JPH032593Y2 - - Google Patents

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JPH032593Y2
JPH032593Y2 JP16440584U JP16440584U JPH032593Y2 JP H032593 Y2 JPH032593 Y2 JP H032593Y2 JP 16440584 U JP16440584 U JP 16440584U JP 16440584 U JP16440584 U JP 16440584U JP H032593 Y2 JPH032593 Y2 JP H032593Y2
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JP
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decking material
decking
leg
notch
deck
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JP16440584U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、テラス、ベランダ、廊下等の床材と
して利用されるデツキ材に関する。
(従来の技術) 従来、この種のデツキ材は塩化ビニル等の合成
樹脂を連続押出しした一体成形品よりなり、一般
的には、平板状の踏板部とその長手方向全長に亘
る複数の脚部とを備えてる。このようなデツキ材
にあつては、脚部が踏板部を増強する補強リブと
して作用しているので、踏板部自体がそれほどの
曲げ剛性を有していなくてもデツキ材全体の曲げ
剛性は大きい。
他方、デツキ材は所要間隔をあけて配設された
根太の上に施工されるほか、コンクリートの床面
や土間の地面の上に施工されることもある。とこ
ろが、コンクリートの床面や土間の地面はフラツ
ト性に乏しく多くの場合は起伏を有しているの
で、そのような箇所に上記した曲げ剛性の大きな
デツキ材を施工してもデツキ材がその長手方向で
起伏に沿い難く、デツキ材の中間部又は端部がコ
ンクリートの床面又は土間の地面から浮き上がつ
たままになつていることがある。その場合にはデ
ツキ材に人が乗つたときにデツキ材が撓んでかた
つき音を発生することが多い。デツキ材を複数の
根太の上に施工する場合でも、それらの根太が正
確に同一レベルで配設されていないときには同様
の問題が起り得る。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案が解決しようとする問題点は、デツキ材
の施工箇所に起伏がある場合であつてもデツキ材
をその起伏に容易に沿わせて施工できるようにす
ることである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するための手段は、平板状の
踏板部の長手方向全長に亘つて一体に設けられた
脚部に上記踏板部に達する切り込みを開設してお
くことである。
(作用) 上記手段によると、脚部の切り込みの部分では
脚部が踏板部を増強する補強リブとして作用しな
くなるので、その部分におけるデツキ材の曲げ剛
性は小さくなる。即ち、この部分では踏板部の曲
げ剛性が発揮されるだけである。そして、踏板部
は平板状であるからデツキ材は上記部分で容易に
屈曲し得るようになる。従つて、上記した切り込
みを脚部の複数箇所に適宜間隔をあけて開設して
おくだけで、デツキ材を施工箇所の起伏に容易に
沿わせることができるようになる。それにも拘ら
ず、上記切り込みの開設されていない部分におい
ては脚部が踏板部を増強する補強リブとして作用
するので、デツキ材は全体としてその強度を従来
のものに比べて大幅に低下させることはなく、実
用上の支障を生じることはない。
(実施例) 第1図は基本的なデツキ材100を例示したも
のである。このデツキ材100は幅方向又は長手
方向に多数べて施工される所謂単独タイプのもの
であつて、踏板部1の幅方向の両端部にその長手
方向の全長に亘る左右一対の脚部2,2が一体に
設けられてなる。脚部2は立下がり板状をなし、
その所定間隔おきの複数箇所に踏板部1の下面1
1に達する縦方向の切り込み3が開設されてい
る。脚部2に開設されている切ろ込み3は一定の
小幅lを有するものであつて、左右一対の脚部
2,2のうち一方の脚部2の切り込み3は他方の
脚部2の切り込み3にデツキ材100の幅方向で
対向されている。
このようなデツキ材においては、第2図から明
らかなように、切り込み3が開設された部分イで
脚部2のリブ作用は発揮されなくなり、この部分
イでは平板状の踏板部1の曲げ剛性が発揮される
だけである。そのため、このイは脚部2のリブ作
用によつて増強された他の部分よりも曲がりやす
くなる。
そこで、第1図に例示したデツキ材100を塩
化ビニル成形品により構成し、これを起伏のある
コンクリートの室内床面に施工したところ、踏板
部1が切り込み3の開設されている部分イ(第2
図参照)で屈曲することによつてデツキ材100
が上記起伏によく沿うことが判明した。
第3図は上記したものと同じ単独タイプのデツ
キ材100を例示したものであるが、上記したも
のと異なる点は、踏板部1の上面12に達する切
り込み33を脚部2に開設した点のみである。こ
れによると、切り込み3の開設に伴つて踏板部1
の両端部に切欠き31が形成されることになるの
で、その切欠き幅だけ踏板部1の幅が小さくなつ
てデツキ材100が一層曲がりやすくなる。
第4図はビス等で固定可能な単独タイプのデツ
キ材100を例示したものである。図示から明ら
かなように、このタイプのデツキ材100は幅方
