JPH0327355Y2 - - Google Patents

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JPH0327355Y2
JPH0327355Y2 JP1986027403U JP2740386U JPH0327355Y2 JP H0327355 Y2 JPH0327355 Y2 JP H0327355Y2 JP 1986027403 U JP1986027403 U JP 1986027403U JP 2740386 U JP2740386 U JP 2740386U JP H0327355 Y2 JPH0327355 Y2 JP H0327355Y2
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JP
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housing
push
pusher
contact
fit connector
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JP1986027403U
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案はコンタクトがプリント基板に途中まで
差込まれている(仮装着されている)プレスフイ
ツトコネクタを、下方に押すだけで同コネクタの
傾きを矯正することができ、更にはハウジング及
びコンタクトを押し下げてコンタクトをプリント
基板に所定位置まで押込むことができるようにし
たプレスフイツトコネクタ押込具に関するもので
ある。
【従来の技術】
従来、プレスフイツトコネクタ押込具としては
例えば次のようなものがあつた。 1 特開昭58−48378号公報に掲載されているよ
うに、案内ブロツクに多数本の押しピンを差込
んでから、同案内ブロツクと押しピンを降下さ
せると、最初に多数本の押しピンによりコンタ
クトを押圧し、更に案内ブロツクと押しピンを
降下させると、案内ブロツクによりハウジング
をプリント基板の所定位置まで押し下げるよう
にしたもの。 2 特開昭57−196487号公報に掲載されているよ
うに、多数本の押しピンを形成した差込み具を
ハウジング内に差込み、その差込み具をそれと
は別体の押し具で押すとハウジング及びコンタ
クトが押されて、コンタクトがプリント基板に
所定位置まで押込まれるようにしたもの。 3 特開昭57−95796号公報に掲載されているよ
うに、押圧治具突条をコンタクトのすり割り溝
に嵌込み、同押圧治具突条を押し下げることに
よりコンタクトをプリント基板に押込むように
したもの。
【考案が解決しようとする課題】
従来のプレスフイツトコネクタ押込具には次の
ような課題があつた。 a 前記従来技術のうち1のプレスフイツトコネ
クタ押込具は、押しピンが一本づつ独立してい
るので同ピンの下端部が横ぶれし易く、ハウジ
ング内に差し込みにくい。そのため同押しピン
をスムースに差し込むためには押込み具とは別
体の案内ブロツクが必要に一旦押しピンを貫通
しなければならないので、取扱いが非常に面倒
であつた。 b 前記従来技術のうち2の押込み具は、差込み
具と押し具とが別体であるため、差込み具を手
作業で一旦ハウジング内に差し込んでから、改
めて押し具によりハウジング及びコンタクトを
押さなければならなず、押込み作業が二工程と
なり面倒である。 c 前記従来技術のうち3の押込み具は、押圧治
具突条をコンタクトのすり割り溝に嵌込むもの
であるため、コンタクトにすり割り溝がない場
合は使用できない。
【考案の目的】
本考案の目的はプリント基板に途中まで差込ま
れているコネクタの傾斜を矯正することができ、
コンタクトをプリント基板にスムースに押込むこ
とができるプレスフイツトコネクタ押込具を提供
することにある。
【課題を解決するための手段】
本考案のプレスフイツトコネクタ押込具は第1
図〜第5図のように、コンタクト1がプリント基
板2の通孔3に途中まで差し込まれているプレス
フイツトコネクタ4のハウジング6に押し当て
て、同ハウジング6を押し下げるハウジング押体
7と、前記ハウジング6の長手方向両端の案内溝
9a,9bに嵌入してプレスフイツトコネクタ4
の傾むきを矯正する傾斜矯正部5a,5bと、前
記ハウジング押体7の下端部7aより上方に設け
られ且つ前記ハウジング6の内壁面11とコンタ
クト1との間に進入して同コンタクト1の係止爪
13に押当して同コンタクト1をプリント基板2
の通孔3に押込む二枚の押しピン8と、通常はハ
ウジング押体7を下方に押すが同ハウジング押体
7によりハウジング6を所定寸法以上押し下げる
と同ハウジング押体7に加わる負荷により圧縮さ
れてハウジング押体7が押しピン8の下端部8a
より上方まで押し戻されるようにしたスプリング
25とから構成され、前記二枚の押しピン8は板
材を櫛歯状に加工して多数本形成され、各押しピ
ン8の間隔が前記コンタクト1の配列間隔と同じ
に形成され、同押しピン8はハウジング押体7の
幅方向両外側面7b,7cより外側に二列に設け
られ、同ハウジング押体7に前記二枚の押しピン
8を外側に押すスプリング10を貫通突出させた
ものである。
【作用】
本考案のプレスフイツトコネクタ押込具により
プレスフイツトコネクタ4をプリント基板2に押
込むには次のようにする。 1 第6図のようにプリント基板2に仮装着され
ているプレスフイツトコネクタ4の上に、本考
案のプレスフイツトコネクタ押込具を垂直に降
下させて、同押込具の傾斜矯正部5a,5bを
第4図、第5図に示すハウジング6内の案内溝
9a,9bに嵌入する。その状態で同押込具を
更に垂直に降下させると同コネクタ4の傾むき
