実施例に係る概略斜視図を表し
、第6図には第5図中の■−■矢視断面図を表した。こ
れらの図は夫々、既述した第1実施例の説明に用いた第
2図及び第4図に対応するものであり、従って同一の部
材には同一の符号を付して表すこととし重複する詳細な
説明は省略する。
つまり本実施例では、第1実施例中において磁気ディス
ク14の自由回転位置Nに沿って位置していた安定板3
2の平坦′fjJ35が、前記自由回転位置Nから後退
して形成されている。詳述すると、本実施例中における
平坦面41は、磁気ディスク回転方向上流側に形成され
た傾斜面39の下流側端部に連続して形成されている。
これに伴い安定板32の凹部36の深さが浅くなる一方
、平坦面41と磁気ディスク14との間の領域が拡大し
、全体として負圧発生に寄与する領域が増大して大きな
負圧が発生し得る。
ところで既述した実施例においては、安定板32の平面
形状を略矩形形状としたが、他に円形や楕円形、ひし形
等の種々の形状であってもよく、また傾斜面39.40
の断面形状も必ずしも直線でなく円弧状の曲線であって
もよく、さらには平坦WI35.41は必ずしも備えず
ともよい。
また他の一実施例を第7図に、第7図中の■−■矢視断
面図を第8図に示したように、磁気ディスク14の図中
下方には安定板51が配設されている。即ち該安定板5
1の中央部には、磁気ヘッド52が嵌挿される貫通孔5
3が図中上下に貫通している。また磁気ディスク14の
一方の記録面18と対向する安定板51の対向面には、
磁気ディスク14の回転方向(図中矢印R方向)の下流
側へと向かうにつれて、漸次核磁気ディスク14の自由
回転位置Nから遠ざかるように傾斜した傾斜面54が形
成されている。なお図中1軸は磁気ディスク14の回転
中心である。
従って、磁気ディスク14が高速回転するに伴い、安定
板51の傾斜面54と磁気ディスク14との間に負圧が
発生して、該磁気ディスク14は可撓変形しながら安定
板51側とへ吸引され且つ磁気ヘッド52の磁気ヘッド
本体22に摺接する。
また、第7図にも示したように、磁気ディスク14の図
中上方には、既述した安定板51側の磁気ヘッド52を
中心として磁気ディスク14の外周側にずれて、もう1
つの磁気ヘッド55が配設されている。しかもこの磁気
ヘッド55の基端部側は磁気ディスク14の外周側へと
θど傾いて設けられていると共に、既述した磁気ヘッド
52の基端部側は磁気ディスク14の内周側へとθ2°
傾いて設けられている。
さらに本例において、安定板51側の磁気ヘッド52と
該安定板51とは、例えば第8図に示したように自由回
転位置Nから僅かに離れて図示しない支持部に固定され
ていると共に、安定板51と対向する側の磁気ヘッド5
5は、図示しない支持機構により磁気ディスク14に対
して進退自在となるように支持されている。
従って、前記安定板51s分の拡大断面図を第9図に示
したように、安定板51の作用により、磁気ディスク1
4は図中下方の磁気ヘッド52側へと引き寄せられると
共に該磁気ヘッド52の先端部に摺接し、以て磁気ディ
スク14の一方の記録面18に係る記録再生が行われる
。同時に、この安定板51により安定した位置に保持さ
れた磁気ディスク14の他方の記録面17には、図中上
方よりもう1つの磁気ヘッド55が接近且つ摺接し、以
て該記録面17に係る記録再生が行われる。
こうして、安定板51は磁気ディスク14を一方側へと
吸引保持することで各磁気ヘッド52,55への安定的
な位置決めを行い得るので、磁気ディスク14を両側か
ら直接挾み込む従来の規整部材19等に比して、極めて
小さな摩擦抵抗しか発生せず、磁気ディスク14や磁気
ヘッド52,55の摩耗等も防止できる。
しかもこの際、磁気ヘッド55.52の夫夫は、既述し
且つ図示した如く夫々θ1°、θ2゜の角度をなして配
されているため、磁気ヘッド55.52相方のギャップ
部23は、その全幅に互って磁気ディスク14の記録面
17゜18に摺接し、以て良好且つ安定したヘッドタッ
チが得られるのである。
また第10図には他の一実施例を示した。
つまりこの例では、磁気ディスク14を挾んで安定板5
1と対向する側(図中上方)に配された磁気ヘッド55
は、安定板51側の磁気ヘッド52を中心として、磁気
ディスク14の内周側に位置している。そしてこの場合
、磁気ディスク14の変形状態が前述した実施例とはち
ょうど逆になるため、ギャップ部23の摺接状態を良化
すべく付与される磁気ヘッド52,55の傾斜も前述し
た実施例とは反対になる。
即ち、安定板51側の磁気ヘッド52の基端部側は、磁
気ディスク14の外周側へとθ。
傾斜して配設されていると共に、安定板51と対向する
側の磁気ヘッド55の基端部側は、磁気ディスク14の
内周側へとθど傾斜して配設されている。このため本実
施例でも、磁気ヘッド52,55相方のギャップ部23
は、その全幅に互って磁気ディスク14の記録面18.
