JPH03259134A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

Info

Publication number
JPH03259134A
JPH03259134A JP5747990A JP5747990A JPH03259134A JP H03259134 A JPH03259134 A JP H03259134A JP 5747990 A JP5747990 A JP 5747990A JP 5747990 A JP5747990 A JP 5747990A JP H03259134 A JPH03259134 A JP H03259134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
silver halide
formula
general formula
membered
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5747990A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Yoshida
和弘 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP5747990A priority Critical patent/JPH03259134A/ja
Publication of JPH03259134A publication Critical patent/JPH03259134A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はハロゲン化銀写真感光材料に関し、詳しくは硬
調で網点品質が良く、セーフライト耐性を有する高感度
なハロゲン化銀写真感光材料に関する。
〔発明の背景〕
写真感光材料の露光方法の一つに原図を走査し、その画
像信号に基づいてハロゲン化銀写真感光材料上に露光を
行い、原図の画像に対応するネガ画像もしくはポジ画像
を形成する所謂スキャナ一方式による画像形成方法が知
られている。スキャナ一方式による画像形成方法を用い
た記録装置は種々あり、これらのスキャナ一方式記録装
置の記録用光源として、従来からグローランプ、キセノ
ンランプ、水銀ランプ、タングステンランプ、発光ダイ
オードなどが用いられてぎた。しかしこれらの光源はい
ずれも出力が弱く、寿命が短いという実用上の問題があ
る。これらの問題を解決するものとして、ヘリウム−ネ
オンレーザ−アルゴンレーザー ヘリウム−カドミウム
レーザーなどのコヒーレントなレーザー光源をスキャナ
一方式の記録用光源として用いる記録装置がある。これ
らは高出力が得られるが、可視光を用いるため感光材料
に対して使用できるセーフライトが制限されてしまい、
取扱い性に劣るなどの問題がある。
セーフライト耐性を向上させるためには、−射的にはセ
ーフライトの光の波長を吸収するような染料を感光材料
に含有させる方法がとられているが、軟調化をきたし、
そのため網点品質の劣化や減感を引きおこしたり、保存
安定性が劣化してしまうなどの問題が生じていた。
〔発明の目的〕
本発明は、上記問題点を解決すべくなされt;ものであ
り、本発明の目的は、セーフライト耐性があり、かつ硬
調で優れた網点品質と高感度を宵するハロゲン化銀写真
感光材料を提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明の上記目的は、支持体上に少なくとも一層の感光
性ハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材
料において、該ハロゲン化銀乳剤層が(100)面/ 
(111)面比が5以上で一般式〔I a)または一般
式CI b)で表される増感色素の少なくとも1つで分
光増感されたハロゲン化銀粒子、及び一般式(II)で
表される化合物の少なくとも1つを含有し、かつ一般式
(n[)で表される硬膜剤の少なくとも1つを含有する
ことを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料により達成
される。
