JP2746381B2 - 垂直記録型磁気ヘッドの支持方法 - Google Patents

垂直記録型磁気ヘッドの支持方法

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JP2746381B2
JP2746381B2 JP63194745A JP19474588A JP2746381B2 JP 2746381 B2 JP2746381 B2 JP 2746381B2 JP 63194745 A JP63194745 A JP 63194745A JP 19474588 A JP19474588 A JP 19474588A JP 2746381 B2 JP2746381 B2 JP 2746381B2
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following

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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、垂直記録型の磁気記録再生装置における磁
気ヘッドの支持方法に係り、特に、磁気記録媒体の面振
れを規制したヘッドパッド方式の垂直記録型磁気記録再
生装置に適した垂直記録型磁気ヘッドの支持方法に関す
る。
(従来の技術) 磁気ディスク等の磁気記録媒体の媒体面に対して垂直
方向、すなわち磁気記録媒体の厚さ方向に磁気記録媒体
を磁化して情報信号を記録しまたはこれを再生する垂直
記録型の磁気記録再生装置が知られている。
このような垂直記録型の磁気記録再生装置において
は、周知の垂直記録型の磁気ヘッドが用いられており、
この磁気ヘッドは、磁気記録媒体の媒体面に対向配置さ
れ磁気記録媒体面に対して平行な方向(通常、トラック
方向)に移動可能なスライダー等の保持体に保持されて
いる。
ところで、垂直記録式の磁気記録再生装置において記
録密度の向上や記録・再生精度の向上を図るためには、
磁気ヘッドは常に磁気記録媒体の媒体面に対して適度な
面圧で接触しているか若しくは媒体面との相対距離が一
定に保たれていることが望ましく、このため、磁気記録
媒体の反りや、磁気記録媒体を回転する回転軸の軸振れ
等によって磁気記録媒体面に面振れが生じた場合にも磁
気ヘッドが媒体面に常に接触した状態が保たれるか若し
くは相対距離が一定に保たれる必要がある。
そこで、従来の垂直記録型の磁気記録再生装置では、
前記スライダー等の保持体を磁気記録媒体の媒体面に対
して垂直方向に揺動可能なアーム等で支持し、保持体全
体が磁気記録媒体の面振れに追随して媒体面に対して垂
直な方向に可動する機構を設けていた。
しかしながら、磁気ヘッドの保持体全体をアーム等を
用いて磁気記録媒体の面振れに対して追随させる機構を
設けた場合、装置構成が複雑となり且つ大型化し、ま
た、製造コストも増大するという問題が生じる。
そこで、このような問題を解決するため、磁気ヘッド
の保持体側を面振れに追随させる機構を設ける代わり
に、第10図及び第11図に示すような、パッドを用いて磁
気記録媒体側の面振れ自体を規制するヘッドパッド方式
が提案されている。
ここで、第10図はヘッドパッド方式による磁気記録再
生装置の磁気ヘッド部の概略構成を示す正面図、第11図
は同上磁気ヘッド部の上面図を夫々示しており、図中符
号31は磁気ヘッド、符号32は保持体、符号33は磁気記録
媒体、符号34はヘッドパッドの上パッド、符号35はヘッ
ドパッドの下パッド、符号36は磁気ヘッド31を支持する
棒状の支持部材を夫々示し、図示の例では磁気記録媒体
33は図中X方向に摺動される。
第10図及び第11図に示すように、このヘッドパッド方
式では、磁気記録媒体33は磁気ヘッド31に近接して配設
された上パッド34と下パッド35とによって挾持され、面
振れが最小限に規制されるため、前記従来の磁気ヘッド
支持機構のように保持体32全体を面振れに追随させるよ
うな機構は必要でなく、磁気ヘッド31を磁気記録媒体33
