JPH03271486A - 防犯用積層構造材 - Google Patents

防犯用積層構造材

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JPH03271486A
JPH03271486A JP2070651A JP7065190A JPH03271486A JP H03271486 A JPH03271486 A JP H03271486A JP 2070651 A JP2070651 A JP 2070651A JP 7065190 A JP7065190 A JP 7065190A JP H03271486 A JPH03271486 A JP H03271486A
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JP
Japan
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resistance
steel plate
laminated
materials
metal
Prior art date
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JP2070651A
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English (en)
Inventor
Yuji Sugiura
杉浦 雄治
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TOOKEN INTERIOR DESIGN KK
Original Assignee
TOOKEN INTERIOR DESIGN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、金庫、キャッシュデイスペンサーなどの構成
材金庫用建築物、キャッシュデイスペンサー用建築物を
建築するための建材、金庫用防犯用具、キャッシュデイ
スペンサー用防犯用具などとして使用する防犯用の積層
構造材に関する。
従来技術と問題点 近時、キャッシュデイスペンサーが金融機関、街角、駅
など多くの場所で手軽に利用されるようになったのに伴
ない、そのキャッシュデイスペンサーを狙った盗難犯罪
が多発している。上記のキャッシュデイスペンサーは、
鋼板で構成され、ガス切断機で簡単に焼切るごとが可能
なため、キャッシュデイスペンサーを狙った盗難犯罪で
は、ガス切断機が主用され、他にハンマー ドリル、鋸
、バールなどが使用される。
金融機関が建築物と一体に構成している金庫は、コンク
リート、ベニヤ板などで強固に構成されているため、盗
難犯罪に遭遇し難いといった利点を有している。
本発明は、キャッシュデイスペンサーにかかわる前記盗
難犯罪の多発、金融機関の強固な金庫などに着目すると
共に、キャッシュデイスペンサーにかかわる前記盗難犯
罪にあっては、犯罪の発生を知った警備員が20分位で
犯行現場に駆けつければよいことに決められていること
に着目して研究をすすめた結果、成る種の素材及び成る
種の非鉄金属物質などを組合せた積層構造材の場合、焼
切ったり、穿孔したりするのに20分位の作業時間を必
要とするという知見を得たことによってなされたもので
ある。
上述の知見に基づく本発明の目的は、簡単に焼切り作業
及び穿孔作業などの犯行のための作業を行い難い防犯に
適した積層構造材を提供することである。
問題点解決のための手段 上述の目的を達成するために本発明がなした手段は、焼
切孔閉塞性を有し、かつ耐穿孔性を有した金属素材及び
/又は非鉄金属素材と、耐火性及び耐切断性を有する非
金属素材と、密着性及び耐熱性を有する木質部材と、鋼
板素材と熱によって耐熱性物質に化学変化する非鉄金属
物質等の素材群から選ばれた選択素材を積層一体化せし
めたということである。
作用効果 本発明は、上述の手段からなるので、−焼切孔閉塞性、
耐穿孔性、耐火性、耐切断性、耐熱性などが発揮され、
焼切り作業、穿孔作業、切断作業などの犯行のための作
業を簡単に行ない難い積層構造材が得られる。
実施例 本発明で使用可能な素材例、積層組合わせ例などの順に
説明する。
請求項(1)の素材例 焼切られて溶融すると焼切孔閉塞性を有し、かつ耐穿孔
性を有する金属素材としては、ステンレススチールが考
えられ、同様な性質を有する非鉄金属素材としては、亜
鉛が考えられる。ステンレススチール板は、ガス切断機
で焼切っても溶融するとすぐれた流動性を発揮するので
、起立せしめて焼切ると、溶融して流化し、焼切孔をす
ぐに閉塞してしまい、なかなか焼切孔を開穿し難いこと
、及び硬度が高いことによってドリルなどの穿孔工具に
よる穿孔作業に手間どることなどの特性を有する。亜鉛
もステンレススチール板と同様な性質を有する。耐火性
及び耐切断性を有する非金属素材としては、石こうが考
