JPH0327089A - Crt表示装置の輝度むら補正回路 - Google Patents
Crt表示装置の輝度むら補正回路Info
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- JPH0327089A JPH0327089A JP16236489A JP16236489A JPH0327089A JP H0327089 A JPH0327089 A JP H0327089A JP 16236489 A JP16236489 A JP 16236489A JP 16236489 A JP16236489 A JP 16236489A JP H0327089 A JPH0327089 A JP H0327089A
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Landscapes
- Television Receiver Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はCRT表示装置に係わり、特に水平方向輝度む
らと垂直方向輝度むらとをカソード電圧およびグリッド
電圧とで補正するようにしたCRT表示装置の輝度むら
補正回路に関する。
らと垂直方向輝度むらとをカソード電圧およびグリッド
電圧とで補正するようにしたCRT表示装置の輝度むら
補正回路に関する。
[従来の技術〕
一般に、カラーCRT表示装置の要部は第6図のように
構威されている。すなわち、CRTI内には、R(赤)
.G(緑),B(青)に対応する各カソードKが配設さ
れており、各カソードKにはそれぞれビデオ増幅器2を
介してR,G,Bの各ビデオ信号が印加される。また、
各カソードKの前方位置には第1グリッドG l +第
2グリッドG2,第3グリッドG3が配設され、各グリ
ッド電圧V。l+ vG2+ VG3は高電圧発生回路
3から供給される。さらに、この高電圧発生回路3から
アノード4に対して例えば25KV等の高電圧VAが供
給される。また、CRT1の外周には水平煽向コイル5
および垂直偏向コイル6が巻装されており、各偏向コイ
ル5,6は水平同期信号および垂直同期信号に同期する
偏向コイル駆動回路7からの励磁電流で駆動される。
構威されている。すなわち、CRTI内には、R(赤)
.G(緑),B(青)に対応する各カソードKが配設さ
れており、各カソードKにはそれぞれビデオ増幅器2を
介してR,G,Bの各ビデオ信号が印加される。また、
各カソードKの前方位置には第1グリッドG l +第
2グリッドG2,第3グリッドG3が配設され、各グリ
ッド電圧V。l+ vG2+ VG3は高電圧発生回路
3から供給される。さらに、この高電圧発生回路3から
アノード4に対して例えば25KV等の高電圧VAが供
給される。また、CRT1の外周には水平煽向コイル5
および垂直偏向コイル6が巻装されており、各偏向コイ
ル5,6は水平同期信号および垂直同期信号に同期する
偏向コイル駆動回路7からの励磁電流で駆動される。
このようなCRT表示装置において表示画面1a上の輝
度は基本的に第1グリッドG1とカーソドK間の電圧差
(Vc+−Vx)に対応して変化する。一般に、グリッ
ド電圧V。,を調整することによって輝度調整を行う。
度は基本的に第1グリッドG1とカーソドK間の電圧差
(Vc+−Vx)に対応して変化する。一般に、グリッ
ド電圧V。,を調整することによって輝度調整を行う。
しかし、第7図(a)に示すように、CRTIの表示画
面1aの曲率中心ORと電子ビーム8の偏向中心OYと
の位置がずれているので、同図(b)(c)に示すよう
に、表示画面1aの中心部と周辺部とでは電子ビーム8
の表示画面1aの蛍光面に対する入射角αが異なる。し
たがって、電子ビーム8が斜めに入射される周辺部にお
いては、中央部に比較して輝度が低下する。
面1aの曲率中心ORと電子ビーム8の偏向中心OYと
