JPH03259791A - 比抵抗探査装置の電極腐食検出方法及び装置 - Google Patents

比抵抗探査装置の電極腐食検出方法及び装置

Info

Publication number
JPH03259791A
JPH03259791A JP2058382A JP5838290A JPH03259791A JP H03259791 A JPH03259791 A JP H03259791A JP 2058382 A JP2058382 A JP 2058382A JP 5838290 A JP5838290 A JP 5838290A JP H03259791 A JPH03259791 A JP H03259791A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
resistivity
electrodes
measuring
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2058382A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Yamamoto
正彦 山本
Kanji Shibatani
柴谷 寛治
Tomoyuki Abe
阿部 友行
Yasuhiko Ichimura
市村 泰彦
Shoichi Sakanishi
坂西 昇一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP2058382A priority Critical patent/JPH03259791A/ja
Publication of JPH03259791A publication Critical patent/JPH03259791A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は比抵抗探査装置の電極腐食検出方法及び装置に
係り、特にシールドマシンに搭載してシールド掘削中に
おいても電極腐食をモニタ監視することができるように
改良した比抵抗測定用電極の腐食検出方法及び装置に関
する。
【従来の技術】
一般に、シールド工法では、裏込め注入量の管理等の観
点から、シールドマシン外表面の他山崩壊の状況を検知
することが行なわれている。従来のこの種の方法として
比抵抗法が知られており、これには実開平1 = 1’
31186 弓公報に開示されているようなウエンナー
電極列を用いた方法の他に、ダイポール電極列を用いた
方法が知られている。これは、第4図に示されるように
、シールドマシン1のスキンプレートの外周面に絶縁板
3を介してダイポール電極列4を配列している。このダ
イポール電極列4は、第5図に示されるように、一定の
間隔をおいて配列された複数の電極のうち隣接する一対
の電極を送信電極対5とし、他の隣接する一対の電極を
受信電極対6とされる。 送信電極対5から定電流を供給発信するとともに、受信
電極対6により地山の電圧を計測することにより、送信
電極対5と受信電極対6から等距離深さにある点pの比
抵抗に相当する電圧を検出することができる。これによ
りシールドマシンにより掘進作業を行いつつ地山の比抵
抗分布を計測して地山崩壊状態を検知し、あるいは掘進
前方の障害物の検知を行っている。 ところで、斯かる比抵抗測定用電極列では電極の腐食が
発生すると計測が正しく行われないため、定期的に電極
の腐食状態を監視し、腐食が発生すればその交換を行う
ようにしていた。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、」1記従来の比抵抗測定用電極列に対す
る電極腐食管理方法では、リアルタイムに腐食状態をモ
ニタできないので、電極交換時期を失することがあった
。特に、海底トンネルの掘削時にはシールドマシンのス
キンプレート表面には電解質を含んだ泥水層が形成され
、これに電極が常時接触する状態になるとともに、送信
電極対がら送信される電流周波数が低いため、電気分解
により腐食が促進されてしまうので問題が多い。 本発明は、上記従来の問題点に着目し、比抵抗測定用電
極列の電極腐食状態を計測作業を行いつつリアルタイム
で検査することができるようにした比抵抗探査装置の電
極腐食検出方法及び装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る比抵抗探査装
置の電極腐食検出方法は、複数の電極を配列してなる比
抵抗測定用電極列がら選択された一対の電極からなる送
信電極対により地中に電流送信をなすとともに、他の一
対の電極からなる受信電極対によって地中電圧を計測す
ることにより地中比抵抗分布を求める比抵抗探査装置の
電極腐食の検出方法であって、前記送信電極対における
両電極間の電圧をモニタしてその電極間抵抗を算出し、
この抵抗値を予め設定された閾値と比較することにより
電極腐食の判別を行うように構成したものである。 また、本発明に係る比抵抗探査装置の電極腐食検出装置
は、複数の電極を配列してなる比抵抗測定用電極列と、
この比抵抗測定用電極列がら定電流源に接続される送信
電極対と電圧計に接続される受信電極対とを切換える電
極切換え器と、前記受信電極対の計測信号を入力して比
抵抗を算出する信号処理部とを備えてなる比抵抗探査装
置に対し、前記電極切換え器により選択された送信電極
対の各電極間電圧の測定手段を設け、この電圧測定手段
の計測信号を入力することにより電極間抵抗を算出し予
め設定された閾値との比較により電極腐食判別の出力を
なす判別手段を設けた構成としたものである。
【作用】
上記構成によれば、送信電極対には計測中に定電流が供
給されているので、この送信電極対の両電極間の電位差
を計測することが可能である。したがって、電極切換え
器によって選択されている送信電極対の画電極に電圧測
定手段を接続して電極間電圧を計測することによって電
極間の抵抗値を求めることができる。送信電極対の電極
間の抵抗値は、探査対象が大幅に変化しない限りほぼ一
定になるが、電極の腐食が発生すると腐食の度合いによ
って抵抗値が増大してくる。したがって、電極の交換が
必要な腐食抵抗に見合った閾値を設定しておき、上記監
視している送信電極対の電極間抵抗値との比較をなし、
閾値以上に計測抵抗値が増大したときを電極交換時期で
あると判定することにより自動的に腐食検査を行なうこ
とができるのである。したがって、目視によるモニタで
交換時期を失することがなくなる。  5 = 6
【実施例】
以下に、本発明に係る比抵抗探査装置の電極腐食検出方
法及び装置の具体的実施例を図面を参照して詳細に説明
する。 シールドマシン10のスキンプレートの外表面にはタイ
ポール電極列からなる比抵抗測定用電極列30が取りイ
\jけられている。この比抵抗測定用電極列30は複数
の電極を等間隔に配列したもので、スキンプレー1・に
地山14側に電極が露出するように取りイ」けられてい
る。比抵抗測定用電極列30は、リレーボックス等の電
極切換え器32に接続され、複数の電極のうち隣接する
一対の電極を送信電極対30Aとするとともに、他の一
対の隣接する電極を受信電極対30Bとするように切換
