JPH03272838A - 形状保持複合粘着板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、工作、デイスプレィ、撮影時の商品固定等に
際して、部材、商品等を垂直状態又は傾斜状態等の所望
の位置で接続又は固定でき、かつ置物、商品等の転倒防
止、さらに部材、商品等の隅角部の強化保護ができるよ
うにした新規な形状保持複合粘着板に関する。

〔従来の技術〕

従来、プラスチック基板の一面に粘着剤を塗布し、さら
に離型紙を付着した製品は、台所等の目地塞ぎ等として
使用されでいる。また、プラスＪンク基板の両面に粘着
剤を塗布Ｌ７、さｌ□に両面乙、−離型紙を付着したも
のも両面テープとして雨販され、例えば−面を壁面に接
着し、他面ζ、二所望の物品を接着すれば、その物品を
壁面に簡単に取りりけることができ、便利なものどして
し２られζいる。この両面テープを用い°ζ二、りの部
材を接合する場合ζこは、二つの部材の面同士を接合°
づ−るには都合がいいが、二つの部本４を１１゛いに長
ゴー力向に接続するには半部ａである。プラスチ・ンク
基板の−ｉｂに粘着剤を塗布ｊ、　？、：テープを用い
ご二つ山部材を長子、方向に接続することはできるが、
。そのチー、ブ白体が屈曲自在であるから二つの部材は
接続部うｊでブラブラであり１．所望の接続状態、例え
ば垂直接続等を行・うことはできない。

一つの部材を、所望状態、例えば乗１ム゛状態で接続す
る場合には、接着剤を接合部分にイ・１着Ｌ７、その接
着剤が硬化するまでその状態を維持し、接着剤が硬化（
７て初めて垂直接合を実現することができるものである
。従って、７−っの部材の垂直接ｎ又は１喚斜接合等を
行・うのは面倒な作業となるも０）である。

また、商品のディスブＬ・イを一◇体的ｌこＪｉ−＞場
合には、力”体的なデイスプレィ装許が必廿であり、簡
φに行・）ごとは出来なか１、た。

さらに、自１のときなどに置物、商品等が振動により転
倒するごとはよくあるが１．これらを簡単に企めておき
転倒を防止する１゛段はあまり在Ｆｆ　Ｌない。

部材、商品等の隅角部は、他の物品等ど接触づル機会が
おおく、壊れ易い部分である。、二の隅角部を簡＠（、
こ強化保護ごきる手段もあまり知られでいない。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明は、Ｊ、記した従来技術εこ鑑み発明されたもの
で、部材、物品等の乗１Δ、接合、傾斜接合、垂直固定
、傾斜固定、１′ノ一体的ディスブ１．・イ等を簡単に
行′）ことのでき、さらに置物、商品等の転ｉ′ｉ！１
防止、及び部材、商品等の隅角部の強化保護を簡単に行
−）ことができる形状保持複合粘着板を提供４ることを
Ｕ的とする。

Ｃ課鵜を解決するための手段〕 Ｌ記課ａを解決するために、本発明の形状保持複合粘着
板においては、有機高分子体からからｔ【る基板と、こ
の基板０−面ζこ接着されたｆ＋Ｍ曲可能か′つ形状保
持旬能な金属板と、この基板の他面に塗布１された粘着
剤と、この粘着剤層を介して基板の他面に剥離自在に接
着される離型紙とから構成されるものである。

基板としては、屈曲可能であれば、材質的には限定され
ないちのであるが、ｆｉ−機高分子発泡体又はゴム弾性
体を用いることによって、被接着体との接着作用及び接
着状態が極めて良好になるという利点がある。

金属板とＬ７ては、アルミ、鉄、銅、真鍮、ステンレス
等が通用可能であるが、特にアルくが好適である。また
、金属板は、折曲可能でかつ力が加わらない限りその形
状を維持づることが必須である。このよ・うな性質を有
するためには１、上記した各金属の使用だけでなく、そ
の厚さを所定の数値乙こ設定することが必要であるが、
。この厚さは倉属の種類乙こＪ９して変動することは勿
論である。

１１；１記金属板の外面をプラスナックノイル１１、ス
ポンジシー　１、布、紙、堕装等によって化粧代トげを
施してお４ｔば、美観を一’ｆｆｌ　することかできる
。

これらの形状保持複合粘着板を切断可能としておけば、
例えば長尺状に形成しておき、２使用時に所望の長さに
鋏等の切断具で切断Ｌ７て使用できるという便利さがあ
る。−・方では、この形状保持複合粘着板を使用目的乙
こ応して予め所定の大きさｃ、：形成しておいて切断す
ることなくそのまま用いるようにすることもできる。

