JPH03263242A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH03263242A
JPH03263242A JP6530690A JP6530690A JPH03263242A JP H03263242 A JPH03263242 A JP H03263242A JP 6530690 A JP6530690 A JP 6530690A JP 6530690 A JP6530690 A JP 6530690A JP H03263242 A JPH03263242 A JP H03263242A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、アレイ形データによる間接アドレッシングに
関し、特に、複数個のメモリバンクより成る主記憶装置
と、ベクトルレジスタと呼ばれるベクトルデータ(アレ
イ形データの一種、スカラー形データを一つの要素とす
る複数個の要素の並び)保持用のレジスタを持ち、ベク
トルレジスタに保持されているヘクトルデータの各要素
をアドレスと見なして(リストベクトルと云う)主記憶
装置の各アドレスよりテークを読出すという、一般には
リストベクトル処理と称される特殊なヘクトルアクセス
が行なわれるデータ処理装置に関する。
[従来の技術] 従来、この種のデータ処理装置は、各アドレス要素をア
クセスする際、メモリアクセスの順をリストベクトルの
要素の並ひの順に行っており、従って処理の過程て何ら
かのアクセス続行不可要因か発生すると、その要因か消
滅するまて処理を中断していた。例えば処理の過程であ
るアドレス要素かバンクビジーに遭遇すると、ビジーか
解けるまて待ち合わせを行い、それ以降の要素の並びの
中にアクセス可能なものか在ったとしても、順を追い越
して処理をすることはしていなかった。
第12図は上述したデータ処理装置の構成概念図、第1
3図はその制御の流れ図である。
主バツファ12よりアドレス情報を読出しくステップ3
1)、バンクビジーかとうかバンクビジーチエツク部1
4て判断する(ステップ32)。
バンクビジーてあれば、退避バッファ17か満杯かどう
か判断しくステップ33)、満杯あればバンクフリー待
ちしくステップ34)、満杯てなければ退避バッファ1
7にアドレス情報を退避しくステップ35)、ステップ
32に戻る。ステップ32てバンクビジーてなけれは、
リクエスト生成部15てリクエストを生威し、記憶装置
16に送出する(ステップ36)。次に、主ハッフブ1
2か空かどうかを判断しくステップ37)、空てなけれ
はステップ31に戻り、空てあれば退避バッファ17か
空かどうか判断しくステップ38)、空てあれば処理を
終了する。空でなければ、退避バッファ17よりアドレ
ス情報を読出しくステップ39)、バンクビジーかチエ
ツクしくステップ40)、ビジーであればバンクフリー
待ちしくステップ41〉、バンクビジーてなければリク
エストを送出しくステップ42)、再び退避バッファ1
7か空かどうか判定しくステップ43)、空てなけれは
ステップ40に戻り、空てあれば処理を終了する。
[発明か解決しようとする課題] 上述した従来のメモリアクセス制御方式は、処理の過程
であるアドレス要素かバンクビジーに遭遇すると、ビジ
ーか解けるまで待ち合わせな行い、それ以降の要素の並
びの中にアクセス可能なものかあったとしても、順を追
い越して処理をすることはしていないため、そのままの
状態でスルーブツトを高めようとして、アクセス処理サ
イクルを短縮する等して単位時間当たりのアクセス量を
増加させて行っても、したいにバンクとシーに遭遇する
確率か上昇し、スルーブツトが十分高まらないうちにス
ルーブツトの上限か押さえられてしまうという欠点があ
る。また、追い越して処理を行えば、バンクビジーの影
響が軽減されスルーブツトが向上することは容易に推測
されてはいたが、単に追い越すといってもその制御は通
常の手段(例えば追い越し用のバッファを数エントリ分
用意し、アクセス不可のアドレスを退避させておいて次
の要素のアドレスの処理に移行し、後でその退避したア
ドレスのアクセスを行う等・・・第12図、第13図参
照)ては一般に非常に複雑、かつ困難とされ、ハードウ
ェア、制御論理の複雑さ等の増加量に見合った効果を得
ることは疑問視されて来た。
本発明の目的は、バンクビジーの頻発する環境下におい
てもバンクビジーによる影響か最小限に抑えられ、結果
として高いリストベクトル処理のスループットを確保て
きるデータ処理装置を提供することである。
[!!!題を解決するための手段] 本発明のデータ処理装置は 複数個のバンクを持つ記憶装置と、 該記憶装置に対する複数個のアドレス情報をアドレス要