の媒体面に垂直に接触させるようにしておけば良い。
そこで、従来このようなヘッドパッド方式において
は、通常、磁気ヘッド31を支持する支持部材36は保持体
31には固定されず、図示の如く保持体32の鉛直方向に向
けて形成された孔部に単に挿通されているだけであり、
したがって、磁気ヘッド31の支持部材36は保持体32に対
して磁気記録媒体面に垂直な鉛直方向(図中Z方向)に
可動自在に設けられており、磁気ヘッド31は磁気ヘッド
31及び支持部材36の自重により磁気記録媒体33の媒体面
に接触されるようになっている。
したがって、このようなヘッドパッド方式の垂直記録
型磁気記録再生装置では、磁気ヘッドを磁気記録媒体の
面振れに追随させるための特別な機構を必要としないた
め、装置の小型化や製造コストの低減化を図れ、しか
も、ヘッド支持部の構成も簡単なため耐久性も向上する
という利点を有するものである。
(発明が解決しようとする課題) ところで、一般的な水平記録式の磁気記録に用いられ
る磁気記録媒体には、塗布型といって一種の潤滑剤が媒
体内に含まれているものが用いられており、このため、
磁気ヘッドと媒体との摺動条件は比較的簡易に定められ
ており、接触面の面圧などの条件は、かなり高めに設定
されても問題とはならなかった。
これに対して、垂直記録型磁気記録再生装置に用いら
れる磁気記録媒体としては、例えば基材面に金属強磁性
体の薄膜を形成したもの等が用いられており、媒体側に
は通常潤滑剤は含まれないため、磁気ヘッドと媒体面と
の接触条件が厳しく、例えば、磁気ヘッドと媒体面との
摺接部における面圧が高すぎると媒体面や磁気ヘッドに
摩耗や損傷等が起りやすいという問題が生じる。このた
め、垂直記録型磁気記録再生装置においては、磁気ヘッ
ドと磁気記録媒体との摺接面における面圧は常に適度な
状態に保つ必要があった。
ところが、第10図及び第11図に示す磁気ヘッドの支持
方法では、磁気ヘッド31の支持部材36は保持体32に固定
されず、磁気記録媒体33の媒体面に垂直な方向(Z方
向)に可動に設けられており、且つ、自重で磁気ヘッド
31が磁気記録媒体33に接触されるように設けられている
ため、接触面における面圧は磁気ヘッド31と支持部材36
の自重によって決まってしまい、適正な面圧に調整する
ことが困難であった。また、上記従来の支持方法におい
て、磁気ヘッドと磁気記録媒体33との接触面における面
圧を常時一定に保つには、磁気ヘッド31の可動方向は常
に鉛直方向に定めておく必要があった。このため、第10
図及び第11図に示すようなヘッドパッド方式を採用した
磁気記録再生装置においては、磁気記録媒体33の媒体面
は常に水平方向に定めておかなければならず、磁気記録
媒体のセット方向も規定されてしまい、横置き型でしか
も据置型の装置にしか適用できず、このため、実用性に
乏しく、製品化の上で障害となっていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、ヘ
ッドパッド方式の垂直記録型磁気記録再生装置におい
て、磁気記録媒体の媒体面の向きを任意に設定可能とす
ることができ且つ磁気ヘッドと磁気記録媒体との摺接部
における面圧をも常に最適な状態に保つことができる垂
直記録型磁気ヘッドの支持方法を提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 上記目的の達成するため、本発明は、ディスク状の磁
気記録媒体をその媒体面に対して垂直方向に磁化して情
報信号を記録しまたはこれを再生する垂直記録型磁気ヘ
ッドの支持方法であって、面振れを規制するヘッドパッ
ドに摺動自在に挾持された磁気記録媒体の上記ヘッドパ
ッド近傍の媒体面に対向して配設され、上記磁気記録媒
体面に対して平行な方向で且つ磁気記録媒体の移動方向
に対して直交する方向(記録トラック方向)に移動可能
な保持体により上記磁気ヘッドを保持する垂直記録型磁
気ヘッドの支持方法において、上記保持体には上記磁気
記録媒体面に対して垂直方向にのみ可動でその可動方向
