JPH03264062A - 医療廃棄物粉砕滅菌処理装置 - Google Patents

医療廃棄物粉砕滅菌処理装置

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JPH03264062A
JPH03264062A JP6458590A JP6458590A JPH03264062A JP H03264062 A JPH03264062 A JP H03264062A JP 6458590 A JP6458590 A JP 6458590A JP 6458590 A JP6458590 A JP 6458590A JP H03264062 A JPH03264062 A JP H03264062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot air
temperature
conveyor
waste
duct
Prior art date
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Pending
Application number
JP6458590A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiko Tateishi
立石 文子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RENYUU COSMO KK
Original Assignee
RENYUU COSMO KK
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Publication date
Application filed by RENYUU COSMO KK filed Critical RENYUU COSMO KK
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Publication of JPH03264062A publication Critical patent/JPH03264062A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は医療廃棄物を粉砕し滅菌する装置である。
[従来技術] 周知の通り医療廃棄物の処理が社会問題化されており、
従来はこの医療廃棄物の処理に関しては焼却法と高圧蒸
気滅菌法とが推奨されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし上記焼却法に於いては一部未燃焼の細菌が放出さ
れるのを防ぐ為のアフターバーニング。
同脱臭、プラスチックスの燃焼による排ガス処理等の問
題があり、その処理量が大量になってコスト高になるこ
と、また上記高圧蒸気滅菌法に於いては、蒸気を浸透さ
せる為の粉砕、その時に出る血液その他の液体の処理、
圧力容器とそのシールの問題等困難な問題が多くある。
[目的] 本発明は上記の点に鑑み成されたもので、その目的は、
医療廃棄物を外界と完全に遮断された密閉システムの中
で、ポリ袋等の容器ごと粉砕して乾燥、昇温滅菌を熱風
によって行なう所の、簡易な滅菌処理を提供するにある
。そしてその処理後は、通常の一般廃棄物として燃焼し
てもよいし、埋め立てに使用してもよい手段を提供する
にある。
[課題を解決する為の手段] 上記目的を達成する為に、本発明は医療廃棄物受入用の
ホッパー、その底部に接続され廃棄物を一定速度で送り
出すフィーダー、その直下に接続され廃棄物を粉砕する
インベラーブレーカー又はハンマーミル等高速に回転す
る物体によって物を粉砕する装置、その直下に接続され
多段のエプロン又はベルトコンベヤーを保温容器の中に
具えて粉砕廃棄物を上段から下段に順次移送し乍らその
流れと同方向の熱風によって昇温、乾燥、滅菌を行なう
滅菌処理、同熱風を循環するブロワ−及びダクト、同ダ
クトから循環ガスの一部を抜き出し且つそれを燃焼脱臭
する装置、同装置の高温排気の一部を前記循環ダクトに
返して、熱風の温度を高め、残りの高温排気はボイラー
に供給するか、空気予熱装置を通して温度を下げ、必要
によっては集塵機を通して排気する装置とから成る。
[作用] 本発明は上記構成なので、医療廃棄物を密閉容器内で粉
砕してから、多段コンベヤー上を反転し乍ら下方に送り
、循環する熱風によって乾燥、昇温、滅菌が急速に且つ
完全に行なわれる。又、その時に生ずる排気は燃焼脱臭
装置により高温度で完全に滅菌される。さらに排風ブロ
ワ−の容置は給気ブロワ−の容置と発生する水蒸気ガス
の量との和よりも充分に大きくして熱風の循環系を負圧
に保ち、粉砕機、フィーダー、ホッパー、ロータリーバ
ルブ内をも負圧にして細菌が絶対に系外に出ないように