の位置がずれているので、同図(b)(c)に示すよう
に、表示画面1aの中心部と周辺部とでは電子ビーム8
の表示画面1aの蛍光面に対する入射角αが異なる。し
たがって、電子ビーム8が斜めに入射される周辺部にお
いては、中央部に比較して輝度が低下する。
また、カラーCRT表示装置においては、CRT1の表
示画面1aの蛍光面の内側には一定厚みを有するシャド
ーマスクが配設されており、電子ビーム8はシャドーマ
スクに穿設された穴を通過して蛍光面に入射するが、周
辺部においては、穴に垂直に入射されずに、傾斜して入
射される。
示画面1aの蛍光面の内側には一定厚みを有するシャド
ーマスクが配設されており、電子ビーム8はシャドーマ
スクに穿設された穴を通過して蛍光面に入射するが、周
辺部においては、穴に垂直に入射されずに、傾斜して入
射される。
したがって、蛍光面上ににおける電子ビーム8の照射面
積が中央部の照射面積に比較して小さくなるので、前述
した輝度がさらに低下する。
積が中央部の照射面積に比較して小さくなるので、前述
した輝度がさらに低下する。
よって、第8図に示すように、水平方向および垂直方向
の両方向において周辺部は中央部に比較して画面が暗く
なる。
の両方向において周辺部は中央部に比較して画面が暗く
なる。
表示画面1aの曲率中心ORと電子ビーム8の偏向中心
OYとの間の位置ずれ量にもよるが、周辺部は中央部に
比較して輝度が4割程度低下する場合もある。
OYとの間の位置ずれ量にもよるが、周辺部は中央部に
比較して輝度が4割程度低下する場合もある。
このような不都合を解消するためには、電子ビーム8が
表示画面1aの周辺部に入射するときのみグリッド電圧
VGIを増加させればよい。
表示画面1aの周辺部に入射するときのみグリッド電圧
VGIを増加させればよい。
一般のテレビジョン放送の水平同期信号の周波数f.は
15.7kHzであり、垂直同期信号の周波数fVは8
0Hzである。よって、水平方向に対しては右端と左端
で高くなり中央で低くなる周波数f H = 15.7
k Hzのパラボラ波形電圧を作成し、垂直方向に対し
ては上端と下端で高くなり中央で低くなる周波数f v
− 8011zのパラボラ波形電圧を作成し、両方のパ
ラボラ波形電圧を合成して、第9図に示す電圧波形を作
成して、この電圧波形でグリッド電圧V6Iを変調すれ
ばよい。このような電圧波形を有したグリッド電圧V。
15.7kHzであり、垂直同期信号の周波数fVは8
0Hzである。よって、水平方向に対しては右端と左端
で高くなり中央で低くなる周波数f H = 15.7
k Hzのパラボラ波形電圧を作成し、垂直方向に対し
ては上端と下端で高くなり中央で低くなる周波数f v
− 8011zのパラボラ波形電圧を作成し、両方のパ
ラボラ波形電圧を合成して、第9図に示す電圧波形を作
成して、この電圧波形でグリッド電圧V6Iを変調すれ
ばよい。このような電圧波形を有したグリッド電圧V。
1を印加すると、表示画面1a上の左右上下の各周辺部
に電子ビーム8が入射された時点においては、グリッド
電圧VG1が中央部に比較して高くなっているので、中
央部と周辺部間の輝度むらは解消される。
に電子ビーム8が入射された時点においては、グリッド
電圧VG1が中央部に比較して高くなっているので、中
央部と周辺部間の輝度むらは解消される。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記のように構成されたCRT表示装置
の輝度むら補正回路においても、まだ次のような問題が
あった。
の輝度むら補正回路においても、まだ次のような問題が
あった。
すなわち、第1グリットG1に対して水平偏向および垂
直偏向に同期する第9図に示す波形を有するグリッド電
圧VGIを印加するためには、グリッド電圧V。,を出
力する高電圧発生回路3やパラボラ波形電圧で変調後の
増幅器等の各回路構底部材は、波形歪みをなくすために
、パラボラ波形電圧の周波数の10倍以上の周波数特性