に弾性を有する構成の支持部材を設け、該支持部材に上
記磁気ヘッドを固定し、該磁気ヘッドの可動方向を上記
磁気記録媒体面に対して垂直な方向に規制すると共に、
上記支持部材の弾性力の作用によって上記磁気ヘッドを
上記磁気記録媒体面に押圧し、上記磁気ヘッドが上記磁
気記録媒体面に対して所定の面圧で摺接されるように支
持したことを特徴とする。
ここで、上記支持部材の一例としては、上記磁気記録
媒体面に対して垂直な方向で且つ平行に配設された2枚
のばね部材を備え、該ばね部材にはスパイラル状のばね
部が形成され、そのスパイラル状のばね部に固定された
円柱状の支持柱で磁気ヘッドを支持し、磁気ヘッドの可
動方向を磁気記録媒体面に対して垂直な方向に規制する
と共にその弾性力の作用によって磁気ヘッドを所定の面
圧で磁気記録媒体面に押圧する構成のものがある(請求
項2)。
また別の例としては、上記保持体の上記磁気記録媒体
面に対して垂直な面にその垂直方向に延びる断面形状V
字状の溝を設けると共に、上記支持部材を、一端側に磁
気ヘッドが固定され上記溝内に取り付けられる支持柱
と、該支持柱を上記保持体の溝に沿って摺動自在に固定
する部材と、上記支持中の磁気ヘッド側とは反対側の端
部に設けられ該支持柱を磁気記録媒体面に対して所定の
面圧で押圧するばね部材とにより構成したものがある
(請求項3)。
(作用) 本発明によれば、上記支持部材は磁気ヘッドの可動方
向を磁気記録媒体面に垂直な方向のみに規制すると共
に、磁気ヘッドを適度な接触圧で磁気記録媒体に接触さ
せるように作用し、磁気記録媒体の面方向が何れの方向
に設定されていようとも、磁気ヘッドを磁気記録媒体面
に対して垂直方向から適度な接触圧で接触させるように
作用する。
(実 施 例) 以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示す垂直記録型磁気記録
再生装置の磁気ヘッド支持部の概略構成を示す斜視図、
第2図は同上支持部の側面図、第3図は同上支持部と磁
気記録媒体との位置関係を示す正面図を夫々示す。
第1図乃至第3図において、図中符号1は垂直記録型
の磁気ヘッド、符号5は磁気ヘッド1を保持するスライ
ダー等の保持体を示し、この保持体5は磁気ディスク等
の磁気記録媒体6の媒体面に対向して配置され、磁気記
録媒体6の媒体面に対して平行方向(通常、記録トラッ
ク方向)に移動可能に設けられている。尚、第3図に示
す配置において磁気記録媒体6の摺動方向(回転方向)
を図中X方向とすると、上記保持体5の移動方向(記録
トラック方向)は紙面に垂直な方向となる。また、第3
図に示すように、上記磁気記録媒体6は図中X方向に摺
動されるが、ヘッドパッド方式においては、磁気ヘッド
1近傍の磁気記録媒体6の両媒体面はパッド7,8によっ
て挾持されているため摺動時の媒体面の面振れは最小限
に規制されている。
ここで、本実施例による磁気ヘッド1の支持構造にお
いては、磁気ヘッド1は支持板2に固定されており、上
記支持板2は平行に配設された2枚の板ばね3,4の一端
側に固定され、さらに、板ばね3,4の他端側は上記保持
体5に固定されている。
すなわち、第1図乃至第3図に示す実施例において
は、磁気ヘッド1は保持体5に一端側を固定され平行配
置された2枚の板ばね3,4と該板ばね3,4の他端側に固定
された支持板2とよって構成された可撓性の支持部材に
よって支持されており、磁気ヘッド1の可動方向は上記
板ばね3,4の弾性変形可能な方向、すなわち図中Z方向
に制限され、その他の方向には可動できないように規制
されている。
また、第3図に示されるように、保持体5は、磁気ヘ
ッド1の可動方向(Z方向)が磁気記録媒体6の媒体面
に対して垂直な方向になるように磁気記録媒体6と対向
配置されており、この時、磁気ヘッド1は板ばね3,4の
弾性力によって媒体面に所定の接触圧で接触されように
なっている。
すなわち、第3図において、支持部材の板ばね3,4に
よる弾性力は、磁気ヘッド1を磁気記録媒体6の媒体面
に軽く押圧する方向に作用しており、このため、磁気記
