JPH0327047A - 可撓性凸版印刷版を見当合わせて露光し印刷する方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、スポットニス引きおよびその他の印刷作業（
カラーの刷込み、文章の刷込み、メタリックカラー）用
の可撓性凸版印刷版を、見当合わせして露光し印刷する
方法および装置に関する。

［従来の技術］ 現在のオフセット印刷機では、印刷ユニットに続くニス
引きユニットにおいて、並列に印刷製品にニスを塗布す
る対策が補助装置として備えられている．この場合、ニ
スは、直接的に一オフセット印刷の場合のように間接的
でなく−ゴムブランケットまたはゴムブランケット胴に
張られたフレキソ印刷版によって印刷製品に塗布される
．ニス引きは印刷製品の表面を、以後の処理を行う場合
および特に印刷製品の使用時に、損耗するまで良好な状
態に保護する利点がある．さらに、ニス引きは、印刷製
品に有利な外観を与え、したがってその改良に寄与する
． 高価値の印刷製品をつくる場合、ワニスを適切に組み込
まれた形成手段として使用する可能性がますます増加し
てきている．したがって、例えば宣伝の領域において、
包装材料を美的に形成するためのスポットニス引きまた
はむらとりニス引きが、高価値のブランド製品用に使用
されている．このスポットニス引きを形成手段として有
効に使用し得るようにするには、ワニスを所望個所に正
確に塗布することが必要である． 見当合わせされたニス引きは、スポットニス引きするフ
レキソ印刷版のワニス支持面が、焼付けシリンダ上で露
光される場合およびその後にオフセット印刷機のゴムブ
ランケットシリンダ上に張られる場合、周囲方向にひず
むため、問題がないことはない．このひずみ作用は、並
列スポットニス引きを行うときに、印刷版の下記の２つ
の異なる実施形態が使用されることに起因する．１）印
刷する面部分および印刷しない面部分が１つの面内にあ
るオフセット印刷版 ２）ニス引きする面部分が白抜き部を越えて盛り上がる
可撓性凸版印刷版 これら双方の版が，所望の印刷サイズに相応するフィル
ムマスクと密着焼付け法で露光される．オフセット印刷
版は全寸法にわたって縮尺どおりに露光され印刷される
が、可撓性凸版印刷版の盛り上がった部分は、焼付けシ
リンダ上への露光およびゴムブランケット胴への取り付
けによって周囲方向にゆがめられる．このひずみは、版
胴の直径に依存し、基準面からの盛り上がった面部分が
高いほど、ひずみが大きい． 露光時およびこれに続くフレキソ印刷版の印刷時におけ
る別の問題点は、くわえの保持に関する．さらに、印刷
版は、焼付けシリンダまたはゴムブランケット胴への正
確かつ見当合わせされた位置決めを行うことが可能な見
当装置を備えることが必要である． 見当装置自体は公知である．ドイツ連邦共和国特許出願
公開第２０１０９００号公報において、オフセット印刷
版の露光のための垂直および水平式焼付け機用の見当装
置が提案されている。印刷版は前線および後縁に打抜き
スリットを有している．印刷版のスリットにはまる見当
ビンが、焼付け機の台座に設けられている． ドイツ連邦共和国特許出願公開第３５４５１７２号公報
に、むらとリされた並列ニス引き用のゴムブランケット
を正確に見当合わせして配置する装置が記載されている
．この装置によって、周囲方向および軸方向へのゴムブ
ランケットの修正を行うことができる．焼付けシリンダ
上で露光し、続いてゴムブランケット胴に固定するとき
に現れるひずみは、著しく時間および労力を要する方式
によらなければ回避されない．むうとリされた並列ニス
引き用の案内線を提供するインキ版の型は、印刷によっ
て乾燥ゴムブランケットに転写される．ニス引きする必
要のない個所をカットするため、ゴムブランケットが印
刷機から取り出されて処理され、続いて、改めて印刷機
に取りつけられる．このスポットニス引き版の製作の場
