JPH03269412A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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Publication number
JPH03269412A
JPH03269412A JP2071495A JP7149590A JPH03269412A JP H03269412 A JPH03269412 A JP H03269412A JP 2071495 A JP2071495 A JP 2071495A JP 7149590 A JP7149590 A JP 7149590A JP H03269412 A JPH03269412 A JP H03269412A
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JP
Japan
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liquid crystal
retardation
retardation plate
plate
axis
Prior art date
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Application number
JP2071495A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Yoshimizu
敏幸 吉水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Priority to US07/564,769 priority patent/US5126866A/en
Priority to EP90308844A priority patent/EP0412844B1/en
Priority to DE69025670T priority patent/DE69025670T2/de
Priority to KR1019900012297A priority patent/KR940006983B1/ko
Publication of JPH03269412A publication Critical patent/JPH03269412A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光学補償板として位相差板を用いたスーパー
ツイスト形液晶表示装置に関する。
従来の技術 一般に、スーパーツイスト形液晶表示装置は、液晶層の
複屈折効果に起因して黄緑あるいは青に着色するけれど
も、光学補償板を用いることによって色補正を行い、明
るく鮮明な白/黒表示が得られる。そのため、表示品位
が向上し、携帯用ワードプロセッサや携帯用パーソナル
コンピュータなどのOA機器の表示器として利用するこ
とができる。
このような光学補償板を用い、色補正を行う液晶表示装
置の槽底としては、2層形のスーパーツイスト形液晶表
示装置と、位相差板形のスーパーツイスト形液晶表示装
置とが一般的である。2層形のスーパーツイスト形液晶
表示装置では、駆動用液晶セルである1層目で生じた着
色を光学的補償セルである2層目で色補正を行い、無彩
色化している。前記構成によって鮮明な白/黒表示が得
られ、単層形のスーパーツイスト形液晶表示装置と比較
して視認性は著しく向上する。けれども、液晶セルが2
枚必要であるがため、表示装置自体の厚みが厚くなると
ともに、重量が増加するという問題点を持っている。
このような問題点を解決するために、2層目である前記
光学的補償セルに代わって、ポリカーボネートあるいは
ポリビニルアルコールなどから戒る一軸延伸高分子フィ
ルムによる位相差板を光学補償板として用いたものが、
位相差板形のスーパーツイスト形液晶表示装置である。
発明が解決しようとする課題 前記位相差板形のスーパーツイスト形液晶表示装置は、
液晶セルで生じた着色を一軸延伸高分子フィルムから戒
る位相差板によって色補正を行い、無彩色化するもので
ある。けれども、2層形のスーパーツイスト形液晶表示
装置のように液晶から成る光学補償板ではないため、液
晶セルで生じたレターデーション(常光線と異常光線と
の位相差〉の波長分散(波長依存性)と、−軸延伸高分
子フィルムの波長分散とが異なる結果、色補正を完全に
行うことができず、またコントラストも低い。
前述の色補正とコントラストとを改善するために、複数
枚の位相差板を配設することが提案されており、特に、