、：れらの形状保持複合粘着板と、所定の形状の蝮数個
のフ［フック材どを用いれば工作セント、おもちゃセッ
ト等の各種の組立セットも簡単乙こ構成することができ
る。

〔実施例１ 以下に、本発明の一実施例４・添７４図面に基づいて説
明づ−る。

図中、２は本発明に係る形状保持複Ｓ粘着板で、基板４
を有している。この基板４としては、屈曲可能であれば
、材質的には限定されないものであるが、有機高分子体
、特に有機高分子発泡体又はゴム弾性体を用いることに
よって、被接着体との接着作用及び接着状態が極めて良
好になるという利点がある。有機高分子発泡体としては
、プラスチック発泡体（ポリエチフォーム、ウレタンフ
オーム、塩ビフオーム、アクリルフオーム等）、合成ゴ
ム発泡体（スチレン・ブタジェンゴムフオーム、ニトリ
ルゴムフオーム、クロロプレンゴムフオーム、イソブチ
レン・イソプレンゴムフオーム、イソプレンゴムフオー
ム、ブタジェンゴムフオーム、エチレン・プロピレンゴ
ムフオーム等）、天然ゴムフオーム等を挙げることがで
き、ゴム弾性体としては、アクリルゴム、スチレン・ブ
タジェンゴム、ニトリルゴム、クロロブレンゴム、イソ
ブチレン・イソプレンゴム、イソプレンゴム、ブタジェ
ンゴム、エチレン・プロピレンゴム等を挙げることがで
きる。

この基板４の一面には、金属板６が接着材５を介して接
着されている。この金属板６としては、アルミ、鉄、銅
、真鍮、ステンレス等が適用可能であるが、特にアルミ
が好適である。また、金属板は、折曲可能でかつ力が加
わらない限りその形状を維持することが必須である。こ
のような性質を有するためには、上記した各金属の使用
だけでなく、その厚さを所定の数値に設定することが必
要であるが、この厚さは金属の種類に応じて変動するこ
とは勿論である。アルミ板について言えば、薄すぎると
形状保持特性又は固定性がなくなり、厚すぎると折曲げ
にくくなる。本発明に用いられるアルミ板の厚さは、そ
の種類によって異なるが、例えば、０．３〜０．８ｗ程
度の厚さが好適である。

この基板４の他面には粘着剤８が塗布されている。この
粘着剤８としては、アクリル酸エステルを主成分とする
アクリル系粘着剤、天然ゴム、イソブチレンゴム、ブロ
ック共重合ゴムを主成分とするゴム系粘着剤などの公知
の粘着剤を用いることができる。

１０は離型紙で、この粘着剤層８を介して基板４の他面
に剥離自在に接着されている。

金属板６の外面には、第２図に示したごとく、ブラスチ
ンクフィルム（例えば、塩ビフイルムラミネート）１２
を接着しておけば、美観に優れる形状保持複合粘着板２
とすることができる。また、この美観を呈する手段とし
ては、その他の公知手段を適用できるが、例えば、塗装
、スポンジ材料、布又は紙の粘着等を採用することがで
きる。

この形状保持複合粘着板２を切断可能としておけば、例
えば長尺状に形成しておき、使用時に所望の長さに鋏等
の切断具で切断して使用できるという便利さがある。一
方では、この形状保持複合粘着板２を使用目的に応して
予め所定の大きさに形成しておいて切断することなくそ
のまま用いるようにすることもできる。

この形状保持複合粘着板２の用い方について説明する。

二つの部材Ａ、Ｂを互いに接合する場合には、まず、形
状保持複合粘着板２を、その中央部から、所望の接合の
角度、第３図の例では直角に折曲し、次いで離型紙ｌＯ
を剥がし、一方の折曲部２ａに部材への一端部を貼りつ
け、他方の折曲部２ｂに部材Ｂの一端部を貼りつければ
、第３図に示したように、部材Ａ及び部材Ｂは互いに直
角状態で接合される。この状態では、形状保持複合粘着
板２は、金属板４の作用により、力が加わらない限り、
その直角状態を維持することとなる。この接合の角度は
、接着後であっても力を加えて自由に変更できることは
勿論である。また、さらに部材Ｂに部材Ｃを１２０度程
程度傾斜した状態で取り付けることも、形状保持複合粘
着板２をその中央部から１２０度程程度角度に折曲して
同様に接合することができる（第３図）。

また、商品りをデイスプレィする場合には、まず、形状
保持複合粘着板２を、その中央部から、所望の接合の角
度、第４図の例では６０度程度に折曲し、次いで離型紙
１０を剥がし、一方の折曲部２ａを台板Ｆに貼りつけ、
他方の折曲部２ｂを商品りの裏面側に貼りつければ、第
４図に示したように、商品りは合板Ｆ上に立体的にディ
スプレイされる。力が加よ）らない限り、このデにスプ
レィの状態は維持される。

商品の撮影を行う時も、形状保持複合粘着板２を用いれ
ば、全＜　ｌ「；］様にして商品を立体的に固定するこ
とができる。

形状保持複合粘着板２を単独で壁等に折曲し−で固定し
てお８ノば、フンク等の代用としても使用することがで
きる。

接着剤によって、部材を接着する場合にも接着剤が硬化
するまでの仮固定として形状保持複合粘着板２を用いれ
ば、接着作業が極めて簡略化される。

基台上に載置される置物、商品等のＵ、置位置に形状保
持複合粘着板２の一ツノの折６部を貼り付ｃノ、他方の
折曲部を置物、商品等に貼り何けておけば、地震等の振
動に列する転倒防止作用を簡単に行うことができる。