を有する必要があるので、グリッド電圧VGIの増幅器
は15.7k HzX 10 − 157 k Hz以
上の周波数特性を有する必要がある。また、水平方向の
パラボラ波形電圧と垂直方向のパラボラ波形電圧とを合
或する合成回路が必要となる。その結果、CRT表示装
置全体の製造費が大幅に上昇する問題がある。
直偏向に同期する第9図に示す波形を有するグリッド電
圧VGIを印加するためには、グリッド電圧V。,を出
力する高電圧発生回路3やパラボラ波形電圧で変調後の
増幅器等の各回路構底部材は、波形歪みをなくすために
、パラボラ波形電圧の周波数の10倍以上の周波数特性
を有する必要があるので、グリッド電圧VGIの増幅器
は15.7k HzX 10 − 157 k Hz以
上の周波数特性を有する必要がある。また、水平方向の
パラボラ波形電圧と垂直方向のパラボラ波形電圧とを合
或する合成回路が必要となる。その結果、CRT表示装
置全体の製造費が大幅に上昇する問題がある。
よって、一般家庭で使用されるテレビジョンセットにお
いては、輝度むら補正を行なっていないものが多い。こ
の理由は、多少周辺部が中央部より暗かったとしても、
テレビジョンセットが設置された周囲はさらに暗いと考
えられるので人間の目には周辺部が特に暗く感じること
はないからである。
いては、輝度むら補正を行なっていないものが多い。こ
の理由は、多少周辺部が中央部より暗かったとしても、
テレビジョンセットが設置された周囲はさらに暗いと考
えられるので人間の目には周辺部が特に暗く感じること
はないからである。
しかし、例えばコンピュータ端末用等の比較的解像度が
高く、良好な画質が要求されるCRT表示装置の場合に
は、前述した周辺部が暗くなる輝度むらが問題となる。
高く、良好な画質が要求されるCRT表示装置の場合に
は、前述した周辺部が暗くなる輝度むらが問題となる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
水平方向の輝度むらはカソードに印加されるビデオ信号
で補正し、垂直方向の輝度むらは第1グリッドの電圧で
補正することにより、グリッド電圧およびビデオ信号の
増幅器等の各回路構戊部材の周波数特性を何等変更する
ことなく、良好に水平方向および垂直方向の輝度むらを
補正でき、製造費を大幅に節減できるCRT表示装置の
輝度むら補正回路を提供することを目的とする。
水平方向の輝度むらはカソードに印加されるビデオ信号
で補正し、垂直方向の輝度むらは第1グリッドの電圧で
補正することにより、グリッド電圧およびビデオ信号の
増幅器等の各回路構戊部材の周波数特性を何等変更する
ことなく、良好に水平方向および垂直方向の輝度むらを
補正でき、製造費を大幅に節減できるCRT表示装置の
輝度むら補正回路を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段}
本発明のCRT表示装置の輝度むら補正回路においては
、水平偏向に同期して画面の周辺部へ行くほど電圧が高
くなるパラボラ波形電圧を出力する第1の電圧発生回路
と、垂直偏向に同期して画面の周辺部へ行くほど電圧が
高くなるパラボラ波形電圧を出力する第2の電圧発生回
路と、カソードへ印加されるビデオ信号を第1の電圧発
生回路から出力されるパラボラ波形電圧で変調する水平
方向輝度補正回路と、輝度調整用の第1グリッドのグ.
リッド電圧を第2の電圧発生回路から出力されるパラボ
ラ波形電圧で変調する垂直方向輝度補正回路とを備えた
ものである。
、水平偏向に同期して画面の周辺部へ行くほど電圧が高
くなるパラボラ波形電圧を出力する第1の電圧発生回路
と、垂直偏向に同期して画面の周辺部へ行くほど電圧が
高くなるパラボラ波形電圧を出力する第2の電圧発生回
路と、カソードへ印加されるビデオ信号を第1の電圧発
生回路から出力されるパラボラ波形電圧で変調する水平
方向輝度補正回路と、輝度調整用の第1グリッドのグ.