液晶セルの前面および背面の両表面に位相差板を配設す
るときに、最も高いコントラストが得られることが知ら
れている。さらに、前記色補正とコントラストとは、液
晶セルの両表面に配設される位相差板のレターデーショ
ンの波長分散に対して相関関係を有することが確認され
ている。
すなわち、選択波形であるオン電圧印加時に光を透過す
るネガ透過形液晶表示装置に関して、レターデーション
の波長分散が小さい位相差板を液晶セルの両表面に配設
した構成の場合には、前記オン電圧印加時に白さの優れ
た表示が得られる。
前記レターデーションの波長分散が小さい位相差板は、
たとえばポリビニルアルコールあるいはポリプロピレン
などから成る一軸延伸高分子フィルムによって形成され
る。
一方、レターデーションの波長分散の大きな位相差板を
配設した構成の場合には、高いコントラストを有する白
/黒表示が得られる。けれども、位相差板のレターデー
ションの波長分散が大きいため、液晶セルのレターデー
ションの波長分散と調和しに<<、鮮明な白/黒表示が
得られない。
特に、ネガ透過形液晶表示装置に関して、オン電圧印加
時には黄〜黄緑〜青に若干着色した白となり、鮮明な白
さが得られない。前記レターデーションの波長分散が大
きい位相差板は、たとえばポリカーボネート、ポリエー
テルサルフォン′、ポリメタクリル酸系などから成る一
軸延伸高分子フィルムによって形成される。
このように、従来の位相差板形のスーパーツイスト形液
晶表示装置においては、位相差板のレターデーションの
・波長分散に相関して、色補正とコントラストとを同時
に改善することは困難であった。
したがって本発明の目的は、従来の位相差板形のスーパ
ーツイスト形液晶表示装置と比較して、高いコントラス
トを維持し、鮮明な白/黒表示が得られる液晶表示装置
を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明は、第1偏光板、第1位相差板、スーパーツイス
ト形液晶表示セル、第2位相差板、および第2偏光板を
この順に積層配設した液晶表示装置において、 前記第1位相差板および第2位相差板は、レターデーシ
ョン値の波長分散が大きい一軸延伸高分子フイルムを用
い、 前記第1位相差板の遅相軸と前記第1位相差板に隣接す
る液晶表示セルの第1ラビング軸との交差角、および前
記第2位相差板の遅相軸と前記第2位相差板に隣接する
液晶表示セルの第2ラビング軸との交差角が62〜77
度であり、第1偏光板の吸収軸と第1位相差板の遅相軸
との交差角が29〜38度であり、第2偏光板の吸収軸
と第2位相差板の遅相軸との交差角が55〜62度であ
ることを特徴とする液晶表示装置である。
作  用 本発明の液晶表示装置に従えば、第1偏光板、第1位相
差板、スーパーツイスト形液晶表示セル、第2位相差板
、および第2偏光板はこの順に積層配設され、前記第1
位相差板および第2位相差板は、レターデーション値の
波長分散が大きし)−軸延伸高分子フィルムが用いられ
る。前記積層構造によって液晶表示セルを通過する光(
常光線と異常光線)の相対位相差を、前記液晶表示セJ
しの両表面に配設される位相差板への透過で打消し、ま
たは位相を揃え、無彩色化する。
前記位相差板を配設する場合には、位相差板を通過する
常光線と異常光線との振動面および液晶表示セルを通過
する常光線と異常光線との振動面とを考慮しなければな
らない。ここで、常光線の振動面を進相軸といい、異常
光線の振動面を遅相軸という。また、2枚の位相差板も
しくは位相差板と液晶セルとを重ねるとき、全体のレタ
ーデーションが増加するような重ね方を相加とpl %
)、全体のレターデーションが減少するような重ね方を
相減という。
レターデーション値の異なる2枚の位相差板の各遅相軸
(もしくは進相軸)を交差角θで積層した場合、前記積
層構造の実効のレターデーション値には精度の高い近似
式が成立する。前記近似式に基づいて、液晶表示セルの
ラビング軸と前記液晶表示セルの両表面に配設される位
相差板の各遅相軸とが成す交差角θを相減の範囲で順次
的に変更しながら、前記積層構造からの最終出射光のレ
ターデーションの波長分散の定性的傾向を算出した結果
、前記交差角θが小さくなるほど、位相差板のレターデ
ーション値の波長分散が大きいにもかかわらず、前記積
層構造の実効のレターデーション値の波長分散は小さく
なることを見出した。
さらに、前記交差角θが小さくなるほど、選択波形であ
るオン電圧を印加したときに表示の白さがより白くなる
こともまた見出した。
前述の結果は、第1位相差板の遅相軸と前記第1位相差
板に隣接する液晶表示セルの第1ラビング軸との交差角
