JPH03264993A - 位置情報の表示処理方法 - Google Patents

位置情報の表示処理方法

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JPH03264993A
JPH03264993A JP2062677A JP6267790A JPH03264993A JP H03264993 A JPH03264993 A JP H03264993A JP 2062677 A JP2062677 A JP 2062677A JP 6267790 A JP6267790 A JP 6267790A JP H03264993 A JPH03264993 A JP H03264993A
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JP
Japan
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cursor
window
amount
cursor movement
displacement
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JP2062677A
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English (en)
Inventor
Hideji Ishikura
石倉 秀司
Takayuki Morioka
隆行 森岡
Kunio Suzuki
邦夫 鈴木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マウスあるいはトラックボール等の位置情報
入力装置から入力された位置情報に応じた位置をマルチ
ウィンドウを用いた表示装置へ表示するための表示処理
方法に関するものである。
〔従来の技術〕
以下位置情報入力装置としてマウスを例にとって説明す
る。マウスを用いて表示画面上の2つ以上の予め指定さ
れた有効表示領域(以下ウィンドウという)内でカーソ
ル移動操作を行う時、カーソルがウィンドウの境界近辺
にあるとその境界を越えないよう常にカーソル位置を意
識しつつ注意深くマウスを操作しなければならない。こ
の問題を解決する従来技術の1つに特開昭62−758
30号公報に記載のものがある。これは任意の方向に回
転可能な球状部材の回転に対し、外部より与えられる信
号または電流により制動がかけられるようにしたマウス
を用い、カーソルがウィンドウ周辺に達したときは、こ
の制動をかける信号又は電流をマウスに供給してマウス
自体の移動が行いにくいようにして解決していた。また
、特開昭63−24286号に示されたものでは、表示
画面の端部にカーソルが位置するときは、マウスの移動
量に対するカーソル移動量を小さくし、これによってカ
ーソルを確認しやすくするようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記した従来技術のうち、制動機能付の特殊マウスを用
いるものでは、マウスそのものが高価となり、またマル
チウィンドウ表示画面でカーソルを1つのウィンドウか
ら他のウィンドウへ移動しようとするときに制動機能の
解除及び復帰という特殊な操作を必要とし、操作性にも
問題があった。
また、特開昭63−24286号の技術は、表示画面の
端部に対するマウスカーソルの制御方法であり、表示画
面をいくつかのウィンドウに分け、各ウィンドウ間とに
独立して表示を行うマルチウィンドウについての記載は
ない。特に、マルチウィンドウでは、各ウィンドウ内で
の確実な作業と、1つのウィンドウから他のウィンドウ
への移動を、作業者に負担をかけることなく行いたいと
いう要求があるが、これが考慮された従来技術はない。
本発明の目的は、制動機能という特殊構造のマウスを用
いることなく、1つのウィンドウ内でのカーソル移動を
行うときはウィンドウ周辺に於いてもカーソルがそのウ
ィンドウから簡単には脱出しないようにし、また1つの
ウィンドウから他のウィンドウへ移りたいときには特別
な操作を行わなくても移れるようにした位置情報の表示
処理方法を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的は、カーソルが1つのウィンドウの周辺にあ
りかつそのウィンドウから脱出する方向へマウス操作が
行われたときにはマウス移動量に対するカーソル移動量
の比率を小さくすることにより達成され、またマウスを
所定の速度以上の速度で移動したときだけウィンドウ間
の移動を可能とし、それ以外ではウィンドウ境界から出
られないようにして達成され、あるいはマウスを反対方
向に操作した後一定時間内に目的とするウィンドウ方向
へ脱出するように操作した時だけウィンドウ間の移動を
可能とし、その他のときはウィンドウ境界から出られな