一般式CI a) 一般式CI b) (X、□e)m2、 (、式中、Yll、Y12、Y2.及びY22は、各々
5員又は6員の含窒素複素環を形成するに必要な非金属
原子群を表し7、R++、RI2.R2+及びR2zは
、各々置換もしくは無置換のアルキル基、アリール基又
はアラルギル基を表す。
R13+  R+41  RISI  Rxsy  R
241R2S及びR26は、各々水素原子、置換もしく
は無置換のアルギル基、アルコキシ基、フェニル基、ベ
ンジル基、一般式〔■] z、、、、c=−sy 〔式中、2は5員環または6員の複素環を形成層゛るに
必要な非金属原子群を表t、Yは水素原子、アルカリ金
属W子、アン七二−ウム基または有機アミン残基を表す
。〕 一般式〔■〕 CH2= CH302(CH2)n、()(L −%(
CH,)11.So、CH−CH□くは無置換のアルギ
ル基(アルキル部分の炭素原子数1〜18、好ましくは
1〜4)、アリール基を表し、W、とW、とは互いに連
結して5員又は6員の含窒素複素環を形成することもで
きる。
又、RrsとR1,s及びR23とR2Bは互いに連結
し5て5負環又は(コ員環を形成することができる。
Xll及びX21はアニオンを表す。nll+ ni2
+ n21〔式中、Lは2価の有機基を表ず。nl、I
’l 3は正の整数を表し、02はOまたは1を表ずJ
以下本発明について詳細に説明する。
まず、一般式(Ia、)及び(I ballについて説
明する。
式中、Y Il+ ’X’ 121 Y 21及びY2
2は、各々5員又は6員の含窒素複素環を形成する1、
コ必要な非金属原子群を表し、例えばべ〉ゾチrゾール
庸、ナフトチアゾール環、ベンゾセレナゾール環、ナフ
トセレ・ノゾール環、ペンジオギザゾール環、ナフ)−
Jギザゾール環、キノリン環、 3.3−ソ゛アルギル
インドし・ニン環、ベンツイミダゾール核、ビリ・ゾ/
環等を挙げることができる。
これらの複素環は、低級アルギル基、アル:′1ギシ基
、ヒドロギシル基、アリール基、アル−」4−ンカルボ
ニル基、ハロゲン原子で置換されていてもよい。
RIl、+ R12,R21及びR2□は、各々置換も
しくは無置換のアルギル基、アリール基又はアラルギル
基を表す。
R13+  R1,41R151R231R241R2
s及びR2゜は、各々水素原子、置換もしくは無置換の
ア”ルA−ル基、アルコキシ基、フェニル基、ベンジル
基、又、RrsとR,、、及び工ぐ23どR2,は互い
lこ連結し。
て5員環又は6貢環を形成”4る。:畳りができる。
Xll及びX2工はアーオンを表4−13分子内塩を形
成する場8..”Il+ m21はQ テある。I’l
i1.+ n12+112、及びn22は0又は1を表
ず。
次に、一般式(1)又は一般式(IT)で表わされる増
感色素(以下、本発明の増感色素という)の具体例を足
側か、本発明はこれらに限定されるものではない。
例示化合物 ■−1 くは無置換のアルキル基(アルキル部分の炭素原子数1
〜18、好ましくは1〜4)、アリール基を表し、Wl
とW2とは互いに連結して5Jj又は6員の含窒素複素
環を形成することもできる。
■ し2H5 C3H。
e ■ 3 ■  4 ■  5 6 ■ =11 ! 12 ■ 13 ■ 14 G Q ■e ■ ■ ■  9 10 ! 5 ■ 16 ! 17 ! 18 G e しmI′Is ■ 19 ■ 3 ■ 0 ■ −24 CH2CH20H e C,H。
1 C,H。
e ■ 2 C,H。
Js e e 本発明の増感色素は、好ましくはハロゲン化銀1モル当
りlong〜2g、更に好ましくは5 o+g 〜1 
gの範囲でハロゲン化銀写真乳剤中に含有される。
本発明の増感色素は、直接乳剤中へ分散することができ
る。また、これらはまず適当な溶媒、例えばメチルアル
コール、エチルアルコール、メチルセロソルブ、アセト
ン、水、ピリジンあるいはこれらの混合溶媒などの中に
溶解され、溶液の形で乳剤へ添加することもできる。
本発明の増感色素は、単独で用いてもよく、2種類以上
併用してもよい。また、本発明以外の増感色素を組合せ
て用いることもできる。増感色素を併用する場合、総量
で上記含有量になることが好ましい。
なお、本発明の増感色素は、米国特許2,503.77
6号、英国特許742.112号、仏閣特許2,065
,662号、特公昭40−2346号を参照して容易に
