JPH03269915A - 透明導電板の製造方法 - Google Patents
透明導電板の製造方法Info
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- JPH03269915A JPH03269915A JP7058590A JP7058590A JPH03269915A JP H03269915 A JPH03269915 A JP H03269915A JP 7058590 A JP7058590 A JP 7058590A JP 7058590 A JP7058590 A JP 7058590A JP H03269915 A JPH03269915 A JP H03269915A
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Landscapes
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は透明導電板の製造方法に関する。
従来、透明導電板しては、先に出願人が出願した特開昭
63−174216号公報にあるように、透明電気絶縁
材料(樹脂材料、ガラス等)等からなる板状の基体部の
内部に、導電メツシュを埋設しているものが提案されて
いる。
63−174216号公報にあるように、透明電気絶縁
材料(樹脂材料、ガラス等)等からなる板状の基体部の
内部に、導電メツシュを埋設しているものが提案されて
いる。
しかし、特開昭63−174216号に記載されている
透明導電板は、透明であるが、表示装置等では未だ不十
分で更に透明性の良い導電板が要望されている。 本発明は、かかる要望に答えるために、更に透明性をよ
くした透明導電板を提案することを目的とする。
透明導電板は、透明であるが、表示装置等では未だ不十
分で更に透明性の良い導電板が要望されている。 本発明は、かかる要望に答えるために、更に透明性をよ
くした透明導電板を提案することを目的とする。
本発明は上記の問題点を解決し、上記の目的を達成する
ためになされたもので〜導電性織布と透明合成樹脂板と
を重合した後、加熱し一体化させる透明導電板の製造方
法において、前記導電性織布の経糸と緯糸のどちらか一
方を合成繊維、他方を合成繊維あるいは合成繊維と合r
Ii、I41i維の両方の混合繊維とし、且つ前記合成
繊維と透明合成樹脂板とは相溶性のよい材質とし、前記
加熱工程で合成繊維と透明合成樹脂板とを軟化乃至溶融
して−体止させるのである。 本発明に使用する合成繊維は、アクリル繊維、塩化ビニ
ル繊維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維等の合成繊維
が好適である。 又、本発明に使用する合成繊維は、合繊維、銀繊維、銅
繊維、亜鉛繊維、ステンレス繊維等の金属の繊維を含む
ことは勿論であるが、本発明ではその他に、ポリエステ
ル繊維やアクリル繊維等の繊維の表面に金属を蒸着もし
くはメツキする等して合成繊維と同しように電気を通す
ようにしたものを含むものである。本発明、ではこの合
成繊維に電気を通して使用するから、電気の良導体であ
り、且つ、値段が適当なものが良く、かかる意味で銅繊
維が最も好適なものとして使用される。 本発明では、これらの合成繊維と合成繊維とを製織して
導電性織布とする。この際、この織布の緯糸と経糸のど
ちらか一方を合成繊維とし、他方を合成繊維あるいは合
成繊維と合成繊維の両者の混合繊維として製織する。こ
の合成繊維と合成繊維の両者の混合繊維とは、合成繊維
あるいは合成繊維の経糸あるいは緯糸を1本おきとか2
本おきというように多数本おきにすることを意味する。 又、本発明の合成繊維は透明板としたとき、透明性を阻
害しないように、細い繊維が好ましい。 このような合成繊維とするには、合成繊維の太さを直径
0,1mm以下にすることが好ましい。 本発明に使用する透明合成樹脂板としては、種々な透明
な合成樹脂板が使用できるが、アクリル樹脂、塩化ビニ
ル樹脂、ポリカーボネート樹脂等が好適である。 本発明では、この透明合成樹脂板と前記合成繊維とは、
相溶性の良い材質を使用する。この相溶性の良い材質と
するもっとも一般的な方法は、同じ種類の材質を使用す
る。例えば、合成繊維としてアクリル繊維を用いるなら
ば、透明合成樹脂板としてはアクリル樹脂を使用するよ
