JPH03261091A - 電界発光素子 - Google Patents
電界発光素子Info
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- JPH03261091A JPH03261091A JP2059447A JP5944790A JPH03261091A JP H03261091 A JPH03261091 A JP H03261091A JP 2059447 A JP2059447 A JP 2059447A JP 5944790 A JP5944790 A JP 5944790A JP H03261091 A JPH03261091 A JP H03261091A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10K—ORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
- H10K50/00—Organic light-emitting devices
- H10K50/80—Constructional details
- H10K50/84—Passivation; Containers; Encapsulations
- H10K50/846—Passivation; Containers; Encapsulations comprising getter material or desiccants
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分町
本発明は、電界の印加によって発光するエレクトロルミ
ネッセンス層を備えた電界発光素子及びその製造方法に
関する。。
ネッセンス層を備えた電界発光素子及びその製造方法に
関する。。
背景技術
電気信号に応答して多色表示するカラー表示装置として
はブラウン管が広く利用されている。装置の薄型化のた
めに液晶型素子も開発されている。
はブラウン管が広く利用されている。装置の薄型化のた
めに液晶型素子も開発されている。
更に、完全固体型として高輝度の発光が得られるエレク
トロルミネッセンス（以下ＥＬという）を用いた電界発
光素子も開発されている。
トロルミネッセンス（以下ＥＬという）を用いた電界発
光素子も開発されている。
かかる電界発光素子を、電界の印加により発光するＥＬ
層材質で分類すると、無機物ＥＬ層を有するものと有機
物ＥＬ層を有するものとに分けられる。
層材質で分類すると、無機物ＥＬ層を有するものと有機
物ＥＬ層を有するものとに分けられる。
有機ＥＬ素子の構造は、電極間に正孔輸送層発光層、電
子注入層など有機蛍光刊料の積層からなっている。例え
ば、第２図に有機物電界発光素子であるＸ、Ｙマトリク
ス型のものの一例を示す。
子注入層など有機蛍光刊料の積層からなっている。例え
ば、第２図に有機物電界発光素子であるＸ、Ｙマトリク
ス型のものの一例を示す。
該電界発光素子は、ガラス透明基板１上に、ＩＴＯ等の
複数の透明電極２、正孔輸送層１０．有機物ＥＬ層１４
、透明電極２に交差する複数の背面電極６を順に積層、
形成した２層構造のものである。有機物電界発光素子に
は、図に示す正孔輸送層１０及び有機物ＥＬ層１４から
なる２層構造のものや、図示しないが有機物ＥＬ層１４
及び背面電極６間に有機電子輸送層かさらに配された３
層構造のものが知られている。
複数の透明電極２、正孔輸送層１０．有機物ＥＬ層１４
、透明電極２に交差する複数の背面電極６を順に積層、
形成した２層構造のものである。有機物電界発光素子に
は、図に示す正孔輸送層１０及び有機物ＥＬ層１４から
なる２層構造のものや、図示しないが有機物ＥＬ層１４
及び背面電極６間に有機電子輸送層かさらに配された３
層構造のものが知られている。
有機物電界発光素子において、有機物ＥＬ層１４は、例
えばクマリン化合物を含む層である。有機正孔輸送層１
０は電極から正孔を注入させ易′くする機能と電子をブ
ロックする機能とを有し、有機電子輸送層は電極から電
子を注入させ易くする機能を有している。有機物電界発
光素子において、一対の電極から注入された電子と正孔
との再結合によって励起子が生じ、この励起子が放射失
活する過程で光を放ち、この光か透明電極及びガラス基
板を介して外部に放出されることになる。
えばクマリン化合物を含む層である。有機正孔輸送層１
０は電極から正孔を注入させ易′くする機能と電子をブ
ロックする機能とを有し、有機電子輸送層は電極から電
子を注入させ易くする機能を有している。有機物電界発
光素子において、一対の電極から注入された電子と正孔
との再結合によって励起子が生じ、この励起子が放射失
活する過程で光を放ち、この光か透明電極及びガラス基
板を介して外部に放出されることになる。
しかしながら、有機物ＥＬ層１４の有機ＥＩＪＪ料はア
モルファス状にて蒸着されており、経時変化にてその結
晶化が進行する。結晶化した有機ＥＩＪＩ料結晶体を有
する電昇発光素子を形成してもこの結晶体有機物ＥＬ層
は発光しない。
モルファス状にて蒸着されており、経時変化にてその結
晶化が進行する。結晶化した有機ＥＩＪＩ料結晶体を有
する電昇発光素子を形成してもこの結晶体有機物ＥＬ層