および第2の位相差板の遅相軸と前記第2位相差板に隣
接する液晶表示セルの第2ラビング軸との交差角が前記
液晶表示セルに対して対称関係に配設した際の結果であ
り、さらに、第2位相差板の遅相軸と第2位相差板に隣
接する液晶表示セルの第2ラビング軸との交差角が第1
位相差板の遅相軸と第1位相差板に隣接する液晶表示セ
ルの第1ラビング軸との交差角より5度小さくしたよう
な、液晶表示セルに対して非対称的な関係に配設した場
合においても同様な傾向を見出した。
したがって、これらの傾向と、さらにCIE色度座標か
らの白さレベルの評価に基づいて、さらに詳細な配設条
件を検討した結果、前記第1位相差板の遅相軸と第1位
相差板に隣接する液晶表示セルの第1ラビング軸との交
差角および前記第2位相差板の遅相軸と第2位相差板に
隣接する液晶表示セルの第2ラビング軸との交差角が6
2〜77度であり、第1偏光板の吸収軸と第1位相差板
の遅相軸との交差角が29〜38度であり、さらに第2
偏光板の吸収軸と第2位相差板の遅相軸との交差角が5
5〜62度であるときに、白さレベルに優れかつコント
ラストのよい表示が得られることが判った。
特に、液晶表示セルの両表面に配設する偏光板の一方の
偏光板の吸収軸と他方の偏光板の透過軸(吸収軸の垂直
成分)とを、前記液晶表示セルに対して対称な関係に配
設するときには白さレベルに優れ最も高いコントラスト
が得られる。
したがって、従来の位相差板形のスーパーツイスト形液
晶表示装置に比べて、高いコントラストを維持しながら
も、鮮明な白/黒表示を得ることができ、さらに電圧に
よる色変化の小さい階調表示に最適な液晶表示装置を得
ることができる。
実施例 本発明の実施例を、第1図および第2図に基づき説明す
る。
第1図は、以下に述べる本発明の実施例の構造を示す断
面図である。スーパーツイスト形液晶表示装置1は、第
1偏光板2、第1位相差板3、スーパーツイスト形液晶
セル4、第2位相差板5、さらに第2偏光板6をこの順
に積層配設して構成する。前記液晶表示装置1は、たと
えば選択波形であるオン電圧印加時に光を透過して白色
表示するネガ透過形液晶表示装置である。第1偏光板2
は、単体透過率42%、偏光度99.99%のニュート
ラルグレータイプの偏光板を用いる。第1位相差板3は
、波長分散の大きい一軸延伸ポリカーボネート高分子フ
ィルムから成る、厚み50μmでレターデーション値が
400〜440nmのものを用いる。またスーパーツイ
スト形液晶セル4には、左旋性カイラルドーパントを添
加した液晶7を、シール材8を周縁に介在させる一対の
透光性基板9,10の間に封入し、ツイスト角240度
、レターデーション値dΔn(dは液晶層厚、Δnは液
晶の屈折率異方性の値)0.92μmに設定されたパネ
ルを用いる。
前記透光性基板9,10の液晶を臨む内方側表面には、
たとえばIT○膜などの透明導電性膜によって、オン電
圧およびオフ電圧が印加される透明電極が形式され、ま
た前記透明電極を被覆するように、全面には5i02な
どの無機質膜またはポリイミド系高分子膜などから成る
膜が形式され、布などでラビングすることによって配向
処理が施され、ラビング軸を有する配向膜が形式されて
いる。また、第2位相差板5は、前記第1位相差板3と
同一のレターデーション値のものを用い、第2偏光板6
についても、前記第1偏光板2と同一のものを用いてい
る。
前記各々の構成部材の積層にあたっての配設位置関係に
ついて、第2図を用いて説明する。
第2図に示す各矢印のうち、矢符P1はスーパーツイス
ト形液晶セル4を構成する一方の透光性基板9の液晶分
子配向軸(第1ラビング軸)、矢符P2は他方の透光性
基板10の液晶分子配向軸(第2ラビング軸)、矢符P
3は第1偏光板2の吸収軸、矢符P4は第2偏光板6の
吸収軸、矢符P5は第1位相差板3の遅相軸、矢符P6
は第2位相差板5の遅相軸、角度θ1は第1位相差板3
の遅相軸P5と隣接する一方の透光性基板9の液晶分子
配向軸P1との威す交差角(以下、第1位相差板3の配
設角という場合がある)、角度θ2は第2位相差板5の
遅相軸P6と隣接する他方の透光性基板10の液晶分子
配向軸P2との威す交差角(以下、第2位相差板5の配
設角という場合がある)、角度αは第1偏光板2の吸収
軸P3と第1位相差板3の遅相軸P5との威す交差角(
以下、第1偏光板2の配設角という場合がある)、角度
βは第2偏光板6の吸収軸P4と第2位相差板5の遅相
軸P6との成す交差角(以下、第2偏光板6の配設角と
いう場合がある)、さらに角度Φは液晶ツイスト角を表
している。
第3図には、−軸延伸高分子フィルムの各素材から戒る
