JPH09159755A - 2次レーダシステム - Google Patents

2次レーダシステム

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JPH09159755A
JPH09159755A JP34480995A JP34480995A JPH09159755A JP H09159755 A JPH09159755 A JP H09159755A JP 34480995 A JP34480995 A JP 34480995A JP 34480995 A JP34480995 A JP 34480995A JP H09159755 A JPH09159755 A JP H09159755A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
target
signal
interrogator
secondary radar
Prior art date
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Pending
Application number
JP34480995A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Yasuda
勇二 保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Communication Equipment Co Ltd filed Critical Toyo Communication Equipment Co Ltd
Priority to JP34480995A priority Critical patent/JPH09159755A/ja
Publication of JPH09159755A publication Critical patent/JPH09159755A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多くの場所で1つの同じ移動体を確実に識別
することができる2次レーダシステムを提供する。 【解決手段】 航空機等の移動体の位置等を識別するた
めの2次レーダシステムであって、上記移動体に搭載さ
れた応答機へ質問信号を送り、上記質問信号を受けた応
答機よりの応答信号を受けて上記移動体の位置等を識別
する質問機と、上記質問機よりの質問信号および上記質
問機よりの質問信号に対する上記応答機よりの応答信号
から上記移動体の位置等を識別する手段を有する位置検
出機とを具備する構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基地局に設けられ
た質問機から航空機の様な移動体(ターゲット)に搭載
された応答機へ質問信号を送り、上記質問信号を受けた
応答機よりの応答信号を上記質問機が受けて上記移動体
の位置等を識別する形式の2次レーダシステムに関し、
特に、多くの場所で同じ1つの移動体を確実に識別する
ことができる2次レーダシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、基地局に設けられた質問機から
航空機の様な移動体(ターゲット)に搭載された応答機
へ質問信号を送り、上記質問信号を受けた応答機よりの
応答信号を上記質問機が受けて上記移動体の位置等を識
別する2次レーダシステムが知られており、航空管制等
に使用されている。上記航空管制用の2次レーダシステ
ムにおいては、多くの基地局の質問機が同一のターゲッ
ト(航空機)に質問し、上記ターゲットの応答機の処理
能力を越える質問信号を上記応答機が受信した場合、上
記ターゲットの応答機は、その受信感度を下げることに
よって応答回数を減少する応答制限機能が備わってい
た。例えば、図4に示したターゲット(航空機)Tの応
答機の応答信号繰り返し能力を、最大1600PPSと
し、2次レーダ基地局A、B、C、D、E、F、Gの質
問機の質問信号繰り返しを450PPSに設定し、上記
各質問機の送信出力を同じとした場合には、上記ターゲ
ットTの応答機は、3ケ所の基地局からの質問信号に応
答可能であり、同一エリア内に4つ以上2次レーダ基地
局が存在し、質問を行うと、応答制限を行う様になって
いた。すなわち、図4に示す様に、通常時、上記ターゲ
ットTの応答機は、半径Hの領域Z1をカバーする受信
感度で基地局よりの質問信号に対して応答する様になっ
ているが、この場合、上記領域Z1内には7つの基地局
A、B、C、D、E、F、Gがあるので、上記応答機の
応答能力(3局まで)を超えてしまう。従って、上記タ
ーゲットTの応答機は、受信感度を下げて半径Iの領域
Z2をカバーする受信感度に応答制限し、上記領域Z2
内に存在する基地局E、F、Gに対してのみ応答を行う
わけである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上記従来の
2次レーダシステムにおいては、上記応答制限機能で受
信感度が下がることにより、上記ターゲットから距離の
離れた基地局(図4の例の場合、基地局A、B、C、
D)の質問信号に対する応答が全く無くなってしまい、
その基地局では上記ターゲットの位置が識別できないと
いう問題点があった。また、多くの2次レーダ基地局
が、同一のターゲットにほぼ同時に質問信号を送信した
