JPH03272086A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH03272086A
JPH03272086A JP2070836A JP7083690A JPH03272086A JP H03272086 A JPH03272086 A JP H03272086A JP 2070836 A JP2070836 A JP 2070836A JP 7083690 A JP7083690 A JP 7083690A JP H03272086 A JPH03272086 A JP H03272086A
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Takenori Okidaka
毅則 沖高
Yasunori Maeda
前田 安範
Yukio Miyazaki
行雄 宮崎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は半導体記憶装置に関し、特に、シリアルアクセ
スメモリに代表される、各メモリセルに対応して書込用
および読出用の2本のビット線と、書込用および読出用
の2本のワード線とを備える半導体記憶装置に関する。
[従来の技術] 半導体記憶装置には、メモリセルへのデータ書込と、メ
モリセルからのデータ読出とが異なる経路を介して行な
われるものがある。このような半導体記憶装置として代
表的なものにシリアルアクセスメモリがある。
シリアルアクセスメモリでは、1ビツトずつシリアルに
入力されたデータがメモリセルアレイにアドレス順に書
込まれ、かつ、メモリセルアレイからデータがアドレス
順に1ビツトずつシリアルに読出される。
第5図は従来のシリアルアクセスメモリの全体構成を示
す概略ブロック図である。
第5図を参照して、シリアルアクセスメモリは、メモリ
セルがマトリックス状に配されたメモリブロック100
と、メモリブロック100から読出されたデータを増幅
するためのセンスアンプ102と、センスアンプ102
によって増幅されたデータを出力端子106に導出する
読出データノくツファ104とを含む。さらに、シリア
ルアクセスメモリは、データ入力端子108から入力さ
れるデータをバッファしてメモリブロック100に与え
るための書込データバッファ110と、データ書込時に
メモリブロック100内のメモリセルをアドレス順に書
込可能状態にする書込アドレスポインタ112と、デー
タ読出時にメモリブロック100内のメモリセルをアド
レス順にデータ読出可能状態にする読出アドレスポイン
タ114とを含む。
データ書込時において、入力データDO〜D0(nは自
然数)は、データ入力端子108を介して書込データバ
ッファ110に与えられる。書込データバッファ110
は、書込クロック端子116に外部から入力される書込
クロック信号WCKに従って、データ入力端子108か
らの入力データD0〜D4を1ビツトずつメモリブロッ
ク100に出力する。同時に、書込アドレスポインタ1
12は、書込データバッファ110から出力される入力
データの各々がメモリブロック100内のメモリセルに
アドレス順に書込まれるように、前記書込クロック信号
WCKに従って、メモリブロック100内のメモリセル
をアドレス順に書込可能状態にする。この結果、入力デ
ータが1ビツトずつメモリブロック100内のメモリセ
ルにアドレス順に書込まれる。
データ読出時においては、読出アドレスポインタ114
が、読出クロック端子118に外部から与えられる読出
クロック信号RCKに従って、メモリブロック100内
のメモリセルをアドレス順に選択して読出可能状態にす
るとともに、センスアンプ102を能動化する。これに
よって、メモリブロック100内のメモリセルからデー
タがアドレス順に出力された後、センスアンプ102に
よって所定のレベルに増幅される。次に、読出データバ
ッファ104が前記読出クロック信号RCKに従って、
センスアンプ102によって増幅されたデータQ0〜Q
nの各々を一定周期でデータ出力端子106に導出する
。このようにして、データ出力端子106に、メモリブ
ロック100の記憶データがアドレス順に1ビツトずつ
取出される。
次に、メモリブロック100の具体的構成について説明
する。第6図は、メモリブロック100の内部構成を示
す部分回路図である。
第6図を参照して、メモリブロック100において、メ
モリセル1は、書込ビット線3および読出ビット線4間
に設けられてメモリセル列を形成する。同時に、行方向
に隣接するメモリセルは、同一の書込ワード線5および
読出ワード線6に接続されて、メモリセル行を形成する
各読出ビット線4と、電源(図示せず)から論理レベル
″H”の電圧VCCを供給される電源ライン19との間
にはNチャネルMO8とトランジスタ7が、読出ビット
線4を“H”レベルの電位にプリチャージするプリチャ
ージトランジスタとして接続される。
プリチャージトランジスタ7は、ダイオード接続されて
おり、ゲートおよびドレインに電源電圧VCCを受ける
。したがって、プリチャージ用トランジスタ7は、つね
にON状態にあり、メモリセル1からデータ読出が行な