が第7図のように自動的に矯正される。 2 第7図の状態から更に前記押込具を垂直に降
下させてハウジング押体7によりハウジング6
を押すと、同ハウジング6が押し下げられると
共に二枚の櫛歯状の押しピン8が第7図のよう
にハウジング6の内壁面11とコンタクト1と
の間の〓間A内に進入する。この二枚の押しピ
ン8はスプリング10により外側に押されてい
るため、押しピン8の下端部8aがハウジング
6の内壁面11に沿つて前記〓間A内にスムー
スに進入する。 3 この状態から第8図のように更に前記押込具
を垂直に降下させると、各押しピン8の下端部
8aによりハウジング6の内壁面11に形成さ
れている係当部12が押されて、ハウジング6
がプリント基板2まで押し下げられる。 4 この状態から更に前記押込具を垂直に降下さ
せて第9図のように押しピン8の下端部8aで
コンタクト1に形成されている係止爪13を押
し下げると、コンタクト1の保持部14がプリ
ント基板2の通孔3内まで押込まれ、プレスフ
イツトコネクタ4がプリント基板2に確実に装
着される。
【実施例】
第1図〜第5図は本考案の一実施例である。こ
れらの図において5a,5bは傾斜矯正部、7は
ハウジング押体、8は押しピンである。 前記ハウジング押体7は第1図のように、細長
体30の上に2本の取付け軸20が突設されてお
り、しかも細長体30はその長手方向一端30a
が上方に立上つている。 前記傾斜矯正部5a,5bは第1図のようにハ
ウジング押体7の長手方向両端に形成されて、第
4図、第5図のようにハウジング6の長手方向両
端に形成されている案内溝9a,9bに嵌入する
ようにしてある。また、一方の傾斜矯正部5aは
第4図に明示するように側面V字状に形成してハ
ウジング6の案内溝9aに嵌入し易くし、他方の
傾斜矯正部5bは第5図に明示するように下方に
向けて先細りになる台形に形成してハウジング6
の案内溝9bに嵌入し易くしてある。 前記案内溝9bは第5図に明示するようにハウ
ジング6のコンタクト収納部17より一段高い突
出部6bに形成して、ハウジング押体7を降下さ
せたときに、同ハウジング押体7がハウジング6
のコンタクト収納部17の上面18に押当する前
に傾斜矯正部5bが案内溝9bに嵌入るようにし
てある。 前記押しピン8は第1図及び第3図に明示され
ているように、一枚の板材の下端を分割して櫛歯
状に多数本成形されており、各押しピン8の下端
部8aは外側から内側に向けて下りテーパーに形
成されている。この押しピン8は第1図、第3図
のように部材取付体40の幅方向両外側面にあて
がつて二枚対向させ、その外側に押し板26を当
てがい、その外側から部材取付体40にビス27
をねじ込んで同部材取付体40に取り付けてあ
る。この場合、押しピン8は第1図に明示するよ
うに部材取付体40のピン通孔43に差し込まれ
た支持ピン28に支持され、また、部材取付体4
0のスプリング通孔44に差込まれて同部材取付
体40の両外側に突出しているスプリング10に
より第2図ロのように外側に押されている。ま
た、同押しピン8はハウジング押体7の幅方向両
外側面7b,7cより外側に位置している。 前記ハウジング押体7は第2図、第3図のよう
に、取付け軸20を部材取付体40の通孔41に
下方から差し込んで、同取付け軸20の先端部2
0aを通孔41の上方に突出させ、突出した先端
部20aに第1図及び第2図に示す座金21を被
せ、その上から先端部20aにEワツシヤ等の止
め具22を係止して、同取付け軸20が通孔41
から抜けないようにしてある。 前記取付け軸20は第2図イのように基体23
のスプリング収納孔24と部材取付体40のスプ
リング収納孔42に収納されているスプリング2
5により下方に押し下げられている。これにより
ハウジング押体7をハウジング6に押し付けて、
同ハウジング6を所定寸法押下げると、ハウジン
グ押体7に加わる負荷により前記スプリング25
が圧縮されて、同ハウジング押体7が第8図のよ
うに押しピン8の下端部8aより上方まで押し戻
されるようにしてある。 前記部材取付体40は第2図イのように基体2
3にビス29により取り付けられている。 第1図の50は装着子であり、基体23を図示
されていないシリンダなどの昇降駆動体に装着す
るものである。
【考案の効果】
本考案のプレスフイツトコネクタ押込具は以下
のような効果を有する。 1 多数の押しピン8が一枚の板材に櫛歯形に形
成されているため、同押しピン8は位置ずれせ
ず、ハウジング6内にスムースに進入するので
加工や組立てが容易である。 2 対向する二枚の押しピン8がスプリング10
により外側に押されているので、同押しピン8
はハウジング6の内壁面11とコンタクト1の
間の狭い〓間Aに差込まれるときに第9図のよ
うにハウジング6の内壁面11に沿つてスムー
スに案内される。このため押しピン8がコンタ
クト1に当つて同コンタクト1が損傷すること
が殆どない。 3 押しピン8がハウジング押体7の下端部7a
より上方に設けられているので、プレスフイツ
トコネクタ押込具を垂直に降下させると、ハウ
ジング押体7の傾斜矯正部5a,5bが必ず押
しピン8よりも先にハウジング6に押し当る。
このため先にプレスフイツトコネクタ4の傾斜
が矯正され、その後にハウジング6が押され、
更にその後に押しピン8がハウジング6の内壁
面11に沿つて、内壁面11とコンタクト1の
間の狭い〓間Aに確実に進入してコンタクト1
を押込む。従つて、プレスフイツトコネクタ4
の傾斜の矯正、ハウジング6の押下げ、コンタ
クト1の押込みが順次行なわれ、プレスフイツ
トコネクタ4が確実にプリント基板に装着され
る。 4 しかも、ハウジング押体7によりハウジング
6を所定寸法以上押し下げると、スプリング2
5が圧縮されて同ハウジング押体7が押しピン
8の下端部8aより上方まで押し戻されるの
