JPH0326933Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0326933Y2 JPH0326933Y2 JP10463884U JP10463884U JPH0326933Y2 JP H0326933 Y2 JPH0326933 Y2 JP H0326933Y2 JP 10463884 U JP10463884 U JP 10463884U JP 10463884 U JP10463884 U JP 10463884U JP H0326933 Y2 JPH0326933 Y2 JP H0326933Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- painting
- box
- space
- gondola
- automatic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010422 painting Methods 0.000 claims description 66
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 17
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 13
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 8
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 14
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 10
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 4
- 230000005405 multipole Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000007592 spray painting technique Methods 0.000 description 2
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Spray Control Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の目的〕
(産業上の利用分野)
この考案は、構築物の外壁等を塗装する場合等
に、構築物の屋上等から吊下されて自動吹付塗装
を行なうための、自動塗装装置搭載用ゴンドラに
関する。
に、構築物の屋上等から吊下されて自動吹付塗装
を行なうための、自動塗装装置搭載用ゴンドラに
関する。
(従来の技術)
構築物としてのビル等の外面の塗装等において
は、例えば、屋上に設置されている一般のルーフ
カー及びゴンドラを用いて、自動吹付塗装する方
法が採られている。そして、外面の塗装時におい
ては、ミスト(塗料飛沫)が周囲に拡散するのを
防止するために、ゴンドラにこのゴンドラ全体を
囲む様な塗装ブースを取り付ける。
は、例えば、屋上に設置されている一般のルーフ
カー及びゴンドラを用いて、自動吹付塗装する方
法が採られている。そして、外面の塗装時におい
ては、ミスト(塗料飛沫)が周囲に拡散するのを
防止するために、ゴンドラにこのゴンドラ全体を
囲む様な塗装ブースを取り付ける。
しかしながら、このような従来の自動塗装装置
を搭載するゴンドラにおいては、ブースの内部に
塗装材料のミストが充満するために、塗装材料が
可燃性物質を含有する場合には、その内部に配置
する機器に防爆処理をするか、又は防爆型の塗装
機器を配置するかしなければならない。このこと
は自動塗装装置全体の機器重量の増加を意味する
ものであつて、ゴンドラを支持する装置の吊荷重
を増大させる問題点がある。
を搭載するゴンドラにおいては、ブースの内部に
塗装材料のミストが充満するために、塗装材料が
可燃性物質を含有する場合には、その内部に配置
する機器に防爆処理をするか、又は防爆型の塗装
機器を配置するかしなければならない。このこと
は自動塗装装置全体の機器重量の増加を意味する
ものであつて、ゴンドラを支持する装置の吊荷重
を増大させる問題点がある。
(考案の解決しようとする問題点)
この考案は、前記従来の問題を解決するもので
あつて、自動塗装装置の全体の機器重量を増加す
ることなく、ミストと塗装機器との間を遮断する
ことを目的としている。
あつて、自動塗装装置の全体の機器重量を増加す
ることなく、ミストと塗装機器との間を遮断する