えられるものとなっている。電極切換え器32には−1
−記送信電極対30Aに対して送信電流を供給するため
の発振器34がアンプ36を介して接続され、選択され
た送信電極対30Aに対し、所定周波数の電流を供給し
て当該送信電極対3゜Aを通じて地山14に電流を流す
ものとしている。 また、電極切換え器32はアンプ38を介して信号処理
装置40に接続され、選択されている受信電極対30B
からの検出電圧信号を当該信号処理装置40に入力させ
るようになっている。信号処理装置40では入力された
計測信号により計測対象となっている地山の比抵抗を算
出する処理を行う。 ここで、信号処理装置4oにおける比抵抗の算出方法は
次のようになる。前記比抵抗測定用電極列30をダイポ
ール電極列構成とし、各電極の間隔か一定aであり、第
2図に示すように、隣接する一対の電極を送信電極対3
0A、他の隣接する一対の電極を受信電極対30Bとし
、これらの距離をnaとすると、電極対30A、30B
の中心間距離を底辺とする直角三角形の頂点の見掛けの
比抵抗ρは次式で求められる。 p  =n(n+1)(n+2)π a  −V/  
I  川−(1)そして、前記送信電極対30Aと受信
電極対30Bの組合せを前記電極切換え器32によって
切換えることにより、測定点の位置が変更され、第2図
に示したように三角マトリックス状に地山の比抵抗分布
を求めることができるのである。このような処理を行っ
た信号処理装置40では演算結果をプリンタや画像表示
装置等の外部出力装置42に出力し、比抵抗分布を表示
するようにしている。 ここで、本発明では前記送信電極対30Aの両電極の電
位差を計測するための電圧測定手段50が設けられてい
る。すなわち、前記電極切換え器32は前述したように
送信電極対30Aを選択するが、この電極切換え器32
による選択に同期して当該選択送信電極対30Aの両電
極に対し、電圧測定手段50が切換え接続されるように
なっている。電圧測定手段50には演算判別手段52に
接続されており、この演算判別手段52には電圧測定手
段50からの計測信号と前記信号処理装置40から送信
電極対30Aへの送信電流値とを入力している。演算判
別手段52では入力された計測電圧Vと送信電流■とか
ら、送信電極対30Aの電極間抵抗R(−V/I)を算
出し、これを比較器に送出(図示せず)するようにして
いる。比較器には予め電極が腐食した場合に相当する基
準抵抗R8が設定閾値として入力されており、入力され
た電極間抵抗Rとの比較を行なう。そして、検出抵抗R
が基準抵抗R8を越えた時に(R> R8)比抵抗測定
用電極列の交換時期であることを出力表示手段54に出
力するようにしている。 すなわち、電極腐食検出装置による腐食検出は、第3図
に示すように、電圧測定手段50によって送信電極対3
0Aの電極間電圧を計測しくステップ100)、演算判
別手段52に取込まれた送信電流とによって電極間抵抗
を算出する(ステップ)。そして(ステップ110)、
この算出した電極間抵抗Rと設定されている基準抵抗R
8との比較をなしくステップ12o)、電極間抵抗Rが
基準抵抗R8を越えていると判定されたときに警告出力
をなすのである(ステップ13o)。基準抵抗R,以下
の場合にはステップ100に戻り、電圧計測を継続する
。 このように構成された電極腐食検出装置および方法によ
れば、地山の崩壊や障害物の探査を行な0 うと同時に、電極の腐食を検出することができ、リアル
タイムに腐食のモニタが可能となる。
【発明の効果】
以」−説明したように、本発明によれば、複数の電極を
配列してなる比抵抗測定用電極列から選択された一対の
電極からなる送信電極対により地中に電流送信をなすと
ともに、他の一対の電極からなる受信電極対によって地
中電圧を計測することにより地中比抵抗分布を求める比
抵抗探査装置に対し、前記送信電極対における両電極間
の電圧をモニタしてその電極間抵抗を算出し、この抵抗
値を予め設定された閾値と比較することにより電極腐食
の判別を行うように構成したので、比抵抗測定用電極列
の電極腐食状態を計測作業を行いつつリアルタイ11で
検査することができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例に係る電極腐食検出装置を備えた比抵抗
探査装置の構成図、第2図は電極腐食検出の説明模式図
、第3図は腐食検出のフローチャト、第4図は比抵抗探
査装置のシールドマシンへの取りイ」け状態を示す側面
図、第5図はタイポール電極列による比抵抗測定の説明
図である。 10・・・・シールドマシン、30・・・・・比抵抗測
定用電極列、30A・・・・・・送信電極対、30B・
・・・・受信電極対、32・・・・・電極切換え器、4
0・・・・・・信−シ処理装置、50・・・・電圧測定
手段、52・・・・演算判別手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)、複数の電極を配列してなる比抵抗測定用電極列か
    ら選択された一対の電極からなる送信電極対により地中
    に電流送信をなすとともに、他の一対の電極からなる受
    信電極対によって地中電圧を計測することにより地中比
    抵抗分布を求める比抵抗探査装置の電極腐食の検出方法
    であって、前記送信電極対における両電極間の電圧をモ
    ニタしてその電極間抵抗を算出し、この抵抗値を予め設
    定された閾値と比較することにより電極腐食の判別を行
    うことを特徴とする比抵抗探査装置の電極腐食検出方法
    。 2)、複数の電極を配列してなる比抵抗測定用電極列と
    、この比抵抗測定用電極列から定電流源に接続される送
    信電極対と電圧計に接続される受信電極対とを切換える
    電極切換え器と、前記受信電極対の計測信号を入力して
    比抵抗を算出する信号処理部とを備えてなる比抵抗探査
    装置に対し、前記電極切換え器により選択された送信電
    極対の各電極間電圧の測定手段を設け、この電圧測定手
    段の計測信号を入力することにより電極間抵抗を算出し
    予め設定された閾値との比較により電極腐食判別の出力
    をなす判別手段を設けたことを特徴とする比抵抗探査装
    置の電極腐食検出装置。
JP2058382A 1990-03-09 1990-03-09 比抵抗探査装置の電極腐食検出方法及び装置 Pending JPH03259791A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2058382A JPH03259791A (ja) 1990-03-09 1990-03-09 比抵抗探査装置の電極腐食検出方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2058382A JPH03259791A (ja) 1990-03-09 1990-03-09 比抵抗探査装置の電極腐食検出方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03259791A true JPH03259791A (ja) 1991-11-19

