JPH0326334B2 - - Google Patents
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- JPH0326334B2 JPH0326334B2 JP58034090A JP3409083A JPH0326334B2 JP H0326334 B2 JPH0326334 B2 JP H0326334B2 JP 58034090 A JP58034090 A JP 58034090A JP 3409083 A JP3409083 A JP 3409083A JP H0326334 B2 JPH0326334 B2 JP H0326334B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
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- G01J—MEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
- G01J5/00—Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry
- G01J5/10—Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry using electric radiation detectors
- G01J5/34—Radiation pyrometry, e.g. infrared or optical thermometry using electric radiation detectors using capacitors, e.g. pyroelectric capacitors
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Radiation Pyrometers (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Description
(イ) 産業上の利用分野
本発明は赤外線検出器に関する。
(ロ) 従来技術
従来の赤外線検出器の要部構造の一例を第1図
に示す。同図において、入射赤外線変化量に応じ
て電荷を発生するタンタル酸リチウム
(LiTaO3)単結晶、ニオブ酸リチウム
(LiNbO3)、TGS等に代表される単結晶、PZTに
代表される強誘電セラミツクス、又はPVF2に代
表される高分子等の焦電材料からなり、矢印aの
如く単一方向に分極された焦電体ペレツト1が設
けられ、該ペレツトの表面には同一面積、同一形
状のニクロム等の赤外線吸収材料からなる第1、
第2表面電極2a,2bが真空蒸着にて形成さ
れ、上記ペレツト1の裏面には全体に亘つてニク
ロムからなる裏面電極3が同様に真空蒸着にて形
成されている。上記第1、第2表面電極2a,2
bには夫々電極パツド4a,4cを介して第1、
第2リード線5a,5bが超音波ボンデイングさ
れている。そして、上記ペレツト1は絶縁性支持
台6上面に裏面電極3が対向するようにして絶縁
性接着剤7により接着固定され、これにより上記
ペレツト1は支持台6にて支持されている。 上記構造において、上記第1表面電極2a及び
上記ペレツト1、裏面電極3の左半分は第1赤外
線検出部8aを構成し、上記第2表面電極2b及
び上記ペレツト1、裏面電極3の右半分は第2赤
外線検出部8bを構成している。 第2図は上記構造を含む赤外線検出器の回路を
示し、上記第1リード線5aは接地され、上記第
2リード線5bはFET(電界効果トランジスタ)
9のゲートGに接続されている。上記FET9の
ゲートGと接地電位との間には抵抗値が例えば
1011Ωの高入力抵抗10が接続され、上記FET9
のソースSと接地電位との間には抵抗値が例えば
10KΩの出力抵抗11が接続されており、そして
上記FET9のソースS側に設けられている出力
端子12から出力が得られる様になつている。斯
る回路において、第1、第2赤外線検出部8a,
8bは直列接続されており、斯る検出部8a,8
bの各々に含まれるペレツト1の分極方向は互い