録媒体6の媒体面に多少の面振れが生じても磁気ヘッド
1と磁気記録媒体6との適度な接触が保持されるように
なっている。
したがって、第1図乃至第3図に示す磁気ヘッド1の
支持方法においては、磁気ヘッド1は支持部材の板ばね
3,4の弾性力により、常時適度な面圧で磁気記録媒体面
に接触されているため、磁気記録媒体6にヘッドパッド
7,8で規制しきれない面振れが生じた場合にも、磁気ヘ
ッド1と磁気記録媒体6との接触が維持され、記録や再
生精度が低下することがない。
また、磁気ヘッド1と磁気記録媒体6との摺接部にお
ける面圧は、板ばね3,4の弾性力の調整によって任意に
調整可能なため、面圧を最適な状態に調整することがで
き、磁気ヘッド1や磁気記録媒体6の接触面における摩
耗や損傷等を防止することができる。
また、磁気ヘッド1と磁気記録媒体6との接触は板ば
ね3,4の弾性力によって行なわれているため、磁気記録
媒体6を水平にセットする必要はなく、例えば第3図中
のX方向を鉛直方向としても何等支障はない。したがっ
て、本発明によれば、磁気記録媒体6の媒体面の向きを
自由に設定することができ、装置内の各構成部品のレイ
アウトに対する自由度が拡がり製品化が容易となる。
次に、第4図乃至第6図に基づいて本発明の別の実施
例について説明する。
第4図は本発明の別の実施例を示す垂直記録型磁気記
録再生装置の磁気ヘッド支持部の概略構成を示す斜視
図、第2図は同上支持部の上面視図、第3図は同上支持
部の正面視図を夫々示す。
尚、磁気記録媒体や保持体、ヘッドパッド等に相等す
る部分は省略して示す。
さて、第4図乃至第6図に示す実施例においては、前
記第1図乃至第3図に示した実施例における板ばね3,4
を用いた支持部材に換えて、円盤状で中央にスパイラル
状のばね部13a,14aが形成された2枚のばね部材13,14
と、該ばね部材13,14のスパイラル状のばね部13a,14aの
先端部によって支持される円柱状に形成された支持柱12
とによって構成された支持部材を設け、該支持部材の支
持柱12の一端側に磁気ヘッド1を固定した例を示してい
る。
ここで、上記支持柱12はばね部材13,14のスパイラル
状のばね部13a,14aの作用によって軸方向(第6図中Z
方向)にのみ可動に設けられており、したがって、支持
柱12が磁気記録媒体面に垂直な方向を向くようにばね部
材13,14を保持体側に固定することにより、支持柱12の
可動方向、すなわち、磁気ヘッド1の可動方向は媒体面
に対して垂直な方向に設定される。
また、このとき、磁気ヘッド1が媒体面に所定の接触
圧で当接されるように設定することにより、磁気ヘッド
1は、ばね部材13,14のスパイラル状のばね部13a,14aの
弾性力により媒体面側に押圧され、媒体面との接触状態
が保持される。
したがって、第4図乃至第6図に示す磁気ヘッド1の
支持方法においては、磁気ヘッド1は支持部材を構成す
るばね部材13,14のばね部13a,14aの弾性力により、常時
適度な面圧で磁気記録媒体面に接触されているため、磁
気記録媒体にヘッドパッドで規制しきれない面振れが生
じた場合にも、磁気ヘッド1と磁気記録媒体との接触が
維持され、記録や再生精度が低下することがない。
また、磁気ヘッド1と磁気記録媒体との摺接部におけ
る面圧は、支持部材を構成するばね部材13,14のばね部1
3a,14aの弾性力の調整によって任意に調整可能なため、
面圧を最適な状態に調整することができ、磁気ヘッド1
や磁気記録媒体6の接触面における摩耗や損傷等を防止
することができる。
また、磁気ヘッド1と磁気記録媒体との接触はばね部
材13,14のばね部13a,14aの弾性力によって行なわれてい
るため、磁気記録媒体を水平にセットする必要性はな
く、したがって第6図中の磁気ヘッド1の可動方向であ
るZ方向を鉛直方向以外に設定しても何等支障はない。
次に、第7図乃至第9図に基づいて本発明のさらに別
の実施例について説明する。
第7図は本発明の別の実施例を示す垂直記録型磁気記
録再生装置の磁気ヘッド支持部の概略構成を示す斜視