合成することができる。
また本発明において増感色素の添加時期は、通常粒子形
成時、化学熟成前、化学熟成時又は化学熟成終了後のい
ずれでもよい。
次に本発明において用いられる前記一般式CIりについ
て説明する。一般式(II)の2で表される5員または
6員の複素環を自む複素環式核としては、イミダゾール
、チアゾール、オキサゾール、ベンズイミダゾール、ベ
ンゾチアゾール、ベンゾオキサゾール、オキサジアゾー
ル、チアジアゾール、トリアゾール、テトラゾール、ピ
リミジン、トリアジン、テトラザインデン等の各種の核
から選ばれた複素環核であることが好ましい。
次に前記一般式〔■〕で表わされる本発明に係わる化合
物の代表的具体例を挙げるか、本発明はこれらによって
限定されるものではない。
例示化合物 n −i         n −2 ■ ■ −5 ■ ■−7 1−8 −1,1 −13 15 17 27 29 31 10 12 14 [−16 18 28 30 32 ■ 19 ■ 20 ■ 21 ■ 22 ■ 23 ■ 24 ■ 25 ■ −2に れら本発明に用いることができる一般式(II)で示さ
れる化合物は、例えば米国特許3,615,501号、
同2,324,123号、同2,384,593号、同
2,496,940号、同3,082.088号、同3
,473.924号、同3,575.699号、同3,
687.660号、同2,271,229号、同2,4
96.940号、米国特許1.141.773号、同1
,376.600号の各明細書等に記載された方法また
はこれに準じて容易に合成することができる。また、小
竹無二雄編、大有機化学(朝倉書店刊、1971年版)
またはニー・ウアイスベーガー著、ザ・ケミストリー・
オブ・ヘテロサイクリック・コンパウンダ(A、Wei
ssberger。
The Chemistry of heterocy
clic compounds N、Y。
Interscience、 1950〜1964年)
等の文献に記載された方法またはこれに準じて容易に合
成することができる。
上記一般式(n)で示される化合物の使用量はハロゲン
化銀乳剤の種類、化合物の種類によって異なるが、通常
ハロゲン化銀1モル当り5mgから500+agである
次に本発明において用いられる一般式〔■〕で表される
硬膜剤について説明する。
一般式〔■〕式中、■は2価の有機を表わづ。
111.113は正の整数を表わし、+12は0まt−
iま1を・ノくわず。
本発明に用いる硬膜剤について説明橿”ると、般式(1
)の工、で表される2価の基は、好」、シ、〈は炭素数
1〜10のアルキレ〕・基、炭素数6〜10σ)アリー
レン基、複素環基、−〇−〜−−5−so−−−−so
、−−c−一で表わされ62価の基、あるいはこれらの
2価の基を複数組み合りゼで作られる2価の基が好まし
く\QLで示さj′する2価基の両端(酸累原子と結合
する部分)は炭素原イ〜であり、[、は置換されていて
も良(\。nt+ n3は1〜・6の整数か好まし5く
、■が特に好まし、レー以下に本発明に使用される硬膜
剤の例を;h +t’る例示化合物 1111 − 1 CB2−CH5O2CH20CH2SO2CH纂CH2
In  −2 CH2−CH302CH2CH20CH2CH2So2
CH”’ CH2■ −3 CH2−CH3O2→〜CH2−升10・−÷CH,→
−]5OzCH= CH2111−4 CH2= CH302CH,QC)12CH20CH2
SO2CH= CH2■−=5 CH2= CH302G)120CH2CH2CH20
CHzSO2CH−CH2■−6 CH2= CHso、cH2oc1(、cu、ocLc
l(2ocl(2so2CH= cl(2■−づ CI(2ICH3O2CH2co 2ocl(2eH2
ocl(2cl(2sO20H−CI、■−8 1−9 ■ −10 これらの硬膜剤の合成法は特公昭44−29622号、
同47−4259号、同47−5373号などの公報に
記載されている。
本発明に使用される硬膜剤の使用量は、日的に応じて任
意に選ぶことができる。通常は乾燥ゼラチンに対して0
.Olから20重量パーセントまでの範囲の割合で使用
できる。特に好ましくは0゜1から1.51を量パーセ
ントまでの範囲の割合で使用する。
本発明に係る硬膜剤は、ゼラチンを使用するあらゆる黒