合は、光重合可能な印刷版の露光による場合のように、
印刷版の機械的な処理を正確に精細に行うことができな
いことが、疑いもなく欠点である． ［発明が解決しようとする課題］ したがって、本発明の基本的な課題は、見当装置を使用
して、印刷製品へのスポットニス引き用の可撓性凸版印
刷版による正確に見当合わせされたニス引きを行うこと
が可能な方法および装置を提供することである． ［課題を解決するための手段］ この課題は、方法に関しては、特許請求の範囲第１項の
特徴部分に記載の工程によって達成される．すなわち、
版の最初の部分に、見当システムを有する可撓性凸版印
刷版が焼付けシリンダに見当合わせされて固定され、露
光される．回し露光のときの周囲方向での題材のひずみ
は、可撓性凸版印刷版が、焼付けシリンダより大きな直
径を有するゴムブランケット胴上に固定されることによ
って補償される． この方法を行うための本発明による装置は、焼付けシリ
ンダが軸平行な穴を有し、この穴の内部に見当ノブを有
する見当バーが可撓性凸版印刷版の見当穴に正確に見当
合わせして設けられ、可撓性凸版印刷版がクランプバー
によって焼付けシリンダに固定され、可撓性凸版印刷版
の見当打抜き部にはめ込まれた見当ノブが、ゴムブラン
ケット張り枠に同様に設けられ、さらに、焼付けシリン
ダとゴムブランケット胴との異なる直径が、スポットニ
ス引き版をオフセット印刷で製造された印刷物に、見当
合わせを正確に印刷するために用いられることを特徴と
している． 本発明による方法の好適な発展態様では、可撓性凸版印
刷版が寸法の安定した支持体を有するようにされている
．見当システムとの結合において、版のゆがみまたは伸
びによってくわえ部分がずれないように保証される．さ
らに、材料の安定性によってフレキソ印刷版が印刷過程
で伸びることが防止される．上述の支持体材料について
の要求は、そうでない場合には、可撓性凸版印刷版の正
確な見当合わせされた位置決めにかなりの時間および労
力を必要とするため、重要である．同様に、本発明によ
る方法に関して、見当システムがフィルム取り付けから
ニス引きユニットへの固定にまで使用されることは有利
なことと考えられる．フレキソ版およびオフセット版用
のフィルム取り付け部はこのようにして寸法を同一とす
ることができる．したがって、くわえが正確に維持され
ることが保証される．焼付けシリンダの見当バーおよび
これに続くゴムブランケット張９枠の見当ノブへの見当
穴および見当打抜き部の簡単でしかも正確に見当合わせ
された使用によって、調整時間が最小に短縮される． この方法を実施するための本発明による装置の好適な発
展態様は、軸平行な穴の側壁が平坦なようにされている
．したがって、可撓性の凸版印刷版が全体的に焼付けシ
リンダにしっかりと置かれることを保証する．その結果
、種々の応力によるくわえの移動、または、穴の縁部に
おける変形が防止される． フレキソ印刷版を焼付けシリンダ上に固定するクランプ
装置が、簡単かつ効果的に構成される。

一方の端面側にヒンジを有するクランプバーを、穴の内
部に旋回させることができる。ゴム被覆された張り枠の
下側と見当バーの見当ノブとの間に、フレキソ印刷版の
重なった端部が固定される．クランプバーが、焼付けシ
リンダの反対の端面側に設けられたスナップ留め装置に
よって、大内に正確に見当合わせして固定される．焼付
けシリンダ上にフレキソ印刷版の終端部の重なりの大き
さは、焼付けシリンダの直径が小さいにも拘らず、フレ
キソ印刷版の充分なスペースがあるような寸法にされて
いる．〈わえの保持は、フレキソ印刷版の見当システム
および見当バーの見当ノブによって保証される． 本発明による装置の好適な発展態様は、場合によっては
必要になるゴムブランケット胴の直径の僅少な再調整が
、フレキソ印刷版の下に設けられた台座によって簡単に
行い得るようにされている． 本発明による装置の一実施態様においては、クランプ装