図、第8図は同上支持部と磁気記録媒体との位置関係を
示す正面視図、第3図は同上支持部の上面視図を夫々示
す。
尚、磁気記録媒体とヘッドパッド等に相等する部分は
第8図にのみ図示する。
さて、第7図乃至第9図に示す実施例においては、保
持体25側に断面形状V字状の溝を設け、該溝部26をガイ
ドとして、該ガイド溝26内に磁気ヘッド1が一端側に固
定された円柱状の支持柱22を取付け、さらに、板ばねか
らなるバンド23によって支持柱22を保持体25に摺動自在
に固定した例を示し、磁気ヘッド1を支持する支持柱22
は上記ガイド溝26に沿って軸方向(第8図中Z方向)へ
のみ可動に設けられている。
したがって、第7図乃至第9図に示す実施例において
は、第8図示すように、保持体26は支持柱22の可動方向
が磁気記録媒体6の媒体面に対して垂直な方向となるよ
うに配置され、磁気ヘッド1が媒体面に垂直な方向から
接触されるように設定される。
尚、磁気ヘッド1と磁気記録媒体6との接触が確実に
行なわれ且つ接触面における面圧が適度な状態に保持さ
れるように、支持柱22の磁気ヘッド1側とは反対側の端
部22aにはスプリングコイル等のばね部材2が設けられ
ており、磁気ヘッド1は上記ばね部材24の弾性力の作用
によって適度な面圧で磁気記録媒体6に摺接される。
したがって、第7図乃至第9図に示す磁気ヘッド1の
支持方法においては、磁気ヘッド1は支持柱22を押圧す
るばね部材24の弾性力により、常時適度な面圧で磁気記
録媒体面に接触されているため、磁気記録媒体6にヘッ
ドパッド7,8で規制しきれない面振れが生じた場合に
も、磁気ヘッド1と磁気記録媒体6との接触が維持さ
れ、記録や再生精度が低下することがない。
また、磁気ヘッド1と磁気記録媒体6との接触はばね
部材24の弾性力によって行なわれているため、磁気記録
媒体6を水平にセットする必要はなく、例えば第8図中
のX方向を鉛直方向としても何等支障はない。したがっ
て、本発明によれば、磁気記録媒体6の媒体面の向きを
自由に設定することができ、装置内の各構成部品のレイ
アウトに対する自由度が拡がり製品化が容易となる。
(発明の効果) 以上、図示の実施例に基づいて説明したように、本発
明による支持方法によれば、磁気ヘッドの可動方向は支
持部材によって磁気記録媒体の媒体面に垂直な方向のみ
に規制され、且つ磁気ヘッドは支持部材によって常に最
適な状態で磁気記録媒体の媒体面に接触され、しかも、
支持部材側の弾性力の作用によって適度な接触圧で媒体
面に接触されているため、磁気記録媒体にヘッドパッド
で規制しきれない面振れが生じた場合にも、磁気ヘッド
と磁気記録媒体との接触が維持され、記録や再生精度が
低下することがなく、また、磁気ヘッドと磁気記録媒体
との接触は上記支持部材側の弾性力によって行なわれて
いるため、磁気記録媒体を水平にセットする必要もなく
なり、磁気記録媒体の媒体面の向きを自由に設定するこ
とができ、垂直記録型磁気記録再生装置内の各構成部品
のレイアウトに対する自由度が拡がり製品化が容易とな
る。
したがって、本発明によれば、縦置き型の垂直記録型
磁気記録再生装置や、磁気記録媒体の両面に信号を記録
する両面記録方式の垂直記録型磁気記録再生装置等をも
容易に製品化することが可能となる。
また、本発明による支持方法によれば、磁気ヘッドと
磁気記録媒体との摺接部における面圧は、支持部材側の
弾性力の調整により任意に調整することが可能なため、
面圧を最適な状態に調整することができ、磁気ヘッドや
磁気記録媒体の摺接部における摩耗や損傷等を防止する
ことができる。
また、本発明によれば磁気ヘッドの支持機構や簡略化
されるため、装置全体の小型化や製造コストの低減をも
容易に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す垂直記録型磁気記録再
生装置の磁気ヘッド支持部の概略構成を示す斜視図、第
2図は同上磁気ヘッド支持部の側面視図、第3図は同上
磁気ヘッド支持部と磁気記録媒体との位置関係を示す正