いようにして達成される。
〔作 用〕
カーソルがマルチウィンドウ表示画面上の1つのウィン
ドウから脱出するように操作しても、カーソルがウィン
ドウ周辺に近づくと移動量が減少して脱出しにくくなる
ので、マウスを注意深く操作する必要がない。さらにマ
ウス操作を続けて1つのウィンドウからカーソルを出し
てしまえば、その移動量は普通の速度に自動的にもどり
、特別な操作を必要としない。
またマウスを所定値以上の速度で移動させたときだけウ
ィンドウからの脱出を可能とすることにより、通常の速
度で操作すればカーソルがウィンドウから出ることはな
いので注意深くマウスを操作する必要がなくなり、また
早い速度での操作によりウィンドウ間の移動が行えるか
ら、ボタン等の使用による特別な操作なしで操作ができ
る。
さらに一定時間内に反対方向への操作をするという特異
な操作をしなければカーソルはウィンドウを出られない
から、注意深くマウスを操作する必要がなく、また前記
特異な操作を行えばカーソルのウィンドウ間移動が行え
るのでボタン等を使用する特別操作を必要としない。
〔実施例〕
以下、本発明の詳細な説明する。第4図は本発明を実施
するためのシステム構成の1例を示すブロック図で、マ
ルチウィンドウ上にカーソルを表示する620 * 4
00ドツトのデイスプレィ1、デイスプレィ1にカーソ
ルを表示するためのカーソル表示制御部2、マウス3、
マウス3の操作によりカーソル表示位置を決定するカー
ソル表示処理部4から成っている6表示処理部4内では
、プロセッサ6はバス8を経由してメモリ7に格納され
ているプログラムを読み出して動作し、入力ポート9を
介してカーソル制御部2ヘデイスプレイ1に表示されて
いるカーソルのX及びY方向の座標を読み込み、また入
力ポート11を介しマウス3内のX方向検出エンコーダ
12、Y方向検出エンコーダ13の値である変位量を読
み出し、これらを入力データとして演算処理を行う、そ
の結果は出カポ−)−10を介してカーソル表示制御部
2へ、カーソルのX及びY方向のドツト単位の移動量と
して出力し、カーソル表示制御部2はその値に従いデイ
スプレィ1に表示しているカーソルを移動させる。
マウス3は、その操作によって発生するX方向。
Y方向の信号を各々エンコーダ12.エンコーダ13に
マウスの2■移動単位で積算し、カーソル表示処理部4
からの読み出し信号5により変位量である積算値を入力
ポート11に出力し、その後帰零し再び積算を開始する
第5図は、カーソル表示処理部4内プロセツサ6による
カーソル移動処理手順のフローチャートで、まず読み出
し信号5により、入力ポート11を介してマウス3のエ
ンコーダ12.13よりマウス3のx、y方向各々の2
■移動単位の変位量をとり込み(ステップ100)、ま
た入力ポート9を介してカーソル表示制御部2より現在
デイスプレィ1に表示しているカーソルの座標を読み出
す(ステップ110)。上記2つの情報によりカーソル
のドツト単位の移動量を算出する(ステップ120)が
、これは本発明の特徴とする部分であるので後に詳しく
述べる。この算出結果は出力ボート10を介してカーソ
ル表示制御部2に送られ(ステップ130)、カーソル
表示制御部2はデイスプレィ1に表示しているカーソル
を移動させる。以上の処理は100ミリ秒周期で繰り返
し実行される(ステップ140)。
以下、ステップ120のカーソル移動量算出処理につい
て実施例を説明する。第1図はカーソル移動量算出処理
の一実施例を示すもので、カーソルがウィンドウの内部
にあって周辺部にはなく、かつ変位量により周辺部に達
しない時は、変位量をそのままカーソル移動量とする(
ステップ200゜205、210.215)。また変位
量によりウィンドウ周辺部に達する時は、カーソル表示
座標からウィンドウ周辺部までの距離に、変位量と上記
距離の差の移動量を100等分した値の整数部を加えて
カーソル移動量とし、小数部はメモリ7内に設けた変数
Xに格納する(ステップ200.205.210.22
0゜225、230)、一方、カーソルがウィンドウ周
辺部内にあり、変位量がウィンドウから脱出しない方向
の時は、変位量をカーソル移動量としくステップ200
.235.215)、変位量がウィンドウから脱出する
方向の時は変位量を100等分し、Xに加算する(ステ
ップ200.235.240)、そしてその結果、Xが
1以下の時は、0をカーソル移動量としくステップ24
5.250)’、 xが1以上でかつカーソル表示座標
がXの整数部によりウィンドウ周辺部に達してない時は
、Xの整数部をカーソル移動量とし、Xは小数部だけに
する(ステップ245.255.270゜275)。X
が1以下でかつカーソル表示座標がXの整数部によりウ
ィンドウ周辺部に達した時は、カーソル表示座標から周
辺部までの距離に、Xと上記距離の移動量を100倍し
た値を加えてカーソル移動量とする(ステップ245.
