JPH03268791A

JPH03268791A - 電気機器の制御ユニット

Info

Publication number: JPH03268791A
Application number: JP2069024A
Authority: JP
Inventors: Toshiaki Yamauchi; 山内　俊昭
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1990-03-19
Filing date: 1990-03-19
Publication date: 1991-11-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は半導体圧力センサを備えた電気機器であって、
その半導体圧力センサを他の電装品と同一の基板に取り
付けて成る電気機器の制御ユニットに関する。

（従来の技術）電気機器例えば最近の洗濯機においては、槽内の水位を
検出するための水位センサとして、従来のダイアフラム
形の圧力センサに代え、小形で軽量である半導体圧力セ
ンサを用いることが考えられている。

この場合、制御ユニットに半導体圧力センサを組み込む
ことが考えられており、その構成の一例を、第４図に示
す。半導体圧力センサ１は、洗濯運転に関する制御内容
を設定するためのスイッチ２や制御内容表示用の発光ダ
イオード（図示せず）といった電装品と共に、同一の基
板３に取り付けられている。上記半導体圧力センサ１は
その一面に圧力導入口４を形成しており、この圧力導入
口４には導圧チューブ５の一端部が接続されている。

なお、この導圧チューブ５の他端部は槽に形成されたエ
アトラップに接続されている。また、上記基板３におけ
る電装品取り付け面３ａと対向するようにパネル６が配
設されており、このパネル６にはスイッチ２を操作する
ための押圧子６ａが形成されていると共に発光ダイオー
ドの光を透光表示させるための表示部（図示せず）が形
成されており、この押圧子６８部分が使用者によって抑
圧操作されることにより、スイッチ２がオンオフされる
ようになっている。従って、スイッチ２の被操作部およ
び発光ダイオードの発光部はパネル６の直ぐ近くに位置
させておく構成としている。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、上記構成では、半導体圧力センサ１の圧
力導入口４に接続された導圧チューブ５がパネル６ｇＲ
に導出されることから、半導体圧力センサ１とパネル６
との間の離間寸法に導圧チューブ５の導出スペースを考
慮しなければならず、この結果、基板３とパネル６との
離間寸法が大きくなる。これでは、スイッチ２および発
光ダイオードの高さをいわゆる標準規格品の高さより高
くしなければならず、総じて特別仕様の電装品が必要と
なってコスト高となってしまう。また、制御ユニット全
体の上下厚み寸法が大きくなる問題もある。

なお、標準仕様の電装品を使用することができないこと
はないが、それを使用する場合には電装品ブラケット等
を用いて電装品の取り付け高さを高くする必要があり、
電装品ブラケットの製作や、基板への取り付けについて
かなりの工数および費用を要し、結局コスト高を来す。

本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目
的は、半導体圧力センサを他の電装品と共に同一の基板
に取り付けるようにしたものにおいて、電装品ブラケッ
トを用いなくとも電装品として高さが低いものを使用で
きて、コストの低廉化を図り得ると共に、制御ユニット
全体の薄形化を図り得る電気機器の制御ユニットを提供
するにある。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）本発明は、導圧チューブが接続される圧力導入口を備え
た半導体圧力センサを他の電装品と共に同一の基板に取
り付けると共に、前記基板の電装品取り付け面に対向し
て該電装品の操作もしくは表示のためのパネルを設ける
ようにしたものにおいて、前記半導体圧力センサを、前
記圧力導入口が前記パネルと反対の方向へ向くように前
記基板に取り付ける構成としたところに特徴を有する。

（作用）上記手段によれば、半導体圧力センサにおける圧力導入
口はパネルと反対の方向を向くから、導圧チューブの導
出方向もパネルと反対の方向となる。この結果、基板と
パネルとの間に導圧チューブ導出のためのスペースを要
さず、これら基板とパネルとを接近させることができ、
もっテ基板に取り付けられる電装品としては高さが低い
ものを使用でき、また、全体も薄形化できる。

（実施例）以下、本発明を脱水兼用洗濯機の制御ユニットに適用し
てその第１の実施例につき第１図および第２図を参照し
ながら説明する。

まず、第２図においては脱水兼用洗濯機の全体構成を示
している。外箱１０の内部には、周知のように、水受槽
１１、回転槽１２、モータ１３、機構部１４、撹拌体１
５、排水弁１６等が図示のごとく配設されている。水受
槽１２の下部には水位検出のためにエアトラップ１７が
形成されており、このエアトラップ１７の上部には、後
述半導体圧力センサ２６の導圧チューブ３２の一端部３
２ａが接続されている。前記外箱１０上部の上部カバ−
１０ａ前部には、制御ユニット１８か配設されており、
以下この制御ユニット１８について述べる。

第１図に示すように、制御ユニット１８のケーシング１
９は、底面開放形の本体ケース２０とこれの底面を閉塞
すべく該本体ケース２０に取り付けられた底板２１とか
ら構成されている。上記底板２１には孔部２１ａが形成
されている。ケーシング１９の内部には、基板２２が取
り付けられており、この基板２２には上記孔部２１ａと
対向して孔部２２ａが形成されている。前記本体ケース
２０において、基板２２の電装品取り付け面２２ｂと対
向する上板部はパネル２３とされており、このパネル２
３にはスイッチ操作のための押圧子２４が形成されてい
ると共に、図示しない透光表承部等が形成されている。