面視図、第4図は本発明の別の実施例を示す垂直記録型
磁気記録再生装置の磁気ヘッド支持部の概略構成を示す
斜視図、第5図は同上磁気ヘッド支持部の上面視図、第
6図は同上磁気ヘッド支持部の側面視図、第7図は本発
明のさらに別の実施例を示す垂直記録型磁気記録再生装
置の磁気ヘッド支持部の概略構成を示す斜視図、第8図
は同上磁気ヘッド支持部と磁気記録媒体との位置関係を
示す正面視図、第9図は同上磁気ヘッド支持部の上面視
図、第10図は従来技術の一例を示す垂直記録型磁気記録
再生装置の磁気ヘッド支持部の正面視図、第11図は同上
磁気ヘッド支持部の上面視図である。 1……磁気ヘッド、2……支持板、3,4……板ばね、5
……保持体、6……磁気記録媒体、7,8……ヘッドパッ
ド、12,22……支持柱、13,14……スパイラル状ばね部
材、13a,14a……スパイラル状ばね部、23バンド状板ば
ね、24スプリングコイル状ばね部材、26……ガイド溝。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク状の磁気記録媒体をその媒体面に
    対して垂直方向に磁化して情報信号を記録しまたはこれ
    を再生する垂直記録型磁気ヘッドの支持方法であって、
    面振れを規制するヘッドパッドに摺動自在に挾持された
    磁気記録媒体の上記ヘッドパッド近傍の媒体面に対向し
    て配設され、上記磁気記録媒体面に対して平行な方向で
    且つ磁気記録媒体の移動方向に対して直交する方向(記
    録トラック方向)に移動可能な保持体により上記磁気ヘ
    ッドを保持する垂直記録型磁気ヘッドの支持方法におい
    て、 上記保持体には上記磁気記録媒体面に対して垂直方向に
    のみ可動でその可動方向に弾性を有する構成の支持部材
    を設け、該支持部材に上記磁気ヘッドを固定し、該磁気
    ヘッドの可動方向を上記磁気記録媒体面に対して垂直な
    方向に規制すると共に、上記支持部材の弾性力の作用に
    よって上記磁気ヘッドを上記磁気記録媒体面に押圧し、
    上記磁気ヘッドが上記磁気記録媒体面に対して所定の面
    圧で摺接されるように支持したことを特徴とする垂直記
    録型磁気ヘッドの支持方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の垂直記録型磁気ヘッドの支
    持方法において、上記支持部材は、上記磁気記録媒体面
    に対して垂直な方向で且つ平行に配設された2枚のばね
    部材を備え、該ばね部材にはスパイラル状のばね部が形
    成され、そのスパイラル状のばね部に固定された円柱状
    の支持柱で磁気ヘッドを支持し、磁気ヘッドの可動方向
    を磁気記録媒体面に対して垂直な方向に規制すると共に
    その弾性力の作用によって磁気ヘッドを所定の面圧で磁
    気記録媒体面に押圧することを特徴とする垂直記録型磁
    気ヘッドの支持方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の垂直記録型磁気ヘッドの支
    持方法において、上記保持体の上記磁気記録媒体面に対
    して垂直な面にその垂直方向に延びる断面形状V字状の
    溝を設けると共に、上記支持部材を、一端側に磁気ヘッ
    ドが固定され上記溝内に取り付けられる支持柱と、該支
    持柱を上記保持体の溝に沿って摺動自在に固定する部材
    と、上記支持中の磁気ヘッド側とは反対側の端部に設け
    られ該支持柱を磁気記録媒体面に対して所定の面圧で押
    圧するばね部材とにより構成したことを特徴とする垂直
    記録型磁気ヘッドの支持方法。
JP63194745A 1988-08-04 1988-08-04 垂直記録型磁気ヘッドの支持方法 Expired - Lifetime JP2746381B2 (ja)

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