場合には、上記ターゲットの応答機は、先に受信した2
次レーダ基地局よりの質問信号にのみ同期して応答する
ので、他の2次レーダ基地局では、上記応答機よりの応
答信号は非同期の応答信号として除かれてしまい受信解
読が全くできないという問題点もあった。本発明は、上
記事情に鑑みてなされたものであって、多くの基地局で
同じ1つの移動体を確実に識別することができる2次レ
ーダシステムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、航空機等の移動体の位置等を識別するた
めの2次レーダシステムにおいて、上記移動体に搭載さ
れた応答機へ質問信号を送り、上記質問信号を受けた応
答機よりの応答信号を受けて上記移動体の位置等を識別
する質問機と、上記質問機よりの質問信号および上記質
問機よりの質問信号に対する上記応答機よりの応答信号
から上記移動体の位置等を識別する手段を有する位置検
出機とを具備することを特徴とする。本発明の他の特徴
は、上記質問機が、上記応答機へ質問信号を送り、上記
応答機よりの応答信号を受信する2次レーダアンテナを
有し、上記位置検出機が、上記質問機よりの質問信号を
受信する指向性アンテナおよび上記応答機よりの応答信
号を受信する応答信号受信用無指向性アンテナを有する
ことである。本発明の他の特徴は、上記位置検出機の識
別手段が、上記2次レーダアンテナの質問パターンから
上記質問信号(メインビーム)の方位を検出すると共
に、上記メインビームの中間点を繰り返し読んで上記2
次レーダアンテナの回転数を検出し、上記質問信号(メ
インビーム)の方位より上記質問機と位置検出機との間
の距離Jを検出し、上記応答機よりの応答信号から上記
応答機の方位αを検出し、上記2次レーダアンテナの回
転数および上記質問信号の受信タイミングおよび上記応
答機よりの応答信号の受信タイミングより上記質問機か
ら上記応答機を経て上記位置検出機にいたる距離L+K
を検出し、上記距離Jおよび上記距離L+Kおよび上記
方位αから上記位置検出機と上記応答機との間の距離K
を検出することである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示した実施形態
に基づいて説明する。図1は、本発明による2次レーダ
システムの一実施形態を示す構成図である。図1に示す
様に、この2次レーダシステムは、質問機1を有する第
1の基地局2と、位置検出機3を有する第2の基地局4
と、応答機5を有する航空機等のターゲット6とを有す
る構成となっている。そして、上記第1の基地局2の質
問機1には、2次レーダアンテナ7が接続され、上記第
2の基地局4の位置検出機3には、指向性アンテナ8お
よび応答信号受信用無指向性アンテナ9が接続されてい
る。次に、上記構成の2次レーダシステムの動作につい
て説明する。ここでは、上記ターゲット6の応答機5
が、その応答制限機能により、その受信感度領域をせば
め、上記第1の基地局2が上記受信感度領域内にあり、
上記第2の基地局4が上記受信感度領域外となってしま
った場合について説明する。まず、上記第1の基地局2
の第1の質問機1より上記2次レーダアンテナ7を介し
て質問信号が送信されると、上記アンテナ7よりの質問
信号は、上記ターゲット6の応答機5に受信されると共
に、上記第2の基地局4の位置検出機3の指向性アンテ
ナ8にも受信される。上記質問信号を受信した位置検出
機3は、図2に示す様な上記2次レーダアンテナ7の質
問パターンからISLS(インタロゲーション サイド
ローブ サプレッション)によりサイドローブ(DIF
Fパターン)をサプレッションし、メインビーム(SU
Mパターン)の中間点を算出し、それにより上記質問信
号(メインビーム)の方位を検出すると共に、上記メイ
ンビームの中間点を繰り返し読んで上記2次レーダアン
テナ7の回転数を検出する。
【0006】次に、上記2次レーダアンテナ7よりの質
問信号に対して上記ターゲット6の応答機5より応答信
号が送信されると、その応答信号は、上記第1の基地局
2の2次レーダアンテナ7に受信されると共に、上記第
2の基地局4の応答信号受信用無指向性アンテナ9にも
受信される。上記第1の基地局2の2次レーダアンテナ
7に受信された応答信号は、上記第1の質問機1へ送ら
れ上記ターゲット6の位置等が検出される。そして、上
記第2の基地局4の応答信号受信用無指向性アンテナ9
に受信された応答信号は、上記位置検出機3へ送られ、
上記位置検出機3によって以下の様に上記第2の基地局
4と上記ターゲット6との間の距離Kが検出される。す
なわち、図3に示す様に、前もって検出されている上記
第1の基地局2よりの質問信号(メインビーム)の方位
より上記第1の基地局2と第2の基地局4との間の距離
Jが検出され、上記ターゲット6よりの応答信号から上
記ターゲット6の方位αが検出され、前もって検出され
ている上記2次レーダアンテナ7の回転数および上記第
1の基地局2よりの質問信号の受信タイミングおよび上
記ターゲット6よりの応答信号の受信タイミングより上
記第1の基地局2から上記ターゲット6を経て上記第2
の基地局4へいたる距離L+Kが検出され、上記距離J
および上記距離L+Kおよび上記方位αから上記第2の
基地局4と上記ターゲット6との間の距離Kが検出され
る。
【0007】従って、上記第2の基地局4の位置検出機
3は、上記ターゲット6の応答機5の応答制限により上
記第2の基地局4が受信感度領域外になっても、上記タ