17に摺接し、以て良好且つ安定したヘッドタッチが得
られる。
ところで、既述した実施例中においては、磁気ディスク
14の高速回転に伴い該磁気ディスクとの間に負圧を発
生させる安定板を、傾斜面54を有する安定板51とし
て構成したが、他に該磁気ディスク14と対向する凹部
等を該安定板に形成してもよい。さらには、磁気ヘッド
52,55の構成等も本実施例に限定されるものではな
く、これら磁気ヘッド52.55が磁気ディスク14に
摺接し得るための駆動支持機構、及び安定板51の支持
機構等も本実施例に限定されることなく任意であ、る。
また磁気ヘッド52,55の夫々に付与される角度θ1
.θ2は夫々同じでもまた相異してもよい。
また他の一実施例を第11図に、また第11図中のXI
 −XII矢視断面図を第12図に示したように、磁気
ディスク14の図中下方には安定板61が配設されてい
る。即ち該安定板61の中央部には、磁気ヘッド62が
嵌挿される貫通孔63が図中上下に貫通していると共に
、磁気ヘッド62は貫通孔63より僅かに突出する状態
で、且つ細心が磁気ディスク14の自由回転位置Nに対
して垂直となるように配設されている。また磁気ディス
ク14の一方の記録面18と対向する安定板61の対向
面には、磁気ディスク14の回転方向(図中矢印R方向
)の下流側へと向かうにつれて、漸次該磁気ディスク1
4の自由回転位置Nから遠ざかるように(例えば第12
図中に示した角度θ2°をなして)傾斜する傾斜面64
が形成されている。
また、磁気ディスク14を挾んで安定板61と対向する
側には、該安定板61側の磁気へラド62を中心として
磁気ディスク14の内周側にずれて、且つ軸心が磁気デ
ィスク14の自由回転位置Nに対して垂直となるように
もう1つの磁気ヘッド65が配設されている。
本例にわいてこの磁気ヘッド65は、図示しない支持機
構により該磁気ディスク14に対して進退自在に支持さ
れていると共に、既述した安定板61と該安定板616
Iの磁気ヘッド62とは、図示した如く磁気ディスク1
4の自由回転位置Nから僅かに離れて、図示しない支持
部に固定されている。
従って、磁気ディスク14が高速回転するに伴い、安定
板61の傾斜面64と磁気ディスク14との間に負圧が
発生し、該磁気ディスク14は可撓変形しながら安定板
61側へと吸引され、以て一方の記録面18が磁気ヘッ
ド62のヘッド本体22に摺接する。またこうして安定
的に保持された磁気ディスク14の他方の記録面17に
は、もう1つの磁気ヘッド65が接近し且つ摺接する。
こうして、安定板61は磁気ディスク14を一方側へと
吸引保持することで各磁気ヘッド62,65への安定的
な位置決めを行い得るので、磁気ディスク14を両側か
ら直接挾み込む従来の規整部材19等に比して、極めて
小さな摩擦抵抗しか発生せず、磁気ディスク14や磁気
ヘッド62.65の摩耗等も防止できる。
さらにこの際、磁気ディスク14の変形に伴って、磁気
ヘッド62,65のギャップ部23のごく一部分しか該
磁気ディスク14の記録面18.17に摺接し得ぬとい
う問題を克服すべく、以下の如き構成が加えられる。
つまり、前述した傾斜面64は、既述した磁気ディスク
14の円周方向に沿って形成される(図中角度θ2で表
される)傾斜に加え、第11図に示したように、磁気デ
ィスク14の半径方向(図中矢印り方向)外周側へと向
かうにつれて、漸次該磁気ディスク14の自由回転位置
Nから遠ざかるように(例えば図中に示した角度θ1を
なして)傾斜している。
第13図はこのような安定板61の概略を表す斜視図で
ある。
従って、第11図中の安定板61部分を第14図に拡大
して表したように、安定板61によって安定的に保持さ
れた磁気ディスク14は、安定板61の内周側より外周
側に位置する部分の方が、より安定板6161へと引き
寄せられる。この結果、各a9にヘッド62,65は、