するので作用は安全且つ確実である。排気はボイラーに
送るか、又は熱交換器を通して温度を下げてからバッグ
フィルターを通して除塵できるので、高価な電気集塵機
を使用する必要がなく、且つ省エネルギー上理想的とな
る。
[実施例] 次に添付図面に従い好適な実施例を詳述する。
第1図は上記装置の最も簡単な実施例である。
第1図においてlはロータリーバルブであり、品物を入
口1aから投入、4枚前後の羽根を持ったローター1b
の作用と内部の負圧(後述)によって細菌の流出を完全
に防止しながらホッパー2に送り込む、なおロータリー
バルブの代りにそれと同等の作用をする弁であれば何で
もよい0品物はポリ袋その他の容器に入ったままホッパ
ーに溜められ、ホッパーの底に接続されたフィーダー3
によって一定速度で下方に接続された粉砕機4に送り込
まれ粉砕される。フィーダーとしては対向するエプロン
コンベヤー、スクリューコンヘヤーその他適宜のもので
よい。
粉砕@4としては鉱石の粗粉砕に使用されるインベラー
ブレーカーがもっとも適しているが、ハンマーミルでも
よく、何れにしても粉砕によって生じた粘液によって異
物がローターに付着せぬ程の高速回転を回転体に与えて
粉砕する。粘液が乾燥するとその粘着力はかなり大きく
なるのでその粘着力よりも大きな遠心力を与えるのであ
る。
5は滅菌装置であって、長方形の鋼板製の容器内に多段
のエプロン又はヘルドコンヘヤー58が設置されており
、再上段のコンベヤーは左方に寄せてあり右方が少し空
けである0次の段は反対に右方に寄せ順次このようにオ
フセットさせ且つ上下相互の隙間もその左右の隙間とほ
ぼ等しくして熱風(点線の矢印)の速度が全通路はぼ等
しくなるようにする。流速があまり早いと粉塵が飛ばさ
れて短時間で通過し滅菌されないまま出てしまう恐れが
あるので流速は充分遅くする。コンベヤー5aの左端下
側にワイヤホイルまたはスクレーパー5bを設けてあり
、これによってコンベヤー5aのエプロン又はベルト上
の粘着物を清掃する0図にはワイヤホイルを示しである
が、スチールベルトコンベヤーに対してはスクレーパー
が適している。
その下のコンベヤー5C以下には普通粘着物はつかない
が、必要によっては5Cの右端下側にもワイヤホイール
又はスクレーパー5bを設ける。
ワイヤホイールの巾はコンベヤの移動面をカバーできる
だけにする。コンベヤの両端のスプロケット又はローラ
ーの軸5dは容器5の側壁を貫通して外部で支持し冷却
する。その軸が側壁を貫通する所にはシールを施し、且
つ容器内を負圧にして、もし隙間があっても空気を吸い
込む様にして、細菌の流出を完全に遮断する。各コンベ
ヤーの速度は全体を30分ないし1時間で通過するよう
に定める。コンベヤーの送りの方向はそれぞれ実線の矢
印で示す。
熱風は図中点線の矢印で示すようにコンベヤーに対して
並流とし滅菌装置5の底部からブロワ−6によって吸引
しダクト7を経て滅菌装置5の頂部に環流させる。熱風
の方向をコンベヤーと逆方向にしないのは粉砕直後のミ
ストなブロワ−に吸い込まないようにする為である。
粉砕機直下の周囲の壁にはミストが粉塵とともに付着す
るので、それは1日に1回または数日に1回運転を停止
して、サンドブラストまたはスクレーパー等適当な方法
で清掃できるよう開閉可能の扉5eを開き、且つ下記の
排風ブロワ−8を動かして系内を負圧にし空気を吸い込
ませ乍ら作業する。排風ブロワ−8は循環ガスの一部を
ブロワ−6の吐出側のダクト7から排気する為のもので
あり、この排気は燃焼脱臭装置9で高温滅菌後その一部
を再びダクト7に返して循環ガスの温度を高めるのに使
用する。この環流量は枝管11に設けた弁12によって
調節し、循環ガスの温度を140°C前後に保ちプラス
チック又は溶解されずに30分乃至1時間で滅菌できる
ようにする。
残りの高温ガスはボイラーに導くか、又は高温用空気予
熱装置10 (loa、10b)を通して温度を下げて
から要すれば集塵機で除塵してから放出する。プラスチ
ックスの一部が溶融してコンベヤー5aに付着すること
があっても、それはワイヤホイール又はスクレーパー5
bによって除去されるので、熱風の吹き出し温度は14
0°Cより若干高くてもよい。
そして空気予熱装置lOの構造について簡述すると、第
2図、第3図は第1図中の10aの部分の拡大した詳細
を示し、高温の排気は点線の矢印、取入れ空気は実線の
矢印でそれぞれの流れを示す、lOdは円板であってド
ラム10eと同心に串型に多数取付けられ、軸10fに
よって回転せられる。logは減速機付きモーターであ
る。
10hは櫛型の仕切板であってそれによって二種の流体
の間を仕切っている0円板10dは流体とは反対方向に
回転し、高温排気によって暖められ、その蓄熱を低温側
の空気に与えて空気を予熱する6円板10dに付着する
粉塵はスクレーパエヤージェットその他適宜の手段で払