に回路的に逆向きとなつている。更に、上記ペレ
ツト1は高抵抗値を有するが、出力端子12側か
ら見た赤外線検出器としての抵抗値は低くなつて
いる。 而して、上記ペレツト1の前方にて物体、例え
ば人体が矢印Aの如く通過する場合、まず第1赤
外線検出部8aにて入射赤外線量が変化し、次い
で第2赤外線検出部8bにて入射赤外線量が変化
する。すると、第1、第2赤外線検出部8a,8
bからFET9のゲートGへ順次異符号の信号入
力し、従つて例えば上記赤外線検出器が侵入警報
器に組込まれている場合には出力端子12から侵
入警報信号が出力される。 一方、環境変化により第1、第2赤外線検出部
8a,8bにて同時に入射赤外線量が同様に変化
する場合がある。しかるに、この場合は両検出部
8a,8bにて等量、異符号の信号が同時に発生
するが、これりの信号は互いに打消しあうため、
出力端子12からの信号出力は殆んどなく、従つ
て上記赤外線量の変化により誤報が発せられるこ
とが極力抑制される。尚、上記ペレツト1は赤外
線量の変化の他に温変化及び圧力変化においても
信号を発生する特性があるが、環境変化による周
囲温度の変化或いは周囲圧力の変化においては上
述と同様に誤報が発せられることが極力抑制され
る。 ここで、上記赤外線検出器の発生する雑音成分
を考察するに、雑音として、FET9の電流、電
圧雑音、上記回路の抵抗による雑音及びジヨンソ
ン雑音などが存在する。而して、FET9は雑音
発生の殆どないものが選択されている場合、雑音
としてはジヨンソン雑音が主なものとなる。 そして、斯るジヨンソン雑音を解析する。斯る
解析を行なうに際し、上記第1、第2赤外線検出
器部8a,8bの等価回路、斯る両検出部8a,
8bを除く上記回路の等価回路、及び上記回路全
体の等価回路を夫々第3図イ,ロ,ハに示す。こ
れらの図において、各記号の説明は以下の通りで
ある。 ip:焦電電流値 CP:両検出部8a,8bの総容量値 RP:両検出部8a,8bの総抵抗値 CA:両検出部8a,8bを除く回路の総容量
値 RA:両検出部8a,8bを除く回路の総抵抗
値 C:CP+CA R:RPRA/(RP+RA) 上記各等価回路をもとにしてジヨンソン雑音を
表わすと、次式の通りになる。 ΔVJ 2=4KTR/(1+W2R2C2) ……(i) ΔVJ:ジヨンソン雑音 K:ボルツマン定数 T:絶対温度 W:角周波数 ここに、RA≒Rg≪RP(Rg:高入力抵抗10の
抵抗値)、CP≫CAと云う関係が成立つので(i)式は
次の通りになる。 ΔVJ 2≒4KTRg/(1+W2Rg 2CP 2) …(ii) 又、通常使用する周波数帯域(1Hz〜1KHz)で
はW2Rg 2CP 2≫1と云る関係が成立つので(ii)式は
更に次式となる。 ΔVJ 2≒4KTRg/(W2Rg 2CP 2) ……(iii) 斯る(iii)式から分る通り、ジヨンソン雑音は両検
出部8a,8bの総容量値CPに大きく左右され、
CPが大きくなればジヨンソン雑音は顕著に低減
される。 そこで、第4図は斯る点に鑑みた赤外線検出器
の要部構造を示し、焦電体ペレツト1は第1、第
2赤外線検出部8a,8b各々において矢印a,
bの如く互いに逆方向に分極され、第1、第2表
面電極2a,2bは互いに接続されてリード線1
3にてFET9のゲートGに接続されている。そ
して、上記ペレツト1は導電性支持台14上面に
導電性接着剤15にて接着されている。斯る支持
台14は接地電位にある。 第5図は斯る構造を含む赤外線検出器の回路を
示し、第1、第2赤外線検出部8a,8bは並列
接続されており、これら検出部8a,8bの各々
に含まれるペレツト1の分極方向は回路的にも逆
向きとなつている。 而して、第1、第2赤外線検出部8a,8bの
容量値を共にCP′とすると両検出部8a,8bの
総容量値CPとしては CP=2CP′ となる。尚、上述の如き両検出部8a,8bの直
列接続状態において、CPをCP′を用いて表わす
と、 CP=CP′/2 となる。 従つて、両検出部8a,8bの並列接続構造に
おいては、CPは直列接続構造に較べて4倍とな
り、ジヨンソン雑音の低減化を顕著に図れる。 しかるに、斯る場合、上記同一ペレツト1内に
