JPH03260160A - 樹脂フイルムまたは樹脂を用いた不織布から成る被覆材の穴空け方法およびその装置 - Google Patents
樹脂フイルムまたは樹脂を用いた不織布から成る被覆材の穴空け方法およびその装置Info
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- JPH03260160A JPH03260160A JP5046590A JP5046590A JPH03260160A JP H03260160 A JPH03260160 A JP H03260160A JP 5046590 A JP5046590 A JP 5046590A JP 5046590 A JP5046590 A JP 5046590A JP H03260160 A JPH03260160 A JP H03260160A
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Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は樹脂フィルムまたは樹脂を用いた不織布から成
る被覆材に多数の小孔を空ける穴空は方法およびその装
置に係るものであって、生理用品、おむつ、傷口の被覆
、その他の被覆を目的とする被覆材の穴空けに用いるも
のである。
る被覆材に多数の小孔を空ける穴空は方法およびその装
置に係るものであって、生理用品、おむつ、傷口の被覆
、その他の被覆を目的とする被覆材の穴空けに用いるも
のである。
従来の技術
従来、生理用品、おむつ、傷口の被覆、その他の被覆を
目的とする被覆材に小孔を多数空ける事により、隣接す
るl!!覆材への体液等の吸収を良好としたり、吸収し
た体液等の逆流を防止するのに有効であることが知られ
ている。
目的とする被覆材に小孔を多数空ける事により、隣接す
るl!!覆材への体液等の吸収を良好としたり、吸収し
た体液等の逆流を防止するのに有効であることが知られ
ている。
この穴空は方法としては、特開昭58−1517号公報
記載の発明のごとく、内部を減圧したドラムに小孔を設
け、この小孔から外周に被覆した被覆材をドラム内部に
引き込み、これをカッターでカッ)・することにより被
覆材に小孔を空ける方法が知られでいるが、この方法は
ドラム、カッター等の加工に手数を要し、ドラムの小孔
に目詰まりを生じるとともに穴空は速度が遅く、設備が
大掛かりで加工した被覆材を高価なものとし、また不織
布は減圧による吸引が不可能であるため、穴空は加工に
不都合である欠点を有している。
記載の発明のごとく、内部を減圧したドラムに小孔を設
け、この小孔から外周に被覆した被覆材をドラム内部に
引き込み、これをカッターでカッ)・することにより被
覆材に小孔を空ける方法が知られでいるが、この方法は
ドラム、カッター等の加工に手数を要し、ドラムの小孔
に目詰まりを生じるとともに穴空は速度が遅く、設備が
大掛かりで加工した被覆材を高価なものとし、また不織
布は減圧による吸引が不可能であるため、穴空は加工に
不都合である欠点を有している。
また高圧水を被覆材に加えて穴空けを行うウォーターニ
ードリング方法が知られているが、設備が大掛かりで被
覆材の連続的な加工ができず、加工速度を遅くし高価な
ものとするとともに親水性の素材しか加工することがで
きず、また樹脂フィルム、樹脂を用いた不織布等には穴
空は加工ができない欠点を有していた6 発明が解決しようとする課題 本発明は上述のごとき課題を解決しようとするものであ
って、生理用品、おむつ、傷口の被覆、その他の被覆を
目的とする被覆材に小孔を多数空ける事により、隣接す
る被覆材への体液等の吸収を良好としたり、吸収した体
液等の逆流を防止するものに於いて、被覆材に多数の小
孔をカッター等を用いる事なく高速で連続した穴空は作
業を可能とし、廉価な被覆材を得るとともに樹脂フィル
ムのみならず、不織布への穴空は加工も可能にしようと
するものである。
ードリング方法が知られているが、設備が大掛かりで被
覆材の連続的な加工ができず、加工速度を遅くし高価な
ものとするとともに親水性の素材しか加工することがで
きず、また樹脂フィルム、樹脂を用いた不織布等には穴
空は加工ができない欠点を有していた6 発明が解決しようとする課題 本発明は上述のごとき課題を解決しようとするものであ
って、生理用品、おむつ、傷口の被覆、その他の被覆を
目的とする被覆材に小孔を多数空ける事により、隣接す
る被覆材への体液等の吸収を良好としたり、吸収した体