い落される。
この方式は含塵ガスをそのまま通すことができるので本
装置には穫めて適している。排気ガスは10aと同様構
造のfobによってさらに温度を下げられた後、必要に
より集塵機によって除塵してから放出される。13は空
気取入用ブロワ−14は燃料供給管である。
第4図は第1図の方式の他の例である。第1図の方式で
は熱風を多段コンベア5a以下と同方向に通すので風速
を充分低く抑える必要があり、そのため熱伝達率が小さ
いのでコンベヤーの延べ面積を大きく取る必要がある。
これに対して第4図の例では、コンベヤー5aと50と
を通過し終えた熱風をバイパス7aによって最下段のコ
ンベヤー 5 eの出口側に導き、コンベヤーの流れと
逆方向に上に向って流し、コンベヤー5dと5 c (
D 間を通って出ロアbからブロワ−6に導き、ダクト
7を通って再びコンベヤー5aの上に環流させるように
改めたものである。
このようにすると熱風の速度を大幅に高めることができ
る。その理由は5a、5b上の軽い粒子は熱風に飛ばさ
れて、一部は熱風中に急浮跡して循環し、一部は転がっ
て早く通過してコンベヤ5d、5e上に移行することと
なるが、ここでは逆風となるので上記とは反対方向に転
がされる高山るまでに時間がかかり、順風段階での加熱
時間の不足が逆風段階で補われるからである。
熱風中に浮遊した軽い粒子は熱風と共に循環するが排風
ブロワ−8によって少しづつ吸引され燃焼滅菌されて、
ボイラーに送られるか空気予熱器IOで冷却後集塵機(
図示せず)を通って放出されることは前述の通りである
。従って第4図の方式は大規模の装置に適し、第1図の
方式は小規模の装置に適する。
[発明の効果] 本発明においては廃棄物を燃焼させる代わりに粉砕して
から高温の熱風によって乾燥、滅菌を行なうもので、焼
却法や高圧蒸気滅菌法に比較してプロセスが甚だ簡単で
あり、設備が安価である。
そして処理済廃棄物は1般ゴミと混ぜて燃やしてもよく
、またそのまま埋立てに使用してもよいとされ、即ち一
般廃棄物とみなさることとなっている。
【図面の簡単な説明】 添付図面は本発明の実施例を示し、第1図は全体図、第
2図、第3図は各々空気予熱装置の拡大詳細図、第4図
は他の実施例を示す図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)医療廃棄物受入用のホッパー、その底部に接続さ
    れ廃棄物を一定速度で送り出すフィーダー、その直下に
    接続され廃棄物を粉砕するインベラーブレーカー又はハ
    ンマーミル等、高速に回転する物体によって物を粉砕す
    る装置、その直下に接続され多段のエプロン又はベルト
    コンベヤーを保温容器の中に具えて粉砕廃棄物を上段か
    ら下段へと順次移送し乍らその流れと同方向の熱風によ
    って昇温、乾燥、滅菌を行なう滅菌装置、同熱風を循環
    するブロワー及びダクト、同ダクトから循環ガスの一部
    を抜出し且つそれを燃焼脱臭する装置、同装置の高温排
    気の一部を前記循環ダクトに返して熱風の温度を高め、
    残りの高温排気はボイラーに供給するか空気予熱装置を
    通して温度を下げ、必要によっては集塵機を通して排気
    する装置とから成る医療廃棄物粉砕滅菌処理装置。
  2. (2)多段のエプロンまたはベルトコンベヤーを具えた
    滅菌装置に於いて、熱風の方向を上部のコンベヤーに対
    しては順風とし、下部のコンベヤーに対しては逆風とな
    るように熱風の通路を構成したことを特徴とする請求項
    第1項記載の医療廃棄物粉砕滅菌処理装置。
  3. (3)上段の一段または次の段の端部にコンベヤーの移
    動面をカバーできる巾を有するワイヤホイルまたはスク
    レーパーを設置して移動面の粘着物を清掃するようにし
    た請求項第1項記載の医療廃棄物粉砕滅菌処理装置。
JP6458590A 1990-03-15 1990-03-15 医療廃棄物粉砕滅菌処理装置 Pending JPH03264062A (ja)

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JPH03264062A true JPH03264062A (ja) 1991-11-25

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100360808B1 (ko) * 2000-07-03 2002-11-13 김윤호 유기성 폐기물 처리를 위한 웜진

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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