うにする。 本発明では、合成繊維と合成繊維とを製織して導電性織
布となし、この導電性織布と透明合成樹脂板とを重合し
、加熱し一体化させるのである。 このときの重合は、1枚の導電性織布と1枚の透明合成
樹脂板とを重合してもよいし、2枚の透明合成樹脂板の
間に1枚の導電性織布を間に挟み、重合してもよい。更
に、複数個の導電性織布と複数個の透明合成樹脂板とを
交互に重合してもよい。 又、加熱し一体化する方法は、加熱ロールの間を通し、
透明合成樹脂板を軟化乃至溶融させ加圧して一体化して
もよいし、熱プレスで軟化乃至溶融し、加圧して一体化
してもよい。 本発明では、製織する前の上記合成繊維や合成繊維に合
成樹脂をコーティングして使用することもできる。かか
るコーティングする合繊樹脂には種々なものが使用でき
るが、透明導電板に使用する透明合成樹脂板と相溶性の
よい同し種類の合成樹脂を使用すると、その後に合成繊
維と合成繊維を製織した導電性織布と合成樹脂板とを加
熱して一体化し易いので、好ましい方法である。 更に、本発明では、このように、合成樹脂で合成繊維と
合成繊維の少なくともどちらか一方を合成樹脂でコーテ
ィングしたときには、これらの繊維で製織した導電性織
布を加熱して、コーティング樹脂を溶融させて、合成繊
維と合成繊維とを接着させるのである。この加熱して合
成樹脂を溶融する方法は、オーブンの中にいれて加熱し
てもよいし、熱ロールの間を通して加熱プレスしてもよ
い。
ためになされたもので〜導電性織布と透明合成樹脂板と
を重合した後、加熱し一体化させる透明導電板の製造方
法において、前記導電性織布の経糸と緯糸のどちらか一
方を合成繊維、他方を合成繊維あるいは合成繊維と合r
Ii、I41i維の両方の混合繊維とし、且つ前記合成
繊維と透明合成樹脂板とは相溶性のよい材質とし、前記
加熱工程で合成繊維と透明合成樹脂板とを軟化乃至溶融
して−体止させるのである。 本発明に使用する合成繊維は、アクリル繊維、塩化ビニ
ル繊維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維等の合成繊維
が好適である。 又、本発明に使用する合成繊維は、合繊維、銀繊維、銅
繊維、亜鉛繊維、ステンレス繊維等の金属の繊維を含む
ことは勿論であるが、本発明ではその他に、ポリエステ
ル繊維やアクリル繊維等の繊維の表面に金属を蒸着もし
くはメツキする等して合成繊維と同しように電気を通す
ようにしたものを含むものである。本発明、ではこの合
成繊維に電気を通して使用するから、電気の良導体であ
り、且つ、値段が適当なものが良く、かかる意味で銅繊
維が最も好適なものとして使用される。 本発明では、これらの合成繊維と合成繊維とを製織して
導電性織布とする。この際、この織布の緯糸と経糸のど
ちらか一方を合成繊維とし、他方を合成繊維あるいは合
成繊維と合成繊維の両者の混合繊維として製織する。こ
の合成繊維と合成繊維の両者の混合繊維とは、合成繊維
あるいは合成繊維の経糸あるいは緯糸を1本おきとか2
本おきというように多数本おきにすることを意味する。 又、本発明の合成繊維は透明板としたとき、透明性を阻
害しないように、細い繊維が好ましい。 このような合成繊維とするには、合成繊維の太さを直径
0,1mm以下にすることが好ましい。 本発明に使用する透明合成樹脂板としては、種々な透明
な合成樹脂板が使用できるが、アクリル樹脂、塩化ビニ
ル樹脂、ポリカーボネート樹脂等が好適である。 本発明では、この透明合成樹脂板と前記合成繊維とは、
相溶性の良い材質を使用する。この相溶性の良い材質と
するもっとも一般的な方法は、同じ種類の材質を使用す
る。例えば、合成繊維としてアクリル繊維を用いるなら
ば、透明合成樹脂板としてはアクリル樹脂を使用するよ
うにする。 本発明では、合成繊維と合成繊維とを製織して導電性織
布となし、この導電性織布と透明合成樹脂板とを重合し
、加熱し一体化させるのである。 このときの重合は、1枚の導電性織布と1枚の透明合成
樹脂板とを重合してもよいし、2枚の透明合成樹脂板の
間に1枚の導電性織布を間に挟み、重合してもよい。更
に、複数個の導電性織布と複数個の透明合成樹脂板とを
交互に重合してもよい。 又、加熱し一体化する方法は、加熱ロールの間を通し、
透明合成樹脂板を軟化乃至溶融させ加圧して一体化して
もよいし、熱プレスで軟化乃至溶融し、加圧して一体化
してもよい。 本発明では、製織する前の上記合成繊維や合成繊維に合