Family

ID=13082782

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2058382A Pending JPH03259791A (ja) 1990-03-09 1990-03-09 比抵抗探査装置の電極腐食検出方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03259791A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106769833A (zh) * 2017-01-03 2017-05-31 北京科技大学 用于组合材料芯片的高通量电化学表征的装置及方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106769833A (zh) * 2017-01-03 2017-05-31 北京科技大学 用于组合材料芯片的高通量电化学表征的装置及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4078510A (en) Relating to the cathodic protection of structures
NO159966B (no) Fremgangsmaate og apparat for elektrisk undersoekelse av etborehull.
CN111239242A (zh) 一种基于磁场测量的堤坝渗漏通道检测方法及其装置
WO2009093766A1 (en) System for streamer electrical resistivity survey and method for analysis of underground structue below a riverbed
US4719407A (en) Automated search apparatus for locating leaks in geomembrane liners
US4942361A (en) Method and apparatus for determining earth resistivities in the presence of extraneous earth currents
JPH03259791A (ja) 比抵抗探査装置の電極腐食検出方法及び装置
JP3007390B2 (ja) 地中埋設管の塗覆装欠陥面積の測定方法および測定装置
CN114966855B (zh) 探测煤岩体高应力区的方法、装置、设备和介质
JP3207435U (ja) 地盤探査システム
JPH09274023A (ja) 土砂崩れ予知システム
JPH03260287A (ja) シールド工法の地山崩壊探査方法および装置
JPH03260286A (ja) シールド工法の地山崩壊探査方法および装置
JPH0633689A (ja) 地中堀削機の地山崩監視装置
JPH03257395A (ja) 地中探査装置
JPH03257396A (ja) シールド工法の地山崩壊探査方法およびその装置
JP3384849B2 (ja) 遮水構造物の漏水位置検知システム
CN114875417B (zh) 消除pcm电流对cips电位检测干扰处理系统及方法
JP2554340Y2 (ja) コンクリート内鉄筋腐食測定器
NL2002124C (en) Assembly and method for detection of submerged objects.
JP2001116714A (ja) 塗覆装された埋設金属導体の損傷判定装置及び損傷判定方法
JPH03260289A (ja) シールド工法の地山崩壊探査方法
JPH0499986A (ja) シールド掘削前方の探査装置
JPH0782092B2 (ja) 地中探査方法および装置
JP3451348B2 (ja) 埋設塗覆装鋼管の塗膜損傷検出方法