素とするヘクトルテータ形アドレスを保持するアドレス
情報保持手段と 該アドレス情報保持手段よりアドレス情報を受け、アド
レスを生成し、前記記憶装置に送出するアドレス生成手
段と 前記記憶装置に対するリクエストを生成するリクエスト
生成手段と、 アドレス要素を前記アドレス情報保持手段より取り出し
、該アドレス要素により指定されるバンクかアクセス可
能状態に有るか否かを検査し、アクセス可能状態であれ
ば、前記リクエスト生威手段に前記記憶装置手段に向け
てリクエストを送出させ、アクセス可能状態でなければ
、前記リクエスト生成手段にリクエストの送出を抑止さ
せると同時に、当該アドレス要素を、前記アドレス情報
保持手段の、該アドレス情報保持手段に保持中の該時点
ての最終読出しアドレス要素の次に読出されるべき位置
に保持し直させ、新たな最終読出しアドレス要素とする
バンク状態監視手段とを有している。
[作用] 第1O図は本発明のデータ処理装置の概略構成図、第1
1図はその制御の流れ図である。
本発明は、リストベクトルの各アドレス要素をアクセス
する際、各要素のアドレス情報をバッファ12に保持し
た状態て、順次取り出しくステップ21)、アドレス情
報に対応するバンクかアクセス可能状態か否かをバンク
ビジー郁14て検査しくステップ22)、アクセス可能
であるならばリクエスト生成部15てリクエストを生威
し、主記憶装置16に送出して(ステップ24)、直ち
にアクセスを行い、アクセス可能てないならば、セレク
タ11を通してそのアドレスをバッファ12に再書込み
しくステップ23)、そのアクセスを後回しにして次の
要素のアドレスの処理に移行するという動作をバッファ
12か空になるまて繰り返す(ステップ25)ものであ
る。
これにより、バッファの再利用を図り、追い越し処理時
のアドレス退避用のバッファを不要とし、かつ、条件分
岐の殆ど無い制御シーケンスて、バンクビジーの頻発す
る環境下においてもバンクビジーによる影響か最小限に
抑えられ、結果として高いリストベクトル処理のスルー
ブツトを確保することか可能となる。
[実施例] 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は本発明の一実施例データ処理装置の構成図、第
2図は第1図のリストアドレス・バッファ120の、V
ピット部1ビット巾分を構成することかてきるVヒツト
・バッファを示す図、第3図は第2図のVビット・バッ
ファで、Vビットを記憶するのに使用されているフリッ
プ・フロップ1ビット分の制御信号を示す図、第4図は
リストアドレス・バッファ120のVピット部を第2図
のVビット・バッファを用いて構成した図、第5図は第
1図の実行制御部900を詳細に示す図、第6図は、第
1図のリクエスト生成部140を詳細に示す図、第7図
は、第1図のライトアドレス・カウンタ930を詳細に
示す図、第8図は、第1図の書き戻し制御部910の論
理構成を詳細に示す図、第9図は本実施例の動作を示す
タイムチャートである。
本装置においては、同時に最大4個までのアドレス要素
の処理が可能であり、しかも、A、B。
Cの各ステージを持つパイプライン処理を行っている。
ただし、特許請求範囲中の、アドレス情報保持手段に相
当するバッファに保持されるアドレス要黍は生のアドレ
スそのものであり、従って、特許請求範囲におけるアド
レス生成手段は単なるレジスタで構成されている。また
、本装置は全体に渡り、全ての記憶要素(フリップ・フ
ロップ。
メモリ等)か唯一つのクロックに同期して更新される、
いわゆる単相の順序回路により構成されている。まず各
部の説明をする。主記憶装置110は、同時に1個のメ
モリリクエストを受は付けることか可能な#0〜#7の
8個のメモリポート800〜807と、内剖に#0〜#
15の16個のバンク810〜825を持っており、バ
ンクサイクルタイム(あるバンクか一旦アクセスされて
から、次に同一のバンクかアクセス可能となるまての時
間)は4Tて、#Xのメモリポートはmod8かx(8
て除した剰余かX)であるアドレスのデータ転送を受は
持ち、#Xのバンクはmod16かx(16て除した剰
余かX)のアドレスか割り当てられているものとする。
リストアドレス・バッファ120はアドレス要素部とV
ピット部から構成されており、アドレス要素部は#0〜
#3のアドレス要素4個分の記憶ワード(以後、アドレ
ス要素ワードと呼ぶ)16エントリ、■ヒツト部はその
アドレス要素ワード内のアドレス要素#それぞれに対応
した有効ヒツト(以下、Vビットと呼ぶ)4ヒツトVO
〜V3を含むワード(以後、Vビット・ワードと呼ぶ〉
