JPH03263381A - インテリジェント光センサ - Google Patents
インテリジェント光センサInfo
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- JPH03263381A JPH03263381A JP2137524A JP13752490A JPH03263381A JP H03263381 A JPH03263381 A JP H03263381A JP 2137524 A JP2137524 A JP 2137524A JP 13752490 A JP13752490 A JP 13752490A JP H03263381 A JPH03263381 A JP H03263381A
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Landscapes
- Light Receiving Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、フォトダイオード、フォトトランジスタ等の
光感応素子と、この光感応素子の駆動、光信号の処理そ
の他の機能を有する半導体集積回路とが同一基板上に形
成されたインテリジェント光センサに関し、特に、基板
上に高密度に搭載することのできる半導体光センサの構
造に関するものである。
光感応素子と、この光感応素子の駆動、光信号の処理そ
の他の機能を有する半導体集積回路とが同一基板上に形
成されたインテリジェント光センサに関し、特に、基板
上に高密度に搭載することのできる半導体光センサの構
造に関するものである。
従来、受けた光を電気信号等に変換する光感応素子と、
その変換された電気信号等を光強度、光スペクトル、制
御信号等に変換処理したり、これらのデータを記憶した
りするための半導体集積回路とからなる光センサにおい
ては、その光感応素子と半導体集積回路とは、別個に形
成され、別々の容器に収められ、これらの間を配線で接
続して組立てるものが一般的であった。これは、高集積
化技術の進展により光感応素子と半導体集積回路とのそ
れぞれを微細化可能な半導体光センサであっても同様で
ある。
その変換された電気信号等を光強度、光スペクトル、制
御信号等に変換処理したり、これらのデータを記憶した
りするための半導体集積回路とからなる光センサにおい
ては、その光感応素子と半導体集積回路とは、別個に形
成され、別々の容器に収められ、これらの間を配線で接
続して組立てるものが一般的であった。これは、高集積
化技術の進展により光感応素子と半導体集積回路とのそ
れぞれを微細化可能な半導体光センサであっても同様で
ある。
しかし、上記光センサが組み込まれる装置のコンパクト
化を達威し、光信号処理の高速化を図るためには、光セ
ンサの光感応素子と半導体集積回路とを同一の基板上に
形威することが要求されている。ところが、この両者を
同一基板上に形成する場合には、以下の問題点がある。
化を達威し、光信号処理の高速化を図るためには、光セ
ンサの光感応素子と半導体集積回路とを同一の基板上に
形威することが要求されている。ところが、この両者を
同一基板上に形成する場合には、以下の問題点がある。
一つは、光感応素子に入射する光が同一基板上に形威さ
れた半導体集積回路内に侵入すると、この回路内に形成
されている半導体素子において光励起によるキャリアが
発生し、リーク電流の増加などの好ましくない現象が生
じるというものであり、例えば、光感応素子の光信号処
理回路において光キャリアが発生すると光強度検出のノ
イズ増大に繋がる。特に、ファクシミリ用光検知アレイ
、固体撮像装置、光学式測距装置などに光センサを用い
る場合には走査回路などの制御系をも組み込む必要があ
るが、制御系内部の記憶部、例えば、MOSシフトレジ
スタのMOSゲート容量において、上記光キャリアに基
づくリーク電流が流れると記憶時間が著しく短くなって
しまう。
れた半導体集積回路内に侵入すると、この回路内に形成
されている半導体素子において光励起によるキャリアが
発生し、リーク電流の増加などの好ましくない現象が生
じるというものであり、例えば、光感応素子の光信号処
理回路において光キャリアが発生すると光強度検出のノ
イズ増大に繋がる。特に、ファクシミリ用光検知アレイ