白写真感光材料に用いることができる。
例えば、黒白撮影用フィルム、Xレイ用フィルム、製版
用フィルム、黒白印画紙、航空フィルム、マイクロ用フ
ィルム、ファクシミリ用フィルム、グラフ用フィルム等
の黒白感光材料である。
また、この場合、硬膜剤が用いられる写真構成層には持
に限定はなく、ハロゲン化銀乳剤層はもとより非感光性
層、例えば下僚り層、バック層、フィルター層、中間層
、オーバーコート層等のいかなるゼラチン含有写真構成
層にも用いることができる。
上記硬膜剤は単独で用いてもよく、2種以上混合して用
いてもよい。またこれまでに知られている他の硬膜剤と
併用して用いでもさし′、)かえない。
公知の硬膜剤としては、例えば、ホルムアルデヒド、グ
ルタルアルデヒドの如きアルデヒド系化合物類、ビス(
2クロロエチル尿素)、2−ヒドロキシ−4,6−ジク
ロロ−1,3,5−4リアジン、そのほか米国特許3,
288.775号、同2,732.303号、英国持許
974.723号、同1,167.207号などに記載
されている反応性のハロゲンを有する化合物類、ジビニ
ルスルホン、5−アセチル−1,3−ジアクリロイルへ
ギザヒドロ−1,3,5−トリアジン、そのほか米国特
許3,635.718号、同3,232,763号、英
国特許994.869号などに記載されている反応性の
オレフィンを持つ化合物類、N−ヒドロキシメチルフタ
ルイミド、その他米国特許2.732.316号、同2
.5B6,168号などに記載されているN−メヂロー
ル化合物、米国持詐3,103.437号等に記載され
ているインシアナート類、ムコクロル酸のようなノーロ
ゲンカルポキシアルデヒド類をあげることができる。あ
るいは無機化合物の硬膜剤としてクロム明パン等がある
。また、上記化合物の代りにプレカーサーの形をとって
いるもの、例えば、アルカリ金属ビサルファイトアルデ
ヒド付加物、ヒダントインのメチロール誘導体、第−級
脂肪族二トロアルコール、メチルオキシエチルスルホニ
ル系化合物、クロルエチルスルホニル系化合物などと併
用してもよい。
上記硬膜剤とともに、ゼラチンの硬化を促進する化合物
を併用することもできる。例えば、上記硬膜剤に、特開
昭56−4141号に記載のスルフィン酸基を含有する
ポリマーを硬膜促進剤として併用する等である。
上記硬膜剤を適用するゼラチンは、その製造過程におい
て、ゼラチン抽出前、アルカリ浴に浸漬される所謂アル
カリ処理(石灰処理)ゼラチン、酸浴に浸漬される酸旭
理ゼラチンおよびその両方の処理を経た二重浸漬ゼラチ
ン、酵素処理ゼラチンのいずれでもよい。さらに上記硬
膜剤はこれ等のゼラチンを水浴中で加温ないしは蛋白質
分解酵素を作用させ、一部加水分解した低分子量のゼラ
チンにも適用出来る。
本発明に用いられるハロゲン化銀粒子の(100)面/
 (111)面の比は5以上である。また、上記の比率
の上限は(100)面比が100%である。ここで、(
100)面/(lit)面比が5未満となると、近赤外
域の感光性が著しく増加してしまい、セーフライト性が
劣化してしまうという視点から好ましくない。逆に上記
の比が5以上になるとハイレベルの近赤外域の感光性が
低いといった視点から好ましい。
本発明に用いられる( 100)面/ (111)面比
が5以上のハロゲン化銀粒子は種々の方法で調製するこ
とが出来る。最も一般的な方法は粒子形成中のpAg値
を8.IO以下の一定値に保ち、硝酸銀水溶液とアルカ
リハライド水浴液とを粒子の溶解速度より速く、且つ再
核発生が大きな速度を選んで同時添加する方法である(
いわゆるコントロールダブルジェット法)。より好まし
くはI)Ag値を7.80以下、更に好ましくはpAg
値を7.60以下とするのが良い。ハロゲン化銀粒子形
成を核形成とその成長という2つのプロセスに分けた時
、核形成時の1)Ag値の制限はなく、成長時のpAg
値を8.10以下、より好ましくは7.80以下、更に
好ましくは7.60以下とするのが良い。
又可溶性銀塩と可溶性ハロゲン塩を反応させる形式とし
ては片側混合法であっても良いが、良好な単分散性を得
るためには同時混合法の方が好ましい。
粒子の(100)面/ (Ill)面比の測定はクベル
カムンクの色素吸着法(以下「クベルカムンク法」と称