置用の平衡おもりが焼付けシリンダの内部に設けられる
ようにされている．この対策は露光中に焼付けシリンダ
を回わすのに使用される．さらに、この場合、ボンブ容
量がおもりの大きさだけ減少されることが有利である． ［実施例］ 本発明による装置を図面によって一層詳細に説明する． 第ｌ図は真空焼付けシリンダ１の斜視図を示している．
可撓性凸版印刷版９およびフィルムマスク１０が、見当
システムによって見当バー４の見当ノブ５に掛けられて
いる．見当バー４は軸平行な穴３の中に置かれている．
露光処理のため、可撓性凸版印刷版９、フィルムマスク
１０および覆いＩ’ｌｌが、真空焼付けシリンダ１のま
わりに載せられ、その場合、可撓性凸版印刷版９および
覆い膜ｌ１の最初の部分および終りの部分がそれぞれ穴
部分に重ねられる．クランプパー６が穴３の中へ旋回さ
れ、重なりがクランプパー６によって固定され、その場
合、真空焼付けシリンダ１の端面に設けられたスナップ
留め装置７によってクランプパー６の固定が簡単に行わ
れ、スナップ留め装置７で留め環８がクランプパー６に
掛けられる本来の露光処理に先立って、可撓性凸版印刷
版９およびフィルムマスクｌＯが真空焼付けシリンダ１
に平らに載せられるように配慮する必要がある．これは
、シリンダ側面２と覆い膜ｌ１との間の空間を真空にす
ることによって達成される．真空にするには、シリンダ
側面２を貫通する穴１２を有する真空路によって行われ
る．穴１２を有する真空路は、吸引管ｌ４を介して不図
示の真空ボンブと接続している．覆い膜１１の縁部がス
ポンジ１３からなるパッキン上に載り、したがって真空
になった場合、側方も気密に有効に閉塞される。

露光装置自体は第１図に示されていない．露光装置は、
真空焼付けシリンダ１を囲繞する２つの円筒形半殻体か
らなり、この内面に、光重合体の照射に適した蛍光管が
取り付けられている．真空焼付けシリンダ１は、この露
光装置の内部に回転可能に支承され、露光処理の間、電
動機１５によって駆動される．したがって均等な露光が
保証される． 第２ａ図をおよび第２ｂ図は、それぞれ真空焼付けシリ
ンダｌの断面を示しており、この場合、第２ｂ図は可撓
性凸版印刷版９が表面に張られた真空焼付けシリンダ１
を示すことだけ第２ａ図と相違している。

これらの２つの図から軸平行な穴３の好適な構造を知る
ことができ、可撓性の・凸版印刷版９が変形せずに円筒
側面に全体的に接するようにするため、穴３から円筒部
への移行部が平らにされている．見当バー４の見当ノブ
５が穴３に入れられている．穴３の上に転回可能なクラ
ンプパー６を見ることができ、このクランプパー６はそ
の下側にゴム被覆ｌ６が張られている。クランプパー６
は、ゴム被覆ｌ６が可撓性であることによって基台上に
良好な状態で載るため、このゴム被覆１６は、可撓性の
凸版印刷版９、フィルムマスク１０および覆い膜１１を
安定的に固定されるのに役立っている．したがって、版
、フィルムおよび覆い膜の間のクランプ作用も改善され
、露光処理中に特に最上層すなわち覆い膜１１がずれる
ことが防止される． 第２ｂ図は第２ａ図と同じ断面を示しているが、可撓性
の凸版印刷版９が焼付けシリンダｌ上にどのように固定
されるかを示している．可撓性の凸版印刷版９が、見当
穴１７によって見当バー４の見当ノブ５に掛けられてい
る．可撓性の凸版印刷版９と図に特に示されていないフ
ィルムマスク１０と覆いＩｌｌ１１との重なりが、穴３
とクランプパー６との間に固定される． 第３図に可撓性の凸版印刷版９が示されおり、版の前部
分に見当穴１７と見当打抜き部１８とからなる見当シス
テムが示されている．前述のように、見当穴１７が焼付
けシリンダ１の見当バー４の見当ノブ５に見当合わせし
てはめ込まれている間、可撓性凸版印刷版９の前線にお
ける見当打抜き部１８が、ゴムブランケット胴上の見当
合わせの正確な位置決めに役立っている．この目的のた