て、2つの逆方向の分極化をを得るべく、ペレツ
ト1への異なる電界印加作業を行なわねばなら
ず、従つて量産性が著しく劣つている。 第6図は更に改良して提案された赤外線検出器
の要部構造を示し、第1、第2赤外線検出部8
a,8bは互いに分離しており、第1赤外線検出
部8aにはa方向に分極された第1焦電体ペレツ
ト16a及び第1裏面電極17aが用いられ、第
2赤外線検出部8bにはb方向に分極された第2
焦電体ペレツト16b及び第2裏面電極17bが
用いられている。 しかるに、斯る構造においては、両検出部8
a,8bを支持台14上に所定間隔をを有して精
度良く接着固定せねばならず、この点で量産性が
著しく劣る。又、上述の如き1つのペレツト1を
用いる場合に較べて両検出部8a,8bの特性に
バラツキを生じ、環境変化に対し両検出部8a,
8bの出力する信号の打消しあいが充分に行なわ
れず、従つて環境変化に対する誤報が発生し易く
なる。 (ハ) 発明の目的 本発明はジヨンソン雑音の低減化が図れ、環境
変化に対する誤報の発生が殆どなく、且つ量産に
適した赤外線検出器得ることを目的とする。 (ニ) 発明の構成 本発明の構成として、単一方向に分極された焦
電体ペレツトと、該ペレツトの表面に少なくとも
形成された第1、第2表面電極と、前記ペレツト
の裏面の前記第1、第2表面電極と対向する位置
に夫々少なくとも形成された第1、第2裏面電極
と、該第1、第2裏面電極が導電性接着剤にて接
着されることにより前記焦電体ペレツトが固定支
持される絶縁性支持台と、該絶縁性支持台上に形
成され、前記第2表面電極がリード線にて電気的
に接続されると共に前記第1裏面電極が前記導電
性接着剤をを介して電気的に接続され、且つ前記
第1裏面電極との接続位置から前記第2表面電極
の前記リード線接続位置近傍まで延設された第
1L型電極と、前記絶縁性支持台上に形成され、
前記第1表面電極がリード線にて電気的に接続さ
れると共に前記第2裏面電極が前記導電性接着剤
を介して電気的に接続され、且つ前記第2裏面電
極との接続位置から前記第1表面電極の前記リー
ド線接続位置近傍まで延設された第2L型電極と
を備え、前記第1表、裏電極及びその間に挟まれ
た前記焦電体ペレツトの一部にて第1赤外線検出
部が構成されると共に、前記第2表、裏電極及び
その間に挟まれた前記焦電体ペレツトの他部にて
第2赤外線検出部が構成され、前記第1、第2赤
外線検出部を前記ペレツトの一部及び他部の分極
方向が互いに回路的に逆向きになるようにして並
列接続している。 (ホ) 実施例 以下本発明実施例の赤外線検出器を説明する。 第7図及び第8図は要部構造を示す。斯る図に
おいて、入射赤外線変化量に応じて電荷を発生す
るタンタル酸リチウム(LiTaO3)単結晶等の焦
電材料からなり、矢印aの如く単一方向に分極さ
れた焦電体ペレツト18が設けられ、該ペレツト
の表面及び裏面には夫々、同一面積、同一形状の
のニクロムからなる第1、第2表面電極19a,
18b及び第1、第2裏面電極20a,20bの
真空蒸着にて形成されている。又、アルミナ又は
アルマイト皮膜を有するアルミニウム板からなる
支持台21が設けられ、該支持台の上面には金な
どからなる第1、第2L型電極22a,22bが
形成されている。そして、上記第1、第2裏面電
極20a,20bは各々導電性接着剤23,23
にて第1、第2L型電極22a,22bに接着さ
れており、これにより上記ペレツト18は支持台
21上に固定支持されている。更に、上記第1L
型電極22aはリード線により第2表面電極19
bに接続され且つ第1リード線24aが超音波ボ
ンデイングされており、上記第2L型電極22b
はリード線により第1表面電極19aに接続され
且つ第2リード線24bが超音波ボンデイングさ
れている。 このとき、第1、第2L型電極22a,22b
は、夫々第2、第1表面電極19b,19aのリ
ード線接続部分の近傍に延設されており、第1、
第2表面電極19a,19bとの接続にあたつ
て、リード線を短い距離で接続可能となり、作業
性が向上する。 また、第1、第2リード線24a,24bを超
音波ボンデイングする位置は第1、2L型電極2
2a,22bの延設部分のどこの位置でも可能で
