JPH03261616A - アルミナ又はアルミナ水和物の造粒法 - Google Patents

アルミナ又はアルミナ水和物の造粒法

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JPH03261616A
JPH03261616A JP2058015A JP5801590A JPH03261616A JP H03261616 A JPH03261616 A JP H03261616A JP 2058015 A JP2058015 A JP 2058015A JP 5801590 A JP5801590 A JP 5801590A JP H03261616 A JPH03261616 A JP H03261616A
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JP
Japan
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alumina
shaking
hydrate
average particle
granulation
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Application number
JP2058015A
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English (en)
Inventor
Takashi Azegami
畦上 尚
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Nikkei Techno Research Co Ltd
Original Assignee
Nikkei Techno Research Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮栗圭坐剋里光互 本発明は、アルミナ又はアルミナ水和物の球状粒体を得
る造粒法に関するもので、殊に微細な球状粒体の造粒法
を提案するものである。
とその。 占 アルミナ又はアルミナ水和物の粒状粒子が各種用途の原
料として使用されている。それらはその用途に応じて各
種の方法で製造されているが、ボーキサイト鉱石をアル
カリ抽出するバイヤープロセス法が工業的な安価な方法
として多用されているが、塩化アルミニウム溶液から析
出させる方法などもある。これらの方法の場合、水酸化
アルミニウムとして得た後、乾燥加熱・坑底させ、その
処理の程度によってアルミナ三水和物から無水アルミナ
に至る間の中間アルミナ及びアルミナが調製されている
。また、気相反応によってアルミナを調製する方法など
もある。
従来、これらの方法によって調製された粉体からの造粒
方法としては、転勤造粒・押出造粒・圧縮造粒等の手段
が多用されて来たが、造粒レベルが極めて大きかった。
しかし、近年、均一反応性・均一混合性・反応焼結性等
の各種の性状を期待して、より微細な球状粒子が求めら
れるようになっている。
そのため、流動層造粒法、破砕造粒法、油浴法等が提案
されているが、特異な装置を使用するため煩雑であった
り、純度が低下したり、球状でなかったり種々の問題が
ある。
又、近年、微粒アルミナが求められているが、微粒が故
にハンドリングに伴ない発塵が発生して作業環境を悪化
したり、ブリッジ効果を生じて定量供給が困難であるな
どの問題があり、最終加工に至るまでの一時的状態とし
て解砕が容易な造粒状態にあるものが期待されている。
そこで、本発明者等は、鋭意検討したところ従来から汎
用されている振蕩機を使用して真球に近いアルミナ又は
アルミナ水和物を得ることが出来る方法を見い出し、本
発明を提案するに至った。
髪里旦構基 本発明は、平均粒子径1μm以下のアル旦す又はアルよ
す水和物をエチルエーテル、イソプロピルエーテル、ノ
ルマルヘキサン、石油エーテル。
トルエン、ノルマルヘプタン、イソオクタンの中の一種
又は二種以上から成る有機溶媒が入った円形内壁状の振
蕩容器中で70〜150rpmの振蕩速度で振蕩するこ
とを特徴とするアルミナ又はアル5す水和物の造粒法で
ある。
ここで、アルミナ水和物、アルミナには、水酸化アルミ
ニウムといわれるものから三水和物、水和物、更にはα
−アルミナといわれる状態に至るまでの中間アルミナを
も含むものである。(以下、総括して「原料アルミナ」
ともいう)本発明方法に好適な原料アルミナとしては、
平均粒子径が1μm以下で実用レベルまでのものを用い
るべきで、1μm以上のものを用いると有機溶媒中で泥
状となってしまい造粒が困難である。
又、その形状は、球状でも枠面のある不定形のものであ
ってもよいが、付着水分は0.7重量%以下のものを使
用するのが好ましい。
溶媒は、原料アルミナの泥状化を防止するため有機溶媒
の中、エチルエーテル、イソプロピルエーテル、ノルマ