液等の逆流を防止するものに於いて、被覆材に多数の小
孔をカッター等を用いる事なく高速で連続した穴空は作
業を可能とし、廉価な被覆材を得るとともに樹脂フィル
ムのみならず、不織布への穴空は加工も可能にしようと
するものである。
課題を解決するための手段
本発明は上述のごとき課題を解決するため、穴空は目的
形状の突部を表面に突出したエンボスロールと、押圧面
に凹凸を設けた超音波ホーンの間を、エンボスロールの
回転速度と同一速度で、樹脂フィルムまたは樹脂を用い
た不織布から成る被覆材を移動させながら、超音波ホー
ンの押圧面でエンボスロールに被覆材を押圧し、エンボ
スロールの突部に対応する部分を溶融するとともに押圧
面の凹凸により溶融部を引っ掛けて切り欠き、被覆材に
穴空けを行うことを特徴として成るものである。
形状の突部を表面に突出したエンボスロールと、押圧面
に凹凸を設けた超音波ホーンの間を、エンボスロールの
回転速度と同一速度で、樹脂フィルムまたは樹脂を用い
た不織布から成る被覆材を移動させながら、超音波ホー
ンの押圧面でエンボスロールに被覆材を押圧し、エンボ
スロールの突部に対応する部分を溶融するとともに押圧
面の凹凸により溶融部を引っ掛けて切り欠き、被覆材に
穴空けを行うことを特徴として成るものである。
また他の発明は、穴空は目的形状の突部を表面に突出し
たエンボスロールを設け、このエンボスロールの回転速
度と同一速度で移動する樹脂フィルムまたは樹脂を用い
た不織布から成る被覆材を介してエンボスロールに超音
波ホーンを臨ませ、この超音波ホーンの被覆材に押圧す
る押圧面に、凹凸を設けて成るものである。
たエンボスロールを設け、このエンボスロールの回転速
度と同一速度で移動する樹脂フィルムまたは樹脂を用い
た不織布から成る被覆材を介してエンボスロールに超音
波ホーンを臨ませ、この超音波ホーンの被覆材に押圧す
る押圧面に、凹凸を設けて成るものである。
また超音波ホーンの押圧面に形成する凹凸は、押圧面に
タングステンカーバイトを20μ〜30μの厚みで溶射
固定したものであっても良い。
タングステンカーバイトを20μ〜30μの厚みで溶射
固定したものであっても良い。
また超音波ホーンの押圧面に形成する凹凸は、押圧面に
梨地状に形成したものであっても良い。
梨地状に形成したものであっても良い。
作 用
本発明は上述のごとく構成したものであるから、穴空は
目的形状の突部を表面に突出したエンボスロールを、一
定速度で回転させるとともにこのエンボスロールの回転
速度と同一速度で、樹脂フィルムまたは樹脂を用いた不
繊布から成る被覆材を移動させる。このエンボスロール
と同一速度で移動する被覆材の上面に超音波ホーンを位
置し5エンボスロールの突部により被覆材を超音波ホー
ンに押圧ずれば、この押圧部は超音波溶融が行われる。
目的形状の突部を表面に突出したエンボスロールを、一
定速度で回転させるとともにこのエンボスロールの回転
速度と同一速度で、樹脂フィルムまたは樹脂を用いた不
繊布から成る被覆材を移動させる。このエンボスロール
と同一速度で移動する被覆材の上面に超音波ホーンを位
置し5エンボスロールの突部により被覆材を超音波ホー
ンに押圧ずれば、この押圧部は超音波溶融が行われる。
超音波ホーンは、押圧面に凹凸を設けているから、被覆
材に押圧する押圧面の中で超音波溶融が強く行われる部
分と、弱く行われる部分とが生じる。その結果、被覆材
の超音波ホーンによる押圧部分は破損開口しやすい状態
に成り、押圧面の凹凸により溶融部を引っ掛けて切り欠
き、被覆材に穴空けを行うとともに超音波溶融された開
口部分の溶融被覆材は、開口部の一側縁に集められるた
め、開口状態を不良とすることがなく、確実な開口を可
能とする。
材に押圧する押圧面の中で超音波溶融が強く行われる部
分と、弱く行われる部分とが生じる。その結果、被覆材
の超音波ホーンによる押圧部分は破損開口しやすい状態
に成り、押圧面の凹凸により溶融部を引っ掛けて切り欠
き、被覆材に穴空けを行うとともに超音波溶融された開
口部分の溶融被覆材は、開口部の一側縁に集められるた
め、開口状態を不良とすることがなく、確実な開口を可
能とする。
実施例
以下本発明の一実施例を図面に於いて説明すれば、(1
)はエンボスロールで、被覆材(2)への穴空は目的形
状の突部く3)を一定間隔で表面に多数突出し、電動機
等により一定速度で回転可能としている。このエンボス
ロール(1)の回転速度と同一速度でエンボスロールく
1)の上面を移動する上記被覆材〈2)を、樹脂フィル
