JPH03272216A - フリップフロップ回路 - Google Patents

フリップフロップ回路

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JPH03272216A
JPH03272216A JP2072374A JP7237490A JPH03272216A JP H03272216 A JPH03272216 A JP H03272216A JP 2072374 A JP2072374 A JP 2072374A JP 7237490 A JP7237490 A JP 7237490A JP H03272216 A JPH03272216 A JP H03272216A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フリップフロップ回路に係り、詳しくは、高
周波動作を行い、回路素子数を少なくしたフリップフロ
ップ回路に関する。
近年、システムの高速・高周波化およびゲート規模の増
大の要請に伴い、最小回路数で高速−高周波動作する半
導体回路が要求されている。
ディジタルシステムでは、AND、OR,N。
TやNAND、NORの基本ゲートIC以外に、もう1
つ重要な基本回路としてフリップフロップ回路がある。
これは、1個のパルスで2つの安定状態を交互に切り換
える回路で、一般にFFとかF−Fのように略記するこ
とが多い。
〔従来の技術〕
従来のフリップフロップ回路としては、例えば第9図に
示すようなものがある。同図に示すものは、マスタース
レーブ型のフリップフロップ回路であり、マスタ一部1
とスレーブ部2により構成される。端子11に入力され
る第10図(a)に示すデータ信号D(DO〜D3・・
・・・・)はマスタ一部1のデータ入力端子りに供給さ
れ、また端子I2に入力される第10図(b)に示すク
ロック信号はマスタ一部1のクロック入力端子Cおよび
スレーブ部2のクロック反転入力端子Cにそれぞれ供給
される。マスタ一部1はクロック信号が“L +ルヘル
に立ち下がるとデータ信号を取り込んで、立ち下がりか
ら時間tpdl後に取り込んだ第10図(C)に示す如
きデータ信号を端子Qより出力する。一方、端子Qから
は端子Qの反転信号が出力される。なお、時間tpdl
はマスタ一部1の伝搬遅延時間である。その後、クロッ
ク信号が“H”レベルに立ち上がると、マスタ一部■は
端子Q。
Qに出力している信号を保持し、入力信号が変化しても
クロックが“H″レベ0間子Q、 Qのレベルは変化し
ない。
一方、スレーブ部2はクロック信号が立ち上がると、上
記端子Q、Qの出力信号を取り込んでクロック信号の立
ち上がりからスレーブ部2の伝搬遅延時間tpdz後に
取り込んだ第10図(d)に示す如き信号を端子Xより
出力し、また、端子Xは端子Xの反転信号を出力する。
その後、クロック信号が“L″レベル立がると、スレー
ブ部2は端子X、Xに出力されている信号を保持し、ス
レーブ部2の入力信号Q、Qが変化してもクロックが″
L″レベルの間は端子X1Xのレベルは変化しない。
第11図はラッチ回路3のブロック図を示し、第14図
は上記ラッチ回路3をフリップフロップ回路として使用
する場合の信号タイムチャートである。
端子■3に入力される第14図(a>に示すデータ信号
はラッチ回路3のデータ入力端子りに供給され、また端
子■4に入力される第14図(b)に示すクロック信号
はラッチ回路3のクロック入力端子Cに供給される。ラ
ッチ回路3はクロック信号が“′H”レベルに立ち上が
ると、データ信号を取り込んで、立ち上がりから時間t
pda後に取り込んだ第14図(c)に示す如きデータ
信号を端子Xより出力する。一方、端子Xからは端子X
の信号の反転出力が行われる。なお、時間tpd3はラ
ッチ回路3の伝搬遅延時間である。その後、クロック信
号が“L”レベルに立ち下がると、う・7チ回路3は端
子X、Xに出力している信号を保持し、入力信号が変化
