JPH0326831Y2 - - Google Patents

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JPH0326831Y2
JPH0326831Y2 JP16408784U JP16408784U JPH0326831Y2 JP H0326831 Y2 JPH0326831 Y2 JP H0326831Y2 JP 16408784 U JP16408784 U JP 16408784U JP 16408784 U JP16408784 U JP 16408784U JP H0326831 Y2 JPH0326831 Y2 JP H0326831Y2
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stopper
riser
insert
tread
insertion groove
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JP16408784U
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JPS6178935U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は階段の踏板と蹴込板とを接続する構造
の改良に関するものである。
[背景技術] 従来、階段で踏板1と蹴込板2とを接続する場
合、第4図に示すように水平な踏板1の後部上面
に断面略U字状の差し込み溝3を設け、垂直な蹴
込板2の下端を差し込み溝3に挿入しているだけ
だけであつた。このため蹴込板2の下端が差し込
み溝3から抜け易く、階段を昇降するとき踏板1
に踏圧がかかつて踏板1が撓んで幅方向の中央部
で蹴込板2が差し込み溝3から抜けて第4図に示
すように隙間Sがあくという欠点があつた。
[考案の目的] 本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本考案の目的とするところは止め金具が外係
止爪の食い込みにて差し込み溝に固定されると共
に止め金具が内係止爪の蹴込板への食い込みにて
蹴込板に固定されて踏板に踏圧がかかつても踏板
が撓んで蹴込板が差し込み溝から抜けず隙間がで
きたりしない階段の踏板と蹴込板との接続構造を
提供するにある。
[考案の開示] 本考案階段の踏板を蹴込板との接続構造は、水
平な踏板1の後部上面に設けた差し込み溝3に垂
直な蹴込板2の下端を挿入し、差し込み溝3を蹴
込板2の下端との間に断面略U字状の止め金具4
を介装し、止め金具4の両側片4aより外方に向
けて斜め上方に突設した外係止爪5を差し込み溝
3の内面に食い込ませると共に止め金具4の両側
片4aより内方に向けて斜め下方に突設した内係
止爪6を蹴込板2の下部側面に食い込ませたもの
であつて、上述のように構成することにより従来
例の欠点を解決したものである。つまり差し込み
溝3と蹴込板2の下端との間に断面略U字状の止
め金具4を介装し、止め金具4の両側片4aより
外方に向けて斜め上方に突設した外係止爪5を差
し込み溝3の内面に食い込ませると共に止め金具
4の両側片4aより内方に向けて斜め下方に突設
した内係止爪6を蹴込板2の下部側面に食い込ま
せたことにより、止め金具4が差し込み溝3から
抜けないように固定されると共に止め金具4に蹴
込板2の下端が抜けないように固定されて踏板1
と蹴込板2とが抜けないように確実に接続されて
踏板1に踏圧がかかつても踏板1が撓んで踏板1
の差し込み溝3から蹴込板2の下端が抜けて隙間
があいたりしないようになつたものである。
以下本考案を実施例により詳述する。
水平に取り付ける踏板1の後部上面には第1図
に示すように断面略U字状の差し込み溝3を幅方
向に亘つて2条平行に穿設してあり、垂直方向を
向く蹴込板2は踏板1の前部下方に配置してあつ
て、蹴込板2の上端を踏板1の前部に取着してあ
る。かかる踏板1と蹴込板2は木質材にて形成さ
れている。止め金具4は第2図a,b,cに示す
ように断面略U字状に形成され、止め金具4の長
手方向の両端において両側片4aに外方に向けて
斜め上方に突出する外係止爪5を突設してあると
共に両側片4aに内方に向けて斜め下方に突出す
る内係止爪6を突設してある。両側に間隔を隔て
て配置した桁7の内側面には上下に一定の間隔で
取り付け材8が取り付けられ、踏板1は第3図に
示すように両側の桁7の取り付け材8に架設され
ている。踏板1の2条の差し込み溝3のうち一方
の差し込み溝3に蹴込板2の下端を挿入して踏板
1と蹴込板2とが接続される。このとき差し込み
溝3の長手方向の適所に止め金具4が挿入され、
止め金具4内に蹴込板2の下端が挿入される。す
ると止め金具4の外係止爪5が差し込み溝3の内
側面に食い込むと共に止め金具4の内係止爪6が
蹴込板2の下部側面に係止する。
[考案の効果] 本考案は叙述のように差し込み溝と蹴込板の下
端との間に断面略U字状の止め金具を介装し、止
め金具の両側片より外方に向けて斜め上方に突設
した外係止爪を差し込み溝の内面に食い込ませる
と共に止め金具の両側片より内方に向けて斜め下
方に突設した内係止爪を蹴込板の下部側面に食い
込ませているので、差し込み溝に外係止爪の食い
込みにて止め金具が固定されると共に蹴込板に止
め金具が内係止爪の係止にて固定され、踏板の差
し込み溝に対して蹴込板の下端が抜けないように
確実に接続されて踏板が踏圧にて撓んで隙間があ
いたりしないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の踏板と蹴込板との
接続部の断面図、第2図aは同上の止め金具の斜
視図、第2図bは第2図aの平面図、第2図cは
第2図bの側面図、第3図は同上の踏板の取り付
け状態を示す断面図、第4図は従来例の斜視図で
あつて、1……踏板、2……蹴込板、3……差し
込み溝、4……止め金具、4a……側片、5……
外係止爪、6……内係止爪である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平な踏板の後部上面に設けた差し込み溝に垂
    直な蹴込板の下端を挿入し、差し込み溝と蹴込板
    の下端との間に断面略U字状の止め金具を介装
    し、止め金具の両側片より外方に向けて斜め上方
    に突設した外係止爪を差し込み溝の内面に食い込
    ませると共に止め金具の両側片より内方に向けて
    斜め下方に突設した内係止爪を蹴込板の下部側面
    に食い込ませて成る階段の踏板と蹴込板との接続
    構造。
JP16408784U 1984-10-30 1984-10-30 Expired JPH0326831Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16408784U JPH0326831Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16408784U JPH0326831Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6178935U JPS6178935U (ja) 1986-05-27
JPH0326831Y2 true JPH0326831Y2 (ja) 1991-06-11

Family

ID=30721950

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JP16408784U Expired JPH0326831Y2 (ja) 1984-10-30 1984-10-30

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JPS6178935U (ja) 1986-05-27

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