は発光しない。
実験の結果、この結晶化を促進するものには有機溶剤、
水等があり、特に自然界にて最も影響するのは水である
。
水等があり、特に自然界にて最も影響するのは水である
。
発明の概要
［発明の目的］
本発明の目的は、防湿封止をなした電界発光素子を提供
することにある。
することにある。
［発明の構成］
本発明の電界発光素子は、有機化合物からなるエレクト
ロルミネッセンス層及び正孔輸送層が互いに積層された
有機化合物層群か陰極及び陽極間に配された構成を有す
る電界発光素子であって、前記有機化合物層群並びに前
記陰極及び陽極を囲繞しかつこれらを外気から遮断する
気密ケースと、前記気密ケース内に配置されかつ前記有
機化合物層群並びに前記陰極及び陽極から隔離して配置
されて五酸化ニリンを含む乾燥手段とを有することを特
徴とする。
ロルミネッセンス層及び正孔輸送層が互いに積層された
有機化合物層群か陰極及び陽極間に配された構成を有す
る電界発光素子であって、前記有機化合物層群並びに前
記陰極及び陽極を囲繞しかつこれらを外気から遮断する
気密ケースと、前記気密ケース内に配置されかつ前記有
機化合物層群並びに前記陰極及び陽極から隔離して配置
されて五酸化ニリンを含む乾燥手段とを有することを特
徴とする。
［発明の作用］
以上の構成の本発明により、電界発光素子の長期間の防
湿効果を得ることができる。
湿効果を得ることができる。
実施例
以下に本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第１図は本実施例の電界発光素子を示す。
かかる実施例は、ガラス透明基板１上に、ＩＴＯ等の複
数の透明電極２、正孔輸送層１０．有機物ＥＬ層１４、
透明電極２に交差する複数の背面電極６を順に積層、形
成した２層構造の電界発光素子である。正孔輸送層１０
及び有機物ＥＬ層１４は互いに積層された有機化合物層
群をなす。この積層された正孔輸送層１０及び有機物Ｅ
Ｌ層１４並びに画電極を囲繞するように気密ケース２０
がガラス透明基板１上に気密的に接着されている。
数の透明電極２、正孔輸送層１０．有機物ＥＬ層１４、
透明電極２に交差する複数の背面電極６を順に積層、形
成した２層構造の電界発光素子である。正孔輸送層１０
及び有機物ＥＬ層１４は互いに積層された有機化合物層
群をなす。この積層された正孔輸送層１０及び有機物Ｅ
Ｌ層１４並びに画電極を囲繞するように気密ケース２０
がガラス透明基板１上に気密的に接着されている。
気密ケース２０が有機化合物層群等を外気から遮断する
。気密ケース２０中には有機化合物層群に対向する内壁
面にこれら有機化合物層群並びに１；３極から隔離して
配置された通気性及び耐酸性を有する保持容器２１が設
けられている。この保持容器２１中には五酸化ニリン粒
子群が保持されている。この五酸化ニリン粒子群を保持
する通気性保持容器が、有機化合物層群の為の乾燥手段
をなす。
。気密ケース２０中には有機化合物層群に対向する内壁
面にこれら有機化合物層群並びに１；３極から隔離して
配置された通気性及び耐酸性を有する保持容器２１が設
けられている。この保持容器２１中には五酸化ニリン粒
子群が保持されている。この五酸化ニリン粒子群を保持
する通気性保持容器が、有機化合物層群の為の乾燥手段
をなす。
有機電界発光素子の蒸着された有機化合物層群は真空（
Ｉ Ｘ １０ ’ 〜Ｉ Ｘ １Ｏ−３Ｔｏｒｒ）中に
密閉保存しでもこれら有機化合物層の結晶化か生じ電界
発光素子の発光能力を失う。これが保存、発光寿命を短
くしている原因である。実験の結果、大気中の窒素Ｎ２
．酸素０２＋水Ｈ２０の３者のうち水の存在が最も悪影
響するので、水又は湿気の遮断対策として、電界発光素
子を密閉容器に入れこの中に乾燥剤を封入したものを資
料として試作した。
Ｉ Ｘ １０ ’ 〜Ｉ Ｘ １Ｏ−３Ｔｏｒｒ）中に
密閉保存しでもこれら有機化合物層の結晶化か生じ電界
発光素子の発光能力を失う。これが保存、発光寿命を短
くしている原因である。実験の結果、大気中の窒素Ｎ２
．酸素０２＋水Ｈ２０の３者のうち水の存在が最も悪影
響するので、水又は湿気の遮断対策として、電界発光素
子を密閉容器に入れこの中に乾燥剤を封入したものを資
料として試作した。
有機化合物層は、極く少量の水分をもっても作用するた
め、防湿シート、モレキュラーシーブ、シリカゲル等に
よる封止密封方法、すなわち水分残ｆｆ１（Ｗ値） Ｉ
Ｘｌ０−３ｍｇ／ρ以上の乾燥剤封入密封方法では効
果は期待できない。その結果、Ｗ値ではＩ Ｘ １０−
’ｍｇ／ Ｄ未満の吸湿力を有しかつ常温常圧の下で最
も効果的な乾燥剤として丘陵ニリン（Ｐ２Ｏ３）が使用
できる。
め、防湿シート、モレキュラーシーブ、シリカゲル等に
よる封止密封方法、すなわち水分残ｆｆ１（Ｗ値） Ｉ
Ｘｌ０−３ｍｇ／ρ以上の乾燥剤封入密封方法では効
果は期待できない。その結果、Ｗ値ではＩ Ｘ １０−
’ｍｇ／ Ｄ未満の吸湿力を有しかつ常温常圧の下で最
も効果的な乾燥剤として丘陵ニリン（Ｐ２Ｏ３）が使用
できる。
従来の電界発光素子では、大気中において発光寿命は６
０時間にて破壊され又保存においても発光欠陥部（電界
印加によっても発光しない部分）が数日内に発光面に拡