リッド電圧を第2の電圧発生回路から出力されるパラボ
ラ波形電圧で変調する垂直方向輝度補正回路とを備えた
ものである。
[作用]
このように構或されたCRT表示装置の輝度むら補正回
路においては、水平方向の輝度むらは、カソードヘ印加
されるビデオ信号が第1の電圧発生回路から出力される
水平偏向に同期するパラボラ波形電圧で変調されること
によって補正される。
路においては、水平方向の輝度むらは、カソードヘ印加
されるビデオ信号が第1の電圧発生回路から出力される
水平偏向に同期するパラボラ波形電圧で変調されること
によって補正される。
一方、垂直方向の輝度むらは、第1グリッド印加される
グリッド電圧VGIが第2の電圧発生回路から出力され
る垂直偏向に同期するパラボラ波形電圧で変調されるこ
とによって補正される。
グリッド電圧VGIが第2の電圧発生回路から出力され
る垂直偏向に同期するパラボラ波形電圧で変調されるこ
とによって補正される。
この場合、カソードへ印加されるビデオ信号は表示すべ
きドットデータに応動して信号レベルが変動するので、
もともとビデオ信号を増幅するビデオ増幅器の周波数特
性は水平偏向の周波数(例えば15.7k}lz)より
格段に高い周波数特性を有しているので、ビデオ増幅器
の周波数特性を特に改良する必要はない。また、第1グ
リッドへ印加されるグリッド電圧V。lは垂直方向の周
波数(例えば60Hz)で変調されるので、この程度の
周波数では従来の増幅器等の回路構成部材の周波数特性
を特に改良する必要はない。
きドットデータに応動して信号レベルが変動するので、
もともとビデオ信号を増幅するビデオ増幅器の周波数特
性は水平偏向の周波数(例えば15.7k}lz)より
格段に高い周波数特性を有しているので、ビデオ増幅器
の周波数特性を特に改良する必要はない。また、第1グ
リッドへ印加されるグリッド電圧V。lは垂直方向の周
波数(例えば60Hz)で変調されるので、この程度の
周波数では従来の増幅器等の回路構成部材の周波数特性
を特に改良する必要はない。
[実施例]
以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は実施例のCRT表示装置の輝度むら補正回路を
示す構成図である。第6図と同一部分には同一符号が付
してある。
示す構成図である。第6図と同一部分には同一符号が付
してある。
水平偏向コイル5と接地間に介挿されたS字補正用コン
デンサ11の両端に差動増幅器12が接続され、差動増
幅器12の出力端に可変抵抗13が接続されている。差
動増幅器12は例えば第2図に示すような回路構或を有
しており、S字補正用コンデンサ11の両端に発生する
パラボラ波形電圧を検出する。可変抵抗13は検出され
たパラボラ波形電圧の左右両端と中央部との電圧差(補
正量)を調整する。すなわち、S字補正用コンデンサ1
1,差動増幅器12,および可変抵抗13は、水平偏向
に同期して表示画面1aの左右周辺部へ行くほど電圧が
高くなるパラボラ波形電圧を出力する第1の電圧発生回
路14を構或する。
デンサ11の両端に差動増幅器12が接続され、差動増
幅器12の出力端に可変抵抗13が接続されている。差
動増幅器12は例えば第2図に示すような回路構或を有
しており、S字補正用コンデンサ11の両端に発生する
パラボラ波形電圧を検出する。可変抵抗13は検出され
たパラボラ波形電圧の左右両端と中央部との電圧差(補
正量)を調整する。すなわち、S字補正用コンデンサ1
1,差動増幅器12,および可変抵抗13は、水平偏向
に同期して表示画面1aの左右周辺部へ行くほど電圧が
高くなるパラボラ波形電圧を出力する第1の電圧発生回
路14を構或する。
一方、垂直偏向コイル6に対して直列介挿された出力コ
ンデンサ15の両端に差動増幅器17が接続され、差動
増幅器17の出力端に可変抵抗18が接続されている。
ンデンサ15の両端に差動増幅器17が接続され、差動
増幅器17の出力端に可変抵抗18が接続されている。
差動増幅器17は例えば第3図に示すような回路構成を
有しており、出力コンデンサ15の両端に発生するパラ
ボラ波形電圧を検出する。可変抵抗18は検出されたパ
ラボラ波形電圧の上下両端と中央部との電圧差(補正量
)を調整する。すなわち、出力コンデンサ15,差動増
幅器17,および可変抵抗18は、垂直偏向に同期して
表示画面1aの上下周辺部へ行くほど電圧が高くなるパ
ラボラ波形電圧を出力する第2の電圧発生回路19を構
成する。
有しており、出力コンデンサ15の両端に発生するパラ