ことを目的としている。
(問題点を解決するための手段)
この考案の自動塗装装置搭載用ゴンドラは、吹
き付ノズル部分を配置する塗装用空間と、前記吹
き付ノズルに塗料を供給するための塗装機器を配
置する作動用空間とを備え、前記両空間の間に仕
切りを形成してなる。
き付ノズル部分を配置する塗装用空間と、前記吹
き付ノズルに塗料を供給するための塗装機器を配
置する作動用空間とを備え、前記両空間の間に仕
切りを形成してなる。
(作用)
吹き付ノズルから塗装用空間に飛散したミスト
が、作動用空間に至ることを仕切りによつて防止
する。したがつて、塗装機器へのミストの付着を
防止することができ、塗料に可燃性物質が含有さ
れていても、これに引火する危険もない。
が、作動用空間に至ることを仕切りによつて防止
する。したがつて、塗装機器へのミストの付着を
防止することができ、塗料に可燃性物質が含有さ
れていても、これに引火する危険もない。
(実施例)
次に、この考案を実施例に基づいて詳細に説明
する。
する。
第1図乃至第3図は、この考案の第1の実施例
を示したものである。
を示したものである。
自動塗装装置搭載用ゴンドラ1は、塗装機器2
を配置する箱3と、吹き付ノズル部分4を配置す
る箱6とを備える。
を配置する箱3と、吹き付ノズル部分4を配置す
る箱6とを備える。
両箱3,6は、前者が上、後者が下の関係にな
つて、分離可能に連結されており、前記箱3によ
つて、作動用空間Aが画成され、また、前記箱6
によつて塗装用空間Bが画成される。箱6は、構
築物外壁13側が開放されていて、前記ノズル部
分4は、この開放部から外壁13に塗料をスプレ
ーするようになつている。また、箱3の下端部に
は、走行装置としての車輪7を取り付ける。
つて、分離可能に連結されており、前記箱3によ
つて、作動用空間Aが画成され、また、前記箱6
によつて塗装用空間Bが画成される。箱6は、構
築物外壁13側が開放されていて、前記ノズル部
分4は、この開放部から外壁13に塗料をスプレ
ーするようになつている。また、箱3の下端部に
は、走行装置としての車輪7を取り付ける。
なお、実施例では、吹き付ノズル部分4とは、
吹き付ノズル8を先端に有する塗装用ロボツトア
ーム9(多関節型マニプレータ)とする。
吹き付ノズル8を先端に有する塗装用ロボツトア
ーム9(多関節型マニプレータ)とする。
さて、塗装機器2を配置する箱3は、ビルの窓
ふき作業や外壁の点検・補修作業に用いるゴンド
ラとほぼ同一の、上面が解放されたゴンドラであ
る。
ふき作業や外壁の点検・補修作業に用いるゴンド
ラとほぼ同一の、上面が解放されたゴンドラであ
る。
そして、この箱3の上面に箱6が配置される。
9は箱6の底板であり、10は底板9の上面に固
定された台座である。この底板9と台座10とに
より、両空間A,B間の仕切りCが構成される。
9は箱6の底板であり、10は底板9の上面に固
定された台座である。この底板9と台座10とに
より、両空間A,B間の仕切りCが構成される。
そして、箱体3の底板9と台座10とに、上方
に延びる一対の骨材11,11を取り付け、この
一対の骨材11,11の上端にワイヤロープ1
2,12を係止する。なお、箱6は、骨材11,
11における台座10より上部の外側に取り付け
るものである。また、骨材11,11は、台座1
0の位置で、上下に分離可能に取り付ける。
に延びる一対の骨材11,11を取り付け、この
一対の骨材11,11の上端にワイヤロープ1
2,12を係止する。なお、箱6は、骨材11,
11における台座10より上部の外側に取り付け
るものである。また、骨材11,11は、台座1
0の位置で、上下に分離可能に取り付ける。
而して、自動塗装装置搭載用ゴンドラ1は、高
層ビルの屋上に設置したルーフカー(図示せず)
で吊り下げられるものである。
層ビルの屋上に設置したルーフカー(図示せず)
で吊り下げられるものである。
なお、自動塗装装置搭載用ゴンドラ1の骨材1
1には、図に示すように高層ビルの外壁13に形
成されたガイド溝14に対応するガイド部材15
を取り付ける。
1には、図に示すように高層ビルの外壁13に形
成されたガイド溝14に対応するガイド部材15
を取り付ける。
第3図aは、箱3と箱6の取り付け部分を示し
たものである。図に示すように、箱3のフレーム
部分3aと、箱6のフレーム部分6aは、ボルト
16とナツト17で結合し、必要に応じてこれを
外して箱3と箱6を分離できるようにする。
たものである。図に示すように、箱3のフレーム
部分3aと、箱6のフレーム部分6aは、ボルト
16とナツト17で結合し、必要に応じてこれを
外して箱3と箱6を分離できるようにする。
