JPH03271142A - セメントクリンカ冷却装置の落下クリンカ処理法および処理装置 - Google Patents

セメントクリンカ冷却装置の落下クリンカ処理法および処理装置

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JPH03271142A
JPH03271142A JP6831090A JP6831090A JPH03271142A JP H03271142 A JPH03271142 A JP H03271142A JP 6831090 A JP6831090 A JP 6831090A JP 6831090 A JP6831090 A JP 6831090A JP H03271142 A JPH03271142 A JP H03271142A
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JP
Japan
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clinker
grate
cooling
air
pressure
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Pending
Application number
JP6831090A
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English (en)
Inventor
Yoji Kawamura
川村 洋二
Chiaki Sasaki
千明 佐々木
Hiyuuma Kaneko
比右馬 金子
Kenji Futomi
健志 太見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Onoda Cement Co Ltd
Original Assignee
Onoda Cement Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はロータリキルンの様なセメント焼成装置で焼
成または焼結された高温のセメントクリンカ、石灰石等
を流動化混合冷却領域、および後続のグレート冷却領域
が形成された冷却装置において、空気や他の気体等で冷
却するセメントクリンカ冷却装置の落下クリンカの処理
法および処理装置に関するものである。
[従来の技術] 一般に、ロータリキルンの棟なセメント焼成装置で焼成
されたセメントクリンカは1300℃程度の高温状態で
グレート式冷却装置に落下してクリンカ層を形成し、グ
レート下方から上方に流れる空気や他の気体等によって
冷却される。熱経済的観点からは、冷却装置に落下する
高温クリンカの保有する熱を出来るだけ多く回収するこ
と、並びにこの冷却装置からの排気の一部が焼成装置へ
の二次空気として用いられる場合が多いので、出来る限
り高温の排気を得ることが望ましい、従って、冷却装置
に形成されるクリンカ層は均一で厚い層にしなければな
らない、このために、本出願人は、ロータリキルンにて
焼成したクリンカを、グレート冷却領域に前置した流動
化混合冷却領域にて流動化混合するクリンカ冷却装置を
先に出願したく特開昭63−156044号、特願平1
−336368号)。
[発明が解決しようとする問題点] 併し乍ら、この様な流動化混合領域を前置したクリンカ
冷却装置においては、クリンカを流動化混合するために
固定床、またはクリンカを移送させながら冷却するグレ
ートに冷却用の圧縮空気を噴射するノズルや孔口を設け
て、これらノズルから圧縮空気を噴射してクリンカを流
動化して冷却するようにしているので、クリンカがノズ
ルや孔口内に落下してノズルや孔口部分に溜まって圧縮
空気供給管が詰まる恐れがある。従って、維持管理のた
めに、グレートの下の風室内の圧縮空気供給管に排出用
バルブ等の駆動部を設けることも考えられるが、運転中
は風室内に入れず、維持管理上問題がある。
従って、この発明の目的はこの様な従来におけるクリン
カ層を流動化混合するグレート式冷却装置における問題
を解決するために、キルンにて焼成したクリンカを、グ
レート冷却領域の前に設置した流動化混合領域のグレー
トに連通ずる高圧空気供給用の配管の一端を、グレート
の下の風室から外に延ばして切換弁を設けると共に、端
部を風室内に戻して落下したクリンカを回収するように
した、セメントクリンカ冷却装置の落下クリンカ処理法
および処理装置を提供することにある。[問題点を解決
するための手段] この発明に依れば、セメントクリンカ冷却装置の落下ク
リンカ処理法および処理装置は、キルンにて焼成したク