ボラ波形電圧を検出する。可変抵抗18は検出されたパ
ラボラ波形電圧の上下両端と中央部との電圧差(補正量
)を調整する。すなわち、出力コンデンサ15,差動増
幅器17,および可変抵抗18は、垂直偏向に同期して
表示画面1aの上下周辺部へ行くほど電圧が高くなるパ
ラボラ波形電圧を出力する第2の電圧発生回路19を構
成する。
第1の電圧発生回路14から出力された周波数15.7
k Hzのパラボラ波形電圧は増幅器20で電圧波形が
パラボラ波形から中央部が高い山形波形に変換された後
、水平方向輝度補正回路21へ人力される。この水平方
向輝度補正回路21は、結合コンデンサ21aと分割抵
抗2lb,21cとからなり、CRT1のカソードKに
印加する電源電圧vcκを前記山形波形電圧で変調する
。そして、水平方向輝度補正回路21から出力された第
4図に示すカソード電圧Vκはビデオ増幅器22へ人力
される。
k Hzのパラボラ波形電圧は増幅器20で電圧波形が
パラボラ波形から中央部が高い山形波形に変換された後
、水平方向輝度補正回路21へ人力される。この水平方
向輝度補正回路21は、結合コンデンサ21aと分割抵
抗2lb,21cとからなり、CRT1のカソードKに
印加する電源電圧vcκを前記山形波形電圧で変調する
。そして、水平方向輝度補正回路21から出力された第
4図に示すカソード電圧Vκはビデオ増幅器22へ人力
される。
このビデオ増幅器22は抵抗22a, トランジスタ
22b. トランジスタ22C,抵抗22dを直列接
続したカスコード増幅器で形成され、トランジスタ22
bのベースはバッテリ22eにて一定電圧値に維持され
、トランジスタ22cのべ−スにビデオ信号が入力され
る。トランジスタ22bのコレクタがCRTIのカソー
ドKに接続されている。そして、ビデオ信号が表示画面
1aに表示すべきドットデータに対応して変化すると、
カソード電圧VKのレベルが同様に変動する。
22b. トランジスタ22C,抵抗22dを直列接
続したカスコード増幅器で形成され、トランジスタ22
bのベースはバッテリ22eにて一定電圧値に維持され
、トランジスタ22cのべ−スにビデオ信号が入力され
る。トランジスタ22bのコレクタがCRTIのカソー
ドKに接続されている。そして、ビデオ信号が表示画面
1aに表示すべきドットデータに対応して変化すると、
カソード電圧VKのレベルが同様に変動する。
一方、第2の電圧発生回路19から出力された周波数6
0112のパラボラ波形電圧は増幅器23で増幅された
後,垂直方向輝度補正回路24へ入力される。この垂直
方向輝度補正回路24は、結合コンデンサ24aと分割
抵抗24b,24 cとからなり、第1グリッドG,に
印加する電圧VCCIを前記パラボラ波形電圧で変調す
る。そして、垂直方向輝度補正回路24から出力された
第4図に示すグリッド電圧VC+は第1グリッドG.へ
印加される。
0112のパラボラ波形電圧は増幅器23で増幅された
後,垂直方向輝度補正回路24へ入力される。この垂直
方向輝度補正回路24は、結合コンデンサ24aと分割
抵抗24b,24 cとからなり、第1グリッドG,に
印加する電圧VCCIを前記パラボラ波形電圧で変調す
る。そして、垂直方向輝度補正回路24から出力された
第4図に示すグリッド電圧VC+は第1グリッドG.へ
印加される。
カソード電圧Vκは通常負の電圧値であるので、第1グ
ッドG,とカソードKとの間の電圧(G+−K間電圧)
は第4図に示すように、垂直偏向に同期する周波数60
Hzのパラボラ波形電圧に水平偏向に同期する周波数1
5.7kHzのパラボラ波形電圧が重畳した電圧波形と
なる。
ッドG,とカソードKとの間の電圧(G+−K間電圧)
は第4図に示すように、垂直偏向に同期する周波数60
Hzのパラボラ波形電圧に水平偏向に同期する周波数1
5.7kHzのパラボラ波形電圧が重畳した電圧波形と
なる。
このように構成されたCRT表示装置の輝度むら補正回
路であれば、カソードKから出力された電子ビーム8が
第1グリッドG1で制御され、各偏向コイル5.6で偏
向されて表示画面1aの蛍光面に衝突して、蛍光素子を
発光させるが、G,−K間電圧が第4図に示すように、
水平偏−向および垂直偏向に同期してパラボラ形に変調
される。したがって、電子ビーム8が表示画面1aの左
右上下の周辺部に入射する場合のG,−K間電圧が表示
画面1aの中央部におけるG,−K間電圧より高いので
、表示画面周辺部の輝度不足は解消され、表示画面全体
に亘って均一な輝度とすることができる。