第3図bは、台座10を貫通する塗料及びエア
供給用のホース取り付け部分を示したものであ
る。図に示すように、塗料及びエア供給用のホー
スは、ユニオン管継手18,18で接続し、着脱
容易なものとする。
供給用のホース取り付け部分を示したものであ
る。図に示すように、塗料及びエア供給用のホー
スは、ユニオン管継手18,18で接続し、着脱
容易なものとする。
第3図cは、動力ケーブルの接続部分に取り付
ける多極コネクタ19と、制御用ケーブルの接続
部分に取り付ける多極コネクタ20を示したもの
である。このように多極コネクタ19,20を取
り付けることにより、接続部分の着脱が容易なも
のにする。
ける多極コネクタ19と、制御用ケーブルの接続
部分に取り付ける多極コネクタ20を示したもの
である。このように多極コネクタ19,20を取
り付けることにより、接続部分の着脱が容易なも
のにする。
以上のように構成したゴンドラ1は、下端部に
車輪7を取り付けた塗装機器2を配置する箱3
を、地上の高層ビルの外壁14側の所定の作業位
置に配置する。
車輪7を取り付けた塗装機器2を配置する箱3
を、地上の高層ビルの外壁14側の所定の作業位
置に配置する。
そして、塗装用ロボツトアーム4及びこれを搭
載する台座10が配置される箱6は、ルーフカー
とロープ12とを操作して、箱体3が配置される
地上の所定の場所まで吊り降ろす。
載する台座10が配置される箱6は、ルーフカー
とロープ12とを操作して、箱体3が配置される
地上の所定の場所まで吊り降ろす。
而して、箱6と箱3は、地上で接続するもので
あつて、箱6のフレーム部分と、箱3のフレーム
部分をボルト16とナツト17で結合する。そし
て、塗料及びエア供給用のホースは、ユニオン管
継手18,18で接続し、動力ケーブル及び制御
用ケーブルはそれぞれ多極コネクタ19,20で
接続する。
あつて、箱6のフレーム部分と、箱3のフレーム
部分をボルト16とナツト17で結合する。そし
て、塗料及びエア供給用のホースは、ユニオン管
継手18,18で接続し、動力ケーブル及び制御
用ケーブルはそれぞれ多極コネクタ19,20で
接続する。
このようにして接続した自動塗装装置搭載用ゴ
ンドラ1は、外壁13に形成されたガイド溝14
にガイド部材15がガイドされて、ルーフカーに
より上方に吊り上げられる。
ンドラ1は、外壁13に形成されたガイド溝14
にガイド部材15がガイドされて、ルーフカーに
より上方に吊り上げられる。
そして、自動塗装装置が所定の塗装作業をする
時には、塗装用ロボツトアーム9の吹き付ノズル
7から塗料が噴出し、この時に発生するミスト
は、仕切りCにより箱3の空間Aに流れ込むこと
が防止される。なお、空間Aは、箱3内に形成さ
れるから、塗装機器2は、塗装面方向からの飛散
ミストから保護される。
時には、塗装用ロボツトアーム9の吹き付ノズル
7から塗料が噴出し、この時に発生するミスト
は、仕切りCにより箱3の空間Aに流れ込むこと
が防止される。なお、空間Aは、箱3内に形成さ
れるから、塗装機器2は、塗装面方向からの飛散
ミストから保護される。
次に、自動塗装装置が所定の作業を終了して、
次の吹き付作業をするために、高層ビルの外壁1
3に対して横方向にゴンドラ1を移動する場合に
は、ゴンドラ1を地上まで吊り降ろす。
次の吹き付作業をするために、高層ビルの外壁1
3に対して横方向にゴンドラ1を移動する場合に
は、ゴンドラ1を地上まで吊り降ろす。
そして、箱6のフレーム部分と、箱体3のフレ
ーム部分とを結合するボルト16及びナツト17
を取り外し、塗料及びエア供給用のホースを接続
するユニオン管継手18,18をそれぞれ取り外
し、更に、動力ケーブルの接続部分の多極コネク
タ19および制御用ケーブルの接続部分の多極コ
ネクタ20を取り外す。
ーム部分とを結合するボルト16及びナツト17
を取り外し、塗料及びエア供給用のホースを接続
するユニオン管継手18,18をそれぞれ取り外
し、更に、動力ケーブルの接続部分の多極コネク
タ19および制御用ケーブルの接続部分の多極コ
ネクタ20を取り外す。
而して、塗装用ロボツトアーム4及びこれを搭
載する台座10が配置される箱6と、箱3を分離
する。
載する台座10が配置される箱6と、箱3を分離
する。
そして、箱6を外壁13に形成したガイド溝1
4に沿つて屋上に吊り上げる。一方、箱3は、下
端部に取り付けた車輪7を外壁13に沿つて地上
を走行させ、所定の作業位置まで移動する。次に
屋上に吊り上げた箱6をこの位置まで吊り降ろ
し、再び箱6と箱3を結合する。
4に沿つて屋上に吊り上げる。一方、箱3は、下
端部に取り付けた車輪7を外壁13に沿つて地上
を走行させ、所定の作業位置まで移動する。次に