成樹脂をコーティングして使用することもできる。かか
るコーティングする合繊樹脂には種々なものが使用でき
るが、透明導電板に使用する透明合成樹脂板と相溶性の
よい同し種類の合成樹脂を使用すると、その後に合成繊
維と合成繊維を製織した導電性織布と合成樹脂板とを加
熱して一体化し易いので、好ましい方法である。 更に、本発明では、このように、合成樹脂で合成繊維と
合成繊維の少なくともどちらか一方を合成樹脂でコーテ
ィングしたときには、これらの繊維で製織した導電性織
布を加熱して、コーティング樹脂を溶融させて、合成繊
維と合成繊維とを接着させるのである。この加熱して合
成樹脂を溶融する方法は、オーブンの中にいれて加熱し
てもよいし、熱ロールの間を通して加熱プレスしてもよ
い。
本発明では、合成繊維と合成繊維とを製織して導電性織
布とし、且つ、この合成繊維として透明合成樹脂板と相
溶性のよいものを使用するから、これを加熱して一体化
させると、合成繊維と透明合成樹脂板とは軟化乃至溶融
して完全に一体となり、透明性が更によくなる。 又、本発明では、これらの合Fff2繊維と合成繊維の
少なくともどちらか一方を合成樹脂でコーティングし、
織布にした後、加熱して、この合成樹脂を溶融して合成
繊維と合成繊維とを一体にすることもできる。このよう
に、合成繊維と合成繊維とを一体にすると、その後の工
程で、多少乱暴に取り扱っても織布の織り目が偏る所謂
「目ずれjという現象が起こり難い。
布とし、且つ、この合成繊維として透明合成樹脂板と相
溶性のよいものを使用するから、これを加熱して一体化
させると、合成繊維と透明合成樹脂板とは軟化乃至溶融
して完全に一体となり、透明性が更によくなる。 又、本発明では、これらの合Fff2繊維と合成繊維の
少なくともどちらか一方を合成樹脂でコーティングし、
織布にした後、加熱して、この合成樹脂を溶融して合成
繊維と合成繊維とを一体にすることもできる。このよう
に、合成繊維と合成繊維とを一体にすると、その後の工
程で、多少乱暴に取り扱っても織布の織り目が偏る所謂
「目ずれjという現象が起こり難い。
次に本発明の詳細な説明する。
実施例1
経糸にアクリル繊維(直径40μm)、緯糸に銅繊維(
直径40μm)を用いて、5oメツシユの織布を製織し
て、導電性織布を作成した。 3mmのアクリル樹脂板2枚の間に、この作成した導電
性織布を挟み、熱プレスで160″Cに加熱しながら、
30kg/cm”に加圧して2枚のアクリル樹脂板を溶
融して、導電性織布が内部に埋め込まれたまま、一体に
なった透明導電板を製造した。 このようにして製造した透明導電板は、従来の透明導電
板より透明度がよかった。しかし、十分注意して見ると
、銅線のみが見え、合繊繊維は全く見えないものであっ
た。 実施例2 緯糸にアクリル繊維(直径40μm)、経糸に銅繊維(
直径40μm)とアクリル繊維(直径40μm)を交互
に用いて製織して導電性織布を製造した。 その他は実施例1と同様にして透明導電板を製造した。 この透明導電板は従来製造していた透明導電板より、透
明度がよかった。しかし注意深く観察すると、銅繊維は
見えたが、合成繊維は全くみることができなかった。
直径40μm)を用いて、5oメツシユの織布を製織し
て、導電性織布を作成した。 3mmのアクリル樹脂板2枚の間に、この作成した導電
性織布を挟み、熱プレスで160″Cに加熱しながら、
30kg/cm”に加圧して2枚のアクリル樹脂板を溶
融して、導電性織布が内部に埋め込まれたまま、一体に
なった透明導電板を製造した。 このようにして製造した透明導電板は、従来の透明導電
板より透明度がよかった。しかし、十分注意して見ると
、銅線のみが見え、合繊繊維は全く見えないものであっ
た。 実施例2 緯糸にアクリル繊維(直径40μm)、経糸に銅繊維(
直径40μm)とアクリル繊維(直径40μm)を交互
に用いて製織して導電性織布を製造した。 その他は実施例1と同様にして透明導電板を製造した。 この透明導電板は従来製造していた透明導電板より、透
明度がよかった。しかし注意深く観察すると、銅繊維は
見えたが、合成繊維は全くみることができなかった。
本発明では合成繊維として、合成樹脂板と相溶性の良い
材質を使用するから、透明性が更に向上した透明導電板
ができる。 又、本発明で合成繊維と合成繊維との少なくともどちら
か一方を合成樹脂でコーティングし、且つ、この繊維で