夫々のギャップ部23の全部分を磁気ディスク14の各
記録面18,17に慴接させることができるので、極め
て良好且つ安定したヘッドタッチが得られるのである。
また第15図には他の一実施例を示した。
つまりこの例では、磁気ディスク14を挾んで安定板6
1と対向する側(図中上方)に配された磁気ヘッド65
は、安定板616gの磁気ヘッド62を中心として、磁
気ディスク14の外周側に位置している。そしてこの場
合、磁気ディスク14の変形状態が前述した実施例とは
ちょうど逆になるため、ギャップ部23の摺接状態を良
化すべく付与される安定板61の半径方向に沿う傾fi
4(角度θで表わされる)も前述した実施例とは反対に
なる。
即ちここで、安定板61の傾斜面64は、磁気ディスク
14の半径方向(図中矢印り方向)外周側へと向かうに
つれて、漸次該S気ディスク14の自由回転位置Nに近
づくように(例えば図中に示した角度θ3°をなして)
傾斜している。また該傾斜面64の円周方向に沿う傾斜
(角度θで示した)は、前述した実施例と同様である。
このため本実施例でも、磁気ヘッド62,65相方のギ
ャップ部23は、その全幅に亙って磁気ディスク14の
記録i[1B、17に摺接し、以て良好且つ安定したヘ
ッドタッチが得られる。
第16図には他の一実施例を表した。第17図は第16
図中のX■−X■矢視断面図であり、第18図は乙の一
実施例に係る安定板の斜視図である。なお、既述した実
施例と同一の部材には、同一の符号を付して表すことと
し、重複する説明は省略する。
これらの図に示したように、磁気ディスク14の図中下
方に配設される安定板71には、磁気ヘッド62が嵌挿
される貫通孔72が図中上下に貫通している。該貫通孔
72内には前記磁気ヘッド62が磁気ディスク14の一
方の記録面18に対向して配設されている。
そして、磁気ディスク14を挾んで安定板71と対向す
る側には、磁気ヘッド62を中心として磁気ディスク1
4の内周側に位置して、もう1つの磁気ヘッド65が配
設されている。
この場合、安定板71の磁気ディスク14との対向面は
段階状に形成され、つまり該対向面のうちの内周側半分
の対向面73は、外周側半分の対向面74に比して、磁
気ディスク14の自由回転位置Nに対しより接近して位
置している。
しかもこれらの対向面73,74は夫々、既述した実施
例と同様、磁気ディスク14の@転方向(図中矢印R方
向)の下流側へと向かうにつれて、漸次該磁気ディスク
14の自由回転位置Nから遠ざかるように傾斜して形成
されている。第18図にはこの安定板71のみの斜視図
を表しである。
従って、第17図に示した如く、磁気ディスク14の高
!!回転に伴い、傾斜する対向面73.74と磁気ディ
スク14との間に負圧が発生して、該磁気ディスク14
を下方の磁気ヘッド62へと引き寄せ且つこれに摺接さ
せ、一方の記録面18に係る記録再生が行われる。同時
に、もう1つの磁気ヘッド65が磁気ディスク14に接
近摺接して他方の記録面17に係る記録再生が行われる
また第16図中の安定板71部分の拡大断面図を第19
図に示した如く、該安定板71に段差状に形成された対
向面73.74において、内周側の対向面73の方が外
周側の対向面74より自由回転位置Nに対して近接して
位置しているので、変形する磁気ディスク14の外周側
の方がより大きく安定板7161へと引き下げられ、以
て磁気ヘッド62.65の夫々のギャップ部23の全部
分が磁気ディスク14の各記録面I8,17に摺接でき
る。
この結果、本実施例でも極めて小さな**抵抗にて、良
好且つ安定したヘッドタッチが実現されるのである。
また第20図には第16図に示した一実施例の変形例を
示した。つまりこの例では、磁気ディスク14を挾んで
安定板71と対向する側(図中上方)に配された磁気ヘ