われない時には、電源電圧VCCよりも、そのしきい値
電圧だけ低い電圧に読出ビット線4をプリチャージする
読出ビット線4と読出アドレスポインタ114との間に
は、いずれも読出ビット線の電位を反転するインバータ
13ならびに、2つのNチャネルMOSトランジスタ8
aおよび8bが接続される。
前記トランジスタ8aは、インバータ13の入力端とセ
ンスアンプ102との間に設けられ、前記トランジスタ
8bは、インバータ13の出力端とセンスアンプ102
との間に設けられる。トランジスタ8aおよび8bのゲ
ートは共通接続されて、アドレスポインタ114に接続
される。アドレスポインタ114は、読出ビット線4の
各々に対応して、出力端子Ao、A、、・・・Anを有
しており、読出ビット線4の各々に対応して設けられた
トランジスタ8aおよび8bのゲートは、この出力端子
A o−A nにそれぞれ接続される。アドレスポイン
タ114は、読出クロックする信号RCKに従って出力
端子A o−A nから、順次的に“H”レベルの電圧
を出力して、対応するトランジスタ8aおよび8bをO
N状態にする。トランジスタ8aおよび8bは、ON状
態にあるときにのみ、各々、対応する読出ビット線4の
電位およびその反転電位をセンスアンプ102に伝達す
る、読出ビット線アクセストランジスタである。
センスアンプ102は、トランジスタ8aおよび8bを
介して入力される2つの電圧を差動増幅することによっ
て、このトランジスタ8aおよび8bに対応して設けら
れた読出ビット線4の電圧をその論理レベルに応じた所
定のレベルに増幅して読出データバッファ104に与え
る。
なお、書込ビット線3は第5図における書込データバッ
ファに110に接続されて、メモリセル1に入力データ
を1ビツトずつ順次的に伝達し、書込ワード線5は第5
図における書込アドレスポインタ112に接続されて、
1行分のメモリセルに同時にこれらをデータ書込可能状
態にするための電位を書込ワード線選択信号として与え
る。読出ワード線6は、アドレスポインタ114によっ
て1本ずつ順次駆動される。すなわち、データ読出が行
なわれるべきメモリセル(以下、選択されたメモリセル
と呼ぶ)に対応する読出ワード線6にのみ、アドレスポ
インタ114からメモリセル1をデータ読出可能状態に
する電位が、読出ワード線選択信号として供給される。
第7図はメモリセル1の内部構成を示す回路図である。
第7図を参照して、メモリセル1は、書込ワード線5に
ゲートを接続されるNチャネルMO8)ランジスタ14
と読出ワード線6にゲートを接続されるNチャネルMO
Sトランジスタ16と、NチャネルMO8)ランジスタ
15およびメモリキャパシタ17とを含む。前記トラン
ジスタ15および16は、読出ビット線4と接地18と
の間に直列接続して設けられ、前記トランジスタ14は
、書込ビット線3とトランジスタ15のゲートとの間に
設けられる。メモリキャパシタ17は、トランジスタ1
5のゲートおよびトランジスタ14の接続点と、接地1
8との間に設けられる。読出ビット線4は、プリチャー
ジトランジスタ7を介して電源ライン19に接続される
。次にこのメモリセルの、データ書込時およびデータ読
出時における動作について説明する。
メモリセル1へのデータ書込は以下のとおり行なわれる
書込ワード線5の電位が書込ワード線選択信号によって
“H” レベルにされるとともに、書込ビット線3に入
力データとして″H″レベルまたはL”のレベルの電圧
が与えられる。書込ワード線5が“H”レベルとなるこ
とによって、トランジスタ14がON状態となり、この
結果入力データである書込ビット線3の電位レベルによ
って、メモリキャパシタ17が充電あるいは放電される
ことによりメモリセル1への書込は行なわれる。
すなわち、入力データがH”レベルのときには、メモリ
キャパシタ17が充電されて、トランジスタ15のゲー
ト電位が“H″レベル、逆に入力データが“L”レベル
のときには、メモリキャパシタ17が放電されて、トラ
ンジスタ15のゲート電位が“L”レベルとなる。そし
て、書込が終了すると、書込ワード線5が“L“レベル
となり、トランジスタ14がOFF状態となる。しかし
、トランジスタ15のゲート電位は、メモリキャパシタ
17によって、ある一定時間(通常数百ミリ秒)、書込
まれたレベルに保持される。このようにして入力データ
はメモリセル1に記憶される。
メモリセル1からのデータ読出は以下のとおり行なわれ
る。
読出ワード線6の電位が読出ワード線選択信号によって
“H”レベルにされ、トランジスタ16がON状態こな
る。これによって、読出ビット線4は、トランジスタ1
5の導通状態に応じた電位にされる。すなわち、メモリ
セル1に“L”が書込まれている場合、トランジスタ1
5はOFF状態であるから、プリチャージトランジスタ
7によって、読出ビット線4に電源ライン19から高電
圧が供給されて、読出ビット線4のレベルは“H”とな
る。逆に、メモリセル1に“Hlが書込まれている場合
、トランジスタ15はON状態である。
したがって、この場合には電源ライン19と接地との間
に直列接続されたトランジスタ15および16ならびに
