JPH0326119A - トランスポンディングカードによる位置認識エリアの設定方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （Ｎ業上の利用分野） 本発明は、トランスポンディングカードによる位置認識
エリアの設定方法に係り、特に赤外線を使用し、移動体
の位置をＬ２識する場合において、区別して認識する必
要のある１つのアドレスを持つ限定されたエリアを任意
に設定する方法に関するものである． （従来の技術） ある限られた平面内を行動する移動体を監視、制御する
ためには、センタにおいて、常時、その位置を精度高く
正確に把握しておく必要がある。

このために、通常移動体にはセンタとの通信ｉ能を持っ
た送受信機を装備して、移動体で各自の位置を読み取り
、センタにその情報を送るという方法がとられている．
一般的には、位置情報を発信するサインポスト（それぞ
れのアドレスを持っている）が要所、要所に設置されて
おり、その送信エリアに入った移動体が位置情報を読み
取るようにしている．この場合、サインポストから移動
体への通信の方式としては、光、無線、音波等を用いる
ことができる。

（発明が解決しようとする課Ｍ） しかしながら、無線、音波を用いた位置認識によるエリ
アの設定ではその限定が非常に困難であり、正確に位置
認識をするには難があった。つまり、無線、音波等によ
りアドレスを持った１つの情報信号を発信するサインポ
ストのサービスエリアを限定することは、それらの伝送
媒体の指向性の性質（反射、回折、遮蔽等の現象）によ
り非常に困難であった． そこで、同一出願人は、既に、光を用いて移動体との間
の通信を行うための光通信用アンテナ装置（特願昭６３
　−　２５８９号）及び赤外線と電波の組合わせによる
データ通信方式（特願昭６３−１０７８１４号）を提案
している． 以下、上記した赤外線と電波の組合わせによるデータ通
信方式について、図を用いて説明する．第４図は従来の
赤外線と電波の組合わせによるデータ通信システムＩＩ
戒図であり、携帯可能な【Ｄ（個別認ｍ）カードを移動
体に取り付けて、その移動体の位置を検出するようにし
たものである．第５図は、そのＩＤカードの構威図であ
る．第４図において、１はビルの管理センタ等に設置さ
れる操作卓Ｃ−Ｃであり、ＣＰＵ　（中央処理装置）２
、ＣＲＴ−ＫＢ　（表示器・キーボード）３等が設けら
れている．４はデータ伝送路、５はＩＤカード２０のＲ
ＴＸ　（送信機）からの信号を受信する受信専用固定局
ＲＲであり、微弱電波受信機ＲＲＸ６、信号処理用ワン
チ７ブマイコンＭＰＵ７を具備している．８はローカル
コントロール装ｆｉＬ　−　Ｃ　−　Ｃの機能を有する
信号処理用ワンチップマイコンＭＰＵ９及びＩＤカード
２０の位置に関するデータ（位置データ）を送信する赤
外線発光ダイオードを主体とした赤外線送信機ＩＴＸＩ
Ｏを具備する送信専用固定局ＪＴである。

一方、ＩＤカード２０は、第５図に示すように、微弱電
波送信４ｉ１ＲＴＸ２１、赤外線受信機ＩＲＸ２２、信
号処理用ワンチップマイコンＭＰＵ２３、ブザーＢＺ２
４、太陽電池ＢＡ７２５等を具備する．そこで、このシ
ステムにおいては、各送信専用固定局ＩＴから固定局毎
に個別認識の位置情報が常に送出されており、ＴＤカ一
ド２０には最も近い送信専用固定局！Ｔの位置情報が記
憶される．移動体が位置を変更した場合は、次の送信専
用固定局ＩＴの位置情報が記憶され、管理センタでは常
に最新位置情報が把握できるようになっている。