す)により判定できる。この方法では(100)面ある
いは(111)面のいずれかに優先的に吸着し、かつ(
100)面上の色素の会合状態と(lit)面上の色素
の会合状態が分光スペクトル的に異なる色素を選択する
。このような色素を乳剤に添加し、色素添加量に対する
分光スペクトルを詳細に調べることにより(100)面
/ (ill:)面比を決定することが出来る。
ハロゲン化銀粒子は、潜像が主として表面に形成される
ような粒子であってもよく、また主として粒子内部に形
成されるような粒子でもよい。
ハロゲン化銀粒子の平均粒径は2μm以下が好ましいが
、持に好ましいのは0.7μm以下である。
ハロゲン化銀乳剤は、いかなる粒子サイズ分布を持つも
のを用いても構わない。粒子サイス分布の広い乳剤(多
分散乳剤と称する)を用いてもよいし、粒子サイズ分布
の狭い乳剤(単分散乳剤と称する。ここでいう単分散乳
剤とは、粒径の分布の標準偏差を平均粒径で割ったとき
に、その値が0.20以下のものをいう。ここで粒径と
は球状のハロゲン化銀粒子の場合はその直径を、球状以
外の形状の粒子の場合は、その投影像を同面積の円像に
換算したときの直径で示す。)を単独又は数種類混合し
て用いてもよい。又、多分散乳剤と単分散乳剤を混合し
て用いてもよい。
ハロゲン化銀乳剤は、別々に形成した2種以上のハロゲ
ン化銀乳剤を混合して用いてもよい。
ハロゲン化銀写真乳剤は、通常用いられでいる化学増感
法、例えは金増感(米国特許2.540゜085号、同
2,399,083号など)、第■族金属イオンによる
増感(米国特許2,448.060号、同2,598,
079号など)、硫黄増感(米国特許1.574.94
4号、同2,278゜947号、同3,021.21.
5号、同3,635.717号など)、還元増感(米国
特許2.5+、8.698号、リザーチディスクロージ
ャー (Resareh Disclosure) V
ol−176(1978,12) RD−17643,
第3項、など)、チオエーテル化合物による増感(例え
ば米国特許2,521゜926号、同3,021.21
.5号、同3,046,133号、同3.1.65゜5
52号、同3,625.697号、同3,635.71
7号、同、1.19B。
240号など)、またはその複合された各種増感法が適
用される。
更に具体的な化学増感剤としては、チオ硫酸ナトリウム
、アリルチオカルバミド(AIlyl thioc−a
rba+++Kde)、チオ尿素、チオサルフェート、
チオエーテルやシスチンなどの硫黄増感剤、ボタシウム
クロロオーレイト、オーラスチオサルフェートやポタシ
ウムクロロバラデートなどの貴金属増感剤;塩化スズ、
フェニルヒドラジンやレダクトンなどの還元増感剤など
を挙げることができる。
本発明の感光材料には、目的に応じて種々の添加剤を用
いることができる。
これらの添加剤は、詳しくはRD17643号(197
8年12月)及び同1871.6号(1979年11月
)に記載されており、後掲の表にまとめて示した。
また、本発明の感光材料の露光、現像処理条件に関して
は特に制限はなく、例えば前記1?D1.7643号の
28〜30頁の記載を参考にすることができる。
添加剤種類 1、化学増感剤 2、感度上昇剤 強色増感剤 3、増白剤 4、かぶり防止剤 および安定剤 5、光吸収剤、フィルター 染料、紫外線吸収剤 6、スティン防止剤 7、硬膜剤 8、パイ〉ダー 9、可塑剤、湿潤剤 10、塗布助剤、界面活性剤 11、スタチック防止剤 RD l 7643 23頁 24頁 24〜25頁 25〜26頁 25頁右欄 26頁 26頁 27頁 26〜27頁 27頁 RD 187161. 648頁右欄 同上 649頁右欄 649頁右欄 649頁右欄〜 650頁左欄 650頁左〜右1欄 651頁左欄 同上 650頁右欄 同上 同上 以下余白 ハロゲン化銀乳剤を含有する感光性ハロゲン化銀乳剤層
やその他の親水性コロイド層には寸度安定性の改良など
を目的として、水不溶性または難溶性合成ポリマーの分
散物(ラテックス)を含有させることができる。
本発明の感光材料の支持体としては、例えばバライタ紙
、ポリエチレン被覆紙、ホリプロピレン合成紙、ガラス
板、セルロースアセテート、セルロースナイトレート、
例えばポリエチレンテレフタレート等のポリエステルフ