プリチャージトランジスタ7がすべてON状態となって
電源ライン19および接地18間に流れる電流(貫通電
流)が生じる。したがって、読出ビット線4には、電源
電圧がトランジスタ15および16のON抵抗和と、ト
ランジスタ7のON抵抗との比で分圧されて与えられる
しかし、トランジスタ15および16はプリチャージト
ランジスタ7よりも駆動能力が大きく設定されるため、
前記ON抵抗和は、トランジスタ7のON抵抗に対して
十分に小さい。このため、読出ビット!I4の電位は接
地18の低電位Ovによって引下げられ“L”レベルと
なる。このように、データ読出時には、読出ビット線4
にメモリセル1の記憶データが反転されて読出される。
読出ビット線4に読出されたデータの増幅(レベルセン
ス)は、第5図におけるセンスアンプ102によって行
なわれる。次にセンスアンプ102の必要性およびその
動作原理について説明する。
読出ビット線4の電位はメモリセル1の記憶データが“
H”である場合および、“L”である場合のそれぞれに
おいて次のように表わされる。
メモリセル1の記憶データが“H”の場合:(Vc C
−VT R) メモリセル1の記憶データが“L”の場合:Vc c−
vTH−・・■ 上記式において、vTMは、プリチャージトランジスタ
7のしきい値電圧を表わす。上式かられかるように、メ
モリセル1の記憶データが“L”の場合に読出ビット線
4に読出された電位とはOV間では下がらないため、こ
の電位とメモリセル1の記憶データが“H”の場合に読
出ビット線4に読出された電位との差すなわち、論理振
幅は、電源電位VCCと接地電位O■との差VCC程大
きくはならず小さい。このため、読出ビット線4の電位
を単に反転して、読出データとすると、読出データが論
理値“O”と“l”のいずれに対応するかを判別するこ
とが困難となる。そこで、高感度の増幅器であるセンス
アンプ102が必要となる。センスアンプ102は、読
出ビット線4の電位と、読出ビット線4の電位をインバ
ータ13によって反転させて得た差動信号とを入力とす
る差動増幅器である。
以下の説明にあたっては、第7図に示されるトランジス
タ15および工6を各々、記憶トランジスタおよび読出
トランジスタと呼ぶ。
第9図は、センスアンプ102の内部構成を示す回路図
である。
第9図を参照して、センスアンプ102は、電源ライン
19と接地18との間に並列に設けられる、Pチャネル
MOSトランジスタTR2およびNチャネルMOS)ラ
ンジスタTR3の直列接続回路と、PチャネルMOS)
ランジスタTRIおよびNチャネルMOS?ランジスタ
TR4の直列接続回路とを含む。トランジスタTR3の
ゲートおよびトランジスタTR4のゲートは、各々、第
5図において読出ビット線4およびインバータ13の出
力端に接続される。トランジスタTRIおよびTR2の
ゲートは各々、トランジスタTR2およびTR3の接続
点および、トランジスタTR1およびTR4の接続点に
接続される。トランジスタTR2およびTR3の接続点
の電位OおよびトランジスタTRIおよびTR4の接続
点の電位Oがこのセンスアンプの出力として、第5図に
おいて読出データバッファ104に与えられる。
データ読出時において、トランジスタTR3およびTR
4のゲートには各々、読出ビット線4およびインバータ
13から、前述の式■および■で表わされる相補的な論
理レベルの電位が付与される。
トランジスタTR3のゲート電位がトランジスタTR4
のそれよりも高いと、トランジスタTR3はON状態と
なって、トランジスタTR2のソース電位を接地18の
電位0■によって引下げる。
これに応答して、トランジスタTRIはON状態となっ
て、トランジスタTRIおよびTR4の接続点の電位を
電源電位VCCによって引上げる。
このトランジスタTRIおよびTR4の接続点の電位は
、トランジスタTR2をOFF状態にするように働くた
めトランジスタTR2およびTR3の接続点の電位は、
確実に接地電位Ovまで引下げられる。したがって、最
終的に、トランジスタTR2およびTR3の接続点の電
位は、接地18の電位Ovとなり、トランジスタTRI
およびTR4の接続点の電位は、電源電位VCCとなる
同様にして、トランジスタTR4のゲート電位がトラン
ジスタTR4のそれよりも低いと、トランジスタTR4
がON状態となるため、先とは逆に、トランジスタTR
2およびTR3の接続点の電位が電源電位VCCとなり
、トランジスタTRIおよびTR4の接続点の電位が接
地電位OVとなる。
このように、このセンスアンプによって、前記式■で表
わされる“L”レベルの電位はさらに弓下げられてOv
となり、前記式■で表わされる“H”レベルの電位はさ
らに引上げられて、電源電位Vccとなり、トランジス
タTR2およびTR3の接続点とトランジスタTRIお
よびTR4の接続点とに現れる。このように、センスア
ンプの2つの出力端の電位は、トランジスタTR3およ
びTR4のゲート電位の差に応じて、相補的に変化して
電源電位VCCおよび接地電位OVを、論理レベル“H
”および“L”として導出する。
したがって、第6図において、メモリセル1から対応す
る読出ビット線4に読出された電位レベルは、センスア