ムまたは樹脂を用いた不織布により形成している。樹脂
フィルムにはポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフ
ィルム等の熱溶融性を有する樹脂全般を用いることがて
き、不織布にはポリプロピレン、ポリエステル等熱溶融
性を有する繊維から成る不織布全般を用いることができ
る。また本発明の被覆材(2)に於いて樹脂フィルムま
たは樹脂を用いた不織布とは、樹脂フィルムのみ、又は
樹脂を用いた不織布のみを意味するものではなく、樹脂
フィルムと樹脂を用いた不織布を積層した積層フィルム
をも含む概念で用いているものである。
)はエンボスロールで、被覆材(2)への穴空は目的形
状の突部く3)を一定間隔で表面に多数突出し、電動機
等により一定速度で回転可能としている。このエンボス
ロール(1)の回転速度と同一速度でエンボスロールく
1)の上面を移動する上記被覆材〈2)を、樹脂フィル
ムまたは樹脂を用いた不織布により形成している。樹脂
フィルムにはポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフ
ィルム等の熱溶融性を有する樹脂全般を用いることがて
き、不織布にはポリプロピレン、ポリエステル等熱溶融
性を有する繊維から成る不織布全般を用いることができ
る。また本発明の被覆材(2)に於いて樹脂フィルムま
たは樹脂を用いた不織布とは、樹脂フィルムのみ、又は
樹脂を用いた不織布のみを意味するものではなく、樹脂
フィルムと樹脂を用いた不織布を積層した積層フィルム
をも含む概念で用いているものである。
この被覆材(2)を介して、エンボスロール(1)に超
音波ホーン(4)を臨ませて位置するが、この超音波ホ
ーン(4)の被覆材(2)に押圧する押圧面(5)に、
凹凸を設けている。この凹凸は、その形状を特に限定さ
れるものではなく、梨地状に形成したり、引っ掻き傷の
ようなものであっても良く、押圧面(5)を平滑にしな
いものてあれば良いが、一実施例では押圧面(5)にタ
ングステンカーバイトを20μ〜30μの厚みで溶射固
定して形成してし)る。
音波ホーン(4)を臨ませて位置するが、この超音波ホ
ーン(4)の被覆材(2)に押圧する押圧面(5)に、
凹凸を設けている。この凹凸は、その形状を特に限定さ
れるものではなく、梨地状に形成したり、引っ掻き傷の
ようなものであっても良く、押圧面(5)を平滑にしな
いものてあれば良いが、一実施例では押圧面(5)にタ
ングステンカーバイトを20μ〜30μの厚みで溶射固
定して形成してし)る。
また上述のごとき機構は任意の装置に組み込んで使用で
きるが、−例に於いては第7図に示すごとく、樹脂フィ
ルム、樹脂を用いた不織布、その他の樹脂フィルム等を
巻いたロール(6)を、巻出部(7)に回動可能に位置
し、この巻出部(7)から引き出した1枚または複数枚
のフィルム、不織布等をテンションコントロール(8)
でまとめて、エンボスロール(1)と超音波ホーン(4
)の間を通過させ、穴空は加工をした後、巻取り部(1
0)に巻取るか、生理用品、おむつ等の使用目的製品の
生産ラインに直接接続する。
きるが、−例に於いては第7図に示すごとく、樹脂フィ
ルム、樹脂を用いた不織布、その他の樹脂フィルム等を
巻いたロール(6)を、巻出部(7)に回動可能に位置
し、この巻出部(7)から引き出した1枚または複数枚
のフィルム、不織布等をテンションコントロール(8)
でまとめて、エンボスロール(1)と超音波ホーン(4
)の間を通過させ、穴空は加工をした後、巻取り部(1
0)に巻取るか、生理用品、おむつ等の使用目的製品の
生産ラインに直接接続する。
上述のごとく構成したものに於いて、被覆材(2)に多
数の小孔を開口するには、穴空は目的形状の突部(3)
を表面に突出したエンボスロール〈1)を、一定速度で
回転させるとともにこのエンボスロール(1)の回転速
度と同一速度で、樹脂フイルノ、または樹脂を用いた不
織布から成る被覆材(2)を移動させる。このエンボス
ロール〈1)と同一速度で移動する被覆材〈2)の上面
に、第1図に示すごとく超音波ホーン(4)を位置し、
第2図に示すごとくニジボスロールく1)の回転に伴い
エンボスロール(1)の突部く3)により、被覆材〈2
)を超音波ホーン(4)に押圧すれば、この押圧部は超
音波溶融が行われる。超音波ホーン(4)は、押圧面(
5)に凹凸を設けているから、被覆材(2)に押圧する
押圧面(5)の中で超音波溶融が強く行われる部分と、