第1および第2位相差板35におけるレターデーション
の波長分散の例を示している。
実線11はポリカーボネー)−(PC)を、破11e2
はポリエーテルサルフォン(PES)を、1点鎖線13
はポリメタクリル酸メチル(PMMA)を示しており、
前記各素材はレターデーションの波長分散が大きいもの
である。一方、2点鎖!i14はポリビニルアルコール
(PVA)を示し、他にポリプロピレンとともにレター
デーションの波長分散の小さいものである。なお第3図
においては、各素材においてレターデーション値dΔn
=550nmを1.0として規格化している。
第4図には、液晶セル4のレターデーションの波長分散
を示す。実線15はオン電圧印加時における液晶セルの
レターデーション値の波長分散を示し、実線16はオフ
電圧印加時における波長分散を示す、なお、第4図は、
ホモジニアス配向した液晶セルを用い、液晶の波長分散
を求め、さらにツイストした液晶セルの旋光角から旋光
分散を近似的に求め、前記波長分散に合成したものであ
り、レターデーション値=545nmを1.0として規
格化している。
ここで第3図および第4図の波長分散を有する位相差板
と液晶セルとを重ねたときのレターデーションを考察す
る。前記位相差板は液晶セルのレターデーションが相減
するように配設する。なお、第3図および第4図の波長
分散を有するとき、液晶セルのレターデーションが相減
されるように位相差板を配設するとは、位相差板の遅相
軸とこれに隣接する液晶セルのラビング軸とが直交する
ように配置されることである。
ところで、レターデーション値の異なる2枚の位相差板
に対して各遅相軸(もしくは進相軸)を交差角θで積層
したときの実行のレターデーション値には第5図に示す
関係がある。第5図において○印で示される実線17は
実測値であり、×印で示される破線18は Re (total)=Rel+Re2−cos2θ 
   ・(1)(ただし、Rel>Re2) Relニ一方の位相差板のレターデーション値=461
 nm Re2:他方の位相差板のレターデーション=163n
m としたときの計算値である。第5図より、実測値と前記
計算値とがほぼ一致していることが理解できる。したが
って、前記計算式より、2枚の位相差板の関係を位相差
板と液晶セルとの置換し、前記位相差板と液晶セルとの
交差角を変えたときの実効のレターデーション値を計算
で求めることができる。
そこで、第1図に示される積層構造のネガ透過形液晶表
示装置1において、第1位相差板3と第2位相差板5と
のレターデーション値を同一に設定し、かつ液晶セル4
に対して対称な関係に配設する。すなわち第1位相差板
3の配設角θ1と第2位相差板5の配設角θ2とを θ1=θ2             ・・・(2)に
設定する。前記構成において、前記配設角θ1゜θ2を
90度(第6図実線19)、80度(第6図実線110
)、70度(第6図実線111)、・・・と変更したと
きの実効のレターデーション値の波長分散の定性的傾向
を求めた。前記実効のレターデーション値の波長分散は
最終出射光のレターデーション値の波長分散と考えるこ
とができる。
なお、第6図では、545nmの波長λのときに、レタ
ーデーション値が0になるように計算したものであり、
定量的なものではない、前記第6図より、各位相差板3
,5の配設角θ1.θ2が小さいほど、前記最終出射光
のレターデーション値の波長分散が小さくなる傾向があ
ることが判る。
ところで、白/黒表示を得るための出射光の状態は、理
想的に非選択波形であるオフ電圧印加時のときに位相差
がOまたはnπ(nは整数)であり、選択波形であるオ
ン電圧印加時のとき位相差が(2n−1)π/2<nは
整数)であればより)。
位相差がOまたはnπのとき、出射光は直線偏光となり
、位相差が(2n−1)π/2のとき、前記出射光は楕
円率最大の楕円偏光となる。このような理想的な状態に
おける波長分散は、第7図の実線112,113に示さ
れるようになる。したがって、液晶セルの波長分散と位
相差板の波長分散とを組合わせることによって、第7図
に示す理想的な波長分散に近似させれば、完全な白/黒
表示が得られることになる。すなわち、第6図における
波長分散の傾向を見ると、各位相差板3,5の配設角θ
1.θ2が小さくなるほど、オン電圧印加時の理想的の
波長分散に近付くので、白さレベルが向上することにな
る。
前記結果を確認するために、第1図に示される積層構造
で、第1位相差板3と第2位相差板5のレターデーショ
ン値を同一に、かつ液晶セル4に対して対称な関係に配
設したネガ透過形液晶表示装置において、各角度θ1.