16エントリよりなり、両方ともリートおよびライトの
同時動作か可能で、アドレスはリード、ライト共両方に
共通である。また、アドレス要素部は各アドレス要素個
別にストローブ可能て、アドレス要素ワード内てあれば
アドレス要素単位て部分書込み可能であり、Vビシ1部
は、−旦リートされるとそのアドレスの4ヒツトは全て
リセットされ、ライトに関しては4ヒツト個別にセット
指定可能であるものとする。なお、アドレス要素部はレ
ジスタ・ファイル、■ヒフ1部は通常のランダム・ロジ
ック等により容易に構成可能である。リートアドレス・
カウンタ830は、リストアドレス・バッファ120に
対し読出しアドレスを指定し値O〜15を巡回的にカウ
ントするように機能するか、メモリポート競合(後述)
時にはアドレス要素ワード内の各アドレス要素を複数回
に分けて処理するので、これを待ち合わせるためにホー
ルト状態となる。ライトアドレス・カウンタ930は、
リストアトレス・バッファ120に対し書込みアドレス
の指定し、値O〜15を巡回的にカウントする様に機能
するか、カウントアツプのタイミングは線631からの
メモリリクエストの不許可履歴信号(後述)と、線55
1からのアドレス要素ワード内処理終了信号(後述)に
より指示を受ける。レジスタ840はリストアトレス・
バッファ120のアドレス要素部より読出されたアドレ
ス要素をAステージて保持するレジスタてあり、メモリ
ポート競合(後述)時には保持しているアドレス要素を
複数回に分けて処理するためにホールト状態となる。レ
ジスタ850,860はレジスタ840にて保持されて
いるAステージのアドレス要素をそれぞれ線841およ
び線851を介してB、Cステージにて順次受けるレジ
スタである。セレクタ920は、リストベクトル処理開
始前に、初期アドレス要素データをリストアトレス・バ
ッファ120のアドレス要素部にロートするためのバス
921と、リストベクトル処理開始後、リストアトレス
・バッファ120のアドレス要素部より読出されたアド
レス要素をレジスタ840.850を経て再びリストア
ドレス・バッファ120のアドレス要素部に保持し直さ
せるためのバス851のどちらかを選択し、リストアド
レス・バッファ120のライトデータ入力線へ接続する
セレクタである。セレクタ・アレイ870はレジスタ8
60に保持されている#O〜#3の4個のアドレス要素
の内の何れか1個を選択てきる、それぞれ独立動作可能
な8個の4ウエイのセレクタを内部に有する。バンクビ
ジー・チエツク部130は、過去にアクセスされたバン
クアドレスを登録してバンクサイクルタイム分の期間保
持し、アドレス要素を線121より、Vビットを線12
2より受け、アクセスしようとしている(Vビットか1
′のアドレス要素の)アドレスのバンクかビジーである
か否かをチエツクするもので、同時に最大4個まてのア
ドレスについてバンクとシーか否かのチエツクか可能で
、かつ同時に最大4個まてのバンクアドレスの登録か可
能である。バンクフリー・インジケータ880はバンク
ビジー・チエツク部130のチエツク結果をBステージ
て保持するものて、4ビツトのレジスタにより構成され
、各ヒツトはアドレス要素ワード内の4個のアドレス要
素に対応している。リクエスト生成部140は、ハンダ
フリー・インジケータ880からのバンクビジー・チエ
ツク結果と、実行制御部900 (後述)からの処理対
象アドレス要素情報と、レジスタ850からの各アドレ
ス要素のポートアドレス情報を受け、各メモリポート8
00〜807対応のメモリリクエストを生成する。リク
エストレジスタ890は、リクエスト生tc 1iR1
140で生成されたメモリリクエストを線621を介し
て受け、メモリポート800〜807に対し、それぞれ
ビットRQO〜RQ7によりCステージのメモリリクエ
ストを保持する。書き戻し制御部910は、リクエスト
生成部140からのメモリリクエスト抑止情報と、実行
制御部900(後述)からの処理対象アドレス要素情報
を受け、メモリリクエストの抑止されたアドレス要素を
リストアトレス・バッファ!20のアドレス要素部へ書
き戻すべく、アドレス要素部のストローブとVビット都
のセット信号を制御する。実行制御部900はリストア
トレス・バッファ120のアドレス要素部より各アドレ
ス要素のメモリポート・アドレスを、7191部よりV
ビットを受け、メモリポートの競合を加味し、処理対象
アドレス要素を選定し、リクエスト生成部140と書き
戻し制御部910に通知し、また、アドレス要素ワード
内のアドレス要素全ての処理(メモリリクエストもしく
は書き戻し)か終了するタイミングをA、8両ステージ
にて検出し、前者はリートアドレス・カウンタ830.