255.260.265)。
カーソルがウィンドウの外部を表示している時は、変位
量をそのままカーソル移動量とする(ステップ200.
205.215)。
第6図は本実施例を具体的に説明するためのデイスプレ
ィの表示例を示す、 620X420ドツトのデイスプ
レイ21内に、座標(49,49)、(49,249)
(249,49)、(249,249)を結んだウィン
ドウ22と、座標(349,49)、(349,379
)、(599,49)、 (599゜379)を結んだ
ウィンドウ23が定められている。
又4つの座標(59,59)、(239,59)、(5
9,239)、(239,239)で形成される四角形
とウィンドウ22の枠との間の斜線部をウィンドウ22
の周辺部24とする。カーソル20は、当初ウィンドウ
22内の座標(149,149)に表示されており、こ
れをウィンドウ23へ移動するため、マウスをX方向へ
1m/秒のスピードで移動するものとする。このときマ
ウスのX方向の0.1秒あたりの変位量は1000閣/
2■X0.1=50となる。
第7図は上記動作を行った時のカーソル表示座標の変化
を示したものである。以下第1図のフローチャートに従
って、X方向のカーソル移動動作を説明する。まず0.
1秒後にはカーソル表示座標は149で、これはウィン
ドウ22内で周辺部24にはなく(このようにあるウィ
ンドウ内にあってかつその周辺部にはないことを、以下
では“真の内部にある”と呼ぶ)、かつ変位量50によ
り移動しても周辺部24には達しないので、ステップ2
00.205゜210、215の処理により移動量は5
0となり、表示座標は149+50=199となる。0
.2秒後にはカーソル表示座標はウィンドウ22の真の
内部にありかつ変位量により199+50=249.つ
まり周辺部24に達するので、ステップ200.200
.205.210.220.225゜230の処理にな
る。このときカーソル表示座標から周辺部24までの距
離は239−199=40で、移動量は40 + (5
0−40) / 100の整数部=40となるので表示
座標は199+40=239となり、(50−40) 
/ 100の小数部0.1がXにセットされる。0.3
秒後以降はカーソル表示座標は周辺部24内であり、ス
テップ200、235.240.245の処理が行われ
て変位量の0.01倍の値0.5がXに加算される。X
の値は0.1゜0.6.1゜1と変化し、0.1.0.
6の時はステップ245゜250の処理が行われカーソ
ル移動量はOとなりカーソルは移動しない、そして1.
1の時は、ステップ245.255.270.275の
処理が行われ、カーソル移動量はXの整数部である1と
なり、その後Xは小数部のみの値である0、1となる。
従ってXの値は0.1秒毎に0.1.0.6.1.1.
0.1.・・・と変化し、1.1の時カーソルが1ドツ
ト移動する。このような処理を繰り返し実行すると、2
.2秒後の時カーソル表示座標は248でXの値は1.
1となり、Xの整数部によりウィンドウ22の境界の2
49に達するので、ステップ255.260.265の
処理となる。カーソル表示座標からウィンドウ22まで
の距離は249−248=1’t”、移動量は1 +(
1,1−1)xtoo=11となるので表示座標は24
8+11=259となる。2.3秒、2.4秒後の時は
カーソル表示座標はウィンドウ22及びウィンドウ23
外の250〜348の範囲なのでステップ200.20
5.210の処理が行われ変位量が移動量となり、2.