ある。これにより、第1、第2リード線24a,
24bの引き出し位置が任意に設定できるので、
回路設計の自由度が拡がり、設計上有利となる。 上記構造において、上記第1表、裏面電極19
a,20a及びその間に挟まれたペレツト18の
左半分は第1赤外線検出部25aを構成し、上記
第2表、裏面電極19b,20b及びその間に挾
まれたペレツト18の右半分は第2赤外線検出部
25bを構成している。 斯る構造を含む赤外線検出器の回路は第5図と
同様であり、こ場合第2リード線24bはFET
9のゲートGに接続され且つ第1リード線24a
は接地され、そして両検出部25a,25bは
各々に含まれるペレツト18の分極方向が互いに
回路的に逆向きになるように並列接続されてい
る。 而して、斯る赤外線検出器によれば、両検出部
25a,25bの総容量値が大きくジヨンソン雑
音が低減され、更に一つのペレツト18だけが使
用されており、ペレツト18は全体に亘り単一方
向に分極されているから、環境変化に対する誤報
の発生が殆どなく量産性が優れている。 尚、上記第1図及び第6図に夫々示す従来の検
出器と本実施例検出器との特性比較を行なうと次
の通りとなる。
に示す。同図において、入射赤外線変化量に応じ
て電荷を発生するタンタル酸リチウム
(LiTaO3)単結晶、ニオブ酸リチウム
(LiNbO3)、TGS等に代表される単結晶、PZTに
代表される強誘電セラミツクス、又はPVF2に代
表される高分子等の焦電材料からなり、矢印aの
如く単一方向に分極された焦電体ペレツト1が設
けられ、該ペレツトの表面には同一面積、同一形
状のニクロム等の赤外線吸収材料からなる第1、
第2表面電極2a,2bが真空蒸着にて形成さ
れ、上記ペレツト1の裏面には全体に亘つてニク
ロムからなる裏面電極3が同様に真空蒸着にて形
成されている。上記第1、第2表面電極2a,2
bには夫々電極パツド4a,4cを介して第1、
第2リード線5a,5bが超音波ボンデイングさ
れている。そして、上記ペレツト1は絶縁性支持
台6上面に裏面電極3が対向するようにして絶縁
性接着剤7により接着固定され、これにより上記
ペレツト1は支持台6にて支持されている。 上記構造において、上記第1表面電極2a及び
上記ペレツト1、裏面電極3の左半分は第1赤外
線検出部8aを構成し、上記第2表面電極2b及
び上記ペレツト1、裏面電極3の右半分は第2赤
外線検出部8bを構成している。 第2図は上記構造を含む赤外線検出器の回路を
示し、上記第1リード線5aは接地され、上記第
2リード線5bはFET(電界効果トランジスタ)
9のゲートGに接続されている。上記FET9の
ゲートGと接地電位との間には抵抗値が例えば
1011Ωの高入力抵抗10が接続され、上記FET9
のソースSと接地電位との間には抵抗値が例えば
10KΩの出力抵抗11が接続されており、そして
上記FET9のソースS側に設けられている出力
端子12から出力が得られる様になつている。斯
る回路において、第1、第2赤外線検出部8a,
8bは直列接続されており、斯る検出部8a,8
bの各々に含まれるペレツト1の分極方向は互い
に回路的に逆向きとなつている。更に、上記ペレ
ツト1は高抵抗値を有するが、出力端子12側か
ら見た赤外線検出器としての抵抗値は低くなつて
いる。 而して、上記ペレツト1の前方にて物体、例え
ば人体が矢印Aの如く通過する場合、まず第1赤
外線検出部8aにて入射赤外線量が変化し、次い
で第2赤外線検出部8bにて入射赤外線量が変化
する。すると、第1、第2赤外線検出部8a,8
bからFET9のゲートGへ順次異符号の信号入
力し、従つて例えば上記赤外線検出器が侵入警報
器に組込まれている場合には出力端子12から侵
入警報信号が出力される。 一方、環境変化により第1、第2赤外線検出部
8a,8bにて同時に入射赤外線量が同様に変化
する場合がある。しかるに、この場合は両検出部
8a,8bにて等量、異符号の信号が同時に発生
するが、これりの信号は互いに打消しあうため、
出力端子12からの信号出力は殆んどなく、従つ
て上記赤外線量の変化により誤報が発せられるこ
とが極力抑制される。尚、上記ペレツト1は赤外
線量の変化の他に温変化及び圧力変化においても