向の所定箇所に凹入溝4を備え、この凹入溝4の
溝壁部分が脚部2として作用する。図示例のデツ
キ材100にあつては、その両端部にも立下がり
板状の脚部2をそれぞれ設けてある。そして、上
記したすべての脚部3…の所定間隔おきの複数箇
所に踏板部1に達する切り込み3が開設されてい
る。この場合においては、それぞれの脚部2に開
設されている切り込み3がデツキ材100の幅方
向で一直線上に並べられている。
このようなデツキ材100においても、切り込
み3が開設されている部分において踏板部1が他
の部分よりも曲がりやすくなるから、第1図のデ
ツキ材100における場合と同様に起伏のあるコ
ンクリートの室内床面等よく沿わせることが可能
である。特に凹入溝4にビス等を打込み固定すれ
ば、その締付力により切り込み3の部分で曲げら
れて床面の容易に沿うようになる。
第5図に例示したデツキ材100はビス等で固
定可能な単独タイプのもので、第4図のものと類
似の構成を有している。このデツキ材100にお
いて第4図のものと異なる点は、脚部2として作
用する凹入溝4の溝壁部分及び立下がり板状の脚
部2に、切り込み3に連続する横向きの切欠孔5
を形成している点である。その他の点は第4図の
ものと同じであり、同等の作用を発揮し得る。特
に、第5図のデツキ材100にあつては、切欠孔
5が形成される分だけ材料(塩化ビニル等の合成
樹脂)が節減されるにも拘らず、強度を第4図の
ものに比べて遜色ない程度に維持できる。なお、
切欠孔5に代えて、脚部2の所定箇所に透孔を形
成してもよく、その場合に透孔を千鳥状に配列し
てもよい。
ところで、デツキ材を根太の上に施工する場合
の殆んどは、デツキ材の幅方向と根太の延出方向
とが合致されるが、デツキ材施工箇所が狭幅でか
つ根太がその施工箇所の幅方向に直交して延設さ
れている場合は、上記のように施工するに当たつ
て長尺のデツキ材を切断した短尺のデツキ材を横
に並べて施工する必要があるので作業に手間ど
る。このような場合は、デツキ材の長手方向を根
太の延設されている方向に合致させて施工すると
上記した切断の手間を省けるので便利である。こ
の施工を行う場合、第5図に例示したデツキ材1
00のように切欠孔5を有するものは有利であ
る。
即ち、第6図に例示したように、デツキ材10
0の両端部においては脚部2の切欠孔5に貫通さ
せたフツクボルト6を根太200に引つ掛け、フ
ツクボルト6に螺じ込んだナツト7によつて脚部
2を根太200に押し付けるとともに、凹入溝4
の溝壁部分の脚部2の切欠孔5に貫通させたボル
ト61を根太200に載架させることによつて施
工が可能になるからである。なお、第7図は切欠
孔5に貫通されたボルト61によつてデツキ材1
00が支持されている状態を示している。71は
ナツト、72はワツシヤを示す。
(考案の効果) 実施例の説明からも明らかなように、本考案に
よるデツキ材はその施工箇所に起伏があつてもデ
ツキ材をその起伏に容易に沿わせて施工できるの
で、施工後にがたつき音を生じることがなくな
る。なお、必要に応じて脚部の下端をゴムや軟質
樹脂でつくつておくことは、施工後のがたつき音
の発生を避ける上で卓効がある。また、施工中に
デツキ材の屈曲部分を加熱すれば施工箇所の起伏
に一層確実に沿わせ得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例によるデツキ材の一部を
裏からみた場合の斜視図、第2図は同デツキ材の
一部を示す側面図、第3図は他の実施例によるデ
ツキ材の一部を表からみた場合の斜視図、第4図
はさらに別の実施例によるデツキ材の一部を裏か
らみた場合の斜視図、第5図はその変形例を裏か
らみた場合の斜視図、第6図は施工例の断面図、
第7図は第6図のA−A線に沿う拡大断面図であ
る。 1…踏板部、2…脚部、3…切り込み、100
…デツキ材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 平板状の踏板部の長手方向全長に亘つて一体に
    設けられた脚部に上記踏板部に達する切り込みを
    開設してなるデツキ材。
JP16440584U 1984-10-29 1984-10-29 Expired JPH032593Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16440584U JPH032593Y2 (ja) 1984-10-29 1984-10-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16440584U JPH032593Y2 (ja) 1984-10-29 1984-10-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6178942U JPS6178942U (ja) 1986-05-27
JPH032593Y2 true JPH032593Y2 (ja) 1991-01-24

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ID=30722267

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JP16440584U Expired JPH032593Y2 (ja) 1984-10-29 1984-10-29

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JPS6178942U (ja) 1986-05-27

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