θ2.α、βを第1表のように複数種類設定し、各配設
条件でのオン電圧印加時における分光透過率(第8図参
照)およびCIE色度座標(第9図参照)を検討した。
第  1  表            第  2  
表第8図および第9図から明らかなように、各位相差板
3.5の配設角θ1.θ2が小さいほど、高いコントラ
ストが得られ、さらに表示の白さがより白くなる傾向が
あることが理解できる。
また前記傾向は、第2表に示されるように、第2位相差
板5の配設角θ2を、第1位相差板3の配設角θ1より
5度小さく設定した、非対称な関係に配設される構成に
おいても、同様であることを見出した。すなわち第10
図に示されるオン電圧印加時における分光透過率の図よ
り、前記角度θ1.θ2が小さいほどコントラストが高
く、また第11図に示されるCIE色度座標より前記角
度θ1.θ2が小さいほど表示の白さがより白くなるこ
とが理解できる。
これらの傾向から、さらに詳細に高コントラストおよび
色補正が実現できる配設条件を検討するため、コントラ
ストが最大となるオン電圧を印加したときのCI EL
UV色度座標のパラメータΔU、ΔVを測定し、彩度Δ
C(=  Au”+Av”)を求め、特性値として白さ
レベルを評価することにした。その結果は第12図およ
び第13図に示される。第12図は、−軸延伸ポリカー
ボネート高分子フィルムから成る位相差板3.5の配設
角θ1.θ2をパラメータとして、前記第1表に示され
る配設条件で位相差板3.5が液晶セル4に対して対称
な関係に配置したときの彩度ΔCが示される。一方、第
13図は同じく一軸延伸ポリカーボネート高分子フィル
ムから成る位相差板3゜5の配設角θ1.θ2にパラメ
ータとして、前記第2表に示される配設条件で各位相差
板3.5が液晶セル4に対し非対称な関係に配置したと
きにおける彩度ΔCである。
ところで前記第12図および第13図は、オン電圧印加
時の彩度ΔCを求めたものであるけれども、液晶表示装
置としては、オン電圧印加時の白さレベルがよくともコ
ントラストが取れないものがあるため、白さレベルとコ
ントラストのバランスを取ることが必要、である。した
がって前記第12図および第13図から選択される、白
さレベルの良好な配設条件に対して、第1および第2偏
光板2.6の配設角α、βを変更し、コントラストの評
価をすることにした。
本実施例では、白さレベルとコントラストとのバランス
が比較的良好である、第1位相差板3の配設角θ1が7
5度で第2位相差板5の配設角θ2が70度のときの場
合について、第1および第2偏光板2,6の配設角α、
βを変更したときのコントラストの変化を求めた。その
結果は、第14図および第15図に示される。ここで、
第14図には第2偏光板6の配設角βを60度に固定し
た状態で第1偏光板2の配役角αを変更したときの結果
が示され、また第15図には第11!光板2の配設角α
を30度に固定した状態で第2偏光板6の配設角βを変
更したときの結果が示される。
第12図〜第15図を参照して、実用的な液晶表示装置
のための白さレベルに必要な条件およびコントラストに
必要な条件を、 彩度ΔC≦10                ・・
・(3)コントラストCO≧ 10         
    ・・・(4)とすると、前記各角度θ1.θ2
.α、βに関して 62度≦θ1≦77度 62度≦θ2≦77度 29度≦α≦38度 ・・・(5〉 ・・・(6) ・・・(7〉 55度≦β≦62度           ・・・(8
)を満足するときにおいて、鮮明な白さレベルと高いコ
ントラストとのバランスが確保できることが理解できる
さらに前記配設条件の中で、第2位相差板5の配役角θ
2を70度とし、第1位相差板3の配設角θ1を75度
に、すなわち前記配設角θ2を前記配設角θ1より5度
小さくし、さらに第1偏光板2の配設角αを35度に、
第2偏光板6の配設角βを60度とする配設条件を検討
する。すなわち、各角度θ1.θ2.α、βに関して、
前記第5式〜第8式を満足するとともに、 θ1=θ2+5度            ・・・(9
)θ1−α=θ2+β−90度      ・・・(1
0)を満足するとき、換言すれば、両表面に配設する偏
光板2,6の一方の偏光板の吸収軸と他方の偏光板の透
過軸(吸収軸の垂直軸)とを液晶セル4に対して対称な
関係に配設するとき、白さレベルに最も優れ、最も高い
コントラストが得られる。
以下、前記配設条件に含まれる具体的実験結果を実施例
1〜6として列挙し、前記配設条件Gこ含まれない比較
例1,2と比較すること番こよって、前記配設条件の評
価を行う、なお、以下の実施例1〜6は、本発明の配設