屋上に吊り上げた箱6をこの位置まで吊り降ろ
し、再び箱6と箱3を結合する。
このようにして、再びルーフカーがゴンドラ1
を吊り上げ、逐次、高層ビルの外壁13が、自動
塗装装置により塗装されてゆくものである。
を吊り上げ、逐次、高層ビルの外壁13が、自動
塗装装置により塗装されてゆくものである。
なお、箱体3に配置する塗装機器2とは、コン
プレツサ、サプライポンプ、ビスコンヒータ、塗
料タンク、塗料撹拌機等の機器類を指すものであ
る。
プレツサ、サプライポンプ、ビスコンヒータ、塗
料タンク、塗料撹拌機等の機器類を指すものであ
る。
第4図乃至第6図は、この考案の第2の実施例
を示したものであり、この実施例のゴンドラは2
5により表わされる。なお、図中、第1図乃至第
3図と同一符号のものは同一のものを示す。
を示したものであり、この実施例のゴンドラは2
5により表わされる。なお、図中、第1図乃至第
3図と同一符号のものは同一のものを示す。
前記第1の実施例との構成上の相違は、下端部
に車輪7を取り付けた箱30を、塗装機器(図示
せず)を配置する箱31の下部に取り付けたこと
にある。
に車輪7を取り付けた箱30を、塗装機器(図示
せず)を配置する箱31の下部に取り付けたこと
にある。
箱31は、箱30の上板32を挟んで台座33
の中央部に固定する。そして、台座33の左右両
側に一対の骨材33,33を取り付け、この骨材
33,33の上端にワイヤーロープ34,34を
係止する。次に、箱30と台座33の骨材34,
34の下の部分35とをボルトとナツトで着脱自
在に取り付ける。ここでは、台座33と上板32
とにより、仕切りCを形成する。
の中央部に固定する。そして、台座33の左右両
側に一対の骨材33,33を取り付け、この骨材
33,33の上端にワイヤーロープ34,34を
係止する。次に、箱30と台座33の骨材34,
34の下の部分35とをボルトとナツトで着脱自
在に取り付ける。ここでは、台座33と上板32
とにより、仕切りCを形成する。
なお、第5図に示すように箱30の内部には、
塗装用ロボツトアームとして、直交座標型のロボ
ツト36を配置する。
塗装用ロボツトアームとして、直交座標型のロボ
ツト36を配置する。
以上のように構成した第2の実施例に係るゴン
ドラ25は、地上で、箱30と、箱31を載置す
る台座33及び塗装用ブース30の上板32とを
ボルトとナツトで結合する。
ドラ25は、地上で、箱30と、箱31を載置す
る台座33及び塗装用ブース30の上板32とを
ボルトとナツトで結合する。
そして、ユニオン管継手18,18(第3図b
参照)で塗料及びエア供給用のホースを接続し、
多極コネクタ19,20で動力ケーブル及び制御
用ケーブルを接続する。
参照)で塗料及びエア供給用のホースを接続し、
多極コネクタ19,20で動力ケーブル及び制御
用ケーブルを接続する。
このようにして接続したゴンドラ25は、外壁
13に形成されたガイド溝14にガイド部材15
がガイドされて、ルーフカーにより上方に吊り上
げられる。
13に形成されたガイド溝14にガイド部材15
がガイドされて、ルーフカーにより上方に吊り上
げられる。
そして、自動塗装装置が所定の塗装作業をする
時には、直交座標型のロボツト36の吹き付ノズ
ル37から塗料が噴出し、この時に発生するミス
トは、仕切りCによつて、箱31の室内Aに侵入
することが防止される。また、塗装機器等(第1
図2参照)は、箱31により塗装面方向からの飛
散ミストから保護される。
時には、直交座標型のロボツト36の吹き付ノズ
ル37から塗料が噴出し、この時に発生するミス
トは、仕切りCによつて、箱31の室内Aに侵入
することが防止される。また、塗装機器等(第1
図2参照)は、箱31により塗装面方向からの飛
散ミストから保護される。
次に、自動塗装装置が所定の作業を終了して、
次の吹き付作業をするために、高層ビルの外壁1
3に対して横方向にゴンドラ25を移動する場合
には、ゴンドラ25を地上まで吊り降ろす。
次の吹き付作業をするために、高層ビルの外壁1
3に対して横方向にゴンドラ25を移動する場合
には、ゴンドラ25を地上まで吊り降ろす。
そして、箱30の側板の上端のフレーム部分
と、台座33の骨材34,34の取り付け位置の
部分35に取り付けたボルトとナツトを取り外
す。更に、ユニオン管継手18,18、多極コネ
クタ19,20をそれぞれ取り外す。
と、台座33の骨材34,34の取り付け位置の
部分35に取り付けたボルトとナツトを取り外
す。更に、ユニオン管継手18,18、多極コネ
クタ19,20をそれぞれ取り外す。
而して、箱30と箱体31を分離し、箱31及