えられる。石こうボード(平板、波板の両方を含む)は
、よく知られてるいように燃えにくいと共に、鋸などの
刃物では切断しにくいという特性を有する。密着性及び
難燃性を有する木質素材としては、ベニヤ合板が考えら
れる。ベニヤ合板は、よく知られているように収縮、膨
張が小さいことにより、他の部材や素材とすぐれた密着
性を呈し木質であるから燃えるものの他の木質素材より
も難燃である。鋼板素材は、炭素鋼、特殊鋼など広く知
られている素材でつくられた鋼板類である。
上記した素材群の中から選択した選択素材を積層一体化
せしめて積層構造材を構成するようにする。
請求項(2)の素材例 請求項(1)で使用される素材例と共通な素材例として
、前記鋼板素材(炭素鋼など)、前記非金属素材(石こ
うボード)、前記金属素材(ステンレススチール)及び
/又は非鉄金属素材(亜鉛)などがある。この請求項(
2)のみで使用される素材例として、熱によって耐熱性
物質に化学変化する非鉄金属物質がある。この非鉄金属
物質としては、水酸化アルミナが考えられる。水酸化ア
ルミナは、耐熱温度が36(1℃であるが、溶融すると
耐熱温度が2200℃のアルミナに化学変化し、耐熱性
が飛躍的に増大する。水酸化アルミナは、粉末であるか
ら、積層構造材を構成するときは、前記焼切孔閉塞性と
耐穿孔性とを有する金属素材(ステンレススチール)又
は同様な性質を有する非鉄金属素材(亜鉛)又は鋼板で
製造した箱型容器に充填して使用する。水酸化アルミナ
は、前記したように熱によってアルミナに変化するが、
このアルミナの耐熱温度がガス切断機の溶断温度(青炎
先端の温度で2900℃位)に近いため、簡単にガス切
断することが困難になる。
次に積層組合わせの例を図面参照のもとに説明する。
請求項(1)の積層組合わせ例 第1図及び第2図は第1例を示すもので、右側から順に
ステンレススチール板1(厚さ1.5mm )、石こう
ボード2(厚さ6mm)、亜鉛3(厚さ2.3mの)、
ベニヤ合板4(厚さ5.5mm ) 、ステンレススチ
ール板1(厚さ1.5mm ) 、鋼板5(厚さ1.6
mm)を積層一体化して6層構造にする。
第3図は第2例を示すが、各素材の厚さは第1例と同じ
である。右側から順にステンレススチール板1、石こう
ボード゛2、亜鉛3、ベニヤ合板4、鋼板5、ステンレ
ススチール板1を積層一体化して6層構造にする。
第4図は第3例を示すもので、各素材の厚さは第1例と
同じである。右側から順にステンレススチール板1、石
こうボード2、亜鉛3、鋼板5、ベニヤ合板4、ステン
レススチール板1を積層−体化して6層構造にする。
第5図は第4例を示すもので、各素材の厚さは第1例と
同じである。右側から順に鋼板5、ベニヤ合板4、亜鉛
3、石こうボード2、ステンレススチール板1、鋼板5
を積層一体化して6層構造にする。
第6図はベニヤ合板を省略した第5例を示すもので、各
素材の厚さは第1例と同じである。右側から順に鋼板5
、石こうボード2、亜鉛3、ステンレススチール板1、
鋼板5を積層二体化して5層構造にする。
第7図もベニヤ合板を省略した第6例を表わしたもので
、各素材の厚さは第1例と同じである。
右側から順にステンレススチール板1、石こうボード2
、亜鉛3、鋼板5、ステンレススチール板1を積層一体
化して5層構造にする。
各素材の積層組合わせは、上記各側に制約されるもので
はなく、他に幾通りもの積層組合わせ例が考えられる。
そして、積層一体化のための接合手段は、各素材の積層
組合わせによっているいろな手段が考えられる。たとえ
ば、隣合う素材が溶接可能な素材ならば溶接手段を、溶
接不可能であってもバインダー接合が可能な素材ならば
バインダー接合手段を採用することが考えられ、ほかに
各素材を積層した後、不図示の断面C字形成いは断面り
字形などのチャンネル製周枠を全周に固定する手段が考
えられる。この周枠固定手段は、積層構造材の両側が溶
接可能な素材ならば溶接手段を、溶接不可能であっても
、バインダー接合が可能ならば、バインダー接合手段を
採用することが考えられる。
請求項(2)の積層組合わせ例 第8図及び第9図は第1例を示すもので、右側から順に
鋼板5(厚さ1.2mm) 、石こうボード2(厚さ6
mm)、水酸化アルミナ6(厚さ10mm)、亜鉛3(
厚さ1.2mm) 、鋼板5(厚さ1.2mm)を積層
一体化して5層構造にする。水酸化アルミナ6は粉末な
ので、鋼板(厚さ1.2mm位)で製造した箱型容器6
° に充填して使用する。
第10図は第2例を示すもので、各素材の厚さは第1例
に同じである。右側から順に鋼板5、石こうボード2、
水酸化アルミナ6、亜鉛3、ステンレススチール板1(
厚さ 1.2mm)を積層一体化して5層構造にする。
水酸化アルミナの使用形態は、第1例と同じである。
第11図は第3例を示すもので、各素材の厚さ及び水酸
化アルミナの使用形態は第1例と同じである。右側から
ステンレススチール板1、石こうボード2、水酸化アル