ンプ102において増幅されて、読出データバッファ1
04に導出される。
読出データバッファ104は、センスアンプ102によ
って増幅された読出データを、前述の読出クロック信号
RCKに従って、所定のタイミングで取込み出力する、
ラッチ機能を有する回路である。
再度第5図を参照して、データ読出時には、“H″レベ
ルた読出ワード線6に接続されるメモリセルすべてから
、対応する読出ビット線4に記憶データが反転して読出
される。しかし、選択されたメモリセルに接続された読
出ビット線4に対応して設けられる読出ビット線アクセ
ストランジスタ8aおよび8bのみがON状態となるた
め、センスアンプ102には、選択されたメモリセルの
記憶データに応じた電位のみが与えられる。
第8図は、第6図に示されるシリアルアクセスメモリの
データ読出時の動作を、アドレスポインタ114の出力
端子の1つAoに対応して設けられた読出ビット線4が
選択された場合を例にとって示すタイミングチャート図
である。
第6図ないし第8図を参照して、データ読出時には、一
定周期の読出クロック信号RCK (第8Iffl(a
))の立上りに同期して、アドレスポインタ114の出
力端子Ao−Anから、順次読出クロック信号RCKの
1周期間だけ“H”レベルの信号が出力される。したが
って、出力端子A。からは、第8図(b)に示されるよ
うに、読出クロック信号RCKのたとえばに一1番目(
k=2゜3、・・・)のサイクル期間に“H”レベルの
電圧が出力される。出力端子A。から“H”レベルの信
号が出力される期間には、“H”レベルの電位を読出ワ
ード線選択信号として与えられる読出ワード線6と、出
力端子Aoに対応する読出ビット線4とに接続されたメ
モリセルからデータが読出される。つまり、このメモリ
セルの記憶データが“Hであれば、出力端子A。に対応
する読出ビット線4は第8図(C)に示されるように、
プリチャージ電位(vCCVr H)から、前記式ので
求められる電位(>OV)まで低下する。その後、この
読出ビット線4に接続される、記憶データが“L”であ
る他のメモリセルからデータ読出が行なわれると、この
読出ビット線4の電位は第8図(d)に示されるように
、前記式ので求められる電位から、プリチャージ電位(
Vc c −VT R)まで徐々に上昇する。この読出
ビット線4の電位は、センスアンプ102によってその
反転電位を用いて増幅された後、読出データバッファ1
04に与えられる。一方、読出データバッファ104は
、読出クロック信号RCKの立上りに同期して、センス
アンプ102の出力を取込む。したがって、第8図(e
)に示されるように、アドレスポインタ114の出力端
子Aoの出力が′″H@H@H@H@レベル期間線4が
最終的に取る電位が、読出クロック信号RCKの次の(
k番目の)1サイクル期間にデータ出力端子106に導
出される。
このように、従来のシリアルアクセスメモリでは、読出
クロック信号RCKの1周期間に、選択されたメモリセ
ルに接続される読出ビット線4に読出された電位がレベ
ルセンスされるとともに、他の全ての読出ビット線4が
vcc  vTHにプリチャージされる。
次に、読出アドレスポインタ114の構成について第1
0図を参照しながら簡単に説明する。
第10図は、アドレスポインタ114の内部構成を示す
回路図である。
第10図を参照して、アドレスポインタは、n千1個の
、DフリップフロップFO〜Fnおよび、2人力AND
ゲートGO−Gnを含む。Dフリップフロップは、クロ
ック端子CKに与えられるクロック信号の立上り(また
は立下がり)に同期して、データ端子りに与えられる電
圧をデータとして取込み保持するとともに出力端子Qか
ら出力する。したがって、フリップフロップFO〜Fn
の出力には各々、データ端子りに与えられる電圧の変化
が、読出クロック信号RCKの1周期分遅れて現れる。
フリップフロップFO〜Fnは各々、クロック端子CK
に前述の読出クロック信号RCKを受け、かつ、前段の
フリップフロップの出力をデータ端子りに受ける。した
がって、フリップフロップF0のデータ端子りにおける
電位変化は、読出クロック信号RCKの1周期分ずつ遅
れて順次フリップフロップF1〜Fnの出力端子Qに伝
達されていく。
ANDゲートGO〜Gnは各々、フリップフロップFO
〜Fnに対応して設けられ、対応するフリップフロップ
の出力と、読出クロック信号RCKとを入力として受け
る。ANDゲートGO−Gnの出力は各々、第5図にお
けるアドレスポインタ114の出力端子A。−Afiに
導出される。したがって、ANDゲートGo−Gnは各
々、対応する出力端子Qに表われる電圧および、読出ク
ロック信号RCKがともに“H”レベルである期間にの
み、“H”レベルの信号電圧を出力する。しかし、フリ
ップフロップFO〜Fnの各々の出力端子Qの電位変化
は、読出クロック信号RCKの1周期分だけ遅れて、次
段のフリップフロップの出力端子Qに表われる。このた
め、ANDゲートGO−Gnの出力を“H”レベルにす
る信号電圧は、読出クロック信号RCKの1周期間ずつ
遅れて、フリップフロップFO−Fnの出力端子Qに伝
達され、ANDゲートG O−G nの出力は、順次的