ィルム、ポリアミドフィルム1.ホリブロビレンフィル
ム、ポリカーボネートフィルム、ポリスチレンフィルム
等が、それぞれ使用目的に応じて用いられる。
また支持体中には、各種の無機白色顔料、無機着色顔料
、分散剤、蛍光増白剤、帯電防止剤、酸化防止剤、安定
剤等を添加することができる。また、支持体表面はコロ
ナ放電処理、火焔処理等の表面活性化処理を行い、必要
に応じて下塗層を設けてもよい。
本発明のハロゲン化銀感光材料は、ハロゲン化銀乳剤層
やその他の親水性コロイド層を種々の塗布方法により支
持体上又は他の層の上に塗布して構成することができる
。塗布には、デイ・ノブ塗布法、ローラー塗布法、カー
テン塗布法、押出し塗布法等を用いることができる。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例によって具体的に説明するが、本
発明はこれによって限定されるものではない。
実施例 下記のように乳剤層塗布液その他を調製し、試料を作成
して、測定に供した。
(乳剤層用塗布液の調製) 溶液A 水                    9,7Q
塩化ナトリウム      20g ゼラチン         105g 溶液B 溶液                    3.8
Q塩化ナトリウム      365g ゼラチン         940g 臭化カリウム       450g へキサクロロイリジウム酸カリウム塩の0.01%水溶
液         28m(!ヘキサブロモロジウム
酸カリウム塩の 0.01%水溶液         1.0mff溶液
C 溶液                    3,8
Q硝酸銀         1700g 40℃に保温された上記溶液A中に、pH3、pAg7
.7に保ちながら上記溶液B及び溶液Cを同時に関数的
に60分間にわたって加え、さらに10分間撹伴し続け
た後、炭酸ナトリウム水溶液でpuを6.0に調整し、
20%硫酸マグネシウム水溶液2a及び5%ポリナフタ
レンスルホン酸水溶液2.55Qを加え、乳剤を40℃
にてフロキュレート化し、デカンテーシ羅ンを行い、水
洗いして過剰の水溶液の塩を除去した。次いで、それに
20ffの水を加えて分散させ、再び20%硫酸マグネ
シウム水溶液0.9Qを加えて同様に過剰の水溶液の塩
を除去しそれを再度くりかえした。それに、3.70の
水と141gのゼラチンを加えて、55℃30分間分散
させ5.7Qに仕上げた。これによって臭化ff135
モル%、塩化銀68モル%、平均粒径0.25μm、単
分散度9、(100)面/ (111)面比が98/2
の立方晶粒子を含有する乳剤が得られた。更にPAgを
変化させて表−1に示すような(100)面/ (il
l)面比の粒子を含有する乳剤を得た。
これらの乳剤からそれぞれ2.0Q量り取り、それに1
%クエン酸水溶液49m(2と、5%臭化カリウム水溶
液100m12とを加えて、pH,1)Agを調整した
このようにして得た乳剤に0.1%チオ硫酸ナトリウム
水溶液を20m12及び0.1%塩化金酸水溶液30m
ffを加えて60℃でおよそ3時間熟成して、最高感度
にする。
上記それぞれの乳剤に、安定剤として4−ヒドロキシ−
6−メチル−1,3,3a、7−チトラザインテンの1
%溶液を600mQ、ゼラチンの10%水浴液を960
m12加え、熟成を停止させた後、必要に応じて乳剤を
いくつかに分け、これらに一般式CI)で示される増感
色素と一般式Cn)で示される化合物の種類と添加量を
表−1に示したようにかえて添加し、更にカブリ防止剤
として20%ハイドロキノン溶液を7mQ、延展剤とし
て20%サポニン水溶液を5 mQ。
増粘剤として、スチレン−マレイン酸共重合体の4%水
浴液を13m(2,アクリル酸エチルの高分子ポリマー
ラテックスを8.4g、それぞれ添加撹拌し、更に1%
クエン酸水溶液3.5mffと、5%臭化カリウム水溶
液6m(2とを加えて、pH,pAgを調整した。
これに一般式〔■〕で表される硬膜剤を表−1に示すよ
うに加えた。
(乳剤層保護層用塗布液の調製) ゼラチン60gを含む水溶液を13個用意し、それぞれ
にlθ%臭化カリウム水浴液10.5m12を添加し、
延展剤としてl−デシル−2−(3−インペンチル)サ
クシネート−2−スルホン酸ソーダ1%水溶液を37.