条件を満足する一例番こ過ぎない。
(1〉実施例1 第1および第2位相差板3.5としてレターデーション
値420nmのものを使用し、液晶セル4としてのレタ
ーデーション値dΔnが0.92μm、ツイスト角が2
40度のものを使用する。
前記各配設角は、それぞれq1=65度、θ2=65度
、α=30度、β=60度となるよう(こ各構成部材を
配設した。第16図は、1/240デユーテイ・1/1
3バイアス駆動条件下(こおし)てコントラストが最大
となる電圧を印加したときの分光透過率を示し、またこ
のときのCIE色度座標を第17図に示す。このときの
オン電圧印加時の彩度ΔCは4.79であり、コントラ
スト番ヨ10であった。
(2)実施例2 第1および第2位相差板3.5としてレターデーション
値420nmのものを使用し、液晶セル4としてレター
デーション値dΔnが0.92μm、ツイスト角が24
0度のものを使用する。前記各配設角はそれぞれθ1=
70度、θ2−65度、α=30度、β=60度となる
ように各構成部材を配設した。第18図には、1/24
0デユーテイ・1/13バイアス駆動条件下においてコ
ントラストが最大となる電圧を印加したときの分光透過
率を示し、またこのときのCIE色度座標を第19図に
示す。このときのオン電圧印加時の彩度ΔCは5.04
で、コントラストは11であった。
(3)実施例3 第1および第2位相差板3,5としてレターデーション
値420nmのものを使用し、液晶セル4としてレター
デーション値dΔnが0.92μm、ツイスト角が24
0度のものを使用する。各配設角はそれぞれθ1=70
度、θ2=70度、α=30度、β−60度となるよう
に各構成部材を配設した。第20図には1/240デユ
ーテイ・1/13バイアス駆動条件下においてコントラ
ストが最大となる電圧を印加したときの分光透過率を示
し、またこのときのCIE色度座標を第21図に示す、
このときのオン電圧印加時の彩度ΔCは2.86で、コ
ントラストは12であった。
(4)実施例4 第1および第2位相差板3,5としてレターデーション
値420nmのものを使用し、液晶セル4としてレター
デーション値dΔnが0.92μm、ツイスト角が24
0度のものを使用する。各配設角はそれぞれθ1=75
度、θ2=70度、α=35度、β=60度となるよう
に各構成部材を配設した。第22図には1/240デユ
ーテイ・1/13バイアス駆動条件下においてコントラ
ストが最大となる電圧を印加したときの分光透過率を示
し、またこのときのCIE色度座標を第23図に示す。
このときのオン電圧印加時の彩度ΔCは5.69で、コ
ントラストは13であった。
(5)実施例5 第1および第2位相差板3.5としてレターデーション
値420nmのものを使用し、液晶セル4としてレター
デーション値dΔnが0.92μm、ツイスト角が24
0度のものを使用する。各配設角はそれぞれθ1=75
度、θ2=70度、α−30度、β=60度となるよう
に各構成部材を配設した。第24図には1/240デユ
一テイ1/13バイアス駆動条件下においてコントラス
トが最大となる電圧を印加したときの分光透過率を示し
ており、またこのときのCIE色度座標を第25図に示
す。このときのオン電圧印加時の彩度ΔCは7.17で
、コントラストは11であった。
(6)実施例6 第1位相差板3のレターデーション値が400nmて、
第2位相差板5のレターデーション値が440nmのも
のを使用し、液晶セル4としてレターデーション値dΔ
nが0.92μm、ツイスト角が240度のものを使用
する。各配設角はそれぞれθ1−75度、θ2−70度
、α−35度、β=60度となるように各構成部材を配
設した。
第26図には1/240デユーテイ・1/13バイアス
駆動条件下においてコントラストが最大となる電圧を印
加したときの分光透過率を示しており、またこのときの
CIE色度座標を第27図に示す。このときのオン電圧
印加時の彩度ΔCは9゜16で、コントラストは13で
あった。
(7)比較例1 第1および第2位相差板3,5としてレターデーション
値420nmのものを使用し、液晶セル4としてレター
デーション値dΔnが0.92μm、ツイスト角が24
0度のものを使用する。各配設角はそれぞれθ1=80
度、θ2=80度、α=30度、β=60度となるよう
に各構成部材を配設した。第28図には、1/240デ
ユーテイ・1/13バイアス駆動条件下においてコント
ラストが最大となる電圧を印加したときの分光透過率を
示しており、またこのときのCIE色度座標を第29図
に示す。このときのオン電圧印加時の彩度ΔCは17.