弱く行われる部分とが生じる。その結果、被覆材く2)
の超音波ホーン(4)による押圧部は、破損開口しやす
い状態に成り、第3図、第4図に示すごとく、押圧面(
5)の凹凸により溶融された押圧部を引っ掛けて切り欠
き、被覆材(2)に第612ffに示すごとく、開口部
(12)を形成するとともに超音波溶融された開口部く
12)の溶融被覆相(13)は、第()図に示すごとく
開口部(12)の−側縁に集められるため、開口状態を
不良とすることがなく、確実な開口を可能とする。
数の小孔を開口するには、穴空は目的形状の突部(3)
を表面に突出したエンボスロール〈1)を、一定速度で
回転させるとともにこのエンボスロール(1)の回転速
度と同一速度で、樹脂フイルノ、または樹脂を用いた不
織布から成る被覆材(2)を移動させる。このエンボス
ロール〈1)と同一速度で移動する被覆材〈2)の上面
に、第1図に示すごとく超音波ホーン(4)を位置し、
第2図に示すごとくニジボスロールく1)の回転に伴い
エンボスロール(1)の突部く3)により、被覆材〈2
)を超音波ホーン(4)に押圧すれば、この押圧部は超
音波溶融が行われる。超音波ホーン(4)は、押圧面(
5)に凹凸を設けているから、被覆材(2)に押圧する
押圧面(5)の中で超音波溶融が強く行われる部分と、
弱く行われる部分とが生じる。その結果、被覆材く2)
の超音波ホーン(4)による押圧部は、破損開口しやす
い状態に成り、第3図、第4図に示すごとく、押圧面(
5)の凹凸により溶融された押圧部を引っ掛けて切り欠
き、被覆材(2)に第612ffに示すごとく、開口部
(12)を形成するとともに超音波溶融された開口部く
12)の溶融被覆相(13)は、第()図に示すごとく
開口部(12)の−側縁に集められるため、開口状態を
不良とすることがなく、確実な開口を可能とする。
発明の効果
本発明は−F述のごとく構成したものであるから、生理
用品、おむつ、傷口の被覆、その他の被覆を目的とする
被覆材に小孔を多数空ける事により、隣接する被覆材へ
の体液等の吸収を良好としたり、吸収した体液等の逆流
を防止するものに於いて、簡易な機構で樹脂フィルムま
たは樹脂を用いた不織布から成る被覆材に、多数の小孔
を高速で連続して形成することを可能とし、生理用品、
おむつ等の生産ラインに組み込んでこれらの商品を製造
することも可能となり廉価な製品を得ることができる。
用品、おむつ、傷口の被覆、その他の被覆を目的とする
被覆材に小孔を多数空ける事により、隣接する被覆材へ
の体液等の吸収を良好としたり、吸収した体液等の逆流
を防止するものに於いて、簡易な機構で樹脂フィルムま
たは樹脂を用いた不織布から成る被覆材に、多数の小孔
を高速で連続して形成することを可能とし、生理用品、
おむつ等の生産ラインに組み込んでこれらの商品を製造
することも可能となり廉価な製品を得ることができる。
また超音波ホーンは、押圧面に凹凸を設けているから、
被覆材の溶融部を引っ掛けて被覆材に穴空けを行うとと
もに開口部分の溶融被覆材は、開口部の一側縁に集める
事ができ、開口状態を不良とすることがなく、また開口
縁を溶融して補強することができ、樹脂を用いた不織布
、樹脂フィルムと不織布を積層した被覆材等に小孔を開
口する場合に、開口縁を補強し、はつれ等による開口部
の拡大を防止することができる。
被覆材の溶融部を引っ掛けて被覆材に穴空けを行うとと
もに開口部分の溶融被覆材は、開口部の一側縁に集める
事ができ、開口状態を不良とすることがなく、また開口
縁を溶融して補強することができ、樹脂を用いた不織布
、樹脂フィルムと不織布を積層した被覆材等に小孔を開
口する場合に、開口縁を補強し、はつれ等による開口部
の拡大を防止することができる。
図面は本発明の一実施例を示すものであって、第1図〜
第4図は被覆材への穴空は加工工程を示す拡大断面図、
第5図はエンボスロール表面の部分拡大図、第6図は穴
空は加工後の被覆材の部分拡大平面図、第7図は穴空は
装置の正面図である。 (1)・エンボスロール (3)・ ・・突 部 (5)・ ・押圧面 (2)・ (4)・ ・被覆材 ・超音波ホーン 逼 図 第 図 第 図 第 図 1、ノ
第4図は被覆材への穴空は加工工程を示す拡大断面図、
第5図はエンボスロール表面の部分拡大図、第6図は穴
空は加工後の被覆材の部分拡大平面図、第7図は穴空は
装置の正面図である。 (1)・エンボスロール (3)・ ・・突 部 (5)・ ・押圧面 (2)・ (4)・ ・被覆材 ・超音波ホーン 逼 図 第 図 第 図 第 図 1、ノ