してもクロックが“L ”レベルの間は端子X1Xのレ
ベルは変化しない。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のフリップフロップ回路
にあっては、上述した後者のラッチ回路3の場合、回路
構成が簡単である反面、以下に述べるような条件が必要
で、特に高周波数域でフリップフロップ回路としての使
用が困難であるというという問題点があった。
すなわち、第13図に示すようにクロック信号が“H”
レベルの間にデータ信号が変化すると、その変化したデ
ータが伝搬遅延時間tpd3 ′後に出力されてしまい
、フリップフロップ回路としての動作をしない。フリッ
プフロップ回路としての動作をさせるためには第14図
のようにデータ信号のセント(切り換え)は、クロック
信号が“L”レベルの間に行わなければならないという
大きな制約条件が付く。低周波数ではクロックの“L”
レベル期間が十分にあり、データをセットすることも可
能であるが、高周波数になってくると、クロックの“L
”レベル期間が周波数アップとともに短くなってくるた
め、データをセットすることが非常に難しくなってくる
。例えば、クロック周波数が100MHzのときはクロ
ックレベル期間は約5nsもあるが、IGHzでは50
0 p s、5GHzでは1001) S 、 10G
HZでは50psというように非常にく短くなる。その
ため、高周波ではフリップフロップ回路として実質上使
用することができなくなる。
一方、これに対して上述した前者の技術の場合、上記の
ような制約条件はないが、その反面、以下に述べるよう
に回路素子数が増大するという別の問題点がある。
すなわち、第■2図に示すようにデータのセントはクロ
ックのH”レベルのときでもL”レベルのときでもよい
。これは、必ずマスタ一部1かスレーブ部2のどちらか
が出力データを保持しているためである。このため、デ
ータをセントできる期間は後者に比べて2倍となり、デ
ータをセットする時間はクロック周波数100MH2で
約10ns、IGHzでins、5GH2で200 p
 s、 1QGHzで100 p sというように余裕
ができてくる。
したがって、高周波数域での使用という問題は解決でき
るが、回路的にマスタ一部lおよびスレーブ部2の2つ
の回路を常に必要とし、LSI内部に多数のフリップフ
ロップ回路がある半導体装置では回路素子数の増大を招
き、集積度が低下するという問題点が発生する。例えば
、第15図に示すように1つのクロック信号に同期して
動作する多数のフリップフロップ回路がLSI内部にあ
る場合、これらのフリップフロップ回路はマスタ一部1
a〜1nおよびスレーブ部2a〜2nを必要とし、その
ため、多数の素子が必要である。
そこで本発明は、高周波数域での動作が可能で、かつ回
路素子数の増大を防いで集積度を向上できるフリップフ
ロップ回路を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によるフリップフロップ回路は上記目的達成のた
め、その原理図を第1図に示すように、クロック信号に
同期して入力信号をラッチするラッチ回路200と、該
ラッチ回路200が作動する最少のパルス幅の信号を発
生するパルス発生回路201とを備え、外部からのクロ
ック信号を該パルス発生回路201を通して前記ラッチ
回路200のクロック端子に供給し、前記ラッチ回路2
00は、パルス発生回路201からのクロック信号に同
期して入力信号をラッチし、フリップフロップ動作を行
うように構成している。
〔作用〕
本発明では、外部からのクロック信号は端子■6よりパ
ルス発生回路201に入力され、パルス発生回路201
では外部クロック信号が“L”レベルから“H″レベル
立がると、第2図に示すように、パルス発生回路201
の伝搬遅延時間tpd4後に出力波形が“L″レベルH
″ レベル立がり、その後時間t p dQ後に“H″レベ