、固体撮像装置、光学式測距装置などに光センサを用い
る場合には走査回路などの制御系をも組み込む必要があ
るが、制御系内部の記憶部、例えば、MOSシフトレジ
スタのMOSゲート容量において、上記光キャリアに基
づくリーク電流が流れると記憶時間が著しく短くなって
しまう。
もう一つの問題点は、半導体集積回路の形威された基板
上に光感応素子を形成すると、上記光キャリアによる影
響をなるべく少なくするためには回路部分と光感応素子
とを充分に離して形成する必要があり、しかも、回路部
分には遮光手段(金属層など)を形威する必要がある。
上に光感応素子を形成すると、上記光キャリアによる影
響をなるべく少なくするためには回路部分と光感応素子
とを充分に離して形成する必要があり、しかも、回路部
分には遮光手段(金属層など)を形威する必要がある。
このため、半導体技術による高集積化が可能という利点
が失われ、製造工程が複雑になるだけに終わるという結
果となっていた。しかも、同一基板上に両者を形成する
ことにより構造及び製造工程が複雑化することから、製
造上の歩留りも低下するという問題点があった。
が失われ、製造工程が複雑になるだけに終わるという結
果となっていた。しかも、同一基板上に両者を形成する
ことにより構造及び製造工程が複雑化することから、製
造上の歩留りも低下するという問題点があった。
そこで、本発明は、上記問題点を解決するものであり、
その課題は、半導体集積回路と光感応素子を基板の同一
部分に重ね合わせて形成することにより、基板上の占有
面積が増加せず、しかも半導体集積回路内に光が到達し
ないインテリジェント光センサを提供することにある。
その課題は、半導体集積回路と光感応素子を基板の同一
部分に重ね合わせて形成することにより、基板上の占有
面積が増加せず、しかも半導体集積回路内に光が到達し
ないインテリジェント光センサを提供することにある。
上記の問題点を解決するために、本発明が講じた手段は
、 基板上に構成された半導体集積回路上に、アモルファス
シリコン層を形威し、更にこのアモルファスシリコン層
上に、光感応素子を形成するものである。
、 基板上に構成された半導体集積回路上に、アモルファス
シリコン層を形威し、更にこのアモルファスシリコン層
上に、光感応素子を形成するものである。
ここで、その光感応素子は、■−■族化合物半導体で構
成する場合、アモルファスシリコンで構成する場合があ
り、これらの場合においては、光感応素子をpin構造
のフォトダイオードとすることが望ましい。
成する場合、アモルファスシリコンで構成する場合があ
り、これらの場合においては、光感応素子をpin構造
のフォトダイオードとすることが望ましい。
かかる手段によれば、半導体集積回路の上方に形成され
たアモルファスシリコン層によって、可視光以上の振動
数を有する光は勿論のこと、可視領域から近赤外領域に
亘る広範囲の光を遮断することができる。これは、アモ
ルファスシリコンにおいては、シリコンの結晶性の乱れ
によりバンド間遷移則が緩和され、しかもバンド内準位
も存在することから、赤外領域においても光吸収が生ず
ることとなるためである。アモルファスシリコン層が上
記のように光キャリアの発生に寄与しうる波長範囲の光
を遮断する結果、アモルファスシリコン層に被覆された
半導体集積回路の誤動作等を防止することができる。
たアモルファスシリコン層によって、可視光以上の振動
数を有する光は勿論のこと、可視領域から近赤外領域に
亘る広範囲の光を遮断することができる。これは、アモ
ルファスシリコンにおいては、シリコンの結晶性の乱れ
によりバンド間遷移則が緩和され、しかもバンド内準位
も存在することから、赤外領域においても光吸収が生ず
ることとなるためである。アモルファスシリコン層が上
記のように光キャリアの発生に寄与しうる波長範囲の光
を遮断する結果、アモルファスシリコン層に被覆された
半導体集積回路の誤動作等を防止することができる。
また、不純物をドープしないアモルファスシリコン層は
ほぼ絶縁体とみなすことができるので、このアモルファ
スシリコン層の表面上に直接光感応素子を形成すること
ができる。したがって、絶縁膜を別個に形成する必要が
なく、製造工程数の増加を抑えることができる。このよ
うにして、半導体集積回路上に重ねて光感応素子を形成