レジスタ840にホールド指示、後者はライトアドレス
・カウンタ930にカウントアツプタイミングとして通
知する。以上か各部の概略説明であるか、以下の動作説
明の都合上、さらに必要に応し詳細に説明する。リスト
アドレス・バッファ120の7191部は、その16工
ントリ×1ビツト分を分担するVビット・バッファ4個
て構成されている。Vビット・バッファは、第2図に示
すように、内部に16個のフリップフロップ210〜2
25と、デコーダ230,240 (230はイネ−フ
ル入力付き)と、16ウエイのセレクタ250を有して
いる。フリップフロップ210〜225は第3図の制御
信号を持つ形式のものであり、リート動作については@
201よりリートアドレスを受はデコーダ240により
デコートし、セレクタ250を制御してそのアドレスに
割り当てられたフリップフロップの出力を選択すると同
時に、そのフリップフロップをリセットするように動作
し、ライト動作については&I202よりライトアドレ
スを、線203よりセット指示信号を受け、デコーダ2
30によりライトアドレスをデコートし、セット指示信
号か有効となった時点てデコーダ230にデコート結果
を出力し、そのアドレスに割り当てられたフリップフロ
ップをセットする様に動作するものである。リストアト
レス・バッファ120の7191部は上記のVビット・
バッファ4個を第4図のように接続して構成されている
。なお、リード動作とライト動作の同時動作が可能であ
る。実行制御@900は、第5図に示すように、Aステ
ージのアドレス要素ワード(レジスタ840に保持され
ている)内の未処理アドレス要素を示し、4ビツトのv
ビットVAO〜VA3(アドレス要素#0〜#3に対応
する)より威るAステージのVビットレジスタであるV
AR510と、Aステージのアドレス要素間において、
同一メモリポートからメモリアクセスを行うアドレス要
素に対し優先制御(アドレス要素#の若い順に処理する
)をし1次に処理するアドレス要素を決定して線521
に出力する優先ロジック520と、その出力をBステー
ジでそのまま受けるVPBR540と、アドレス要素ワ
ード内処理の終了を検出し、線531に出力する比較器
530と、その検出情報をBステージで保持する1ビツ
トのフリップフロップよりなるエンド・インジケータ5
50を内部に墳している。ここで、優先ロッジク520
の出力はアドレス要素ワード内で次に処理するアドレス
要素を示す、4ビツトのVビットVPAO〜■PA3 
(アドレス要素#0〜#3に対応する)であり、VPB
R540はそれを内部の4vビツトvpBO〜VPB3
に受けるBステージのVビットレジスタである。表1〜
表4は優先ロジック520の論理機能を示している。同
一アドレス要素ワード内では、メモリポートか競合した
場合は最若番のアドレス要素が優先されるように構成さ
れている。表1〜表4はそれぞれのアドレス要素(#0
〜3)につき、自分より若番のアドレス要素が自分と同
一のメモリポートを持っているかどうか調べ、持ってい
ないときに線521の対応ビットを真とすることを示し
ている。
表1 表3 表2 表4 但し、−はdon’t car気Pi、P2.P3は互
いに異なるものとする。
比較器530は、優先ロジック520か出力している次
に処理するアドレス要素と、 VAR510に保持され
ている未処理アドレス要素か一致したことを検出するこ
とによりアドレス要素ワード的処理の終了を検出して線
531に出力するが、VAR510はこれを受けて次の
アドレス要素ワードのVビットをリストアドレス・バッ
ファ120のVビットより取り込むよう動作する。一方
、比較器530で終了が検出されないケースは、Aステ
ージのアドレス要素ワード中に処理して、なお未処理の
アドレス要素が残ることを意味し、その場合、VAR5
10中の次に処理するアドレス要素に対応したVビット
を、線521上の優先ロジック520の出力を用いて個
別にリセットする。
リクエスト生成11140は第6図に示すように、メモ
リリクエスト許可ロジック610とメモリリクエスト生
成ロジック620とリクエスト・サプレス履歴インジケ
ータ630を内部に有している。メモリリクエスト許可
ロジック610はバンクチエツク結果を線601より、
VPBR540の出力(今から処理しようとしているア
ドレス要素ワード中のアドレス要素を示すVビット)を
線602より受け、全ての処理対象アドレス要素につい
てバンクフリーか否かを検出し、もし全部かバンクフリ
ーならば線611を真(線612を偽)とし、線613
