JPH0327310A - パーマネントウェーブ用還元液剤 - Google Patents

パーマネントウェーブ用還元液剤

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JPH0327310A
JPH0327310A JP16126289A JP16126289A JPH0327310A JP H0327310 A JPH0327310 A JP H0327310A JP 16126289 A JP16126289 A JP 16126289A JP 16126289 A JP16126289 A JP 16126289A JP H0327310 A JPH0327310 A JP H0327310A
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JP
Japan
Prior art keywords
reducing agent
reducing
liquid
hair
permanent wave
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Pending
Application number
JP16126289A
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English (en)
Inventor
Yukie Murai
村井 幸江
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Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明はパーマネントウェーブ用還元液剤に関する.
【従来の技術】
化学的に見た頭髪は、主としてケラチン(約19種のア
ミノ酸の集合体〉よりなり、第l図にみるように、主鎖
1を形戒する多数のポリペブチド鎖とその間をシスチン
(ジスルフィド)結合、イオン結合、円結合、水素結合
等により形威された側鎖2により網目状構造にされた高
分子繊維からなると考えられている: 頭髪は、このように主!11が側鎖2により網目状に互
いに連結されているので、カーラー等によりカールして
も元に戻る復元力を有している。 パーマネントウェーブの原理は、還元剤の働きにより、
第2図にみるように、側′M2のシスチン結合を開裂(
柔軟化)させて復元力を一時的に失わせ、頭髪を所望の
形に威形して再配列させたのち、酸化剤の働きにより第
3図にみるように再び新たな位置で前記側鎖を結合(固
定)させて所望の形のパーマネントなウェーブを完威さ
せるようになっている. 従来のコールドパーマネントウェーブ方法は、通常、還
元剤としてのチオグリコール酸並びにその塩類又はシス
ティンを主成分とし、この還元剤の還元作用をより効果
的にするために、アルカリ剤、界面活性剤、安定剤、養
毛剤等が添加された第1液を用いて、先ず、上記のよう
に、シスチン結合の開裂を行い、カール等の作業を行っ
て再配列させ、つぎに、プロム酸カリウム、プロム酸ナ
トリウム、過ホウ酸ナトリウム等の酸化剤を主成分とし
、界面活性剤、安定剤、養毛剤等が添加された第2液を
用いて側鎖2を再結合させていた.
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記第1液に用いられる一般的な還元剤であ
るチオグリコール酸は、モノクロール酢酸に硫化水素を
通じて製造するため、製造工程及び使用中にメルカプタ
ン反応により悪臭が発生すると言う問題がある。一方、
その他の亜硫酸ナトリウムやチオ硫酸ナトリウム等の還
元力のある薬品を用いたとしても、使用途中で亜硫酸ガ
スや硫酸ガスが発生する為、非常に不健康であると言う
問題がある. この発明は、このような事情に鑑みて、液剤の製造工程
並びに使用中のメルカブタン反応による悪臭や、有害な
亜硫酸ガスや硫酸ガス等の発生がないパーマネントウェ
ーブ用還元液剤を提供することを目的としている.
【課題を解決するための手段】 この発明は、このような目的を達戒するために、液剤中
の還元威分の働きにより頭髪中のシスチン結合を開裂す
るパーマネントウェーブ用還元液剤において、還元成分
がアスコルビン酸及びその誘導体からなる群より選ばれ
た少なくとも1種であることを特徴とするパーマネント
ウェーブ用還元液剤を要旨としている.
【作 用】
上記構成により、この発明にかかるパーマネントウェー
ブ用還元液剤を頭髪につければ、液剤中のアスコルビン
酸くビタミンC〉或いはアスコルビン酸の誘導体が毛髪
中のシスチン結合を還元して毛髪を柔軟化させる.
【実 施 例】
以下に、この発明を詳しく説明する。 この発明のパーマネントウェーブ用還元液剤に還元剤と
して用いられるアスコルビン酸の誘導体としては、還元
能力があれば、特に限定されないが、例えば、アスコル
ビン酸ナトリウ上やアスコルビン酸カリウムなどの塩類
、および、バルミチン酸アスコルビルやステアリン酸ア