ルL”レベルに立ち下がり、パルス幅がtpdQのクロ
ックパルスがラッチ回路200に出力される。ここで、
tpd4はパルス発生回路201を通過する時間であり
、tpdoはラッチ回路200が動作可能な最少パルス
幅時間、すなわち、ラッチ回路200にクロック信号が
入力されてからデータが出力されるまでの時間である。
パルス発生回路201を通過したクロックは第2図(C
)のようなパルス波形となり、ラッチ回路200のクロ
ックとして入力される。ラッチ回路200はクロックと
してのパルス波形が立ち上がると、端子I5よりデータ
D (DO−D4・・・・・・)を取り込み、ラッチ回
路200をil遇する時間tpdQ後にデータを出力す
る。また、このパルス波形は時間tpdQ後に立ち下が
り、ラッチ回路200の出力波形は保持される。これに
よって、フリップフロップ動作が行われる。
したがって、データ信号のセント(切り換え)は、クロ
ック信号が“L”レベルの間に行わなけ0 ればならないという条件が十分に満たされてラッチ回路
200が確実に動作し、かつ従来のマスター・スレーブ
フリップフロップ回路と同じだけ動作周波数がアップし
、高周波数域での動作が可能となる。また、回路的にマ
スタ一部およびスレーブ部という2つの回路を必要とせ
ず、LSI内部に多数のフリップフロップ回路がある半
導体装置であっても、回路素子数の増大を防いで集積度
を向上できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第3
〜8図は本発明に係るフリップフロップ回路の一実施例
を示す図である。第3図はLSI内部でフリップフロッ
プ回路を使用したとぎのブロック図であり、この図にお
いて、lla〜onはラッチ回路、12はパルス発生回
路である。ラッチ回路11 a −11nは従来と同様
のもので、各データ入力端子りにデータが入力され、ク
ロック端子にはパルス発生回路12からのクロックパル
スが供給される。パルス発生回路12は単に1つのみ設
けられており、外部クロックを信号処理し、う・ノチ回
路11a〜llnが作動する最少のクロ・ツクパルス幅
の信号を発生してランデ回路11a〜llnのクロック
端子に出力する。
ここで、パルス発生回路12の具体的な回路例を第4図
に示す。まず、第4図(a)に示す第1のパルス発生回
路はインバータ21.22、バッファゲート23および
ノアゲート24により構成され、端子Cより外部クロッ
クが入力されて端子Xからクロックパルスが出力される
。第5図はパルス発生回路のタイミングチャートであり
、この図に示すように、端子Cより入力した外部クロッ
クはインバータ21の遅延時間tpd5後にノード1 
(図面ではN1と表示)に反転出力され、さらにノアゲ
ート24の遅延時間tpdG後に端子Xから反転出力さ
れる。端子Cより入力した外部クロックが立ち上がると
、時間t p d 4 (−t p d 5 + t 
I) d 6)後に端子Xのレベルが立ち上がり、ノー
ド2 (図面ではN2と表示)にはノード1より時間t
pd1 2 1だけクロックが遅れて伝達されるため、端子Xからは
、立ち上がってから時間tpdQ後に立ち下がるクロッ
クパルスが出力される。この時間tpdQと等しい遅延
時間差をノード1.2の間にもたせるように回路定数が
設定され、これはラッチ回路11a〜llnがデータを
出力する時間に対応している。すなわち、時間tpdQ
はラッチ回路11a−finが動作する最小パルス幅の
クロックパルスに対応する。第4図(a)と等何曲な回
路は同図(b)のように示され、このパルス発生回路は
インバータ22、バッファゲート23の他にバッファゲ
ート31およびアンドゲート32を含んで構成される。
第4図(c)はパルス発生回路の第2の例を示し、この
パルス発生回路はインバータ41、ナントゲート42お
よびノアゲート43により構成され、端子Cより外部ク
ロックが入力されて端子Xからクロックパルスが出力さ