〜616の処理対象アドレス要素位置(アドレス要素#
0〜#3の順に対応〉を真とする様動作し、もし1!で
もバンクフリーでない(即ち、バンクビジー)アドレス
要素が有れば、線611を偽(線612を真)とし、線
613〜616を全て偽とする様動作する。つまり線6
11上の信号は代表メモリリクエスト許可信号であり、
線613〜616上の信号はアドレス要素単位のメモリ
リクエスト許可信号ということになる。メモリリクエス
ト生成ロジック620は、線603より今から処理しよ
うとしている各要素アドレス(#0〜#3)の下位3ビ
ツト(メモリポート・アドレス)を受け、それぞれをイ
ネーブル入力付きデコーダ640〜670にてデコード
し、それらの4組のデコード結果各8ビット間で対応す
る4ビット同士で論理和をとり、線621を介してそれ
ぞれ各メモリポートへメモリリクエストとして送出する
か、各デコータ共メモリリクエスト許可ロジック610
から、アドレス要素単位のメモリリクエスト許可信号を
線613〜616よりそれぞれのイネーブル入力に受け
ており、許可されたアドレス要素のメモリリクエストの
み真となるものである。最終的には各メモリポートへの
リクエストは4つのデコーダの対応出力の論理和をとっ
たものとして出力しているが、メモリポートが競合した
時は老番のアドレス要素のデコーダのイネーブルが偽と
なり、論理和入力は高々1個のみ真とならない。リクエ
スト・サプレス履歴インジケータ630は線612上の
信号が真という条件でセット、線604上の信号が真と
いう条件でリセット(リセット優先)されるが、線60
4にはエンド・インジケータ550の出力が入力される
。つまりリクエスト・サプレス履歴インジケータ550
は、−旦メモリリクエストの送出が不許可(書き戻しが
発生)にされた時点で点灯し、アドレス要素ワード内の
アドレス要素全ての処理か終了した時点で消灯するもの
である。線631は線612上の信号とリクエスト・サ
プレス履歴インジケータ550の出力の論理和をとった
信号か出力されているか、これは現在処理中のアドレス
要素・ワード内てメモリリクエストの不許可の履歴の有
無を示す信号である。ライトアドレス・カウンタ930
は、第7図に示すように、線703よりストローブ可能
なカウンタであるが、ストローブのタイミングは!&1
701上のリクエスト・サプレス履歴インジケータ63
0の点灯時(書き戻し発生)、線702上のエンド・イ
ンジケータ550か点灯したタイミングでカウントアツ
プされる(リクエスト・サプレス履歴インジケータ63
0はこの時点て消灯する)、書き戻し制御部910は第
8図に示すように単純なロジックで構成され、リストア
トレス・バッファ120のアドレス要素対応のストロー
ブ(アドレス要素郁、vビット部共通)を生成するか、
線801よりVPBR540の出力(Bステージの処理
対象アドレス要素のVビット)を受け、線802からの
メモリリクエスト不許可報告(書き戻し指示)によりV
PBR出力を有効とし、線803に送出する様に論理が
構成されている9以上、必要に応じ各部を詳細に説明し
たか、装置は上記説明の他、リストアドレス・バッファ
120に初期アドレス要素をロートする制御機能、およ
びアドレス要素処理開始時に名制御部をイニシャライズ
してスタートさせる機能と全アドレス要素処理の終了を
検出し、各制御部を停止させる機能を持つか、本発明と
は何等関係を持たず、また、構成するに際しても全く困
難さを伴わないので省略した。
次に、本実施例の動作を説明する。
まず、セレクタ920で線921の側を選択し、適当な
制御によりリストアドレス・バッファ120のアドレス
要素部に初期アドレス要素をロードし、Vピット部に初
期Vビット・ワードを設定し、各部をイニシャライズす
る(840 、850860.880,890,510
,540.550 。
630.830,930を全てクリアする)、ここて、
ロードされたアドレス要素を表5に示す。
表5 次に、アドレス要素の処理に移行するが、バンク810
〜825 (#0〜#15のバンク)は全てフリー状態
(あるものとする、木@援は先に説明した通り、パイプ
ライン動作するが、分かり易さのため、アドレス要素ワ
ード単位の処理を先頭から順に説明する。まず、リード
アドレス・カウンタ830は番地0をアドレス指定し、
リストアドレス・バッファ120のアドレス要素部より
アトレス要素をレジスタ840へ、■ピット部よりVビ
ットをVAR510へ読出す(この時番地0のVビット
はリセットされる)、ここで、VAO〜VA3= ’1
111’ て、#0〜井:17)7トレス要素メモリポ