また、個々のＩＤカ一ド２０には予め、ＩＤコード等の
個別認識情報やシステムで必要とされる付加情報等を格
納しておき、管理対象となる動物、人間等の移動体にこ
の１０カードを１枚ずつ取り付けるようにする． 次に、赤外線による位置情報の送信システムについて説
明する． まず、位置情報等の送受信手段として赤外線を用いた空
間伝送を行っており、原理的には第６図に示す光空間伝
送システムを用いている．即ち、第６図において、入力
データは変調器３１，増幅器３２を介して発光素子３３
に送られ、その発光素子３３から空間を介して受光素子
３４で受信されその受光データは増幅器３５、復調器３
６を介して受信される．本発明は、このような赤外線に
よる位夏情報の送信機能を有するシステムを用いた位置
認識エリアの任意設定を行うものである．すなわち、本
発明は、上記問題点を除去し、移動体の位置を認識する
エリアを高精度に、しかも任意に設定できる光、特に赤
外線を採用したトランスポンディングカードによる位置
認識エリアの設定方法を提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段） 本発明は、上記目的を達或するために、トランスポンデ
ィングカードによる位Ｎ認諏エリアの設定方法であって
、平面を移動する移動体の位置を認識する際に、特定の
アドレスを持った最小単位のエリアを有する発光ブロッ
クを複数個組み合わせて、平面上の任意の限定された認
識エリアを設定することができるようにしたものである
．（作用） 本発明によれば、上記したように、平面を移動する移動
体の位置を検出する際に、限定された１つの位置！？！
識最小単位をカバーする発光ブロック（サインポスト）
を任意に組み合わせることにより、自由度を持って、１
つのアドレスを持つ任意の限定されたエリアを容易に設
定することができる． 具体的には、ある限定された最小単位のエリアをカバー
する赤外線の発光ブロックを平面的に組み合わせて使用
し、工つのアドレスを有する任意の大きさ、形状のエリ
アを設定することができる．その場合、赤外線の発光ブ
ロックは、その指向特性が非常に鋭いため、１つ１つの
ブロックについて精度の高い位寛Ｌ！識を行うことがで
きる．（実施例） 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する． 送信機ユニット毎に、サービスエリアの限定されたｌつ
の位置の認識最小単位をカバーする発光ブロックを任意
に組み合わせて、１つのアドレスを持った位置の！５！
識エリアを構威する．第１図は本発明の実施例を示す位
置認識エリアの構戒例を示す図である． 第１図（１）に示すように、サービス範囲の限定された
１つの位置認識最小単位をカバーする発光ブロック４０
を設ける．その発光ブロック４０を組み合わせて、第１
図（２）に示すように、２つの発光ブロック４０を横に
配直したり、第１図（３）に示すように、３つの発光ブ
ロック４０を横に配置したり、第ｌ図（４）に示すよう
に、正方形になるように、発光ブロック４０を縦２×横
２に配置したり、第１図（５）に示すように、発光ブロ
ック４０を縦２×横３に配置したり、第１図（６）に示
すように、正方形になるように発光ブロック４０を縦３
×横３に配置する等して、種々の大きさ、形状を有する
限定されたエリアを構戒することができる．第２図は本
発明の実施例を示す位置認識エリアの概略設定システム
の構戒図であり、建物内における移動体との通信の場合
、実際には発光ブロック（１）〜（ｎ）を天井に配置し
て取り付けておき、光送信機ユニット４２と発光ブロッ
ク（１）〜（ｎ）間に設けられる切換装置４１により、
建物の利用形態に応じた組合せでこの発光ブロック（１
）〜（ｎ）の接続替えすることにより、ある特定アドレ
スのエリアを任意に設定し、種々の大きさ、形状を有す
る限定されたエリアを設定することができる。

ここで、光送信機ユニッ目２とは、各発光ブロック（１
）〜（ｌ１）にアドレス情報を送出するもので、１つの
アドレスに対し１個の光送信機ユニット４２を準備し、
同一アドレス内の必要数の発光プロック（１）〜（ｎ）
に並列接続する．この並列接続は、ワンチップマイコン
ＭＰＵを内蔵する切換装置４１により、発光ブロック（
１）〜（ｎ）の組合せに応じて切り換えることができる
． 第３図に本発明の実施例を示す赤外線による位置情報の
送信システムの概略Ｉｌｌ威図を示す．建物５０内は、
（Ａ）〜（夏）に区分されたエリアに設定するものとす
る．ここで、エリア（Ｈ）は移動体が移動しないエリア
を示している． このように設定された各エリアは、切換装置４１により
、１つのアドレスに対し１個の光送信機ユニット４２が
対応するように接続され、発光ブロックからはその設定
されたアドレスに対応する位置信号を送信する．例えば
、移動体である人がトランスボンディングカード５１を
ＰＡＩＦシてエリア（Ｄ）にいる場合、エリア（Ｄ）の
発光ブロックから送信している位置情報を受信機能を有
するトランスボンディングカード５ｌで受信し、その受
信した位置情報を、トランスポンディングカード５１の
送信装置により送信する．更にその位置情報は、建物５
０内に設けられる受信装置で受信され、伝送路を経てセ
ンタ（図示なし）へ送られることにより、センタにおい
て最終的に移動体の位置を認識することができる．なお
、第３図において、４３は制御装置であり、光送信機ユ
ニッ口２の統括制御を行うことができる． このように構戒することにより、建物や構内等において
任意の大きさ、形状を有するエリアを容易に設定するこ
とができる． また、一端設定されたエリアの大きさ、形状を容易に変
更することもできる。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から“排除するものではない． （発明の効果） 以上、詳細に説明したように、本発明によれば、次のよ
うな効果を奏することができる．（１）１つのアドレス
を持った位置認識エリアの大きさ、形状を有する限定さ
れたエリアを任意に、しかも容易に設定することができ
る． 〈２）設定後の位Ｗ認識エリアについて変更の必要が生
した場合、その大きさ、形状を容易に変更することがで
きる．

【図面の簡単な説明】

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 平面を移動する移動体の位置を認識する際に、特定のア
   ドレスを持った最小単位のエリアを有する発光ブロック
   を複数個組み合わせて、平面上の任意の限定された認識
   エリアを設定することを特徴とするトランスボンディン
   グカードによる位置認識エリアの設定方法。