め、可撓性の凸版印刷版９の見当打抜き部１８が、ゴム
ブランケット張り枠１９の見当ノブ２０にはめ込まれて
固定される．見当穴１７および見当打抜き部１８の位置
が異なることは、焼付けシリンダｌとゴムブランケット
胴との直径の相違を配慮している．このようにすること
によって、オフセット印刷版とスポットニス引き板との
くわえが一致することが保証される．

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２ａ図は第
１図に示す装置を構成する真空焼付けシリンダの部分断
面図、第２ｂ図は第２ａ図に示す真空焼付けシリンダを
可撓性凸版印刷版が載せられた状態で示す部分断面図、
第３図は第１図に示す可撓性凸版印刷版のゴムブランケ
ット張り枠への位置決めを示す図である． １・・・真空焼付けシリンダ、２・・・シリンダ側面、
３・・・穴、４・・・見当バー、５・・・見当ノブ、６
・・・クランプバー、７・・・スナップ留め装置、８・
・・留め環、９・・・可撓性凸版印刷版、１０・・・フ
ィルムマスク、ｌ１・・・覆い膜、１２・・・穴、１３
・・・スポンジ、ｌ４・・・吸引管、ｌ５・・・電動機
、１６・・・ゴム被覆、１７・・・見当穴、１８・・・
見当打抜き部、 １９・・・ゴムブランケット張り枠、 ２０・・・見当ノブ．

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、スポットニス引き用の可撓性凸版印刷版を見当合わ
   せして露光し印刷する方法において、版のくわえ部分に
   見当システムを有する可撓性凸版印刷版（９）が、焼付
   けシリンダ（２）上に見当合わせして固定されて露光さ
   れ、回し露光のときの周囲方向の題材のひずみが、可撓
   性凸版印刷版が焼付けシリンダより大きな直径を有する
   ゴムブランケット胴の上に張られることによって、補償
   されることを特徴とする可撓性凸版印刷版を見当台わせ
   して露光し印刷する方法。 ２、可撓性凸版印刷版（９）が寸法の安定した支持体を
   有する請求項１記載の方法。 ３、見当穴（１７）と見当打抜き部（１８）とからなる
   見当システムが、フィルムの取付けからニス引き装置に
   張るまで使用される請求項１または２記載の方法。 ４、スポットニス引き用の可撓性凸版印刷版を見当合わ
   せして露光し印刷する装置において、焼付けシリンダ（
   ２）が軸平行な穴（３）を有し、この穴（３）の内部に
   見当ノブ（５）を有する見当バー（４）が、可撓性凸版
   印刷版（９）の見当システムに見当合わせして設けられ
   、可撓性凸版印刷版（９）が、クランプバー（６）によ
   って焼付けシリンダ（２）上に固定され、可撓性凸版印
   刷版（９）の見当システムにはめ込まれる見当ノブ（２
   ０）が、ゴムブランケット張り枠（１９）に同様に設け
   られ、さらに、焼付けシリンダ（２）とゴムブランケッ
   ト胴との直径の相違が、スポットニス引き版または他の
   凸版印刷版をオフセット印刷で製造された印刷物に歪め
   ずに印刷するために利用されることを特徴とする可撓性
   凸版印刷版を見当合わせして露光し印刷する装置。 ５、軸平行な穴（３）の側壁が平坦にされた請求項４記
   載の装置。 ６、クランプ装置が旋回して焼付けシリンダ（２）の穴
   （３）にはまり、スナップ留め装置（７）によって穴（
   ３）に固定される請求項４記載の装置。 ７、可撓性凸版印刷版（９）の両端部が穴（３）の領域
   において互いに重なり合い、クランバー（６）によって
   焼付けシリンダ（２）の上に固定される請求項４または
   ６記載の装置。 ８、ゴムブランケット胴の直径が台座によって可変であ
   る請求項４記載の装置。 ９、焼付けシリンダ（２）の内部にクランプ装置用の平
   衡おもりが設けられる請求項４記載の装置。