信号を発生する特性があるが、環境変化による周
囲温度の変化或いは周囲圧力の変化においては上
述と同様に誤報が発せられることが極力抑制され
る。 ここで、上記赤外線検出器の発生する雑音成分
を考察するに、雑音として、FET9の電流、電
圧雑音、上記回路の抵抗による雑音及びジヨンソ
ン雑音などが存在する。而して、FET9は雑音
発生の殆どないものが選択されている場合、雑音
としてはジヨンソン雑音が主なものとなる。 そして、斯るジヨンソン雑音を解析する。斯る
解析を行なうに際し、上記第1、第2赤外線検出
器部8a,8bの等価回路、斯る両検出部8a,
8bを除く上記回路の等価回路、及び上記回路全
体の等価回路を夫々第3図イ,ロ,ハに示す。こ
れらの図において、各記号の説明は以下の通りで
ある。 ip:焦電電流値 CP:両検出部8a,8bの総容量値 RP:両検出部8a,8bの総抵抗値 CA:両検出部8a,8bを除く回路の総容量
値 RA:両検出部8a,8bを除く回路の総抵抗
値 C:CP+CA R:RPRA/(RP+RA) 上記各等価回路をもとにしてジヨンソン雑音を
表わすと、次式の通りになる。 ΔVJ 2=4KTR/(1+W2R2C2) ……(i) ΔVJ:ジヨンソン雑音 K:ボルツマン定数 T:絶対温度 W:角周波数 ここに、RA≒Rg≪RP(Rg:高入力抵抗10の
抵抗値)、CP≫CAと云う関係が成立つので(i)式は
次の通りになる。 ΔVJ 2≒4KTRg/(1+W2Rg 2CP 2) …(ii) 又、通常使用する周波数帯域(1Hz〜1KHz)で
はW2Rg 2CP 2≫1と云る関係が成立つので(ii)式は
更に次式となる。 ΔVJ 2≒4KTRg/(W2Rg 2CP 2) ……(iii) 斯る(iii)式から分る通り、ジヨンソン雑音は両検
出部8a,8bの総容量値CPに大きく左右され、
CPが大きくなればジヨンソン雑音は顕著に低減
される。 そこで、第4図は斯る点に鑑みた赤外線検出器
の要部構造を示し、焦電体ペレツト1は第1、第
2赤外線検出部8a,8b各々において矢印a,
bの如く互いに逆方向に分極され、第1、第2表
面電極2a,2bは互いに接続されてリード線1
3にてFET9のゲートGに接続されている。そ
して、上記ペレツト1は導電性支持台14上面に
導電性接着剤15にて接着されている。斯る支持
台14は接地電位にある。 第5図は斯る構造を含む赤外線検出器の回路を
示し、第1、第2赤外線検出部8a,8bは並列
接続されており、これら検出部8a,8bの各々
に含まれるペレツト1の分極方向は回路的にも逆
向きとなつている。 而して、第1、第2赤外線検出部8a,8bの
容量値を共にCP′とすると両検出部8a,8bの
総容量値CPとしては CP=2CP′ となる。尚、上述の如き両検出部8a,8bの直
列接続状態において、CPをCP′を用いて表わす
と、 CP=CP′/2 となる。 従つて、両検出部8a,8bの並列接続構造に
おいては、CPは直列接続構造に較べて4倍とな
り、ジヨンソン雑音の低減化を顕著に図れる。 しかるに、斯る場合、上記同一ペレツト1内に
て、2つの逆方向の分極化をを得るべく、ペレツ
ト1への異なる電界印加作業を行なわねばなら
ず、従つて量産性が著しく劣つている。 第6図は更に改良して提案された赤外線検出器
の要部構造を示し、第1、第2赤外線検出部8
a,8bは互いに分離しており、第1赤外線検出
部8aにはa方向に分極された第1焦電体ペレツ
ト16a及び第1裏面電極17aが用いられ、第
2赤外線検出部8bにはb方向に分極された第2
焦電体ペレツト16b及び第2裏面電極17bが
用いられている。 しかるに、斯る構造においては、両検出部8
a,8bを支持台14上に所定間隔をを有して精
度良く接着固定せねばならず、この点で量産性が
著しく劣る。又、上述の如き1つのペレツト1を
用いる場合に較べて両検出部8a,8bの特性に
バラツキを生じ、環境変化に対し両検出部8a,
8bの出力する信号の打消しあいが充分に行なわ
れず、従つて環境変化に対する誤報が発生し易く
なる。 (ハ) 発明の目的 本発明はジヨンソン雑音の低減化が図れ、環境
変化に対する誤報の発生が殆どなく、且つ量産に