4秒後の時は表示座標が309なので309 + 50
 = 359となり、ウィンドウ23に到達する。
本実施例によれば、カーソル20がウィンドウ22から
脱出するようにマウスを操作しても、周辺部24でカー
ソル移動量が100分の1に減少し、2秒、つまりマウ
スを2m操作しないと脱出できないので、ウィンドウ2
2から脱出しないよう注意しながら操作する必要がない
。またマウスを2m操作すれば通常のカーソル移動量に
戻るので、ウィンドウ22から脱出する時に特別な操作
が必要ないという効果がある。
第2図はカーソル移動量算出処理の他の実施例を示すも
ので、カーソルがウィンドウの内にあり、かつ変位量に
より当該ウィンドウより脱は出さない時は、変位量をカ
ーソル移動量とする(ステップ300.305.320
)、カーソルがウィンドウ内にあって変位量がそのウィ
ンドウより脱は出すような値でかつ変位量が100未満
の時は、カーソル表示座標から当該ウィンドウの境界ま
での距離をカーソル移動量としくステップ300.30
5.310.315)、変位量が当該ウィンドウより脱
は出すような値でかつ変位量が100以上のときは、そ
の変位量をカーソル移動量とする(ステップ300.3
05.310゜320)。カーソルがウィンドウ外にあ
る時は、変位量をカーソル移動量とする(ステップ30
0.320)。
第8図は第2図の実施例を具体的に説明するためのデイ
スプレィ表示例を示す。デイスプレィ21、ウィンドウ
22.23の関係は第6図と同じである。
カーソル20は当初ウィンドウ22内(149,149
)に表示されており、カーソルをウィンドウ23の方向
へ移動するためマウスをX方向に1m/秒及び2m/秒
の速度で移動するとする。マウスの0.1秒あたりのX
方向の変位量は各速度に対して1000mm/ 2 a
m Xo、1=50及び2000m+/ 2 am X
o、1=100となる。
第9図は上記動作を行った時のカーソル表示座標の変化
を示したものである。以下第2図のフローチャートに従
って、X方向のカーソル移動動作を説明する。まずマウ
スの速度が1m1秒の場合を説明する。0.1秒後のカ
ーソル表示座標は149でこれはウィンドウ22内であ
り、変位量50により移動してもやはりウィンドウ22
内であるので、ステップ300.305.320の処理
によりカーソル移動量は50となり表示座標は、149
+50=199となる。
0.2秒後も同一条件により変位量は50なので199
+50 = 249となる。0.3秒後のカーソル表示
座標はウィンドウ22内であり、かつ変位量による移動
は249 + 50 = 299でウィンドウ22より
外に出る。そして変位量は50でこれは100未満なの
でステップ30o。
305、310.315の処理によりカーソル移動量は
カーソル表示座IW249からウィンドウ22の境界2
49の距離、つまりOとなり、カーソル20は移動しな
い。
0.4秒後も同一条件となってカーソル20は移動せず
、1m/秒でマウスを動かしている限りカーソル20は
ウィンドウ22より脱は出すことはできない。
次にマウスのスピードが2m/秒の時を説明する。0.
