JPH0327276B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0327276B2 JPH0327276B2 JP404984A JP404984A JPH0327276B2 JP H0327276 B2 JPH0327276 B2 JP H0327276B2 JP 404984 A JP404984 A JP 404984A JP 404984 A JP404984 A JP 404984A JP H0327276 B2 JPH0327276 B2 JP H0327276B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- workpiece
- roll
- coating
- paint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 15
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 11
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 11
- 238000007790 scraping Methods 0.000 claims description 8
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 6
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 5
- 238000010422 painting Methods 0.000 claims description 4
- 230000036346 tooth eruption Effects 0.000 claims 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えば抵抗素子のような円柱状のワ
ークを連続搬送しながら塗装処理するベルト搬送
式塗装処理装置に関する。
ークを連続搬送しながら塗装処理するベルト搬送
式塗装処理装置に関する。
第1図は、ワーク(抵抗素子)の外周面に塗装
処理を施す装置の塗装処理部を示し、ワーク1を
載置転動案内するレール2に沿つて搬送ベルト3
が一定方向に巻回移動するように配置されてい
る。この搬送ベルト3には長手方向所定ピツチで
ワーク係入穴4が形成され、ワーク1はこのワー
ク係入穴に係入保持され、ベルト移動方向に押し
動かされてゆく。搬送ベルト3の経路の所定位置
下側には、塗料パン5に下部が浸漬した塗装ロー
ル6が配備され、この塗装ロール6の上部がレー
ル2に形成された切欠孔7から少し突出されてワ
ーク1の中央外周面に接触し、ブレート8によつ
て塗装ロール6の周面を一定厚さで付着された塗
料が、ワーク1に塗布されるようになつている。
また搬送ベルト3の上方には、塗装処理されるワ
ーク1の浮き上りを阻止する押さえロール9が設
けられている。前記第1図の塗装処理部を経て塗
装されたワーク1′は引き続き搬送されて乾燥炉
に入るのであるが、このとき塗装行程において、
ワーク係入穴4の口縁に付着した塗料がベルト下
面側に垂れ流れて盛り上がり、そのまま乾燥炉内
で強固に焼き付けられてしまうことがある。そこ
で、従来は、乾燥炉を出てワーク1′を回収した
のちのベルト経路において、ワイヤブラシをベル
ト面に摺接させるスクレーパ装置が装備されてい
たのであるが、強固に焼き付けられた塗料を充分
除去するには至らず、定期的に運転を停止して、
ナイフ状の除去具を用いて人手で掻き落としてお
り、この除去処理に多大な時間と労力を要すると
ともに、作業中断のための能率低下を招き、また
ベルト自体を誤つて傷付けて耐久性を低下させる
ような問題も生じるものであつた。
処理を施す装置の塗装処理部を示し、ワーク1を
載置転動案内するレール2に沿つて搬送ベルト3
が一定方向に巻回移動するように配置されてい
る。この搬送ベルト3には長手方向所定ピツチで
ワーク係入穴4が形成され、ワーク1はこのワー
ク係入穴に係入保持され、ベルト移動方向に押し
動かされてゆく。搬送ベルト3の経路の所定位置
下側には、塗料パン5に下部が浸漬した塗装ロー
ル6が配備され、この塗装ロール6の上部がレー
ル2に形成された切欠孔7から少し突出されてワ
ーク1の中央外周面に接触し、ブレート8によつ
て塗装ロール6の周面を一定厚さで付着された塗
料が、ワーク1に塗布されるようになつている。
また搬送ベルト3の上方には、塗装処理されるワ
ーク1の浮き上りを阻止する押さえロール9が設
けられている。前記第1図の塗装処理部を経て塗
装されたワーク1′は引き続き搬送されて乾燥炉
に入るのであるが、このとき塗装行程において、
ワーク係入穴4の口縁に付着した塗料がベルト下
面側に垂れ流れて盛り上がり、そのまま乾燥炉内
で強固に焼き付けられてしまうことがある。そこ
で、従来は、乾燥炉を出てワーク1′を回収した
のちのベルト経路において、ワイヤブラシをベル
ト面に摺接させるスクレーパ装置が装備されてい
たのであるが、強固に焼き付けられた塗料を充分
除去するには至らず、定期的に運転を停止して、
ナイフ状の除去具を用いて人手で掻き落としてお
り、この除去処理に多大な時間と労力を要すると
ともに、作業中断のための能率低下を招き、また
ベルト自体を誤つて傷付けて耐久性を低下させる
ような問題も生じるものであつた。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので
あつて、スクレーパ装置の改良によつて運転中に
おいても確実な塗料除去を可能にすることで、作
業能率の向上を図ることができるとともに、ベル
トを損傷することなく長期間使用することができ
るようにすることを目的とする。
あつて、スクレーパ装置の改良によつて運転中に
おいても確実な塗料除去を可能にすることで、作
業能率の向上を図ることができるとともに、ベル
トを損傷することなく長期間使用することができ
るようにすることを目的とする。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。第2図は本発明の実施例の要部で