適した赤外線検出器得ることを目的とする。 (ニ) 発明の構成 本発明の構成として、単一方向に分極された焦
電体ペレツトと、該ペレツトの表面に少なくとも
形成された第1、第2表面電極と、前記ペレツト
の裏面の前記第1、第2表面電極と対向する位置
に夫々少なくとも形成された第1、第2裏面電極
と、該第1、第2裏面電極が導電性接着剤にて接
着されることにより前記焦電体ペレツトが固定支
持される絶縁性支持台と、該絶縁性支持台上に形
成され、前記第2表面電極がリード線にて電気的
に接続されると共に前記第1裏面電極が前記導電
性接着剤をを介して電気的に接続され、且つ前記
第1裏面電極との接続位置から前記第2表面電極
の前記リード線接続位置近傍まで延設された第
1L型電極と、前記絶縁性支持台上に形成され、
前記第1表面電極がリード線にて電気的に接続さ
れると共に前記第2裏面電極が前記導電性接着剤
を介して電気的に接続され、且つ前記第2裏面電
極との接続位置から前記第1表面電極の前記リー
ド線接続位置近傍まで延設された第2L型電極と
を備え、前記第1表、裏電極及びその間に挟まれ
た前記焦電体ペレツトの一部にて第1赤外線検出
部が構成されると共に、前記第2表、裏電極及び
その間に挟まれた前記焦電体ペレツトの他部にて
第2赤外線検出部が構成され、前記第1、第2赤
外線検出部を前記ペレツトの一部及び他部の分極
方向が互いに回路的に逆向きになるようにして並
列接続している。 (ホ) 実施例 以下本発明実施例の赤外線検出器を説明する。 第7図及び第8図は要部構造を示す。斯る図に
おいて、入射赤外線変化量に応じて電荷を発生す
るタンタル酸リチウム(LiTaO3)単結晶等の焦
電材料からなり、矢印aの如く単一方向に分極さ
れた焦電体ペレツト18が設けられ、該ペレツト
の表面及び裏面には夫々、同一面積、同一形状の
のニクロムからなる第1、第2表面電極19a,
18b及び第1、第2裏面電極20a,20bの
真空蒸着にて形成されている。又、アルミナ又は
アルマイト皮膜を有するアルミニウム板からなる
支持台21が設けられ、該支持台の上面には金な
どからなる第1、第2L型電極22a,22bが
形成されている。そして、上記第1、第2裏面電
極20a,20bは各々導電性接着剤23,23
にて第1、第2L型電極22a,22bに接着さ
れており、これにより上記ペレツト18は支持台
21上に固定支持されている。更に、上記第1L
型電極22aはリード線により第2表面電極19
bに接続され且つ第1リード線24aが超音波ボ
ンデイングされており、上記第2L型電極22b
はリード線により第1表面電極19aに接続され
且つ第2リード線24bが超音波ボンデイングさ
れている。 このとき、第1、第2L型電極22a,22b
は、夫々第2、第1表面電極19b,19aのリ
ード線接続部分の近傍に延設されており、第1、
第2表面電極19a,19bとの接続にあたつ
て、リード線を短い距離で接続可能となり、作業
性が向上する。 また、第1、第2リード線24a,24bを超
音波ボンデイングする位置は第1、2L型電極2
2a,22bの延設部分のどこの位置でも可能で
ある。これにより、第1、第2リード線24a,
24bの引き出し位置が任意に設定できるので、
回路設計の自由度が拡がり、設計上有利となる。 上記構造において、上記第1表、裏面電極19
a,20a及びその間に挟まれたペレツト18の
左半分は第1赤外線検出部25aを構成し、上記
第2表、裏面電極19b,20b及びその間に挾
まれたペレツト18の右半分は第2赤外線検出部
25bを構成している。 斯る構造を含む赤外線検出器の回路は第5図と
同様であり、こ場合第2リード線24bはFET
9のゲートGに接続され且つ第1リード線24a
は接地され、そして両検出部25a,25bは
各々に含まれるペレツト18の分極方向が互いに
回路的に逆向きになるように並列接続されてい
る。 而して、斯る赤外線検出器によれば、両検出部
25a,25bの総容量値が大きくジヨンソン雑
音が低減され、更に一つのペレツト18だけが使
用されており、ペレツト18は全体に亘り単一方
向に分極されているから、環境変化に対する誤報