で、ハウジング押体7が押し戻されてからは押
しピン8はハウジング押体7の制約を受けるこ
となく第8図のようにハウジング6の内壁面1
1とコンタクト1の間の狭い〓間Aに進入で
き、より一層進入し易くなる。 5 押しピン8によりコンタクト1の係止爪13
を押し下げるので、すり割りのないコンタクト
でも押込むことができる。 6 押しピン8がハウジング押体7の幅方向両外
側面7b,7cより外側に位置しているので、
ハウジング6の内壁面11の内側に二列に配列
されているコンタクト1を同時に押し下げるこ
とができ、ハウジング6が押し下げの途中で傾
斜せず、垂直に押込まれる。 7 第3図に示したように押しピン8の先端外側
をテーパに形成すれば同ピン8はより一層スム
ースにハウジング6内に進入する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の押込具の一実施例を示す分解
説明図、第2図イは同押込具の部分断面説明図、
第2図ロは第2図イのA−A矢視図、第3図は第
2図イのB−B矢視図、第4図は本考案の押込具
の使用状態を示す右側説明図、第5図は同状態の
左側説明図、第6図〜第8図は本考案の押込具の
使用状態を示す説明図、第9図は本考案における
押しピンの進入説明図である。 1はコンタクト、2はプリント基板、3は通
孔、4はプレスフイツトコネクタ、5a,5bは
傾斜矯正部、6はハウジング、7はハウジング押
体、7aはハウジング押体の下端部、7b,7c
はハウジング押体の幅方向両外面、8は押しピ
ン、8aは押しピンの下端部、9a,9bは案内
溝、10はスプリング、11はハウジングの内壁
面、13はコンタクトの係止爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンタクト1がプリント基板2の通孔3に途中
    まで差し込まれているプレスフイツトコネクタ4
    のハウジング6に押し当てて、同ハウジング6を
    押し下げるハウジング押体7と、前記ハウジング
    6の長手方向両端の案内溝9a,9bに嵌入して
    プレスフイツトコネクタ4の傾むきを矯正する傾
    斜矯正部5a,5bと、前記ハウジング押体7の
    下端部7aより上方に設けられ且つ前記ハウジン
    グ6の内壁面11とコンタクト11との間に進入
    して同コンタクト1の係止爪13に押当して同コ
    ンタクト1をプリント基板2の通孔3に押込む二
    枚の押しピン8と、通常はハウジング押体7を下
    方に押すが同ハウジング押体7によりハウジング
    6を所定寸法以上押し下げると同ハウジング押体
    7に加わる負荷により圧縮されてハウジング押体
    7が押しピン8の下端部8aより上方まで押し戻
    されるようにしたスプリング25とから構成さ
    れ、前記二枚の押しピン8は板材を櫛歯状に加工
    して多数本形成され、各押しピン8の間隔が前記
    コンタクト1の配列間隔と同じに形成され、同押
    しピン8はハウジング押体7の幅方向両外側面7
    b,7cより外側に二列に設けられ、同ハウジン
    グ押体7に前記二枚の押しピン8を外側に押すス
    プリング10を貫通突出させたことを特徴とする
    プレスフイツトコネクタ押込具。
JP1986027403U 1986-02-28 1986-02-28 Expired JPH0327355Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986027403U JPH0327355Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986027403U JPH0327355Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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Publication Number Publication Date
JPS62140685U JPS62140685U (ja) 1987-09-04
JPH0327355Y2 true JPH0327355Y2 (ja) 1991-06-13

Family

ID=30829398

Family Applications (1)

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JP1986027403U Expired JPH0327355Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5848378A (ja) * 1981-09-17 1983-03-22 アンプ・インコ−ポレ−テツド コネクタ插入工具

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6029835Y2 (ja) * 1980-12-02 1985-09-07 日本航空電子工業株式会社 プレスフイツト型コネクタの圧入治具

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5848378A (ja) * 1981-09-17 1983-03-22 アンプ・インコ−ポレ−テツド コネクタ插入工具

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Publication number Publication date
JPS62140685U (ja) 1987-09-04

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