JPH03264550A - 不飽和単量体の製造方法 - Google Patents

不飽和単量体の製造方法

Info

Publication number
JPH03264550A
JPH03264550A JP2065446A JP6544690A JPH03264550A JP H03264550 A JPH03264550 A JP H03264550A JP 2065446 A JP2065446 A JP 2065446A JP 6544690 A JP6544690 A JP 6544690A JP H03264550 A JPH03264550 A JP H03264550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
active hydrogen
unsaturated monomer
carboxylic acid
formula
dicyclohexylcarbodiimide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2065446A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0729983B2 (ja
Inventor
Keiji Tanaka
田中 敬次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Chemical Industries Ltd filed Critical Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority to JP2065446A priority Critical patent/JPH0729983B2/ja
Publication of JPH03264550A publication Critical patent/JPH03264550A/ja
Publication of JPH0729983B2 publication Critical patent/JPH0729983B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は不飽和単量体の製造方法に関する。
[従来の技術] カルボン酸基を有する不飽和単量体の誘導体にエステル
化物、チオエステル化物、アミド化物等があるが、従来
、これらはカルボン酸系−単量体あるいはカルボ゛ン酸
りロライド系単量体とアルコール、チオール、アミンと
の脱水反応あるいは脱HC1反応であった。
[発明が解決しよとする課題] しかしながら、従来の技術では、脱水反応の場合、高温
を要し、単量体の着色化や重合化の危険があった。また
脱HCI反応の場合、比較的低温で反応できるものの、
副成するHCIが強酸であるため、生成物の分解や不飽
和基への付加等の副反応、あるいは脱HCI剤による酸
クロライドの加水分解等の副反応を完全に免れることは
できず、高い純分の単量体を得ることはできなかった。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため鋭意検討した結果、本発明に到
達した。即ち本発明は、 一般式 %式%(1) で表されるカルボン酸(A)と一般式 (HX)nR3(2) で表される活性水素含有化合物(B)とを、脱水剤トシ
テN1Nジシクロヘキシルカルボジイミドを用い、かつ
15°C以下の反応温度で反応させることを特徴とする
一般式 %式%(3) (式中、R1、R2はHl  アルキル基またはハロゲ
ン;Xは0、SまたはNHのいずれか;R3は0H1S
Hまたはアミノ基を含有する活性水素化合物からOH1
SHまたはアミノ基を除いた残基;nは正数である)で
表される不飽和単量体(C)の製造方法である。
一般式(1)で表されるカルボン酸(A)としては、カ
ルボン酸系単量体であれば、いずれでも適応され、例え
ば、アクリル酸、メタクリル酸、α−ブロモ(メタ)ア
クリル酸無水物等が挙げられる。
カルボン酸と反応可能な一般式(2)で表される活性水
素化合物(B)としてはアルコール類、チオール類、ア
ミン類が挙げられ、官能基数を示すnは特に制限されな
いが、産業上よく用いられる化合物としては、通常1〜
5である。
アルコール類としてはOH基を含有しておればよく、メ
タノール、ラウリルアルコール、エチレングリコール、
グリセリン等の脂肪族アルコール、フェノール、ベンジ
ルアルコール等の芳香族アルコール、ポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール等のポリエーテル誘
導体、末端OH基のポリエステル誘導体、ポリビニルア
ルコール等を挙げることができる。
チオール類としてはSH基を含有しておればよく、エチ
ルメルカプタン、エチレンジチオール等の脂肪族チオー