ッド65は、安定板71側の磁気ヘッド62を中心とし
て、磁気ディスク14の外周側に位置している。そして
この場合、磁気ディスク14の変形状態が前述した実施
例とはちょうど逆になるため、ギャップ部23の摺接状
態を良化すべく付与される安定板71の段差も前述した
実施例とは反対になる。
即ち、安定板71の内周側半分の対向面73は、外周側
半分の対向面74に比して、磁気ディスク14の自由回
転位置Nに対してより離れて位置している。またこれら
の対向面73゜74の内局方向に沿う傾斜は、第17図
により既述した実施例と同様である。このため本実施例
でも、磁気ヘッド62,65相方のギャップ部23は、
その全幅に亙って磁気ディスク14の記録面18.17
に摺接し、以て良好且つ安定したヘッドタッチが得られ
る。
ところで、既述した実施例中においては、磁気ディスク
14の高速回転に伴い該ディスクとの間に負圧を発生さ
せる安定板を、傾斜面を有する安定板61,71として
構成したが、他に該磁気ディスク14と対向する凹部等
を該安定板に形成したものとしてもよい。
さらには、磁気ヘッド62,65の構成等も本実施例に
限定されるものではなく、これら磁気ヘッド62.65
が磁気ディスク14に摺接し得るための駆動支持機構、
及び安定板61.71の支持機構等も本実施例に限定さ
れることなく任意である。
さらに他の一実施例を以下に示す。即ちとの一実施例を
第21図に表したように、磁気ディスク14を挾むよう
にして上、下ブロック81.82が配設され、そのうち
の下ブロック82には磁気ディスク14を図中矢印イの
方向へ回転駆動するスピンドルモータ11が取り付けら
れている。
また、下ブロック82の上面には、平行な2本のガイド
バー84m、84bが各ブラケット85を介して固設さ
れ、これら両ガイドバー84a、84bに、下磁気ヘッ
ド86が上向きに固設された下へラドキャリッジ87が
摺動自在に支持される。そして、この下へラドキャリッ
ジ87は図示しない駆動装置により両ガイドバー84a
、84bに沿って駆動され、これにより下磁気ヘッド8
6は前記スピンドルモータ11に装着された磁気ディス
ク14の半径方向(図中矢印口の方向)に移動位雪決め
されるようになっている。
さらに、下へラドキャリッジ87の上面には、第22図
囚、@及び第24図にも示すように、下磁気ヘッド86
を囲繞するようにして4角枠状の安定板88が固設され
るとともに、該安定板88の一側方に位置して後述する
上へラドキャリッジ93を駆動するための保合ビン89
が立設される。
安定板88は、磁気ディスク14の下磁気ヘッド86に
対する当たりを良好に保つためのものであり、その上面
が、磁気ディスク14に対向し且つ該磁気ディスク14
の自由回転位置N(第24図参照)と略平行な平坦面部
88aと、磁気ディスク14に対向し且つ前記平坦面部
88mを挾んで磁気ディスク14回転方向イの上流側と
下流側に夫々位置するとともに磁気ディスク回転方向イ
の下流側へゆくほど前記自由回転位置Nから遠ざかるよ
うに傾斜された2つの傾斜面部88b、88Cとで形成
されてなる。
一方、コの字状に形成された上ブロック81の下面には
、前述したガイドレバー84a。
84bに対応して平行な2本のガイドバー90a。
90bが各ブラケット91を介して固設され、これら両
ガイドバー90 a、 90 bに、主磁気ヘッド92
が下向きに取り付けられた上へラドキャリッジ93が摺
動自在に支持される。
上へラドキャリッジ93は、第23図囚。
に)にも示すように、略T字状に形成され、−方のガイ
ドバー90bに沿って長く形成された基端部が一対のブ
ラケット94.94を介して前記ガイドバー90bに先
端側の上下方向(第1図中矢印への方向)への回動が自
在に枢支されるとともに、他方のガイドバー90aと交
差する先端部が前述した保合ピン89と係合することで