ート・アドレスはそれぞれ#1゜#3.#4.$6で、
何れも異るので、優先ロッジ520の出力521は11
11’となり、比較器530の出力531は真となる。
一方、バンクビジー・チエツク部130でそれぞれのア
ドレス要素に対応するバンクの状態をチエツクするが、
バンクは全てフリー状態なので当然バンクフリー・イン
ジケータ880へは“1111’が出力される。リクエ
スト生成部140ではこれらを受け、処理対象アドレス
要素か#0〜#3でバンクフリー・インジケータ880
か°1111’であるのを見てメモリリクエスト許可ロ
ジック610は線611を真とし、バンクビジー・チエ
ツク部130に#0〜#3のアドレス要素に対応したバ
ンクアドレスを登録させ、セレクタ・アレイ870はC
ステージのアドレス要素を保持しているレジスタ860
より各アドレス要素を受は取り、該当するメモリポート
(即ち、要素#0〜#3に対し、#1.#3.#4.#
6)を接続する。これにて、まず最初のアドレス要素ワ
ードの処理が終了した。
次に、二番目のアドレス要素ワードの処理の説明をする
。まずリードアドレス・カウンタ830(前アドレス要
素ワードの読出しの直後にカウントアツプされている。
)は番地Iをアドレス指定し、リストアドレス・バッフ
ァ120のアドレス要素部よりアドレス要素をレジスタ
840へ、Vピット部よりVビットをVAR510へ読
出すくこの時番地1のVビットは全てリセットさfiル
)、ココテ、VAO〜VA3= ’1111’で、#0
〜#3のアドレス要素のメモリポート・アドレスはそれ
ぞれ#2.#2、#6.#6で#0と#1および#2と
#3が一致しているので、優先ロジック520の出力5
21は1010となり、比較器530の出力531は偽
となり次タイミングTVAR510(7)VAO,VA
2をリセットし、リードアドレス・カウンタ830とレ
ジスタ840をホールド状態とする。一方、バンクビジ
ー・チエツク部130てそれぞれのアドレス要素に対応
するバンクの状態をチエツクするか、ビジーのバンクは
#1.#X 1.#4.#6てあり(この時点ては未登
録だかバンク登録される可能性か有るのでビジー扱いす
る)、バンクフリー・インジケータ880へは1111
’か出力される。リクエスト生成部140ではこれらを
受け、処理対象アドレス要素か#O,#2でバンクフリ
ー・インジケータ880が“1111′であるのを見て
メモリリクエスト許可ロジック6】0は線611を真と
し、バンクビジー・チエツク部130に#O,#2のア
ドレス要素に対応したバンクアドレスを登録させ、セレ
クタ・アレイ870はCステージのアドレス要素を保持
しているレジスタ860より各アドレス要素を受は取り
、該当するメモリポート(即ち、要素#O,#2に対し
、#2.#6)を接続する0次に、同一アドレス要素内
の残りのアドレス要素について、VAO〜VA3.= 
’010i’Tあり、#1と#、M)7’トレス要素の
メモリポート・アドレスは異るのて5優先ロジツク52
0の出力521は“0101’となり、比較器530の
出力531は真となりリードアドレス・カウンタ830
とレジスタ840のホールトを解除すると共に、次タイ
ミングてエンド・インジケータ550を点灯させる。一
方、バンクビジー・チエツク6130でそれぞれのアド
レス要素に対応するバンクの状態をチエツクするか、#
1.#3のバンクが両方共ビジーであり、バンクフリー
・インジケータ880へは’oooo’が出力される。
リクエスト生成部140てはこれらを受け、処理対象ア
ドレス要素か#1.#3てバンクフリー・インジケータ
880か0100’であるのを見てメモリリクエスト許
可ロジックは線611を偽(612を真)とし、バンク
ビジー・チエツク部130には何れのバンクアドレスの
登録も指示しない、一方、書き戻し制御部910では線
612によりメモリリクエストが不許可になったという
報告を受けるとバターン゛0101’のストローブな発
生させ、リストアトレス・バッファ120のライトアド
レス・カウンタ930の指示しているアドレスである番
地Oのアドレス要素部に#1.#3のアドレス要素を書
込み、■ビシ1部のVl、V3をセットする。さらに、
ライトアドレス・カウンタ930は線631が真(現在
のアドレス要素ワード内処理において書き戻し処理があ
った)で、かつ、エンド・インジケータ550の出力5
51が真(現在のアドレス要素ワード処理が終了した)
であることを受け、次の書き戻し処理に備え次のタイミ
ングでカウントアツプされる0以上で二番目のアドレス
要素ワードの処理か終了した。