部材、商品等の隅角部を跨ぐように折曲Ｌ５た形状保持
複合粘着板２を貼り付けておけば、その隅角部の強化保
護ができる。

上記した部材Ａ、１Ｂ、Ｃの代わりに多数のブロック材
等の造形素材を用い、本発明の形状保持複合粘着板２と
組み合わせて連続しで接合していＬｊば、造形作品、造
形遊び舊ヲ行うことができるもので、工作キット、おも
ちゃキット等の組３°Ｌキットとして通用できる。

上記した実施例では、形状保持複合粘着板２の形状とし
７°ζは長あ形の場合について述べたが、必ずしも長方
形に限疋されるみのではなく、楕円形、長円形、側面瓢
箪形、四角形、−９角形等の所望の形状を必要に応しζ
採用できる。

また、１、記実施例では、長方形の形状保持複合粘Ｎ板
２を中に１１１曲して用い７２例にりいて述べたが、第
５図に示すごとく、切断線１を予め入れ′こおく構成と
３ることもできる。この構成で、形状保持複合粘着板２
を折曲すると、折曲部２ａ、２ｂは接続部分２ｃを介し
て折曲され、そしてこの折曲部２ａ、２ｂにはそれぞれ
脚部２ａ’、２ｈが延出り、て形成された形状となる。

この場合、第６図にホーノごとく、折曲部２ａ、２ｂに
は脚部２ａ“　　２ｂ“が付属しているため、その貼り
付む」面積は脚部２ａ’、２ｂ”の分だけ増大すること
となり、それだけ粘着力は増加するという利点が４１・
）る。４：た、接続部分２Ｃをｅ転さ一セ゛れば、＋１
１曲部２　ａ　、２　ｂは空間的にさらＧご多様な位置
関係をｒ：１山に形成することができるから、デイスプ
レ・ｆ等に用いれば、デイスプレィの自由度は飛躍的に
増大４−るものである。

Ｃ発明の効果〕 以り述べたごとく、本発明によれば、部’ｔＡ、物品等
の垂直接合、２傾斜接合、垂直固定、傾斜固定、立体的
デイスプレィ等を簡単に行っことができ、かつ置物、商
品等の転倒防止、さらに部材、商品等の隅角部の強化保
護を簡単に行うことができ、さらに工作キット、おもち
ゃキンｌ−などの組立キットとして適用できるという大
きな効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す断面図１、第２図は本
発明のたの実施例を示す断面図、第３図は本発明の形状
保持複合粘着板を用いて不作を接合１〜た場合の一例を
示す図面、第４図は本発明の形状保持複合粘着板を用い
て商品のディスブし・イを行った場合の−・例を示す図
面、第５図は本発明の形状保持複合粘着板の別の実施例
を示すしＩ　１ｆｉｉ及び第６問は第５図の形状保持複
合粘着板を用いて商品のラー゛イスプレイを行った場名
の一例を示４−図面である。 ２；形状保持複合粘着板、４：基板、５：接着剤、（ｊ
：金属板、８：粘肴剤、Ｉの：諦型紙、ＡＢ、Ｃ：部材
、ｌ）：商品。

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）有機高分子体からからなる基板と、この基板の一
   面に接着された屈曲可能かつ形状保持可能な金属板と、
   この基板の他面に塗布された粘着剤と、この粘着剤層を
   介して基板の他面に剥離自在に接着される離型紙とを有
   することを特徴とする形状保持複合粘着板。
2. （２）前記有機高分子体が有機高分子発泡体又はゴム弾
   性体であることを特徴とする請求項（１）記載の形状保
   持複合粘着板。
3. （３）前記した基板と、金属板と、粘着剤と、離型紙と
   からなる積層複合板が、切断可能とされていることを特
   徴とする請求項（１）又は（２）記載の形状保持複合粘
   着板。
4. （４）前記金属板がアルミ板であることを特徴とする請
   求項（１）〜（３）のいずれか１項記載の形状保持複合
   粘着板。
5. （５）前記金属板の外面をプラスチックフィルム、スポ
   ンジシート、布、紙、塗装等の化粧材によって化粧仕上
   げを施したことを特徴とする請求項（１）又は（２）又
   は（４）記載の形状保持複合粘着板。
6. （６）前記した基板と、金属板と、粘着剤と、離型紙と
   、化粧材とからなる積層複合板が、切断可能とされてい
   ることを特徴とする請求項（５）記載の形状保持複合粘
   着板。
7. （７）請求項（１）〜（６）のいずれか１項に記載した
   形状保持複合粘着板と、所定の形状の複数個のブロック
   材とから構成される組立セット。