路であれば、カソードKから出力された電子ビーム8が
第1グリッドG1で制御され、各偏向コイル5.6で偏
向されて表示画面1aの蛍光面に衝突して、蛍光素子を
発光させるが、G,−K間電圧が第4図に示すように、
水平偏−向および垂直偏向に同期してパラボラ形に変調
される。したがって、電子ビーム8が表示画面1aの左
右上下の周辺部に入射する場合のG,−K間電圧が表示
画面1aの中央部におけるG,−K間電圧より高いので
、表示画面周辺部の輝度不足は解消され、表示画面全体
に亘って均一な輝度とすることができる。
また、周波数15.7kHzで変調されたカソード電圧
VKが人力されるビデオ増幅器22には、もともと上記
周波数15.7kHZより桁違いに高い周波数成分を有
するビデオ信号が人力されているので、従来のビデオ増
幅器22の周波数特性を特に改良する必要はない。すな
わち、従来のビデオ増幅器をそのまま使用することが可
能である。
VKが人力されるビデオ増幅器22には、もともと上記
周波数15.7kHZより桁違いに高い周波数成分を有
するビデオ信号が人力されているので、従来のビデオ増
幅器22の周波数特性を特に改良する必要はない。すな
わち、従来のビデオ増幅器をそのまま使用することが可
能である。
さらに、第1グリッドG1へ印加されるグリッド電圧V
。1は垂直偏向の周波数8 0 t{ zで変調される
のみである。したがって、この程度の周波数では従来回
路の周波数特性を特に改良する必要ない。
。1は垂直偏向の周波数8 0 t{ zで変調される
のみである。したがって、この程度の周波数では従来回
路の周波数特性を特に改良する必要ない。
また、従来回路のように、水平方向と垂直方向との各パ
ラボラ波形電圧を合成する必要もない。
ラボラ波形電圧を合成する必要もない。
よって、CRT表示装置全体の回路構成を簡素化できる
と共に、製造費を大幅に低減できる。
と共に、製造費を大幅に低減できる。
第5図は本発明の他の実施例に係わるCRT表示装置の
輝度むら補正回路の要部を取出して示す回路図である。
輝度むら補正回路の要部を取出して示す回路図である。
すなわち、ビデオ信号は結合コンデンサ31を介してビ
デオ増幅器32で増幅された後CRTIのカソードKに
印加される。一般に、結合コンデンサ31゜を使用した
回路においては、ラスターが表示画面1aの左端から右
端へ走査される間のビデオ信号の状態によりビデオ増幅
器32の出力電圧の直流レベル値が変動するため、ラス
ターが右端から左端まで戻る期間内、すなわち、バック
ボーチ期間内に、ビデオ信号の直流レベルを黒レベルに
戻す必要があるので、第5図に示すようなクランブ回路
33が組込まれている。
デオ増幅器32で増幅された後CRTIのカソードKに
印加される。一般に、結合コンデンサ31゜を使用した
回路においては、ラスターが表示画面1aの左端から右
端へ走査される間のビデオ信号の状態によりビデオ増幅
器32の出力電圧の直流レベル値が変動するため、ラス
ターが右端から左端まで戻る期間内、すなわち、バック
ボーチ期間内に、ビデオ信号の直流レベルを黒レベルに
戻す必要があるので、第5図に示すようなクランブ回路
33が組込まれている。
このクランブ回路33においては、ビデオ増幅器32の
出力信号を抵抗33a,33bで分圧し、中間点をバッ
ファアンプ33cを介してバックボーチ期間のみ閉成さ
れるアナログスイッチ33dを介してコンデンサ33e
に接続すると共に、バッファアンプ33fおよび抵抗3
3gを介してビデオ増幅器32の人力端子に接続してい
る。そして、クランプ回路33として正常に動作させる
ためには、コンデンサ33eの他端を接地させておく。
出力信号を抵抗33a,33bで分圧し、中間点をバッ
ファアンプ33cを介してバックボーチ期間のみ閉成さ
れるアナログスイッチ33dを介してコンデンサ33e
に接続すると共に、バッファアンプ33fおよび抵抗3
3gを介してビデオ増幅器32の人力端子に接続してい
る。そして、クランプ回路33として正常に動作させる
ためには、コンデンサ33eの他端を接地させておく。
すなわち、゛アナログスイッチ33dが閉威されている
間にコンデンサ33eが規定電圧に充電され、その規定
電圧がバッファアンプ33fおよび抵抗33gを介して
ビデオ増幅器32へ入力される。
間にコンデンサ33eが規定電圧に充電され、その規定
電圧がバッファアンプ33fおよび抵抗33gを介して
ビデオ増幅器32へ入力される。
そして、この実施例においては、コンデンサ33eの他