に一定期間“H”レベルとなる。この結果、第5図にお
いて、読出ビット線4の各々に対応して設けられた読出
ビット線アクセストランジスタ8aおよび8bは、順次
的に一定期間ON状態となる。
[発明が解決しようとする課題] このように、従来のシリアルアクセスメモリに代表され
る、各メモリセル列ごとに読出ビット線および書込ビッ
ト線の2本のビット線を有する半導体記憶装置では、ビ
ット線をプリチャージするプリチャージトランジスタが
常時ON状態にある。
このため、データ読出時の貫通電流が大きくなり以下の
ような問題が生じる。
すなわち、第5図に示されるシリアルアクセスメモリで
は、トランジスタ7は全てそのゲートおよびドレインが
電源ライン19に接続されており、全ての読出ビット線
4は常時電源ライン19と電気的に接続された状態にあ
る。このため、データ読出時に選択された読出ワード線
6に接続されるメモリセル1のうち、記憶データが“H
lであるものを介して、電源ライン19から接地18に
、読出が行なわれている期間、すなわち、前記読出ワー
ド816が“H”レベルである期間貫通電流が流れる。
たとえば、最悪の場合、すなわち、全てのメモリセル1
に“H#が書込まれている場合には、いずれのメモリセ
ルが選択されている期間においても、選択されたメモリ
セルに対応する読出ワード線6に接続される全てのメモ
リセルにおいて、電源ライン19から接地18に、読出
が終了するまでの期間、第7図のプリチャージトランジ
スタ7、読出ビット!1!4.記憶トランジスタ15お
よび読出トランジスタ16を介して貫通電流が流れる。
つまり、このような場合には、全ての読出ビット線に、
データ読出期間中、常時貫通電流が流れる。
貫通電流が大きいと、接地電位が本来のレベル(= O
V)よりも高くなったり、電源電位が本来のレベルVC
Cよりも低くなったりするため、接地電位や電源電位の
レベル変動が生じる。このような、メモリの動作基準と
なる電位レベルの変動は、メモリセル1におけるメモリ
キャパシタ17の放電時間、すなわち、メモリセルのデ
ータ保持時間を短くする原因の一つであることがすでに
判明しており、極力回避されるべきである。また、動作
時にメモリ内に流れる電流が大きいと、メモリの消費電
力が大きくなり、このメモリが搭載されたメモリチップ
の発熱量が増大したり、このメモリを搭載したシステム
全体の電源負荷が増大するという問題が生じる。したが
って、前述のような貫通電流はできる限り小さいことが
望ましい。
さらに、選択されたメモリセルの記憶データが“H″で
あると、このメモリセルからのデータ読出時には、プリ
チャージトランジスタ7が常にON状態にあることによ
って、対応する読出ビット線4は選択されたメモリセル
内の記憶トランジスタ15および読出トランジスタ16
(第7図参照)によって接地18の低電位OVに引込ま
れる一方、前記読出ビット線4に接続されるプリチャー
ジトランジスタ7によって電源ライン19から高電圧を
供給される。このため、読出ビット線4が“L″レベル
のに時間がかかる。選択されたメモリセルの記憶データ
を第5図におけるセンスアンプ102に正しく導出する
には、選択されたメモリセルに対応する読出ビット線4
の電位レベルが、選択されたメモリセルの記憶データに
応じた本来取るべきレベル(前記式のおよび■で示され
る)にならねばならない。このため、読出ビット線4の
レベルが前記本来のレベルになった後にセンスアンプ1
02によって増幅された信号を、読出データとしてバッ
ファ10゛6に導出する必要がある。
したがって、前述のように読出ビット線4が“L”レベ
ルの電位になるのに時間がかかることは、記憶データが
“H”であるメモリセルからのデータ読出を迅速に行な
うことが困難であることを意味する。
特に、近年のメモリの大容量化に伴い、1本のワード線
に接続されるメモリセルの数が増加しつつあるため、デ
ータ読出時の貫通電流が大きくなりこれによって生じる
上記のような問題が無視できなくなってきた。
さて、この貫通電流を小さくするには、第7図における
プリチャージトランジスタ7の駆動能力(サイズ)を小
さくして、プリチャージトランジスタ7のON抵抗値を
大きくする方法が考えられる。しかし、プリチャージト
ランジスタのサイズが小さいと次のような問題が生じる
たとえば、あるメモリセルからデータが読出されて対応
する読出ビット線4の電位レベルが“L”となった後に
、この読出ビット線4に接続される、記憶データが“L
”である他のメモリセルからデータ読出が行なわれる場
合、データ読出が高速に行なわれるには、データ読出時
にこの読出ビット線4が早く H”レベルになる必要が
ある。ところが、プリチャージトランジスタ7のサイズ
が小さいと、電源ライン19からプリチャージトランジ
スタ7を介して読出ビット線4に流れ込む電流が少なく
なるため、前記読出ビット線4の電位レベルが電源電圧
によって“H”まで上昇するのに要する時間が長くなる
。つまり、読出ビット線4がプリチャージトランジスタ
7によって完全にH”レベルにプリチャージさ、れるの
に要する時間(第8図(d)において、読出ビット線4
の電位がVcc−V−rHになるまでの時間)が長くな