ミナ6、亜鉛3、鋼板5を積層一体化して5層構造にす
る。
第12図は第4例を示すもので各素材の厚さ及び水酸化
アルミナの使用形態は第1例と同じである。
右側から順にステンレススチール板1、水酸化アルミナ
6、石こうボード2、亜鉛3、鋼板5を積層一体化して
5層構造にする。
第13図は石こうボードを省略した第5例を示すもので
、右側から順にステンレススチール板1、水酸化アルミ
ナ6、亜鉛3、鋼板5を積層一体化して4層構造にする
。この例における各素材の厚さと水酸化アルミナの使用
形態とは第1例と同じである。
各素材の積層組合わせは、上側のほか幾通りも考えられ
、積層一体化手段も請求項(1)の場合と同様にいろい
ろな手段が考えられる。
次に上述の如く構成した積層構造材でキヤ・yシュデイ
スペンサー用防犯用具(以下この防犯用具をプロチク−
ターと称す)を構成する例を第14図から第16図に基
づいて概略説明する。
上記プロテクターPは、屋内に設置されているキャッジ
にデイスペンサーCDの下部外面(現金収納部が設けら
れている部位外面)を正面と背面から挟むように配置す
る。プロテクターPは、キャッシュデイスペンサーCD
の設置態様によっては、該デイスペンサーの正面側にの
6配置する場合がある。プロテクターPは、正面側に開
閉自在な扉P0を有し、キャッシュデイスペンサーCD
の現金収納部に現金を出入自在ならしめるが、扉P□は
正面から見えない錠装置によって必要時以外ロックされ
ている。
切断時間テスト 請求項(1)の積層構造材(具体的には実施例の第1例
)についてガス切断機による切断時間テストを行なった
ところ、約18〜19分かかり、事故発生を知った警備
員が駆けつけるまでの必要時間(20分位)をほぼ満た
していることが証明された。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明積層構造材の積層組合わせ例を表わしたも
ので、第1図か−ら第7回速は請求項(1)の例を示し
、第1図は第1例の一部斜視図、第2図は第1例の一部
を示した縦断面図、第3図は第2例、第4図は第3例、
第5図は第4例、第6図は第5例、第7図は第6例の各
一部を示した縦断面図、第8図から第13回速は請求項
(2)の例を示した尤ので、第8図は第1例の斜視図、
第9図は第1例の一部を表わした縦断面図、第10図は
第2例、第1I図は第3例、第12図は第4例、第13
図は第5例の各一部を示した縦断面図、第14図は本発
明積層構造材で構成したキャッシュデイスペンサー用プ
ロテクターの概略例を示す一部切欠側面図、第15図は
一部切欠平面図、第16図は正面図である。 図中 1・・・ステンレススチール板 2・・・石こうボード 4・・・ベニヤ合板 6・・・水酸化アルミナ 3・・・亜 鉛 5・・・鋼 板 P・・・プロテクター CD・・・キャッシュデイスペンサー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)焼切られて溶融すると焼切孔閉塞性を有し、かつ
    耐穿孔性を有した金属素材及び/又は非鉄金属素材と耐
    火性及び耐切断性を有する非金属素材と、密着性及び難
    燃性を有する木質素材と、鋼板素材等の素材群から選択
    された選択素材を積層一体化せしめた防犯用積層構造材
  2. (2)鋼板素材と耐火性及び耐切断性とを有する非金属
    素材と、熱によって耐熱性物質に化学変化する非鉄金属
    物質と、焼切られて溶融すると焼切孔閉塞性を有し、か
    つ耐穿孔性を有した金属素材及び/又は非鉄金属素材の
    素材群から選ばれた選択素材を積層一体化せしめた防犯
    用積層構造材。
JP2070651A 1990-03-19 1990-03-19 防犯用積層構造材 Pending JPH03271486A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2757553A1 (fr) * 1996-12-20 1998-06-26 Knauf Westdeutsche Gips Paroi porteuse resistant aux effractions

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5292340A (en) * 1975-07-31 1977-08-03 Matsushita Electric Works Ltd Heat-proof power distributing board
JPS56885B2 (ja) * 1973-04-26 1981-01-10
JPS62171956A (ja) * 1985-11-04 1987-07-28 ハダツク セキユリテイ アクチ−ボラグ 耐火壁構造

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