大していたが、本実施例による丘陵ニリンを封入した電
界発光素子では、発光寿命は大気中でも５００時間を越
えても累常はなく、保存の場合でも発光欠陥部の拡大は
抑制される。
０時間にて破壊され又保存においても発光欠陥部（電界
印加によっても発光しない部分）が数日内に発光面に拡
大していたが、本実施例による丘陵ニリンを封入した電
界発光素子では、発光寿命は大気中でも５００時間を越
えても累常はなく、保存の場合でも発光欠陥部の拡大は
抑制される。
上記実施例では、両電極間に正孔輸送層１０及び有機物
ＥＬ層１４を配した２層構造有機化合物層群としたが、
陰極６及び有機ＥＬ層土工４間有機化合物からなる電子
輸送層が配されたものでもよい。また、有機物ＥＬ層１
４の代わりに無機物ＥＬ層とした場合でも、無機物ＥＬ
層を湿気から保護することができる。
ＥＬ層１４を配した２層構造有機化合物層群としたが、
陰極６及び有機ＥＬ層土工４間有機化合物からなる電子
輸送層が配されたものでもよい。また、有機物ＥＬ層１
４の代わりに無機物ＥＬ層とした場合でも、無機物ＥＬ
層を湿気から保護することができる。
発明の効果
以上のように、本発明によれば有機化合物層群が陰極及
び陽極間に配された描成を有する電光発光素子において
、有機化合物層群等を四繞しかつこれらを外気から遮断
する気密ケース内に配置されかつ有機化合物層群等から
隔離して配置された通気性及び耐酸性を有する保持容器
中に五酸化ニリンを保持したので、長期間の防湿効果を
得て有機化合物層群等の経時的劣化を防止できる。
び陽極間に配された描成を有する電光発光素子において
、有機化合物層群等を四繞しかつこれらを外気から遮断
する気密ケース内に配置されかつ有機化合物層群等から
隔離して配置された通気性及び耐酸性を有する保持容器
中に五酸化ニリンを保持したので、長期間の防湿効果を
得て有機化合物層群等の経時的劣化を防止できる。
第１図は本発明の電界発光素子の概略部分拡大断面図、
第２図は従来の電界発光素子の概略部分拡大断面図であ
る。 主要部分の符号の説明 ２０・・・・・・気密ケース ２１・・・・・・保持容器 ２２・・・・・・五酸化ニリン
第２図は従来の電界発光素子の概略部分拡大断面図であ
る。 主要部分の符号の説明 ２０・・・・・・気密ケース ２１・・・・・・保持容器 ２２・・・・・・五酸化ニリン
Claims (3)
- （１）有機化合物からなるエレクトロルミネッセンス層
及び正孔輸送層が互いに積層された有機化合物層群が陰
極及び陽極間に配された構成を有する電界発光素子であ
って、前記有機化合物層群並びに前記陰極及び陽極を囲
繞しかつこれらを外気から遮断する気密ケースと、前記
気密ケース内に配置されかつ前記有機化合物層群並びに
前記陰極及び陽極から隔離して配置されて五酸化ニリン
を含む乾燥手段とを有することを特徴とする電界発光素
子。 - （２）前記乾燥手段は五酸化ニリン粒子群を保持する通
気性保持容器からなることを特徴とする請求項１記載の
電界発光素子。 - （３）前記陰極及び前記エレクトロルミネッセンス層間
に有機化合物からなる電子輸送層が配されたことを特徴
とする請求項１記載の電界発光素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2059447A JPH03261091A (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | 電界発光素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2059447A JPH03261091A (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | 電界発光素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03261091A true JPH03261091A (ja) | 1991-11-20 |
Family
ID=13113552
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2059447A Pending JPH03261091A (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | 電界発光素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03261091A (ja) |
Cited By (21)
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| JPH11121167A (ja) * | 1997-10-16 | 1999-04-30 | Tdk Corp | 有機ｅｌ素子 |
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-
1990
- 1990-03-09 JP JP2059447A patent/JPH03261091A/ja active Pending
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