るため、−旦“L”レベルとなった読出ビット線4に接
続される、記憶データが“H”であるメモリセルからは
即座にデータを読出すことが出来なくなる。
本発明の目的は、上記のような問題点を解決し、従来よ
りも低消費電力で、高速動作を行なうことができる半導
体記憶装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] 上記のような目的を遠戚するために本発明に係る半導体
記憶装置は、行および列のマトリックス上に配された複
数のメモリセルと、この行に各々対応して設けられる書
込ワード線および読出ワード線と、この列に各々対応し
て設けられる書込ビット線および読出ビット線と、読出
ビット線の1つを選択する選択手段と、読出ビット線の
各々に対応して設けられて、対応する読出ビット線を所
定の電位にプリチャージするプリチャージ手段と、プリ
チャージ手段の各々を、対応する読出ビット線が選択手
段によって選択されている期間にのみ能動化する手段と
を備える。
[作用コ 本発明に係る半導体記憶装置は上記のように構成される
ため、読出ビット線はいずれも、それが選択手段によっ
て選択されている期間にしか、対応するプリチャージ手
段によってプリチャージされない。つまり、読出ビット
線のいずれが対応するプリチャージ手段と電気的に接続
される期間も、選択手段が一本の読出ビット線を選択す
る時間期間に限定される。このため、データ読み出し時
に読出ビット線がプリチャージ手段によってプリチャー
ジされる際に読出ビット線に流れる電流の総量は、選択
手段によって読出ビット線のいずれが選択されている期
間にも読出ビット線の全てが対応するプリチャージ手段
によってプリチャージされる場合に比べ、大幅に低減さ
れる。
[実施例コ 第1図は本発明の一実施例のシリアルアクセスメモリの
部分概略ブロック図である。第1図には、シリアルアク
セスメモリのメモリブロック100の構成および、メモ
リブロック100と、アドレスポインタ114.センス
アンプ102および読み出しデータバッファ104との
間の接続関係が中心に示される。このシリアルアクセス
メモリの全体構成は、第5図に示される従来のシリアル
アクセスメモリのそれと同様である。なお、メモリブロ
ック100における、メモリセル1の内部構成および、
メモリセル1と書込みワード線5および読み出しワード
線6ならびに書込みビット線3および読み出しビット線
4との間の接続関係も、第2図に示される通り、従来に
おけるものと同様である。
第2図は、本実施例における任意のメモリセル1の内部
構成と、対応するプリチャージトランジスタ7との間の
接続関係を示す回路図である。
第1図を参照して、このシリアルアクセスメモリでは、
従来と異なり、プリチャージトランジスタ7のゲートが
、対応する読み出しビット線アクセストランジスタ8a
および8bのゲートとともに、アドレスポインタ114
の出力端子A。−A、に各々接続される。アドレスポイ
ンタ114は、第10図に示される構成を有し、従来と
同様に動作する。なお、データ読出時に選択された読出
ワードJ16は、従来と同様に、読出りaツク信号RC
Kの立上りに同期して、読出クロック信号RCKの1周
期間だけ“H”レベルにされる。
第3図は、アドレスポインタ114および読出データバ
ッファ104の動作を示すタイミングチャート図である
第3図を参照して、読み出しクロック信号RCK(第3
図(a))は、一定周期で立ち上がる。
アドレスポインタ114は、出力端子A。−A。
から順次、読み出しクロック信号RCKの立上がりに同
期して、“H” レベルの電圧を、読み出しクロック信
号RCKの■周期間出力する。つまり、第3図(b)お
よび(C)に代表的に示されるように、時刻t、〜t2
の期間に出力端子A。から“H”レベルの電圧が出力さ
れると、次の1周期間(図における時刻t2〜t3の期
間)には、出力端子A、から“H”レベルの電圧が出力
される。
したがって、プリチャージトランジスタ7は、従来と異
なり、対応する読み出しビット線アクセストランジスタ
8aおよび8bとともに、アドレスポインタ114の出
力端子A。−A、のうちの対応する出力端子から“H”
レベルの電圧が出力されている期間にのみON状態とな
る。つまり、全ての読み出しビット線4は、互いに、読
み出しクロック信号RCKの1周期間ずつずれて、前記
1周期間内にV(HVT!Iの電位にプリチャージされ
る。
したがって、記憶データが“H”である任意のメモリセ
ル1からデータが読み出されている期間には、このメモ
リセルに接続される読み出しビット線4にのみ、対応す
るプリチャージトランジスタ7を介して貫通電流が流れ
、他の読み出しビット線4には貫通電流は流れない。
貫通電流が最大となる場合、すなわち、全てのメモリセ
ルの記憶データが“H”である場合でさえ、貫通電流は
、全てのメモリセルからのデータ読み出しが終了するま
で常時全ての読み出しビット線4に流れるのではなく、
アドレスポインタ114によって読み出しビット線が選
択されるごとに、この選択された読み出しビット線1本
にのみ流れる。
このように、このシリアルアクセスメモリでは、データ