するようにした結果、基板上の占有面積の増加を来さす
ことなく、光感応素子と半導体集積回路とを同一基板上
に作り込むことができる。
ほぼ絶縁体とみなすことができるので、このアモルファ
スシリコン層の表面上に直接光感応素子を形成すること
ができる。したがって、絶縁膜を別個に形成する必要が
なく、製造工程数の増加を抑えることができる。このよ
うにして、半導体集積回路上に重ねて光感応素子を形成
するようにした結果、基板上の占有面積の増加を来さす
ことなく、光感応素子と半導体集積回路とを同一基板上
に作り込むことができる。
更に、アモルファスシリコン層は、光信号処理回路を被
覆する種々の絶縁膜上にも極めて簡単に形成することが
でき、特に、低温で底膜できるため、半導体集積回路に
熱ストレスを与えずに形成することができる。また、こ
のアモルファスシリコン層は、半導体集積回路のパッシ
ベーション膜としても有効である。
覆する種々の絶縁膜上にも極めて簡単に形成することが
でき、特に、低温で底膜できるため、半導体集積回路に
熱ストレスを与えずに形成することができる。また、こ
のアモルファスシリコン層は、半導体集積回路のパッシ
ベーション膜としても有効である。
このように、本発明によれば、少ない占有面積で、光感
応素子と半導体集積回路とが同一基板上に作り込まれた
インテリジェント光センサを簡単に製造できる。
応素子と半導体集積回路とが同一基板上に作り込まれた
インテリジェント光センサを簡単に製造できる。
ここで、上記アモルファスシリコン層上には、m−v族
化合物半導体からなる光感応素子、又はアモルファスシ
リコンからなる光感応素子を形成することができ、特に
、アモルファスシリコンで光感応素子を形成する場合に
は、前記アモルファスシリコン層と同様に極めて簡単に
形成できる上に、アモルファスシリコン層から光感応素
子までを連続的に成長形成することが可能であり、製造
工程数の減少及び製造コストの削減を期すことができる
。更2こ、この光感応素子をpfn構造のフォトダイオ
ードとすることにより、光感度を向上させることもでき
る。
化合物半導体からなる光感応素子、又はアモルファスシ
リコンからなる光感応素子を形成することができ、特に
、アモルファスシリコンで光感応素子を形成する場合に
は、前記アモルファスシリコン層と同様に極めて簡単に
形成できる上に、アモルファスシリコン層から光感応素
子までを連続的に成長形成することが可能であり、製造
工程数の減少及び製造コストの削減を期すことができる
。更2こ、この光感応素子をpfn構造のフォトダイオ
ードとすることにより、光感度を向上させることもでき
る。
次に、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
〈第1実施例〉
第1図に本発明の第1実施例として、光感応素子に■−
V族化合物半導体からなるフォトダイオードを用いたイ
ンテリジェント光センサの断面構造を示す。
V族化合物半導体からなるフォトダイオードを用いたイ
ンテリジェント光センサの断面構造を示す。
ここで、シリコン単結晶基板2の表面上に光信号処理回
路4の一部としてMO5FET4a、4b、4cが形成
されており、この光信号処理回路4の表面上は絶縁保護
膜6で被覆されている。
路4の一部としてMO5FET4a、4b、4cが形成
されており、この光信号処理回路4の表面上は絶縁保護
膜6で被覆されている。
このmli保jtllIB上には、アモルファスシリコ
ン層10が形成されるが、この形成時には、光信号処理
回路4に熱ストレス等に基づく損傷を与えないために5
00°C以下の低温プロセスが要求される。したがって
、アモルファスシリコン層10は、平行平板型のプラズ
マCVD装置を用いて、以下の第1表に示す条件にて成
膜する。
ン層10が形成されるが、この形成時には、光信号処理
回路4に熱ストレス等に基づく損傷を与えないために5
00°C以下の低温プロセスが要求される。したがって
、アモルファスシリコン層10は、平行平板型のプラズ
マCVD装置を用いて、以下の第1表に示す条件にて成
膜する。
第 1 表
この条件で成膜した場合のアモルファスシリコンの堆積
速度は100OA/minであり、100分間で10μ
mの厚さのアモルファスシリコン層10が得られる。
速度は100OA/minであり、100分間で10μ