1秒後のカーソル表示座標はウィンドウ22内であり、
変位量による移動もウィンドウ22内なので、ステップ
300.305.320の処理によりカーソル移動量は
100、カーソル表示座標は149+100=249と
なる。 0.2秒後のカーソル表示座標はウィンドウ2
2内であり、変位量による移動は249 + 100=
349で、ウィンドウ22より外に出る。そして変位量
は100でこれは100以上であるからステップ300
、305.310.320の処理が行われ、カーソル移
動量は100、表示座標は249 + 100 = 3
49となりウィンドウ23の境界まで移動する。従って
この場合は、カーソル20はウィンドウ22より脱は出
すことができる。
本実施例によれば、カーソル20がウィンドウから脱出
する手段として、マウスを2 m 7秒以上という高速
で操作すればよく、特別な操作は必要なし)。
第3図はカーソル移動量算出処理のもう1つの実施例を
示すもので、この実施例では新しい変位量はまずトレー
スエリアにトレースされる(ステップ400)。トレー
スエリアはメモリ7内に設けられていて、第10図に示
すように過去1秒前までの変位量をトレースしている。
トレースエリアがトレースで一杯になったときは一番古
い変位量を消してそのあとへ新しい変位量をトレースす
ることにより、常に1秒前までの全ての変位量の向きと
大きさが記録されている。
次に、カーソルがウィンドウ内にあり、変位量により前
記ウィンドウより脱は出さない時は、変位量をカーソル
移動量とする(ステップ405.410゜425)。カ
ーソルがウィンドウ内にあり、変位量により前記ウィン
ドウより脱は出してかつトレースエリアより過去1秒間
に反対方向の変位量がない時は、カーソル表示座標から
ウィンドウ境界までの距離をカーソル移動量としくステ
ップ405.410゜415、420)、変位量により
ウィンドウより脱は出してかつトレースエリアに反対方
向の変位量がある時は、変位量をカーソル移動量とする
(ステップ405.410.415.425)、カーソ
ルがウィンドウの外にある時は変位量をカーソル移動量
とする(ステップ405.425)。
第11図は第3図の実施例を具体的に説明するためのデ
イスプレィ表示例を示す。デイスプレィ21゜ウィンド
ウ22、ウィンドウ23の関係は第6図と同じである。
カーソル20は、当初ウィンドウ22内の点(149,
149)に表示されており、マウスを1m/秒のスピー
ドでコースAあるいはコースBkこ従って移動するもの
とする。いずれの場合も0.01秒あたりの変位量は1
000m/ 2−Xo、1=50となる。
第12図は上記動作を行った時のカーソル表示座標の変
化を示したものである。以下第3図のフロ−チャートに
従ってX方向のカーソル移動動作を、まずマウスをコー
スAに従って移動した時から説明する。0.1秒後のカ
ーソル表示座標は149でウィンドウ22の49〜24
9内である。カーソルはX方向に移動していてX方向の
変位量はOであり、ウィンドウ22からは出ないので、
ステップ400.405゜410、425の処理により
カーソル移動量はX方向のみとなりカーソル表示座標は
X方向に変位量だけ移動する。以下0.4秒後までは同
様の条件となってカーソル表示座標は変位量の値だけ移
動する。
0.5秒後のカーソル表示座標は249でありウィンド
ウ22内で変位量による移動は249 + 50 = 
299となり、これはウィンドウ22の外に出る。しか
しトレースエリアには反対方向を示す負の変位量はトレ
ースされていないので、ステップ400.405.41
0.415゜420の処理によりカーソル移動量はカー
ソル表示座標249からウィンドウ22の境界249ま
での距離、つまりOとなる。即ちこのときカーソル20
は移動しない。0.6秒後も同一条件となってカーソル
20は移動せず、ウィンドウ22より脱出することばな
し)。
次にマウスをコースBに従って移動させた場合を説明す
る。0.1秒後のカーソル表示座標はウィンドウ22内
であり、変位量−50による移動もウィンドウ22内な
ので、ステップ400.405.410.425の処理
によりカーソル移動量は−50となりカーソル表示座標
は149−50 = 99となる。以下0.4秒後まで
は同様の条件であり、カーソル表示座標は変位量の値だ
け移動する。0.5秒後のカーソル表示座標は249で
ウィンドウ22内にあり、変位量50による移動は24
9 + 50 = 299で、ウィンドウ22の外に呂
る。そしてトレースエリアには0.4秒前の−50とい
う反対方向の変位量が記録されているから、ステップ4
00.405.410.415.425の処理によりカ
ーソル移動量は50となり、カーソル表示座標は249
 + 50 = 299となる。従ってこの場合カーソ
ル20はウィンドウ22から脱出することができる。0
.6秒後のカーソル表示座標はウィンドウ22及びウィ