れる。ナントゲート42の一方の入力端子は“I]”レ
ベルに固定され、他方の入力端子にノード1の信号が入
力される。また、ナントゲート42の伝搬遅延時間はt
pdQに設定される。したがって、第4図(a)のパル
ス発生回路と同様にラッチ回路118〜llnが動作す
る最小パルス幅のクロックパルスが出力される。第4図
(c)と等何曲な回路は同図(d)のように示され、こ
のパルス発生回路はナントゲート42の他にバッファゲ
ート51およびアントゲ−1・52を含んで構成される
第4図(e)はパルス発生回路の第3の例を示し、この
パルス発生回路はインバータ61、マルチプレクサ62
およびノアゲート63により構成され、端子Cより外部
クロックが入力されて端子Xからクロックパルスが出力
される。マルチプレクサ62はデータ端子DI、D2お
よびセレクト端子Sを有し、データ端子DIは“L”レ
ベルに固定、データ端子D2は“H″レベル固定、セレ
クト端子Sにノード1の信号が入力される。そして、S
−“L″のときデータ端子DI(“L″レベル号を端子
Xから反転して出力し、S−“H”のときデータ端子D
2(“H”レベル)の信号を3 4 端子Xから反転して出力する。また、マルチプレクサ6
2の伝搬遅延時間はtpdQに設定される。
したがって、第4図(a)のパルス発生回路と同様にラ
ッチ回路11a−11nが動作する最小パルス幅のクロ
ックパルスが出力される。第4図(e)と等何曲な回路
は同図(f)のように示され、このパルス発生回路はマ
ルチプレクサ62の他にバッファゲート71およびアン
ドゲート72を含んで構成される。
第4図(g)はパルス発生回路の第4の例を示し、この
パルス発生回路はインパーク81、エクスクル−シブノ
アゲート82およびノアゲート83により構成され、端
子Cより外部クロックが入力されて端子Xからクロック
パルスが出力される。エクスクル−シブノアゲート82
の一方の入力端子は“L”レベルに固定され、他方の入
力端子にノード1の信号が入力される。また、エクスク
ル−シブノアゲート82の伝搬遅延時間はtpdQに設
定される。したがって、第4図(a)のパルス発生回路
と同様にラッチ回路11a〜llnが動作する最小パル
ス幅のクロックパルスが出力される。第4図(g)と等
何曲な回路は同図(h)のように示され、このパルス発
生回路はエクスクル−シブノアゲート82の他にパンフ
ァゲート91およびアンドゲート92を含んで構成され
る。
上記の回路例では、特にマルチプレクサ62およびエク
スクル−シブノアゲート82はラッチ回路11a〜ll
nと同様の回路構成によって構成でき、これをECL回
路で作ると、信号の伝搬遅延時間も同じになるため、正
確に所望の遅延時間tpdQを得ることができるという
利点がある。
次に、上述したラッチ回路112〜lln、マルチプレ
クサ62およびエクスクル−シブノアゲート82につい
てECL回路で構成した例を説明する。
第6図はラッチ回路118〜Ilnの例を示し、このラ
ッチ回路はトランジスタ101〜110、定電流源11
1および抵抗112〜117により構成される。
トランジスタ103.104はエミッタが共通接続され
、それぞれのベースに入力データおよび基準電圧V r
ef 1が供給されるとともに、各コレクタ側か5 6 ら論理出力が取り出されてエミッタホロワのトランジス
タ109.110のベースに供給される。また、トラン
ジスタ105.106も同様にエミッタが共通接続され
、それぞれのベースは前記エミッタホロワのトランジス
タ109.110のエミッタ側に接続され、そこから出
力X、Xが取り出される。クロックパルスは端子Cから
トランジスタ101のベースに供給され、これを工くツ
タホロワで受けてトランジスタ107のベース電圧が決
定され、このとき他方のトランジスタ108には基準電
圧Vref2が供給されており、両者のベース電圧によ
り何れがかオンして上記ECL )ランジスタi03.