スコルビルなどのエステル類等が挙げられる. また、還元剤としてのアスコルビン酸やその誘導体は、
パーマネントウエーブ用還元液剤の総量の2〜5重量%
程度の濃度で用いることが好ましい。すなわち、2重置
%を下回ると還元時間が長くかかる傾向があり、5重量
%を超えてもそれほど還元力の増加がみられない. なお、このパーマネントウェーブ用還元液剤には、上記
還元剤以外に、アルカリ剤、界面活性剤、安定剤等が添
加されるが、これらは、従来の第1液に用いられたもの
と同様のものが用いられる.また、この第l液を用いて
還元したのち、再結合させるには、従来と同様の第2液
を用いるようにすればよい. (実施例1) アスコルビン酸が5重量%、モノエタノールアミンが2
.50重量%、エデト酸二ナトリウムが0.20重量%
、還元ラノリンが0..5 0重量%、乳化剤が0.2
0重量%、精製水が8 9. 8 0重量%からなるパ
ーマネントウェーブ用還元液剤を第1液として用意した
。 この第1液をスボイドに約80cc入れ、約40代を頭
髪全体に塗布し、中ロンドにて80〜90本に分けてワ
インディングした後、再度、残りの液を前記ロンドの上
に塗布し、ナイロンキャップを被せた.そして、@髪加
温機により約40℃に加温後、その状態で15〜20分
間放置し、ナイロンキャップを外した。つぎに、酸化剤
としてのブロム酸ナトリウムが5重量%含まれた従来と
同様の第2液を約80cc塗布し約15〜20分間放置
したのち、ロンドアウトして頭髪を湯洗したところ、ど
の毛髪にもナチュラルなウエーブが得られた。しかも、
髪の傷みも見られなかった.もちろん、第l液便用時に
悪臭や有毒ガスの発生もなかった. この発明にかかるパーマネントウェーブ用還元液剤は、
上記の実施例に限定されない。例えば、上記の実施例で
は、還元剤としてアスコルビン酸が単独で用いられてい
たが、アスコルビン酸の誘導体などと混合して用いるよ
うにしても構わない.
【発明の効果】
この発明にかかるパーマネントウェーブ用還元液剤は、
以上のように、液剤中の還元成分の働きにより頭髪中の
シスチン結合を開裂するパーマネントウェーブ用還元液
剤において、還元成分がアスコルビン酸及びその誘導体
からなる群より選ばれた少なくとも1種であるので、頭
髪に付けてシスチン結合を還元してシスティン構造にし
て開裂させる作業を行っても、悪臭もなく、有毒ガスも
発生しない.しかも、アスコルビン酸、すなわち、ビタ
ミンCを用いることによりサワヤカで、毛賀を傷めるこ
ともなくなる.
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はパーマネントウェーブの方法を模
式的に説明する図であって、第l図は第1液を用いる前
の状態をあらわし、第2図は第1液を用いた後の状態を
あらわし、第3図は第2液を用いた後の状態をあらわし
ている.

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液剤中の還元成分の働きにより頭髪中のシスチン
    結合を開裂するパーマネントウェーブ用還元液剤におい
    て、還元成分がアスコルビン酸及びその誘導体からなる
    群より選ばれた少なくとも1種であることを特徴とする
    パーマネントウェーブ用還元液剤。
JP16126289A 1989-06-23 1989-06-23 パーマネントウェーブ用還元液剤 Pending JPH0327310A (ja)

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JP16126289A JPH0327310A (ja) 1989-06-23 1989-06-23 パーマネントウェーブ用還元液剤

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JP16126289A JPH0327310A (ja) 1989-06-23 1989-06-23 パーマネントウェーブ用還元液剤

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003146847A (ja) * 2001-08-30 2003-05-21 Nonogawa Shoji Kk 毛髪処理剤組成物およびその製造方法
JP2007505819A (ja) * 2003-09-15 2007-03-15 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ アルファ−ヒドロキシ酸と還元剤とを含む組成物による頭髪伸長方法
EP2518439A2 (en) 2011-04-28 2012-10-31 Kabushiki Kaisha TOPCON Survey Setting Point Indicating Device and Surveying System

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