ル、フェノチオール、ベンジルチオール等の芳香族チオ
ール、ポリエチレンチオグリコール等のポリチオエール
誘導体、末端SH基のポリチオエステル誘導体等を挙げ
ることができる。
アミン類としてはアミン基を含有しておればよく、ブチ
ルアミン、ヘキサメチレンジアミン、アリルアミン等の
脂肪族アミン、アニリン、ベンジルアミン等の芳香族ア
ミン、末端アミノ基のポリアミド誘導体、ジブチルアミ
ン等を挙げることができる。
(B)のうち好ましいものはチオール類である。
カルボン酸(A)と活性水素含有化合物(B)の反応組
成比は通常当量比でよいが、反応速度を上げる等目的に
応じて、いずれかを過剰に用いてもよい。
一般式(3)で表される不飽和単量体(C)は、カルボ
ン酸(A)と活性水素含有化合物(B)とを脱水剤とし
てN1Nジシクロヘキシルカルボジイミド(以下、DC
Cと略記)を用い、かつ15℃以下の反応温度で反応さ
せることにより得られる。
脱水剤として用いるDCCの使用量は、通常使用するカ
ルボン酸(A)に対し、90〜110モル%である。
本発明の製造方法においては、必要により助触媒を用い
ることができる。
助触媒としては、4−N、Nジメチルアミノピリジン、
ピリジン、 トリエチルアミン等を挙げることができる
。これらの中で好ましいのは、4−N、Nジメチルアミ
ノピリジンがあげられる。触媒の使用量は、カルボン酸
(A)に対し、通常0〜10モル%である。
本発明の製造方法において、必要により溶剤を用いるこ
とができる。溶剤としては用いる原料及び生成物に不活
性なものであればいずれでもよいが、具体的には、ベン
ゼン、トルエン等の芳香族溶剤、ヘキサン、ヘプタン等
の炭化水素系溶剤、メチレンクロライド、クロロホルム
等の塩素系溶剤、アセトン、テトラヒドロフラン、ジメ
チルスルホキシド、水等の極性溶剤等をあげることがで
きる。これらの中で好ましいのは、芳香族溶剤及び塩素
系溶剤である。溶剤の使用量は、用いる原料の合計に対
し、通常、θ〜20重量倍である。
本発明の製造方法において、必要により重合禁止剤を用
いることができる。重合禁止剤としては特に制限はなく
、公知のハイドロキノン、p−メトキシハイドロキノン
、フェノチアジン、m−ニトロソフェノール等が挙げら
れる。使用量は通常、カルボン酸(A)に対し、O〜2
0000ppmである。
本発明の製造方法は、反応温度を15°C以下に制御す
ることが特徴である。反応温度を15°C以下にするこ
とで、不飽和単量体(C)の着色や重合によるオリゴマ
ー等の不純物を回避することができる。15℃を越える
と、種々の副反収が誘発され、高純度の不飽和単量体(
C)を得ることが困難となる。
一般式(3)で表される不飽和単量体(C)の具体例と
してはエステル化物、チオエステル化物、アミド化物の
種々の組成物を挙げることができる。
例えば、エステル化物としては、ブチルメタクリレート
、ポリエチレングリコールジメタクリレート等、チオエ
ステル化物としては、プロピルチオアクリレート、ポリ
エチレンチオグリコールジメタクリレート等、アミド化
物としては、イソプロピルアクリルアミド、ジブチルメ
タクリルアミド等を挙げることができる。これらのうち
好ましいものはチオエステル化物である。
[実施例] 以下、実施例により本発明を説明するが、本発明はこれ
に限定されるものではない。尚、部は重量部を表す。
収率は洗浄後の単離重量を活性水素化合物(B)基準の
理論収率から換算した。色相はハーゼン試験法により判
定した。純分はガスクロマトグラフィーあるいは液体ク
ロマトグラフィーを用いて評価した。
実施例1 テトラエチレングリコール50部及びメタクリル酸50
部を塩化メチレン300部に添加し、15℃以下にて攪
拌下D CCI20部をゆっくり滴下した。16時間後
、1%の酢酸水溶液及び4.8%のNaOH水溶液で洗
浄したのち、塩化メチレン相を分液し、溶剤を除去して
、テトラエチレングリコールジメタクリレート(不飽和
単量体(C))88部を得た。収率、色相、純分を表2
に示した。
実施例2〜6 表1に示したカルボン酸(A)と活性水素含有化合物(
B)を用いた以外は実施例1と同様の方法で反応を行い
、対応する不飽和単量体(C)を得た。いずれも(A)
は(B)の官能基数に対し1.02当量用いた。DCC
は(A)に対し当量用いた。
これらの収率、色相、純分を表2に示した。
[表1] [表2コ [発明の効果] 本発明の製造方法を用いることにより、従来の反応に比
べ、高温あるいは強酸のHCIの発生がなく、穏和な条
件下での反応のため、より高純度で色相のよい不飽和単
量体(C)を収率よく得ることができる。
従って、本発明の製造方法によって得られる不飽和単量
体(C)は色相と純度で高品質なものが望まれていた、
光学材料、表面コーティング材料、電子材料等の樹脂用
の単量体として応用が可能でMA:メタクリル酸、 AAニアクリル酸無水物