端を接地する代りに、このコンデンサ33eの他端にバ
ソファアンプ34を介して前述した第1の電圧発生回路
14から出力される水平偏向に同期する周波数15.7
kHzのパラボラ波形電圧が印加される。
端を接地する代りに、このコンデンサ33eの他端にバ
ソファアンプ34を介して前述した第1の電圧発生回路
14から出力される水平偏向に同期する周波数15.7
kHzのパラボラ波形電圧が印加される。
なお、CRTIの第1グリッドG1には第1図と同様に
垂直方向輝度補正回路24から出力される垂直偏向に同
期する周波数6 0 H zのノくラボラ波形電圧で変
調されたグリッド電圧VG1が印加される。
垂直方向輝度補正回路24から出力される垂直偏向に同
期する周波数6 0 H zのノくラボラ波形電圧で変
調されたグリッド電圧VG1が印加される。
このように構成された輝度むら補正回路におい−C ,
アナログスイッチ33dが解放された期間においては、
コンデンサ33eの他端にノくラボラ波形電圧が印加さ
れるので、バツファアンプ33fおよび抵抗33gを介
してビデオ増幅器32の入力端に印加されるコンデンサ
33eの端子電圧はパラボラ波形電圧で変調される。そ
の結果、ビデオ増幅器32から出力される、ビデオ信号
に対応してレベル変化するカソード電圧Vκは水平偏向
に同期する周波数15.7kllzのパラボラ波形電圧
で変調される。しかして、バッファアンブ34,コンデ
ンサ33e.バッファアンプ33f,抵抗33gは水平
方向輝度補正回路を構成する。
アナログスイッチ33dが解放された期間においては、
コンデンサ33eの他端にノくラボラ波形電圧が印加さ
れるので、バツファアンプ33fおよび抵抗33gを介
してビデオ増幅器32の入力端に印加されるコンデンサ
33eの端子電圧はパラボラ波形電圧で変調される。そ
の結果、ビデオ増幅器32から出力される、ビデオ信号
に対応してレベル変化するカソード電圧Vκは水平偏向
に同期する周波数15.7kllzのパラボラ波形電圧
で変調される。しかして、バッファアンブ34,コンデ
ンサ33e.バッファアンプ33f,抵抗33gは水平
方向輝度補正回路を構成する。
したがって、左右上下の周辺部の輝度不足が補正され、
第1図の実施例とほぼ同様の効果を得ることができる。
第1図の実施例とほぼ同様の効果を得ることができる。
[発明の効果]
以上説明したように本発明の輝度むら補正回路によれば
、水平方向の輝度むらはカソードに印加されるビデオ信
号を水平偏向に同期するパラボラ波形電圧で変調するこ
とによって補正し、一方、垂直方向の輝度むらは第1グ
リッドのグリッド電圧を垂直偏向に同期するパラボラ波
形電.圧で変調することによって補正している。したが
って、グリッド電圧およびビデオ信号の回路構成部材の
周波数特性を何等変更することなく、良好に水平方向お
よび垂直方向の輝度むらを補正でき、かつCRT表示装
置全体の製造費を大幅に節減できる。
、水平方向の輝度むらはカソードに印加されるビデオ信
号を水平偏向に同期するパラボラ波形電圧で変調するこ
とによって補正し、一方、垂直方向の輝度むらは第1グ
リッドのグリッド電圧を垂直偏向に同期するパラボラ波
形電.圧で変調することによって補正している。したが
って、グリッド電圧およびビデオ信号の回路構成部材の
周波数特性を何等変更することなく、良好に水平方向お
よび垂直方向の輝度むらを補正でき、かつCRT表示装
置全体の製造費を大幅に節減できる。
第1図は本発明の一実施例に係わるC!,T表示装置の
輝度むら補正回路を示す回路図、第2図および第3図は
同実施例回路の各差動増幅器の詳細回路図、第4図は同
実施例の動作を示す波形図、第5図は本発明の他の実施
例に係わるCRT表示装置の輝度むら補正回路の要部を
示す回路図、第6図は一般的なCRT表示装置を示す模
式図、第7図は輝度むら発生原因を説明するための図、
第8図は輝度むらを示す図・、第9図は従来の輝度むら
補正手法を示す波形図である。 1・・・CRT、5・・・水平偏向コイル、6・・・垂
直変更コイル、14・・・第1の電圧発生回路、19・
・・第2の電圧発生回路、21・・・水平方向輝度補正
回路、22.32・・・ビデオ増幅器、24・・・垂直
方向輝度補正回路、G1・・・第1グリッド、K・・・
カソード。 第6図
輝度むら補正回路を示す回路図、第2図および第3図は
同実施例回路の各差動増幅器の詳細回路図、第4図は同
実施例の動作を示す波形図、第5図は本発明の他の実施
例に係わるCRT表示装置の輝度むら補正回路の要部を