製織して織布にした後、加熱して合成繊維と合成繊維と
を接着すると、その後の工程で多少乱暴に取り扱っても
、織布の織り目が偏ることがなく、極めて便利である。
材質を使用するから、透明性が更に向上した透明導電板
ができる。 又、本発明で合成繊維と合成繊維との少なくともどちら
か一方を合成樹脂でコーティングし、且つ、この繊維で
製織して織布にした後、加熱して合成繊維と合成繊維と
を接着すると、その後の工程で多少乱暴に取り扱っても
、織布の織り目が偏ることがなく、極めて便利である。
Claims (1)
- (1)導電性織布と透明合成樹脂板とを重合した後、加
熱し一体化させる透明導電板の製造方法において、前記
導電性織布の経糸と緯糸のどちらか一方を合成繊維、他
方を金属繊維あるいは金属繊維と合成繊維の両方の混合
繊維とし、且つ、前記合成繊維と透明合成樹脂板とは相
溶性のよい材質とし、前記加熱工程で合成繊維と透明合
成樹脂板とを軟化乃至溶融して両者を一体化することを
特徴とする透明導電板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7058590A JPH03269915A (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 透明導電板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7058590A JPH03269915A (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 透明導電板の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03269915A true JPH03269915A (ja) | 1991-12-02 |
Family
ID=13435782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7058590A Pending JPH03269915A (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | 透明導電板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03269915A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6318900B2 (ja) * | 1981-03-03 | 1988-04-20 | Nippon Electric Co | |
JPS63174216A (ja) * | 1987-01-12 | 1988-07-18 | 積水化学工業株式会社 | 導電性透明体 |
JPS648041A (en) * | 1986-11-12 | 1989-01-12 | Chisso Corp | Manufacture of conductive sheet |
JPH01158799A (ja) * | 1987-12-15 | 1989-06-21 | Tomoegawa Paper Co Ltd | 透明電磁波シールドシートの製造方法 |
-
1990
- 1990-03-19 JP JP7058590A patent/JPH03269915A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6318900B2 (ja) * | 1981-03-03 | 1988-04-20 | Nippon Electric Co | |
JPS648041A (en) * | 1986-11-12 | 1989-01-12 | Chisso Corp | Manufacture of conductive sheet |
JPS63174216A (ja) * | 1987-01-12 | 1988-07-18 | 積水化学工業株式会社 | 導電性透明体 |
JPH01158799A (ja) * | 1987-12-15 | 1989-06-21 | Tomoegawa Paper Co Ltd | 透明電磁波シールドシートの製造方法 |
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