mの厚さのアモルファスシリコン層10が得られる。
次に、このアモルファスシリコン層lOO上にn型のガ
リウム砒素(C;aAs)層20と、このガリウム砒素
層20に格子整合したp型のアルミニウムガリウム砒素
(AI!、C;aAs)層22を順次分子線エピタキシ
ー法によって形成する。この成長条件は、チャンバー内
圧力がlXl0−9t。
リウム砒素(C;aAs)層20と、このガリウム砒素
層20に格子整合したp型のアルミニウムガリウム砒素
(AI!、C;aAs)層22を順次分子線エピタキシ
ー法によって形成する。この成長条件は、チャンバー内
圧力がlXl0−9t。
rr、基板温度が300℃、成長速度が50人/min
であり、ガリウム砒素層20及びアルミニウムガリウム
砒素層22の厚さは、双方とも0゜5μmである。この
場合、フォトリソグラフィー技術によってアモルファス
シリコン層10の表面上に規則的な微細凹凸を形成し、
この上に結晶層を堆積するグラホ・エピタキシー法を適
用することができる。
であり、ガリウム砒素層20及びアルミニウムガリウム
砒素層22の厚さは、双方とも0゜5μmである。この
場合、フォトリソグラフィー技術によってアモルファス
シリコン層10の表面上に規則的な微細凹凸を形成し、
この上に結晶層を堆積するグラホ・エピタキシー法を適
用することができる。
次に、パターニング工程により、ガリウム砒素N20及
びアルごニウムガリウム砒素層22を選択的にエツチン
グ除去し、第1図に記載されているように、20a、2
0b、20c及び22a22b、22cに示す受光部形
状のパターンを形成する。この後、電極15、絶縁膜1
2、電極30及び反射防止膜40を形成する。ここで、
電極30は、反応性イオンエツチング法でアモルファス
シリコン[10及び絶縁保護膜6にスルーホールを穿孔
しAj2やタングステン等の金属を埋め込むことにより
形成された配線31を介して、光信号処理回路4と接続
されている。なお、電極15も基板上の外部端子又は光
信号処理回路4に接続される。
びアルごニウムガリウム砒素層22を選択的にエツチン
グ除去し、第1図に記載されているように、20a、2
0b、20c及び22a22b、22cに示す受光部形
状のパターンを形成する。この後、電極15、絶縁膜1
2、電極30及び反射防止膜40を形成する。ここで、
電極30は、反応性イオンエツチング法でアモルファス
シリコン[10及び絶縁保護膜6にスルーホールを穿孔
しAj2やタングステン等の金属を埋め込むことにより
形成された配線31を介して、光信号処理回路4と接続
されている。なお、電極15も基板上の外部端子又は光
信号処理回路4に接続される。
このように、光信号処理回路4上にアモルファスシリコ
ンNlOを介して、その直上に、AI!、Ga A s
/ G a A sのフォトダイオードを形成した0 ことから、シリコン単結晶基板2上における占有面積を
増加することな(、インテリジェント光センサを形成す
ることができる。
ンNlOを介して、その直上に、AI!、Ga A s
/ G a A sのフォトダイオードを形成した0 ことから、シリコン単結晶基板2上における占有面積を
増加することな(、インテリジェント光センサを形成す
ることができる。
アモルファスシリコン層10は、可視領域から近赤外領
域までの光を吸収するので、AffGaAs / G
a A sのフォトダイオードの部分に光が照射されて
も、下部にある光信号処理回路4へ到達しようとする上
記波長領域の透過光を遮断する。
域までの光を吸収するので、AffGaAs / G
a A sのフォトダイオードの部分に光が照射されて
も、下部にある光信号処理回路4へ到達しようとする上
記波長領域の透過光を遮断する。
したがって、光信号処理回路4に光キャリアを生ずるに
足るエネルギーを有する光が到達せず、リーク電流等の
発生がなく、回路の誤動作又は光信号のノイズを生ずる
ことがない。
足るエネルギーを有する光が到達せず、リーク電流等の
発生がなく、回路の誤動作又は光信号のノイズを生ずる
ことがない。
更に、アモルファスシリコン層10は、絶縁性であるた
め、直接アモルファスシリコン層10の上にA I G
a A s / G a A sのフォトダイオード
を形成することができ、製造工程の増加も最小限に抑え