ーゲット6の方位αと距離Kより上記ターゲット6の位
置を検出できる。上記構成の2次レーダシステムの利用
方法としては、上記第1の基地局2を空港などの常にタ
ーゲットの識別を行う場所に配置し、上記第2の基地局
4を上記空港の近くに複数配置すれば、上記第2の基地
局4により上記第1の基地局2と同等の監視機能が、安
価な設備の維持管理費により得られる。また、上記利用
方法の場合、単一のターゲットに対して上記ターゲット
能力以上に質問信号が送られることを未然に防ぐことと
なる。また、上記第1の基地局2の機能と第2の基地局
4の機能とを合せ持つ基地局を複数個設置して、上記応
答機の応答制限に対応して各基地局が上記両機能をそれ
ぞれ使い分ける様にしても良い。
【0008】
【発明の効果】本発明は、以上説明した様に、通常の2
次レーダの機能を有する第1の基地局よりの質問信号
と、上記第1の基地局の質問信号および上記質問信号に
対するターゲットよりの応答信号とから上記ターゲット
の位置等を検出する機能を有する第2の基地局を上記第
1の基地局の周囲に設けたため、単一のターゲットに対
し、ターゲットの能力以上に質問する事を防ぐと共に、
他の基地の質問に対する受信のみでターゲットの識別を
確実に行う事ができる。そして、空港の管制近くに上記
第2の基地局を置けば、簡易な構成となり、設備の維持
管理は、安価で済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による2次レーダシステムの一実施形態
を示す構成図である。
【図2】図1に示した2次レーダアンテナの質問パター
ンを示す図である。
【図3】図1に示した位置検出機によるターゲットの位
置の検出方法を示す説明図である。
【図4】ターゲットの応答機による応答制限の動作説明
図である。
【符号の説明】
1…質問機、 2…第1の
基地局、3…位置検出機、 4
…第2の基地局、5…応答機、
6…ターゲット、7…2次レーダアンテナ、
8…指向性アンテナ、9…応答信号受信用
無指向性アンテナ、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の位置等を識別するための2次レ
    ーダシステムであって、上記移動体に搭載された応答機
    へ質問信号を送り、上記質問信号を受けた応答機よりの
    応答信号を受けて上記移動体の位置等を識別する質問機
    と、上記質問機よりの質問信号および上記質問機よりの
    質問信号に対する上記応答機よりの応答信号から上記移
    動体の位置等を識別する手段を有する位置検出機とを具
    備することを特徴とする2次レーダシステム。
  2. 【請求項2】 上記質問機が、上記応答機へ質問信号を
    送り、上記応答機よりの応答信号を受信する2次レーダ
    アンテナを有し、上記位置検出機が、上記質問機よりの
    質問信号を受信する指向性アンテナおよび上記応答機よ
    りの応答信号を受信する応答信号受信用無指向性アンテ
    ナを有することを特徴とする請求項1に記載の2次レー
    ダシステム。
  3. 【請求項3】 上記位置検出機の識別手段が、上記2次
    レーダアンテナの質問パターンから上記質問信号(メイ
    ンビーム)の方位を検出すると共に、上記メインビーム
    の中間点を繰り返し読んで上記2次レーダアンテナの回
    転数を検出し、上記質問信号(メインビーム)の方位よ
    り上記質問機と位置検出機との間の距離Jを検出し、上
    記応答機よりの応答信号から上記応答機の方位αを検出
    し、上記2次レーダアンテナの回転数および上記質問機
    よりの質問信号の受信タイミングおよび上記応答機より
    の応答信号の受信タイミングより上記質問機から上記応
    答機を経て上記位置検出機にいたる距離L+Kを検出
    し、上記距離Jおよび上記距離L+Kおよび上記方位α
    から上記位置検出機と上記応答機との間の距離Kを検出
    することを特徴とする請求項2に記載の2次レーダシス
    テム。
JP34480995A 1995-12-06 1995-12-06 2次レーダシステム Pending JPH09159755A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007502414A (ja) * 2003-08-14 2007-02-08 センシス コーポレーション Tdoa分散アンテナを使用したターゲットの位置特定方法及び装置
WO2009145325A1 (ja) * 2008-05-29 2009-12-03 株式会社日立製作所 移動体相対位置検出システム及び相対位置検出を行う移動体
JP2010211517A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Toshiba Corp 質問信号送信方法

Cited By (4)

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JPWO2009145325A1 (ja) * 2008-05-29 2011-10-20 株式会社日立製作所 移動体相対位置検出システム及び相対位置検出を行う移動体
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