の発生が殆どなく量産性が優れている。 尚、上記第1図及び第6図に夫々示す従来の検
出器と本実施例検出器との特性比較を行なうと次
の通りとなる。
【表】
この場合、第1図においては接着剤7の存在す
る部分は第9図イの如く支持台6上面にて額縁状
となし、第6図においては接着剤15の存在する
部分は第9図 ロの如く支持台14上面にて検出
部8a,8b毎に2本の平行線状となし、本実施
例においては接着剤23の存在する部分は第9図
ハの如く支持台21上面に対し2本の平行線状と
なしている。そして上記各接着剤が存在しない部
分では、各ペレツト側は支持台か浮いている。 上記表から明らかなように第1図の第1、第2
赤外線検出部を直列に接続した場合に比べて、第
6図の並列に接続した場合には、S/N及び雑音
特性が向上しているものの出力感度が低下してい
る。これに対して本実施例の場合には、第6図の
並列接続の場合と同様にS/N及び雑音特性が向
上すると共に、第6図の並列接続の場合に低下し
ていた出力感度が改善されている。 (ヘ) 発明の効果 以上説明から明らかな如く、本発明によれば、
出力感度が低下することなく雑音、特にジヨンソ
ン雑音が低減され、環境変化に対する誤報の発生
が殆どなく、且つ設計の自由度並びに作業性が向
上し、量産性の優れた極めて実用的な赤外線検出
器を得ることができる。
る部分は第9図イの如く支持台6上面にて額縁状
となし、第6図においては接着剤15の存在する
部分は第9図 ロの如く支持台14上面にて検出
部8a,8b毎に2本の平行線状となし、本実施
例においては接着剤23の存在する部分は第9図
ハの如く支持台21上面に対し2本の平行線状と
なしている。そして上記各接着剤が存在しない部
分では、各ペレツト側は支持台か浮いている。 上記表から明らかなように第1図の第1、第2
赤外線検出部を直列に接続した場合に比べて、第
6図の並列に接続した場合には、S/N及び雑音
特性が向上しているものの出力感度が低下してい
る。これに対して本実施例の場合には、第6図の
並列接続の場合と同様にS/N及び雑音特性が向
上すると共に、第6図の並列接続の場合に低下し
ていた出力感度が改善されている。 (ヘ) 発明の効果 以上説明から明らかな如く、本発明によれば、
出力感度が低下することなく雑音、特にジヨンソ
ン雑音が低減され、環境変化に対する誤報の発生
が殆どなく、且つ設計の自由度並びに作業性が向
上し、量産性の優れた極めて実用的な赤外線検出
器を得ることができる。
第1図は従来列の赤外線検出器の要部斜視図、
第2図は同検出器の回路図、第3図イ,ロは夫々
同検出器の要部等価回路図、第3図ハは同検出器
の全体的等価回路図、第4図は他の従来例の赤外
線検出器の要部斜視図、第5図は同検出器の回路
図、第6図は更に他の従来列の赤外線検出器の要
部斜視図、第7図は本発明実施例の赤外線検出器
の要部斜視図、第8図は同検出器の要部平面図、
第9図イ,ロは夫々第1図及び第6図に対応する
要部平面図、第9図ハは第7図に対応する要部平
面図である。 18…焦電体ペレツト、19a,19b…第
1、第2表面電極、20a,20b…第1、第2
裏面電極、25a,25b…第1、第2赤外線検
出部。
第2図は同検出器の回路図、第3図イ,ロは夫々
同検出器の要部等価回路図、第3図ハは同検出器
の全体的等価回路図、第4図は他の従来例の赤外
線検出器の要部斜視図、第5図は同検出器の回路
図、第6図は更に他の従来列の赤外線検出器の要
部斜視図、第7図は本発明実施例の赤外線検出器
の要部斜視図、第8図は同検出器の要部平面図、
第9図イ,ロは夫々第1図及び第6図に対応する
要部平面図、第9図ハは第7図に対応する要部平
面図である。 18…焦電体ペレツト、19a,19b…第
1、第2表面電極、20a,20b…第1、第2
裏面電極、25a,25b…第1、第2赤外線検
出部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 単一方向に分極された焦電体ペレツトと、該
ペレツトの表面に少なくとも形成された第1、第
2表面電極と、前記ペレツトの裏面の前記第1、
第2表面電極と対向する位置に夫々少なくとも形
成された第1、第2裏面電極と、該第1、第2裏