びこれを載置する台座33を、ルーフカーで屋上
に吊り上げる。一方、箱30は、下端部に取り付
けた車輪7を外壁13に沿つて地上を走行させ、
所定の作業位置まで移動する。次に、屋上に吊り
上げた箱31及びこれを載置する台座33をこの
位置まで吊り降ろし、再び箱30と箱31を載置
した台座33を結合する。
びこれを載置する台座33を、ルーフカーで屋上
に吊り上げる。一方、箱30は、下端部に取り付
けた車輪7を外壁13に沿つて地上を走行させ、
所定の作業位置まで移動する。次に、屋上に吊り
上げた箱31及びこれを載置する台座33をこの
位置まで吊り降ろし、再び箱30と箱31を載置
した台座33を結合する。
このようにして、再びルーフカーがゴンドラ2
5を吊り上げ、逐次、高層ビルの外壁13が自動
塗装装置により塗装されてゆくものである。
5を吊り上げ、逐次、高層ビルの外壁13が自動
塗装装置により塗装されてゆくものである。
この第2の実施例によれば、ゴンドラを吊つて
いるワイヤーロープが、塗装用ロボツトの動きを
防げる(又は制約する)ことがない。
いるワイヤーロープが、塗装用ロボツトの動きを
防げる(又は制約する)ことがない。
また、箱31の下部に塗装用ブースを取り付け
る場合は、第6図に示すように箱30の高さhを
高くすることができるので、ゴンドラの1回の停
止で吹き付作業できる面積が広くなり、作業能率
が向上する。
る場合は、第6図に示すように箱30の高さhを
高くすることができるので、ゴンドラの1回の停
止で吹き付作業できる面積が広くなり、作業能率
が向上する。
以上の説明から明らかなように、この考案に係
る自動塗装装置搭載用ゴンドラは、吹き付ノズル
部分を配置する塗装用空間と、前記吹き付ノズル
に塗料を供給するための塗装機器を配置する作動
用空間とを備え、前記両空間の間に仕切りを形成
するので、塗装機器に防爆処理をしたり、防爆型
の塗装機器を配置する必要がないので、自動塗装
装置全体の機器重量を増加することなく、これを
容易にミストから保護することができる効果があ
る。
る自動塗装装置搭載用ゴンドラは、吹き付ノズル
部分を配置する塗装用空間と、前記吹き付ノズル
に塗料を供給するための塗装機器を配置する作動
用空間とを備え、前記両空間の間に仕切りを形成
するので、塗装機器に防爆処理をしたり、防爆型
の塗装機器を配置する必要がないので、自動塗装
装置全体の機器重量を増加することなく、これを
容易にミストから保護することができる効果があ
る。
第1図は、この考案の第1の実施例を示す一部
を欠切した正面図、第2図は、壁に取り付けた状
態での第1図の一部を切欠した側面図、第3図
a,b,cは、それぞれ、塗装ブースと箱体の接
続部分に取り付ける取り付け具の説明図、第4図
は、第2の実施例を示す一部を欠切した概略正面
図、第5図は、壁に取り付けた状態での第4図の
一部を欠切した概略側面図、第6図は、箱体の下
部に塗装ブースを取り付けた自動塗装装置搭載用
ゴンドラの概略説明図である。 1,25……自動塗装装置搭載用ゴンドラ、2
……塗装機器、3,31……塗装機器を配置する
箱、4……吹き付ノズル部分、6,30……吹き
付ノズル部分を配置する箱。
を欠切した正面図、第2図は、壁に取り付けた状
態での第1図の一部を切欠した側面図、第3図
a,b,cは、それぞれ、塗装ブースと箱体の接
続部分に取り付ける取り付け具の説明図、第4図
は、第2の実施例を示す一部を欠切した概略正面
図、第5図は、壁に取り付けた状態での第4図の
一部を欠切した概略側面図、第6図は、箱体の下
部に塗装ブースを取り付けた自動塗装装置搭載用
ゴンドラの概略説明図である。 1,25……自動塗装装置搭載用ゴンドラ、2
……塗装機器、3,31……塗装機器を配置する
箱、4……吹き付ノズル部分、6,30……吹き
付ノズル部分を配置する箱。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 吹き付ノズル部分を配置する塗装用空間と、
前記吹き付ノズルに塗料を供給するための塗装
機器を配置する作動用空間とを備え、前記両空
間の間に仕切りを形成したことを特徴とする自
動塗装装置搭載用ゴンドラ。 (2) 前記塗装用空間と前記作動用空間とは、それ
ぞれ箱により画成され、塗装用空間を画成する
箱は、塗装対象たる構築物側の面が開放された
実用新案登録請求の範囲第1項記載の自動塗装
装置搭載用ゴンドラ。 (3) 前記塗装用空間と前記作動用空間とは、相互
に上下になる位置関係に配置された実用新案登
録請求の範囲第1項又は同第2項記載の自動塗
装装置搭載用ゴンドラ。 (4) 前記塗装用空間と前記作動用空間とはそれぞ
れ箱により形成され、塗装用空間における作動