次に、三番目のアドレス要素ワードの処理の説明をする
。まず、リードアドレス・カウンタ830(前アドレス
要素ワードの読出しの直後にカウントアツプされている
。)は番地2をアドレス指定し、リストアドレス・バッ
ファ120のアドレス要素部よりアドレス要素をレジス
タ840へ、Vビシ1部よりVビットをVAR510へ
読出す(この時番地1のVビットは全てリセットされる
)。こ、:?VAONVA3= ’1111’ ?、#
0〜#3のアドレス要素のメモリポート・アドレスはそ
れぞれ#6.#0.#O,#6て、#0と#3および#
1と#2が一致しているので、優先ロジック520の出
力521は1100 となり、比較器530の出力53
1は偽となり次タイミングでVAR510(7)VAO
,VAIをリセットし、リードアドレス・カウンタ83
0とレジスタ840をホールド状態とする。一方、バン
クビジー・チエツク部130でそれぞれのアドレス要素
に対応するバンクの状態をチエツクするが、ビジーのバ
ンクは#1.#11.#4、#6.#2、#14.#1
0であり(#lOはこの時点では未登録だがバンク登録
される可能性が有るのでビジー扱いする)バンクフリー
・インジケータ880へは°0100°が出力される。
リクエスト生成部140ではこれらを受け、処理対象ア
ドレス要素が#O,#1でバンクフリー・インジケータ
880が0100’であるのを見てメモリリクエスト許
可ロジック610は線611を偽(線612を真)とし
、バンクビジー・チエツク部130には何れのバンクア
ドレスの登録も指示しない。一方、書き戻し制御部91
0ては線612Cよりメモリリクエストが不許可になっ
たという報告を受けるとパターン“1100°のストロ
ーブを発生させ、リストアドレス・バッファ120のラ
イトアドレス・カウンタ930の指示しているアドレス
である番地1のアドレス要素部に#O,$1のアドレス
要素を書込み、Vビシ1部のVO,Vlをセットする0
次に、同一アドレス要素内の残りのアドレス要素につい
て、VAO〜VA3=“0011°てあり、#2と#3
のアドレス要素のメモリポート・アドレスは異るので、
優先ロジック520の出力521は0011゜となり、
比較器530の出力531は真となりリードアドレス・
カウンタ830とレジスタ840のホールドを解除する
と共に 次タイミングでエンド・インジケータ550を
点灯させる。一方。
バンクビジー・チエツク部130でそれぞれのアドレス
要素に対応するバンクの状態をチエツクするか、#2.
$3のバンクが両方共ビジーであり、バンクフリー・イ
ンジケータ880へは’oooo”が出力される。リク
エスト生成部140てはこれらを受け、処理対象アドレ
ス要素が#2.#3でバンクフリー・インジケータ88
0がoooo’であるのを見てメモリリクエスト許可ロ
ジック610は線611を偽(612を真)とし、バン
クビジー・チエツク部130には何れのバンクアドレス
の登録も指示しない。
方、書き戻し制御部910ては線612によりメモリリ
クエストか不許可になったという報告を受けるとパター
ン゛0011’のストローブな発生させ、リストアトレ
ス・バッファ120のライトアドレス・カウンタ930
の指示しているアドレスである番地1のアドレス要素部
に#2.#3のアドレス要素を書込み、Vビシ1部のV
2.V3をセットする。さらに、ライトアドレス・カウ
ンタ930はリクエスト・サプレス履歴インジケータ6
30の出力631が真(現在のアドレス要素ワード内処
理において書き戻し処理があった)で、かつエンド・イ
ンジケータ550の出力551が真(現在のアドレス要
素ワード処理が終了した)であることを受け、次の書き
戻し処理に備え次のタイミングでカウントアツプされる
。以上で三番目のアドレス要素ワードの処理が終了した
以上、最初から三番目までのアドレス要素ワードの処理
を示したか、これらはパイプライン処理され時間的にオ
ーバラップして処理される。以後同様にこれ以降のアド
レス要素ワードも処理されるか、リードアドレス・カウ
ンタ830とライトアドレス・カウンタ930は番地1
5から番地0へ巡回し、全てのアドレス要素についてメ
モリリクエストされるまで処理は続けられる。この様子
を第9図に示す。また、この時点でのリストアドレス・
バッファ120の内容を表6に示す。
表6 [発明の効果] 以上説明したように本発明は、リストベクトルの各アド
レス要素をアクセスする際、各要素のアドレス情報をバ
ッファに保持した状態で、順次取り出し、アドレス情報
に対応するバンクがアクセス可能状態か否かを検査し、