そしてこのパネル２３の表面にはパネルシート２５が装
着されている。

前記基板２２には、水位センサとして使用される半導体
圧力センサ２６が、洗濯運転に関する制御内容を設定す
るためのスイッチ２７や制御内容表示用の発光ダイオー
ド（図示せず）といった電装品と共に取り付けられてい
る。なお、スイッチ２７は前記押圧子２４の直下に位置
してはんだ付けにて取り付ｊすられている。

さて、半導体圧力センサ２６は、偏平矩形状の外囲器２
８の内部に半導体感圧部２９を備えて構成されており、
そして外囲器２８には半導体感圧部２９に外部圧力を導
くための圧力導入口３０を突出形成している。さらに外
囲器２８の両側部からはＬ形に屈曲する端子３１が上記
圧力導入口３０の突出方向と同方向に向けて導出されて
いる。

しかして、この半導体圧力センサ２６は、その圧力導入
口３０が基板２２の電装品取り付け面２２ａ側から前記
孔部２２ａに挿入された形態、すなわち圧力導入口３０
がパネル２３と反対の方向を向く形態で該基板２２には
んだ付けにて取り付けられている。

そして、この取り付け状態において、導圧チューブ３２
の他端部３２ｂが孔部２１ａを通して前記圧力導入口３
０に接続されている。

上記構成の本実施例によれば、半導体圧力センサ２６に
おける圧力導入口３０はパネル２３と反対の方向を向く
から、導圧チューブ３２の導出方向もパネル２３と反対
の方向となる。この結果、基板２２とパネル２３との間
に導圧チューブ３２導出のためのスペースを要さず、こ
れら基板２２とパネル２３とを接近させることができ、
もって、電装品ブラケットを用いなくとも電装品として
は高さが低いものを使用できる。従って、電装品として
標準仕様のものが使用できてコストの低廉化に大いに寄
与できる。また、制御ユニット１８全体も薄形化できる
。

なお、上記実施例では、半導体圧力センサ２６を電装品
取り付け面２２ｂ側に位置させ、導圧チューブ３２を電
装品取り付け面２２ｂと！４反対側へ導出する構成とし
たので、組み立て時等において導圧チューブ３２に外力
（引っ張り力）か作用した場合、半導体圧力センサ２６
には基板２２に押し付けられる方向に外力が作用し、こ
の結果、端子３１のはんた付け部分に外力が加わるよう
なことはない。

第３図は本発明の第２の実施例を示しており、同図にお
いては、半導体圧力センサ２６の全体を基板２２の電装
品取り付け面２２ｂと反対の面２２Ｃに取り付けており
、そしてこの場合も圧力導入口３０はパネル２３とは反
対の方向へ向くように設定している。この第２の実施例
においても所期の目的を達成できる。

なお、上記各実施例では、半導体圧力センサをはんだ付
けにより基板に取り付ける構成としたが、半導体圧力セ
ンサは、あらかじめ基板にコネクタを取り付けておく構
成とし、このコネクタに接続することにより該基板に取
り付けるようにしても良い。

その他、本発明は上記した各実施例に限定されず、要旨
を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できるものであ
る。

［発明の効果］本発明は以上の説明から明らかなように、導圧チューブ
が接続される圧力導入口を備えた半導体圧力センサを他
の電装品と共に同一の基板に取り付けると共に、前記基
板の電装品取り付け面に対向して該電装品の操作もしく
は表示のためにパネルを設けるようにしたものにおいて
、前記半導体圧力センサを、前記圧力導入口か前記パネ
ルと反対の方向へ向くように前記基板に取り付ける構成
としたことを特徴とするものであり、これにて、電装品
ブラケットを用いなくとも電装品として高さが低いもの
を使用できて、コストの低廉化を図り得、また、制御ユ
ニット全体の薄形化も図り得るという優れた効果を奏す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明の第１の実施例を示すもの
で、第１図は要部の縦断面図、第２図は脱水兼用洗濯機
の縦断側面図、第３図は本発明の第２の実施例を示す第
１図相当図である。第４図は従来例を示す第１図相当図
である。図面中、１８は制御ユニット、２２は基板、２２ｂは電
装品取り付け面、２３はパネル、２６は半導体圧力セン
サ、３ｏは圧力導入口、３２は導圧チューブを示す。

Claims

【特許請求の範囲】

１、導圧チューブが接続される圧力導入口を備えた半導
体圧力センサを他の電装品と共に同一の基板に取り付け
ると共に、前記基板の電装品取り付け面に対向して該電
装品の操作もしくは表示のためのパネルを設けるように
したものにおいて、前記半導体圧力センサを、前記圧力
導入口が前記パネルと反対の方向へ向くように前記基板
に取り付ける構成としたことを特徴とする電気機器の制
御ユニット。