ることができる。
め、直接アモルファスシリコン層10の上にA I G
a A s / G a A sのフォトダイオード
を形成することができ、製造工程の増加も最小限に抑え
ることができる。
この実施例では、A I G a A s / G a
A s構造を形成しているが、インジウムリン(In
P)系I nGaAs系、InGaAsP系のm−v族
化合物半導体や、その他、ZnS e等の■−■族化合
物半導体を光感応素子の構成材料とすることも可能であ
る。
A s構造を形成しているが、インジウムリン(In
P)系I nGaAs系、InGaAsP系のm−v族
化合物半導体や、その他、ZnS e等の■−■族化合
物半導体を光感応素子の構成材料とすることも可能であ
る。
〈第2実施例〉
次に、第2図を参照して本発明の第2実施例を説明する
。なお、この第2実施例において、第1実施例と同一の
構成部分には同一の符号を付し、その説明は省略する。
。なお、この第2実施例において、第1実施例と同一の
構成部分には同一の符号を付し、その説明は省略する。
この実施例においては、第1実施例と同じ光信号処理回
路4上に、同じアモルファスシリコン層10が形成され
ているが、この上に形成された光感応素子は、アモルフ
ァスシリコンで作られたpin構造、即ち、p型−1(
intrinsic )型−n型層からなるフォトダイ
オードとなっている。
路4上に、同じアモルファスシリコン層10が形成され
ているが、この上に形成された光感応素子は、アモルフ
ァスシリコンで作られたpin構造、即ち、p型−1(
intrinsic )型−n型層からなるフォトダイ
オードとなっている。
このpin構造のフォトダイオードは、アモルファスシ
リコン層10と同一の基板温度230°C1チヤンバー
内圧力1torrの条件で、周波数13、 56MHz
、100 V、、の高周波電力を印加して、アモルフ
ァスシリコンを成長させる。ここで、水素(H2)ベー
スの20%シラン(Si1 2 H4)ガス100mff1/minに対して、水素(H
2)ベースの5%アルシン(AsH3)ガスを10mf
f1/minの割合で10分間導入し、第1層として厚
さ1μmのn型アモルファスシリコン層42を形成する
。この後、アルシンガスの導入を停止して30分成長さ
せ、第2層として厚さ3μmのi型アモルファスシリコ
ン層44を形成スる。最後に、水素(H2)ベースの5
%ジボラン(B’2 Hs )ガスを1mff1/mi
nの割合で10分間導入し、第3層として厚さ1μmの
p型アモルファスシリコン層46を形成する。この3層
を形成した後、第1実施例と同様にパターニング及びエ
ツチングを施して、pin構造のフォトダイオード42
a、44a、46a、42b、44b。
リコン層10と同一の基板温度230°C1チヤンバー
内圧力1torrの条件で、周波数13、 56MHz
、100 V、、の高周波電力を印加して、アモルフ
ァスシリコンを成長させる。ここで、水素(H2)ベー
スの20%シラン(Si1 2 H4)ガス100mff1/minに対して、水素(H
2)ベースの5%アルシン(AsH3)ガスを10mf
f1/minの割合で10分間導入し、第1層として厚
さ1μmのn型アモルファスシリコン層42を形成する
。この後、アルシンガスの導入を停止して30分成長さ
せ、第2層として厚さ3μmのi型アモルファスシリコ
ン層44を形成スる。最後に、水素(H2)ベースの5
%ジボラン(B’2 Hs )ガスを1mff1/mi
nの割合で10分間導入し、第3層として厚さ1μmの
p型アモルファスシリコン層46を形成する。この3層
を形成した後、第1実施例と同様にパターニング及びエ
ツチングを施して、pin構造のフォトダイオード42
a、44a、46a、42b、44b。
46b及び42c、44c、46cが形成される。
この実施例では、アモルファスシリコン層10上にアモ
ルファスシリコンからなるpinフォトダイオードを形
成しているので、アモルファスシリコン層10の成膜工
程からpinフォトダイオードの3層構造までを連続的
に成長させることができる。アモルファスシリコンの成
膜条件は安定しており、同材質の多層構成であることか
ら、極めて容易に形成することができると共に、pin
構造とすることによってその光感度の向上を期待できる