、下へラドキャリッジ87とともに、スピンドルモータ
11へ接近する方向へ摺動可能になっている。なお、第
1図中矢印は上へラドキャリッジ93をスピンドルモー
タ11から遠ざかる方向へ常に付勢する引張ばねである
さらに、上へラドキャリッジ93の中間部は4角枠状に
打ち抜かれてその開口部を覆うようにして弾性板96が
取着され、この弾性板96の中央部下面に前述した主磁
気ヘッド92が垂設されている。
弾性板96は、前記主磁気ヘッド92の主に上下方向(
第1図中矢印への方向)への微小変位を実現するもので
、中央部に設けた主磁気ヘッド92を第23図(4)中
前方及び後方から夫々対称的に取り囲む矩形孔97m。
97bが穿設されるとともに、これらの矩形孔97m、
97bの外側には主磁気ヘッド92を第23図に)中左
方及び右方から夫々対称的に取り囲む矩形孔98m、9
8bが穿設され、いわゆるジンバルばね板を形成してい
る。
このように構成されるため、スピンドルモータ11に装
着された磁気ディスク14はスピンドルモータ11の駆
動によって図中矢印イの方向に高速回転駆動されるとと
もに、その磁気ディスク14の上、下面面に上、下面磁
気ヘッド92.86が夫々摺接することで磁気ディスク
両面に対する同時記録再生が行われる。また、図示しな
い駆動装置(及び引張ばね25)により上、下面ヘッド
キャリッジ93,87を第1図中矢印口の方向へ移動さ
せることで、上、下面磁気ヘッド92゜86を磁気ディ
スク14の半径方向へ任意に移動位置決めでき、これに
よって記録再生を行う磁気ディスク両面のトラックが変
更される。
前記記録再生の際には、磁気ディスク14の下面と安定
板88の2つの傾斜面部88b。
88cとの間に負圧が発生して、磁気ディスク14が安
定板88に引き寄せられ、この結果、前記傾斜面部88
b、88cに挾まれた平坦面部88mに位置する下磁気
ヘッド86の先端に磁気ディスク14の下面が確実に摺
接して良好なヘッドタッチが実現される(第24図参照
)。
一方、磁気ディスク14の上面には、上へラドキャリッ
ジ93に弾性板96を介して支持された主磁気ヘッド9
2の先端がソフトタッチすることになり、これにより磁
気ディスク14に対する摩擦抵抗力が軽減されるととも
に、主磁気ヘッド92の組付誤差も吸収して良好なヘッ
ドタッチが得られる。特に、主磁気ヘッド92が下磁気
ヘッド86に対して所定方向にオフセットされている場
合には、安定板88による引き寄せで磁気ディスク14
が太き(歪んでいても、主磁気ヘッド92自体の変位に
より磁気ディスク14にならう形で容易に良好なヘッド
タッチがとれる。換言すれば、組付時において主磁気ヘ
ッド92の姿勢11整を厳密に行わなくても安定したヘ
ッドタッチがとれるのである。
なお、前記実施例にて、安定板88は図示例の形状、構
造に限定されるものではなく、磁気ディスク14の回転
に伴って該磁気ディスク14との間に負圧を発生させ、
以て!気ディスク14を下磁気ヘッド86側へ引き寄せ
得る構成のものであれば良い。また、本発明では、前記
安定板88を必須な構成要件としてはおらず、単に上、
1両磁気ヘッド92゜86を対設する装置に適用し得る
ものである。
さらに、前記実施例にて、上磁気ヘッド92を弾性板9
6に限らずその他のばね部材で支持するようにしても良
い。また、本発明では、安定板88が上磁気ヘッド92
61に設けられたような場合には、下磁気ヘッド86を
下へラドキャリッジ87に弾性的に支持させることは自
明である。
〈発明の効果〉 本発明の両面磁気記録再生装置によれば、一つの負圧発
生型の安定板を用いて、磁気ディスク表裏面用の2つの
磁気ヘッドのへラドタッチを同時に得る極めて単純な構
成なので、夫々の部材の位置決め調整や組立作業が容易
となりコスト低減が計れると共に、磁気ディスクに対す
る安定板のjl[擦抵抗力が減少して駆動トルクを低減