Claims (6)
- (1)穴空け目的形状の突部を表面に突出したエンボス
ロールと、押圧面に凹凸を設けた超音波ホーンの間を、
エンボスロールの回転速度と同一速度で、樹脂フィルム
または樹脂を用いた不織布から成る被覆材を移動させな
がら、超音波ホーンの押圧面でエンボスロールに被覆材
を押圧し、エンボスロールの突部に対応する部分を溶融
するとともに押圧面の凹凸により溶融部を引っ掛けて切
り欠き、被覆材に穴空けを行うことを特徴とする樹脂フ
ィルムまたは樹脂を用いた不織布から成る被覆材の穴空
け方法。 - (2)穴空け目的形状の突部を表面に突出したエンボス
ロールを設け、このエンボスロールの回転速度と同一速
度で移動する樹脂フィルムまたは樹脂を用いた不織布か
ら成る被覆材を介してエンボスロールに超音波ホーンを
臨ませ、この超音波ホーンの被覆材に押圧する押圧面に
、凹凸を設けたことを特徴とする樹脂フィルムまたは樹
脂を用いた不織布から成る被覆材の穴空け装置。 - (3)超音波ホーンの押圧面に形成する凹凸は、押圧面
にタングステンカーバイトを20μ〜30μの厚みで溶
射固定したものであることを特徴とする請求項1記載の
樹脂フィルムまたは樹脂を用いた不織布から成る被覆材
の穴空け方法。 - (4)超音波ホーンの押圧面に形成する凹凸は、押圧面
にタングステンカーバイトを20μ〜30μの厚みで溶
射固定したものであることを特徴とする請求項2記載の
樹脂フィルムまたは樹脂を用いた不織布から成る被覆材
の穴空け装置。 - (5)超音波ホーンの押圧面に形成する凹凸は、押圧面
に梨地状に形成したものであることを特徴とする請求項
1記載の樹脂フィルムまたは樹脂を用いた不織布から成
る被覆材の穴空け方法。 - (6)超音波ホーンの押圧面に形成する凹凸は、押圧面
に梨地状に形成したものであることを特徴とする請求項
2記載の樹脂フィルムまたは樹脂を用いた不織布から成
る被覆材の穴空け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5046590A JPH03260160A (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | 樹脂フイルムまたは樹脂を用いた不織布から成る被覆材の穴空け方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5046590A JPH03260160A (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | 樹脂フイルムまたは樹脂を用いた不織布から成る被覆材の穴空け方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03260160A true JPH03260160A (ja) | 1991-11-20 |
Family
ID=12859630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5046590A Pending JPH03260160A (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | 樹脂フイルムまたは樹脂を用いた不織布から成る被覆材の穴空け方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03260160A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2421477A (en) * | 2004-12-24 | 2006-06-28 | Lee Sara Corp | A method of cutting or embossing fabric |
EP3744296A4 (en) * | 2018-01-26 | 2021-10-27 | Zuiko Corporation | SHEET, SHEET MANUFACTURING DEVICE AND SHEET MANUFACTURING METHOD |
-
1990
- 1990-03-01 JP JP5046590A patent/JPH03260160A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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