読み出し時にプリチャージトランジスタ7を介して、選
択された読出ビット線に貫通電流が流れる時間は、読み
出しクロック信号RCKの1周期間であり従来と変わら
ないが、貫通電流が流れる読み出しビット線の数は従来
の1/(n+1)となるため、データ読み出し時に流れ
る貫通電流の総量は従来よりも大幅に低減される。これ
によって、このシリアルアクセスメモリの消費電力も従
来のシリアルアクセスメモリに比べ小さくなる。
さらに、プリチャージトランジスタ7がOFF状態に切
替わることによって、このプリチャージトランジスタ7
に接続される読み出しビット線4の電位が迅速に接地電
位OVまで低下する。
第4図は、このシリアルアクセスメモリにおける、デー
タ読み出し時の読み出しビット線4の電位変化を示すタ
イミングチャート図である。第4図には、第1図におけ
るアドレスポインタ114の出力端子A。に接続される
読み出しビット線4の場合が代表的に示される。
第4図を参照して、たとえば、前記出力端子A。に対応
する読み出しビット線4に接続される、記憶データが“
H”であるメモリセルからデータ読み出しが行われる場
合を想定する。この場合、出力端子Aoの電圧(第4図
(b))が読出クロック信号RCK (第4図(a))
の立上がりに同期して“H”レベルに立ち上がると、前
記読み出しビット線4は第4図(C)に示されるように
、“H” レベルの電位V ((−V 7Bから徐々に
低下し、前述の式■で求められる“L”レベルの電位(
〉OV)となる。そして、この読み出しビット線4に対
応するプリチャージトランジスタ7がON状態である期
間(出力端子A。の電圧が“H”レベルである期間)に
は、前記読み出しビット線4の電位は前述の値に保持さ
れる。ところが、前記プリチャージトランジスタ7がO
FF状態となると、選択されたメモリセルにおいて、電
源電位VCCを供給する電源ライン19と、読み出しビ
ット線4との間の電流経路が遮断される(第2図参照)
この結果、読み出しビット線4は、ON状態にある記憶
トランジスタ15および読み出しトランジスタ16によ
って、接地18の電位OVまで急速に引き下げられる(
第2図参照)。
このように、本実施例では、読み出しビット線4の電位
が、アドレスポインタ114の、対応する出力端子の電
位レベルの立ち下がりに応答して、急速に11 L I
I レベルに対応する本来の電位レベル(= OV)に
なるので、結果的に、読み出しビット線4の電位が“L
”となるのに要する時間が従来よりも短縮される。
さて、前述のように本実施例では、データ読み出し時に
プリチャージトランジスタ7およびメモリセル1を介し
て電源から接地に流れる電流が小さいため、プリチャー
ジトランジスタ7のサイズを従来よりも大きくすること
ができる。プリチャージトランジスタ7のサイズ、すな
わち、駆動能力が大きいと、これに接続される読み出し
ビット線4を“H”レベルの電圧にプリチャージする時
間および、メモリセルからのデータ読み出しによって読
み出しビット線4が“H”レベルの電位となる時間が短
縮される。これによって、記憶データが“L”であるメ
モリセルからのデータ読み出し時間も短縮されることが
できる。
プリチャージトランジスタ7のサイズを大きくして、た
とえば IIIL”レベルの電位にある、出力端子Ao
に対応する読み出しビット線4に、記憶データが′L”
であるメモリセルからデータ読み出しが行われる場合を
想定する。この場合には、前記出力端子A。の電位の立
上がりに応答して、前記読み出しビット線4の電位は第
4図(d)に示されるように、対応するプリチャージト
ランジスタ7のサイズに応じた速度で″H″レベルの電
位V、。−■TIIまで上昇する。しかしながら、プリ
チャージトランジスタ7のサイズは大きいため、この速
度は第4図(d)に実線で示されるように、従来(図中
破線で示される)のそれよりも速い。
このように、このシリアルアクセスメモリによれば、読
み出しビット線4を“L”レベルの電位および“H”レ
ベルの電位のいずれに設定するのに要する時間も短縮さ
れる。
なお、センスアンプ102の構成および動作は従来のシ
リアルアクセスメモリに備えられるセンスアンプ(第9
図参照)と同様であり、ON状態にある読み出しビット
線アクセストランジスタ8aおよび8bを介して各々入
力される、読み出しビット線4の電圧およびその反転電
圧を差動増幅して第1rli!Jにおける読み出しデー
タバッファ104に与える。読み出しデータバッファ1
04も、従来と同様の動作を行なう。すなわち、読み出
しデータバッファ104は、第3図(d)に示されるよ
うに、読み出しクロック信号RCKの立上りに応答して
、センスアンプ102の出力信号を取込み、読み出しク
ロック信号RCKの次の立上りまで保持して出力する。
したがって、データ出力端子106には、読み出しクロ
ック信号RCKの各1周期間内に、センスアンプ102
によってレベルセンスされた最終的な電位が読み出しデ
ータとして順次出力される。
このため、読み出しクロック信号RCKの周期は、選択
された読み出しビット線4の電位が選択されたメモリセ
ルの記憶データに応じた所定の電位まで変化するのに要