ンドウ23の外なのでステップ400.405.425
の処理によりカーソル移動量は50となり、カーソル表
示座標は299 + 50 = 349でウィンドウ2
3の境界まで移動する。
本実施例によれば、カーソルをウィンドウから脱出させ
るためにマウスを反対方向に動かしてから1秒以内に脱
出方向へ動かす、という操作を行えばよく、特別なボタ
ン操作などは必要としない。
なお、以上の第1図〜第3図の実施例では位置情報入力
装置をマウスとしたが、これはトラックボール等地の入
力装置にも適用可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、カーソルの通常の移動によってはそれ
がウィンドウから容易に脱出しないかあるいは全く脱出
しないので、ウィンドウ周辺部でのカーソル操作が簡単
になるという効果があり。
またカーソルのウィンドウ間の移動は、カーソルの高速
移動または逆方向への操作を付加するだけで行え、移動
以外の操作をする必要がない、しかもこれらの効果の実
現に特別なマウスを用意しなくても安価なマウスで実現
できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はそれぞれ本発明の特徴とするカーソル
移動処理の手順の実施例を示すフローチャート、第4図
は本発明を実現するためのシステム構成例を示すブロッ
ク図、第5図はカーソル表示処理の全体を示すフローチ
ャート、第6図及び第7図は第1図の実施例の動作説明
のためのデイスプレィ表示例及びカーソル表示座標の変
化例を示す図、第8図及び第9図は第2図の実施例の動
作説明のためのデイスプレィ表示例及びカーソル表示座
標の変化例を示す図、第10図〜第12図は第3図の実
施例の動作説明のためのトレースエリア、デイスプレィ
表示例及びカーソル表示座標の変化例を示す図である。 1・・・デイスプレィ、3・・・マウス、4・・・カー
ソル表示処理部、7・・・メモリ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、表示画面上に設定されたウィンドウ内にカーソルが
    ある場合に、位置情報入力手段により入力されたカーソ
    ル移動量がカーソルを上記ウィンドウの外へ移動させる
    大きさ及び方向を有するときには、上記入力されたカー
    ソル移動量と同じ方向でかつ大きさが100分の1の量
    を表示画面上のカーソル移動量とすることを特徴とする
    位置情報の表示処理方法。 2、表示画面上に設定されたウィンドウ内にカーソルが
    ある場合に、位置情報入力手段により入力されたカーソ
    ル移動量がカーソルを上記ウィンドウの外へ移動させる
    大きさ及び方向を有するときには、もし上記位置情報入
    力手段によるカーソル移動量の入力速度が所定値以上で
    あれば上記入力されたカーソル移動量をそのまま表示画
    面上のカーソル移動量とし、もし所定値以下であれば上
    記入力されたカーソル移動量と同じ方向で上記ウィンド
    ウの境界上に達した位置までカーソルを移動することを
    特徴とする位置情報の表示処理方法。 3、位置情報入力手段により入力されたカーソル移動量
    を格納する記憶手段を設けるとともに、表示画面上に設
    定されたウィンドウ内にカーソルがある場合に、位置情
    報入力手段により入力されたカーソル移動量がカーソル
    を上記ウィンドウの外へ移動させる大きさ及び方向を有
    するときには、もし所定時間さかのぼった時点までの間
    に今入力されたカーソル移動量とは反対方向のカーソル
    移動量が上記記憶手段に格納されていれば今入力された
    カーソル移動量を表示画面上のカーソル移動量とし、も
    し格納されていなければ今入力されたカーソル移動量と
    同じ方向で上記ウィンドウの境界上に達した位置までカ
    ーソルを移動することを特徴とする位置情報表示処理方
    法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100422087B1 (ko) * 1995-04-28 2004-06-24 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 커서로사용자표적영역을포착할수있게하는방법및정보처리시스템

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KR100422087B1 (ko) * 1995-04-28 2004-06-24 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 커서로사용자표적영역을포착할수있게하는방법및정보처리시스템

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