示す回路図、第6図は一般的なCRT表示装置を示す模
式図、第7図は輝度むら発生原因を説明するための図、
第8図は輝度むらを示す図・、第9図は従来の輝度むら
補正手法を示す波形図である。 1・・・CRT、5・・・水平偏向コイル、6・・・垂
直変更コイル、14・・・第1の電圧発生回路、19・
・・第2の電圧発生回路、21・・・水平方向輝度補正
回路、22.32・・・ビデオ増幅器、24・・・垂直
方向輝度補正回路、G1・・・第1グリッド、K・・・
カソード。 第6図
Claims (1)
- 水平偏向に同期して画面の周辺部へ行くほど電圧が高く
なるパラボラ波形電圧を出力する第1の電圧発生回路(
14)と、垂直偏向に同期して画面の周辺部へ行くほど
電圧が高くなるパラボラ波形電圧を出力する第2の電圧
発生回路(19)と、カソードへ印加されるビデオ信号
を前記第1の電圧発生回路から出力されるパラボラ波形
電圧で変調する水平方向輝度補正回路(21)と、輝度
調整用の第1グリッドのグリッド電圧を前記第2の電圧
発生回路から出力されるパラボラ波形電圧で変調する垂
直方向輝度補正回路(24)とを備えたCRT表示装置
の輝度むら補正回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16236489A JPH087537B2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | Crt表示装置の輝度むら補正回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16236489A JPH087537B2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | Crt表示装置の輝度むら補正回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0327089A true JPH0327089A (ja) | 1991-02-05 |
JPH087537B2 JPH087537B2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=15753162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16236489A Expired - Lifetime JPH087537B2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | Crt表示装置の輝度むら補正回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH087537B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1370080A1 (en) * | 2002-02-08 | 2003-12-10 | Vestel Elektronik AS | Apparatus and method for displaying images on a cathode ray tube |
EP1363312A3 (en) * | 2002-05-15 | 2006-03-08 | LG Philips Displays Co. Ltd. | Color image display device |
-
1989
- 1989-06-23 JP JP16236489A patent/JPH087537B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1370080A1 (en) * | 2002-02-08 | 2003-12-10 | Vestel Elektronik AS | Apparatus and method for displaying images on a cathode ray tube |
EP1363312A3 (en) * | 2002-05-15 | 2006-03-08 | LG Philips Displays Co. Ltd. | Color image display device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH087537B2 (ja) | 1996-01-29 |
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