5mff添加し、さらに、平均粒径3.5μmの不定型
シリカを0.98g添加分散した。
(裏面層用塗布液の調製) ゼラチンを700g含む水浴液に、下記水溶性染料aの
2%水溶液2960mQ、下記水溶性染料すの2%水溶
液620mQ、下記水溶性染料Cの5%水溶液499m
Qを添加[7た。さらに抑制剤として、5−ニトロイン
ダゾールの0,75%のメタノール溶液を825 m 
O,、延展剤とじて20%のサポニン水溶液を210m
4.増粘剤としてスチレン−マレイン酸共重合体の4%
水溶液を20(ha(2,アクリル酸ブチルの高分子ポ
リマーラテックスをI O5g %硬膜剤としてグリオ
キサールを添加し、さらに7%クエン酸水溶液50m1
2を添加し撹拌し、た。
(裏面層側保護層用塗布液の調製) さらに裏面層上部の保護層を形成する塗布液として、ゼ
ラチン600gを含む水溶液に、マット剤として、平均
粒径約6μmのポリメチルメタアクリレートを4゜48
g1塩化す(・リウムの10%水溶液を360g添加し
、延展剤どし7て1−デシル−2−(3−インペンチル
)4jクジネーF・−2−スルポ、ン酸ゾーダ1%水溶
水溶性染料 (試料の作成) 以上のようにして調製した乳剤層、乳剤層側保護層、裏
面層、裏面層側保護層用の塗布液を下引き加工済みのポ
リュチレンテレフタレート支持体上の一方の側に、乳剤
層用塗布液を銀量が4.25g/m1′、ゼラチン量が
2 g/m2になるように、さらにその」−層に、保護
層用塗布液をゼラチン量が1.36g/m2になるよう
に同時塗布した。次いで支持体に対して乳剤層と反対側
に、裏面層用塗布液を、ゼラチン量が2.26g/m2
になるように、さらにその上層に保護層用塗布液をセラ
チン量が1゜34g/かになるように、同時塗布して感
光材料試料N091〜13を作成した。
(試料の評価) このようにして得られた試料N011〜13をそれぞれ
He−Neレーザーで露光し、コニカ自動現像機GR−
27(コニカ製)で下記現像液と定着液を用いて38℃
にて20秒間現像した。
また前記試料No、1〜13の未露光試料を、コニカセ
ーフライトガラスNo、 S ELを1mの距離に置き
、0分の場合及び5分間放置した場合それぞれについて
、カブリ濃度を、常法によって測定した各試料の感度、
網点品質、及び各条件でのカプロ濃度の測定結果を、表
−1に示した。なお感度は、カブリ濃度+3.0での露
光量の逆数で表した。
網点品質の評価は、目視による10段階で評価し、10
が最良で、5以上が使用可能なレベルとし、4以下が使
用にたえないレベルとした。
使用した現像液、定着液の処方はF記のとおりである。
〈現像液剋方〉 純水(イオン交換水)      約800+1112
亜硫酸カリウム           60gエチレン
ジアミン四酢酸二ナトリウム 2g水酸化カリウム  
        lO,5g5−メチルベンゾトリアゾ
ール ジエチレングリコール        25g1−フェ
ニル−4.4−ジメチル− 3−ピラゾリデイノン         300mgl
−フェニル−5−メルカプトテトラゾール臭化カリウム ハイドロキノン 60+ng 3、5g 0g 炭酸カリウム 15g この定着液のpHは約4.3であった。
純水(イオン交換水)を加えて 1 、000mf2に仕上 げろ。
この現像液のpHは約10.8であった。
〈定着液九万〉 (組成A) チオitsアンモニウム (72,5%v/v水浴液)        240m
Q亜硫酸ナトリウム        17g酢酸ナトリ
ウム・3水塩     6.5gはう酸       
       6gクエン酸ナトリウム・2水塩   
  2g酢酸(90%w/w水溶液)      13
.6m(+(組成り) 純水(イオン交換水)        1711112
i!酸(50%v/w水溶液)       4.7g
硫酸アルミニウム(Al1,0.換算含量が8.1%w
/vの水溶液)        26.5g定着液の使
用時に水500m4中に上記組成A2組成りの頂に溶か
し、laに仕上げて用いた。
硬膜剤B HzC−CHSO*CHzCHCH2SO2CH−c)
I2H 表−1から明らかなように、本発明の試料は相対感度、
網点品質及びカブリの評価の−4・\てに対して満足の
いく値が得られた5、 〔発明の効果〕 以上詳しく説明したように、本発明により硬調で網点品
質が良く、セーフライト耐性を有する高感度なハロゲン
化銀写真感光材料を提供することができた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上に少なくとも一層の感光性ハロゲン化銀乳剤層
    を有するハロゲン化銀写真感光材料において、該ハロゲ
    ン化銀乳剤層が(100)面/(111)面比が5以上
    で、一般式〔 I a〕または〔 I b〕で表される増感色
    素の少なくとも1つで分光増感されたハロゲン化銀粒子
    、及び一般式〔II〕で表される化合物の少なくとも1つ
    を含有し、かつ一般式〔III〕で表される硬膜剤の少な
    くとも1つを含有することを特徴とするハロゲン化銀写
    真感光材料。 一般式〔 I a〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 一般式〔 I b〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Y_1_1,Y_1_2,Y_2_1及びY_
    2_2は、各々5員又は6員の含窒素複素環を形成する
    に必要な非金属原子群を表し、R_1_1,R_1_2
    ,R_2_1及びR_2_2は、各々置換もしくは無置
    換のアルキル基、アリール基又はアラルキル基を表す。 R_1_3,R_1_4,R_1_5,R_2_3,R
    _2_4,R_2_5及びR_2_6は、各々水素原子
    、置換もしくは無置換のアルキル基、アルコキシ基、フ
    ェニル基、ベンジル基、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼を表す。ここでW_1とW_2は各々置換もしくは