リンカをグレート冷却領域の前に設置した流動化混合冷
却領域のグレートに連通ずる高圧空気供給用の配管の一
端を、グレートの下の風室から外に延ばして切換弁を設
けると共に、端部を風室内に戻して落下したクリンカを
回収するようにしている。
この発明の他の目的や特長および利点は以下の添付図面
に沿っての詳細な説明から明らかに戒ろう。
[実 施 例] 図面の第1.2図にはこの発明のセメントクリンカ冷却
装置の落下クリンカ処理法を実施するための落下クリン
カ処理装置の第1の実施例が示されており、図示される
様に、この発明の落下クリンカ処理装置30においては
キルン用バーナ3が設けられたロータリキルン2の様な
セメント焼成装置のクリンカ出口側にグレート式のクリ
ンカ冷却装置lが連接して設けられており、このロータ
リキルン2のクリンカ落下口の処、すなわちクリンカ投
入口に流動化混合冷却領域Aが形成され、この流動化混
合冷却領域Aに続いて所謂グレート冷却領域Bが形成さ
れている。図示の第1の実施例において、グレート式の
クリンカ冷却装置1にはクリンカを移送冷却するための
固定式のグレート部材6と可動式のグレート部材7とが
交互に設けられて戒る揺動するグレート5が設けられ、
流動化混合冷却領域Aにおいて、このグレート5の固定
式のグレート部材6に高圧ノズル8が設けられている。
これら高圧ノズル8は接続管11を介して夫々導管10
に接続され、この導管10に冷却空気圧送用高圧ブロワ
−9が接続されていて高圧の冷却空気が供給されるよう
に戒っている。
また、このグレート5の下には複数個に区分された風箱
14が設けられていて、この風箱14内に低圧冷却空気
が供給される。このために、低圧冷却空気噴出用の複数
個の小さな孔がグレート5の固定および可動のグレート
部材6.7に設けられていて、グレート5の下の風箱1
4と連通されていて導管15を介して低圧ファン16に
よって冷却空気が導入される。このグレート5の下の風
箱14は必要に応じて適宜な数に分けることが出来る。
この発明の落下クリンカ処理装置30においては、クリ
ンカ冷却装置flのグレート5に設けられた高圧冷却空
気噴出用の高圧ノズル8が接続される導管10は端部が
風室14の外に延長されていて、常時は閉じている電磁
弁の様な切換弁31が設けられており、管32を介して
再び風室14内に端部が戻されて風室14内に開口され
ている。
この切換弁31は電磁弁が好適で、5〜10時間に1回
程開かれて、高圧ノズル8から接続管11および導管1
0等の配管内に落下したクリンカが管32を通って流れ
て風室14内に排出されるようになっている。
この発明のこの様な落下クリンカ処理装置30が設けら
れたクリンカ冷却装置1においては、第1図および第2
図に示される様に、ロータリキルン2のクリンカ出口か
ら排出されたクリンカ4はクリンカ冷却装置1の流動化
混合冷却領域Aにおいてグレート5の上に落下して、揺
動するグレート5によって移送され乍らグレート5の上
にて複数個の高圧ノズル8から噴出される高圧の冷却空
気によって流動化混合冷却されると共に、グレート5の
小さな孔から噴出される低圧の冷却空気によって好適に
混合冷却される。
続いて、後続のグレート冷却領域Bのグレート5におい
て、往復運動されるグレート5の上を移動するクリンカ
4が、グレート5の下部の風箱14から低圧ファン16
によって冷却空気を噴出して更に冷却され出口側へと移
送される。
クリンカ冷却装置において、クリンカ4とこの様にして
熱交換された冷却空気は昇温されて、上流側の一部から
の高温排気ガスがキルン用二次空気17として用いられ
、他の排気は順次温度が下がるにつれて助燃炉用抽気1
8、給水加熱器用抽気19として利用され、最終の低熱
価の排気は電気集塵機排気20として電気集塵機を介し
て大気中に排出されるが、回収排気の利用は本実施例に
限定されることなく種々利用出来る。冷却終了後のクリ
ンカ4は大塊破砕用のクラッシャ21により次の工程へ
と、例えば排出コンベヤの様な移送装置によって運ばれ
る。
こNで、前記流動化混合冷却領域Aに設けられた複数個
の高圧ノズル8はクリンカ進行方向の両側面から中央に
向かって順次切換え乍ら高圧空気を噴出するのが経済的
な均一混合のために好ましいが、次の高圧空気を噴出す
るまでの間はその間に低圧空気が挿入されるとしても少
量のクリンカが高圧ノズル8の中に落下することがあり
、また運転開始および終了時もクリンカが落下し易い。
そこで、グレート5の高圧ノズル8の孔の中に落下した
クリンカは一定時間毎に落下クリンカ処理装置30の切
換弁31を切換え作動することによって導管10に接続
された管32から風室14内に戻され、適宜回収して処