ルベキサン、石油エーテル、トルエン、ノルマルヘプタ
ン、イソオクタンが好適であり、それらを単独又は二種
以上混合して適用される。
一定量の溶媒中に投入する原料アルミナの量が多くなる
程、大きな粒子が得られ易くなるので、所望の粒径によ
ってその量的関係を選定し得るものであるが、溶媒容積
/原料アルミナ重量の比が3〜40程度であることが好
ましい。
振蕩に際しては、円形内壁から成る振蕩容器を振蕩機に
取付けて行ない、その振幅は問題でないが、70〜15
0rpmの振蕩速度で行なうのがよい。
ここで振蕩容器内壁が四角形などの角形であると、混合
流体の流れが乱れて粒子同志が再度解離して造粒状態と
なりにくい、又、振蕩速度が7゜rpm未満であると原
料アルミナ粒同志が適切に障突し合わないため造粒状態
が発現し難<、逆に15Orpsを越えると一旦粒化し
たものが粉砕されて造粒状態が発現され難い。又振蕩時
間は、大体20〜40分間で十分であり、それ以上時間
をかけても大形化が進行し難くなるので効率が悪い。
溶媒の温度の影響は少なく、高温<80℃程度まで)の
方が低温(15℃程度まで)よりもやや造粒効果が高く
なるが顕著でないので、室温で十分である。
造粒終了後は、濾過、例えば減圧が過を行ない、造粒生
成物は風乾又は乾燥処理を行ない、有機溶媒は循環使用
する。
この様にして製造される造粒生成物は、粒径0.3〜3
 nのものであるが、通常の単なるハンドリング操作時
には球状造粒体として存在するが、ある程度の加圧力を
かけると容易に粉体化することが出来るし、そのまま1
000℃以上に坑底すると、同等形状の粒状アル旦すを
形成する程度の保形性は有している。
造粒されたアルミナ又はアルミナ水和物は、その使用目
的に応じて、適宜そのままの状態または再度解砕してア
ルミニウム化合物やアルミナ製セラミックス等の製造原
料に供される。
大豊班 以下に、実施例を示して本発明を詳細に述べるが、その
態様に限定されるものではない。
失隻班上 栓付ガラス製三角フラスコ(300ml)中に18℃の
エチルエーテル200mfと所定量の水酸化アルミニウ
ム(日本軽金属株式会社製商品名B1403:平均粒径
0.2μm、付着水分0.25重量%)を入れ、小型シ
ェーカー(株式会社イワキ製商品名KM式小型シェーカ
ー )を用いて、振幅400、振蕩速度120rpmの
条件で30分間造粒を行ない、水酸化アルミニウムの投
入量と造粒生成物の大きさとの相関を調べた。
造粒完了後、吸引濾過し、造粒生成物を風乾させた後、
造粒生成物の平均粒度を走査型電子顕微鏡法によって測
定した結果を図1に示す。
大嵐班1 栓付ガラス製三角フラスコ(300請l)中に18℃の
エチルエーテル2001+1と微粒α−アルミナ(平均
粒径0.26μm、付着水分0805重量%)20gを
入れ、実施例1に用いたシェーカーを用いて、振幅40
fi、振蕩速度13Orpmの条件で30分間造粒を行
ない、吸引濾過後、風乾させた。
造粒アルミナの平均粒径を測定したら、0. 5nであ
り、その走査型電子顕微鏡写真(80倍)を図2に示す
が、原料アルミナ粒子が付着し合って球状の造粒生成物
となっていることが分かる。
究」目量1渠 本発明は、上述のように平均粒子径1μm以下のアルミ
ナ又はアルミナ水和物を特定の有機溶媒中で振蕩させる
ことによって造粒するものであるが、 l〉 造粒に際して揮発性の有機溶媒のみを使用するだけであ
るので、バインダーや粉砕用ボールを使用する場合に見
られるそれらからの不純物の混入もなく造粒出来 2〉 原料粒子の一次粒径を変形させることなく、球状
粒子化出来るため、微粉アルミナなどのハンドリングを
容易としその粉塵化を防止し、その定量供給が容易とす
ることに活用出来3)粒状粒子としての保形性を有する
程度の凝集力によって造粒さているため、次工程の必要
性に応じて当初の一次粒子の大きさまで容易に解砕出来
る などのメリットを得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1による場合の、水酸化アルミニウム
の投入量と造粒生成物の大きさとの相関関係を示す図で
あり、第2図は実施例2による造粒生成物の粒子構造を
示す走査型電子顕微鏡写真(80倍率)である。 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)平均粒子径1μm以下のアルミナ又はアルミナ水
    和物をエチルエーテル、イソプロピルエーテル、ノルマ
    ルヘキサン、石油エーテル、トルエン、ノルマルヘプタ
    ン、イソオクタンの中の一種又は二種以上から成る有機
    溶媒が入った円形内壁状の振蕩容器中で70〜150r
    pmの振蕩速度で振蕩することを特徴とするアルミナ又
    はアルミナ水和物の造粒法。
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