用空間側の板と、作動用空間における塗装用空
間側の板との少なくともいずれかにより仕切り
を形成した実用新案登録請求の範囲第1項乃至
同第3項のいずれかに記載された自動塗装装置
搭載用ゴンドラ。 (5) 前記塗装用空間と前記作動用空間とはそれぞ
れ箱により形成され、両箱は分離可能に結合さ
れた実用新案登録請求の範囲第1項乃至同第4
項のいずれかに記載された自動塗装装置搭載用
ゴンドラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10463884U JPS6119466U (ja) | 1984-07-11 | 1984-07-11 | 自動塗装装置搭載用ゴンドラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10463884U JPS6119466U (ja) | 1984-07-11 | 1984-07-11 | 自動塗装装置搭載用ゴンドラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6119466U JPS6119466U (ja) | 1986-02-04 |
JPH0326933Y2 true JPH0326933Y2 (ja) | 1991-06-11 |
Family
ID=30663977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10463884U Granted JPS6119466U (ja) | 1984-07-11 | 1984-07-11 | 自動塗装装置搭載用ゴンドラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6119466U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0790190B2 (ja) * | 1986-03-19 | 1995-10-04 | 大阪瓦斯株式会社 | 大型高層構造物の塗装装置 |
-
1984
- 1984-07-11 JP JP10463884U patent/JPS6119466U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6119466U (ja) | 1986-02-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN108472673B (zh) | 用于对建筑物的外墙壁进行喷施涂漆的系统 | |
CN109162431B (zh) | 一种高楼墙面喷涂机器人 | |
CN109171543A (zh) | 一种高空作业机器人 | |
US7677196B2 (en) | Coating plant and associated method of coating an object | |
CN111247335B (zh) | 涂抹工具及其应用,机器人系统,操作现场及方法 | |
KR102075315B1 (ko) | 고소작업차용 페인트스프레이 방진케이지 장치 | |
CN111263856B (zh) | 分配工具及其用途,机器人系统,操作现场及方法 | |
KR102210119B1 (ko) | 비산방지 기능을 가지는 건물외벽 무인 도장장치 | |
JPH0326933Y2 (ja) | ||
CN218508208U (zh) | 一种便于喷涂多类型安全标识线的喷涂机构 | |
CN209136420U (zh) | 一种高空作业机器人 | |
WO2012134075A2 (ko) | 다중분사방식을 이용한 건물 외벽 도장 장치 | |
KR102114172B1 (ko) | 특장차용 붐대의 분체 도장장치 | |
JPH03123652A (ja) | 塗装設備 | |
JPS62255398A (ja) | 高所清掃作業車 | |
CN219503063U (zh) | 一种城市桥梁喷涂机器人 | |
JPS6258783B2 (ja) | ||
JPH075885Y2 (ja) | ホース内蔵型塗装用レシプロケータ | |
CN220521883U (zh) | 一种自动导航式砂浆喷涂机 | |
JPH0323331Y2 (ja) | ||
CN217140816U (zh) | 自动喷涂的阻挡装置及自动喷涂系统 | |
JPH0525925A (ja) | 耐火被覆の施工方法および施工装置 | |
JPH0249175Y2 (ja) | ||
JPH032679B2 (ja) | ||
JPS644981Y2 (ja) |