でき、また磁気ディスクや磁気ヘッドの摩耗等を抑制で
きる。
また、!気ディスクに対し上下両ヘッドを内外局方向に
傾斜させて配設し、或いは、安定板の磁気ディスクに対
する対向面を内外周方向に傾斜させて形成することによ
り、上下両ヘッドのギャップ部を全幅に互って摺接させ
ることができるので、極めて良好且つ安定したヘッドタ
ッチを実現できる。
さらには、上下両磁気ヘッドのうちのいずれか一方の磁
気ヘッドを弾性的に支持する支持手段を設けるようにし
たので、磁気ディスクにならった磁気ヘッドの良好なヘ
ッドタッチがとれ、安定した記録再生を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による両面磁気記録再生装置の一実施例
を表す概略平面図、第2図はこの一実施例に係る安定板
部分を表す概略斜視図、第3図はその概略平面図、第4
図は第3図中の■−■矢視断面図、第5図は他の一実施
例に係る安定板部分を表す概略斜視図、第6図は第5図
中の■−■矢視断面図、第7図は他の一実施例を表す概
略構成断面図、第8図は第7図中の■−■矢視断面図、
第9図は安定板部分の拡大断面図、第10図は他の一実
施例を表す拡大断面図、第11図は他の一実施例を表す
概略構成断面図、第12図は第11図中のx■−xm矢
視断面図、第13図は安定板の拡大斜視図、第14図は
第11図中の安定板部分の拡大断面図、第15図は他の
一実施例を表す拡大断面図、第16図は他の一実施例を
表す概略構成断面図、第17図は第16図中のX■−X
■矢視断WJ図、第18図は安定板の拡大斜視図、第1
9図は第16WA中の安定板部分の拡大断面図、第20
図は他の一実施例を表す拡大断面図、第21図は他の一
実施例を示す分解斜視図、第22図囚、@は下へラドキ
ャリッジの平面及び側面図、第23図囚、(8)は上へ
ラドキャリッジの側面及び底面図、第24図は第21図
の一部切欠き要部側面図、第25図は従来の両面磁気記
録再生装置の一例を表す概略構成断面図、第26図は磁
気ヘッド部分の拡大斜視図、第27図は磁気ヘッド部材
部分の拡大断面図である。 図面中、11はスピンドルモータ、14は磁気ディスク
、32,51,61,71,8Bは安定板、33,34
,52,55,62,65は磁気ヘッド、35,41は
平坦面、36は凹部、38は目張り材、39,40,5
4,64は煩斜面、Nは自由回転位置、■は回転中心、
21はヘッド台板、22はヘッド本体、23はギャップ
部、73.74は対向面、 86は下磁気ヘッド、87
は下へラドキャリッジ、92は上磁気ヘッド、93は上
へラドキャリッジ、96は弾性板である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁気ディスクに対向して設けられた負圧発生型の
    安定板と、該安定板に設けられ且つ前記磁気ディスクの
    一方の記録面に摺接し得る第1の磁気ヘッドと、前記磁
    気ディスクを挾んで前記安定板に対向して進退自在に設
    けられ且つ前記磁気ディスクの他方の記録面に摺接し得
    る第2の磁気ヘッドとを備えた両面磁気記録再生装置に
    おいて、前記安定板は、該安定板の前記磁気ディスクと
    の対向面に前記第1の磁気ヘッドを取り囲んで設けられ
    た凹部と、前記安定板の前記磁気ディスク回転方向上流
    側及び下流側の夫々の端部に前記磁気ディスクと対向し
    て形成され且つ前記磁気ディスク回転方向下流側へゆく
    ほど前記磁気ディスクの自由回転位置より遠ざかるよう
    傾斜する傾斜面とを備えたことを特徴とする両面磁気記
    録再生装置。
  2. (2)磁気ディスクの一方の記録面にギャップ部を摺接
    させ得る第1の磁気ヘッドと、該第1の磁気ヘッド側に