    無置換のアルキル基(アルキル部分の炭素原子数1〜1
    8、好ましくは1〜4)、アリール基を表し、W_1と
    W_2とは互いに連結して5員又は6員の含窒素複素環
    を形成することもできる。 又、R_1_3とR_1_5及びR_2_3とR_2_
    5は互いに連結して5員環又は6員環を形成することが
    できる。 X_1_1及びX_2_1はアニオンを表す。n_1_
    1,n_1_2,n_2_1及びn_2_2は0又は1
    を表す。〕 一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Zは5員環または6員の複素環を形成するに必
    要な非金属原子群を表す。Yは水素原子、アルカリ金属
    原子、アンモニウム基または有機アミン残基を表す。〕 一般式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Lは2価の有機基を表す。n_1,n_2は正
    の整数を表し、n_2は0または1を表す。〕
JP5747990A 1990-03-08 1990-03-08 ハロゲン化銀写真感光材料 Pending JPH03259134A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5747990A JPH03259134A (ja) 1990-03-08 1990-03-08 ハロゲン化銀写真感光材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5747990A JPH03259134A (ja) 1990-03-08 1990-03-08 ハロゲン化銀写真感光材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03259134A true JPH03259134A (ja) 1991-11-19

Family

ID=13056848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5747990A Pending JPH03259134A (ja) 1990-03-08 1990-03-08 ハロゲン化銀写真感光材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03259134A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3537858A (en) Reversal silver halide emulsions
US3519426A (en) Preparation of silver halide emulsions having high covering power
US3759713A (en) Merocyanine dye and a corbocyanine dye fogged direct positive silyer halide emulsion supersensitized with a
JPH03217837A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH01280750A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0731386B2 (ja) 直接ポジ型ハロゲン化銀写真感光材料
JPH07199390A (ja) 写真要素及び写真方法
US3586505A (en) Sensitizing silver halide emulsion layers
JP3030259B2 (ja) レーザー記録医療用ハードコピー材料として使用するための塩化銀リッチの感光性写真材料上に電子的に貯蔵された医療用画像を再生する方法
JPH03259134A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0359637A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH03136038A (ja) 赤外感光性ハロゲン化銀感光材料
EP0303176B1 (en) Silver halide photographic light-sensitive material
JP2873852B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JP2841220B2 (ja) ハロゲン化銀エマルジョンの増感法
JPH03241339A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH023037A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
US4021251A (en) Silver halide photographic emulsions
US5874207A (en) Pre-fogged direct-positive silver halide photographic light-sensitive material and method of preparing emulsion for the same
JPH07159918A (ja) 写真要素
JPS61277942A (ja) 写真要素
JPH06194790A (ja) ハロゲン化銀黒白写真感光材料の現像処理方法
JPH03168738A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH03259135A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料
JPH0457046A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料