104又は105.106の作動が制御される。したが
って、クロックパルスが“H″レベルトランジスタ10
7がオンしてECL)ランジスタ103.104が作動
可能になって入力データを受は入れ、“′L”レベルの
ときはトランジスタ108がオンしてECLトランジス
タ105.106が作動可能になって出力データの保持
が行われる。例えば、入力データDがH”レベルであれ
ば、トランジスタ103がオンしてそのコレクタ出力は
”L”となり、トランジスタ104はオフしてそのコレ
クタ出力は“H”となり、トランジスタ110が“H”
を伝達するため、出力端子Xは“H″レベル、トランジ
スタ109が“L”を伝達するため、出力端子Xは“L
”レベルとなる。一方、入力データDが“L”レベルの
ときは、トランジスタ104がオンしてそのコレクタ出
力は” L”となり、トランジスタ110がB L”を
伝達するため、出力端子Xは“L”レベルとなる。なお
、クロックパルスがL”レベルのときは]・ランジスタ
108がオンしてECL )ランジスタ105.106
が作動可能になって、そのときにX、Xに出力されてい
る出力データが保持される。例えば、出力データXが“
H”レベル、Xが“L ”レベルであれば、トランジス
タ106がオンしてそのコネクタ出力は“L”となり、
トランジスタ105はオフしてそのコレクタ出力は“H
″となり、トランジスタ110は“H″を伝達するため
、出力端子Xは“′H゛レベルのままかわらずに保持さ
れ、トランジスタ109は“L”を伝達する7 8 ため出力端子Xは“L ”レベルのままかわらずに保持
される。出力端子Xに“L”レベル、Xに“H”レベル
が出力されているときも同様に保持される。これにより
、入力データのラッチ処理が行われてフリンプフロソブ
動作する。
この場合、クロックパルスはラッチ回路112〜11n
が作動する最少のパルス幅に設定されているから、デー
タ信号のセント(切り換え)は、クロツタ信号が“L”
レベルの間に行わなければならないという条件が十分に
満たされてラッチ回路として確実に動作し、かつ従来の
マスター・スレーブフリップフロップ回路と同しだけ動
作周波数がア・ノブし、高周波数域での動作が可能とな
る。また、回路的にマスタ一部およびスレーブ部という
2つの回路を必要と七″ず、LSI内部に多数のフリッ
プフロップ回がある半導体装置であっても、回路素子数
の増大を防いで集積度を向上できるという効果が得られ
る。
第7図はマルチプレクサ62の例を示し、このマルチプ
レクサ62はトランジスタ121〜13o1定電流a1
31および抵抗132〜137により構成される。
トランジスタ123.124は工くツタが共通接続され
、それぞれのベースにデータ端子D2の信号(“H”レ
ベル固定)および基準電圧Vreflが供給されるとと
もに、各コレクタ側から論理出力が取り出されてエミッ
タホロワのトランジスタ129゜130のベースに供給
される。また、トランジスタ125.126 も同様に
エミッタが共通接続され、それぞれのベースにデータ端
子D1の信号(“L″レベル固定び基準電圧Vrefl
が供給されるとともに、各コレクタ側から論理出力が取
り出されて同じくエミッタホロワのトランジスタ129
゜130のベースに供給される。そして、エミッタホロ
ワのトランジスタ130.129のエミッタ側から出力
X、Xが取り出される。セレクト端子Sの信号はトラン
ジスタ121のベースに供給され、これをエミッタホロ
ワで受けてトランジスタ127のベース電圧が決定され
、このとき他方のトランジスタ128には基準電圧Vr
ef2が供給されており、両者のベース電圧により何れ
かがオンして上記EC9 0 Lトランジスタ123.124又は125.126の作
動が制御される。したがって、セレクト信号Sが“H″
レベルトランジスタ127がオンしてECL )ランジ
スタ123.124が作動可能になってデータ端子D2
(“H”レベル)の信号が端子Xから出力され、Xから
はデータ端子D2の信号が反転して出力される。一方、
セレクト信号SがL”レベルのときはトランジスタ12
8がオンしてECL )ランジスタ125.126が作
動可能になってデータ端子DI(“L”レベル)の信号
が端子Xから出力され、端子Xからは反転して出力され
る。
第8図はエクスクル−シブノアゲート82の例を示でい
る。なお、このエクスクル−シブノアゲート82はエク
スクル−シブオアゲートとしても使用できる。エクスク
ル−シブノアゲート82はトランジスタ141〜150
、定電流源151および抵抗152〜157により構成
される。トランジスタ143.144は工藁ツタが共通
接続され、それぞれのベースに固定信号(“L”レベル
固定)および基準電圧Vreflが供給されるとともに
、各コレクタ側から論理出力が取り出されてエミッタホ
ロワのトランジスタ149.150のベースに供給され