アクセス可能であるなら直ちにアクセスを行い、アクセ
ス可能でないならば、そのアドレスをバッファに再書込
みし。
そのアクセスを後回しにして次の要素のアドレスの処理
に移行するという動作を繰り返すことにより、バッファ
の再利用を図り、追い越し処理時のアドレス退避用のバ
ッファを不要とし、かつ、条件分岐の殆ど無い制御シー
ケンスで、バンクビジーの頻発する環境下においてもバ
ンクビジーによる影響が最小限に抑えられ、結果として
高いリストベクトル処理のスループットを確保すること
が可能となるという効果が有り、また、アドレス要素読
出し・・・バンクビジー検査・・・メモリリクエスト(
バンクビジーの場合は再書込み)という各動作をパイプ
ライン処理することが非常に簡単に実現でき、結果とし
てリストベクトル処理のスルーブツト向上か一段と容易
となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のデータ処理装置の構成図、
第2図は第1図のリストアドレス・バッファ120の、
Vピット部1ビット巾分を構成することができるVビッ
ト・バッファを示す図、第3図は第2図のVビット・バ
ッファで、■ビットを記憶するのに使用されているフリ
ップ・フロップ1ビット分の制御信号を示す図、第4図
はリストアドレス・バッファ120のVピット部を第2
図のVビット・バッファを用いて構成した図、第5図は
第1図の実行制御部900を詳細に示す図、第6図は、
第1図のリクエスト生成部140を詳細に示す図、第7
図は、第1図のライトアドレス・カウンタ930を詳細
に示す図、第8図は、第1図の書き戻し制御部910の
論理構成を詳細に示す図、第9図は本実施例の動作を示
すタイムチャート、第10図は本発明のデータ処理装置
の概略構成図、第11図は、その制御の流れ図、第12
図は従来のデータ処理装置の概略構成図、第13図はそ
の制御の流れ図である。 110−・・主記憶装置 120・・・リストアドレス・バッファ130−・・バ
ンクビジー・チエツク部140・・・リクエスト生成部 210〜225−・・フリップ・フロップ230.24
0−・・デコータ 250−・・セレクタ 510−・・AステージのVビットレジスタVAR52
0−・・優先ロジック 530・・・比較器 540−・・優先ロジック520の出力をBステージで
そのまま受けたレジスタ、 550−・・エンド・インジケータ 610−・・メモリリクエスト許可ロジック620−・
・メモリリクエスト生成ロジック630−・・リクエス
ト・サプレス履歴インジケータ 800〜807−・・メモリポート 810〜825・・・バンク 830−・・リードアドレス・カウンタ840.850
,860−・・レジスタ870−・・セレクタ・アレイ 880・・・バンクフリー・インジケータ890・・・
リクエストレジスタ 900−・・実行制御部 920−・・セレクタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数個のバンクを持つ記憶装置と、 該記憶装置に対する複数個のアドレス情報をアドレス要
    素とするベクトルデータ形アドレスを保持するアドレス
    情報保持手段と、 該アドレス情報保持手段よりアドレス情報を受け、アド
    レスを生成し、前記記憶装置に送出するアドレス生成手
    段と、 前記記憶装置に対するリクエストを生成するリクエスト
    生成手段と、 アドレス要素を前記アドレス情報保持手段より取り出し
    、該アドレス要素により指定されるバンクがアクセス可
    能状態に有るか否かを検査し、アクセス可能状態であれ
    ば、前記リクエスト生成手段に前記記憶装置手段に向け
    てリクエストを送出させ、アクセス可能状態でなければ
    、前記リクエスト生成手段にリクエストの送出を抑止さ
    せると同時に、当該アドレス要素を、前記アドレス情報
    保持手段の、該アドレス情報保持手段に保持中の該時点
    での最終読出しアドレス要素の次に読出されるべき位置
    に保持し直させ、新たな最終読出しアドレス要素とする
    バンク状態監視手段とを有するデータ処理装置。
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JPS6191740A (ja) * 1984-10-12 1986-05-09 Fujitsu Ltd メモリ・アクセス制御方式

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