    設けられ前記磁気ディスクの回転に伴い該磁気ディスク
    との間に負圧を発生させて前記第1の磁気ヘッドの前記
    ギャップ部に前記磁気ディスクを吸引摺接させる安定板
    と、前記磁気ディスクの他方の記録面にギャップ部を摺
    接させ得ると共に前記第1の磁気ヘッドを中心として前
    記磁気ディスクの内周側または外周側に位置する第2の
    磁気ヘッドとを備えた両面磁気記録再生装置であって、
    前記第2の磁気ヘッドが前記内周側に位置する場合には
    該第2の磁気ヘッド及び前記第1の磁気ヘッドの夫々の
    基端部が夫々前記内周側及び外周側へと傾いて配され、
    また前記第2の磁気ヘッドが前記外周側に位置する場合
    には該第2の磁気ヘッド及び前記第1の磁気ヘッドの夫
    々の基端部が夫々前記外周側及び前記内周側へと傾いて
    配されることを特徴とする両面磁気記録再生装置。
  3. (3)磁気ディスクの一方の記録面にギャップ部を摺接
    させ得る第1の磁気ヘッドと、該第1の磁気ヘッド側に
    設けられ前記磁気ディスクの回転に伴い該磁気ディスク
    との間に負圧を発生させて前記第1の磁気ヘッドの前記
    ギャップ部に前記磁気ディスクを吸引摺接させる安定板
    と、前記磁気ディスクの他方の記録面にギャップ部を摺
    接させ得ると共に前記第1の磁気ヘッドを中心として前
    記磁気ディスクの内周側または外周側に位置する第2の
    磁気ヘッドとを備えた両面磁気記録再生装置であって、
    前記第2の磁気ヘッドが前記内周側に位置する場合には
    前記安定板の前記磁気ディスクとの対向面において前記
    磁気ディスクの外周側部分の方が内周側部分より前記磁
    気ディスクの自由回転位置に対しより離れて形成され、
    また前記第2の磁気ヘッドが前記外周側に位置する場合
    には前記安定板の前記磁気ディスクとの対向面において
    前記磁気ディスクの外周側部分の方が内周側部分より前
    記磁気ディスクの自由回転位置に対しより近接して形成
    されていることを特徴とする両面磁気記録再生装置。
  4. (4)磁気ディスクを挾んで配設され且つ夫々の先端部
    を前記磁気ディスク両面の夫々の記録面に摺接させ得る
    上下一対の磁気ヘッドを有し、これら両磁気ヘッドのう
    ちのいずれか一方の磁気ヘッドを弾性的に支持する支持
    手段を設けたことを特徴とする両面磁気記録再生装置。
JP9639690A 1989-09-05 1990-04-13 両面磁気記録再生装置 Pending JPH03273560A (ja)

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JP9639690A JPH03273560A (ja) 1989-09-05 1990-04-13 両面磁気記録再生装置
US07/571,342 US5153793A (en) 1989-09-05 1990-08-23 Two-sided magnetic recording and reproduction device

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-228318 1989-09-05
JP22831889 1989-09-05
JP2-25205 1990-02-06
JP2520590 1990-02-06
JP2-33867 1990-02-16
JP2-37492 1990-02-20
JP9639690A JPH03273560A (ja) 1989-09-05 1990-04-13 両面磁気記録再生装置

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