ある付着塗料除去処理部の斜視図であり、第3図
は第2図の側面図である。第2図の処理部は、第
1図で示す塗装処理部、乾燥炉、および処理済み
ワーク回収部を経たのちのベルト経路部分を示し
ており、ベルト経路の下側に前後一対のガイドロ
ール10,10が遊転自在に配備されるととも
に、その中間に外周面にラセン状に切削刃11群
…を配列形成したベルト幅大の塗料削り取りロー
ル12がベルト移動方向と逆方向に駆動回転され
て設置され、かつこのロール12の上方にはベル
ト浮き上り阻止用ガイドロール13が高さ調節自
在に設けられており、第3図に示すように搬送ベ
ルト3下面の穴縁に隆起付着した塗料aを塗料削
り取りロール12で強制的にかつ円滑に削り落と
すよう構成されている。なお、この削り取りロー
ル12の切削刃11を直線刃にしかつその周方向
ピツチを小さくして実施することも可能である。
細に説明する。第2図は本発明の実施例の要部で
ある付着塗料除去処理部の斜視図であり、第3図
は第2図の側面図である。第2図の処理部は、第
1図で示す塗装処理部、乾燥炉、および処理済み
ワーク回収部を経たのちのベルト経路部分を示し
ており、ベルト経路の下側に前後一対のガイドロ
ール10,10が遊転自在に配備されるととも
に、その中間に外周面にラセン状に切削刃11群
…を配列形成したベルト幅大の塗料削り取りロー
ル12がベルト移動方向と逆方向に駆動回転され
て設置され、かつこのロール12の上方にはベル
ト浮き上り阻止用ガイドロール13が高さ調節自
在に設けられており、第3図に示すように搬送ベ
ルト3下面の穴縁に隆起付着した塗料aを塗料削
り取りロール12で強制的にかつ円滑に削り落と
すよう構成されている。なお、この削り取りロー
ル12の切削刃11を直線刃にしかつその周方向
ピツチを小さくして実施することも可能である。
以上のように、本発明によれば、駆動回転する
削り取りロールの多数の切削刃でベルト面に盛り
上がつた塗料を強制的に削り落とすようにしたの
で、運転中でも確実強力な除去効果を発揮させる
ことが可能となり、除去処理のための運転中断を
強いられることなく、能率的に連続運転を行なえ
るようになつた。また、切削刃をベルト幅大の広
幅にしてあるから、ベルト面の局部的損傷が少な
く、ベルトの耐久性も向上できた。
削り取りロールの多数の切削刃でベルト面に盛り
上がつた塗料を強制的に削り落とすようにしたの
で、運転中でも確実強力な除去効果を発揮させる
ことが可能となり、除去処理のための運転中断を
強いられることなく、能率的に連続運転を行なえ
るようになつた。また、切削刃をベルト幅大の広
幅にしてあるから、ベルト面の局部的損傷が少な
く、ベルトの耐久性も向上できた。
第1図は、ベルト搬送式塗装処理装置の塗装処
理部を示す一部切欠斜視図、第2図は本発明の実
施例の要部である付着塗料除去処理部の斜視図で
あり、第3図は第2図の側面図である。 1はワーク、2はレール、3は搬送ベルト、4
はワーク係入穴、7は切欠穴、10はガイドロー
ル、11は切削刃、12は塗料削り取りロール、
13はベルト浮き上がり阻止用ガイドロール。
理部を示す一部切欠斜視図、第2図は本発明の実
施例の要部である付着塗料除去処理部の斜視図で
あり、第3図は第2図の側面図である。 1はワーク、2はレール、3は搬送ベルト、4
はワーク係入穴、7は切欠穴、10はガイドロー
ル、11は切削刃、12は塗料削り取りロール、
13はベルト浮き上がり阻止用ガイドロール。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 案内用のレール2と、 前記レール2上に沿つて移動するように配置さ
れ、長手方向に沿つて複数のワーク係入穴4が形
成されたベルト3と、 前記ベルト3の経路の下側に配置され、前記ワ
ーク係入穴4において搬送されるワーク1に塗装
を行う塗装ロール6と、 前記ベルト3の経路の前記塗装ロール6の後方
に配置される前記ワーク1の乾燥機構と、 前記乾燥機構の後方で、前記ワーク1の回収後
のベルト3の下側に配設され、周部に切削歯11
群を有し前記ベルト3の下側に付着する塗料を削
り取る塗料削り取りロール12と、からなるベル
ト搬送式塗装処理装置。 2 前記切削刃がラセン状に配列されている特許
請求の範囲第1項に記載のベルト搬送式塗装処理
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP404984A JPS60147272A (ja) | 1984-01-11 | 1984-01-11 | ベルト搬送式塗装処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP404984A JPS60147272A (ja) | 1984-01-11 | 1984-01-11 | ベルト搬送式塗装処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60147272A JPS60147272A (ja) | 1985-08-03 |
JPH0327276B2 true JPH0327276B2 (ja) | 1991-04-15 |
Family
ID=11574044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP404984A Granted JPS60147272A (ja) | 1984-01-11 | 1984-01-11 | ベルト搬送式塗装処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60147272A (ja) |
-
1984
- 1984-01-11 JP JP404984A patent/JPS60147272A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60147272A (ja) | 1985-08-03 |
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