面電極が導電性接着剤にて接着されることにより
前記焦電体ペレツトが固定支持される絶縁性支持
台と、該絶縁性支持台上に形成され、前記第2表
面電極がリード線にて電気的に接続されると共に
前記第1裏面電極が前記導電性接着剤を介して電
気的に接続され、且つ前記1裏面電極との接続位
置からら前記第2表面電極の前記リード線接続位
置近傍まで延設された第1L型電極と、前記絶縁
性支持台上に形成され、前記第1表面電極がリー
ド線にて電気的に接続されると共に前記第2裏面
電極が前記導電性接着剤を介して電気的に接続さ
れ、且つ前記第2裏面電極との接続位置から前記
第1表面電極の前記リード線接続位置近傍まで延
設された第2L型電極とを備え、 前記第1表、裏電極及びその間に挟まれた前記
焦電体ペレツトの一部にて第1赤外線検出部が構
成されると共に、前記第2表、裏電極及びその間
に挟まれた前記焦電体ペレツトの他部にて第2赤
外線検出部が構成され、前記第1、第2赤外線検
出部が前記ペレツトの一部及び他部の分極方向が
互いに回路的に逆向きになるようにして並列接続
されることを特徴とする赤外線検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58034090A JPS59159032A (ja) | 1983-03-01 | 1983-03-01 | 赤外線検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58034090A JPS59159032A (ja) | 1983-03-01 | 1983-03-01 | 赤外線検出器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59159032A JPS59159032A (ja) | 1984-09-08 |
JPH0326334B2 true JPH0326334B2 (ja) | 1991-04-10 |
Family
ID=12404569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58034090A Granted JPS59159032A (ja) | 1983-03-01 | 1983-03-01 | 赤外線検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59159032A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6175114B1 (en) | 1993-10-29 | 2001-01-16 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Pyroelectric infrared array sensor |
US5625188A (en) * | 1993-10-29 | 1997-04-29 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Pyroelectric infrared array sensor |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5621023A (en) * | 1979-07-27 | 1981-02-27 | Siemens Ag | Pyroelectric detector |
-
1983
- 1983-03-01 JP JP58034090A patent/JPS59159032A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5621023A (en) * | 1979-07-27 | 1981-02-27 | Siemens Ag | Pyroelectric detector |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59159032A (ja) | 1984-09-08 |
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