。また、光感応素子と遮光膜としてのアモルファスシリ
コン層10とが同材質で形成されていることから、製造
工程中の熱膨張率の違いから生ずる両者間の熱応力の発
生をも防止することができる。
ルファスシリコンからなるpinフォトダイオードを形
成しているので、アモルファスシリコン層10の成膜工
程からpinフォトダイオードの3層構造までを連続的
に成長させることができる。アモルファスシリコンの成
膜条件は安定しており、同材質の多層構成であることか
ら、極めて容易に形成することができると共に、pin
構造とすることによってその光感度の向上を期待できる
。また、光感応素子と遮光膜としてのアモルファスシリ
コン層10とが同材質で形成されていることから、製造
工程中の熱膨張率の違いから生ずる両者間の熱応力の発
生をも防止することができる。
アモルファスシリコン層10上に形成される光感応素子
としては、上記のpinフォトダイオードの他に、アバ
ランシェフォトダイオード、フォトトランジスタ、或い
は光抵抗素子など様々な構造を有する半導体素子を用い
ることができる。
としては、上記のpinフォトダイオードの他に、アバ
ランシェフォトダイオード、フォトトランジスタ、或い
は光抵抗素子など様々な構造を有する半導体素子を用い
ることができる。
なお、以上の第1および第2実施例において、アモルフ
ァスシリコン層10は絶縁性であるので、絶縁保護膜6
を省略することもできる。
ァスシリコン層10は絶縁性であるので、絶縁保護膜6
を省略することもできる。
(発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、インテリジェント光セ
ンサにおいて、基板上に形成した半導体3 4 集積回路の直上に、アモルファスシリコン層を介して光
感応素子を形成したことに特徴を有するので、以下の効
果を奏する。
ンサにおいて、基板上に形成した半導体3 4 集積回路の直上に、アモルファスシリコン層を介して光
感応素子を形成したことに特徴を有するので、以下の効
果を奏する。
■ 半導体集積回路の直上に光感応素子を配置したこと
から、基板上の占有面積を増加することなく光センサの
インテリジェント化が可能となる。
から、基板上の占有面積を増加することなく光センサの
インテリジェント化が可能となる。
したがって、従来の別個の光感応素子を接続して形成し
ていた光センサよりも大幅にコンパクト化することがで
きる。この結果、光センサを用いた装置のコンパクト化
及び信号処理速度の高速化を図ることができる。
ていた光センサよりも大幅にコンパクト化することがで
きる。この結果、光センサを用いた装置のコンパクト化
及び信号処理速度の高速化を図ることができる。
■ アモルファスシリコン層の遮光性により、半導体集
積回路への光の侵入に伴う光キャリアの発生を防止する
ことができるので、リーク電流等による回路の誤動作、
光信号のノイズの発生等を抑えることができる。
積回路への光の侵入に伴う光キャリアの発生を防止する
ことができるので、リーク電流等による回路の誤動作、
光信号のノイズの発生等を抑えることができる。
■ アモルファスシリコン層の絶縁性により、光感応素
子を直接この上に形成することが可能となり、製造工程
の増加を最小限に抑えることができる。特に、光感応素
子の材質としてもアモルファスシリコンを用いる場合に
は、その成長の容易性及び同質多層成長であることから
、連続成長により形成することができる等、製造工程数
の減少及び製造コストの低減を期すことができる。
子を直接この上に形成することが可能となり、製造工程
の増加を最小限に抑えることができる。特に、光感応素
子の材質としてもアモルファスシリコンを用いる場合に
は、その成長の容易性及び同質多層成長であることから
、連続成長により形成することができる等、製造工程数
の減少及び製造コストの低減を期すことができる。
■ アモルファスシリコン層は、低温でも簡単に形成で
きることから、製造時に半導体集積回路に及ぼす熱応力
の作用を最小限に止めることができる。
きることから、製造時に半導体集積回路に及ぼす熱応力
の作用を最小限に止めることができる。
第1図は本発明のインテリジェント光センサの第1実施
例の構造を示す縦断面図である。 第2図は本発明のインテリジェント光センサの第2実施