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 R^1_2C=CR^2COOH(1) で表されるカルボン酸(A)と一般式 (HX)_nR^3(2) で表される活性水素含有化合物(B)とを、脱水剤とし
    てN、Nジシクロヘキシルカルボジイミドを用い、かつ
    15℃以下の反応温度で反応させることを特徴とする一
    般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(3) (式中、R^1、R^2はH)アルキル基またはハロゲ
    ン;XはO、SまたはNHのいずれか;R^3はOH、
    SHまたはアミノ基を含有する活性水素化合物からOH
    、SHまたはアミノ基を除いた残基;nは正数である)
    で表される不飽和単量体(C)の製造方法。
JP2065446A 1990-03-15 1990-03-15 不飽和単量体の製造方法 Expired - Lifetime JPH0729983B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2065446A JPH0729983B2 (ja) 1990-03-15 1990-03-15 不飽和単量体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2065446A JPH0729983B2 (ja) 1990-03-15 1990-03-15 不飽和単量体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03264550A true JPH03264550A (ja) 1991-11-25
JPH0729983B2 JPH0729983B2 (ja) 1995-04-05

Family

ID=13287371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2065446A Expired - Lifetime JPH0729983B2 (ja) 1990-03-15 1990-03-15 不飽和単量体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0729983B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108586249A (zh) * 2018-05-28 2018-09-28 杭州盛弗泰新材料科技有限公司 一种1,4-丁二醇二甲基丙烯酸酯的合成方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108586249A (zh) * 2018-05-28 2018-09-28 杭州盛弗泰新材料科技有限公司 一种1,4-丁二醇二甲基丙烯酸酯的合成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0729983B2 (ja) 1995-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3179485B2 (ja) フルオロ脂肪族アミノカルボキシレート界面活性剤の製造方法
JPH03264549A (ja) 不飽和単量体の製造方法
US4355185A (en) Process for the preparation of 2-mercaptoalkyl-sulphides and 2-mercaptoalkylethers
EP0614874A2 (fr) Procédé de fabrication d'esters halogénés d'acides carboxyliques ou dicarboxyliques
US4194052A (en) Method of preparing novel sulfonic acid salts of acyloxyalkylamines and polymers and compounds therefrom
JPH03264550A (ja) 不飽和単量体の製造方法
JP2002128889A (ja) メルカプト脂肪酸とポリオキシアルキレン化合物とのエステルおよびその製造方法
EP0414396B1 (en) N-hydroxyalkyl-mercaptoalkanamides
Knaus et al. Photoinitiators with functional groups. Part IV. Water-soluble photoinitiators containing quaternary ammonium groups
JPH04279609A (ja) 1−置換エチルメタクリレート類の製造法
US5091573A (en) Thiol-terminated hydroxyamides
US4395569A (en) Method of preparing sulfonic acid salts of acyloxyalkylamines and polymers and compounds therefrom
KR100296737B1 (ko) 아세클로페낙의 제조방법
US5247125A (en) Thiol-terminated hydroxyamides
JPS6368542A (ja) フツ化メタクリル酸エステル
JP3558798B2 (ja) ヒドロキシアルキル(メタ)アクリレートのクロロホルメートの製造方法
JP3911705B2 (ja) アゾビスシアノカルボン酸クロリドの製造方法
JPH07267906A (ja) 不飽和4級アンモニウム塩水溶液の製造方法
JPH06298850A (ja) 含フッ素ビニルアルコール重合体及びその製造方法
JPH02145554A (ja) 不飽和カルボン酸イソシアナトアルキルエステルの製造法
JPS6270352A (ja) N−置換アクリルアミドまたはメタクリルアミド類の製法
JPH10158224A (ja) 不飽和第4級アンモニウム塩の製造法
JPH03145457A (ja) イオウ含有アクリル化合物の製造方法
JPS60178856A (ja) ヒドロキシアルカンスルホン酸塩類の精製法
FR2707288A1 (fr) Chlorure de méthacrylate de tertiobutylaminoéthyle, son procédé de préparation et ses applications.