る。また、トランジスタ146.145も同様に工逅ン
タが共通接続され、それぞれのベースに同じく固定信号
(“L”レベル固定)および基準電圧Vreflが供給
されるとともに、各コレクタ側から論理出力が取り出さ
れてエミッタホロワのトランジスタ150.149のベ
ースに供給される。ただし、供給関係は前記トランジス
タ143.144の場合と逆になっている。
そして、工17タホロワのトランジスタ149.150
のエミッタ側から出力X、Xが取り出される。ノード1
の信号Bはトランジスタ141のベースに供給され、こ
れをエミッタホロワで受けてトランジスタ147のベー
ス電圧が決定され、このとき他方のトランジスタ148
には基準電圧Vref2が供給されており、両者のベー
ス電圧により何れかがオンして上記ECL )ランジス
タ143.144又は145゜146の作動が制御され
る。したがって、ノード1の信号Bが”H”レベルのと
きトランジスタ1471 2 がオンしてE CL lランラスタ143.144が作
動可能になって固定信号(“L ”レベル固定〉のレベ
ルを有する信号が端子Xから出力される。一方、ノード
1の信号Bが゛′L″レベルのときはトランジスタ14
8がオンしてE CL I−ランジスタ145゜146
が作動可能になって固定信号(“L”レベル固定)のレ
ベルを有する信号が端子Xから反転して出力される。
上述したように、これらの回路はラッチ回路11a−1
1nと同様の回路構成によって構成でき、しかもこれを
ECL回路で作ると、信号の伝搬遅延時間も同じになっ
て、正確に所望の遅延時間tpdOを得ることができる
〔発明の効果〕
本発明によれば、データ信号のセットはクロック信号が
“L”レベルの間に行わなければならないという条件を
十分に満たしてラッチ回路を確実に動作させることがで
き、従来のマスター・スレーブフリップフロップ回路と
同じだけ動作周波数をアンプさせて高周波数域での動作
を可能にすることができる。また、回路的にマスタ一部
およびスレーブ部という2つの回路を必要とせず、LS
I内部に多数のフリップフロップ回路を要する半導体装
置であっても、回路素子数の増大を防いで集積度を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明する回路図、第2図は本発
明の詳細な説明するタイミングチャート、 第3〜8図は本発明に係るフリップフロップ回路の一実
施例を示す図であり、 第3図はそのフリップフロップ回路をLSI内部で使用
したときのブロック図、 第4図はそのパルス発生回路の具体的な回路例を示す図
、 第5図は第4図に示す回路のタイミングチャート、 第6図はそのラッチ回路の具体的な回路図、3 4 第7図はそのマルチプレクサの具体的な回路図、第8図
はそのエクスクル−シブノアゲートの具体的な回路図、 第9〜15図は従来のフリップフロップ回路を示す図で
あり、 第9図はそのマスタースレーブ型のブロック図、第10
図は第9図に示す回路のタイミングチャート、 第11図はそのラッチ回路型のブロック図、第12図は
そのマスタースレーブ型の問題点を説明するタイミング
チャート、 第13図はそのラッチ回路型の問題点を説明するタイミ
ングチャート、 第14図は第11図に示す回路のタイミングチャート、 第15図はそのフリップフロップ回路が多数LSI内部
にある場合のブロック図である。 21、22.41.61.81・・・・〜・インバータ
、23.3L 5171.91・・−・・・バッファゲ
ート、24.43.63.83・・・・・・ノアゲート
、32.52.72.92・・・・・・アンドゲート、
42・・・・・・ナントゲート、 62・・・・・・マルチプレクサ、 82・・・−・・エクスクル−シブノアゲート、101
〜110.121〜130.141〜150−・・・・
・トランジスタ、 111.131.151・・・・・・定電流源、112
〜117.132〜137.152〜157・・・・・
・抵抗。 11a〜lln、200・・・・・・ラッチ回路、12
.201・・・−・・パルス発生回路、5 6 一実施例のマルチプレクサの具体的な回路図第7図 0

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 クロック信号に同期して入力信号をラッチするラッチ回
    路と、 該ラッチ回路が作動する最少のパルス幅の信号を発生す
    るパルス発生回路とを備え、 外部からのクロック信号を該パルス発生回路に入力し、
    該最少のパルス幅の信号を前記ラッチ回路のクロック端
    子に供給し、 前記ラッチ回路は、パルス発生回路からのクロック信号
    に同期して入力信号をラッチし、フリップフロップ動作
    を行うように構成したことを特徴とするフリップフロッ
    プ回路。
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