例の構造を示す縦断面図である。 〔符号の説明] 2・・・シリコン単結晶基板 4・・・光信号処理回路 4a、4b、4cmM03FET 6・・・絶縁保護膜 IO・・・アモルファスシリコン層 12・・・絶縁膜 5 6 15.30・・・電極 20a、20b、20cm・−ガリウム砒素層22a、
22b、 22c ・・・アルミニウムガリウム砒素層 31・・・配線 40・・・反射防止膜 42a、42b、42c ・・・n型アモルファスシリコン層 44a、44b、44c ・・・i型アモルファスシリコン層 46a、46b、46c ・・・p型アモルファスシリコン層。
例の構造を示す縦断面図である。 第2図は本発明のインテリジェント光センサの第2実施
例の構造を示す縦断面図である。 〔符号の説明] 2・・・シリコン単結晶基板 4・・・光信号処理回路 4a、4b、4cmM03FET 6・・・絶縁保護膜 IO・・・アモルファスシリコン層 12・・・絶縁膜 5 6 15.30・・・電極 20a、20b、20cm・−ガリウム砒素層22a、
22b、 22c ・・・アルミニウムガリウム砒素層 31・・・配線 40・・・反射防止膜 42a、42b、42c ・・・n型アモルファスシリコン層 44a、44b、44c ・・・i型アモルファスシリコン層 46a、46b、46c ・・・p型アモルファスシリコン層。
Claims (4)
- (1)光感応素子と半導体集積回路とが同一の基板上に
形成されたインテリジェント光センサであって、 前記基板上に構成された前記半導体集積回路上にアモル
ファスシリコン層が形成され、該アモルファスシリコン
層上に前記光感応素子が形成されていることを特徴とす
るインテリジェント光センサ。 - (2)前記光感応素子は、III−V族半導体で構成され
ていることを特徴とする請求項第1項に記載のインテリ
ジェント光センサ。 - (3)前記光感応素子は、アモルファスシリコンで構成
されていることを特徴とする請求項第1項に記載のイン
テリジェント光センサ。 - (4)前記光感応素子は、pin構造フォトダイオード
であることを特徴とする請求項第2項又は第3項に記載
のインテリジェント光センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2137524A JPH03263381A (ja) | 1990-02-14 | 1990-05-28 | インテリジェント光センサ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3326890 | 1990-02-14 | ||
JP2-33268 | 1990-02-14 | ||
JP2137524A JPH03263381A (ja) | 1990-02-14 | 1990-05-28 | インテリジェント光センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03263381A true JPH03263381A (ja) | 1991-11-22 |
Family
ID=26371943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2137524A Pending JPH03263381A (ja) | 1990-02-14 | 1990-05-28 | インテリジェント光センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03263381A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001015792A (ja) * | 1999-04-28 | 2001-01-19 | Denso Corp | 光センサ |
-
1990
- 1990-05-28 JP JP2137524A patent/JPH03263381A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001015792A (ja) * | 1999-04-28 | 2001-01-19 | Denso Corp | 光センサ |
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