する時間を考慮して設定される。しかしながら、このシ
リアルアクセスメモリでは、読み出しビット線4は従来
よりも高速に前記所定の電位に達する。したがって、読
み出しビット線4をプリチャージおよびレベルセンスす
る期間、すなわち、読み出しクロック信号RCKの周期
を従来よりも短く設定することが可能となる。このよう
な読み出しクロック信号RCKの周期の短縮化は、この
シリアルアクセスメモリにおけるデータ読み出し時間の
短縮化を意味する。したがって、このシリアルアクセス
メモリによれば、データ読み出し時間を従来よりも短く
することが可能となる。
なお、上記実施例では、メモリセル1が3つのトランジ
スタと1つのメモリキャパシタとによって構成された場
合について説明されたが、メモリセルの構成はこれに限
定されず、データ書込およびデータ読出のためのボート
を互いに独立して持つようなものであればよい。
また、上記実施例では、本発明がアクセスがアドレス順
に行なわれるシリアルアクセスメモリに適用された場合
について説明されたが、RAM(ランダムアクセスメモ
リ)などの他のメモリに適用することも可能である。
[発明の効果コ 以上のように本発明によれば、プリチャージ手段が、対
応する読出ビット線が選択されている期間にのみ能動化
されるため、データ読み出し時にプリチャージのために
読出ビット線に流れる貫通電流が従来よりも大幅に低減
される。これによって、データ読出時の消費電力が小さ
くなるとともに、読出ビット線の電位がL”レベルおよ
び“H″レベルれになるのに要する時間も短縮され、結
果的に従来よりも高速動作を行なう半導体記憶装置を得
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のシリアルアクセスメモリの
部分回路図、第2図は第1図に示されるシリアルアクセ
スメモリにおけるメモリセルの内部構成を示す回路図、
第3図は第1図に示されるシリアルアクセスメモリのデ
ータ読み出し時における動作を示すタイミングチャート
図、第4図は第1図に示されるシリアルアクセスメモリ
におけるデータ読み出し時の読み出しビット線の電位変
化を示すタイミングチャート図、第5図は実施例および
従来のシリアルアクセスメモリの全体構成を示す概略ブ
ロック図、第6図は従来のシリアルアクセスメモリの部
分回路図、第7図は第6図に示されるシリアルアクセス
メモリにおけるメモリセルの内部構成を示す回路図、第
8図は第6図に示されるシリアルアクセスメモリのデー
タ読み出し時における動作を示すタイミングチャート図
、第9図は従来および実施例のシリアルアクセスメモリ
に用いられるセンスアンプの具体的構成を示す回路図、
第10図は実施例および従来のシリアルアクセスメモリ
に用いられる読み出しアドレスポインタの具体的構成を
示す回路図である。 図において、1はメモリセル、3は書込みビット線、4
は読み出しビット線、5は書込みワード線、6は読み出
しワード線、7はプリチャージトランジスタ、8aおよ
び8bは読み出しビット線アクセストランジスタ、13
はインバータ、14は書込みトランジスタ、15は記憶
トランジスタ、16は読み出しトランジスタ、18は接
地、19は電源ライン、100はメモリブロック、1o
2はセンスアンプ、104は読み出しデータバッファ、
106はデータ出力端子、108はデータ入力端子、1
10は書込みデータバッファ、112は書込みアドレス
ポインタ、114は読み出しアドレスポインタ、116
は書込みクロック端子、118は読み出しクロック端子
である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 8o、8b 参上f4r−iF毫【ア7tス′I−ラ;
ンヌタ:14  ν乞t7ドしλ;1:q’、1Ao、
Arvf4ntt6”( 鳥3図 t 2 3 4 晃50 も6区 壽90 も ○纜 owFn フリ・77°70・17′ l 事件の表示 29発明の名称 3、補正をする者 事件との関係 住所 名称 代表者 4、代理人 住所 手続補正書(自発) 平成3年5月27日 平成2年特許願第70836号 半導体記憶装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 行および列のマトリックス状に配列された複数のメモリ
    セルと、 前記行の各々に対応して設けられる書込ワード線および
    読出ワード線と、 前記列の各々に対応して設けられる、書込ビット線およ
    び読出ビット線と、 前記読出ビット線の1つを、選択する手段と、前記読出
    ビット線の各々に対応して設けられ、かつ、対応する前
    記読出ビット線を所定の電位にプリチャージする手段と
    、 前記プリチャージ手段の各々を、対応する読出ビット線
    が前記選択手段によって選択されている期間にのみ能動
    化する手段とを備え、 前記プリチャージ手段のいずれも、他のプリチャージ手
    段が能動化されているときには、能動化されない、半導
    体記憶装置。
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