39で、コントラストは15であった。
本比較例1においては、第28図を参照して明らかなよ
うにコントラストは高いけれども、短波長側と長波長側
で透過率の低下が見られ、彩度ΔCが大きく、第29図
に示されるようにオン電圧印加時の白さは着色した白で
あり、白さレベルが低いことが理解できる。
(8)比較例2 第1および第2位相差板3.5として一軸延伸ポリビニ
ルアルコール高分子フィルムから成り、レターデーショ
ン値が420nmのものを使用し、液晶セル4としてレ
ターデーション値dΔnが0゜92μm、ツイスト角が
240度のものを使用する。各配役角はそれぞれθ1=
80度、θ2=80度、α=30度、β=60度となる
ように各構成部材を配設した。第30図には、1/24
0デユーテイ・1/13バイアス駆動条件下においてコ
ントラストが最大となる電圧を印加したときの分光透過
率を示しており、またこのときのCIE色度座標を第3
1図に示す。このときのオン電圧印加時の彩度ΔCは1
4.02で、コントラストは12あった。
本比較例2においては、レターデーション値の波長分散
が小さい位相差板を用いているので、オン電圧印加時の
白さは、波長分散が大きい位相差板を用いた場合(比較
例1〉に比べて、第30図および第31図に示されるよ
うに良好であることが判る。
以上の実施例1〜6および比較例1.2の結果を総括し
て第3表に示す。
(以下余白) したがって本実施例に示される配設条件を満足すること
によって、第16図〜第27図に示すように、高いコン
トラストを維持し、彩度ΔCの小さい、すなわち白さレ
ベルの良好な鮮明な表示が得られる。
第32図には、実施例4と比較例2とにおけるオン電圧
印加時のCIE色度座標を比較した結果が示されている
。第32図より、波長分散の小さい一軸延伸ポリビニル
アルコール高分子フィルムから成る位相差板を使用した
ときと比較しても、波長分散の大きい一軸延伸高分子フ
ィルムから成る位相差板を使用した本実施例においては
、白さレベルが優れていることが理解できる。
また、第33図および第34図には、印加電圧を1.8
0■から2.OOVまでo、oIV毎に変化させたとき
の色変化を示している。なお、第33図では、−軸延伸
ポリビニルアルコール高分子フィルムから成る位相差板
を使用しており、第34図においては一軸延伸ポリカー
ボネート高分子フィルムから代る位相差板を使用してい
る。前記第33図および第34図を参照して明らかなよ
うに、波長分散の大きい一軸延伸ポリカーボネート高分
子フィルムから戒る位相差板を使用した方が、−軸延伸
ポリビニルアルコール高分子フィルムから成る位相差板
を使用した場合よりも印加電圧による色調変化が小さい
、したがって、前記第32図〜第34図より、本実施例
のスーパーツイスト形液晶表示装置は白さレベルに優れ
、また電圧による色変化が小さいため、llI調表不表
示適であることが判る。
発明の効果 本発明によれば、従来の波長分散の大きい、たとえば−
軸延伸ポリカーボネート高分子フィルムから戒る位相差
板形のスーパーツイスト形液晶表示装置、および波長分
散の小さい、たとえば−軸延伸ポリビニルアルコール高
分子フィルムから戒る位相差板形のスーパーツイスト液
晶表示装置と比較しても、高いコントラストを維持し、
白さレベルの優れた着色されていない明るく鮮明な表示
を得ることができる。また電圧印加による色調変化が極
めて小さいため、1lll哀調をしたときの色調に違和
感のない表示を得ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の詳細な説明に供する液晶表示装置1の
構造を示す断面図、第2図は本実施例の構成部材の配設
位置関係を示す図、第3図は各種位相差板のレターデー
ション値の波長分散の例を示す図、第4図は液晶セル4
のオン/オフ状態でのレターデーション値の波長分散を
示す図、第5図は2枚の位相差板の交差角θとレターデ
ーション値Re (total )の関係を実測値と計
算値とについて示す図、第6図は第1および第2位相差
板3.5と液晶セル4との交差角θ1.θ2を90度、
80度、70度としたときの波長分散の定性的傾向を示
す図、第7図は理想的なレターデーション値の波長分散
を示す図、第8図は液晶セル4に対して対称な関係に配
設した配設条件での位相差板3.5の配役角θ1.θ2
と分光透過率との関係を示す図、第9図は第8図の配設
条件でのCIE色度座標上の位置を示す図、第10図は
液晶セル4に対して5度異なる非対称な関係に配設した
配設条件での位相差板3,5の配設角θ1.θ2と分光
透過率との関係を示す図、第11図は第10図の配設条
件でのCIE色度座標上の位置を示す図、第12図は第
8図と同一の配設条件での位相差板3,5の配設角θ1
.θ2とオン電圧印加時の彩度ΔCとの関係を示す図、
第13図は第10図と同一の配設条件での位相差板3,
5の配設角θ1.θ2とオン電圧印加時の彩度ΔCとの
関係を示す図、第14図は01375度、θ2=70度