理することが出来る。
第3図には落下クリンカ処理装置30’の第2の実施例
が示されており、この実施例においては導管10から風
室14の外に延びる導管37が切換弁33.34を介し
てクリンカ回収容器40に接続開口され、クリンカ回収
容器40がら別の導管38が切換弁35.36を介して
延びていて管39を介して風室14内に戻されている。
従って、この第2の実施例においては、高圧ノズル8内
に落下したクリンカは、定期的に切換作動される切換弁
33〜36を介してクリンカ回収容器40内に排出され
て、このクリンカ回収容器40にてクリンカだけが回収
されて高圧空気は導管38および管39を介して風室1
4内に戻されてグレート5の上のクリンカを冷却するよ
うに利用される。
[発明の効果] この様に、この発明のクリンカ冷却装置の落下クリンカ
処理法および落下クリンカ処理装置に依れば、グレート
の高圧ノズルに落下したクリンカは、切換弁の定期的な
切換えによって回収され、高圧ノズルの処に溜まるクリ
ンカを除去して高圧冷却空気供給管が落下クリンカによ
って詰まるのを好適に防止することが出来る等の効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のクリンカ冷却装置の落下クリンカ処
理法を実施する落下クリンカ処理装置の第1の実施例の
概要図、第2図は第1図の落下クリンカ処理装置の拡大
部分図、第3図は落下クリンカ処理装置の第2の実施例
を示す拡大部分図である。図中、1:クリンカ冷却装置
、2:ロータリキルン、3:バーナ、4:クリンカ、5
ニゲレート、6:固定のグレート部材、7:可動のグレ
ート部材、8:高圧ノズル、9:高圧ブロワ−10,1
5:導管、11:接続管、14:風箱、16:低圧ファ
ン、17:二次空気、18:助燃炉用抽気、19:給水
加熱器用抽気、20:を気集塵機排気、21:クラッシ
ャ、30.30′ :落下クリンカ処理装置、31.3
3.34.35゜36:切換弁、32.3つ:管。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)キルンにて焼成したクリンカをグレート冷却領域
    の前に設置した流動化混合冷却領域のグレートに連通す
    る高圧空気供給用の配管の一端を、グレートの下の風室
    から外に延ばして切換弁を設けると共に、端部を風室内
    に戻して落下したクリンカを回収するようにしたセメン
    トクリンカ冷却装置の落下クリンカ処理法。
  2. (2)キルンにて焼成したクリンカを冷却するグレート
    式冷却装置において、グレート冷却領域の前に設置した
    流動化混合冷却領域に高圧冷却空気を噴出する複数個の
    高圧ノズルをグレートに設け、これら高圧ノズルに連通
    する高圧冷却空気供給用の配管の一端に切換弁を設ける
    と共に、端部を風室内に開口して高圧ノズル内に落下し
    たクリンカを回収するようにしたセメントクリンカ冷却
    装置の落下クリンカ処理装置。
JP6831090A 1990-03-20 1990-03-20 セメントクリンカ冷却装置の落下クリンカ処理法および処理装置 Pending JPH03271142A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006005997A1 (en) * 2004-07-02 2006-01-19 Flsmidth A/S Method and cooler for cooling hot particulate material

Cited By (4)

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WO2006005997A1 (en) * 2004-07-02 2006-01-19 Flsmidth A/S Method and cooler for cooling hot particulate material
JP2008504211A (ja) * 2004-07-02 2008-02-14 エフエルスミス エー/エス 高温粒状材料を冷却する方法及びクーラー
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US8100690B2 (en) 2004-07-02 2012-01-24 Flsmidth A/S Method and cooler for cooling hot particulate material

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