、β=60度のときの第1偏光板2の配設角αとコント
ラストとの関係を示す図、第15図は01375度、θ
2=70度、α235度のときの第21光板6の配設角
βとコントラストとの関係を示す図、第16図は実施例
1のオン/オフ電圧印加時の分光透過率を示す図、第1
7図は実施例1のオン/オフ電圧印加時のCIE色度座
標上の位置を示す図、第18図は実施例2のオン/オフ
電圧印加時の分光透過率を示す図、第19図は実施例2
のオン/オフ電圧印加時のCIE色度座標上の位置を示
す図、第20図は実施例3のオン/オフ電圧印加時の分
光透過率を示す図、第21図は実施例3のオン/オフ電
圧印加時のCIE色度座標上の位置を示す図、第22図
は実施例4のオン/オフ電圧印加時の分光透過率を示す
図、第23図、は実施例4のオン/オフ電圧印加時のC
IE色度座標上の位置を示す図、第24図は実施例5の
オン/オフ電圧印加時の分光透過率を示す図、第25図
は実施例5のオン/オフ電圧印加時のCIE色度座標上
の位置を示す図、第26図は実施例6のオン/オフ電圧
印加時の分光透過率を示す図、第27図は実施例6のオ
ン/オフ電圧印加時のCIE色度座標上の位置を示す図
、第28図は比較例1のオン/オフ電圧印加時の分光透
過率を示す図、第29図は比較例1のオン/オフ電圧印
加時のCIE色度座標上の位置を示す図、第30図は比
較例2のオン/オフ電圧印加時の分光透過率を示す図、
第31図は比較例2のオン/オフ電圧印加時のCIE色
度座標上の位置を示す図、第32図は実施例4と比較例
2とのオン電圧印加時のCIE色度座標上の位置を比較
して示す図、第33図は比較例2での電圧による色変化
を示す図、第34図は実施例4での電圧の色変化を示す
図である。 1・・・スーパーツイスト形液晶表示装置、2・・・第
1偏光板、3・・・第1位相差板、4・・・スーパーツ
イスト形液晶セル、5・・・第2位相差板、6・・・第
2g11光板、7・・・液晶、9,10・・・透光性基
板、Pl・・・透光性基板9の液晶分子配向軸(第1ラ
ビング軸)、P2・・・透光性基板10の液晶分子配向
軸(第2ラビング軸’) 、P 3・・・第1偏光板2
の吸収軸、P4・・・第21光板6の吸収軸、P5・・
・第1位相差板3の遅相軸、P6・・・第2位相差板5
の遅相軸、θ1・・・透光性基板9のラビング軸P1と
第1位相差板3の吸収軸P5との交差角、θ2・・・透
光性基板10のラビング軸P2と第2位相差板5の遅相
軸P6との交差角、α・・・第1偏光板2の吸収軸P3
と第1位相差板3の遅相軸P5との交差角、β・・・第
2偏光板6の吸収軸P4と第2位相差板5の遅相軸P6
との交差角、Φ・・・ツイスト角P3 第 図 仮肴 入 (nm) 00 00 ω○ 汲上 天(nm ) Σメヘー地−・へ′へ 7Q○ 第 @@4 @@4 e2=65 e2=η。 e2=75゜ e2=閏。 3 園 区 0   ()   6 0 @頓艷 14111 11511 区 @頓艷 @@4 矧   6 区 区 区 @頓知 @頓知 閃   6 区   6 区 @頓臀 @@脣 悩   6 区   6 区 弘 区 06 @頓知 第32図 区 jl 33図 j1134図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第1偏光板、第1位相差板、スーパーツイスト形、液晶
    表示セル、第2位相差板、および第2偏光板をこの順に
    積層配設した液晶表示装置において、前記第1位相差板
    および第2位相差板は、レターデーション値の波長分散
    が大きい一軸延伸高分子フィルムを用い、 前記第1位相差板の遅相軸と前記第1位相差板に隣接す
    る液晶表示セルの第1ラビング軸との交差角、および前
    記第2位相差板の遅相軸と前記第2位相差板に隣接する
    液晶表示セルの第2ラビング軸との交差角が62〜77
    度であり、 第1偏光板の吸収軸と第1位相差板の遅相軸との交差角
    が29〜38度であり、第2偏光板の吸収軸と第2位相
    差板の遅相軸との交差角が55〜62度であることを特
    徴とする液晶表示装置。
JP2071495A 1989-08-11 1990-03-19 液晶表示装置 Pending JPH03269412A (ja)

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EP90308844A EP0412844B1 (en) 1989-08-11 1990-08-10 Liquid crystal display
DE69025670T DE69025670T2 (de) 1989-08-11 1990-08-10 Flüssigkristallanzeige
KR1019900012297A KR940006983B1 (ko) 1989-08-11 1990-08-10 액정표시장치

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